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Restチロル|ガラス中心の工芸品ギャラリー&喫茶、水出しコーヒーが自慢|安曇野市豊科

安曇野の里のプラザ安曇野の2階にある、クラフトギャラリー兼喫茶店。
隣のガラス工房の作品を中心に地元工芸家の作品も展示販売されています。

名水百撰にも選ばれた湧水を使って8時間以上もかけて抽出された水出しコーヒーが人気。コップなどの器もガラス工房で作られたもので出てきます。

地元の食材を使った手作りのメニューで、洋食が中心ですが、おにぎり定食やかつ丼など和食もあります。

窓側の席からは、安曇野の里の広場が見渡せて眺めが良い感じ。
毎冬、広場全体がイルミネーションで包まれる「光のページェント」の時は、イルミネーションを眺めながら幻想的な中でディナーをいただくことができます。

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営業時間:平日 11:00~17:00
      土日祝日 10:00~18:00
定休日:毎週第2・第4火曜日(5月、8月は無休)
住所:長野県安曇野市豊科南穂高5089-1

安曇野の里、プラザ安曇野の2階にあります。

プラザ安曇野前にあるメニュー見本。

自家製ソーセージや特製ピザ、そば粉プレープがおすすめです。

2階へ上る階段の踊り場にベンチ

テイクアウトメニューを食べるのにちょうどよさそうです。

隅っこに大きな氷?!・・・と思いきやガラスでした。

入口

「あづみガラス工房 初夏の新作展」の最中でした。

あづみのガラス工房の記事

店内の半分以上がギャラリーになっており、ガラス製品や陶器などが展示販売されています。
アートヒルズミュージアムは輸入作品が多かったりしますが、こちらは安曇野在住の作家さんたちの作品です。

食事をしなくても、見学のみでも気軽に入れます。

お隣のガラス工房よりも種類豊富に展示されています。

おみやげに・・・プチプラガラス作品もあります。

グランドピアノの上も作品展示スペースに。

階段に陶器がずら~り。

こちらの階段には水出しコーヒーを抽出するもの?が飾られています。

シルクスクリーン版画

お店に飾ってあるもの・・・と思ったら、売り物でした。

受付というか、レジ。

お気に入りのものがあれば、購入できます。

パンフレットなど

カフェスペース

テーブルとイス

大きな窓からは広場が見渡せる景色

天井

防犯カメラの映像を映すテレビが設置されています。

メニュー

6月Restチロルのおすすめ「色とりどりのカレーフェア」

お食事メニュー

デザート

ドリンクとテイクアウトメニュー

メニューの最後のページ。 『Restチロル』という名前の由来が書いてありました。

もともとの名前は、郷土文化保存伝習施設。でも名前が長いので、公募によって『Restチロル』という愛称になったそうです。「Rest」は、休憩・休息という意味でちょっぴり気取って横文字に。「チロル」は、旧豊科町と友好提携しているクラムザッハのあるチロル州からとって名づけられました。

ワンコインデザートや、夏限定の名水で作ったかき氷

ワンコインデザートのケーキ

コーヒーor紅茶が付いて500円です。

テーブルセットはシンプル

ガラス工房製のコップでしょうか?オリジナルのコップに入っています。

水もたぶん名水百撰の水です。

カトラリー類

子供用の取り皿とスプーン、フォークはアンパンマン

もちろんコップもアンパンマン

伝票の裏側

地元の素材中心の手作りメニューだそうです。

特製ピザ

天然酵母の生地に自家製ソーセージが乗っています。

チーズがとろ~り。たっぷり。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、これ自家製ソーセージです。

かぼちゃやブロッコリー、トマトなど具もたっぷ~り。

グリーンカレー

ご飯とナンがセットになっています。

具はビーフかチキンが選べます。
チキンを選択しました。

福神漬けの器もオリジナル。

かつ丼(ソース味)

