長野転職

善五郎の滝|乗鞍岳を背景に雄大に流れ落ちる滝|松本市安曇

善五郎という釣師の名前がついている善五郎の滝です。
昔、釣りの名手善五郎が大きな岩魚に引き込まれて見つけた滝でこの名前が付いています。

乗鞍岳を背景に滝の全景が見えます。落差21.5m幅約8m、雄大な自然を楽しむ事ができます。
朝、滝に虹がかかることもあるそうです。

善五郎の滝

滝まで整備された遊歩道があり、冬は凍結した滝の写真が間近で撮れます。

標高1500m位でしょうか、観光センターから車で7分のところです。
三本滝より下に位置しています。
[googlemap lat=”36.1181494203034″ lng=”137.6160952448845″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.118149,137.616095[/googlemap]
善五郎の滝入口の看板
善五郎の滝入口の看板
道路が大きくカーブする手前になります。駐車場も右手にあります。

遊歩道案内板
遊歩道案内板
現在地より善五郎の滝まで、おおよそ650m、約15分かかります。直線ではなくアップダウンしながらですので楽しんでどうぞ。

入口
入口
いよいよ新緑の林に入ります。

白樺林
白樺林
白樺林の自然の道を下ります。

ミズナラの案内板
ミズナラの案内板
ブナ科。
木の実はどんぐりです。クマやリス等の越冬食になるそうです。

道しるべ
道しるべ
善五郎の滝0.5km・一の瀬園地1.6km。
善五郎滝を目指します。

環境板
環境板
鳥の案内板です。環境が違い、ここのような明るい林にはホウジロ、アカハラ、カッコウ、センダイムシクイなどが多くみられるようです。
しきりに鳥の鳴き声が聞こえています。

ツリバナの案内板
ツリバナの案内板
ニシキギ科。吊花。
花や実が垂れ下がっていることに基づく。熟した実は5つに裂け、朱赤色の仮種皮を持った数個の種子が露出する。紅葉も美しいそうです。

遊歩道
遊歩道
歩きやすいよう丸太で階段が作られています。
乗鞍岳噴火の際の大きな溶岩の塊もところどころに見られます。

溶岩の塊
溶岩の塊
熊笹の向こうには苔むした大きな石というか、溶岩の塊があります。

木のイス
木のイス
途中一休みできるイスが置かれています。雨あがりのせいでしょうか、空気はヒンヤリしていて鳥の鳴き声だけが聞こえています。あたりは昼間なのにシ~ンとしています。
自然空間そのものです。

道しるべ
道しるべ
直進が展望台0.1km・左は善五郎の滝0.1km。
ここは先に滝の全景を望んでみましょう。
道には木の根っこが見えていて本当に自然の道です。

少し登り
少し登り

展望台の案内板
展望台の案内板
もうすぐです。

展望台(滝見台)
展望台(滝見台)
到着です。ゆっくり休めるよう木のイスが置かれ滝の案内板も設置されてます。

案内板
案内板
乗鞍岳は3、026mの休火山群です。剣が峰を最高峰とした数峰が寄り集まった総称で、これらの峰々に囲まれて多くの山上湖が点在しています。頂上付近には高山植物が咲き乱れる広大なお花畑があります。と書かれています。

善五郎の滝の看板
善五郎の滝の看板
昔、大野川の里に住んでいた、善五郎という樵がこの滝で釣りをしていたところ、釣針にかかった大きな岩魚に滝つぼへ引き込まれ命からがら逃げ帰り、里人たちにこの話をしました。それから、「善五郎の滝」といわれるようになりました。

滝の全景
滝の全景
乗鞍岳はうっすらと見えますが、新緑の大自然に囲まれた善五郎の滝です。豊富な雪解け水を集めてたっぷりの水量です。
良い眺めです。気持ちいいで~す。

ノリウツギの案内板
ノリウツギの案内板
ユキノシタ科。
むかし樹皮から製紙用の糊を作った。夏に咲くアジサイに似た白い装飾花は冬になっても落ちないそうです。

滝方面下り階段
滝方面下り階段
階段もしっかりした手すりも着いています。
急な下りになります。

木の橋
木の橋
この橋を渡ると滝が見えます。

滝つぼから流れ出る水です
滝つぼから流れ出る水です。
階段を登ると滝です。

善五郎の滝
善五郎の滝
大きな水音をたてたっぷりの水が落ちてきています。

休暇村方面に上る階段
休暇村方面に上る階段
これを登ると休暇村にぬけられます。

とうとうと水が流れ落ちています
とうとうと水が流れ落ちています。
水しぶきも見えますでしょうか。周りは霧雨状態でビショビショです。

滝の横から
滝の横から
滝をゆっくり見学する場所もビッショリです。それだけ水量がたっぷりです。

注意の看板
注意の看板
落石注意ですよ。あまり近づかないほうが良さそうですね。

善五郎の滝の由来
善五郎の滝の由来
今から約4万3000年前頃、乗鞍火山の高天ヶ原火山体(2,829m)から流れ出て、乗鞍高原を作った番所溶岩の中にできた滝です。何回にもわたって流れたこの溶岩の一端が崖となったところに、小大野川が流れて滝になったと考えられています。
水の浸食により、今でも滝は後退を続けており、下流に見える川の淵は、昔の滝つぼの跡です。


苔
滝の周りの苔です。

滝周辺
滝周辺

どんぐりの葉
どんぐりの葉
葉脈もしっかり見えて生き生きしています。

溶岩の塊
溶岩の塊
自然の道にも大きな溶岩な塊がそのまま転がってます。

乗鞍高原施設案内板
乗鞍高原施設案内板
駐車場の横に。

看板
看板
国立公園を利用する皆さんへのお願い看板です。
美しい自然をいつまでも残すための守っていただきたい事項が書かれています。
1、キャンプ指定地以外での幕営および火気の使用は禁止。
1、植物、岩石等の採取および持ち出しは禁止。
1、自動車、オートバイの乗入れや駐車は指定区域以外は、ご 遠慮ください。
1、空缶、ゴミ類は、各自お持ち帰り願います。
1、物品販売等の行為は、一切できません。

皆さん美しい自然を大切にしましょうね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク