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黒部ダムレストハウス|ダムを眺めながら黒部ダムカレー|富山県中新川郡立山町御前沢

ダムレストハウスは、ダムの景色を楽しみながら食事やショッピングができる施設です。
こちらの黒部ダムカレーは、ダムのエメラルドグリーンを再現した緑色のカレーです。ちなみに黒部ダムラーメンも緑色。
お土産売り場には、ダムオフィシャルグッズが豊富に取りそろえられています。

3階はくろよん記念室になっています。
ダム建設の記録映画「くろよん物語」が上映されていたり、当時の苦労やダム建設について学ぶ事が出来ます。(入場無料)

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【営業時間】 AM7:30~PM5:00(4月10日~11月30日)
【お問い合わせ】0261-22-3402
【HP】http://www.kurobe-dam.com/

扇沢駅
関電トンネルトロリーバス
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】
黒部湖遊覧船ガルベ

黒部ダム駅の連絡通路(トンネル)を出てすぐのところにあります。

1階には・・・

黒部ダムの案内所

ふぉっとダムの写真購入窓口

「ふぉっとダム」はダム上右岸ウイングと新展望広場の2ヶ所に設置してあります。
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】

軽食・ドリンクコーナー

写真付きメニュー

食券制です。

レストハウスの前にはベンチがたくさん

暖かい日はダムを眺めながら休憩するのにちょうどいいです。

ここのオススメは山いちごソフトクリーム 300円

自動販売機

缶が150円、ペットボトルが200円・・・観光地価格です。

奥は売店と休憩所になっています。

寒い時はこちらで温まりましょう。

2階へは、案内所横の階段から登ります。

レストラン

窓側のカウンター席に座れば、ダムの景色も楽しめます。

こちらも食券です。

セルフなので、番号を呼ばれたら取りに行きましょう。

やっぱり水は破砕帯の湧水!!

洗面所の水も破砕帯でしょうか? 飲料水という表示はありますが・・・。

子供用のイス

足がブラブラしないやつ。式場とかにありそうなシブいイスです。

黒部ダムカレー 1050円

ここに来たからにはコレでしょう!!
ほうれん草入りのグリーンカレーです。

ご飯は堰堤、ヒレカツは流木とガルベ、ポテトサラダは放水、キャベツは放水の水しぶき、パセリは対岸の木、ラッキョウは外階段のコンクリートを再現しているということです。

ダムの水を飲んでる気分になります。。。
味はともかく、黒部ダムに来た記念にはいいでしょう。

辛さは中辛くらい。
子供には辛いので、お子様ダムカレーを。

黒部ダムカレーのポスター

大町のいろいろなお店で食べられるので食べてみてください。

黒部ダムカレー物語

昭和三二年五月、長野県大町市から黒部ダムへ通じる大町トンネル(現:関電トンネル)工事も佳境に入った、まさにその時、工事現場は破砕帯にぶつかり毎分四〇トンもの出水にみまわれてしまいました。水温はなんと四℃。そのような厳しい環境のななかでも工事は二四時間休みなく行われました。あまりの寒さに唇を紫色に腫らし震えながら戻ってきた作業員達が何よりも楽しみにしていたのが“飯場”のピリ辛カレー。カレーのひと口ひと口が胃の中で燃え上がり、冷え切った体を温めて作業員の心の拠り所となっていたそうです。
黒部ダムの完成後も扇沢大食堂(現:レストラン扇沢)で「アーチカレー」との名称で昭和四〇年代初頭から提供され続けるなど、黒部ダムとカレーの縁は今日に至るまで引き継がれ、平成二一年七月からは大町市内の飲食店においても“現代版黒部ダムカレー”として提供されることとなりました。

黒部ダムラーメン 900円

こちらもとことんダム湖の色にこだわったメニューです。
トッピングは、チャーシューと目玉焼きという珍しい組み合わせ。

スープの見た目はアオミドロ・・・。

目を閉じて食べると、塩ラーメンみたいな感じ。
思ったよりおいしかったです。

レストランの横はお土産売り場

黒部ダムオリジナル商品がいろいろ並んでいます。

チョロQ

トロバスはともかく、ガルベまでチョロQなんですね~。

関西電力オリジナルトミカ

普通のトミカ3台分のお値段です。

ジグソーパズル

トロリーバス型のお菓子

防寒具や日焼け対策用品

なぜかこんなところに、北アルプス牧場のアイス

階段を登って3階へ。

くろよん記念室

営業期間 4月10日~11月30日まで
営業時間 7:30~17:00(11月6日以降は8:30~16:00まで)
見学無料

ダムの縮尺模型、断面立体図の他、破砕帯の岩などが展示されています。

こちらもレストラン同様に、窓側のカウンターからダム湖の景色を楽しめるようになっています。

壁に埋め込まれたモニター

電源開発の意義や黒部ダム建設の様子など、黒部ダムが完成するまでの歴史を映像で紹介。

黒部川第四発電所の説明

冬季の厳しい気候条件から発電所を守ると同時に、国立公園特別地域にあたる一帯の自然景観を保護するため、送電線引き出し口意外の施設が全て地下に設けられています。

黒部川開発のあゆみ

トンネルの中にあるような映写室

ダム建設の記録映画「くろよん物語」が常時上映されています。

スクリーンの対面側には、トンネル掘削工事の現場が再現されています。

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黒部湖遊覧船ガルベ|日本一高所を航行する遊覧船|富山県中新川郡立山町御前沢

