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松本市 桜・お花見情報

松本市内の桜の開花情報・イベント【2012】

松本市内の人気お花見スポットやイベント情報をピックアップしてみました。
春の松本散策、お花見のご参考にどうぞ。
桜咲く松本城

松本市の松本城管理事務所は16日、松本城の桜の開花を宣言しました。
昨年よりも5日遅く、松本市が独自観測を始めた平成20年以降では最も遅い開花となりました。
松本城公園や周辺の掘りには、ソメイヨシノやコヒガンザクラなどの桜が約300本植えられており、松本の桜の名所として親しまれています。

国宝松本城 桜並木光の回廊

松本城の外堀の桜並木がライトアップされ、美しい光の回廊が漆黒の松本城を包みます。

場所:松本城外堀、女鳥羽川
開催期間:開花宣言の2日後から10日間
       2012年4月18日(水)夜~27日(金)
ライトアップ期間:18:30~21:00(金・土曜日は22:00まで)
お問い合わせ:国宝松本城桜並木ライトアップ事業実行委員会
       0263-36-2002
参考記事:松本城桜並木「光の回廊」「夜桜会」
      桜咲く松本城

第13回 国宝松本城 夜桜会

松本城の本丸庭園が夜間無料開放され、お茶席が設けられます。(1人500円)。雅楽、三曲、フルートの生演奏が開催期間中毎日開かれます(18:00~)。豚汁、花見団子の販売も。売店は21時まで営業。

場所:松本城 本丸庭園
開催期間:開花宣言の3日後から8日間開催
       2012年4月19日(木)~26日(木)
      17:30~21:00
駐車場:公園北西側に無料臨時駐車場(17:00~22:30)
お問い合わせ:松本城管理事務所 
       0263-32-2902
参考記事:松本城桜並木「光の回廊」「夜桜会」
       桜咲く松本城

城山公園|松本城主が造った公園|松本市蟻ヶ崎

見ごろ予想:4月20日~4月25日

市内北西部の高台にある城山は鎌倉時代以来、重要な城砦でしたが、天保十四年(1843)、松本城主の戸田光庸が、この地に桜等を植え公園として領民に開放しました。当時の様子を記した碑文によれば「天保十四年城主が民のえぐさめにと この城山に桜や楓を植えて開放した(中略)春は白雪のような花が咲き、老若の人々が一日を楽しみ・・・」とあります。

松本観光桜祭り
開催期間:4月7日~22日
提灯点灯18:00~22:00
お問い合わせ:松本観光桜まつり委員会(松本商工会議所内)
       0263-32-5345
参考記事:松本城山公園

薄川沿いの桜並木|市民憩いの場|松本市筑摩周辺、千鹿頭池周辺

開花時期:4月上旬

美ヶ原に源を発し松本市の中心を流れる薄川は、残雪のアルプスを背景にソメイヨシノの並木道が続く桜の名所です。
毎年多くの花見客れます。また、弘法山古墳に向かう途中には、千鹿頭池があり、池に映る桜も楽しめます。
参考記事:薄川沿いの桜

弘法山古墳|3世紀末の古墳|松本市並柳

見ごろ予想:4月20日~4月25日

市街地の東南部に位置します。全長60mを超す「前方後円墳」で、3世紀末、古墳時代の初めに造られた東日本でも最古級の古墳の一つです。山裾から山頂付近まで、ソメイヨシノ、枝垂れ桜、オオヤマザクラなど約4000本の桜が植えられています。
お問い合わせ:松本市観光温泉課     
       0263-34-3000
関連記事:弘法山古墳桜祭り

信州スカイパーク|新しいお花見スポット|松本市

開花時期:4月上旬

信州スカイパークのお花見スポットとして、ピクニック広場にソメイヨシノ約80本、花木の小径にソメイヨシノ約110本、やまびこドームにソメイヨシノ約20本、それぞれ楽しめます。
お問い合わせ:TOY BOX信州スカイパークサービスセンター
       0263-57-2211
関連記事:桜咲く信州スカイパーク
       家族で楽しむ信州スカイパーク

