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特急「しなの」(2)|南木曽~名古屋|木曽川を下ってゆく風景

渓谷では透きとおる深緑だった木曽川も、最後は広く大きな河川となり、太平洋に向かって注いでゆきます。
木曽川
急峻な木曾谷では、発電に使われていた水も、岐阜、そして愛知では穏やかに田畑を潤していました。
「しなの」の車窓からはその移りゆく風景を満喫できます。


運転席の横の車掌さんも・・


多くの乗り降りがあった後は、切符拝見に廻ってきます。
すべての列車が必ず停まるのは、長野、篠ノ井、松本、塩尻、木曽福島、中津川、多治見、千種、名古屋です。


「上松」の次は「南木曽」。
上松、南木曽はすべての特急が停まるわけではありません。
必ず停まるのは、長野、篠ノ井、松本、塩尻、木曽福島、中津川、多治見、千種、名古屋です。


少し町の雰囲気も変わってきます。


木曾の南端になります。


川幅も少しづつ広くなってきました。


木材所、発電所も多くみられます。
木曽川に架かる桃介橋 は有名です。


南木曽駅は、木曽郡南木曽町の読書(よみかき)にあリます。
この地名、最初は読めませんでしたが、素敵な名前ですね。


ところで、先頭車両では小さいですが、テーブルが使えます。


固定して、このようにいろいろ置けて便利です。


長野県を過ぎ、岐阜県に入りました。


山も穏やかになり、川幅もさらに広がってきました。


中津川駅です。


恵那山がよく見えます。


車内販売もあります。


自由席は最後の方ですが、何度か廻ってきてくれます。
ここでいったん整理して往復してました。


この列車では停まる恵那駅も、すべての特急が停まるわけではありません。


恵那山と木曽川。


田園が続きます。


水田も空も広がってきました。


「多治見」駅です。


すっかり住宅が増えてきました。


木よりもコンクリートの建物がどんどん多くなってきます。


先程までずっと見えていた木曾川はもう見えません。


山も見えません。


代わりに・・


大きな建物がふえていきます。


ほっとする一瞬の風景。


自由車と指定車の間に洗面スペースなどがあります。


こちらは洗面専用のスペース。
この大きな鏡、朝早いときなど大変助かります。


男性専用トイレもありますが、こちらは共用トイレ。


かなり広いです。
揺れるので、持ち手も付いています。


おむつ変える場所もあります。


トイレットペーパーの上には便座クリーナーもあります。


乗降ドア手前にゴミ捨てのスペース。


名古屋が近づいてきました。


車内も通勤客でビッシリです。


ケースに入れていた「犬」(電車では手回り品扱いになります)も、
息苦しそうになってきたので、ちょっと窓の外をのぞかせてあげました。


空も狭くなってきました。


高層ビルの群。


「名古屋」駅に入りました。


たくさんの人が下車してゆきます。


これは名古屋から新幹線に乗り換え、西へ向かう途中に見えた木曽川。
海のようにこんなに広く、とうとうと流れていました。

「しなの」の車窓からは、木曽川を眺めながら四季折々の車窓を風景を楽しめます。

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特急「しなの」(1)|明科~上松|奈良井川・木曽川を車窓から眺めながら

