松本ではぼたんで有名なお寺、玄向寺へ行ってきました。
毎年5月第2土・日曜日にはぼたん祭・雅楽演奏会が開催されます。
ぼたんの咲き頃は毎年この時期にはかなり咲き終わっている、という感じでしたが今年はまだ満開になっている種類は少なく、まだまだ蕾でこれから本番、というぼたんが沢山ありました。
珍しい黄色などのぼたんはこれからでも充分楽しめると思います。また日本の伝統音楽、芸能である雅楽の演奏も開催されますのでこの機会に雅な世界を覗いてみたいと足を運んでみました。
〒390-0304 長野県松本市大字大村681
0263-46-1393
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仁王門
守護神金剛力士を安置する門です。
駐車場はこの左側を入ったところにもあります。
全景
裏には「女鳥羽山」が。
手前の道路は右方面は美ヶ原温泉、左方面は浅間温泉になります。
仁王像・右
仁王門は1697年の建立で、仁王像はこの門より古く約500年前のものと言われています。
左手には何やら剣の様なものを持っています。
オープンガーデンの案内
オープンガーデンに参加されているようです。
六地蔵尊
入り口には石碑が並んでいます。
手前のぼたんの花はつぼみでこれから咲く準備です。
松本札所33番観音のたて看板
松本観音霊場 第三十一番札所となっていて観音像があります。
寺の門
ぼたん庭園維持のための浄財の協力のお願いがあります。
たけのこ
ここで収穫されたものを販売していました。
すでに、売り切れです。
石楠花
まだ堅いつぼみですが、かなり大きな花が咲くかと思います。
楽しみです。
日当たりが良いので満開です。
これだけ開いているので甘い香りがぷんぷんしていました。
スプリンクラー
庭の隅に設置されています。管理も大変でしょうね。
藤棚
庭園には藤棚もありますが、開花するにはまだ時間がかかりそうです。つぼみのぼたんと藤棚も咲き出すともっと庭園は賑やかになります。
演奏会チケット
昨年まで無料、今年からは入場料が500円です。
念佛の数珠
大きくてりっぱな数珠です。一玉は直径7~8センチもあるでしょうか。
演奏会
笙の厳かな音色で始まりました。この方は松本市ご出身で元宮内庁楽部首席楽長の岩波滋先生です。
数年前から副住職が中心となって岩波先生にご指導いただき「雅楽教室」を開設、月2回お稽古をされているとのことです。今日は晴れの舞台となります。
会場内
客席が設けられ、松本富貴雅楽会のメンバー約20名が勢ぞろいです。観客席は少しゆとりがあります。
本堂ですので浄土宗の本尊「阿弥陀如来三尊佛」が後ろに鎮座
されています。
演奏風景
曲目「平調越殿楽」「陪ろ」「壱越調蘭陵王」の三曲演奏されました。
厳かに演奏されていました。普段あまり耳にしない演奏ですので緊張しました。
打楽器・鞨鼓(かっこ)
この楽器奏者が礼をすると、演奏が終了したという合図のようです。
ぼたんの屏風
色とりどりのぼたんの絵が書かれている屏風です。
ぼたん寺には相応しい素晴らしいぼたん絵の屏風です。
こんな機会でないとお目にかかれないかと思います。
こちらのぼたん園は明治18年(1885)戒譽隆説和尚がぼたんを植樹し、現住職で5代目、現在120種1250余株のぼたん園で平成21年8月阿弥陀如来・二十五菩薩石像の永代供養墓と庭園が完成されました。
掛け軸
お釈迦さんのまわりの菩薩さんは雅楽の楽器をそれぞれ持って演奏されています。
お釈迦さま
花祭りの社に納められています。
甘茶をかけられます。
参道
多数の石佛が整然と参道に並んでいます。その脇にはぼたんが植えられています。
播隆上人像と六字名号碑
北アルプスに面して境内に建つ槍ヶ岳開山、播隆上人像(ばんりゅうしょうにんぞう)と六字名号碑です。
確か、松本駅前にも播隆上人像があったかと思います。