松本市にある見晴橋(みはらしばし)の架かる、薄川(すすきがわ)は、美ケ原高原に連なる三峯山を源流とし、最終的には信濃川となり、日本海へ流れ出る川です。
見晴橋からは、上流に美ケ原、下流には北アルプスの山々を眺めることができます。
1996年には、ドラマ「白線流し」の白線を流すシーンなどで登場しました。
2011年公開映画「岳」でもロケ地として使われました。
近所の方々の散策コースとしてだけでなく、他県からロケ地巡りに来る方も多い景勝地です。
長野県松本市縣3丁目
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薄川沿いで畑を耕している方もおられます。
車が通っている橋は筑摩橋です。
目指す見晴橋が見えてきました。
川岸で練習しているのは松商高校の野球部員達です。
見晴橋は車は通れません。
歩行者と自転車のみなので、ゆったり風景を楽しみながら渡れます。
左の道祖神に見晴橋と彫ってあります。
それぞれ表情も違います。
長い橋にはベンチ付きの踊り場が二か所、左右にそれぞれ、計4か所あります。
「岳」ではここで、ヒロイン長澤まさみが上司に励まされる場面が撮影されました。
まずは、一か所目の踊り場から、右手、下流のほうを望んでみましょう。
右手の校舎は松商学園。
先ほどの野球部員たちが、グラウンドに戻っていきます。
3月末の川の流れは、雪解け水も含むのでしょうか。
結構早いです。
雲がかかってますが、実際はこんな感じです。
左の白いのが「常念岳」、右端、白く下がっているのが「燕岳」稜線です。
こちらは美ヶ原高原の展望版です。
源流に思いをはせながらベンチから眺めるのもいいですね。
ゴルフの打ちっぱなし場の向うの王ガ頭をアップで撮ってみました。
薄川岸には階段やスロープで降りられる場所がたくさんあり、「緑地」の看板が出ています。
木の燃えカスがあったので、のせてみました。
日蔭の水流の弱いところでは川も薄く凍っています。
散歩やジョギングをしている人が多数いました。
四季折々の表情があり、地元の人に親しまれている場所の一つなのでしょう。
川沿いに植えられた桜並木も春には見晴橋からの表情を一変させることでしょう。