松本市にある百々屋は、手作りジャムのお店「シェ・モモ」の二階にあります。
絹、麻、綿、竹など珍しい糸を取り扱っているだけでなく、朝日村で栽培した和綿から糸を紡いだり、羊の毛を紡ぐワークショップも行っています。
お直し、リフォームだけでなく、帽子やシャツ、ワンピースなどもオーダーできます。
住所:長野県松本市大手4-4-16
電話:0263-32-2968
営業時間:10:00~17:00
定休:水・第3木曜

中町通り、蔵シック館前にある、一番安いコインパーキングへ駐車がおススメです。
この駐車場から1分ほどです。

入口は、ジャム職人の息子さんのお店「シェモモ」と同じです。
が、白い木の扉には「百々屋・御用の方はチャイムを」とあります。

店内を通り抜けて突きあたりの階段から2階に上がります。

階段に案内がかいてあります。

風情ある階段のところどころで、貝がオブジェに。

二階、布の向うがお店兼アトリエです。

店主は作業中でした。

帽子に飾りがつくところです。

作業台の足踏みミシン。

針台も大きくて使いやすそうです。

朝日村で栽培している和綿。
ここから糸が紡がれます。

少し実演してくださいました。

スピンドルが駒のようです。

作業机の足元には足元ヒーターが・・。
ずっと座り仕事では足元が冷えるのでこれは良さそうですね。

綿がスピンドルで糸になゆくのがわかります。

こちらはここで取り扱っている各種糸です。

店主オーダーメイドのシャツ

タックもかなり凝っていて、着心地ともに絶品です。
ハレの日用に、店主と相談しながら自分だけのシャツをつくってもらうのも、一生の記念になるかもしれません。

木工職人のご主人が制作した椅子です。

一番手前が先程飾りをつけていた帽子です。

世界に一つの個性的な帽子でオシャレの幅も広がりそうです。

店内から見える女鳥羽川の流れ。
冬の雪景色はことに美しいそうです。

階段途中に竹で編まれた靴がありました。
下を向いているのは・・

唄の中に出てきそうなお人形さんでした。

百々屋さんでは「糸の会」を主催しワークショップを行っています。
「春は羊の毛刈り、夏と秋は綿畑、冬は糸紡ぎ」とあります。

縫い物などの基本料金表です。
普段当たり前のように着ている衣類ですが、綿から糸が紡がれ、それが織られて、一枚の布になり、そこからデザインされて形になっていく工程を考えると、気の遠くンあるような手仕事の連続です。
その凄さと素晴らしさも体験できる素敵なお店です。