長野県長野市篠ノ井にある茶臼山植物園。公園内には恐竜のオブジェや遊具だけではなく、世界の昔から伝わるおとぎ話に関係した遊具が沢山設置されています。
それほど恐竜には興味がないわという小さなお子様や傾斜地を歩き疲れたパパさんやママさんがちょっと休憩するのにも良いかもしれません。
住所:長野県長野市篠ノ井岡田2696
営業:冬期(12月中旬〜3月中旬)は閉鎖。
入場無料
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こどもオトギのひろば入口です
この亀には小さな梯子らしきものがついていて登ることができます
続いてはキノコのおばけというお話
秋田県に伝わる昔話らしいのですが、初めて知りました。
むかしむかし、ある山奥に、ひとり暮らしのおばあさんがいました。ある夜、十七、八の娘たちが「ばぁさん、ひとりじゃ寂しかろ」といって、夜遅くまで歌い踊っていきました。それからは、夜ごとあらわれ、おばあさんはすっかり寂しくなくなりました。そのうちにおばあさんも「おかしなこともあるものじゃ」と思い、山のお坊さんに聞いてみました。すると、お坊さんはしばらく考えて「今晩娘たちがきたらナスを煮て食べさせてみてくれ」といいました。
そこでさっそくその夜、娘たちにナスをおわんにもってごちそうすると、おばあさんは急に眠くなってしまいました。そしてしばらくしておばあさんが目を覚ますとおわんがふせてあり、その中には小さなキノコがひとつづつ入っておったとさ…。
山のキノコがキレイな娘こに化けて、ひとり身のばあさまのところへ遊びに来たんだと!
秋田県に伝わる昔話より
キノコの中は砂場になっていました
ここでおばぁさんとキノコ達は夜おそくまで歌って踊ったわけですね
むかしむかし、あるお百姓がいたずらカッパをこらしめようとすると「かんべん、かんべん、助けてくれりゃいつでも何人分でもりっぱなぜんわんを貸してやるだ」とカッパが一生懸命くどきました。お百姓もなんだかかわいそうになり、とうとう許してやりました。
それからしばらくして、このお百姓の家で婚礼をすることになり、ふと思い出して池のカッパに頼んでみました。すると次の朝、池の岸にりっぱなぜんわんがずらりと並べてあるではありませんか。お百姓は大喜びしさっそくこれを使って盛大に婚礼をあげました。
ところが、婚礼も終わり、このぜんわんをカッパに返すとき、となりのばぁさんがおわんをひとつくすねてしまったのです。
そして、その後、そうとは知らないお百姓がまた人呼びに借りようとしましたが、どんなに頼んでももう二度と貸してもらえなかったとさ・・・。
長野県上田地方に伝わる昔話より
ぜんわんに穴が開いていてそこから顔を出して遊べるようになっています
ロープで引張り遊べるようになっています。ここは沢山の子供たちに大人気でした。
また、恐竜エリアに戻ります
21 イグアノドン
南アメリカにいるトカゲの「イグアナ」の歯と、この歯がよく似ているところから、この名前がつけられたそうです。
なぜ銀色か
このイグアノドンは、人間が科学的な研究対象とした第一号であり、かつ、この恐竜発見(1822年、イギリスの医師ギデオン・マンテルの夫人が歯の化石を発見)によって、恐竜という巨大動物が地球上にいた事が初めて認められたものなので、その記念として長野市ではイグアノドンの体の色を、ほかの恐竜とは区別して「銀色」にしました。
イグアノドンの近くには歴史を感じるベンチ
ちょっと座るのもためらう位・・・
15 ケントロサウルス
ケントロサウルスのニックネームは“トゲタロウ”
ケントロサウルスを後ろから
首から背中にかけては骨板が、背中から尾の先端には2本のスパイクがついているおもしろい構造
14ケティオサウルス
ケティオサウルスとは、ギリシャ語で「怪物トカゲ」という意味だそうです
こぉんなに大きいですが、草食動物なので大人しかったようです。
13 ディプロドクス
最大級の巨大恐竜。名前も「屋根のはりのような骨格をもった竜」という意味があるそうです。
敷地はあまり平らな場所はありません。
かなり良い運動になります。
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