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中野市 観る

常楽寺|ひな壇に並ぶ、ド迫力の五百羅漢の表情は必見|中野市中野

中野市にある常楽寺は戦国時代に、武田から織田へ、最終的に上杉の占領下となったが、上杉景勝(謙信の養子)が円慶寺の希望により寄進した寺院。

常楽寺文書(中野市指定有形文化財)として上杉景勝朱印状や判物が保存されています。

境内に羅漢殿があり、さまざまな表情を見せる五百羅漢が安置されています。

住所:長野県中野市大字中野栗和田2132
電話:0269-22-2687
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常楽寺の入口にある石門

常楽寺にはこの道を進んでいきます

駐車場はこの奥なので自動車の場合はこのまま進んでいきます。

入口には石碑がいくつも

山裾に墓地があります

変わった石もありました

参拝者用の駐車場

かわいい系の地蔵

お地蔵さんがズラリ

賽銭箱もありますね

現代的な掲示板

立派な門

左の仁王

右側の仁王

読めません

ポストらしきものを発見

この日は100円が入っていたので、賽銭箱?

オレンジの屋根が目立ってます

説明看板がありました

常楽寺の欄間説明

    中野市指定有形文化財
    平成七年五月一日指定
    常楽寺本堂の欄間
    常楽寺の欄間は、本堂外陣正面九間の狭間に素木の状態で収まり、実に精巧で高い芸術性をもつ建築彫刻です。
    製作者は諏訪を本拠とした立川流の立川和四郎(専四郎)冨種で万延二年(一八六一)の作です。
    欄間彫刻は、正面中央の「粟穂に鶉」を挟みヽ左右には、中国の物語『二十四孝』から八話を題材として取り上げています。左端より、家が貧しく母の食事不足を思い己の子を埋めようとして黄金を得る「郭巨」、病気の母のため雪の中で笥を掘る「孟宗」、父の葬儀代をまかなうために身を売る「董永」、父に食いつく虎と戦う「揚香」、歯のない姑に己の乳を与える「唐夫人」、孝行心に感心した大象と鳥に耕作を助けられる「大舜」、老いを隠し子供のまねをし両親を養う「老莱子」、眼病に効く鹿の乳を求め鹿皮を被るが誤って狩人に矢を向けられる「ぜん子」です。なお、中央間に納められている「粟穂に鶉」は立川流を代表する彫刻題材です。

    平成十五年十月設置
    中野市教育委員会

常楽寺の文書説明

    中野市指定有形文化財
    平成五年四月三〇日指定
    常楽寺文書
    天正十年(一五八二)、甲斐の武田氏が尾張の織田信長に滅ばされたため信濃は織田氏の支配となります。しかし三か月後の本能寺の変により信長は討たれてしまいます。

    織田氏に劣勢を強いられていた越後の上杉景勝はこの機に乗じ、北信濃を制圧し、中野地方は高梨氏・岩井氏・市川(河)氏・夜交氏らに与えられました。

    天正十年、景勝は中野の円慶寺に対して朱印状と判物を与えて、上杉家の役人であってもみだりに寺内に立ち入って職権を行使できない権利を認め、常楽寺と安源寺を預かりたいという円慶寺の希望を認めて景勝が両寺を寄進しました。この時期の景勝は新領国の経営に腐心しており、このような権利を認める書状を発給することで、除々に領内支配を浸透させていったものと考えられます。

    平成十五年十月設置
    中野市教育委員会

羅漢殿

五百羅漢がこの中に収められていることです。

羅漢がズラズラと並んでいます

スゴイ量です。

左右に

すべて違う表情をしています

数体をご紹介、絵画でありますねこの表情

「ヒョェ~」って感じ

大酒のみでしょうか

「もう一本つけてくれる?」って感じ

ん~考え中

「ん~わからね~な~」って感じ

ご立腹?

「ダメ!」って感じ

人間離れしたお顔立ちです

ぜひ常楽寺でこの顔達を探してみてください。

天井にはつばめの巣

中央には特等席

ん~なんでしょうか

本堂前の庭も立派

回廊がありました

池もありますね

鐘の中


作られた日など記載してあります

昭和48年4月に完成したものらしいです。

しだれ桜があります

近代的なコーナー

歴史的なお寺もやはり、近代化ですね。

本堂はでかいです

入口も大きいですね

本堂の内部

本堂の中も立派

善光寺のびんずるに似てます

触れるようにはなっていないので、顔もバッチリです。

本堂にトイレがありました

裏には墓地が広がります

変わった石像というか地蔵

お参りができます

檀家用のお掃除セット

本堂から

これは何でしょうか

歴史ありそうな扉も

立ててあったものが置いてありました

のどかな場所にありますね

本堂の欄間や五百羅漢など見ごたえのある常楽寺でした。

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