あがたの森公園・旧制松本高等学校|大正時代の代表的建築|松本市県

開花期間:4月中旬~下旬

大正8年に開校した旧制松本高等学校は、大正時代の代表的木造洋風建築で、学校建築史上の貴重な建造物として、国の重要文化財に指定されています。ヒマラヤ杉の並木が続く、かつてのキャンパスは「あがたの森公園」として憩いの場ともなっています。
公園内にはソメイヨシノや枝垂れ桜が咲き、中庭の枝垂れ桜はアマチュアカメラマンの人気スポットともなっています。
お問い合わせ:あがたの森文化会館
         0263-32-1812
関連記事:あがたの森公園
       旧制松本高等学校

源智の井戸|当国一の名水|松本市中央

開花期間:4月上旬

井戸の周辺は女鳥羽川と薄川の複合扇状地からなり、市内でも有数の湧水地帯です。天保十四年刊行の
「善光寺街道名所図会」には「当国一の名水」と掲載され、歴代の松本城主はこの清水を保護したと言われています。井戸の脇には、湧水の恵みを受けた枝垂れ桜が春の訪れを告げています。
関連記事:源知の井戸

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安曇野市 観る

拾ヶ堰の桜|じてんしゃひろばに咲く桜|安曇野市豊科

拾ヶ堰(じっかせぎ)の「じてんしゃひろば」は、安曇野の定番ビューポイント。
桜満開の快晴の日には、安曇野らしい美しい風景が広がります。

拾ヶ堰は、安曇野を流れる灌漑用に作られた用水路(堰)である。正式名称は、拾ヶ村組合堰。この堰は、奈良井川(松本市島内)から取水し、梓川を横断し、更に大屈曲しながら、烏川(安曇野市穂高)に至る約15kmの用水路で、安曇野における最も大規模な用水路である。疏水百選にも選ばれている。
~Wikipediaより~

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拾ヶ堰の河畔にはサイクリングロードが整備されています。

赤い線の所が「あづみ野やまびこ自転車道」
(クリックすると、少し拡大して見れます)

南部公園の近くにある自転車道の標識

ここが自転車道!!とわかりやすくなっています。
松本(豊科)側からサイクリングをするなら、南部公園に車を停めていくと便利です。
トイレもあるので一石二鳥☆

安曇野やまびこ自転車道は、安曇野から塩尻までを結ぶ自転車道として1982年から着手された事業です。

現在では穂高~豊科までがほぼ完成し、全て完成すれば、全長40.6キロのサイクリングロードになります。

車道と同じように道路標識もきちんと設置されています。

南部公園の近くの拾ヶ堰沿いの桜

電線がいっぱい写りこんでしまって・・・それだけが残念ですが、
ちょうど満開の時期はとてもきれい☆

ふりかえっても桜桜桜桜並木。

ちなみに南部公園も桜で囲まれています。

自転車道の途中にある休憩ポイント「じてんしゃひろば」
ここからの風景がスゴイんです。

もちろん車でも行けます。ただ、道が狭くわかりにくい場所かも。。。

駐車スペースもあまりありません。
桜の季節は混むので強引に駐車しちゃいます。

平成橋側にある自転車小屋

自転車ごと雨宿りもOKな、憩いの場です。

普段はそれほど人をみかけない広場ですが、春は桜を見にくる人でにぎわいます。

特に平成橋から見る常念と桜と堰の風景は格別。

安曇野を代表するビューポイントのひとつだと思います。

この日は天気も良く、常念がきれいに見えました。

だいたい常念岳をバックにした写真を撮るのですが、振り返ってみますと・・・

同じ橋の上からの写真ですが、全然違う風景です。
きっちりと整備された堰の遠くには東山が見えます。

テーブルとベンチもいくつかあり、そこでお花見する人の姿も見られました。

満開の桜にはムクドリ?の姿も。

おすすめビューポイントのカメラ台

三脚なしでも良い写真が撮れる、親切なカメラ台。
5枚上の写真がここから撮ったものです。

この石柱もカメラ台??

