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伊那市 観る

高遠城の堀にある池|桜咲く前の真っ昼間のあの池|伊那市高遠

高遠城の桜といえば、あの池に写り込んだ夜桜がとてもキレイな感じで。メインとしてポスターなどによく使われる代名詞的な場所です。
今回は、桜が満開となる少し前の昼間に池を訪問してみました。
さすがに桜も咲かず、明るい中なので微妙は微妙かもしれません。

池のあるお堀へは、2箇所あるスロープを下ります。橋のある側がなだらかで、反対側が少し急です。足腰に自身のある方は急な方でも大丈夫。写真は急な方の下るところです。

最初は、ウッドデッキな感じですがその先は、土の階段。
雨の後とかは滑りそうなので気をつけていきましょう。

手すりもありますが、実際は手をかけていく感じではありません。

段々とよく見る感じの池が見えてきます。

途中に福寿草の群生を発見。桜が咲く前に福寿草が咲いてました。

アップで見るとこんな感じ。タカトウコヒンガンフクジュソウ。でしょうか?

池の回りは板で整備されていて、ゆっくりと見学できる形になっていました。


池には入らないで、落ちないでの柵。


ぐるりと一周回ることもできます。


満開の夜はここに桜が映り込むということですね!


当然、自然池なので水草が生えています。

 


雨が降れば水位があがるので排水口もきちんと隅の方にありました。2本ありますね。


昼間でも、これから咲く桜の木など木々が写り込んでいます。


黒い小さな魚が見えました。フナか金魚かもしれません。


やはり夜の感じのほうが、感じがでますね。


こちらは緩やかなスロープです。おそらくこちらがメインのスロープだと思います。
整備のクオリティが少し違います。


こちらからのアングルは高遠城の定番アングルのところです。


相当な照明が仮設で設置されていました。


これで下から攻めるということです。


池は周囲から見ることができます。こちらは南側から見下ろしたところです。


こちらは西側です。


これが橋の上からの写真です。女性が立っている場所から、見上げて撮影すると例の写真が撮れます。


逆にも細長い池がありましたが、見学ができるような状態にはなっていませんでした。


最後に例のポスターです。上は昼間の橋、下は夜の池を合成していい感じに仕上がっています。
まだ桜咲く前の池でしたが、魚や福寿草には満開の夜は出会えなかったかもしれません。

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安曇野市 桜・お花見情報 観る

光城山【2012】|今年は麓から山頂まで一気に開花|安曇野市豊科

麓の開花が例年より1週間ほど遅れましたが、その後急に暖かくなったせいか、今年は麓から山頂までずっと桜並木が続いています。
下は咲いているけど、上は蕾・・・、上は満開だけど、下は葉っぱ・・・。
だいたい普段はこういう感じなので、麓から頂上まで桜を楽しめるのは珍しいのではないでしょうか。
4月28日、天気も良く、おそらく今年一番の見頃であろう光城山に登ってみました。

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ライトアップは2012年4月25日~5月5日まで。
【お問い合わせ】安曇野市商工観光部 観光課
          0263-82-3131

<<過去の光城山の記事>>
光城山|中腹まで開花した桜並木
光城山|頂上まで開花後のトレッキング
光城址(古峯神社)|光城山の頂上にある山城

麓は少々散りかけてますが、下から上までピンクのラインがクッキリ!!
遠目で光城山を楽しむなら、光橋から見るのがおすすめです。

登山口入口
午前10時ぐらいですが、すでに駐車場に入れない車の列ができていました。

渋滞ずら~。
こうして待つのであれば、公共の交通機関を利用した方が早いかもしれません。
最寄の田沢駅から徒歩だと40分ぐらい、タクシーだと5分くらいです。

坂道にもこれだけ駐車してます。
桜の名所、ちょい登りできる山としてすっかり有名になったってことですね。

駐車場はもちろん満車です。
登山なので回転率は良くないかと・・・。

臨時の郵便局が来て、切手などを販売してました。

去年か一昨年に登山口にこういう立て札が立ちました。
ルールは守りましょうね。

下段には観光パンフレット 「おひさまの舞台安曇野」 
まだ「おひさま」特需にあやかってるんですね~。

裏にはロケ地マップ。

短い杖は子供用でしょうか。そういえば3歳くらいのチビッコも何人か登ってました。

登山口の桜は散り始めたところ。
まだまだ十分楽しめます。

今日は快晴。北アルプスもきれいに見え、今年一番の見頃日ではないでしょうか。

みんなあの辺りでシャッターを切っているので・・・

その場所から撮ってみました。
桜の木の間に常念岳が見えます。ナイスっ!!

場所によっては緑色になってますが、頂上まではほぼ桜のトンネルが続きます。

桜を見ながらだと登るのも苦になりませんね。

夜はライトアップされた夜桜が楽しめます。

日中でさえ転びやすい道ですが、夜間は一層注意が必要です。
下山する時は慎重に。

夜桜もすばらしいのですが、夜景もきれい!!
うまく写真には撮れてませんが、この何倍もピカピカです。

今年は5月5日まで、PM7:00~10:00の間点灯します。

夜桜と光城山から見る安曇野平の夜景

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桜・お花見情報 池田町 観る

陸郷桜仙峡(りくごうおうせんきょう)|見頃直前!陸郷の山桜の絶景スポット|池田町

池田町の桜鑑賞スポットといえば、「桜仙峡」。「西に吉野、東に陸郷、眼福のヤマザクラ」とも呼ばれています。
桜が開花してきた・・・という噂を聞いたので、見に行ってきました。
桜仙峡のヤマザクラは数千本?1万本?もあるのではともいわれるくらい、たくさん自生しています。
小鳥たちが桜の実をついばみ、咲かせてくれたのだそうです。
見頃は4月下旬頃、桜開花直後?というよりまだまだこれからの桜仙峡の様子(雨天)をご紹介します。

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【お問い合わせ】
池田町観光協会
Tel:0261-62-9197
Fax:0261-62-5688

桃源郷のような美しい景色をご紹介したかったのですが・・・残念ながら雨となってしまいました。
少々見づらい写真もありますが、お許しくださいませ。

まず行き方ですが、生坂方面からも、池田方面からも行けます。
ただ、桜の咲くシーズンは混雑するため池田方面からのルートになります。

県道51号線、「福祉会館入口」交差点からもアクセス可能ですが・・・

一番ポピュラーなのは、そこを通りこした次の信号「池田一丁目」交差点を、松本方面からですと右折します。
左手にはアップルランドがあります。

県道275号線
ここを約1km直進。

ここがポイントです。
斜め右方向へ進みます。

案内も出てますので、これを見落とさないようにしましょう。

だいたい迷いそうな場所には看板があるので、間違ってもなんとかなります。

あとは道なりに直進。
山道を登って行きます。

途中に公園があります。
その名も「墓地公園」

お墓参りついでに公園で遊べるという、ちょっと怖~い公園。
誰もおりません。雨ですしね。

墓地公園のあたりから登波離橋まで、俳句が刻まれた石碑が随所に見られます。
俳句坂というそうです。

第一駐車場
これより先は道幅が狭いので大型車両は通行できません。

観光バスで来た場合はここから歩いて行くことになります。
運転に自信のない方もここへとめていくと良いかもしれません。

仮設トイレもありました。

この駐車場から桜仙峡までは1kmです。

登波離橋を渡ります。 

「癒しのスポット」と書かれた看板が!