黒部湖は最高標位1,448mになる日本一高所にある湖です。
ガルベはここを約30分かけて一周します。
雪解け水が集まってできた神秘的なエメラルドグリーンの湖面と、立山連峰、後立山連峰、スバリ岳、針ノ木岳・・・などの雄大な自然を満喫できます。

「ガルベ」とは「黒部」の語源といわれるアイヌ語から、安全運航を願って付けられた名前だそうです。

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【運行期間】6月1日~11月10日
        ※黒部ダムの水位低下などにより、運休することがあります
【営業時間】9~15時(約40分ごとに出航、季節変動あり)
【乗船料金】大人930円 子供470円
【定員】 80名(椅子席46、立席34)
【お問い合わせ】くろよん観光総合予約センター/0261-22-0804

扇沢駅
関電トンネルトロリーバス
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】
黒部ダムレストハウス・くろよん記念室

遊覧船は40分に1本

黒部湖駅の前、黒部湖畔に通じるトンネルの方へ。

ここのトンネルは天井が低く感じます。

暗くて、ひんやり・・・。一人で歩くにはちょっと怖いです。

トンネルを抜けると、ロックシェッドで覆われた湖畔の遊歩道にでます。

地震により、歩道が崩壊しているところもあるそうです。

ガルベ乗り場までは大丈夫でした。
その先の歩道が危険なのだと思われます。

湖畔歩道から見た黒部湖

紅葉した木々やススキ、エメラルドグリーンの湖、山・・・
秋の黒部湖はとってもカラフル!!

少し歩いた先に、切符売り場と休憩所があります。

切符売り場の窓口

窓口の横は、お土産やお菓子、ドリンク類売場。

その奥が休憩所です。
ストーブも用意してあるので、朝方など寒い時はここで温まれますね。

少し時間があったので、周辺を歩いてみました。

御山谷歩道周辺案内図

展望休憩所まで1kmということなので、散策してみるのも楽しそうです。
ただ・・・「きけん」という張り紙があったので、今回はあきらめておきます。

カンバ谷つり橋

船着き場のすぐ近くにあります。
ここから先が御山谷歩道。ロッジくろよん、平ノ渡方面に通じる歩道です。

真下を見るとこんな感じ。

こんなに浅い所までエメラルドグリーン感たっぷり。

ガルベ乗り場

木の待合用ベンチがあります。
ちなみに、ここは禁煙です。

10分前くらいになったら改札口に並びます。

ガルベの乗船券 (半券切り取った後ですが・・・)

船着き場

階段が湖のもっと下まで続いています。
湖の水位によって、船着き場の位置も上下します。

何段あったか・・・?ですが、建物2階分くらい降りました。

船全長 は16m

船首部分

前のドアは船長さん用。

後ろのデッキの方から乗船します。

混んでいる時は立席で。(定員34人)

船内

椅子席の定員は46人。

操縦席

椅子はオフィスチェア!?

座席はドリンクホルダー付

椅子の下に救命胴衣が置いてありましたが、使い方などの説明はありませんでした。

サンルーフと合体してるような感じの窓

紅葉や空も見えてきれい☆

ガルベからだと、ダムを湖面から見ることができます。

いよいよクルージングスタート!!
カンパ谷船着場から針ノ木谷まで往復11.5kmを30分かけて遊覧します。

すごい水しぶき!!

御山谷半島のところ

小さく見える家は、平の小屋です。

詳しくは動画でご覧ください。

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黒部ダム【2】|日本一のアーチ式ダムと紅葉|富山県中新川郡

黒部ダム【1】のつづきです。

紅葉の見頃の時期に行ってきました。
放水終了後の黒部ダムと黒部湖駅の様子です。

黒部ダムはアーチダムの中でも、力学的に最も進歩したアーチ式ドーム越流型ダムで、お椀を縦に割ったような形をしています。
堰堤の長さ492m、高さ186mで、日本一を誇り世界でも最高クラスに入ります。
アーチ式ダムは、貯水した水の圧力を両岸の山で受け止める方式で、他方式のダムにくらべ、ダム体積が小さいためコンクリート量が少なく、建設工期が短く経済的なことが特徴です。
発電所は、アルプスの自然景観への配慮と雪崩から施設を守るため、ダム下流10kmの地下に設置されています。

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黒部ダム
富山県中新川郡立山町芦峅寺
くろよん総合予約センター/0261-22-0804
【HP】http://www.kurobe-dam.com

扇沢駅
関電トンネルトロリーバス
黒部ダム【1】
黒部湖遊覧船ガルベ
黒部ダムレストハウス・くろよん記念室

ダム堰堤の石碑の向かい側にあるのは、殉職者慰霊碑。(松田尚之氏作)

「尊ききみはしらに捧ぐ」と刻まれています。

トンカチ持っている人やスコップの人もいれば・・・

ツルハシを持つ人、その隣は服装的に現場監督さん?