頭上には桜、足元には芝桜。

白い芝桜も咲いていました。

コントラストがきれいです。

安曇野と拾ヶ堰

拾ヶ堰とは江戸時代の文化十三年(一八一六)に完成し安曇野平の拾ヶ村(当時の吉野村、成相町村、新田町村、上堀金村、下堀金村、柏原村、矢原村、等々力町村、保高町村、保高村)に関係した灌漑用水の名前である。今日その灌漑面積約一千ヘクタール、長野県屈指の米どころ安曇野を形成し、美しい北アルプスの山麓に水と緑の豊かな田園とその文化を拾ヶ堰は育ててきた。
この用水は現在の松本市島内地籍で奈良井川の水を取水し、梓川を横断して流れ、豊科町、三郷村、堀金村、穂高町を経て烏川に至る全長約十五キロメートルの緩やかな流れとして昔も今も安曇平を潤している。江戸時代の測量技術と知恵によって、開発する田園の面積をより多くする工夫をしてきた。緩やかな流れはそれを象徴している。
初期の測量と計画は中島輪兵衛と平倉六郎右衛門とが互いに協力して仕事をしてきた。これに大庄屋、長百姓などのうち平倉六郎右衛門、中島輪兵衛、岡村勘兵衛、白澤民右衛門、関与一右衛門などが中心になり実務的な仕事を担当した。これに松本藩の役人のほか多くの地元民が協力した。
工事参加延人員・六万七千百十二人の人力と総工費・八百十六両によって、拾ヶ堰は文化十三年(一八一六)二月十一日(旧暦)から工事を開始し、三か月の突貫工事で文化十三年五月十日に竣工した。

平成七年(一九九五)三月

「憩」という銅像

足が疲れそうな感じです。

「みんなの拾ヶ堰 みんなで美しく」というポスター

この写真は申し分ない写り方です。

川辺にぞうり

どうしちゃった??

大きなトイレ

冬場は使えなくなるそうです。

丸太モチーフの水道

宮じり橋側にある自転車小屋

じてんしゃひろばは、宮じり橋まで。
そこから先はサイクリングロードが続きます。

せっかくなので、対岸に渡ってみました。

青い空とピンクの桜と、芝桜が良い感じのコントラスト!

水面にもそれが鏡のように写り、花びらも浮かんで・・・最高の眺めです。

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安曇野市 観る

扇町桜堤(おおぎまちさくらつつみ)|桜の向こうに常念・蝶ヶ岳|安曇野市堀金

堤沿いに約30本の桜が植えられている扇町堤の桜。
桜ごしに常念岳や蝶ヶ岳などの北アルプスの山々が見えるとあって、写真を撮りに来る人や絵を描きに来る人に人気のスポットです。
隣にある扇町公園に行けば、お花見もできます。

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堤の向かい側の道路に路駐する手もありますが、

扇町公園の方へも少し停められます。

扇町構造改善センターのところを曲がります。

ご覧の通り、あまり駐車スペースはありません。

公園は扇町構造改善センターの奥にあります。

扇町公園

公園の広場

桜並木に近い場所で、お花見する家族連れでにぎわっています。

よくある公園の注意書き

公園の遊具はすべり台とブランコ。
あまりたくさんはありません。

トイレはあります。

フェンスがあるので、公園から堤の桜並木には直接行けません。
一度構造改善センターの方をまわって、橋を渡れば行けます。

用水路にかかる橋からの眺め

こう見ると、桜は水路側に傾いています。

ちなみにこれは、1週間前のつぼみの時。

全然風景が違います。

定番の撮影ポイントは、田んぼのあぜ道。
ちょっと離れた場所から撮影すると、北アルプスと桜並木の見事な共演が楽しめます。

堤から少し離れた道路沿いなど、この辺りは写生スポットとしても有名な場所です。

天気がくもりぎみでイマイチですが、晴れていれば青空と桜がきれいな桜並木。

桜並木を歩いてみました。

花付きが良く、見上げれば桜の屋根。

植樹記念の碑

桜並木のちょうど中心あたりにあります。

記念碑の後ろ

昭和五十六年吉日 新耕会 一二三会

桜の間から常念岳や蝶ヶ岳などの北アルプスが見えます。

晴れていればもっといい写真になると思います。

県道495号線の歩道にある欄干は、山の形。

桜と山のなんちゃってコラボ!!