どこ?癒しはどこ?

ここ?!

しばらく行くと第2駐車場が見えてきます。

そこを過ぎてすぐ、豊盛公民館があります。
晴れるや号がとまっていますね。

砂利の駐車場がありますが、桜の時期は混雑しそうな感じです。

山道を登った上にも駐車場があります。

崩れかけた家のある畑を通りすぎ・・・

ありました~!!山の上の駐車場です。

貞子さんがでてきそうな井戸!!
こういう雨の日はいっそう不気味です。

これ以上の山へは行き止まりです。民家になってます。

ちょうど公民館前が「桜仙峡」と言われる場所。

満開の時の写真が使われているポスター

手作りのピクニックテーブル

ちょうど桜が見渡せる場所にベンチもあります。

下へ降りる階段

桜開花・・・とはいえ、まだこれから。

もうしばらくすれば、こんな景色になるはず!!

梅の花はちょうど見頃でしょうか。
甘い香りがほんのり。

スイセンも見頃ですね。

雨も降って観光客もほとんどいないので、小鳥のさえずりだけがする静かな山里を独り占めできちゃいます。
こんな楽しみ方もアリですね。

観光案内のパンフレットも手に入ります。

桜仙峡の手作りマップもありました。
こういうのがあるとわかりやすくていいですね。

この景色を見て俳句などいかがですか?
「雨の日も 癒しスポット 桜仙峡」・・・なんちゃって。

書いたら公民館のボードへ。

天気が良ければアルプスも見えます。

こんな山奥でもトイレがあるのは心強いですね。

公民館の横の仮設トイレを利用できます。

桜の季節は観光客が押し寄せ、道幅も狭いので、車は西から東(池田方面から生坂方面)に一方通行で行くことが推奨されています。
今日のような人が少ない日は大丈夫ですが、生坂方面から下るとにします。

最初は舗装されたきれいな道なのですが、途中から舗装がアレレ?
ローダウンにしている車は厳しいかもしれません。
ここを下りていくと夢農場の方に出ます。

桜仙峡の見頃はこれから。
満開になったらもっときれいなんでしょうね~。

 

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松本市 桜・お花見情報

松本市内の桜の開花情報・イベント【2012】

松本市内の人気お花見スポットやイベント情報をピックアップしてみました。
春の松本散策、お花見のご参考にどうぞ。

松本市の松本城管理事務所は16日、松本城の桜の開花を宣言しました。
昨年よりも5日遅く、松本市が独自観測を始めた平成20年以降では最も遅い開花となりました。
松本城公園や周辺の掘りには、ソメイヨシノやコヒガンザクラなどの桜が約300本植えられており、松本の桜の名所として親しまれています。

国宝松本城 桜並木光の回廊

松本城の外堀の桜並木がライトアップされ、美しい光の回廊が漆黒の松本城を包みます。

場所:松本城外堀、女鳥羽川
開催期間:開花宣言の2日後から10日間
       2012年4月18日(水)夜~27日(金)
ライトアップ期間:18:30~21:00(金・土曜日は22:00まで)
お問い合わせ:国宝松本城桜並木ライトアップ事業実行委員会
       0263-36-2002
参考記事:松本城桜並木「光の回廊」「夜桜会」
      桜咲く松本城

第13回 国宝松本城 夜桜会

松本城の本丸庭園が夜間無料開放され、お茶席が設けられます。(1人500円)。雅楽、三曲、フルートの生演奏が開催期間中毎日開かれます(18:00~)。豚汁、花見団子の販売も。売店は21時まで営業。

場所:松本城 本丸庭園
開催期間:開花宣言の3日後から8日間開催
       2012年4月19日(木)~26日(木)
      17:30~21:00
駐車場:公園北西側に無料臨時駐車場(17:00~22:30)
お問い合わせ:松本城管理事務所 
       0263-32-2902
参考記事:松本城桜並木「光の回廊」「夜桜会」
       桜咲く松本城

城山公園|松本城主が造った公園|松本市蟻ヶ崎

見ごろ予想:4月20日~4月25日

市内北西部の高台にある城山は鎌倉時代以来、重要な城砦でしたが、天保十四年(1843)、松本城主の戸田光庸が、この地に桜等を植え公園として領民に開放しました。当時の様子を記した碑文によれば「天保十四年城主が民のえぐさめにと この城山に桜や楓を植えて開放した(中略)春は白雪のような花が咲き、老若の人々が一日を楽しみ・・・」とあります。

松本観光桜祭り
開催期間:4月7日~22日
提灯点灯18:00~22:00
お問い合わせ:松本観光桜まつり委員会(松本商工会議所内)
       0263-32-5345
参考記事:松本城山公園

薄川沿いの桜並木|市民憩いの場|松本市筑摩周辺、千鹿頭池周辺

開花時期:4月上旬

美ヶ原に源を発し松本市の中心を流れる薄川は、残雪のアルプスを背景にソメイヨシノの並木道が続く桜の名所です。
毎年多くの花見客れます。また、弘法山古墳に向かう途中には、千鹿頭池があり、池に映る桜も楽しめます。
参考記事:薄川沿いの桜

弘法山古墳|3世紀末の古墳|松本市並柳

見ごろ予想:4月20日~4月25日

市街地の東南部に位置します。全長60mを超す「前方後円墳」で、3世紀末、古墳時代の初めに造られた東日本でも最古級の古墳の一つです。山裾から山頂付近まで、ソメイヨシノ、枝垂れ桜、オオヤマザクラなど約4000本の桜が植えられています。
お問い合わせ:松本市観光温泉課     
       0263-34-3000
関連記事:弘法山古墳桜祭り

信州スカイパーク|新しいお花見スポット|松本市

開花時期:4月上旬

信州スカイパークのお花見スポットとして、ピクニック広場にソメイヨシノ約80本、花木の小径にソメイヨシノ約110本、やまびこドームにソメイヨシノ約20本、それぞれ楽しめます。
お問い合わせ:TOY BOX信州スカイパークサービスセンター
       0263-57-2211
関連記事:桜咲く信州スカイパーク
       家族で楽しむ信州スカイパーク

あがたの森公園・旧制松本高等学校|大正時代の代表的建築|松本市県

開花期間:4月中旬~下旬

大正8年に開校した旧制松本高等学校は、大正時代の代表的木造洋風建築で、学校建築史上の貴重な建造物として、国の重要文化財に指定されています。ヒマラヤ杉の並木が続く、かつてのキャンパスは「あがたの森公園」として憩いの場ともなっています。
公園内にはソメイヨシノや枝垂れ桜が咲き、中庭の枝垂れ桜はアマチュアカメラマンの人気スポットともなっています。
お問い合わせ:あがたの森文化会館
         0263-32-1812
関連記事:あがたの森公園
       旧制松本高等学校

源智の井戸|当国一の名水|松本市中央

開花期間:4月上旬

井戸の周辺は女鳥羽川と薄川の複合扇状地からなり、市内でも有数の湧水地帯です。天保十四年刊行の
「善光寺街道名所図会」には「当国一の名水」と掲載され、歴代の松本城主はこの清水を保護したと言われています。井戸の脇には、湧水の恵みを受けた枝垂れ桜が春の訪れを告げています。
関連記事:源知の井戸

