童謡「てるてる坊主」の作詞者、浅原六朗(池田町出身)の記念館。
からかさを模った建物内には、浅原六朗の蔵書、青春日記、交友があった作家たちの書簡及び写真、人間俳句集、自筆の書、色紙、愛用の筆記用具などの資料が展示されているほか、毎年クラフトパークで行われるてるてる坊主アート展で出展されたてるてる坊主が飾られています。
てるてる坊主のBGMを流してくれたり、係の方が詳しく案内してくれたり・・・丁寧なおもてなしなのに入館料は無料です!!
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てるてる坊主の館 浅原六朗文学記念館
【開館時間】午前9時30分~午後5時
【休館日】毎週月曜、国民の祝日、年末年始
【入館料】無料
【お問い合わせ】
Tel:0261-62-5659
Fax:0261-62-6616
池田町池田3203-5(役場敷地内)
てるてる坊主の館は池田町役場の隣にあります。
ここは役場庁舎のある敷地の入口にあるロータリー。
池田町公民館
今年で30回目「てるてる坊主童謡まつり」が6月25日(土)午前9時から池田町公民館で開催されます。
午前中は童謡の披露、午後は素敵な銅版に変身した「てるてる坊主の館」を記念してコンサートを開催します。入場は無料。
(お問い合わせ:池田町図書館0261-62-5659)
「てるてる坊主」<「浅原六朗」
親しみやすい「てるてる坊主の館」という呼び方より、正式名称の「浅原六朗文学記念館」が強調された館名板です。
老朽化で雨漏りしていた屋根、今年葺き替えをしてきれいになりました。
入口前にあるこのスペース、「あじさい広場」といいます。
6月、梅雨の時期にとことんこだわった施設という感じ。
職員は常駐していません。
「ピンポーン」と押すと、隣の図書館から職員の方が来てくれ、開館してくれます。
入って正面のところにプロフィールがありました。
浅原六朗は明治二十八年(一八九五年)池田町にうまれました。幼少期を親類の家に預けられました。このことが後にふるさとを強く求めることにつながりました。
晩年、何度か当町を訪れ町民との交流が深まり昭和三十八年「てるてる坊主」の童謡碑が建立されました。作家としても感覚的思考の小説を多数発表し晩年は句作に励みました。
その隣には自筆のてるてる坊主の歌詞
パンフレットと一緒にもらう楽譜の裏にも印刷されています。
受付で署名をします。
その間に職員の方が館内の照明をつけたり、てるてる坊主のBGMを流してくれます。
ちょっと特別な気分♪
子供にはてるてる坊主のステッカーをプレゼント。
制作は松本大学の山根ゼミ、デザインは田中裕理さん。
父の慈朗さん、母のたきさん、幼少期の六朗さん。
明治28年2月22日池田町一丁目の酒造業飯田屋の四男として生まれました。
童謡「てるてる坊主」を作詞した頃の写真。
24歳頃でしょうか。
浅原六朗てるてるマップ
てるてる坊主・浅原六朗にまつわる所をまとめたマップです。
城山公園にも歌碑がありましたね。
実際に読むことはできませんが、浅原六朗の著書が揃っています。
1番の歌詞後半 ♪はれたら金の鈴あげよ♪ という歌詞の通り、
天井には鈴がぶら下がっています。
階段は「てるてる坊主アート展」のギャラリー、
前回の作品約600体が飾られています。
ちなみに、手前の一番目立つところにあるのが受賞作品。
第5回は8月25日(木)~8月28日(日)に開催されます。作品募集中だそうです。
(お問い合わせ:池田町観光協会0261-62-9197)
町の文学碑について
池田町の各処に、著名人をはじめとする多くの人の、文学碑が数多く建てられています。その数は70余になります。近在の町村に比較して、その数が多いのにここを訪ねてきた人が驚くことがあります。
北アルプスの山麓にあって、今では田園の中の小さな田舎町にすぎませんが、遠い昔から著名な文人墨客の往来が多かったようです。江戸の中期には庶民のための学問所が開かれる等、文化的にはほかに見られない高い風土を持っていました。これらの歴史や町に残された文化遺産を、ここに育った物として誇りに思うと同時に、いつまでも大切にしていきたいと思っています。
てるてる坊主ノート
池田町やてるてる坊主の館の感想などはこちらへどうぞ。
コメント
昨日訪ねて向かいまいたがとうとう見つけられず帰ってきました、40年ほど前オートバイで旅をしていて一休みしたのがそちらの前でした、4人の子供たちと仲良くなり案内をしてもらったのがテルテル坊主のふるさとでした、当時10歳くらいのはにかみ屋のお姉さん、1年生と言っていた元気な男の子、友達二人、その男の子が坊主頭でまさにそのもののようでした、今では私がそのものです、ずっと思い続けていたのに残念でした、今度向かうときにはその時の写真を探して伺おうと思います。