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観る 駒ヶ根市

光前寺の春|7年に一度の御開帳とシダレザクラ|駒ヶ根市赤穂

春の光前寺です。
光前寺にあるシダレ桜は全国的に有名です。
今回は昼間の桜ですが、夜桜が特に絵になるため、毎年桜の時期になると、テレビなどで中継されます。
また、今年は光前寺が開創されてから、1150年の節目の年であると同時に、7年に一度のご開帳にもあたります。御開帳の様子も少しレポートします。

光前寺は、初詣も大変多くの方が参拝しに来られます。その様子はコチラ

光前寺
〒399-4117
長野県駒ヶ根市赤穂29
0265-83-2736

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光前寺までの一本道は渋滞。

入口付近も賑わっていました。

となりのお土産屋さんも混んでいます。

“花よりだんご”の立て看板が見えます。
お土産さんとしてはまさしく“花よりだんご”ですよね。

大講堂前の庭はほとんどが桜です。

一眼レフをもった方が大勢。

ナイスな写真を撮りたくても逆にカメラを持った方が見切れるという状態しばしば…

雪と桜。

昨日降った雪が不思議な風景をつくり出しました。
めったに見れない光景です。

こんなに雪が…

ソメイヨシノはだいぶ開花しています。

大講堂前の桜

大講堂前の池と桜

青い空に桜がキレイです。

大講堂前のシダレ桜はもう少し。

見事な桜です。

杉並木参道と桜

杉と桜。緑とピンクのコントラストが良い感じ。

杉並木には光苔が自生しています。
みなさん石垣の合間を覗きこんでいます。

光苔?

まだのようですね。

杉並木は大勢の人。

高遠の桜とセットのツアーもあったようで、ツアー客の方も大勢いました。

シダレ桜は少し早かったようで、蕾が目立ちます。

“鐘楼前の桜は夜桜としてライトアップされるスポットですが、
こちらもまだ早いようです。

鐘楼

鐘楼前の見事なシダレ桜

鐘楼前のシダレ桜はかなりの年代モノ

三門

御開帳の案内看板

春の御開帳は
平成22年4月3日(土)~5月9日(日)
秋の御開帳は
平成22年10月23日(土)~11月14日(日)

4月の風景とは思えない一枚。
初詣の写真といってもおかしくないような。。。
初詣の写真はコチラ

階段を登ると本堂

この柱に触ることでご利益を受けられます

奉納用の線香は一把100円

線香に火を付けます。

火傷には注意。

この煙を浴びるわけですね。

それから、本堂で拝みましょう。

駐車場のシダレ桜も咲きつつあります。

満開でないのが少し惜しい・・・

仙丈ヶ岳がキレイに見えました。

光前寺は、初詣も大変多くの方が参拝しに来られます。その様子はコチラ

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Topics 安曇野市 暮らす 松本市

三九郎|無病息災を願う小正月の行事|中信地区

三九郎とは、正月飾りやダルマ、書初めなどを焼いて無病息災を願う伝統行事です。
全国的にも似たような行事がありますが、「三九郎」と呼ぶのは、長野県の中信地方だけのようです。県内の他の地域では「どんど焼き」などと呼ばれています。
「三九郎」という呼び名の由来は、道祖神の祭りをする神主福間三九郎大夫の名をとったものだとか、諸説いろいろあるようですが、はっきりしたことは不明です。

同じ三九郎でも、地区によってやり方は様々あると思いますが、近所で行われた三九郎の様子をご紹介します。

実は県外出身なため、三九郎に参加するのは初めて。
正月飾りを集めて燃やすというような行事も体験したことがないので、どんな感じか楽しみです。

前日からやぐらが組まれ、地区の小中学生たちが、正月飾りを集めてまわります。

手前は、大三九郎。奥が、小三九郎。

近くでみると本当に大きい、大三九郎

このやぐらの組み方も地域によっていろいろあるそうです。
こちらのはスタンダードなタイプ。

小三九郎

なぜ大きいのと小さいのを作るんでしょう?
三九郎マニアの方のコメントお待ちしてます。

三九郎のボディを飾るアイテムは・・・

門松に使われていた松や竹、しめ縄飾り

だれかが書いた書初め

三九郎で書初めを燃やすと字がうまくなるんですって。

トップには大きなダルマ

安曇野警察署刑事課で使われていたもののようです。

なんとポチ袋まで!!

うちの地区では、餅つきも同時開催。
子供達は餅つき体験をします。

味付けは、きな粉、あんこ、ごま、大根おろしがありました。
きな粉好きなので、きな粉ふたつ♪

臼と杵でついたお餅はやっぱり味が違いますね~。

豚汁も振舞われます。

体は温まるし、お餅と相性バツグン。

子供はひとり2個までミカン食べて良し。

大人は飲んでもOK!!
ビールはありません。鬼ころしのみ。

餅つきが一段落したら、いよいよ三九郎です。
消火用の水OK!!

消防車もOK!!

ジェットシューターEVとやらもスタンバイ!!

点火するのは、年男の小学生が担当します。

いよいよ三九郎に点火します。

あっというまに火がまわり、熱風がじわじわきます。

すごい勢いで燃え盛る炎。

あっさり崩れました。

崩れた三九郎を消防団員の方たちが混ぜ混ぜ・・・。

燻るくらいになったら、繭玉の出番。

繭玉を三九郎の火で焼いて食べると、一年間風邪をひかない、虫歯にならない・・・など
無病息災で過ごせるといいます。

繭玉だけではなく、マシュマロ、ウインナーをアルミホイルにまいて焼く人も多いです。
こちらは、大量ウインナー&するめまで装備した、ツワモノ。

ちなみに繭玉は、柳の枝に米粉で作ったお団子をつけて作ります。

柳の枝は、このシーズンになるとスーパーなどで簡単に手に入ります。
イオンでは158円、西友では150円、アップルランドでは100円でした。

なぜ柳の枝につけるのかは・・・わかりません。
丈夫だからでしょうか??

繭玉の特設コーナーを設けてあるお店もあります。

赤い食紅は多めに用意されています。

おだんごを作るのが面倒・・・っていう場合は、既製品もあります。

私は迷うことなく、既製品!!
硬くなりにくいし、甘い味付けがしてあっておいしかったですよ。

ほとんど炭と灰になった三九郎ですが、まだまだ熱い。
自然と、しかめっ面になってしまいます。

風向きによっては、もろに煙がくるので場所は選びましょう。

焼きあがった繭玉を食べながら、世間話。
こういう行事の時に、住民同士の交流が深まりますね。

食べ終えたら、柳の枝を焼いて・・・

最後は消防団の方が消火して、無事終了です。

初めて三九郎を見ましたが、楽しかったです。
町内会に入ってない、少子化のためできない地区など、三九郎に参加したいけどできないという場合は、あづみの公園でも体験できるようです。三九郎シーズンになったら、ホームページのイベント情報をチェックしてみて下さい。