軽井沢高原文庫|野上弥生子の書斎兼茶室|軽井沢町塩沢

小説家、野上弥生子(日本芸術員会員、文化勲章受賞)の書斎兼茶室である。
1933年に北軽井沢に建設され、その後1996年この軽井沢高原文庫の庭内に移築し公開している。
軽井沢高原文庫の野上弥生子書斎兼茶室記念館全景
弥生子は「ホトトギス」への掲載を機に文壇にデビュー。また夏目漱石の門下である野上豊一郎の妻であることでも知られている。
弥生子の軽井沢を舞台にした作品には「迷路」、随筆「鬼女山房記」がある。この山荘は文人達の交流の場でもあった。

入場料:高原文庫の入館料に含まれる。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175

長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢

解説版
解説版には弥生子のこの山荘での当時の暮らしぶりや、多くの文人等と交流した様子が解説されている。


書斎全景Ⅰ(石垣の上に建つ)
現在、書斎が建つ場所は小高い石垣の上にあり、移築前のかつての北軽井沢の地形に合わせて建てられた。。


書斎全景Ⅱ(紅葉)
屋根は茅葺、室内は茶室風に設計された山荘の離れ屋である。この風情ある書斎は野上弥生子のお気に入りであった。


書斎縁側Ⅰ
建物の構造は簡素ではあるが、自然に親しみ、孤独を愛した弥生子らしい造りである。


書斎縁側Ⅱ
弥生子はこの縁側から、浅間山から朝日が昇る光景や浅間山の裾野に広がる自然に親しんだことだろう。


書斎書院窓
書斎の書院窓は丸く土壁をくりぬいた造りであり、一般的な書院窓のような竹格子が無いのが特徴である。


書斎軒下造りⅠ
屋根は茅で葺かれ、苔むした姿がこの離れ屋に相応しい。


書斎軒下造りⅡ
離れ屋の玄関の梁と柱は丸太を剥き出したまま使い、自然と調和させた軽井沢らしい造りとなっている。


書斎玄関
離れ屋の玄関口である。左側には懐かしい建て付けの下駄箱がある。


書斎内Ⅰ
離れ屋内には、書院造りの書斎と茶室風の和室の二部屋がある。


書斎内Ⅱ
床の間の床柱と梁は自然の丸太をそのまま使い、いかにも山荘の茶室らしい。


書斎内Ⅲ
この茶室では、宝生新・桜間金太郎・安部能成等と謡い会を催したという。


書斎内Ⅳ
天井から吊る下がっている裸電球の傘は質素で古めかしく弥生子の当時の暮らしぶを偲ぶことができる。


書斎内Ⅴ
室内は茶会も出来るように茶室風の造りとなっている。


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