働く労働者6体がレリーフになっています。

その隣には、黒部ダム工事による殉職者171名の名前が刻まれた慰霊碑と祭壇。

犠牲となった方のご冥福をお祈りいたします。

慰霊碑の横、壁面には黒部ダム関連の説明書きがいろいろ。

ダム・立山付近のご案内

くろよんのあらまし

「くろよん」とは、昭和31年に始まった「黒部川第四水力発電所」の建設時代に、この黒部ダムをはじめ、黒四発電所および導水路、送電線などの他、関電トンネルなど工事に必要な輸送路の建設を総称して「くろよん」と呼ばれていました。

黒部ダムについて

黒部ダムはアーチダムの中でも力学的に最も進歩したアーチ式ドーム型ダムで、高さは186mと、我が国で最も高いダムで世界でも最高クラスです。
アーチ式ダムは、水の圧力を両岸の山で受けてめる方式でコンクリートの両が少なくでき、経済的なうえ、工期が短くて済むことから採用されました。
昭和31年から仮設備の建設や掘削がおこなわれ、昭和34年にコンクリートの打込を開始し、昭和38年に完成するまで7年の歳月を費やしました。

黒部湖について

黒部湖は、黒部川の上流部を黒部ダムで堰き止めてできた発電用の貯水池です。
この湖の水を黒四発電所だけでなく、下流の7つの発電所にも効率よく使用しているため大変役にたっています。
一方、黒部ダムから下流への放流は、黒部川の自然景観を保ち動植物を保護するため毎年6月26日から10月15日までおこなわれています。

黒部川第四発電所について

発電所は、ここから10km下流に冬期の積雪と雪崩の危険を避け、国立公園の美観をそこなわないよう、全設備が地下150mにつくられています。
建物の構造は鉄筋コンクリート造りで、壁と天井は湧水の侵入を防ぐため二重構造となっていて、総容積は約22万立方mで国会議事堂とほぼ同じ容積です。

名古屋まで170km、大阪まで290km、東京まで210km、富山まで42km、大町まで20km

思ったより近い?直線距離だからですかね。

黒部ダム湖駅へ向かうトンネルの入り口にも破砕帯の湧水があります。

では、堰堤の上を歩いてみましょう。

堰堤の長さは492m、対岸まで結構歩きます。

「ふぉっとダム」撮影ポイント

音声案内に従って操作するだけで、記念写真が撮れます。

操作方法の説明

立ち位置とカメラ位置の説明

カメラはダム展望台に。

ここから撮影してくれるので迫力の写真が撮れます。
観光放水期間中でないからか、ふぉっとダムを利用している人の姿はあまり見られませんでした。

ダムの中間地点

ダムど真ん中からの眺め

紅葉がきれいです~☆

真下を覗いてみると・・・

放水してないので、底が良く見えます。カラカラです。

堰堤を渡りきった対岸、立山や室堂方面へ向かうトンネルがあります。

ここにある周辺マップはわかりやすいタイプのものです。

時間や体力にあわせていろいろな散策方法を提案してくれてます。

トロリーバス、ケーブルカー、ガルベの時刻表もまとめて表示

ここで引き返そうかと思いましたが、せっかくなので黒部湖駅の方まで行ってみました。

立山黒部貫光鋼索線(黒部ケーブルカー)の駅です。

トンネルの中に改札やホームが設けられています。

黒部ダム駅まで0.8kmの距離を約5分で結んでいます。

大観峰、室堂のライブ映像

大観峰、室堂の天候や気温

5度以下・・・向こうは10月とは思えない寒さです。
完全冬装備でないと厳しそうなのでここで引き返します。
機会があればまた今度。。。

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黒部ダム【1】|日本一のアーチ式ダムと紅葉|富山県中新川郡

黒部ダムはアーチダムの中でも、力学的に最も進歩したアーチ式ドーム越流型ダムで、お椀を縦に割ったような形をしています。
堰堤の長さ492m、高さ186mで、日本一を誇り世界でも最高クラスに入ります。
アーチ式ダムは、貯水した水の圧力を両岸の山で受け止める方式で、他方式のダムにくらべ、ダム体積が小さいためコンクリート量が少なく、建設工期が短く経済的なことが特徴です。
発電所は、アルプスの自然景観への配慮と雪崩から施設を守るため、ダム下流10kmの地下に設置されています。

紅葉の見頃の時期に行ってきました。
放水終了後の黒部ダムです。
放水していれば、毎秒10t以上の水量で迫力満点です。

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黒部ダム
富山県中新川郡立山町芦峅寺
くろよん総合予約センター/0261-22-0804
【HP】http://www.kurobe-dam.com