長野と名古屋を結ぶ「特急しなの」。
北アルプス、田園、木曽路の渓谷・・窓からの風景は飽きることがありません。

安曇野方面からは、1日に2便(2012夏現在)特急がJR篠ノ井線「明科」駅に停まります。


明科駅発車。


早朝の安曇野。
遠くに北アルプスが霞んでいます。


梓川と奈良井川が合流して犀川になるところも窓から見えます。


松本駅に近づいてきました。


新宿ー松本を結ぶ「あずさ」とすれ違いました。


「松本」駅、高架になっているホームへの通路が見えてきました。


ホームの待合室。


早朝ということもありホームに人はまばらでしたが、電車の中からは通勤のサラリーマン風の方々がずいぶん降りてゆきました。


平日ということもあってか、松本で乗ってくる方はまばら。
先頭車両、お隣の方はかなりくつろいでいる様子。


運転手さんと車掌さんの姿が見えます。


「塩尻」に到着です。


ホームには「しなの」自由席乗り口の表示。
この日は先頭の2車両でした。


頭上にも。


行き先を、色を分けて表示してあるのでわかりやすいです。
初めて信州に来る方には特に。


駅を出ると、塩尻らしい風景。
穂高連峰も見えています。


田畑、ブドウ畑・・北アルプスをバックに広大な平野が広がっています。


そして、少しずつ車窓に山が近づいてきて・・・


平野はなくなり・・


いよいよ木曽路に入っていきます。
漆器の町平沢を過ぎ・・


特急なので停まりませんが、車窓からまちなみを楽しめます。
各駅停車が通過待ちしているのは・・


「奈良井」駅。駅も、あじがある外観です。


木曾の谷間へも太陽が昇ると日差しは強く・・
皆さん、カーテンを閉めはじめました。


トンネルが多くなります。


トンネルを抜けては、山間にでて・・


その繰り返しです。
木曾ではこういう朱色の屋根が多いです。


さすがに銘木の産地。
材木所もよく目に入ってきます。


そして「橋」の多いこと・・。
奈良井川は日本海側に向かっていましたが、
木曽川は太平洋に向かっています。


トンネルを過ぎて、またトンネル・・
渓谷も深くなっていきます。


時々見える棚田の美しさ・・。


木曾の街並み、
中山道の宿場町の面影をまだ残しているところもあります。


木曽福島に近づいてきました。


駅には「SL」も展示してあります。


乗降でドアが開くと、木曽谷独特の清涼な空気が入ってきます。
御嶽山に登る登山客の姿もありました。


19号線と20号線が交わる「元橋」も見えます。
三岳村や大滝村へ行くルートです。


大きな道の駅を過ぎると・・


「上松」駅。
上松駅も明科駅と同じくすべての特急が停まるわけではありません。
必ず停まるのは、長野、篠ノ井、松本、塩尻、木曽福島、中津川、多治見、千種、名古屋です。


渓谷の美しさは目が離せません。


材木所、採石場もさらに目立ちます。


夏の緑も目に沁みますが、
真っ白な冬景色、秋の紅葉、春の桜と芽吹きの色・・四季それぞれの表情が楽しめます。


紅い橋は映えますね。


上りのときはアナウンスがありませんが「寝覚ノ床」近辺です。
下りのときは音楽と解説があります。

川の底まで電車からも見える美しさ・・・。

その(2)ではさらに木曽川を下って名古屋までご案内いたします。

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塩尻市

あずさ駅弁|見た目を裏切るボリューム、信州黄金シャモめし|塩尻市

東京新宿と長野県松本市を結ぶ特急あずさ。

狩人の歌でも「8時丁度の~あずさ2号で~」と歌われ知名度はあるJR特急です。
あずさ車内で販売されている「信州黄金シャモめし」を食べたレポートです。

今回は、松本を「9時54分丁度のあずさ12号で」新宿向かう車中です。

出発地となる松本駅のレポートはこちらからどうぞ

大月付近

時刻はまだ12時前ですが、売り切れと困るので車内販売の方から購入です。

信州黄金シャモめしのパッケージ

真黒に金と赤のパッケージで重量がありました。

パッケージの裏にお品書き

裏にすべての品書きがありますが、購入時点では見えないのでPOPにはなってません。

上段

下段

沢山の種類が期待できます。

創業明治40年の駅弁屋

塩尻駅の側に本社があるカワカミ製、明治からの駅弁ということです。

原料など

キッチリした新ゴのため、明治の歴史を感じさせません。

割り箸、楊枝、おしぼり

基本3セットが付きますが、おしぼりは微妙です。

価格は車内駅弁では普通かな

お茶も購入してこの価格、車内販売の弁当ならこんなですね。

パッケージを開封

ビッシリつまっています、色合いもいい感じです。

シャモ胸肉塩焼き

こちらがメインのシャモ肉です。冷えてますがうまい。

焼き長ネギ

こちらも甘みがありシャモ肉に合います。

シャモ手羽肉とマイタケゴボウの煮付け

こちらもシャモですが、手羽のささみということです。

シャモガラスープ炊き込みご飯

電車が揺れてたので、ボケてました・・・

案外ごはんの量があります

木曽産赤カブ漬

五平餅クルミ味噌だれ

あまりクルミの香りはしませんでしたが、五平餅。

桔梗ヶ原ワインゼリー

しっかりワインの味がします。さすが塩尻の弁当と言う感じ。

ごちそうさまでした

はじめて食べた信州黄金シャモめしでしたが、中々なので次回も食べてみようと思います。
季節で内容が変わるかもしれません。

出発地となる松本駅のレポートはこちらからどうぞ

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暮らす 松本市

JR松本駅と駅周辺

1日に1万7千人ほどが利用をする、長野県でも大きい駅です。新宿を出るあずさの終着駅になります。松本城のある側が東口、お城口。アルプス側が西口でアルプス口と呼ばれています。
西口は最近整備されたばかりで、新しいのですが町の開発が進んでいないためオフィス街や観光・買い物は基本的に東口になります。

あずさ車内で販売されている「信州黄金シャモめし」を食べたレポート