満願寺は安曇野の西山にある真言宗のお寺です。
お寺の境内が極楽浄土をイメージして造られており、三途の川にかかる橋を渡るところから参道が始まります。
参道を登ったところには、廻遊式のツツジ園が広がっています。安曇野でも一番規模の広いツツジ園で、見頃は5月末から6月初旬。約5000株のツツジが色鮮やかに咲きます。
境内各所には湧水が流れ、マイナスイオンいっぱい!!“満願”という縁起の良い名前でもあることから、パワースポットとしても人気があります。
ただ、入口から三途の川・・・ですので、夜は心霊スポットに様変わり。夜は絶対行かない方が良いと思われます。
地獄極楽図のある本堂の記事はこちら
真言宗・豊山派・栗尾山満願寺(栗尾観音)
第二十六番 信濃三十三観音霊場
〒399-8305 長野県南安曇郡穂高町大字牧1812
TEL 0263-83-2088
山麓線の「満願寺」の看板があるところを西へ行きます。
いっきに山奥の大自然ロードに。。。
途中、道が二つに分かれます。
右へ行くと、本堂脇の駐車場に。左へ行くと、三途の川のある参道入り口の駐車場に行けます。
左の道へ行ってみます。
駐車場の脇に湧水を汲む場所があります。
水質表示など何もないので、沸騰させてから飲むのが無難だと思います。
クセはなく、まろやかな味です。
極楽浄土に向かってスタート!!
屋根付きの太鼓橋。微妙橋(お経橋)といいます。
日本三霊橋のひとつです。(満願寺微妙橋、高野山無妙橋、越中立山無明橋)
微妙橋の説明書き
橋の裏側にお経が書かれているので、お経橋とも呼ばれています。
善人のみ通行可!?
橋の下を流れる川・・・これが三途の川です。
この世とあの世の境で、左右の山を死出山と呼びます。
後ろは地獄、渡れば極楽へ。
三途川の河原は「賽の河原」(さいのかわら)と呼ばれる。賽の河原は、親に先立って死亡した子供がその親不孝の報いで苦を受ける場とされる。そのような子供たちが賽の河原で、親の供養のために積み石(ケアン)による塔を完成させると供養になると言うが、完成する前に鬼が来て塔を破壊し、再度や再々度塔を築いてもその繰り返しになってしまうという俗信がある。このことから「賽の河原」の語は、「報われない努力」「徒労」の意でも使用される。しかしその子供たちは、最終的には地蔵菩薩によって救済されるとされる。ただし、いずれにしても民間信仰による俗信であり、仏教とは本来関係がない。
~Wikipedia~
ツツジが有名な満願寺。
一応つつじ公園という表示もあります。
持ち帰ると三代の…!
三途の川、賽の河原のインパクトが強かったせいか、リアルに怖いです。
願いは大きく、世界平和!!
「世界人類が平和でありますように」
ついてみました。 ゴ―――――ン。。。。
実際は余韻が1分以上続いていました。
ビデオでは本当の音がうまくひろえてませんが、やさしくついたのにすごい振動でした。
観音様のお顔のアップ
頭にかぶっている冠にも観音様っぽいのがついてます。
ツツジの色もイロイロ・・・。
東屋の屋根にはこんな札が。
両端のところ・・・世界平和、万民豊業と書いてあるのでしょうか。
縁起のよさそうな東屋です。
湧水でしょうか。蓮華池へと流れる様子は趣深いものがあります。
満願寺の境内は水の流れを感じる場所がたくさんあるので、マイナスイオンもすごいんじゃないでしょうか。
満願寺一帯の空気はちょっと違います。
本堂はこちらの記事で・・・
コメント
[…] ともできるので、子供を連れていくと良い勉強になるかもしれません。 極楽浄土風の境内一帯と、ツツジ園の記事はこちら 真言宗・豊山派・栗尾山満願寺(栗尾観音) 第二十六番 […]