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ユニオン・チャーチ|明治30年創立のキリスト教各宗派の超教派の合同教会|軽井沢町軽井沢

聖地軽井沢を育てたダニエルのノルマンが1987年(明治30年)中心となりユニオンチャーチは創立された。
ユニオン・チャーチ外観
キリスト教各宗派の超教派の合同教会である。
また別荘に住む外国人達や日本の宣教師達のよりどころであった。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1001
電話:0267-42-4605
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現存の建物は1918年(大正7年)にヴォーリズの設計により、重要文化財旧三笠ホテルを建造した大工小林大三によって立て替えられた。


建物の正面二階の十字架である。
十字架の下には「I AM THE WAY AND THE TRUTH AND THE LIFE」が掛けられている。


建物の構造は、木造押縁下見板、板張切妻屋根で建築されている。


教会内は300人は収容できる大ホールとなっており、当時としては軽井沢最大級の建築物である。


ホールは、礼拝や宣教師達の集会だけでなく、避暑客や別荘族達の社交と団欒の場であり、また音楽会なども開催された。


教会の天井中央には軽井沢を象徴する白樺で作られた白い木の十字架が印象的である。


教会の中に入ったら天井の構造設計に注目したい。軽井沢で多くの別荘建築を手掛けたヴォーリズの歴史的価値ある建築設計を見ることができる。


これは天井の梁である。この構造は天井の強度上げるための工法である。


天井の梁は丸太をそのまま剥き出しで使用しており、木の自然のままの魅力を出している。


正面玄関を入ると多くの写真が展示されている。外国人の避暑が多かった時代が偲ばれる。


記念写真

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石の教会・内村鑑三記念堂|キリスト教伝道者「内村鑑三」の功績を称える建造|軽井沢町星野

石の教会は、明治・大正期のキリスト教伝道者「内村鑑三」の功績を称え建造された。
旧約聖書の天地創造の五つの要素である光・水・木・石・緑が取り入れられた設計である。

壁面・天井は石とガラスが重なり合い、天井のガラスから射し込む光、壁面を流れる水と緑の自然、まさに天地創造の姿である。
教会内は結婚式を上げていない場合は石の教会内部も自由に見学できる。

住所:〒389-0195 長野県軽井沢町星野
電話:0267-45-2288
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石の教会案内標識

石の教会は中軽井沢星野エリア、国道146号線星野温泉の手前を案内標識に従って坂を上がった小高い丘の上にある。

石の教会への道

国道146号腺を入った教会までの道である。木立のアーチの中の遊歩道を散策しながらユックリと歩くとよい。

石の教会入口

石の教会は、木々のアーチをくぐり抜けたホテルブレストンコートに隣接した場所にある。

教会ロビーⅠ

石の教会・内村鑑三記念館の入口正面にはロビーがある。教会へは右側の石の道を進み、記念堂は左の石の道を進む。

教会ロビーⅡ

教会のロビーから教会へと続く道は、両壁面が石塀に囲まれた豪壮な道である。

教会への石の道Ⅰ

石塀で築かれた道は、西洋の城壁を思わせる。

教会への石の道Ⅱ

紅葉の季節には石の道の両サイドは、紅くく染った木々でアーチが画かれる。石壁と木立の紅葉が見事にバランスし素晴らしい。

教会正面口Ⅰ(新緑)

石の教会の正面口である。教会の設計はアメリカの建築家「ケンドリック・ケロック」の設計である。
屋根の部分は石とガラスのアーチが支えあうように重なり合い、そして周囲の自然を見事に調和させている。

教会正面口Ⅱ(紅葉)

