室生犀星はこの別荘を昭和6年に建て、亡くなる昭和36年までの毎夏この地で過ごした。記念館は無料で一般の公開している。

軽井沢銀座通り又は、万平通リから横道をしばらく入ると「犀星の径」の標識ががある。この標識を目印に訪れるとよい。


解説版には室生犀星と旧居について解りやすく解説されている。館内入ったらまずは一読をすることをお勧めしたい。

木戸の門をくぐるとると苔が庭一面に生えた、みごとな庭内をみることが出来る。

この別荘には、堀辰雄・立原道造・津村信夫らの詩人が訪れた。又作家、志賀直哉、川端康成らとの交流の地でもあった。

室生犀星、自らが築いたと云われるこの築庭と山荘は見事に調和している。

このモミジの木の葉が赤く色ずく秋に訪れると一味違う庭内を見ることができる。



犀星はこの縁側に座り、自らが築いたこの苔むした庭をこよなく愛したという。


座敷内には犀星の写真が展示されている。