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安曇野市 観る

有明山神社|くぐると吉運になる開運招福の石|安曇野市穂高

くぐると吉運になるという「開運・招福の石」があり、パワースポットとして注目されている有明山神社。
有明山神社の御神体は信濃富士とも呼ばれる有明山で、山頂に奥社があります。毎年7月には奥社祭があります。
日光東照宮の陽明門を模したと言われている山門(裕明門)には十二支の彫刻があり、内部には格天井絵が描かれています。
春には桜の名所としても有名。

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住所: 長野県安曇野市穂高有明宮城7271(里宮)
TEL: 0263-83-3764

手打ち蕎麦のお店「くるまや」の近くにある神社です。
神社専用の駐車場へは、「くるまや」に曲がる道の一本となりの道から入ります。
近年建てられたような新しい鳥居をくぐると、駐車場。

駐車場

くるまやの脇にある鳥居。
ここから参道がはじまっています。

神社の祭神や祭日などが書かれています。

有明山神社のプロフィール

有明山を神体山とし、全国的に崇敬されている。祭神は「手力雄命」「八意思兼命」「大日貴命」他数柱が祀られている。境内の神楽殿には、橋本雅邦の筆になる花鳥風月の絵があり、また日光陽明門を模した裕明門には眼猫12支24孝の彫刻がある。

黒松並木十三本が続く参道

市有形文化財の裕明門と手水舎は50m先です。

冬場は桜?って気づきませんケド・・・。
春には桜も楽しめます。平地より少し遅咲きです。

手水舎

飛騨の匠山口権之正の作。

龍の口から水

手水舎の天井の彫刻もすばらしい。

市の有形文化財の残月集。
これは神社の中にしまってあるようで、見れません。

裕明門

裕明門と手水舎の説明書き

明治35年(1902)に日光東照宮の陽明門に模して建てられた祐明門は、和様に唐楼を混ぜ精巧美麗を極めた切妻軒唐破風付八脚門で、
内外部の彫刻は12支・24孝などを立川流彫刻師清水虎吉が彫り、格天井絵は京都の画家村田香谷が画いている。
手水舎は飛騨の匠山口権之正の作で、虹梁・天井に彫刻が施されている。

裕明門の中央の彫刻
立派な龍の上に稲穂っぽい植物、鳥、その上に雲が彫られています。

向かって右側の彫刻

上のは竹藪の中にトラ、下は授乳中?の狛犬。

左側の彫刻

上にウサギが2ひき、下に狛犬。

ここにも裕明門の説明が手描きでありました。

山門といえば、普通は仁王様ですが、こちらのは表側に随神、裏側に御神馬がいます。

左側の随神

右側の随神

白い御神馬

黒い御神馬

裕明門の中には京都の画家村田香谷が画いた格天井絵40枚。


外にあるというのにまだまだ色彩がはっきり残っています。

裕明門の細かいデータ

拝殿側から見た裕明門

よく見ると瓦に「肴」という文字が入っています。

境内の狛犬は明治時代の作。
狛犬(阿)

狛犬(吽)

これが話題の開運招福の石


この記念碑は明治二十四年に全国から集められた短歌が当神社の社宝として保管されて来ましたが、今度「残月集」として発刊され、これを記念して作られたものです。
東面に「吾唯足知(ワレタダタルヲシル)」(分に安んじて貪らない)
西面に「吉呼員和(キチヨンデカズワス)」(喜びを集めて和やかに)
(石の中央の口をそれぞれの字の上下左右につけて読む
石は直径1.55米、厚さ0.3米、重量2.4トン)

開運招福の石としてこの四角をくぐりぬけて吉運を集めて下さい。
日本に一つしかありません。
尚、怪我のないようにくぐって下さい。

くぐるだけでラッキーになれるスグレモノ!!

小さい子は楽々くぐり抜けられますが・・・立派な体格の方ははまっちゃうかも?

反対側は吉呼員和

動画でくぐった気分を気軽に体験。
吉運をおすそわけ~♪

境内の一角に土俵がありました。

おみくじを結びつけるところ

拝殿

拝殿は猿が入る可能性があるので、施錠してありました。

拝殿内の様子

正しい参拝の作法

おみくじは50円。

上を見上げると額がいくつも飾ってあります。

天狗と人間が絵が彫られた額

三方の上に徳利

明治時代の兵隊さんっぽい人が描かれた絵

岡村阜一の銅像

明治時代に有明山神社を再興し、社殿を建てた人です。

拝殿の脇に小さな滝が流れていました。

「妙見 里の瀧」とありますが、説明書きがうすくていわれなど詳しい事はわかりません。

でもマイナスイオンたっぷりな感じの場所です。

ここから流れている水はくるまやの水車のところまで続いています。

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安曇野市 観る 遊ぶ

光城山|頂上まで開花後のトレッキング|安曇野市豊科

山すそから頂上までの桜並木は時間差があり随分と長い間桜が楽しめる山でもあります。

ゴールデンウィークは頂上が満開かな、という情報で早速出かけてみる事にしました。
もう少し早い時期の登山レポートはこちらから
今回は桜池を出発して桜並木を登り、頂上の満開の桜を見ながら頂上で一服して、自然林散策路の北廻りで下り出発点の桜池まで戻るコースで楽しんでみました。

5月2日 頂上まで桜が開花しました。

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案内板

わかりやすく、このような案内板が立てられているので迷う事はありません。
展望ゾーンの光城祉を目指します。
こちらの山の桜は遠くから見ると裾野から一直線に頂上に向かって植樹されています。
その桜の木の周りを登って頂上を目指すのでかなりきつい所もあるかと思いますが。

山道

今のところはまだ緩やかですね。足元には丸太で階段ができていますのでルンルンと登れます。

フデリンドウ

道端には可愛らしいリンドウが咲いています。
ホットする一瞬です。

途中一息

桜の花はまだ全部散らずに残ってます。少し葉桜風です。
上から下に写していますが、下っていく人影が見えます。

登り

少し急になりますが何のその、道沿いの桜は満開です。



ソメイヨシノではなさそうですが、濃いピンクで爽やかです。

途中一息

また下を写していますが、小学生でしょうか桜の木の間を一直線に登ってきています。
毎年来られているのでしょうか、慣れている感じです。
さすが、元気、元気。

桜森

桜の木が沢山植えられています。真下を見ると民家や畑、田んぼが広がっています。

そうです、ゴミはすべて持ち帰りましょうね。

標識

何となく目先が明るくなって桜の木が増えてきました。ツツジコースとアカマツコースに分かれます。
どちらを行っても頂上にはたどりつけそうです。

天高く

空を仰ぐと真っ青の空と桜のピンクがマッチしてステキです。

木ぶりの良い満開の桜がどっしりと。

タチツボスミレ

道端に群生していました。

標識

サクラコースとアカマツコースに、勿論サクラコースで。

すれ違い

一瞬賑やかに挨拶しながらすれ違っています。桜の木は斜めになってます。

サクラコース

賑やかになってきました。

桜の木

生命力が感じられます。

頂上手前

少し広い場所になってきました、いよいよ頂上でしょうか?風に耐えているアカマツも見えてきました。

頂上近くの桜

明るく開けています。桜も満開です。


あと一息の所が頂上です。

頂上の桜

綺麗に咲き誇っています。

北アルプス眺望の看板が。

北の眺望

わ~、綺麗な景色です。北アルプスの鹿島槍・爺ヶ岳までよく見えます。手前の山は押野山です。

明科方面

桜の間からも景色が見えます。

頂上の案内板

安曇野市史跡・光城跡です。
安曇野市内では規模の大きな山城で、鎌倉時代にこの地に来住した海野氏の一族、光氏によって戦国時代に築かれたと考えられ武田氏の松本平進攻に対しても兵を配備し篭城したとみられる。
しかし、1553年刈谷城攻めに際し戦わずして落城した。その後1582年に松本城主となった小笠原貞慶によって修復されたと考えられる、と書かれています。