今、教会の中では結婚式が執り行われている。教会の奥で写真撮影の準備をしている光景が見える。この石の教会で結婚式を挙げるカップルも多い。

教会正面口Ⅲ

石の教会・記念堂の入口である。内村鑑三は、かつて軽井沢は「自然の中に神が宿っている」称したが、まさにそんな幻想的な建築物である。

教会内Ⅰ

教会の正面入口から教会内へと進む。

教会内Ⅱ

天井から射し込む陽の光、その向こうに自然の生命である緑が息ずく。

教会内Ⅲ

教会内を一歩一歩奥へ進むと、石の壁に囲まれた神秘的な世界が広がる。

教会内Ⅳ

ケンドリック・ケロックは、石の天井にはガラスから青空の採光を巧みに取り込み神が宿るような神秘的な表現をしている。

教会内Ⅴ

教会入口の手前には牧師さんがおり、この教会を訪れる人に石の教会「無教会」の思想と内村鑑三の功績に付いて説いてくれる。

教会内ⅵ

教会の奥へとさらに進む道である。この先に天地創造の五つの要素で作られた幻想的な教会にたどりつく。

教会内Ⅶ

頭上に孤を画くアーチ、石は男性、ガラスは女性を表し双方が重なり合うアーチ。人が支えあい生きる人生を象徴している。
ここを入ると「生命が形となって現れた教会」は目の前にある。
※これより先は残念ながら撮影禁止だ、またいつの日か撮影許可を得て紹介できればと思う。

内村鑑三記念館入口案内

内村記念館資料展示室の入口にある案内版である。内村鑑三資料展示室は何時でも見学自由である

記念館への道Ⅰ

石の道を進むと、さらに石畳の木立に覆われた小道へとつながる。

記念館への道Ⅱ

この木立のなかの道の向こうが、石の教会内村鑑三記念堂資料館である。

記念館への道Ⅲ

木立の遊歩道の途中に 「I for Japan; Japan for the World; The World for Christ; And All For God.」が刻みこまれた石碑がある。

記念館正面口

内村鑑三記念館の入口である。建築家ケンドリックロック・ケロックは実際この地を訪れ対話しながらこの建築物を創りあげたという。生命が形となって現れた教会の姿である。

内村鑑三記念館内全景Ⅰ

石の教会内に内村鑑三の資料展示室がある。内村鑑三は明治・大正の日本を代表するキリスト教の伝道者でありその関係資料が展示されている。

内村鑑三記念館内全景Ⅱ

内村鑑三は中軽井沢星野温泉に別荘を持ち、大正10年以来、聖書の研究と別荘生活を楽しんだ。

内村鑑三書Ⅰ

資料室に展示されている内村鑑三の直筆書。

内村鑑三書Ⅱ

資料室に展示されている内村鑑三の直筆書。

内村鑑三手紙

資料室に展示されている内村鑑三の直筆書。

内村鑑三解説Ⅰ

内村鑑三から妻、娘への直筆の手紙が陳列されている。

内村鑑三解説Ⅱ

内村鑑三の近代日本についての関わりが解説されている。

内村鑑三解説Ⅲ

内村鑑三の明治10年、札幌農学校時代が解説されている。この農学校の同級生には新渡戸稲造がいた。

内村鑑三解説Ⅳ

内村鑑三のアメリカーアマスト大学留学時代が解説されている。

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軽井沢高原教会|大正時代より続く歴史ある教会|軽井沢町‎星野

軽井沢高原教会は大正10年(1921年)より続く教会である。島崎藤村・北原白秋・内村鑑三らの文化人が集まり「芸術自由教育講習会」の開かれた講演会場である。
内村鑑三はこの会場を「星野遊学堂」と命名した。その後昭和16年に軽井沢高原教会として改名され現在に至る。


住所:〒389-0195 長野県軽井沢町星野
電話:0267-45-3333
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高原教会案内標識

