石の教会は、明治・大正期のキリスト教伝道者「内村鑑三」の功績を称え建造された。
旧約聖書の天地創造の五つの要素である光・水・木・石・緑が取り入れられた設計である。
壁面・天井は石とガラスが重なり合い、天井のガラスから射し込む光、壁面を流れる水と緑の自然、まさに天地創造の姿である。
教会内は結婚式を上げていない場合は石の教会内部も自由に見学できる。
住所:〒389-0195 長野県軽井沢町星野
電話:0267-45-2288
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石の教会案内標識
石の教会は中軽井沢星野エリア、国道146号線星野温泉の手前を案内標識に従って坂を上がった小高い丘の上にある。
石の教会への道
国道146号腺を入った教会までの道である。木立のアーチの中の遊歩道を散策しながらユックリと歩くとよい。
石の教会入口
石の教会は、木々のアーチをくぐり抜けたホテルブレストンコートに隣接した場所にある。
教会ロビーⅠ
石の教会・内村鑑三記念館の入口正面にはロビーがある。教会へは右側の石の道を進み、記念堂は左の石の道を進む。
教会ロビーⅡ
教会のロビーから教会へと続く道は、両壁面が石塀に囲まれた豪壮な道である。
教会への石の道Ⅰ
石塀で築かれた道は、西洋の城壁を思わせる。
教会への石の道Ⅱ
紅葉の季節には石の道の両サイドは、紅くく染った木々でアーチが画かれる。石壁と木立の紅葉が見事にバランスし素晴らしい。
教会正面口Ⅰ(新緑)
石の教会の正面口である。教会の設計はアメリカの建築家「ケンドリック・ケロック」の設計である。
屋根の部分は石とガラスのアーチが支えあうように重なり合い、そして周囲の自然を見事に調和させている。
教会正面口Ⅱ(紅葉)
今、教会の中では結婚式が執り行われている。教会の奥で写真撮影の準備をしている光景が見える。この石の教会で結婚式を挙げるカップルも多い。
教会正面口Ⅲ
石の教会・記念堂の入口である。内村鑑三は、かつて軽井沢は「自然の中に神が宿っている」称したが、まさにそんな幻想的な建築物である。
教会内Ⅱ
天井から射し込む陽の光、その向こうに自然の生命である緑が息ずく。
教会内Ⅲ
教会内を一歩一歩奥へ進むと、石の壁に囲まれた神秘的な世界が広がる。
教会内Ⅳ
ケンドリック・ケロックは、石の天井にはガラスから青空の採光を巧みに取り込み神が宿るような神秘的な表現をしている。
教会内Ⅴ
教会入口の手前には牧師さんがおり、この教会を訪れる人に石の教会「無教会」の思想と内村鑑三の功績に付いて説いてくれる。
教会内ⅵ
教会の奥へとさらに進む道である。この先に天地創造の五つの要素で作られた幻想的な教会にたどりつく。
教会内Ⅶ
頭上に孤を画くアーチ、石は男性、ガラスは女性を表し双方が重なり合うアーチ。人が支えあい生きる人生を象徴している。
ここを入ると「生命が形となって現れた教会」は目の前にある。
※これより先は残念ながら撮影禁止だ、またいつの日か撮影許可を得て紹介できればと思う。
内村鑑三記念館入口案内
内村記念館資料展示室の入口にある案内版である。内村鑑三資料展示室は何時でも見学自由である
記念館への道Ⅰ
石の道を進むと、さらに石畳の木立に覆われた小道へとつながる。
記念館への道Ⅱ
この木立のなかの道の向こうが、石の教会内村鑑三記念堂資料館である。
記念館への道Ⅲ
木立の遊歩道の途中に 「I for Japan; Japan for the World; The World for Christ; And All For God.」が刻みこまれた石碑がある。
記念館正面口
内村鑑三記念館の入口である。建築家ケンドリックロック・ケロックは実際この地を訪れ対話しながらこの建築物を創りあげたという。生命が形となって現れた教会の姿である。
内村鑑三記念館内全景Ⅰ
石の教会内に内村鑑三の資料展示室がある。内村鑑三は明治・大正の日本を代表するキリスト教の伝道者でありその関係資料が展示されている。
内村鑑三記念館内全景Ⅱ
内村鑑三は中軽井沢星野温泉に別荘を持ち、大正10年以来、聖書の研究と別荘生活を楽しんだ。
内村鑑三解説Ⅰ
内村鑑三から妻、娘への直筆の手紙が陳列されている。
内村鑑三解説Ⅱ
内村鑑三の近代日本についての関わりが解説されている。
コメント
本文中の
転地創造 → 天地創造
ですね。
hitomiさん
ご指摘ありがとうございました。天地と転地では全然意味が違いますね。
修正致しました。今後ともよろしくお願いします。
内村鑑三を図書で学んでいるものです。6年前に石の教会で、孫の結婚式に招待・参列したものです。いま内村の小文を纏めていますが、星野旅館で執筆の内村が、政治家が内村の執筆の近くでがやがや騒いでうるさかったことを、書いた文章が、資料室に残されていたように思いますが、確かなことか、文章でもう一度確認したいと思うのですが、もし叶うものであれば写真でこの紹介の中に入れていただければありがたいと思いコメント申しあげる次第です。失礼でしたらお許し下さい。伊藤正夫
お言葉いただいて感謝であります。石の教会で感動帰ったものですから、このようなことをかきました。有り難うございます。