有明山方面

有明山と常念岳もくっきりと見えます。

ストーブとガスカートリッジ

この景色の良い場所で用意していた道具をセットしました。

調理開始

あらかじめ火を通した野菜と肉をコッヘルで。

味噌としょうが

味付け用の味噌としょうがです。

トン汁できあがり

4人分のトン汁があっという間に出来上がり~。
おにぎり持参でトン汁をいただきました。ちょっとした登山気分を味わえました。

仕上げの一服

甘いお菓子をいただき、お抹茶をたてて、一服。
青空のもと、この景色との出会い、贅沢、贅沢の時間を楽しみました。

下り

緩やかな平らな道を少し歩きます。
周りは松ノ木と桜です。

唐松

新緑に。

木の名札 オオヤマザクラ

コナラ

満開の桜

桜とヒヨドリ

ヒヨドリが蜜をすいに来ていますが、見えますか?

標識

北廻りコースで桜池まで30分です。

少し登ります。

名札 ケヤキ

標識

ここから北廻りコース本番です。
自然林散策路になります。

下り道

唐松林をくだります。

名札 ヤマブキ

名札の数が増えます。

名札 ウメモドキ

唐松林

新緑が目に優しい。

木くず

松の木が伐採され整理されているようです。整備されているので明るくて、このコースもこれからの季節には散策されても大丈夫です。

名札 ハコネウツギ

ソヨゴ

ヒトリシズカ

真ん中の白い小さな花です。落ち葉の間から顔を出しています。

長嶺山方面

ヤマザクラ

新緑と桜

標識

そろそろ桜池に近づきました。

新緑のみどりと桜のピンクが綺麗ですね。

合流点

自然散策路とさくら並木と桜池が丁度合流した場所です。いろいろな種類の桜が咲き乱れ、新緑と競演しています。

自然散策路全景

晴れ晴れとして清清しい景色です。

ヤマブキ

ヤマザクラ

名札 シモツケ

自転車

ここまで仲良く自転車でサイクリングでしょうか。

名札 ヤマツツジ

名札 ヤマモミジ

名札 ガクアジサイ

桜池

山からの水が流れ込んでいます。水の透明度はかなりあります。
しかし水遊びをするには抵抗がありますね・・・ヘドロ・・・

桜池の金魚

元気の良い金魚が住みついているようですね。

二人の木

案内図

この地域は生活環境保全林としてみんなの憩いの森です。草や木を大切にしましょう、と書かれていました。
今回はピンクで標された路をゆっくりと登り降りしながら2時間30分の散策を楽しませていただきました。

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おひさま ロケ地 安曇野市 観る

堀金岩原地区の桜と菜の花|あづみの公園事業用地で見つけた春らしい風景|安曇野市堀金

県道25号線沿い、堀金の岩原地区を走っていて、黄色い風景が目にとまったので、ちょっと寄ってみました。
一面に広がる菜の花畑に、大きな桜の木が一本。桜が満開になる4月中旬にはカメラ愛好家などでにぎわうようです。
あづみの公園の事業用地になっている場所で、畑の中には入れませんが、春爛漫のイイ感じの写真が撮れる場所です。

【ご注意】
最近「おひさま」放送効果でロケ地巡りをする方が増え、車を田んぼの土手に乗りいれたり、路駐をしたり、マナーの悪い観光客が急増しており、地元の方々が大変迷惑してます。
駐車場は国営アルプスあづみの公園を利用するようにしてください。
また、残念なことにゴミが落ちていることもあったそうです。植物などを採取したりすることも禁止です。まだロケを行う予定もあるそうなので、立入禁止と書かれた場所の中に入ることもやめてください。モラルを守って見学しましょう。

堀金方面から穂高方面へ県道を走っていると、左手に菜の花畑が!!
この写真だとわかりにくいのですが、行ってみるとわかります。

あづみの公園(穂高・堀金地区)の南側に位置する、岩原地区というところです。

確か、この辺りだったハズ・・・。違ってたらすみません。
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ここを左折します。

周辺は田畑しかないので、目印となるものがないのですが、
とにかく黄色い景色の方へ向かえばOKです。

途中まで舗装がしてあるのですが、途中からわだちが深いあぜ道になります。

勝手に駐車してある車もありますが、ご近所の方の迷惑にもなりますので、あづみの公園の駐車場を利用するようにしてください。

この辺りは、重点警戒中だそうです。

菜の花畑と桜がある方へ向かいます。
とても田舎らしい風景です。

横には水路が流れ、そのせせらぎがまたいい雰囲気です。

まず見えてくるのは、大きな桜の木

散りかけでした。もう新緑がでてきてます。

一週間程前が満開で、観光客など写真撮影にくる人が大勢いたようです。

反対側にまわって撮影

桜の周辺には杭が打ってあり、桜の根を保護しています。

桜の根元にも、小さな春の風景。

踏みつぶされることがないせいか、オオイヌフグリがびっしり。

タンポポも。

国営アルプスあづみの公園の事業用地です。

法令によって守られています。

菜の花畑

菜の花の甘い香りがいっぱいでした。

ラピュタの天空城の地下にありそうなやつが、畑の中心にありました。何でしょう??

菜の花畑もしっかり、柵でガードされています。

柵がない場所は、これでガード。

花が咲き終わった場所もありました。

ここの菜の花は4月末頃まででしょうか。
桜とのコラボ写真を撮るなら4月中旬がいいみたいです。

この一帯は菜の花畑がたくさんあり、のどかな風景です。
マナーを守って散策しましょう。

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安曇野市 観る

拾ヶ堰の桜|じてんしゃひろばに咲く桜|安曇野市豊科

拾ヶ堰(じっかせぎ)の「じてんしゃひろば」は、安曇野の定番ビューポイント。
桜満開の快晴の日には、安曇野らしい美しい風景が広がります。

拾ヶ堰は、安曇野を流れる灌漑用に作られた用水路(堰)である。正式名称は、拾ヶ村組合堰。この堰は、奈良井川(松本市島内)から取水し、梓川を横断し、更に大屈曲しながら、烏川(安曇野市穂高)に至る約15kmの用水路で、安曇野における最も大規模な用水路である。疏水百選にも選ばれている。
~Wikipediaより~

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拾ヶ堰の河畔にはサイクリングロードが整備されています。

赤い線の所が「あづみ野やまびこ自転車道」
(クリックすると、少し拡大して見れます)