扇沢駅
関電トンネルトロリーバス
黒部ダム【2】
黒部湖遊覧船ガルベ
黒部ダムレストハウス・くろよん記念室

ダム展望台の方から散策してみました。

黒部ダム駅のホーム出口から右へ行くと、220段の地中階段。

ダムダム君のさんぽみち

途中にいくつか「あと○○段」というカウントダウンがあります。

思ったより220段はキツイです。
疲れたらこちらで一息。。。

破砕帯の湧水も味わえますよ。

黒部ダム建設時の輸送路である関電トンネルの破砕帯、標高1560m付近のトンネル内には、なんと年間40億リットルもの不純物をほとんど含まない純水が湧き出ています。

220段登りきると、ダム展望台の売店があります。

おやき、おでん、おしるこ、フランクフルト、豚まん、ソフトクリームなど軽食が食べられます。

お土産も売っています。

プロジェクトXのDVDが流れています。

トイレ

喫茶スペース

どの席に座っても、ダムを一望できる景色の良い場所です。

立山連峰、それぞれの山の名前と標高

フォトダムの撮影場所

ここから撮影するわけですね。

ここダム展望台は、傍から見るとこんな感じ。

ダムに負けないスケールの売店です。

売店を通り抜けて外へ。

ダム展望台の方へ登ります。

それほど段数はないのでご安心を。
さっきの220段に比べればどうってことありません。

展望台休憩所 標高1508m

広々とした展望台、観光客で賑わっています。

記念撮影ポイント

手持ちのカメラで撮影してくれるサービスもあります。

双眼鏡

ここにも小さな売店が出ています。

黒部湖周辺のジオラマ

紅葉の季節の立山連峰です。

ダム展望台からの眺め

放水していれば、水しぶきに虹がかかって、すごい迫力なんだろうなぁ・・・。

広報用写真はだいたい放水しているやつなので、ダムの下が見えるのはある意味貴重です。

壁伝いに階段を下りていくと、ダム建設に使われたケーブルクレーンやコンクリートバケットなどが展示されています。(クリックで拡大)

コンクリート打設量 :総打設量1598139立方メートル(大型生コン車27万台分)
ダムが完成するまでここに展示してあるバケットで17万8千回、また最高打設日には、1日960回もコンクリートを運搬しました。

25tケーブルクレーン

両塔走行型ブライヘルト式2基
径間:598m
楊程:233m
主索:100mm
巻上索:26mm

コンクリートバケットのつり上げ用フック

コンクリートバケット

1室高速型空気圧縮開閉式 8台
容量:9立方メートル(大型生コン車1.5台分)
高さ:3.63m
幅:2.43m
長さ:3.25m

また階段を壁伝いに降りていくと・・・

放水観覧ステージ

ここはバリアフリーなので、黒部ダム駅から車椅子でも来ることができます。

ダム堰堤が目線の高さで見れます。

ここを下に降りると新展望台広場

長~い階段の先にあります。

放水していれば降りようと思いますが、帰りの登りがきつそうなので・・・
ズームでご覧ください。

放水期間中は見応えがありそうですね。

ダムレストハウスは別記事でご紹介します。

ダム堰堤 標高1454m

ここも記念写真ポイント、絶対外せませんね。

黒部記 (クリックで拡大)

ダム湖と堰堤を間近で・・・

本日の水深167m

深いです~。

黒部ダム【2】の記事に続きます・・・

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関電トンネルトロリーバス|電気で走る日本唯一のトロバス|大町市平~富山県中新川郡

トロリーバスは、立山黒部アルペンルートの関電トンネルと立山トンネルでのみ運行されている、日本唯一の乗り物。
電力をエネルギー源にモーターで走るので、排気ガスによる公害の心配が全くありません。
“バス”という名前がついていますが、自動車ではなく鉄道と位置づけられており、鉄道事業法に基づいて運営されています。
バスに乗っているのか、電車に乗っているのか・・・不思議な感覚の乗り物です。

扇沢駅~黒部ダム駅間と、黒部ダム駅構内の様子をご紹介します。
扇沢駅の記事はこちら

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お問い合わせ
トロリーバス扇沢駅
【住所】大町市平2117
【TEL】0261-22-2526
黒部ダム
富山県中新川郡立山町芦峅寺
くろよん総合予約センター/0261-22-0804
【HP】http://www.kurobe-dam.com

扇沢駅
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】
黒部湖遊覧船ガルベ
黒部ダムレストハウス・くろよん記念室

切符は扇沢駅の1階に売っています。

きっぷうりば

運賃・料金表 (クリックで拡大)

黒部ダムまで片道大人1500円、小人750円。 6.1kmという距離にしては、ちょっと高い??
宇奈月温泉までの切符や、遊覧船ガルベのチケットもこちらで購入できます。

時刻表

1時間に2本くらいでてます。

観光標準時間 (クリックで拡大)

散策、乗り継ぎを含めた平均的な往復時間と料金がわかります。

周辺地図

切符を買ったら、改札のある2階へ登ります。

階段を登りきると・・・熊さんが待っています。

改札前

6列に並んで待ちます。
平日とは思えない混みようでした。

切符にはバーコードがついており・・・

「ピッ!!」と、駅員さんにやってもらい、改札を通過します。

階段を登り、3階のプラットホームへ。

5台くらいが連なって走ります。
こういうところは電車っぽいですね。

よく観察してみると、ほかにも電車っぽいところがいろいろ。

集電装置、架線から電力を供給しています。

ナンバープレートはありません。

そのかわりに車体番号が横に側面についてます。

ただ、それぞれに運転手さんがいるのはバスっぽいですね。
運転席はパワステ実装です。

扇沢駅から黒部ダム駅まで、前面展望でどうぞ。
途中の黄色いランプのところが県境です。

トンネル内は単線。途中で列車交代します。

最高速度40km/hで、片道6.1kmの距離を約16分で走ります。

途中の青いライトに照らされているところが破砕帯

黒部ダム建設工事現場はあまりにも奥地であり、初期の工事は建設材料を徒歩や馬やヘリコプターで輸送するというもので、作業ははかどらず困難を極めた。このため、ダム予定地まで大町トンネル(現在の関電トンネル)を掘ることを決める。しかし、破砕帯から大量の冷水が噴出し、死者が多数出る大変な難工事となった。~Wikipediaより~

