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松本市 観る

山と自然博物館|遊びながら松本の自然と人との関わりを学ぶ|松本市蟻ヶ崎

アルプス公園内にある博物館で、砂防事務所の災害情報の無線中継所にもなっています。
展望台と砂防学習館は無料で見学できるので、公園で遊んだついでに寄って行ってみては?天気の良い日は北アルプスと松本平がよく見えます。
1階と2階にある展示室は有料ですが、「デーラボッチ」をイメージしたキャラクターの像で遊べたり、松本の四季や自然と人とのかかわりを遊びながら楽しく学べます。

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松本市山と自然博物館
【開館時間】9時から17時まで(入館は16時30分まで)
【入館料】  大人個人  300円
        大人団体  200円(20名以上)
        中学生以下 無料
       ※砂防施設及び5階展望室は無料
【休館日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
       12月29日から1月3日  
【住所】長野県松本市蟻ヶ崎2455-1
【 TEL・FAX】0263-38-0012

5階展望台と砂防学習館は無料です。
ペットの入場は不可。

「いらっしゃい」と言わんばかりの銅像がお出迎えしてくれてます。

風除室にはコインロッカーと鉢植え、チェーンソーカービング、AED・・・いろいろ。

受付

無料の展望台や砂防学習館だけの利用の場合でもひと声かけて入りましょう。

おしりかじり虫もアルプス公園に来たんですね。
最近見かけなくなったけど。。。

入館料を払うとパンフレットがもらえます。

松本平と北アルプスの空撮? 
1階ホールの真ん中に丸く描かれています。

ペレットストーブ

ペレットストーブは、木質ペレットを家庭で手軽に利用でき、火力も強く、暖炉の暖かさと見た目のむくもりがあります。
木質ペレットとは、木片の粉砕物を直径6~8mm程度の円筒状に成形固化した燃料で、ここで使用しているものは、松食い虫枯損木や間伐材を原料としています。
この燃料は林業の活性化と二酸化炭素の削減などの環境対策として森林資源を有効に活用するために作られています。木材が原料であるため、ペレット燃焼によって発生する炭酸ガスは、樹木の生長にあわせて吸収されるため、化石燃料に比べ環境にやさしい燃料といわれています。

ペレットストーブの奥には太陽の光がふりそそぐデッキになっています。

トイレ

動かないアルプちゃん

アルプちゃんは、2007年5月1日に市制施行100周年を迎えた、松本市の市制施行100周年記念事業の際に選出されたマスコットキャラクター。

「アルプちゃん心得」
1. 北アルプスの妖精であることから、男でも女でもない。
2. アルプスができたころからいる(という設定である)ので、年齢はアルプちゃんも分からない。
3. 妖精であるため、アルプちゃんには人間は入っていない。
4. 好きな食べ物は松本の名産品。特に梓川りんご、山辺のぶどう、そばが好き。好き嫌いはない(野菜もすき)。
5. 飲み物はりんごジュース、アルプスの天然水が好き。
6. アルプちゃんの声は心の耳で聞く。目を閉じて、よーく耳を澄ませる。
7. 北アルプスの山に住んでいる。
8. アルプスから飛んでくることもある。従ってどこに現れるか分からない。
9. 乗り物はベロタクシーやタウンスニーカーが好き。
10. 自然が好きで、好きな花はレンゲツツジ(松本市の市花)、好きな木はアカマツ(松本市の市木)である。
11. 基本的には松本名物が好き。

~ウィキペディアより~

フロアマップ

6、7階は砂防事務所の防災アンテナになっています。

松本砂防事務所の砂防学習館

砂防の歴史や土石流など、水害についての映像ライブラリーが見れます。
砂防事務所管轄の監視カメラからのライブ映像も常に流れています。

松本市の防災マップ

山に囲まれた場所だからこそ、一番心配なのは土石流などの土砂災害。
自宅が危険区域にあるかどうかチェックしておくといいですね。

いざという時のための災害への備えを詳しく解説

非常時持出セットなど実物も展示されています。

「火災避難用小型ガスマスク」なんていうのもあります。

使用時間15分、有効期限5年間・・・一般家庭で備えるのは難しそうです。

1階展示室入口

ここから先は有料です。

1階の展示は親子連れ対象。
遊びながら学べるように工夫されています。

「デーラボッチ」をイメージしたキャラクターがお座りしています。

室山アグリパークのとはまた違う感じのキャラクターです。
アルプス公園の家族広場(あしの窪)にも、デーラボッチの足跡といわれる小さな池があります。

松本年中行事双六

松本の1年間をボッチ君と巡って、松本の生き物や年中行事などが勉強できるという双六。
スズメバチに刺されて1回休みとか・・・なかなかおもしろくできています。

コマはこちらの机の上

遊び方の説明はお盆みたいなのに書いてあります。

ボッチ君チャレンジにきたら、きっかけBOXからカードをとります。
わからない時は展示室内を見ればわかるようになっています。

展示室の周囲は「春の水辺」「夏の山岳」「秋の山」「冬の里」の4つのエリアにわかれており、松本の四季の身近な自然や人のかかわりを学ぶことができます。
各所にスタンプがあり、春夏秋冬合わせると一つの絵になるようになっています。

松本周辺で見られる動植物がいろいろ展示されています。
こちらはツキノワグマやイノシシ、テンなど。

山岳に生きづく自然

水辺に生きづく自然

山に生きづく自然

山仕事を支えた昔の道具、ショイコとジョロタ。
生き物だけでなく、松本の文化も一緒に学べるような工夫がされています。

2階ロビー

図書コーナーがあります。

2階展示室入口

2階は昆虫標本や登山道具などが展示されています。

アルピニストたちが愛用した登山道具

ヨーロッパ・アルプス三大北壁の冬季単独登頂を世界で最初に達成させた長谷川恒男さんと、女性で世界初のエベレスト登頂を果たした田部井淳子さんの愛用品です。

山道具が語る登山史
明治から昭和までの登山道具の進化がよくわかります。

左のは原始人っぽいし、その隣はねずみ小僧みたいですね。

登山靴もこれだけ機能アップ。

テント

日本においてテントは独自の構造のものが考案され発展しました。
そのひとつ、吊り下げ式ドームテントは昭和46年にカラコルム・テントという名前で発売されました。
展示品は昭和55年日本山岳会チョモランマ登山隊が使用した吊り下げ式ドームテントです。

5階の展望台へ向かいます。 (エレベーターでも登れます)

5階展望台

展望台から公園方向を眺めたところ

窓には方角と山の名前ガイド付きです。

双眼鏡

もう少し晴れていればきれいな景色なはず。

雪形のガイド
こちらは雪形の中でも定番の「常念坊」

GW明け~6月くらいに見ることができます。

掲示板には、アルプス公園で見れる草花や虫の紹介されています。

展望台からの眺望写真は受付にて300円で販売しているとのこと。

屋根には太陽光パネルがついてます。
山と自然の博物館というだけあってエコ意識が高いのがうかがえます。

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