三越社長、朝吹常吉ら日本人有志14名の出資によって大正11年に建設された。
設計は軽井沢で多くの別荘建築を手掛けたW.M.ヴォーリズ建築であり歴史的価値がある。
ここは「軽井沢集会堂委員会」が組織化され日本人軽井沢クラブの拠点となった。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢

屋根は入母屋造りで、和洋折衷の設計となっている。

外壁は南京下見貼り、格子状の窓枠を白く塗り茶色の外壁と調和させている。この様式は大正時代以降の軽井沢別荘建築に多く見られる。

集会堂への入口面である。現在でも催事場、講演会、コンサートに使用されている。

正面玄関には「KARUIZAWA HALL軽井澤集会堂」の表札が建設当時のまま残されている。

建物の基礎には、浅間山花崗岩である浅間石が積まれた強固な構造となっている。