前からずっと気になっていたカフェ、スプーンアートへ行ってみました。
造形作家の松原弘己さんのカフェ&ギャラリーです。
店内にはスプーンアートを中心にユニークなアート作品がところせましと飾られています。
メニュー表が傘、食事を運ぶおぼんが30種類、トイレがお化け屋敷・・・ツッコミどころ満載のおもしろカフェです。
このおもしろさは行った人しかわからないでしょう。穂高を訪れた際はぜひ寄って行ってみてください。
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スプーンアート造形作家松原弘己公式HP
スプーンアートBlog
住所 安曇野市穂高5968-3
TEL 0263-31-3736
FAX 0263-73-0771
営業時間 10:00~18:00
店休日 不定休
~プロフィール~
造形作家 松原 弘己(スプーンマン)
長野県安曇野市生まれ
松本調理専門学校 卒業後都内のフレンチの店で修行
1991年 安曇野に戻りラーメン店を開業
父の死に直面し、墓前に供えるため、竹細工でぐい飲みを造ったそれをきっかけにリサクル品造形を始める。
2001年 市内の「市民タイムス」「タウン情報」「信濃毎日新聞」に作品が「廃物アート」として掲載される。同時に自遊展開催、盛況に終わる
2004年 我流造形として作品が認められ、ラーメン店を閉め、造形作家として作品つくりに専念する経歴
2004 第7回 大分アジア彫刻展 入選
2004 12回 ひろしまナイト美術大賞 入賞
2006 富士火災アートスペース2006 受賞
2006 カナダモントリオール国際芸術賞2006 入賞
2006 14回 ひろしまナイト美術大賞 入賞
2006 オーストラリア メルボルン国際芸術賞2006 入賞
2007 静岡 18回富嶽ビエンナーレ展 入選
2007 15回 ひろしまナイト美術大賞 入賞
~HPより~
穂高駅前の交差点にあります。
外観から普通のお店じゃないオーラが漂っています。
そしてウルトラマンがサンタの格好をしてお出迎え。
宮内庁御用無しやウルトラマンは、諏訪の宮坂商店、塩天丼と似ています。
・・・が、スプーンアートの遊び心はこんなレベルじゃおさまりません。
数え切れないほどのスプーンアートと、ギャグ満載の作品に、まず圧倒されます。
おつカレ~
照明のかさがバケツや鍋だったり、おもしろアートがぶら下がっています。
窓側にカウンター席
暇つぶしに遊べそうなおもちゃや木製タウンページなど、こちらにもおもしろい仕掛けがいっぱいです。
アートはもちろん、店内のテーブルやイスも廃材を利用しているとか。
私達が座ったテーブルは卓球台でした。
大根のペンや、ミニサイズの絵本、卓球ができるようにラケットも用意してあります。
料理がくるまでの待ち時間も退屈知らず。
星の数ほどありそうなボケボケ仕掛けにキョロキョロしていると・・・
不思議なお盆と傘を持った松原さんが近づいてきました。
トレーの真ん中に自転車のハンドル、周りにスプーンがたくさんついてます。
お水を運ぶお盆でした~!!
お盆にビックリしているのもつかの間。
傘をひろげて「はい、どーぞ」って、わたされたのがメニュー表です。
傘をクルクルしながらメニューを選ぶなんて斬新!!
「注文が決まったらこれを押してね」
オーダーをたのむボタンがニワトリ?チキン?
注文が決まったので・・・おなかを押して店員さんを呼びます。
もう笑うしかないです。
料理がくるまで、店内散策してみました。
経歴表
数々の賞を受賞されています。すごい方なんだと改めて思います。
スプーンアートグッズにまぎれて、食べるラー油も販売。
上のはノーコメントで。。。
トイレがお化け屋敷になっています。
勇気を出してLet’s go~!!
トイレは二つあります。
まずは「地獄の洋式」
音響、照明、ディスプレイ・・・びっくりする仕掛けだらけ。
私はこれにゾ~っとしてしまいました。斎藤さんっていうみたいです。
怖くてトイレとして使うには、どうなんでしょう?
お隣の「天国の和式」
紙様やカニ様、氷川君・・・視線が気になって落ち着きませ~ん。
実際に入ってみないとこの怖さは伝わらないと思いますが、雰囲気だけでもどうぞ。
音や作品がリアルで、夢に出てきそうです。
2階もギャラリーになっていて、おもしろアートを鑑賞できます。
「本当に食うことねぇじゃねぇか」って、
子供たちのヒーローのアンパンマンがぁ~~~(悲)
2階は小さい子には刺激が強すぎますね。
受験生応援コーナー?
縁起のいいギャグアートもあるんですね。
あまりにもツッコミどころが多すぎるので、動画にします。。。
ご自由にツッコミを入れてお楽しみくださいまし~。
席に戻るとカトラリー類が運ばれていました。
恐竜の頭がカゴで、尻尾にはスプーン。
もうこれくらいじゃ驚きませんからね~。
そういえば、灰皿はスプーンアートの立派な作品でした。
使うのがもったいないですね。
反射してわかりづらくなってしまいましたが、ぐじゃまんかいのお盆で運ばれていたのは・・・
お盆の写真は撮り忘れてしまいましたが
信州味噌ラーメン 780円
カレーライス用のお盆は、電車がくるくる走っています。
運ぶのが大変そう。。。
「リンゴジュースです」って出されたのがコレ。
えーと・・・ジュースはどこ?
アイスコーヒーをたのんだのですが、氷だけが入ったコップのみ置いて
「コーヒーは後で持っていきますから」
醤油さしにコーヒーがっ!!
しばらく気づきませんでしたよ~。
「お水のおかわりはいかが?」って・・・、
お盆についた蛇口から注ぐシステムです。
こんなところまでこだわるなんて、いったいどこまでボケるんでしょうか。
いろんな意味でおなかいっぱいです。
レジのあるカウンターに、観光パンフレットが置いてありました。
「五十二どうぞ」
会計をしておつりをもらったら・・・おつり専用のトレーですって。
ケチャップで「ありがとう」
最後の最後まで笑わせてもらいました。
おぼんは30種類、メニュー8種類、水のおかわり8種類
一度行っただけでは攻略は不可能ですね。
他のメニューの時はどんなトラップがあるのか・・・気になります。
コメント
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