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観る 軽井沢町

明治天皇軽井沢御膳水|軽井沢宿で御膳水として使用された湧き水|軽井沢町大字軽井沢

明治天皇が軽井沢宿で昼食をとられた際に御膳水として使用された湧き水の源泉がこの谷間にある。
明治天皇軽井沢御膳水
この湧水は軽井沢宿を本陣に宿泊する諸大名の御膳水としても使用されたとも言われる。

長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
問合せ先:0267-42-5538
[googlemap lat=”36.35823445635101″ lng=”138.62611055374146″ width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.358234,138.626111[/googlemap]


御水端通りを歩くと御前水の案内標識がある。ここから坂を少し下った所にある。
標識は小さいので見落とさないよう注意して目的地に。


この御膳水のある土地はホテル鹿島の森の私有地ではあるが、一般の人にも開放され休息及び散策することができる。


この坂を下り御膳水が湧き出る谷間へと向かう。


御膳水にかかわる解説がされている。


湧き水の傍らには「明治天皇軽井澤御膳水」の記念石柱が建てられている。


浅間石の溶岩の谷間から湧き水が溢れるように流れ出ている。


この谷間から流れ出た湧き水は雲場川となり、やがて雲場池へと流れ込む。


御水端通りの散策途中で、チョット休憩するのに手頃なスポットである。


ここが雲場川の支流である。
そして別名スワンレイクと呼ばれる水と森の自然豊かな雲場池につながる。

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安曇野市 暮らす

「安曇野の里」湧水・名水百選|おいしい北アルプスの伏流水|安曇野市豊科

ビレッジ安曇野あづみ野ガラス工房、プラザ安曇野、レストチロル田淵行男記念館などが集まる「安曇野の里」にある湧水。
名水百選にも選ばれたおいしい水で、自由に飲んだり汲んだりできるようになっています。観光ついでに寄っていく人はもちろん、特に地元の人の利用が多く、生活に欠かせない湧水です。
この湧水は、ビレッジ安曇野ではお風呂の水に、レストチロルでは水出しコーヒーなどにも使われています。

近くには遊歩道や安曇野わさび田湧水群公園などがあり、散策するにもいい場所です。
また、冬季は光のページェントというイルミネーションイベントでも人気の場所です。

[googlemap lat=”36.325658362629476″ lng=”137.90481358766556″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.325658,137.904814[/googlemap]
安曇野の里
【住所】安曇野市豊科南穂高6780番地
【TEL】商工観光部観光課(電話0263-82-3131)、ビレッジ安曇野(電話0263-72-8568)
【HP 】 http://www2.dango.ne.jp/villagea/

安曇野の里は豊科インターから車で5分くらい、アクセスしやすい場所にあります。
駐車場は田淵行男記念館の方ではなく、プラザ安曇野前へ。

プラザ安曇野前にある「安曇野の里」と書かれた四角い柱から、常に流れています。

読みづらい立て札・・・。頑張って読んでみました。

安曇野の名水
この水は北アルプスの雪解け水が地下水となって安曇野に湧きだしたもので、水環境の保全が極めて優秀であることから環境庁の名水百選に認定されました。安心してお召し上がりください。

流出口は2つあり、一度に2名が汲んだり飲んだりできます。

ペットボトル派にやさしい方

こちらは、お急ぎの方・ポリタンク派におすすめ。

2つ流出口がありますが、並ぶこともよくあります。
そんなときは、飲む人優先です。

水質検査結果報告書

定期的に更新されているので安心です。

ペットボトルを置いたりするのに便利なテーブルも設置されています。

プラザ安曇野の店先には、空のペットボトルが売られていました。
観光などで立ち寄った時に便利です。

最近、チェンソーアートのモニュメントが隣にできました。

仲睦まじい道祖神のチェンソーアート

チェンソーアートの説明書き

ちょっと年季が入ってて読みにくいです。

募金箱

美味しい水を無料で汲み放題って、本当に恵まれた所です。
こんな環境がずっと続くといいですね。

すぐ近くに立派なトイレがあるので、お水をうっかりガブ飲みして、お散歩してても大丈夫。

水汲み場から視界に入るところに、水車小屋があります。
こういう風景が一層お水を美味しくさせるような感じがします。

正面から見た水車小屋

表がガラス張りになっていて、中の様子を覗いて見ることができます。

この時は停止中でした。。。

周辺はわさび田湧水池があり、自由に降りて水に親しむことができます。

階段を下りるとすぐ小川。

ここ以外にも降りられる場所がいろいろあります。

夏でも水が冷たくて気持ちいいです。

ちなみに田淵行男記念館やガラス工房がある方の駐車場にはヒミツが!!

