御柱祭 下社山出し|春宮一 「木落とし」から「注連掛」まで|下諏訪町萩倉西組

諏訪大社 下社の御柱祭「木落とし」から山出しの終了地点である、「注連掛」までをご紹介。

昭和精機という工場の場所が木落とし坂で、ポイントしてある場所が御柱を保管しておく注連掛の場所です。
木落としの後、ここまで曵行をして最終は「木登り坂」です。
[googlemap lat=”36.093473365277″ lng=”138.0856293439865″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県諏訪郡下諏訪町萩倉西組[/googlemap]
棚木場からはるばる3.5キロを旅してきた御柱がいよいよ急斜面を下ることになります。危険ですが伝統の祭のため続けられている木落としです。

山出しの前篇はこちらからご覧ください「春宮一 棚木場~木落とし坂まで」

おさらば横断幕。もうすぐ木落とし坂です 14:22
おさらば横断幕。もうすぐ木落とし坂です

御柱の後ろに結ぶ綱
御柱の後ろに結ぶ綱
木落とし坂に固定された御柱を後で固定しておくための綱です。
基本的には引き綱と同じですが、切られる用の綱です。

セッティングにはまずワイヤーを利用します
セッティングにはまずワイヤーを利用します
綱に紛れて銀色の細い線がありますが、ワイヤーです。
綱がキチンと固定されるまではワイヤーで仮固定をするそうです。

2本の鉄柱へ先程の綱を結びつけます
2本の鉄柱へ先程の綱を結びつけます
茶色で筆文字の書かれた鉄柱へ先程の綱を結びつけるそうです。
普段は道路なので専用のマンホールで蓋がされています。

こちらが普段の状態
普段は蓋
一見、下水か何かのマンホールに見えます。

名称まで
木落とし坂という名前まで明記されています。
文字の部分だけ変更できる金型があるのかもしれませんね。
まさか、この2蓋のために・・・ありえますね。

木落とし坂の待つがすぐそこです
木落とし坂の待つがすぐそこです
中央の松の先は木落とし坂です。

一等席の観覧場所
一等席の観覧場所
最高の見物席ですが、逆に見物されている状態・・・

木遣り団も集合
木遣り団も集合
曵行中は散らばっている木遣りも全員坂の頂上へ集合です。

木落としの御柱を置く場所 15:25
木落としの御柱を置く場所
木落としの際、御柱が固定される位置です。
先に落ちた御柱で笹竹と地面がえぐられています。

下の観覧席にはすごい人数が座っています
下の観覧席にはすごい人数が座っています
この日の参加者は20万人以上ということですので、この写真だけでも10万人以上はいるということでしょうか。

綱は左右に分かれていきます
綱は左右に分かれていきます
御柱より先に進む綱はすでに一番下まで到着しています。

報道用の足場もすごいですね
報道用の足場もすごいですね

木落とし前の頂上様子
木落とし前の頂上様子

みんな真剣に坂の上を見ています
みんな真剣に坂の上を見ています

御柱が坂にセットされています 16:02
御柱が坂にセットされています

2010年から坂に笹竹が植えられています
2010年から坂に笹竹が植えられています
スピードが出る用になのか、坂が整備をされたそうです。

坂の途中で止まると、そこへ人が集まり、再度木が動き出した時、かなり危険のため一気に下まで御柱が下れるようにという配慮らしい。

セレモニーの開始
セレモニーの開始
木落としの直前、横断幕の掲示とともに木落としセレモニーが始まります。

川の向こう側が観光客で、川から手前は曳いてきた人たち
川の向こう側が観光客で、川から手前は曳いてきた人たち

木落とし用の準備をしています
木落とし用の準備をしています
御柱に乗る人が掴る綱を付けたりと意外と到着から時間がかかります。

最終打合せ中でしょうか
最終打合せ中でしょうか

下部では落石を止めるために何人かいます
下部では落石を止めるために何人かいます

落ち始めました 16:47
落ち始めました

下の方でも人が動き出しました
下の方でも人が動き出しました

落ちて行きます
落ちて行きます

坂の下には、とにかく人が降り注ぎます
人が降り注ぎます

土煙がすごいです
土煙がすごいです

全然関係ない場所でも人が転がっています
全然関係ない場所でも人が転がっています

無事到着です
無事到着です

一気に先頭は人で埋め尽くされます
一気に先頭は人で埋め尽くされます

御柱の先頭付近は大混雑
御柱の先頭付近は大混雑
みんな御柱に乗りたい、触りたいで集まるので元綱係の人などが必死に排除します。
とくにあきらかに氏子でも無いという人は放り出されてしまいます。