桜並木には提灯が下がっています。
夜にはライトアップするようですよ☆

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安曇野市 観る

吉野桜散歩道|新田堰沿いの桜並木|安曇野市豊科

観光パンフレットやネット上でもほとんど取り上げられていませんが、長野県立こども病院の脇にある桜がとてもきれいな散歩道です。
約1.2キロの散歩道としてちゃんと整備されているのに・・・立派な桜並木なのに・・・
なぜあまり知られていないのか?? 本当に不思議なくらいです。
そんな隠れお花見スポット「吉野桜散歩道」をご紹介します。


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新田堰とは・・・

新田堰(しんでんせぎ)は、安曇野を流れる堰の一つ。長野県安曇野市豊科熊倉で梓川を揚水し、成相、新田地区に掛かる堰。末端は、万水川へ合流。成立年代不詳。

全長:約6.6km
灌漑面積:約210ha

【歴史】
* 1608 年(慶長13年)頃 – 新田町村の成立以降まもなく開削。
* 1679 年(延宝7年) – 現在の堰のかたちに改修。
* 1796 年(寛政8年) – 8月、渇水となったので奈良井川からの水揚げを要請。
* 1937 年(昭和12年)頃 – 勘左衛門堰の改良工事の時契約をして同堰から毎秒7立方米の水量を新田堰の水門へ引くことになる。(東沢線:1200m)

~Wikipediaより~

用水路のことを堰(せぎ)と言う呼び方は、安曇野独特の言葉です。
安曇野は豊かな水に恵まれているイメージがありますが、実は複合扇状地で堰が開削されるまでは、水が流れず水田どころか作物を作るのにも向いていなかったとか。。。
堰は安曇野の稲作に欠かせないものなのです。

こども病院の職員宿舎の脇に、ひときわ目をひく桜並木。

よ~く見ると、「吉野桜散歩道」という名前がついているのです。

およそ1.2キロの散歩道。
歩数も歩行時間もしっかり表示されています。

散歩道と病院との間にかかる橋の上から見た堰と桜

満開の桜並木の散歩道

枝が見えないくらい桜の花付きは良いです。

遠くに北アルプス

散歩道の途中に、小さな公園のような場所があります。
だいたいこの辺り↓
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散歩だけでなく、本格的にお花見をするならこの場所です。

駐車スペースはほとんどありません。
ここに収まらなかった車は敷地内に強引に停めている感じです。(写真:東屋の奥の方)

東屋があり、桜を眺めながら休憩したりお花見ができます。

石のテーブル&チェアは1セットあります。

新田堰三百年記念碑

さすが用水路。水神の堰碑が祀られています。

豊科南部地区県営ほ場整備事業実施委員会メンバー

大きな石が3つゴロゴロゴロ。。。

耕便十方

聞いたことがない四字熟語。。。
なんとなく豊作を願っている感じ?

水道は・・・もやしみたいなヒョロいのがひとつ。

なぜかここの一角だけ日本庭園風

遊歩道の桜は、この公園みたいな場所を通り過ぎ・・・

カクンと曲がり・・・

またしばらく直進してカクンと曲がり、続いていきます。

田園風景と桜並木。そして、遠くには北アルプスを眺めながら、本当にのどかな場所です。

あまり知られていないのか、満開を迎えたちょうど見ごろの時期ですが、ほとんど人はいません。
静かにゆっくり桜を楽しむのにちょうど良い場所です。