舗装材に間伐材や剪定木を使っているので、とっても環境にやさしいのです。


安曇野の里はビレッジ安曇野あづみ野ガラス工房、プラザ安曇野、レストチロル田淵行男記念館安曇野わさび田湧水群公園など、見どころいっぱいの場所です。
北アルプスの美味しい伏流水を味わいにお出かけしてみては・・・。

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暮らす 松本市

槻井泉(つきいずみ)神社の湧水|高さ25メートルのケヤキの下に湧く泉|松本市

長野県松本市清水にある槻井泉(つきいずみ)神社の湧水。
松本城の東に位置する湧水です。ここの地名「清水」も、古来からこんこんと湧き出すこの湧水に由来するそうです。

樹齢300年といわれるケヤキは松本市の天然記念物に指定されています。
江戸時代の水野氏の頃は、この水を使って染色や製紙産業を行っていたのだそうです。

住所:松本市清水1-2
[googlemap lat=”36.236103″ lng=”137.978822″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市清水1丁目2[/googlemap]


女鳥羽川を上流に向かって歩き、自然に曲がる昔ながらの道、清水橋を渡ると、向こうに大きな気が見えます。
ちなみに車は橋からは直進できません。一方通行です。


こちらが市の文化財にもなっているケヤキ。
4月で春芽の時期、赤くなっています。


隣は公民館です。


この赤い橋は車も渡れます。(普通の乗用車も通ってました)


清水町の由来の書いてある石碑です。


道祖神の前には座る場所もあります。
拝みに来る方も多いのでしょうか。


水質表です。


美津波廼女命(みずはのめのみこと)、御井神(みいのかみ)、鳴雷神(なるいかづちのかみ)を祭神とするそうです。
長野県には他に塩尻市洗馬などにも槻井泉という名前の神社があります。


橋を渡ります。
僅かの距離ですが異空間に行く感じです。


橋の右手にはこんこんと水が湧いてます。


こちらが全体像。
鳥居の奥にご神体、左に湧水、右にケヤキです。


二層になってこんこんと流れる音を聴いているだけでも心洗われます。


ケヤキの高さは約25m。


夏はさぞや木の下は涼しいことでしょう。


ケヤキの太さは1.6mほど。鳥居の柱が小さく見えます。


橋の反対側にはベンチもあります。
この日も近所の方々か、井戸端会議行われていました。

草木も砂利もとてもきれいに手が入れられていて、長年地元の人々から大事にされ続けてきた場所だとわかります。

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安曇野市 暮らす

安曇野わさび田湧水群公園|名水百選の憩いの池がある公園|安曇野市豊科

国土交通省から「水の郷」の認定を受け、環境省の「名水百選」にも選出された清らかな水が織りなす風景を感じられる公園です。
この辺り一帯は、北アルプスの雪解け水が安曇野の扇状地にしみ込み、1日70トンの水がわさび田湧水群を潤しています。この水のおかげで特産のわさびやニジマスが育っているのです。

「県民豊科運動広場(県民グラウンド)」の隣にあります。
[googlemap lat=”36.32338068088919″ lng=”137.90175318717957″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.323381,137.901753[/googlemap]

安曇野の里から歩いて行ってみました。

県道310号線を西へ・・・
所々にわさび田の風景を見ることができます。

近道の階段があります。
ここを行けばすぐに公園にいけます。

もちろん、直進していってもOK!
「県民豊科運動広場」の看板があるところを左折します。

わかりやすそうで、そうでもない案内看板は、安曇野のいろんな場所で目にします。

公園の北側に駐車場があります。
3台くらいが限度です。

公園のほとんどは池。
公園名通り、池の占有率が高い公園です。

公園の案内図

昭和58年度「憩いの池」として整備完了。
平成5年度 国土庁「水とのふれあい環境整備事業」導入により整備実施。
安曇野市豊科南穂高4981-4
緯度 北緯36°19’10”
経度 東経137°54’17”
標高530m

環境庁からの名水百選認定書のコピー付です。

公園の雰囲気はこんな感じです。

芝生広場

ピクニックテーブルが設置してあるので、お弁当を食べたりしてもいいですね。

トイレ

怖いオーラが漂っています。。。

ここの水道水も名水なんでしょうか??

