今年2月に公園道路沿い、パルコ向かいに移転して新しくなった松本献血ルーム。
愛称は松本らしさをイメージした「サントビューネ(山・都・美・優・音)」。
その名の通り、待合室や採血室は明るく落ち着いた雰囲気で、スタッフの方がとにかく親切で感動しました。
予想以上に居心地の良い場所です。
勇気を出して初めての献血にチャレンジしてきました。
体を張ってレポートします!!
松本献血ルームに限らず、まだ献血したことがない方もどんな感じで献血をするのか参考になればと思います。
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【受付時間】全血献血=9時~13時・14時~17時
成分献血=9時~12時30分・14時~16時30分
【休日】12月31日・1月1日・その他保守等のための一時的臨時休業あり
【お問い合わせ】0263-37-1600
松本市中央1-8-11 ジブラルタ生命ビル2F
新しい献血ルームは公園通りのパルコ向かいのビルの2階に移転しました。
朝は9時から。
平日は40,50人くらい、土日は70,80人くらいの方が献血に訪れるそうです。
受付
「お願い!」を読んで、内容を了承したら、献血申込書に氏名や住所などを記入。
免許証などで身分証明をしたら、暗証番号を設定。
次回から献血カードと暗証番号で受付できます。
呼び出しブザーをわたされます。
ブザーが鳴ると、上部の画面にどこへ行くのか指示がでるのでその通りに動きます。
呼ばれるまでルーム内を散策・・・
休憩場所
こちらのイスは赤!!いい感じに血圧が上がりそうです。
ドリンクは無料
温かいポカリがあるのが献血ルームっぽいですね。
献血する前はなるべく温かい飲み物を飲むようにすると良いそうです。
ブザーが鳴ったので問診室へ。
問診票をもとに、問診と血圧測定をします。
私の場合、健康診断で不整脈と言われることが多かったので、念のため心電図も測定しました。
入念に健康状態をチェックしたうえで献血します。
採血ベッドは10台ほど。
ベッドの間隔もそこそこ開いているのでゆったりくつろげます。
採血ベッドに横になり、いざ献血です。
成分献血、全血(200mL・400mL)がありますが、一番体に負担のかからない成分献血(血漿献血)をすることにしました。
献血用の針は少し太めです。
刺す時はチクッと痛みがありますが、あとは全然平気。
成分採血装置
採血にかかる時間は、400ml・200ml献血で10~15分。
成分献血は採血量に応じて40~90分ほどかかります。
今回は血漿献血だったので、20分程度ということでした。
成分献血は、血液中の血漿・血小板を分離してバックに採取し、赤血球・白血球を一部の血漿と共に体内に返す献血方法。
美容院のパーマやカラーをVIP待遇でやってもらっているような感覚です。
雑誌を支える板も用意してくれるので、片手でも雑誌が快適に読めます。
あと少しで終了というところで、緊急事態発生!!
急に血の気が引く感覚と視界がシャットダウン・・・
これはマズイと思った瞬間、看護婦さんが気付いてすぐに処置をしてくれました。
「初めて献血してこうなっちゃうとビックリしちゃうよね」なんて声をかけてくれましたが、それよりこの対応の速さにビックリしました。
しっかり見ててくれてるんですね~。
おかげさまで意識は回復しましたが、一応点滴を。
情けないことに、すっかり病人です。
採血中などに気分不良になる人は0.9%(1/100人)いるそうです。まさか自分がそうなるとは・・・。
横になって初めて気付きましたが、天井の間接照明がカラフルに点灯してました。
飲み物やお菓子を持ってきてくれたり・・・至れり尽せり。
申し訳ないです。。。
たぶん私が動いたせいだと思いますが、皮下出血も併発。
約0.2%(1/500人)の頻度で発生するそうです。
ご丁寧に軟膏と書面まで出してくれました。
松本献血ルームのお礼の品は、洗剤、ボールペン、BOXティッシュ、カレー、カップラーメン、歯磨き粉の中から一つ。
駐車券もかかった時間分いただきました。
近隣17カ所の駐車場を無料で利用できます。
今回このような形になってしまったので、一応書いておきますが・・・
健康な人なら献血による体への影響はほとんどありません。
私の場合は途中で具合が悪くなってしまいましたが、事前に問診や検査をしっかりした上で実行しますし、万が一副作用が起きても万全の体勢ですので、安心して下さいね。