南部公園の近くにある自転車道の標識

ここが自転車道!!とわかりやすくなっています。
松本(豊科)側からサイクリングをするなら、南部公園に車を停めていくと便利です。
トイレもあるので一石二鳥☆

安曇野やまびこ自転車道は、安曇野から塩尻までを結ぶ自転車道として1982年から着手された事業です。

現在では穂高~豊科までがほぼ完成し、全て完成すれば、全長40.6キロのサイクリングロードになります。

車道と同じように道路標識もきちんと設置されています。

南部公園の近くの拾ヶ堰沿いの桜

電線がいっぱい写りこんでしまって・・・それだけが残念ですが、
ちょうど満開の時期はとてもきれい☆

ふりかえっても桜桜桜桜並木。

ちなみに南部公園も桜で囲まれています。

自転車道の途中にある休憩ポイント「じてんしゃひろば」
ここからの風景がスゴイんです。

もちろん車でも行けます。ただ、道が狭くわかりにくい場所かも。。。

駐車スペースもあまりありません。
桜の季節は混むので強引に駐車しちゃいます。

平成橋側にある自転車小屋

自転車ごと雨宿りもOKな、憩いの場です。

普段はそれほど人をみかけない広場ですが、春は桜を見にくる人でにぎわいます。

特に平成橋から見る常念と桜と堰の風景は格別。

安曇野を代表するビューポイントのひとつだと思います。

この日は天気も良く、常念がきれいに見えました。

だいたい常念岳をバックにした写真を撮るのですが、振り返ってみますと・・・

同じ橋の上からの写真ですが、全然違う風景です。
きっちりと整備された堰の遠くには東山が見えます。

テーブルとベンチもいくつかあり、そこでお花見する人の姿も見られました。

満開の桜にはムクドリ?の姿も。

おすすめビューポイントのカメラ台

三脚なしでも良い写真が撮れる、親切なカメラ台。
5枚上の写真がここから撮ったものです。

この石柱もカメラ台??

頭上には桜、足元には芝桜。

白い芝桜も咲いていました。

コントラストがきれいです。

安曇野と拾ヶ堰

拾ヶ堰とは江戸時代の文化十三年(一八一六)に完成し安曇野平の拾ヶ村(当時の吉野村、成相町村、新田町村、上堀金村、下堀金村、柏原村、矢原村、等々力町村、保高町村、保高村)に関係した灌漑用水の名前である。今日その灌漑面積約一千ヘクタール、長野県屈指の米どころ安曇野を形成し、美しい北アルプスの山麓に水と緑の豊かな田園とその文化を拾ヶ堰は育ててきた。
この用水は現在の松本市島内地籍で奈良井川の水を取水し、梓川を横断して流れ、豊科町、三郷村、堀金村、穂高町を経て烏川に至る全長約十五キロメートルの緩やかな流れとして昔も今も安曇平を潤している。江戸時代の測量技術と知恵によって、開発する田園の面積をより多くする工夫をしてきた。緩やかな流れはそれを象徴している。
初期の測量と計画は中島輪兵衛と平倉六郎右衛門とが互いに協力して仕事をしてきた。これに大庄屋、長百姓などのうち平倉六郎右衛門、中島輪兵衛、岡村勘兵衛、白澤民右衛門、関与一右衛門などが中心になり実務的な仕事を担当した。これに松本藩の役人のほか多くの地元民が協力した。
工事参加延人員・六万七千百十二人の人力と総工費・八百十六両によって、拾ヶ堰は文化十三年(一八一六)二月十一日(旧暦)から工事を開始し、三か月の突貫工事で文化十三年五月十日に竣工した。

平成七年(一九九五)三月

「憩」という銅像

足が疲れそうな感じです。

「みんなの拾ヶ堰 みんなで美しく」というポスター

この写真は申し分ない写り方です。

川辺にぞうり

どうしちゃった??

大きなトイレ

冬場は使えなくなるそうです。

丸太モチーフの水道

宮じり橋側にある自転車小屋

じてんしゃひろばは、宮じり橋まで。
そこから先はサイクリングロードが続きます。

せっかくなので、対岸に渡ってみました。

青い空とピンクの桜と、芝桜が良い感じのコントラスト!

水面にもそれが鏡のように写り、花びらも浮かんで・・・最高の眺めです。

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安曇野市 観る

扇町桜堤(おおぎまちさくらつつみ)|桜の向こうに常念・蝶ヶ岳|安曇野市堀金

堤沿いに約30本の桜が植えられている扇町堤の桜。
桜ごしに常念岳や蝶ヶ岳などの北アルプスの山々が見えるとあって、写真を撮りに来る人や絵を描きに来る人に人気のスポットです。
隣にある扇町公園に行けば、お花見もできます。

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堤の向かい側の道路に路駐する手もありますが、

扇町公園の方へも少し停められます。

扇町構造改善センターのところを曲がります。

ご覧の通り、あまり駐車スペースはありません。

公園は扇町構造改善センターの奥にあります。

扇町公園

公園の広場

桜並木に近い場所で、お花見する家族連れでにぎわっています。

よくある公園の注意書き

公園の遊具はすべり台とブランコ。
あまりたくさんはありません。

トイレはあります。

フェンスがあるので、公園から堤の桜並木には直接行けません。
一度構造改善センターの方をまわって、橋を渡れば行けます。

用水路にかかる橋からの眺め

こう見ると、桜は水路側に傾いています。

ちなみにこれは、1週間前のつぼみの時。

全然風景が違います。

定番の撮影ポイントは、田んぼのあぜ道。
ちょっと離れた場所から撮影すると、北アルプスと桜並木の見事な共演が楽しめます。

堤から少し離れた道路沿いなど、この辺りは写生スポットとしても有名な場所です。

天気がくもりぎみでイマイチですが、晴れていれば青空と桜がきれいな桜並木。

桜並木を歩いてみました。

花付きが良く、見上げれば桜の屋根。

植樹記念の碑

桜並木のちょうど中心あたりにあります。

記念碑の後ろ

昭和五十六年吉日 新耕会 一二三会

桜の間から常念岳や蝶ヶ岳などの北アルプスが見えます。

晴れていればもっといい写真になると思います。

県道495号線の歩道にある欄干は、山の形。

桜と山のなんちゃってコラボ!!

桜並木には提灯が下がっています。
夜にはライトアップするようですよ☆

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安曇野市 観る

田多井地区の枝垂れ桜|見事な枝垂れ桜が点在する集落|安曇野市堀金

安曇野市堀金の田多井(たたい)地区には、立派な枝ぶりのシダレザクラが多く点在します。
お墓にある桜なので、お花見をして楽しむというよりは、写真を撮ったり、写生用という感じです。
中でも一番きれなのは、田多井観音堂のシダレザクラだということで、探しに行ってみました。

田多井地区はこの辺です。
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安曇野市HPに地図が載っていたので、それを参考に行ってみました。
田多井観音堂アクセスマップ
詳しいようで、大雑把な地図です。。。

田多井地区周辺の墓地には必ずと言っていいほど枝垂れ桜が咲いています。

どれが田多井観音堂の枝垂れ桜なんでしょう??

わからなかったので、地元の人に聞いてい見ると・・・
「田多井観音堂?」
「そんなの聞いたことないけど、そこの桜は有名だよ」

というわけで、人気のあるといわれる桜がある場所へ行ってみました。

県道57号線を山麓線に向かって行き、田多井の交差点を直進。

市のアクセスマップ通りだと、ここの道ではないようですが、
どうせ戻らないといけないので、こちらの細い道でOK!!