公園の中央に大きめの東屋があります。

池の雰囲気にしっくりくる建物

いつの張り紙でしょう?

しばらくお手入れした気配はなさそうなので、触っても大丈夫。

コイやニジマスが住んでいます。

カモもいます。

湧水群の仕組みをわかりやすく説明した看板

湧水起源、湧水利用状況、水量・水質など

おいしい水の基準値付きで、わさび田の水がおいしいことを証明しています。

湧水循環図

安曇野の水はこんな風に循環しているんですね~。

湧水口からはきれいな水が流れ出ています。

池の底を見ていると、プクプク気泡が・・・。
底からも水が湧いているんでしょうか。

公園の西側からの眺め

ここにも公園に降りれる階段があります。

公園を見下ろせる場所に東屋があります。

公園のすぐ向かいは県民豊科運動広場

ここの駐車場を借りてもよさそうですね。

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暮らす 松本市

辰巳の井戸|辰巳御殿跡にある井戸水|松本市大手

井戸の場所案内には「辰巳の御庭」とありました。
江戸時代に松本城の辰巳門と城主の辰巳御殿があった場所です。

平成6年に井戸も整備され、ベンチのある広場になっています。
飲料はできませんが、水の音色を聴いたり、ただその流れを見ているだけでも心癒される感じです。

住所:長野県松本市大手4-80-6
[googlemap lat=”36.23558″ lng=”137.97299″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”17″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市大手4丁目[/googlemap]


「大名町通り」と「上土通り」の真ん中くらいに辰巳の庭公園はあります。
自転車が停まっているところです。


「自然のままの地下水で飲用注意」と書いてあります・・・

知らずにガブガブ飲んでしまいました・・・


車の入れないゆったりとしたスペースに木のベンチや、生き物の形をした石のベンチがあります。


こちらが井戸水です。


とうとうと流れていきます。


ここからも湧きだし、水路に注がれていきます。


御殿の後に今は素敵な外観のバーや居酒屋、お店が並んでいました。


御殿跡の石碑だけが建っています。


排水は女鳥羽川へ集められていくのでしょうか。

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暮らす 松本市

北門大井戸|総掘が埋め立てられた時にできた井戸|松本市

松本城の堀は、本丸の外側を「内堀」、二之丸の外側を「外堀」、三之丸の外側を「総掘」と呼ばれています。
明治19年の水害で「総堀」周辺の半分が水に浸かってしまったそうです。

それを機に、総堀の半分が埋め立てられることになり、その際この井戸が作られました。
松本城の北門があったので「北門大井戸」と呼ばれるようになりました。

[googlemap lat=”36.23949666799923″ lng=”137.97308921813965″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市丸の内4−1[/googlemap]松本城のすぐ近くですが・・・

もうひとつ詳しい地図で場所を確認。観光案内所で頂いた地図を見ると、
松本城のすぐ北側にある通りから1本入ったところにあります。


マップ上、紫の点線、お城の北側の道を直進した後、左折します。


まっすぐ進むと、左手、石材屋さんの観音様(?)が意外に目印です。
右手に止めてある自転車、この下に「北門大井戸」があります。


ちょうど、角の所にスロープがあります。


何段か、階段を降りると、右手の屋根が見えるのが井戸の屋根です。


井戸にたどり着く前、右手の遊具に野鳥が止まってました(左下)。
鳥も美味しい水を求めてやって来るのでしょうか?


