早春賦(そうしゅんふ)歌碑|安曇野の遅い春を歌った歌碑|安曇野市穂高

安曇野の遅い春を待ちわびる心を歌った「早春賦」。
それを記念して昭和59年4月に歌碑が穂高川堤防沿いに建立されました。
歌碑の横にはソーラー電池式のオルゴールが設置されていて、いつでも早春賦のメロディが聞けるようになっています。
毎年4月29日の昭和の日には、「早春賦まつり」が開催されます。

早春賦の碑1

36.344124,137.899146


豊科ICからだと、インターを出て直進、重柳交差点を右折、穂高川を渡る橋の手前にある道へ左折、
しばらく行くと案内看板のある十字路に出るので、そこを右折します。
ここを右折
狭い道が多い場所なので、穂高駅前のレンタサイクルを利用するというのも賢い方法です。

堤防沿いの土手に出ます。左折したところに早春賦歌碑があります。
土手へ

駐車場はありません。
車は土手の隅っこに。。。
車は土手の隅っこに

歌碑のある一帯は遊歩道が整備されていたりと、早春賦公園とも呼ばれています。
早春賦公園

歌碑のある場所は春になると桜が咲いて、早春賦が一層似合う場所に。
早春賦の碑2

ここからも北アルプスが見渡せます。
桜と有明山
有明山と桜

桜の下にはベンチ
桜の下のベンチ
横を流れる穂高川と桜で、春を満喫♪

歌碑
歌碑と桜

説明書き

早春賦のふるさと

早春賦が発表されたのは大正二年発行の新作唱歌第三集であり、信州の夏期講習会の教材としてつくられ、遅い安曇野の春を待ちわびる心を歌ったものであるといわれ、以来多くの人々に愛唱されてきた。
作詞者大分県臼杵市出身吉丸一昌は音韻学を極めた清新な作歌者であり、作曲者東京都下渋谷出身中田章は音楽理論とオルガンに卓越し何れも明治・大正初期にわたる東京音楽学校教授として、ともに命名が高かった。
十数年前からこの里に早春賦の歌碑をたてたいというねがいがあったが、いまその機熟し、町民をはじめ多くの人たちの御厚志により、書を芸術院会員高橋節郎氏に、鋳金を日展評議員宮田宏平氏にお願いして、この丘に碑を建立する。

昭和五十九年四月二十一日
穂高町早春賦歌碑建立委員会


歌詞
歌詞

  
  春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷融け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か

ちなみに歌詞を現代語訳すると・・・

春とは名ばかりの風の寒さだなあ
谷のウグイスはさえずろうとしているが
まださえずるべき季節ではない、と声も立てない
まださえずるべき季節ではない、と声も立てない

氷が解けさって葦は芽吹いている
さあ、春が来たぞと、思ったらあいにく
今日も昨日も雪の空
今日も昨日も雪の空

春が来た事を聞かなかったなら 他人にばれなかったのに
聞いてしまったら気がはやってしまう 私の心は
どうしろというのだ 今頃の季節は
どうしろというのだ 今頃の季節は


楽譜
楽譜

ところで早春賦には、パクリ疑惑があるのです。
モーツァルト作曲の歌曲『春への憧れ(K.596)』と曲想が似ていると言われています。

聞き比べてみます?
まずは、『早春賦』


『春への憧れ(K.596)』


最初の出だしがそっくり!!
似てるといえば似てる・・・?
なんとも言えないです。。。

作詞者 吉丸一昌と、作曲者 中田章
作曲者と作詞者の肖像

太陽電池内臓のソーラーオルゴール
ソーラー電池式のオルゴール

実際に聞いてみました。


歌碑のある堤防の横は穂高川が流れています。
対岸にはスケッチをする人の姿が見えます。
穂高川

下に降りることもでできるみたいです。
川へ下りる階段

遊歩道が整備されていて、わさび田の方へ降りられるようになっています。
遊歩道

とても景色の良いわさび田
わさび田

遊歩道はわさび田を横切っていて、間近でわさびが観察できます。
わさび田の遊歩道

わさびの栽培
わさびの栽培について

わさびはあぶらな科に属し水温13℃内外の地下水を利用した栽培で烏川扇状地帯では
古生層の礫栽培中房川扇状地帯は花崗岩の風化した砂栽培と各々栽培の景観も異なっている。
この一帯は砂栽培(砂づくり)である。


わさび田で作業している人
わさび田で働く人

きれいな水が流れています。
わさび田の水

わさび田の脇を流れる用水路には、わさびの茎や葉っぱが流れてきます。
わさび田脇の用水路

その流れてきた葉っぱや茎はここでキャッチ。
流れてきたわさびの葉をキャッチ

わさび田を見降ろせる場所には東屋があります。
東屋
きれいな水とわさび田、それから早春賦のメロディ―――
とても安曇野らしい場所です。

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