この道を直進して・・・

カーブミラーのところを右折・・・

十字路を左折・・・

石碑のあるY字路を右へ・・・

さらに道が細くなり、心配になってきますが、ガンガンいきましょう。

枝垂れ桜の巨木があちらこちらに見えてきます。
この一帯は、路駐が多く、道が狭いので、怖いです。

数ある枝垂れ桜の中でもとりわけ目立っている、大きな枝垂れ桜

周辺には写真撮影する人がたくさんいます。
きっとこれが田多井観音堂の枝垂れ桜にちがいない・・・。

空き地があったので、ここに停めさせてもらいました。

そこには見事な枝垂れ桜の巨木が2本。

これがメインの枝垂れ桜のようですが・・・
肝心の観音堂らしきものが見あたりません。
墓地墓地墓地・・・ぼちぼちでんな。

唯一あった、何か祀ってありそうな石碑

これは、お堂じゃないし・・・。

写真を撮りに来ていた人にたずねてみると、
これが田多井観音堂の桜だという人もいれば、もっと登ったところにあるという人もいて
なんだかさっぱり。。。

でも、ここの枝垂れ桜はみごとな枝ぶりで、周りにはカメラマンがいっぱいなので、
これがそうなのかもしれませんね。

墓地にカメラを向ける人に、お墓参りする人・・・
不思議な組み合わせです。

心霊写真が撮れないことを祈って、パシャっ☆

ちょっと散り始めてますが、みごとな巨木です。

その横の枝垂れ桜

お化けみたいに枝が広がってます。

下から見上げてみると・・・

桜シャワー♪

落ちた枝などは、ひと固まりにされていました。

田多井地区は少し高台にあって、のどかな風景が広がっています。

メインらしき枝垂れ桜からちょっと離れた場所に、カメラマンが終結していました。

彼らがねらっている桜はこちら

この枝垂れ桜は満開
横に広がる枝がスゴイ!!

幹からだいぶ離れているのに、よく支えられてるなぁと思います。

その枝垂れ桜の動画↓

田多井観音堂の桜かどうか確かではないのですが、とりあえず田多井地区の枝垂れ桜であることは間違いありません。
詳しい場所を知っている方、コメントよろしくお願いします~♪

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安曇野市 観る

早春賦(そうしゅんふ)歌碑|安曇野の遅い春を歌った歌碑|安曇野市穂高

安曇野の遅い春を待ちわびる心を歌った「早春賦」。
それを記念して昭和59年4月に歌碑が穂高川堤防沿いに建立されました。
歌碑の横にはソーラー電池式のオルゴールが設置されていて、いつでも早春賦のメロディが聞けるようになっています。
毎年4月29日の昭和の日には、「早春賦まつり」が開催されます。

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豊科ICからだと、インターを出て直進、重柳交差点を右折、穂高川を渡る橋の手前にある道へ左折、
しばらく行くと案内看板のある十字路に出るので、そこを右折します。

狭い道が多い場所なので、穂高駅前のレンタサイクルを利用するというのも賢い方法です。

堤防沿いの土手に出ます。左折したところに早春賦歌碑があります。

駐車場はありません。
車は土手の隅っこに。。。

歌碑のある一帯は遊歩道が整備されていたりと、早春賦公園とも呼ばれています。

歌碑のある場所は春になると桜が咲いて、早春賦が一層似合う場所に。

ここからも北アルプスが見渡せます。

有明山と桜

桜の下にはベンチ

横を流れる穂高川と桜で、春を満喫♪

歌碑

早春賦のふるさと

早春賦が発表されたのは大正二年発行の新作唱歌第三集であり、信州の夏期講習会の教材としてつくられ、遅い安曇野の春を待ちわびる心を歌ったものであるといわれ、以来多くの人々に愛唱されてきた。
作詞者大分県臼杵市出身吉丸一昌は音韻学を極めた清新な作歌者であり、作曲者東京都下渋谷出身中田章は音楽理論とオルガンに卓越し何れも明治・大正初期にわたる東京音楽学校教授として、ともに命名が高かった。
十数年前からこの里に早春賦の歌碑をたてたいというねがいがあったが、いまその機熟し、町民をはじめ多くの人たちの御厚志により、書を芸術院会員高橋節郎氏に、鋳金を日展評議員宮田宏平氏にお願いして、この丘に碑を建立する。

昭和五十九年四月二十一日
穂高町早春賦歌碑建立委員会

歌詞

  
  春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷融け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か

ちなみに歌詞を現代語訳すると・・・

春とは名ばかりの風の寒さだなあ
谷のウグイスはさえずろうとしているが
まださえずるべき季節ではない、と声も立てない
まださえずるべき季節ではない、と声も立てない

氷が解けさって葦は芽吹いている
さあ、春が来たぞと、思ったらあいにく
今日も昨日も雪の空
今日も昨日も雪の空

春が来た事を聞かなかったなら 他人にばれなかったのに
聞いてしまったら気がはやってしまう 私の心は
どうしろというのだ 今頃の季節は
どうしろというのだ 今頃の季節は

楽譜

ところで早春賦には、パクリ疑惑があるのです。
モーツァルト作曲の歌曲『春への憧れ(K.596)』と曲想が似ていると言われています。

聞き比べてみます?
まずは、『早春賦』

『春への憧れ(K.596)』

最初の出だしがそっくり!!
似てるといえば似てる・・・?
なんとも言えないです。。。

作詞者 吉丸一昌と、作曲者 中田章

太陽電池内臓のソーラーオルゴール

実際に聞いてみました。

歌碑のある堤防の横は穂高川が流れています。
対岸にはスケッチをする人の姿が見えます。

下に降りることもでできるみたいです。

遊歩道が整備されていて、わさび田の方へ降りられるようになっています。

とても景色の良いわさび田

遊歩道はわさび田を横切っていて、間近でわさびが観察できます。

わさびの栽培

わさびはあぶらな科に属し水温13℃内外の地下水を利用した栽培で烏川扇状地帯では
古生層の礫栽培中房川扇状地帯は花崗岩の風化した砂栽培と各々栽培の景観も異なっている。
この一帯は砂栽培(砂づくり)である。

わさび田で作業している人

きれいな水が流れています。

わさび田の脇を流れる用水路には、わさびの茎や葉っぱが流れてきます。

その流れてきた葉っぱや茎はここでキャッチ。

わさび田を見降ろせる場所には東屋があります。

きれいな水とわさび田、それから早春賦のメロディ―――
とても安曇野らしい場所です。

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安曇野市 観る

吉野桜散歩道|新田堰沿いの桜並木|安曇野市豊科

観光パンフレットやネット上でもほとんど取り上げられていませんが、長野県立こども病院の脇にある桜がとてもきれいな散歩道です。
約1.2キロの散歩道としてちゃんと整備されているのに・・・立派な桜並木なのに・・・
なぜあまり知られていないのか?? 本当に不思議なくらいです。
そんな隠れお花見スポット「吉野桜散歩道」をご紹介します。


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新田堰とは・・・

新田堰(しんでんせぎ)は、安曇野を流れる堰の一つ。長野県安曇野市豊科熊倉で梓川を揚水し、成相、新田地区に掛かる堰。末端は、万水川へ合流。成立年代不詳。

全長:約6.6km
灌漑面積:約210ha

【歴史】
* 1608 年(慶長13年)頃 – 新田町村の成立以降まもなく開削。
* 1679 年(延宝7年) – 現在の堰のかたちに改修。
* 1796 年(寛政8年) – 8月、渇水となったので奈良井川からの水揚げを要請。
* 1937 年(昭和12年)頃 – 勘左衛門堰の改良工事の時契約をして同堰から毎秒7立方米の水量を新田堰の水門へ引くことになる。(東沢線:1200m)