石碑があります。ここ、北門馬出は松本城第二の規模の大きさだったそうです。
まさに、「兵どもが・・」ですね。


手書きの看板もあります。


水質検査表も付いています。


城下町らしい案内ですね。


案内の後ろの説明です。
その向こうに見えるのが、水の神様を祀っているのでしょうか。


近づいて見ました。


お供えのお水はもちろんこの井戸の水でしょう。カリンが供えてあるとはさすが信州・・


全体からみると小さくなりましたが左の、水神様の正面、大きな屋根の下に井戸があります。


井戸の全景です。


屋根の下に井戸があります。


一本は勢いよく、もう一本はそれなりに井戸水が出ています。


太陽の光を浴びて水もキラキラ輝いています。
触ってみると、冷たくもなく、暖かくもなく・・


水神様に手を合わせてから、左右の水、飲み比べてみました。
・・なんとなく、細く出ているほうが甘味があって美味しく感じました。


見上げると、井戸のある屋根も、城下町らしく、簡素な中に風情を感じます。
土俵を思い出しましたが・・。


井戸水を覆う蓋も竹です。


屋根の下には、ベンチもあります。傾斜に合わせて(?)、片足には補強も。


奥にはブランコもあります。


公園遊具のシールには「アルプちゃん」が・・


滑り台の上から見たらこんな感じです。


滑り台のアルプちゃんのコメントです。


遊具ごとにアルプちゃんのコメントは異なるようです。

松本市内の水を巡り、今回は松本城の近く「北門の大井戸」へ行ってみました。公園の中にあるのは珍しい、というか、有難いですよね。子ども連れで、どんだけはっしゃいでも、汗だくになっても、手も顔も、洗えるし、喉が渇けば水も飲めますから。 暖かい日はここでお弁当もよさそうです。

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伊那市 食べる

行者の泉 延命水|市販ミネラルウォーター、3倍のカルシウム|伊那市荒井

小黒川渓谷キャンプ場の目の前にある、行者の泉 延命水に行ってきました。

1996年の小黒川渓谷キャンプ場の整備に合わせた、水場ですが、季節を問わずに流れ出る水と、真夏でも10.5度という低温で人気のある水です。

ミネラルも豊富で、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなど12種類を含んでいたそうですが、カルシウムは市販ミネラルウォーターの平均、3倍を含んでいるそうです。

[googlemap lat=”35.83148157265728″ lng=”137.87517249584198″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]35.831482,137.875172[/googlemap]
延命水行者の泉の看板

手づくりのある看板でいい雰囲気です。

行者の泉、水汲み場

駐車場が1台だけですが、目の前のキャンプ場の駐車場もあるので心配いりません。

東屋がありました

水汲み場にも屋根があるので、雨の日でも安心して汲むことができますね。

水車もあり水の豊富さが分かります

水汲みは2ヶ所になっています

奥が1で、手間が2という割り振りです。

行者の泉 延命水 No.1です

山の中から水が湧きでています

No.1の山

行者の泉 延命水 No.1の水質検査結果

行者の泉 延命水 No.2です

行者の泉 延命水 No.2の水質検査結果

新聞記事

こちらも新聞記事

サルに食べ物をあげてはいけません

この辺りは確かに猿が多い場所です。注意してくださいということです。

ミネラルウォーターを買っている人、カルシウム不足を気にしている人にはおススメかもしれません。
冬場の雪がたくさん降ったときは近づかない方がいいと思います。

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伊那市 食べる

鳥の宮湧水|豊富な湧水が地元で静かな話題に|伊那市手良

伊那谷の東山斜面に位置する、伊那市手良(てら)の野口という地域にある湧水が地元で静かな人気ということで行ってみました。

「通勤などのついで」とはいかない場所なので、汲みに行く方は大量にタンクやペットボトルを持っていく必要がありそうです。
もちろん誰でも無料で利用することができます。

住所:長野県伊那市手良野口1023
[googlemap lat=”35.86868643744919″ lng=”138.0303329229355″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]35.868686,138.030333[/googlemap]
蟹沢地区へ登って行きます

