「そばマニアによる、そばマニアのためのそば屋レポート」【第8回】「はしば食堂 富倉そばと笹ずしの里」飯山市富倉。
「幻の富倉蕎麦」
オオヤマボクチ(雄山火口)と言うヤマゴボウの一種の繊維をつなぎに打つ10割そば、この地域は小麦粉が採れないためオオヤマボクチを使っているそうです。ちなみにキク科で10月に開花します。
火縄銃の火種に使われていたこともあるオオヤマボクチの繊維。上杉謙信が川中島へ向かう際に富倉で調達していたらしいです。そんな繊維を蕎麦のつなぎに使うと言うことが幻と言うわけです。
10割なのに独特ののど越しと、味・香りがあります。何と言ってもおそばの輝には驚きました。今日から「新そば」とのこと、ラッキーでした。
住所:長野県飯山市富倉滝ノ脇3206
電話:0269-67-2340
営業時間 : お客さんがいれば営業
休業日 : 年中無休
料金 : そば800円、大ざるそば1200円、笹ずし1人前(5枚)600円
駐車場 : 8台 入りきれない場合は路駐か!
[googlemap lat=”36.905042″ lng=”138.306371″ width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県飯山市富倉滝の脇[/googlemap]
飯山街道(国道292号線)を新潟県に向かうとこの案内があります
「いらっしゃいませ」と書かれていますが、あとは普通の民家の玄関
席に着くとお茶のつまみが出てきましたが、山菜やお漬物5種類ですが200円とのこと。
注文なしでも出てきますが、美味しいですよ
並ざるそば800円、大ざるそば1200円、笹ずし1人前(5枚)600円
「テーブルごとにおかず付き200円頂戴します」がここにありました
上杉 謙信 が出陣の時、携帯食として愛用した郷土料理
新潟(上越)が近いので上杉ネタがちらほら出てきますね。
そば湯の湯桶
年代物で以前長野県知事だった西沢権一郎(1906年12月5日~1980年12月31日)さんからいただいたとのこと、歴史を感じてそば湯を一杯