~Wikipediaより~

用水路のことを堰(せぎ)と言う呼び方は、安曇野独特の言葉です。
安曇野は豊かな水に恵まれているイメージがありますが、実は複合扇状地で堰が開削されるまでは、水が流れず水田どころか作物を作るのにも向いていなかったとか。。。
堰は安曇野の稲作に欠かせないものなのです。

こども病院の職員宿舎の脇に、ひときわ目をひく桜並木。

よ~く見ると、「吉野桜散歩道」という名前がついているのです。

およそ1.2キロの散歩道。
歩数も歩行時間もしっかり表示されています。

散歩道と病院との間にかかる橋の上から見た堰と桜

満開の桜並木の散歩道

枝が見えないくらい桜の花付きは良いです。

遠くに北アルプス

散歩道の途中に、小さな公園のような場所があります。
だいたいこの辺り↓
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散歩だけでなく、本格的にお花見をするならこの場所です。

駐車スペースはほとんどありません。
ここに収まらなかった車は敷地内に強引に停めている感じです。(写真:東屋の奥の方)

東屋があり、桜を眺めながら休憩したりお花見ができます。

石のテーブル&チェアは1セットあります。

新田堰三百年記念碑

さすが用水路。水神の堰碑が祀られています。

豊科南部地区県営ほ場整備事業実施委員会メンバー

大きな石が3つゴロゴロゴロ。。。

耕便十方

聞いたことがない四字熟語。。。
なんとなく豊作を願っている感じ?

水道は・・・もやしみたいなヒョロいのがひとつ。

なぜかここの一角だけ日本庭園風

遊歩道の桜は、この公園みたいな場所を通り過ぎ・・・

カクンと曲がり・・・

またしばらく直進してカクンと曲がり、続いていきます。

田園風景と桜並木。そして、遠くには北アルプスを眺めながら、本当にのどかな場所です。

あまり知られていないのか、満開を迎えたちょうど見ごろの時期ですが、ほとんど人はいません。
静かにゆっくり桜を楽しむのにちょうど良い場所です。

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安曇野市 観る 遊ぶ

光城山|中腹まで開花した桜並木|安曇野市豊科

光城山(ひかるじょうやま)は、標高911.7mと低い山ではありますが、桜の名所として人気の山です。
麓から山頂までの遊歩道(登山道)に沿って1500本のソメイヨシノが植えられており、桜のトンネルの中を登る感じです。
頂上からは、眼前に北アルプスの山々、眼下に桜の絨毯という最高のロケーションが広がります。

麓の標高がだいたい500mちょっとなので、実際に登る標高は400mもありません。
地元の保育園の園児も年中くらいから頂上まで登っているので、気軽に登山できる山です。


4月18日 中腹まで開花しました。
      頂上付近はまだつぼみです。

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国道19号を明科方面に北上し、「田沢北交差点」を右折。

次の十字路を左折。「光城山登山道入口」という看板が目印。

住宅街の中を直進。

ちなみに、この周辺は桜坂という地区です。

しばらく行くと登山道入り口の看板がありますので、そちらを右折。

毎年、桜の季節は登山客が激増します。
駐車場に停めきれなかった車は、道端に停めるしかありません。

登山口の駐車場

安曇野市のHPには30台分とありますが、実際はもうちょっと停めてありそうです。

保健保安林

この地域は、桜の名所であり、冬には犀川にコハクチョウが数多く飛来します。

光城山森林公園の地図

光城山の遊歩道は、右側の桜並木の方から登って、左側の北廻りコースを下ってくる周回コース。
桜の季節は、北廻りコースは人気がないです。
右側の桜並木がある方を登って下る人が多いので、遊歩道の狭い所では譲り合いが必要。

標高は低い山ですが、急な坂道が続きます。
一本あると心強いです。

中にはカメラの三脚を杖代わりにしているツワモノも・・・。

もちろん持ち帰り禁止。頂上から長峰山などへ行く場合などは、頂上拝殿の中へ置いて行きましょう。

登山口にあるトイレ

新しくなりました。

こちらのトイレはバイオトイレだそうです。

エコですね~。

別の日に撮った写真ですが、シーズン中は仮設トイレも3つ用意

今日は登山客が多く、トイレ前も車が停まっていて、誰も気づかない感じになっていました。。。

桜が開花すると、登山道がライトアップされて夜桜も楽しめるようになります。

ライトアップは午後5時から10時まで。

ここで使われている電球は、冬の白鳥イルミネーションに使われていたものです。

「遊歩道 さくら並木」 ここから出発です。

遊歩道というよりは、登山道っぽい感じもします。

ちなみに、この前日は雪が降りました。

桜も地面も白い、全く違う風景です。

雪の反射で、桜がより白っぽく写ります。

竹で覆われた桜
幹にはその理由を書いた説明書き(オヤジギャグ含)

鹿に桜の皮を食べられたので竹で包みました。
シカたないね!!

尾根をジグザグに登っていきます。
急なところもあり、遊歩道という感じはしません。。。

ただ、ワンちゃんも散歩?に来ているのを見ると、遊歩道っぽく思えてきます。

麓の方は満開です。

 鳥が桜をつついてます。

数年前、「ウソ」という鳥につぼみを食べられてしまい、花が咲かなかった年もありました。
この鳥は「ウソ」ではないようです。
ウグイス?メジロ?・・・・うっそ~?

写真を撮るなら、常念岳などの北アルプスの山々と桜をコラボさせて撮ってみましょう。

ただ、麓で撮影する場合は、電線やライトアップ用の配電線などが写りこんでしまうので、ベストポジションを探すのに苦労します。

遊歩道らしい案内看板が所々にあります。

至展望ゾーン・光城跡 休憩小屋

分かれ道

右へ行くと若干緩やか、遠回り。
左へ行くと、急だけど近道。
お急ぎなら分かれ道は左を選びましょう。ゆっくり登るなら右へ。

ツツジコース・アカマツコース

右のアカマツコースは緩やかですが、だいぶ遠回りな感じです。

というわけで、左のツツジコースでガンガン登っていくことにします!!

山頂中間地点

あっという間に中間地点。
写真を撮りながらゆっくり登ってきましたが、30分くらいで着きました。

休憩小屋まで0.7キロ  もうちょっと!!

中間地点を過ぎてから、しんどくなってきました~。
ペース配分を間違えました。。。

山の中腹より上は、まだつぼみです。

花が咲いていないと、空が良く見渡せます。

桜はありませんが、足元には花が咲いています。

スイセン

ツルニチニチソウ?

ムスカリ

アゲハチョウ!?