小鉢、味噌汁、漬物、サラダがセットになっています。

小鉢は、シメサバ?の酢の物

おにぎり定食

こちらも小鉢、味噌汁、漬物、サラダがセット。

白米と十六穀米の2種類のおにぎり。

安曇野の名水を使い、8時間以上かけて抽出したという、水出しコーヒー
香りが違います。

もちろん、グラスはガラス工房で作られたもの。
コーヒーのおいしさがよりいっそう引き立ちます。

クリーマーもオリジナルのもの

名水百撰にも選ばれている湧水は、お店の下で自由に汲むことができます。

市街地に近い場所にあるので、いつも水汲みの人で賑わっています。

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あづみ野ガラス工房|吹きガラス体験|安曇野市豊科

若手工芸家たちが安曇野の自然をイメージしたガラス製品の制作に励んでいる工房です。
工房ではガラス製品の販売のほか、吹きガラス体験もできます。
結婚式の引き出物、表札、建築装飾など、オーダーメイドのガラスも作ってくれるそうです。

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あづみ野ガラス工房
営業時間:平日10:00~16:30/土・日曜日・祝祭日9:00~16:30
20分吹きガラス体験コース:3150円 絵付け体験:1575円 リュータ体験:1260円 
Tel:0263-72-8030  Fax:0263-72-8030
住所:安曇野市豊科南穂高5076-17

工房は、「安曇野の里」の一角にあります。

車の場合、豊科ICから4km 約5分
電車の場合、JR大糸線柏矢町駅下車→徒歩約20分

駐車場は、「安曇野の里」へ・・・

工房までの行き方が書いてあります。

プラザ安曇野を通り抜けて・・・

案内板通りに進みます。

安曇野の里の木製立体マップがありました。

かなり年季が入ってて、ボロボロ。

なんとか工房が確認できました。

実物はこちら。

田淵行男記念館の方からのアングル

旧豊科町と多摩美術大学クラフトデザイン研究会との協力のもとに1985年に創立された施設
ということで表札が二つあります。

展示・販売スペース

奥が工房になっています。

ガラス越しにガラス制作の様子を見学できます。

工房の成り立ち

この工房は、ガラス工芸作家を目指す若者の作家活動の第一歩の拠点の場、研究機関として1985年(昭和60年)に設立しました。
地域に根差した特色ある工芸文化を作り出し、『あづみ野ガラス』として発展させることで、多くの方にガラス工芸を広める事を意図しています。

設立以来、それぞれの作家が1つ1つ丹誠を込めて手作りで制作しています。

昭和53年多摩美術大学に、教育機関として日本初のガラスコースが設立されました。当時、ガラスコースの卒業生にとって、ガラス工房を所有することは、その多大な費用と時間を考えると大変困難でした。このような状況下で、作家志望者が独立できるまでを支援する目的で『多摩美術大学クラフト研究会』が設立され、共同工房構想が実現の道を歩き始めました。

研究会創立7年目にして、旧豊科町の『新農業構造改善事業』と出会い、昭和60年に念願の共同工房 (あづみ野ガラス工房』が実現しました。
ガラス工房の建物は、旧豊科町が建設し、中の設備は多摩美術大学卒業生、学側諸先生、在学生で構成される研究会が、ギャラリー等でも作品を販売した売上を資金とし、初代工房スタッフの労力により設立されました。

その後順調に軌道に乗り、設立目的を達成した『多摩美術大学クラフト研究会』は工房設立10周年を機に解散し、現在は多摩美術大学が『あづみ野ガラス工房』を後援しています。