手良小学校から東へどんどん登っていきます。
まだ進んでいいの?と思うくらい進みましょう。

しばらくするとY字路

川の手前で分れますので、左の細い道へ入ります。

右手に東屋

突然、東屋があるのでここまでくればすぐに分ります。

駐車スペースは1台

きびしいのが駐車スペースです。1台限定・・・
道路も1台がやっとですので、微妙ですが地元の生活道路になっている感じですので路駐しても怒られることはなさそうです。

看板の付いた階段

黄色い階段を下りて水汲み場です。

看板は丸太を使用

ハート形の丸太に名前がありました。

全然飲み水ですね

湧水や温泉でおなじみの保健所「水質検査結果書」です。
全然イケるということです。
しかしこのような湧水が近くにあれば、ミネラルウォーターは不要ですね。

かなりの水量

20リットルタンクも1分かからずに満タン。

野菜などを洗うこともできます

札には「お口に入れる野菜迄」ということですので、食べられないものは禁止ということ。

夏場は東屋が活躍

雨の日なども使えそうですね。

東屋にはテーブルとイス

作られた日がありました

平成22年2月吉日に完成したのでしょう。

湧水マニアも健康マニアも一度行ってみましょう。
たくさんの容器をおススメします。

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安曇野市 観る

満願寺一帯とツツジ公園|安曇野一のツツジの名所、湧水もおいしい|安曇野市穂高

満願寺は安曇野の西山にある真言宗のお寺です。
お寺の境内が極楽浄土をイメージして造られており、三途の川にかかる橋を渡るところから参道が始まります。

参道を登ったところには、廻遊式のツツジ園が広がっています。安曇野でも一番規模の広いツツジ園で、見頃は5月末から6月初旬。約5000株のツツジが色鮮やかに咲きます。

境内各所には湧水が流れ、マイナスイオンいっぱい!!“満願”という縁起の良い名前でもあることから、パワースポットとしても人気があります。
ただ、入口から三途の川・・・ですので、夜は心霊スポットに様変わり。夜は絶対行かない方が良いと思われます。

地獄極楽図のある本堂の記事はこちら

真言宗・豊山派・栗尾山満願寺(栗尾観音)
第二十六番 信濃三十三観音霊場
〒399-8305 長野県南安曇郡穂高町大字牧1812
TEL 0263-83-2088

山麓線の「満願寺」の看板があるところを西へ行きます。
いっきに山奥の大自然ロードに。。。

途中、道が二つに分かれます。
右へ行くと、本堂脇の駐車場に。左へ行くと、三途の川のある参道入り口の駐車場に行けます。

左の道へ行ってみます。

参道入り口のある下の駐車場。

信濃33観音の26番目の札所です。

満願寺のプロフィール

なんだか難しい説明です。

駐車場の脇に湧水を汲む場所があります。

水質表示など何もないので、沸騰させてから飲むのが無難だと思います。
クセはなく、まろやかな味です。

参道の入り口には六体のお地蔵さまがお出迎え。

極楽浄土に向かってスタート!!

まずは三途の川を渡ります。

屋根付きの太鼓橋。微妙橋(お経橋)といいます。

日本三霊橋のひとつです。(満願寺微妙橋、高野山無妙橋、越中立山無明橋)

安曇野市の有形文化財に指定されています。

微妙橋の説明書き

橋の裏側にお経が書かれているので、お経橋とも呼ばれています。
善人のみ通行可!?

橋の下を流れる川・・・これが三途の川です。

この世とあの世の境で、左右の山を死出山と呼びます。
後ろは地獄、渡れば極楽へ。

微妙橋を渡ったところにあるのは、地蔵堂

賽の河原
たくさん石が積まれています。

賽の河原とは・・・

三途川の河原は「賽の河原」(さいのかわら)と呼ばれる。賽の河原は、親に先立って死亡した子供がその親不孝の報いで苦を受ける場とされる。そのような子供たちが賽の河原で、親の供養のために積み石(ケアン)による塔を完成させると供養になると言うが、完成する前に鬼が来て塔を破壊し、再度や再々度塔を築いてもその繰り返しになってしまうという俗信がある。このことから「賽の河原」の語は、「報われない努力」「徒労」の意でも使用される。しかしその子供たちは、最終的には地蔵菩薩によって救済されるとされる。ただし、いずれにしても民間信仰による俗信であり、仏教とは本来関係がない。
~Wikipedia~

ツツジが有名な満願寺。
一応つつじ公園という表示もあります。

境内全体図があります。

急な山道の参道を登っていくと、極楽浄土です。

杖が必要であれば、地蔵堂の脇にあります。

持ち帰ると三代の…!

三途の川、賽の河原のインパクトが強かったせいか、リアルに怖いです。

階段を上っていくと、仁王門があります。

吽形

阿形

とっても立派な仁王門です。

極楽浄土まであと少し。

しかし、急な石段です。

やたらと石仏があります。

脇道にシャガ(胡蝶花)という花が咲いていました。

極楽浄土に到着

大変な道のりでした。

本堂の脇はまさに極楽?

願いは大きく、世界平和!!

「世界人類が平和でありますように」

手水舎

この水も湧水でしょうか??

