世界を代表する現代美術作家の作品が広大なこの芸術の森に集結。
軽井沢の豊かな自然のなかでユッタリと芸術が鑑賞できるように広大なスケールで設計されている。
美術館は1962年東京高輪で「旧高輪美術館」として開館、昭和56年(1981年)に軽井沢千ケ滝に移転し現代に生きる美術館として「セゾン現代美術館」と改名し発足した。
住所:長野県軽井沢町長倉芹ケ沢2140
電話:0267-46-2020
入館料:一般1000円、大高生700円、中小生300円 11月下旬~4月下旬休館
[googlemap lat=”36.369881″ lng=”138.580755″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉芹ケ沢2140[/googlemap]
国道146号線、星野温泉の信号を千が滝温泉方面へ進むと左側こ案内標識が見えてくる。
ここを左折し約200メートル程の場所にあり、駐車場も整備されている。
バスを利用してのセゾン現代美術館へのアクセスは、軽井沢駅南口から美術館巡りに乗り美術館前下車、又は北口から草津温泉行に乗り「千が滝温泉入口」で下車徒歩10分である。
美術館の入口には毎年開催される展示会の案内が看板に表示されている。
庭内から美術館に通じる橋、鉄の造形である。
作者は若林奮氏だ、この入口からすでに現代美術展が始っている。
美術館正面玄関へと続く光景である。
起伏のある丘、そして樹木と美術館の建築が見事にマッチし来館する人々を魅了させてくれる。
秋の紅葉の季節は、丘に広がる芝生の緑、落葉樹の紅葉、そして軽井沢の澄んだ空の青が芸術の秋を演出してくれる。
美術館の起伏のなだらか斜面を利用した広大な庭内の緩やかな坂を少し歩くと、現代アートの殿堂に応しい建物が姿をあらわす。
落葉樹の葉が落ちた季節の美術館庭内である。少し寂しい気もするがこうした風情もまた情緒があり奥深い芸術の秋を感じる。
美術館の側面から撮影した外観である。建物全体が緑の森にスッポリトと囲まれている。
正面玄関を入り館内を覗くとロビーに飾られた現代美術の作品が見え、館内の作品への期待が一層高まる。館内に入りジックリと世界の現代美術を鑑賞するとよい。
庭内の散歩道に掛けられた鉄製の橋、鉄の造形である。これも自然と見事に調和させた造形美である。
絶滅した思われていた杉科の「メタセコイア」の生木である。
1945年中国四川省で発見されたことでも有名であるという。
メコセタイヤの木の解説版、貴重な樹木の一種であることが解説されている。
庭内を流れる小川のせせらぎ、そして野鳥の鳴き声が清清しく聞こえてくる。この静か芸術の森は程好い散歩コースでもある。
広い庭内には自然と調和させた多くの現代彫刻の作品が置かれている。ユッタリとした静かな自然のなかで鑑賞させてくれる。庭内は誰でも無料で鑑賞することができる。
庭内の彫刻の作品の前には来館者のために、作品名、作者、作成年度が刻印されたプレート版が設置してある。
作品名:天沐 Tenmoku ・天聖 Tensei、作者:1985年 安田侃 (Kan Yasuda)
作品名:コール ・マイン TC5102 Coal Mine TC5102、作者:1982年 篠田守男 (Morio Shinoda )
作品名:地人 Chijin、 作者:1983年 安田 侃 (Kan Yasuda )
作品名:HELIX 892L、 作者:1989年 脇田愛ニ郎 (Aijiro Wakita )
作品名:My sky holc 94-5 石のラビラント &白花崗岩 プレート
作品名:My sky holc 94-5 石のラビラント (My Sky hoic 94-5 Iabyrinth of stone、作者 1994年 井上武吉 (Bukichi Inoue)
作品名:白花崗岩、ステンレス・スチイール・木 white granite,stanless steel,Tree、作者:1994年 井上武吉(Bukichi Inoue)
作品名:斧の堆積または雪崩 Accumulation des Haches ou Avalanche、作者:1979年 アルマン(Arman)
作品名:風の音 Sound of Wind、 作者:1983年 山本 正道 (Yamamoto Masamichi)