中軽井沢駅から国道146号線を1.5Kmほど上がると軽井沢高原教会の案内標識がある。
ここを左折した小高い丘の上にある。

高原教会への道

国道146号線から軽井沢高原教会につながる道である。
新緑に覆われた木立のアーチをくぐり抜けると教会である。

バージンロードⅠ

この道は、教会で挙式を挙げるカップルがチャペルへと進むバージンロードである。新緑の季節は各段ときれいだ。

バージンロードⅡ

今、教会内では挙式の準備中、係員が出入りして忙しそうだ。

牧師会館

教会の隣の落葉松林のなかに立つ牧師会館である。館内には高原教会で結婚式を挙げたカップルの写真等が展示されている。

牧師会館

新緑の木立のなかの牧師会館。

教会の塔屋

教会の塔屋の十字架が、新緑の木々の間から青い空に向ってそびえる美しい光景だ。

教会の屋根

教会の三角形の屋根の正面全体に大きなガラス窓を設計し、自然の光を教会内一杯に取り込んでいるのがこの建築物の特徴だ。

教会正面玄関

教会の正面入口には、内村鑑三の命名した芸術自由教育講習会の会場であった「星野遊学堂」の会場名がそのまま刻み込まれている。

教会内Ⅰ

教会の中に入ると、正面の三角形の大きなガラス窓から陽の光が緑の木立の間から射し込む。この教会は結婚式場としても人気がある。

教会内Ⅱ

毎週日曜日には、この教会で礼拝が行われる。軽井沢を訪れた観光客も自由に参加することができる。

教会内Ⅲ

祭壇の光景は何時みても厳粛さを感じ身が引き締まる。

軽井沢高原教会(紅葉)

紅葉の季節の高原教会の姿である。この教会は四季の自然と共に美しく変化する。 

高原教会への道(紅葉)

紅葉の季節の教会への遊歩道である。サイクリング、または足で歩いて教会を訪れると四季を一層楽しむことができる。

高原教会庭園内風景(紅葉)

教会を囲む庭内の木立は四季折々様々な姿をみせてくれる。特に紅葉の季節は格段と美しく写生には最適の場所である。

イブの高原教教会

教会の建物の特徴は地面まで届く大きな三角形の屋根と、自然の光を一杯に取り込む大きな三角形のガラスの窓枠である。

イブの牧師会館

12月24日クリスマスイブの夕暮に、これから始る催しの準備に余念がない光景だ。
カンテラに蝋燭の火を灯している。

イブの教会の塔屋

クリスマスイブの夕暮時、これから始る催しを待つ教会の塔屋だ。何とも凛々しい姿である。

イブのバージンロード

クリスマスイブの夕暮時のバージンロードである。

イブの教会

教会の庭が夕闇に包まれるころ、沢山の人々が教会を訪れる。厳粛なクリスマスイブの光景である。

庭内のキャンドルナイト

クリスマスのシーズンは教会前の中庭は膨大な数のキャンドルナイトで埋め尽くされ、教会全体を一層幻想的に照らし出す。

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旧軽井沢ホテル音羽の森|木々に囲まれ静かに佇む洋風ホテル|軽井沢町軽井沢

万平通りの途中に木立に囲まれ、静かに佇む洋風ホテルがある。音羽の森ホテルである。


音羽の森ホテルは四季を通じて楽しませてくれる。ホテルの部屋から眺める景色は四季それぞれに感動が異なる。

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重要文化財(旧)三笠ホテルをモチーフに建造された重厚さを感じる洋風ホテルである。


新緑の季節音羽の森ホテルある。ホテルは様々な落葉樹に囲まれ、四季折々季節とともに建物全体の景観を変化させてくれる。


軽井沢に数多くあるホテルのなかで、一度は泊まりたいホテルの一つとして人気がある。


本館ホテルの隣にはチャペルが併設されている。このホテルでのブライダルは若者達の憧れの的である。


新緑の木立に囲まれた教会の姿である。季節よって教会の姿は神秘的に変化する。

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旧軽井沢銀座エリアにある教会|軽井沢町軽井沢

日本キリスト教団軽井沢教会

旧軽井沢銀座通りに面した場所に立っている。アメリカ人の宣教師ヴォーリズの設計で1905年に建造された。現存の建物はその後改修がされ現在に至る。


クリスマスシーズンが到来すると教会の庭にはクリスマスの飾りつけがされる。


正面のドアには十字架の窓枠が施されている。


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森のチャペル軽井沢礼拝堂

軽井沢本通り東雲交差点を右折し、少し歩いた静かな木立のなかにある。


ホテル軽井沢エレガンスに隣接する地にあり、白を基調とした洗練された教会を観ることができる。


教会の十字架が真っ青な天に向かって仰ぐ。まさに挙式をあげた新婚カップルを祝福するかのようである。
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ユニオンチャーチ

