千ケ滝は軽井沢を代表する景勝地のひとつである。
落差20メートルの滝がレンガ色の溶岩の間を豪快に水しぶきをあげて落下する。
千ケ滝の滝壷までは「せせらぎの道」と名付けられた遊歩道を1kmほど歩く。
木立のなか・渓流沿い・水遊び場・木道橋・と変化に富んだ自然道となっている。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町千ケ滝
問合:軽井沢観光会館 電話:0267-42-5538

木道の道を登り切り、少し下ると、いよいよ千ケ滝の滝壷に到着である。

水しぶきをあげて流れ落ちる滝、絶壁に生える樹木の緑、レンガ色の岩石が見事に調和しまさに絶景だ。

溶岩の絶壁の間から豪快に流れ落ちる滝の雄姿である。

落差20mから、滝の水は豪快にしぶきをあげて一気に流れ落ちる。

水は岩に砕け散り、水しぶきとなって一面に飛び散る。

夏の千ケ滝は清涼感に溢れている。ここに来ると真夏の暑さを忘れさせてくれる。

流れ落ちた滝の水は、谷間の渓流へと一気に流れ込む。

ここから先は谷底の渓流である。

千ケ滝の脇には昭和6年に建立された千ケ滝不動尊がある。ここで願いごとを祈るのも良い。

晩秋の千ケ滝は下流の木立が色ずく頃には、もうこの場所は海抜が高いため木々の葉は既に落ち切ってしまっている。

紅葉をわずかに残した滝の噴出し口流れ落ちる滝である。少し寂しいがこれもまた情緒がある。

滝の周りの木の葉は落ち、レンガ色の花崗岩が剥き出しになっている。
この季節しか見られない趣きのある光景である。