トロバス内もブルーに。

黒部ダム駅に到着

階段を登ったり・・・結構歩くので手荷物が多いと大変です。
邪魔な荷物はコインロッカーへ。

山奥のトンネル内ですが、ケータイの電波はバッチリ。
ソフトバンクもバリ5でした。

黒部ダムの堰堤へ行くルートと、直接ダム展望台に登るルートに分かれます。
どちらから散策するかは、お好みでどうぞ。

黒部ダムについてはこちらの記事でご紹介しています。
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】

帰りは堰堤から黒部ダム駅へ行くルートを歩いてみました。

ダムの堰堤から黒部ダム駅を結ぶトンネルの入り口

5分ほどあるけば、駅です。

トンネルの壁には、ダムが完成するまでの様子を写真や文で紹介。

トンネル内の温度は8度くらい。

真夏でも気温が10度かそれ以下しかありません。
なので、トロバスにはクーラーはついてないのだとか。

黒部ダム駅はトンネル内に作られた駅。
中央の通路もトンネル型です。

駅の壁板は信州産のカラマツ

トンネル内が暖かい雰囲気になりますね。

黒部ダム駅のきっぷうりば

黒部ダム模型 (1:186)

本物みたいに水が流れています。

つり橋設置工事の様子などの写真

モニターでは、ダム案内や観光案内が紹介されています。

時刻表示板

駅長室

駅ですね~。トロバスは鉄道なんだと改めて実感させられます。

IEEEマイルストーン受賞

<<『IEEE』とは>>
アメリカに本部のある世界最大の電気・電子技術者による学会です。

<<認定概要>>
平成22年4月に黒部川第四発電所および関連設備(送電システム他)が、IEEE(トリプルアイイー)より『IEEEマイルストーン』に認定されました。過酷な自然環境の中で開発した黒四と、黒四を起点とした日本初の275kV長距離送電システムの開発・導入ならびに戦後の産業復興による急速な需要増加に対応し電力供給に重要な役割を果たしたことに対し評価を受けたものです。

<<『IEEEマイルストーン』とは?>>
IEEEマイルストーン(アイトリプルイーまいるすとーん)は、IEEE(米国電気電子学会)が電気・電子・情報・通信の分野において達成された画期的な技術革新の中で、開発から25年を経過し、社会や産業の発展に貢献した歴史的偉業を表彰する制度です。認定されるためには、25年以上に渡って世の中で高く評価を受けてきたという実績が必要です。1983年に制定以来、トランジスタや東海道新幹線等を含む約100件が世界で認定されています。2010年4月に『黒部川第四発電所(黒四)』が認定され、日本で認定されたものが14件となりました。

こちらも改札前は4~6列くらいに並んで待ちます。
トロバスが来ると、前方の扉が開き、改札が始まります。

関電トンネルを抜けるとカーブになっており、、後続のトロバスが見えました。

やっぱりバスにしか見えませんね~。

扇沢駅到着。

バスなのか、電車なのか??? 不思議な感覚の乗り物です。
日本では立山黒部アルペンルートのみの走行なので、ぜひ乗ってみてください。

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大町市 買う 食べる

扇沢駅|黒部ダム観光の始発駅|大町市平

扇沢駅は、立山黒部アルペンルートの長野県側の出発点になる関電トンネルトロリーバスの駅です。
1階には切符売り場があり、トロリーバスの切符はもちろんアルペンルートの他の乗り物のチケットも購入可能。2階は、売店とレストラン、改札があります。
大きな駐車場があるので、車で行くのに便利です。

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【住所】大町市平2117
【TEL】0261-22-2526

関電トンネルトロリーバス
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】
黒部湖遊覧船ガルベ
黒部ダムレストハウス・くろよん記念室

駐車場 は、無料450台、有料300台、臨時700台。
小さく写っている建物は総合案内センターです。

下段の方(現在無料の駐車場)は、平成24年度から新たな管理者による有料駐車場になるとのことです。
(↓クリックで拡大)

扇沢駅

標高1433mと黒部ダムと同じくらいの標高にあります。10月ですが関東の冬並みの寒さです。

信濃大町駅から路線バスを使っても来れます。
(信濃大町駅~扇沢駅、片道40分ぐらい、1330円)

時刻表

1時間に1本くらいです。

駅構内図

1階は切符売り場、2階は売店とレストラン、改札、3階はトロバスの乗車ホームと屋上展望台になっています。

1階の切符売り場と2階の駅改札付近は、関電トンネルトロリーバスの記事をご覧ください。

2階お土産売り場

扇沢駅の人気お土産ベスト5!!