1987年(明治30年)ダニエルノルマンが中心となり創立された。ユニオンチャーチはキリスト教各宗派の超教派合同教会である。建物はヴォーリズの設計である。
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聖パウロカトリック協会|堀辰雄、遠藤周作の小説に登場する教会|軽井沢町軽井沢

旧軽井沢銀座通りからチャーチストリートを通り抜けた「水車の道」に面してところにある。

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旧帝国ホテルの建築に従事したチェコスロバキア生まれの建築家アントニン・レイモンドの設計により、昭和10年にイギリス人の神父ウォーワードが設立した教会である。


レイモンドが軽井沢に残した名建築のなかの代表作である。


この教会は小説堀辰雄の作品「木の十字架」や遠藤周作の作品にも登場することでも有名である。


教会の三角形の急勾配な屋根と鐘楼が絶妙にバランスし、教会の美しさを一層引き出している。


雪の降り積もった朝の聖パウロカトリック教会である。何と神秘的な姿であろうか。


雪化粧した木立に囲まれた聖パウロカトリック教会。


三角形の屋根のガラス窓枠には白い十字架をデザインしている。


教会の三角屋根の間に納められた彫刻像にも注目したい。


教会の裏側から観た教会の屋根と鐘楼である。正面だけでなく建物全体にきめ細かな設計が施されている。


澄みきった青空に向かって伸びる十字架の姿が美しい。


教会を入った横側には設計者アントニンレイモンドのノミエ婦人が造ったといわれる彫像が建っている。


庭内に建つ鐘塔。


教会内に入ると丸太の柱を剥き出しのまま使用した挟状構造の設計が眼に入る。
これがレイモンド建築設計の特徴である。後に耐震性に強いと構造と評価される。

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ショー記念礼拝堂・記念館|軽井沢避暑地発祥の地|軽井沢町軽井沢

軽井沢別荘第1号は、明治21年に在日英国公使館公式司祭をつとめた、アレキサンダー・クロフト・ショーがこの地に建てた。
軽井沢避暑地発祥の地である。

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英国公使館公式司祭をつとめた、アレキサンダー・クロフト・ショーがこの地に建てた。
軽井沢避暑地発祥の地である。


A・C・ショーがこの地に礼拝堂を建てた経緯が解説されている。

ショー胸像

礼拝堂の入口にショー記念像が建つ。
偉大なA・C・ショーの当時の面影を偲ぶことができる。

ショー記念礼拝堂

この礼拝堂が軽井沢に建造された最古の教会である。

ショー記念礼拝堂


雪の降り積もった朝一番に礼拝堂を訪れたときの風景である。
誰も踏みしめてない教会への道を歩くと身の引き締まる思いがする。

ショー記念礼拝堂(冬)

雪化粧された木立のなかで、教会の白い十字架が一層神秘的である

教会の鐘楼

教会の鐘楼(冬)

雪に包まれた鐘楼から、今にも鐘の音が木立の雪のなかに響き渡りそうである。


軽井沢を避暑地として広めたショーの別荘(復元)を記念館として公開している。
この建物が軽井沢別荘の原形である。

ショーハウス記念館(冬)

雪に覆われたショー別荘の風景である。
主のいない冬の別荘でひっそりと春を待つような風景だ。冬季は休館である

ショー通りⅠ(冬)

ショー記念礼拝堂前の「ショー通リ」冬の風景である。

ショー通りⅡ(冬)

ショー記念礼拝堂前の「ショー通リ」をすこし歩いた静かな冬の風景。


別荘様式は軽井沢で避暑を楽しむ外国人達の当時の生活を偲ぶことができる。

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松本市 観る

悩んだ時は神頼み|松本聖十字教会|松本市

松本の中心地域となり、松本城の近くにある教会。
年間を通じて多くの観光客で賑わう松本城の周辺にありながら、礼拝堂内は静かで落ち着ける場所となっています。
幼稚園も併設されており、安心感を感じることのできる場所となっています。

だいたいの日本人が、結婚式でしか接することのないのですが、困ったこと・悩んでいることがあったら訪れてみてはいかがでしょうか。