立派な鐘楼

ついてみました。 ゴ―――――ン。。。。

実際は余韻が1分以上続いていました。
ビデオでは本当の音がうまくひろえてませんが、やさしくついたのにすごい振動でした。

栗尾観音

善光寺にあった回向柱みたいなのも立っています。

観音様のお顔のアップ

頭にかぶっている冠にも観音様っぽいのがついてます。

観音様の手相

きれいな手相です。

手水鉢

コケの生え具合がマリモみたい。

聖天堂

聖天堂の説明書き

農業・商業の神様が祀られています。

こちらも有形文化財に指定されています。

格天井には藤森桂谷による「龍」が描かれています。

正面の扉は、ちょっぴりマリンテイスト?

繊細かつ力強さを感じる彫刻

ツツジ園の入り口

広い斜面に約5000株のツツジが咲く景色は極楽そのもの。

ツツジの色もイロイロ・・・。

ピンクのツツジ

赤いツツジ

サーモンピンクのツツジ

白いツツジ

黄色いツツジ

藤棚もありますが、こちらもちょうど見頃。

安曇野のあちこちで見られるフランスギクも。

東屋

東屋の屋根にはこんな札が。

両端のところ・・・世界平和、万民豊業と書いてあるのでしょうか。
縁起のよさそうな東屋です。

東屋の屋根のてっぺんに瓶?

蓮華池

紅葉のシーズンではないけど、葉っぱが赤いです。

湧水でしょうか。蓮華池へと流れる様子は趣深いものがあります。

満願寺の境内は水の流れを感じる場所がたくさんあるので、マイナスイオンもすごいんじゃないでしょうか。
満願寺一帯の空気はちょっと違います。

本堂はこちらの記事で・・・

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安曇野市 観る

栗尾山満願寺本堂|コワ~イ地獄極楽図がある|安曇野市穂高

725年頃、裏山の奥にある長者ヶ池から出現した一寸八分の黄金仏像を、聖武天皇の勅願によって堂宇を建て安置したのが始まりと伝わる、歴史ある満願寺。

本堂には、亡くなった後の四十九日の苦しみを現す、「地獄極楽変相之図」が飾られています。
血の池地獄、針山地獄、閻魔大王の裁判所・・・ベタな地獄の絵ですが、お寺ならではの空気感と、怖い画風のおかげで、妙な説得力があります。
お寺の方に詳しく説明していただくこともできるので、子供を連れていくと良い勉強になるかもしれません。

極楽浄土風の境内一帯と、ツツジ園の記事はこちら

真言宗・豊山派・栗尾山満願寺(栗尾観音)
第二十六番 信濃三十三観音霊場
〒399-8305 長野県南安曇郡穂高町大字牧1812
TEL 0263-83-2088

下の参道入り口にも駐車場がありますが、本堂の横にも駐車場があります。

行き方は満願寺一帯とツツジ園を見て下さい。

本堂へ

本堂へ向かう途中にも湧水を汲める場所があります。

湧水は水道から出しっぱなし。蛇口は閉めちゃいけないみたいです。

何も表示がないのでなんとも言えませんが、ひしゃくがあるので飲んでも大丈夫なのだろうと思います。

清潔で立派なトイレ

ちょっとした休憩スペースもあります。

オダマキ?

咲いている花も一味違います。

満願寺の本堂

弘法大師修行像

説明書き

弘法大師とは空海のことです。
真言宗の開祖です。

下から見ると、険しいお顔をしてる感じ。

サッカー?  足元にある石はなんでしょう?

頑張れニッポン。

レレレのお地蔵さん!?

「清浄心
掃けば散り拂えば また塵つもる 人の心も庭の落葉も」
と書かれています。

お参りですかぁ~?

本堂の正面

青い香炉が目立ちます

魔尼車

この経筒を一回まわせば、お経を一巻読んだのと同じ功徳が得られるという、なんとも便利なアイテム。

般若心経が書いてある経筒に軽く手をあてて、左に回して下さい。
その時「ギャーテイギャーテイハーラーギャーテイハーラーソーギャーテイボージーソワカー」と経文を唱えて下さい。

参拝者芳名帳平成22年度版

なんとなく置いてありますが、個人情報が心配です。

お守りは無人販売

本堂の前なら誰も恐ろしくて盗む人はいないでしょう。

おみくじは2タイプ。
リーズナブルな50円のおみくじ

猫が付いた福招おみくじ 200円

おみくじを結ぶところ

木におみくじはNGです。

お線香も無人販売で。

一束30円です。箱入りは100円。

ずらりと並ぶ燭台

ちょっと不気味です。

第26番 御朱印受け所

入口正面にある床の間・・・あの鏡はもしや?