1位 チョロQ(トロリーバス) 900円
2位 宇奈月ビール各種 400円
3位 黒部の妖精(大) 650円
4位 雷鳥の里(ミニ) 530円
5位 黒部の妖精(小) 450円

薄着で来てしまった方も大丈夫。
アウターなど衣類もあります。紫外線対策に帽子も。

天井がヴィーナスフォートっぽい。

待合室

トロリーバスの模型と記念スタンプ

スタンプラリーの台紙は1階切符売り場前などに置いてあります。
スタンプラリーシートを完成させるとプレゼントがもらえるそうですよ。

トロリーバス(無軌条電車)の説明

トロリーバス(無軌条電車)とは

ガソリンや軽油でエンジンを駆動させて一般の道路を走行する自動車・バスに対し、トロリーバスは電力をエネルギー源にモーターで走ります。
電気は走行路の上空に張られた架線から車両の屋根に設けた2本のトロリーポールを介し給電されるため、電車と同様に軌道以外では走行できません。その点でバッテリーで動く電気自動車とも異なります。こうした事情から、トロリーバスは自動車ではなく鉄道と位置づけられ、無軌条電車と称しています。つまりレール(軌条)を持たない電車と言う意味で、運営は鉄道事業法に基づいておこなわれます。
車両は見た目にはバスに似ていますが、電車のパンタグラフと同じ役割のトロリーポールをはじめ走行機器などにバスとは違う部分がたくさんあります。トロリーバスは何よりも排気ガスによる大気汚染がなく環境にやさしい乗り物です。また、ゴムタイヤを使用しているため加減速度が大きく、急こう配にも強いなどの特徴も備えています。
現在、関電トンネルトロリーバスは鉄道車両の新しい技術であるVVVF(可変電圧・可変周波数)インバータ制御方式を採用した300形車両を導入しています。

トロリーバスの歴史

トロリーバスはドイツで誕生しました。明治15(1882)年、シーメンスによってベルリン郊外で公開運転されたのが始まりで、パリで開催された第3回万国博覧会でも披露されました。明治34(1901)年にドイツ、フランスの各都市で営業用として導入され、以後、欧米の主要都市で相次いで開業、都市交通の担い手としてトロリーバスは世界的に普及していきました。
日本では昭和3(1928)年、新花屋敷温泉土地(株)が阪急宝塚線花屋敷駅から満願寺近くの温泉場までの送迎用にトロリーバスを採用したのが最初です。都市交通としては昭和7(1932)年に京都市でイギリス製車両を使って開業しました。その後、名古屋市、川崎市、東京都、大阪市、横浜市でトロリーバスが活躍するようになりました。
関電トンネルトロリーバスは昭和39(1964)年に黒部ダムへの観光アクセスとして開業しました。
都市交通としてのトロリーバスはモータリゼーションの波にのまれて、昭和47(1972)年までに消えてしまいましたが、関電トンネルトロリーバスは立山黒部アルペンルートの観光輸送の主要部を担い、現在は日本で唯一のトロリーバスとして親しまれています。

トロリーバスの模型 (100型S1/20)

黒部ダムのライブカメラの映像

ダムや大観峰、室堂の天気・気温・視界の情報もあります。
服装などの参考にしてみてください。

黒部の氷筍

展示してあるものは2010年12月~2011年2月頃にできた物で、とても貴重なもの。
黒部の氷筍は、黒部ダムから黒四発電所へ続く、黒部トンネルの途中の横坑(横にのびるトンネル)に自然にできる氷の柱です。(一般の方の通行は不可)

レストラン扇沢

【営業時間】6:40~15:00(11月4日~11月30日は8:15~14:30)

食券制です。

黒部ダムカレー発祥のレストランです。4種類のダムカレーが食べられます。

黒部ダムカレーは、アーチ式ダムとして日本一の大きさを誇る黒部ダムをモチーフにレストラン扇沢において、昭和40年代初頭から「アーチカレー」の名前で親しまれてきたものです。
2009年7月、大町のご当地グルメとして市内の飲食店でも販売されるようになりました。

250席あり、大きな窓から外の景色を一望できます。

3階の屋上展望台

こちらも見晴らし最高です。

すぐ後ろはトロリーバスの乗車ホームになっています。
乗車ホーム、改札口、切符売り場は、関電トンネルトロリーバスにてご紹介します。

カテゴリー
大町市 遊ぶ

大町エネルギー博物館【2】|源泉かけ流しの足湯がある博物館|大町市平

『大町エネルギー博物館【1】|各種エネルギー関係の模型や資料』の続きです。

大町エネルギー博物館は火力、水力、原子力などの実物や模型を展示しているエネルギーに関する博物館。
科学について遊んだり体験しながら学ぶことができる施設です。
以前はソーラー足湯でしたが、老朽化により稼働停止。現在は天然温泉100%のかけ流しの足湯として復活しています。
土日祝日はプラネタリウムの投影もあります。

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【入館料】大人400円 中学生300円 小学生200円
      プラネタリウムはプラス200円
      足湯のみの利用は200円
【開館時間】9時~17時
【休館日】水、木曜日
【住所】大町市平2112-38
【TEL/FAX】 0261-22-7770
【HP】http://omachiemuse.web.fc2.com/