無事木落とし成功です
無事木落とし成功です

先頭へ乗る華乗りの方が叫びます
先頭へ乗る華乗りの方が叫びます

また引き出すため一斉に準備
また引き出すため一斉に準備
これで山出しが終わりではありません、これからある意味最大の難所「木登り坂」が待っています。

土に突き刺さっている御柱を引っ張ります
土に突き刺さっている御柱を引っ張ります
この作業を見ていると、「人間はピラミッド作れるな」感じますね。

帰りはすごい人が動き出します
帰りはすごい人が動き出します
観覧席で木落としを見ていた人、綱は曳いてきたがここで帰る人が一斉に帰宅へ

延々と人が連なっています
延々と人が連なっています
マラソンのスタート時の状態になっています。
ある程度、人が少なくなるまで待機です。

木落とし後も氏子は帰れません
木落とし後も氏子は帰れません
本日の最終は木落としではありません、注連掛までが山出しの工程です。

完全に氏子だけでスッキリしています
木落としから約1時間後です 17:05
完全に氏子だけでスッキリしています
ギャラリーはいません、地区のご近所ばかりという感じでしょうか。

かなり曳きやすくなっており早い
かなり曳きやすくなっており早い

途中、鹿料理の店がありました
途中鹿料理の店がありました

もうすぐ終点です
もうすぐ終点です

最後の登り坂が見えてきました
最後の登り坂が見えてきました

左の砂利坂を登ります 17:42
左の砂利坂を登ります
なぜ最後に坂をご用意してあるのかは不明です。
最後の最後に「木登り坂」の登場です。

先に氏子が登ります
先に氏子が登ります

御柱が坂にかかります
御柱が坂にかかります

御柱がかなり見えてきました
御柱が見えてきました

坂の中盤まできました
坂の中盤まできました
意外ですが、坂をスムーズに登ります。
ここでも、古代エジプト人のピラミッドの建設が謎とは感じなくなりますね。

みんな必死に引きます
みんな必死に引きます

登れ!登れですごい声
登れ!登れですごい声
御柱の前で、後ろ向きになり足元を見ている人がいましたが整地というか何かしてました。

坂登り時は御柱に乗るのも不安定な感じ
坂登り時は御柱に乗るのも不安定な感じ

先頭が平らな場所へ移動すると、最後尾が浮始めます
先頭が平らな場所へ移動すると浮始めます

最後は柱が浮いています
最後は柱が浮いています

無事到着です
無事到着です

最後の締めをしています
最後の締めをしています

御柱先頭の御弊のポジションを直しています 18:08
御弊のポジションを直しています

先に到着していた御柱は見物者の踏み台に・・・
先に到着していた御柱は踏み台に・・・

これで下社山出しは終了です、さぁ帰ります
さぁ帰ります
交通規制がされているので、お迎えもタクシーもきません。
しばらくは歩かなければなりません。

次回は、このチビ坂(かなり急斜面)を木落としして始まりです
次回は、この坂を木落としして始まりです

真っ暗になった下諏訪を歩いて帰ります
どんな路地に入っても法被(ハッピ)姿の人が歩いていました。 18:48
真っ暗になった下諏訪を歩いて帰ります

3時起き、19時まで、10キロ以上の超微速歩行は意外と足にきます。
無事終わりなによりです、では次回の木落としで。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. […] 御柱祭 下社山出し|春宮一 「木落とし」から「注連掛」まで|下諏訪町萩倉西組 […]