軽井沢銀座の終点からさらに一歩奥へ入ると二手橋がある。橋を渡った矢ケ崎川の川辺に「犀星の文学碑」がある。犀星は1959年「かげろう日記遺文」で野間文学賞を受賞、これを記念し自らが建立した。

室生犀星の詩碑について解説されている。是非一読を。

文学碑の詩は室生犀星の「切なき思いぞ知る」は昭和3年に刊行された「鶴」のなか一遍である。

室生犀星夫妻の遺骨が生地金沢から分骨され、夫妻はこの石像の下で静かに眠る。

この地に立つと緑の木立に囲まれた矢ケ崎川のせせらぎが静かに聞こえてくる。旧軽井沢銀座とは別天地である。