手回し発電

原子力・水力・火力の3つのハンドルがあり、それを回すと上の絵に埋め込まれた電球が光ります。

原子力の写真が「福島第一原子力発電所」

こんなにきれいな建屋だったのに・・・切ないですね。

日本の電力会社と電源構成

日本の電力事業は、発電、送電、拝殿を一貫して行っている10の電力会社、北から北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力から構成されています。主にこれらの電力会社が、地域ごとに私達の家族や会社などに安定した電源供給を行っています。

日本の発電は、かつては水力発電が中心でしたが、豊富で安い石油の出現などによって、昭和30年代後半から火力発電が中心となりました。火力発電の燃料は、石油、石炭、LNGなどがつかわれていますが、最も多き時で全発電量の6割以上を石油が占めていました。しかし、オイルショック以降は高価で供給の不安定な石油に代わって、原子力、石炭、LNGなどを使った電源の開発が進みました。
さらに、クリーンな自然エネルギーを利用した太陽光発電、風力発電、燃料電池などの実用化に向けて研究開発がすすめられ、バランスの良い電源構成が図られています。

電源別発電能力 (クリックで拡大)

工作コーナー

土日祝日などに科学体験教室が開かれたりします。

積み木遊び

手作り?結構細かい積み木です。

キューブパズル

いろいろなパズルがあるので、長いこと楽しめます。

難しそうな機械もたくさん展示されています。

国産アルミニウム電解漕

大町はアルミニウム発生の地だったんですね~。

化石エネルギー

化石燃料は主に石油、石炭、LNG、オイルシェル、、オイルサンドです。
火力発電の原料は石油、石炭、天然ガスを中心に使っています。

醤油、お酢、サラダ油、ソース・・・ 調味料っぽく見えますが、化石燃料の実物です。

石炭の可採年数231年(1993年現在)
石油の可採年数43年(1998年現在)

資料がかなり古いのがキズ・・・。
そろそろ更新されても??

集光式太陽光発電装置

上部のフレネルレンズで太陽の光を中心部のシリコン誘導体に集め発電します。太陽の移動につれて方向を変えていく仕組み。

回転体の慣性、円運動と遠心力

説明を読んでもチンプンカンプンですが、ボタンを押して動くと・・・「おおっ!」となります。

海洋エネルギー関係

タリウス型風車、プロペラ型風車、サポ二ウス型風車・・・風車だけでもいろいろな形があります。

プロペラ型の風力発電機

ボタンを押すとプロペラが回ります。

屋内展示のため、風の代わりに電気でプロペラを回しています。

フレネル型太陽炉

フレネルとは「平ら」という意味。パラボラの様なお椀型と異なり、平らな板の上に小さな鏡を少しづつ傾きを変えて円形に並べると、太陽の光を一点に集めることができます。直径90cmですが熱が逃げないように処理した二重のガラスびんに水を入れ熱すると、5分程で沸騰するようになります。

水力発電関係の展示物

パラボラアンテナを利用した音声伝送

ひそひそ声でアンテナに向かって話すと・・・

対面のもう一方のパラボラ前でよく聞こえます。

山頂や電話局の屋上に見かけるパラボラアンテナは、マイクロウェーブの伝送路として、電波のハイウェーです。
一つの電波で何千通話もの電話の声やテレビの映像を運んでいます。

このパラボラアンテナは長野~横手山間でテレビジョンの中継回線として実際に活躍したアンテナ。
波長が数センチメートルのマイクロ波では指向性の鋭いパラボラアンテナとホーンリフレクタアンテナが広く使用されています。
パラボラアンテナは電波を反射する一種の凹面鏡で、反射面の形状は回転放物面であり、その焦点で電波の発射又は受信をします。

エネルギーには関係ありませんが、泉小太郎のジオラマも展示

泉小太郎伝説

大昔、このあたりは水を漫々と湛えた大きな湖でした。
村人たちは山と湖に挟まれ僅かな土地に貧しく暮らしていました。
湖にすむ犀竜を母とする小太郎は、人々のために湖の水を海へ流し平らな土地を得たいと考え母竜の背に水を堰き止めている大岩に体当たりして行きました。
小太郎の母子の命がけの働きによって湖の水は怒涛となって日本海へと流れ下りその跡には広大な平野が広がりました。
傷ついた母子は仏崎観音寺に入ってこの土地の人々を見守っていると伝えられています。

裏口

屋外展示物や足湯は裏口から行けます。

足湯

源泉は「高瀬の湯」、  単純硫黄温泉です。

老朽化により稼働停止となったソーラー足湯に変わり、天然温泉100%かけ流しの足湯として復活。

200円で足湯のみの利用もできます。 タオルがない場合は受付にて100円で販売。

かなり熱めのお湯。 
ぬるぬるした感じで、お肌がしっとり。

横には小さな水車。 お湯を冷ましているのでしょうか??

