平成13年から”須坂の町のひな祭り”として、市民から寄贈された雛人形およそ6000体が展示されています。
江戸時代~平成までの様々な年代の雛人形を楽しむことができます。
世界の民俗人形博物館は、多くの優れたデザイナーを発掘し育てられてきたことで知られる、
須坂市出身の小池千枝氏(文化服装学院名誉学院長)より寄贈された、世界100数ヵ国の民俗人形およそ3,000体あまりを所蔵、公開しています。
住所:長野県須坂市野辺1367-1須坂アートパーク内
電話:026-245-2340
開館時間:1月下旬~4月中旬(お問い合わせください)
9時~17時(1~2月は9時半~16時半)
入館料:大人500円 小中学性300円(版画美術館と共通)
アクセス:須坂長野東ICより国道403号・県道58号・北信濃くだもの街道経由8分
長野電鉄須坂駅よりタクシー7分
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入口です。
自動ドアが開くとすぐのところで発券しています。
着物も、表情も気品がある感じです。
そんなお家からやってきたお雛様なのでしょうね。
1階奥に、メインの30段飾りがありますが、まずは周りから見てゆきましょう。
左の廊下から、30段の裏を通り、右の廊下を周って階段で降りてくる、というように一巡できるようになっています。
入口付近のお雛様の提供者の家名が書いてあります。
昭和40年代のものと平成の物のようです。
廊下左手は常設の世界の人形。
こちらは撮影禁止ですが、素朴でかわいいものがいっぱいです。
展示室を出ると、ゆったりとしたスロープになって展望室へと続きます。
スロープのところにも展示品がたくさんです。
こちらは「押し雛」。
アートパークオリジナルの「雛人形みくじ」なんていうのもあります。
「恋のお願い♡折り紙お雛さま」なんてのもあります。
願を書いて、折るようですね、折り方も丁寧に説明してあります。
展望室というだけあって、円形になった窓側にテーブルがあります。
晴れていれば飯綱山、黒姫山、妙高山・・・戸隠山も見えるようです。
隅にゆったりしたソファーが置いてありました。
これならゆっくり見れますね。
雛人形を、あまり家庭で飾らなくなった現代・・
こういう所へ来て、目の保養だけ、子供の成長をともに願うのもよいかもしれません。
雛祭りが終わると「菖蒲の節句」展が行われます(4月下旬~6月中旬、お問い合わせください)。