現在に至るまで『あづみ野ガラス工房』で制作をしたたくさんのガラス作家が日本のみならず国外へ活動の幅を広げています。

展示スペースにある作品は、ひとつひとつが手作り。

貝殻フォトスタンド

1050円とお手頃価格なので、お土産におすすめです。

おしゃれなお皿

いつもの料理も3割増しぐらいにおいしく感じるかも。

花瓶っぽいけど、吸い殻入れです。

灰皿にするにはもったいない。

フューズペンダント

そのほかにもアクセサリー類がいっぱい。

たまねぎ

安曇野の特産品の玉ねぎをイメージした作品で、人気作品。
部屋のアクセント、一輪ざしにも使えます。

白鳥

これも安曇野ならではの作品。

こいのぼり

他にもガラスのお雛様もありました。

ガラス制作に使用する道具の展示

ガラスの原料と、ハサミ

ハサミはガラスを切ったり、口の部分の汚れをとったりするのに使います。

ハシ

ガラスをさまざまな形に変えていくものです。

工房の隅に、ガラスの色見本みたいなのがありました。

カラフルですね~。

ガラス体験の申し込み方法

1、レジカウンターの受付ボタンを押してスタッフを及びください。

2、スタッフから体験できるかどうか、また待ち時間を聞いてください。
受付時間は、9時~16時です。お昼休みの12時30分~13時30分を除いて、随時体験が可能ですが、他のお客様がお待ちの場合や、制作状況によりお待ちいただくことがございます。
原則的に中学生以上の方が体験の対象となります。

3、体験申込用紙と郵送の場合は、送り状に記入をしてください。
作品は温度の関係上、2日後以降のお渡しになります。
お受け取りに来られない方は郵送となります。
形(4種類から選択)、色(8種類から選択)、サイン(冷めてからスタッフが底に入れます)を申込用紙に記入例を参考にして、お書きください。

4、記入後、スタッフに渡して、お会計後に体験となります。

まずは受付ボタンを押して、スタッフを呼びましょう。

20分吹きガラス体験

原則的に中学生以上とさせていただきます。
(小学校高学年以上でご希望の方はスタッフまでお申し込みください。)
注:お酒を飲まれている方はご遠慮願います。

一輪ざし、ぐい呑み、クリーマー、グラス、のうち一つを作ります。
色は上野8色から選べます。

吹きガラス体験¥3150(税込)
郵送の場合、送料は別でいただきます

当日作品の持ち帰りはできませんので、後日取りに来ていただくか、郵送となります。

グラスの見本

一輪ざし見本

ぐい呑み見本

クリーマー見本

ガラスの色の見本

若草、ふじ、七色、ライム、ベリー、楓、マーブル、ミントの8種類から選びます。

完成するとこんな感じになります。

いよいよ、ガラス吹き体験へ。

待ち時間に、吹き体験手順を軽くお勉強します。

ガラスが変形していく経過

ハシや竿の黒い部分は熱くなっているので、触ってはいけないそうです。

危険なのでこれ以上は入っちゃだめ。

始めにスタッフが吹き竿にガラスを巻いていきます。

この台の上で、色の欠片をつけてくれます。

1、ガラスに息をいれます
口の端から空気が漏れないようしっかり息を吹き込みます

2、ハシを使って、吹き竿とガラスの間をくくります
ハシと竿は必ず一緒に動かします

3、木の板をガラスにあて、底になる部分を平らにします。
竿に対して、板が90°になるようにあてます。

4、新しい竿(ボンテ竿)を底部に付け、吹き竿を切り離します。
ボンテお竿はガラス底部の真ん中につけます。

ここで、炉の前に立って、ガラスを熱する体験。

5、この後、一輪ざしは口の部分を整えていきます。
 
ちなみに、グラス、ぐい呑みの場合は・・・
ハシを使って、口を広げていきます。
竿とハシが一直線になるようにします。
床に対して、ハシを平行におろして口を広げます。
口を広げるとき左手で竿をしっかり転がします。

6、スタッフがボンテ竿を切り離して終了。

☆~完成~☆

作った作品は、まだ熱いので後日郵送か取りに行きます。

このほかにも工房では、本格的に吹きガラスに挑戦できる自由制作や、
ゴールデンウィークや夏休みには小さい子も参加できる特別体験などもやっています。