自然いっぱいの場所に、疲れた頭が癒されます。

屋外展示物もいろいろ。

噴水用太陽電池

外にある噴水はこの太陽電池で稼働しています。
天気によっては噴水の高さが違うとか・・・。

太陽光による噴水の仕組み

良く見ると、博物館自体も屋根に太陽光パネルが設置されていますね。

水車発電機

赤いスイッチを押すと、バルブが開き、上部水槽からの放水で水車が勢いよく回転します。
この回転がベルトで発電機に伝えられ、発電(ランプが点灯)します。
普段は足湯からオーバーフローしたお湯で水車をまわしています。

回転変流機

回転変流機の説明 (クリックで拡大)

横軸水車発電機

横軸水車発電機の説明 (クリックで拡大)

実際に使われていた機械やパーツなど本格的な難しいものから、パズルなど子供達にも親しみやすい展示もあり、ここで遊べば科学に興味を持つようになるかも??
足湯や屋外遊具があるのも魅力です。

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大町市 遊ぶ

大町エネルギー博物館【1】|各種エネルギー関係の模型や資料|大町市平

火力、水力、原子力などの実物や模型を展示しているエネルギーに関する博物館。
科学について遊んだり体験しながら学ぶことができる施設です。
以前はソーラー足湯でしたが、老朽化により稼働停止。現在は天然温泉100%のかけ流しの足湯として復活しています。
土日祝日はプラネタリウムの投影もあります。

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【入館料】大人400円 中学生300円 小学生200円
      プラネタリウムはプラス200円
      足湯のみの利用は200円
【開館時間】9時~17時
【休館日】水、木曜日
【住所】大町市平2112-38
【TEL/FAX】 0261-22-7770
【HP】http://omachiemuse.web.fc2.com/

駐車場

駐車場の片隅に薪ガスの車庫

「もくちゃん」というニックネームで親しまれている薪バス。
イベントの時などに運行しているようです。

昭和25年に製作されたガス発生炉を使い、ボンネットタイプのバスとして復元。
(クリックで拡大)

車庫の横にはコンクリートバケット

コンクリートバケットの説明

黒部ダムを造る時に実際に使われたものだそうです。

博物館にはにつかわしくない石仏が所々にあります。

大町ダムの建設で水没した、葛温泉に至る古径一帯に造立されていた石仏を、ここに移したということです。

木々に囲まれた自然豊かな場所にある博物館。
屋外にも展示物や遊具がいっぱいです。

水車・発電機

1921年(対象10年)製造。
水車はスイスのエッシャ・ウィス社製、発電機はアメリカのウェスティング・ハウス社製。
二連水車の内一台は高瀬川テプコ館前に展示。(現在は高瀬川テプコ館は閉館しております。)

ターザン

ハンモック

この他にもブランコやツリーハウスなど手作り遊具で遊べるようになっています。

近未来的な入口です。

入館料とプラネタリウムの投影案内

大町市内在住の65歳以上、小中学生は無料!!

アーチ型のトンネルをくぐっていきます。
壁には所狭しと作品やポスターなどの展示。

受付

入館記念券

館内マップ(クリックで拡大)

ミュージアムショップ

各種木製パズル、科学的玩具、木製品などがそろっています。

薪バス「もくちゃん」はトミカやチョロQになっていません。
自家製作です。お土産におすすめ。

薪バスの紹介ビデオを見ることができます。

コインロッカー

手荷物を置いて思いっきり遊べ(学べ)ます。

ビー玉ころがし

ボールコースター

ピタゴラ的装置みたいで、きまると気持いいです。

何気に座ったイス・・・よく見ると値札が。

現品限りの特価8000円!!

ソーラーカート(動きません)

単結晶シリコン太陽電池99枚使用
総出力(晴天時)100w
最高速度約10km/h

電磁力関係の展示

石けん膜の数学

糸を結んだいろいろな形の枠を石鹸水につけて、どんな膜ができるか見ることができます。

スイッチを押すとリニアモーターカーが走ります。

誘導型リニアモーターカーの原理

リニアモーターは、三相交流誘導モーターを軸方向に切ってまっすぐ伸ばしたような構造で、車体にとりつけられた推進番と地上のコイルとで一体の電動機をかたち作っています。
三相の交流はレールをはさんで並べられたコイルに3分の1づつ位相のずれた電流を流しこむので、各電磁石は吸引と反発をくりかえし、車体を前へ進ませます。

2階はプラネタリウム

土日祝日のみ投影しています。

プラネタリウムのスロープの下は休憩室になっています。

小型の自動販売機もあります。

フジテレビドラマ「黒部の太陽」で撮影に使われたミニチュアセット

2009年3月21日(土)22日(日) 放送。主演は香取慎吾・小林薫。

このセットはトンネル上部が破砕帯の圧力によって押し寄せる「盤ぶくれ」や、破砕帯の水が押し流されるシーンなどに使われました。大きさは約1/3で、鉄骨が曲がったりするシーンを撮るために、ミニチュアセットの鉄骨部分はウレタン製です。
中央の足場のような機械は、当時最先端の掘削機「ジャンボ―」です。この製作だけでも約1ヶ月かかったそうです。
このセットでの撮影のほか栃木県では作業所とトンネルの外観(1・スケール)を撮影し、原寸でのトンネル内部撮影は日活撮影所で行われました。
約1/3スケールのセットは、扇沢駅にも展示しています。

香取慎吾さんが撮影時に着用していた衣装

こっちもかな?とりあえず触っておきましょう。

黒四建設の歴史

科学クイズ

クイズに正解していくと、下の画面の絵が完成します。
間違えるとブザーが鳴ります。

いろいろな計測用具

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