大きな赤松二本が見えたら、もうすぐ頂上です。

観桜・展望ゾーン

桜が咲けば、絶景となるでしょう。

日陰には残雪も見られました。

頂上は絶好のお花見スポット

まだ桜が咲いてないので、”枝見”です。

ちょっと霞みぎみですが、北アルプスがきれいに見渡せます。

山の名前は、案内板を参考に・・・。

眼下には安曇野の街

こちらが休憩小屋です。

気になる休憩小屋の中は・・・「光写友会の作品展」になっていました。

自由に入って観賞して良いそうです。

休憩小屋の裏には、山小屋にしてはちょっとキレイ目のトイレがあります。

三角点

休憩小屋のちょっと先にあります。

光城址(古峯神社)

海野氏の一族、光氏によって築かれた山城です。

北廻りコースへは、一度舗装された道へ出ます。

いったん、車道にでます。

光城山だけでは物足りない方は、長峰山へどうぞ。
北廻りコースで下山される方は、左へ。

北廻りコース

北廻りコースの終点には、さくら池という桜の花びらを模った小さな池があります。

信州にある池としては、あまりキレイな感じはしません。

一応金魚が住んでいます。

イスの座面が新しくなっていました。

下山してからの休憩にちょうどよさそうなピクニックテーブル

光城山はだいたい2時間もあれば、登って降りてこれる山なので、気軽にチャレンジできる山です。
頂上が満開になった時を見計らって登ってみてはいかがでしょうか。

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安曇野市 観る

田淵行男記念館と百楽桜|山岳写真家、高山蝶研究家|安曇野市豊科

田淵行男は1945年に現在の安曇野市である西穂高村に疎開したのをきっかけに、北アルプスと安曇野を活動の場として、高山蝶の研究や山岳写真の撮影を続けました。
記念館では、そんな田淵行男の作品を約73000点、愛用の品々を収蔵しており、季節ごとに企画展などを開催しています。


ちょうど記念館前にある百楽(ひゃくらく)桜が満開で、この日は「さくらまつり」が開催されていました。

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休館日: 月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日、12月28日から1月4日
開館時間: 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:  個人 /大人 300円、小中生 200円
       団体(20名様以上)/大人  200円、小中生 100円
     ※特別展示開催の場合は別料金
住所: 安曇野市豊科南穂高5078-2
Tel/Fax: 0263-72-9964

豊科ICを出て直進すること約5分、「安曇野の里」にあります。
田淵行男記念館の入口はこちらの看板がある方からだと近いです。

手前にある建物が記念館。奥にはあづみのガラス工房があります。

今日は「さくらまつり」開催中ということで、駐車場はいっぱいでした。

もちろん、お隣の「安曇野の里」の方に停めてもOK!

水車小屋のある橋を渡っていけば、記念館へ行けます。

百楽桜が満開の記念館

満開の桜の下で記念写真を撮る方でにぎわっていました。

南側(道路側)にある桜

その下に咲いているのは、ユキヤナギ?でしょうか。
こちらも満開で、ピンクと白のコントラストがきれいです。

北側(ガラス工房側)にある桜

百楽桜の名前の由来は、田淵さんが残した言葉「一山百楽(いちざんひゃくらく)」(一つの山には百の楽しみがある)からきているそうです。

この桜は、樹齢約300年の長野県北安曇郡白馬村沢渡の貞麟寺境内にある糸桜(エドヒガンザクラの枝垂種)を母木にして出生したもので、この母木の強じんな生命力と枝姿の優雅さの特質と、さらに、花が大きく色彩が優美なことから国の天然記念物に指定されているオオヤマザクラの変種の野中桜と並ぶオオヤマザクラの銘木儀重桜(白馬村嶺方)の優れた特質を併せ持つことに着目した桜の研究家、草間勉氏(大町市在住)によって育成されたものです。
また、「百楽桜」の名は、この桜の出生地一帯を田淵行男先生がヒメギフチョウの研究場所のひとつとして愛され、大切にされたことから、「人と自然の心のきづなを深め、自然を大切にしていこう」という願いを込め、田淵行男先生の遺された「一山百楽」のお言葉をいただいて命名したものです。

枝いっぱいに花がついて、ちょっと重そうなくらい。

この日の予報は雨。
なんとかお天気はもちこたえていましたが、風が強く、そのたびにヒラヒラと花びらが舞っていました。

時折、桜吹雪になると、「わぁ~」と周りからの歓声も。

記念館の方に行ってみましょう。

開館時間: 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日、12月28日から1月4日
入館料:  個人 /大人 300円、小中生 200円
       団体(20名様以上)/大人  200円、小中生 100円

こちらの階段からも行けますが・・・

車椅子の方などは、こちらのスロープからどうぞ。

わさび田の上にかかる橋を渡っていきます。

入口

田淵行男ゆかりの百楽桜の開花にちなんで、「さくらまつり」開催中!!

受付
窓の形が田淵さんのロゴっぽく見える気がします。

とってもわかりやすい場所にAEDが設置されています。

受付のある場所の天井

所々、レトロな感じが漂う建物です。

パンフレットとチケット

チケットには田淵さんの蝶の細密画、山岳写真がデザインされています。

田淵行男記念館グッズ

田淵さんファン必見の品々です。

ポスター、マップ、Tシャツ、帽子、トートバック、バンダナ、絵葉書・・・などなど、いろいろあります。

友の会の会員だと少々お買い得。

机の上には、記念スタンプ。

田淵行男(1905~1989)

山岳写真家。高山蝶研究家。代表作に、「高山蝶」,「わが山旅」、「ヒメギフチョウ」、「山の時刻」、「山の紋章雪形」、「安曇野の蝶」、「山のアルバム」、「黄色いテント」などがある。
(Wikipediaより)

山岳写真やチョウの細密画、愛用の品々など、現存する作品のほぼ大半が展示されています。

生前の田淵の活動の様子を収めたビデオライブラリーが鑑賞できます。

見たい場合は受付へ。

1.田淵行男「自然への愛」(北海道・大雪山高山蝶調査行)
2.わが山常念山脈(ダイジェスト版)
3.光ありて安曇野~田淵行男 自然への讃歌~
※3本とも15分程度のものです。

黒い梁が力強い印象の天井

地下にもギャラリーがあります。

階段の踊り場にも山岳写真が飾られています。

階段の下にあったドア。
トイレかと思いきや、立入禁止の場所でした。

館内にトイレはなく、外の水車小屋近くのトイレを利用するしかありません。
入館前にトイレを済ませておくと良いですね。

地下のギャラリー

わさび田を眺めながら休憩できるラウンジ

「自然から読み取り学ぶ知識がもっとも正しい」という田淵さんの信念がみごとにマッチした
自然との調和を感じられるスペースです。

本棚には写真に関する専門誌が勢ぞろい。

写真の勉強になる場所です。

テーブルにご感想記入帳がありました。
一筆どうぞ。

さて、本日は「さくらまつり」
ラウンジの外には臨時のお茶席が設置されています。

今日は特別に入館料した人全員に、お抹茶とお菓子をサービスしてくださいます。

裏千家の茶道具

おまんじゅう

裏千家の本格的なお抹茶

桜がヒラヒラ舞い散る中、お抹茶とおまんじゅうを堪能♪

前には、わさび田。
綺麗な清流が一層優雅な気分にさせてくれます。

散った桜の花びらが、清流を流れていきます。

安曇野テレビのみなさんも取材のようです。

取材スタッフの方々も優雅なひとときを・・・。

桜、わさび田も見事ですが、記念館の北側の湿地帯のようなところも必見ですよ。

丸太の橋でちょっと足元は悪いですが・・・

水芭蕉が咲いていたり・・・

名前はわかりませんが黄色いかわいらしい花も咲いています。

四葉のクローバーも発見しちゃいました。

なんかいいことあるかも~☆