浄玻璃の鏡?

浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)とは、地獄を守護する閻魔が亡者の裁判で亡者の善悪の見極めに使用する水晶製の鏡である。
この鏡には亡者の生前の一挙手一投足が映し出されるため、いかなる隠し事もできない。もしこれで嘘をついていることが判明した場合、閻魔に舌を抜かれてしまうという。
また、これで映し出されるのは亡者自身の人生のみならず、その人生が他人にどんな影響を及ぼしたか、またその者のことを他人がどんな風に考えていたか、といったことまでがわかるともいう。
一説によればこの鏡は亡者を罰するためではなく、亡者に自分の罪を見せることで反省を促すためのものともいわれている。
~Wikipediaより~

ここから本堂の中を見ることができます。

本堂の中の様子

廊下はとても広いです。

廊下の隅っこに大きなわらじが。

さて、満願寺といえば「地獄極楽変相之図」が有名です。
全部で4枚あり、死後の世界が描かれています。

地獄極楽変相之図1

賽の河原と地蔵尊

賽の河原では親より先に死んだ子供たちが、父母を恋しいと石を積み、
地蔵菩薩様が子供たちを暖かく見守っています。

満願寺の賽の河原の様子はこちらの記事で。

葬頭河の婆

三途の川を渡ったら脱衣婆(剥ぎ取り婆)が服を剥ぎ取ります。
ここから罪の重さにより行く地獄が決定します。

血の池地獄

心も体も清く持たないと血の池に苦しむんだそうです。

針山地獄

痛そう・・・

地獄極楽変相之図2

閻魔大王裁判所

閻魔帳に罪状が全て書かれています。

生きている時にしてきた罪によって、いろいろなお仕置きが待っています。

火の車

生きている間に悪いことをした人は鬼が火の車に乗せて地獄へ御案内。

たち臼の中のせっかん

コブラツイスト~!!

浄玻璃の鏡で善悪の見極め。
嘘をついた人は舌を抜かれます。

地獄極楽変相之図3

六道能化の地蔵尊

六道の巷に現れて、衆生を教化し救う地蔵菩薩

六道(りくどう、ろくどう)とは、仏教において迷いあるものが輪廻するという、6種類の迷いある世界のこと。
* 天道(てんどう、天上道、天界道とも)
* 人間道(にんげんどう)
* 修羅道(しゅらどう)
* 畜生道(ちくしょうどう)
* 餓鬼道(がきどう)
* 地獄道(じごくどう)   ~Wikipediaより~

畜生道

畜生道は牛馬など畜生の世界である。ほとんど本能ばかりで生きており、使役されなされるがままという点からは自力で仏の教えを得ることの出来ない状態で救いの少ない世界とされる。

修羅道

修羅道は阿修羅の住まう世界である。修羅は終始戦い、争うとされる。苦しみや怒りが絶えないが地獄のような場所ではなく、苦しみは自らに帰結するところが大きい世界である。

地獄極楽変相之図4

地獄から逃げ出そうとしたら龍に食べられ、地獄へ戻されます。

善行を行った人は地獄で罪を相殺したら極楽浄土へのお迎えがきます。

昔は「バチがあたるよ」とかよく言われたりしましたが、最近は「バチ」なんて言わなくなりましたね。
「バチ」の意味もなかなか理解されない今どきの子供には
地獄極楽図を見せて、お寺の人のお話を聞かせるといいかもしれませんね。

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大名町大手門井戸 (まつもと城下町湧水郡)|松本市

大名町大手門井戸は、まつも と城下町湧水群のひとつで、「平成の名水100選」にも選ばれて います。
2007年(平成19)に「水めぐりの井戸整備事業」で 作られた最初の井戸です。
ちなみに汲み上げはポンプ式。
給水時間は午前8時から午後8時までだそうです。

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辰巳の庭公園 湧き水|松本市

辰巳の庭は、江戸時代に松本城の辰巳門と城主の辰巳御殿があった所で、今は小さな公園となっています。
春には桜も楽しむことができます。
湧き水のせせらぎを聞きながら、ホッと癒される憩いの場所です。