観光パンフレットやネット上でもほとんど取り上げられていませんが、長野県立こども病院の脇にある桜がとてもきれいな散歩道です。
約1.2キロの散歩道としてちゃんと整備されているのに・・・立派な桜並木なのに・・・
なぜあまり知られていないのか?? 本当に不思議なくらいです。
そんな隠れお花見スポット「吉野桜散歩道」をご紹介します。
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新田堰(しんでんせぎ)は、安曇野を流れる堰の一つ。長野県安曇野市豊科熊倉で梓川を揚水し、成相、新田地区に掛かる堰。末端は、万水川へ合流。成立年代不詳。
全長:約6.6km
灌漑面積:約210ha【歴史】
* 1608 年(慶長13年)頃 – 新田町村の成立以降まもなく開削。
* 1679 年(延宝7年) – 現在の堰のかたちに改修。
* 1796 年(寛政8年) – 8月、渇水となったので奈良井川からの水揚げを要請。
* 1937 年(昭和12年)頃 – 勘左衛門堰の改良工事の時契約をして同堰から毎秒7立方米の水量を新田堰の水門へ引くことになる。(東沢線:1200m)~Wikipediaより~
用水路のことを堰(せぎ)と言う呼び方は、安曇野独特の言葉です。
安曇野は豊かな水に恵まれているイメージがありますが、実は複合扇状地で堰が開削されるまでは、水が流れず水田どころか作物を作るのにも向いていなかったとか。。。
堰は安曇野の稲作に欠かせないものなのです。
こども病院の職員宿舎の脇に、ひときわ目をひく桜並木。
よ~く見ると、「吉野桜散歩道」という名前がついているのです。
およそ1.2キロの散歩道。
歩数も歩行時間もしっかり表示されています。
散歩道の途中に、小さな公園のような場所があります。
だいたいこの辺り↓
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散歩だけでなく、本格的にお花見をするならこの場所です。
駐車スペースはほとんどありません。
ここに収まらなかった車は敷地内に強引に停めている感じです。(写真:東屋の奥の方)
耕便十方
聞いたことがない四字熟語。。。
なんとなく豊作を願っている感じ?
田園風景と桜並木。そして、遠くには北アルプスを眺めながら、本当にのどかな場所です。
あまり知られていないのか、満開を迎えたちょうど見ごろの時期ですが、ほとんど人はいません。
静かにゆっくり桜を楽しむのにちょうど良い場所です。