1400年の歴史を持つ、「牛に引かれて善光寺参り」で有名な日本を代表するお寺のひとつです。
本堂は国宝に指定されており、日本最古のみ仏を祀っています。
無宗派の寺院であり、身分も性別も分け隔てなく、お参りした全ての人に救いや希望をもたらしてくれるお寺ということもあって、県内外から年間500万~700万人の参拝客が訪れます。
ご本尊は一光三尊阿弥陀如来。
今年(平成21年)は7年に一度の御開帳で、高速道路一律1000円も手伝って参拝客は過去最高の673万人を記録しました。
仲見世通りを抜けると、三門へ。
駒返り橋
頼朝の馬が挟まったといわれる石橋。
源頼朝が善光寺を参詣した折、馬の蹄が穴に挟まってしまい、そこから奥は馬を返して徒歩で入ったと言われています。
この駒を返したという話から「駒返り橋」と呼ばれています。
駒返り橋を渡ると、案内所があります。
案内所の前には、喫煙コーナー。
屋根付きのありがたい吸殻入れですね。
六地蔵
地獄界のお地蔵さんは、一刻も早く救おうと、片足が前に出てます。
輪廻を繰り返す六つの世界、「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天」で我々衆生を救ってくださる菩薩様です。
六地蔵に救ってもらいたい場合は、一本ご奉納ください。
六地蔵の向かいには大勧進があります。
大本願の上人と共に善光寺住職を兼ねる貫主がおります。
写真撮影ポイントはここで・・・。
六地蔵の隣には、濡れ仏(延命地蔵)。
明暦の大火を出したといわれる八百屋お七の霊を慰めたものという説もあるため、俗に「八百屋お七のぬれ仏」とも呼ばれているようです。
濡れ仏とは言いますが・・・
特に濡れてません。
三門の手前右側にある手水舎
ハートをウォッシュ!!
参拝前にお手洗いもすませておきましょう。
もちろん和風なデザイン。手入れも行き届いています。
三門(山門)
二層入母屋造りの立派な門です。
鳩字の額
楼上の額にある「善光寺」の中には、鳩が5羽かくれんぼ。
そして「善」の文字。よーく見てみると、牛の顔に見えませんか?
三門の下から見る眺め
全国善光寺会の会員分布図(西日本)
全国に、善光寺という名前のお寺は、119ヵ所も!!
全国には443の善光寺仏があるそうです。
ちなみにこちらは東日本
うちの近くのお寺は善光寺会会員?
詳細は全国善光寺会 会員紹介にて。
三門をくぐるといよいよ本堂です。
御開帳終了後なため、あれほど列をなした回向柱周辺はガラガラです。
もう「善の綱」がありません。
ご利益があるのか、ないのかは?ですが、御開帳終了後は並ばなくてもすぐ触れます。
回向柱の上の方の文字は梵字で、仏教で宇宙を構成する元素を意味する「空、風、火、水、地」と書かれています。
では、回向柱をぐるっと一周。
南側
西側
北側
東側
下はお賽銭箱になっています。
本堂前の香炉
悪いところが治りますように・・・。
立派な香炉です。煙もモクモク・・・
土台に刻まれた三つ葉の紋。
その裏には難しいことが書かれています。
本堂前にもお線香を奉納するところがあります。
そして、お百度詣りにはありがたいお百度詣りカウンターも。
一度に4人まで同時カウント!!
上の石10個を十の位、下の石10個を一の位として使用するのだと思います。
本堂の説明書き
仏堂に礼堂が繋がったT字型の棟の形をしており、それが鐘を叩く撞木(しゅもく)に似ていることから「撞木造り」と呼ばれています。
本堂にあるお賽銭箱
びんずる尊者
病気でお悩みの人は、患部と同じところを触れると治るとかなんとか・・・。
妻戸
壮麗な鐘の音がするそうです。
善光寺といえば、お戒壇巡り。
お参りに来た際は必ず巡っておきたいですね。
「極楽の錠前」に触るコツは、右手を腰の位置において壁伝いに歩くことです。
御鏡?
写真の奥に、微妙に写っているのは、国宝に初めて付いたスロープ。
足の不自由な方でもお参りしやすいようになっています。
本堂に進む階段を上がり西側にある鐘桜。
おばちゃんがきれいにお掃除してくれてます。
いつもご苦労様です。
本堂の周りには・・・。
善光寺特別仕様のバリケード。
お寺らしく、木製です。
お、こんなところに井戸が!!
おみくじを結ぶところ。
木にもおみくじ。
道具塚
善光寺を債権したときに使った大工道具が埋められています。
授与品所・勧募窓口
御守を買ったり、祈祷の受付はこちらで。
本堂周辺にはたくさんの鳩を見ることができます。
「遠くとも一度は詣で善光寺」といわれるように、
一生に一度はお参りに出かけてみてはいかがでしょう??
詳しくは、善光寺ホームページ
↓今の善光寺平をチェック↓
善光寺平ライブカメラ
スポンサーリンク