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安曇野市

Penguin House ペンギンハウス|jio工房がデザイン・設計した建物|安曇野市穂高

小田時男さんは、クラフトフェア松本の創始者であり、国内外でも評価の高い家具職人。
小田さんの作品に惚れ込んだオーナーが、家具、調度、デザイン、設計全てを任せて建てたペンギンハウス。
全体3
外装・内装・家具などは自然の素材を生かし、やさしく、心地よい空間になっています。
2012年以降には、ショートステイの温泉浴レンタルハウスとして利用できるようになる予定。
現在は年に何度かjio工房ギャラリーとして公開されています。

住所:長野県安曇野市穂高有明7300−39
利用:注文家具の問い合せ:090-1868-3727 (JIO工房 小田時男)

[googlemap lat=”36.377384″ lng=”137.819543″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市穂高有明7300−39[/googlemap]

山麓線の「宮城」信号から中房線に入ると、右手にすぐ「山のたこ平」の看板が見えます。
たこ平前、ちょうど車のライトが光っているところに、斜めに上がっていく細い道があります。


細い道をのぼっていくと、電柱のところ、左手にゴミステーションがあります。
ここを左折。


左折して最初のカーブミラーがあるところを右折。
住宅地の中です。


右折したら、行き止まり(金網があります)のところまで、ずんずん上ります。
行き止まり手前を左折(湯気は排水溝を流れている温泉です)。
左折して200メートルくらいで、右手にあります。


外観です。
ところで、なぜ「ペンギン」か?
「骨董品のペンギン像が居心地よく収まる場所を作ってほしい」というお施主さんの申し出が、このような家一軒建てる話に発展し、現実のものとなったからそうだそうです。
展示中は、バルコニーにペンギンさんが鎮座しているのがみえます。


夜間は、玄関のこの空間と照明がとても暖かい感じです。


入口を開けると細長いスペースになっていて、実際ほんのりあたたかい・・。


それは、玄関にもオイルヒーターがあるから。
しかも、取っ手付き。冬は帰ってからすぐ防寒具をここにかけられますね。


玄関入ってすぐ右のガラス戸を開けると1階のリビング。
左手には階段。


まずはそのまま2階へあがってみます。


手すりも思わず触りたくなるような木の心地よさ。
2階から見た階段とガラス戸の入口。
壁はすべて本漆喰。


2階廊下。
突き当りの部屋から行ってみましょう。


主寝室。
一階からの暖炉の煙突が奥にあり冬も暖かそう。
ちなみに、全室、無垢の木の床は床暖でした。


煙突横の机も椅子も、もちろんベットも照明も家に合わせた手作り家具。


壁にこんなスペースも。


大きなクローゼット。


クローゼット、アップ。編んであります。


奥にベランダへのドアが。


暗いですが、左手バルコニー部分にペンギンさんがおられます。
外からも、そして、この踊り場や、浴槽の中からも眺められるようになっています。


バルコニーは、主寝室、ゲストルーム、バスルーム、と2階の部屋すべてにつながっています。


ドアの取っ手が、 木の感触なのか、カーブ具合なのか、絶妙に心持ちいいんですが・・。


ゲストルームにはベットが二つ。


すべての部屋にオイルヒーターも入ってます。
オーナーさんがかなりの寒がりだったことに配慮してのことだとか。


壁の塗り方を寝室とゲストルームは微妙に変えて、このように手作り感を残してあります。
職人さんには、平面にするより、この方が難しいらしいのですが、温かみがまします。


バスルームへ。


ここは、オイルヒーターがタオル賭けになっていました。
これは乾くし、暖かい!


温泉がでます。
しかもこのあたりは、供給タンクに近いのでかなり高温。


この場所に合わせて設計されている洗面。
左奥から、先ほどのベランダに出られます。
夏の換気もバッチリ!


1階に下りてみましょう。


小田さんの家具がズラリ。
ショールームになっています。


この椅子はジブリ美術館のカフェで使割れているものだそうです。(一脚68000円)。


すべて木で作られた間接照明。


暖炉前のハンモックはアメリカ製とのことでしたが、足が地べたに着くようにできていて安定感がありました。


暖炉。
左奥に小窓?


これは猫の出入口・・?ではなく、薪搬入口。
二重扉になっていて、これは便利!!


キッチンとつながっているカウンターテーブル。


まさに対面式。


キッチンスペースです。


棚のノブもすべて木。


こちらのテーブルには小物品が展示してありました。


ペンギンの形をしたカッティングボードの上にはお箸とキノコの箸置き。


室内のスイッチはすべて木のカバーがついていました。


展示品を見ると、意外に簡単そうに見えて(右)、裏返すと(左)2重、3重に彫ってあり手の込んだものであることに感心。
スイッチ一つでこれですから、見えないところにもたくさんの創意工夫があるのでしょうね。


天井のエアコンも木に埋め込まれています。


1階にあるトイレ。


自動で便座が開くタイプでした。

jio工房ではテーブル・椅子・キャビネットなどの注文家具のほか、キッチン・室内インテリア改装・設計などの相談にも応じています。
ペンギンハウスに滞在、体験して、構想を練るのもいいですね。

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