聖湖は聖山(標高1447m)の麓に広がる聖高原にある自然湖。
バブル期は栄えていたそうですが、今はすっかり寂れた感じの避暑地です。
人気のある他の観光地とは違い、混雑することはないので、本当にゆっくりしたい時におすすめ。
ロケーションはまあまあ、へら鮒釣りが盛んです。
湖畔公園、スカイライダー、聖高原キャンプ場、聖博物館などのレジャースポットはこちらの記事へ。
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聖高原観光案内センター
Tel:0263-67-2133
Fax:0263-67-3739
麻績ICを下りて国道403号線を聖高原方面へ約10分。
ここが聖湖の玄関口。
管理センターの横に「聖レイクサイド館」
湖周辺にお土産や飲食店はここくらいしかありません。
宴会や仕出しもやっているようです。
TEL: 0263-67-3511
営業時間: 10時~17時(オーダーストップ16時30分)
定休日: 水曜日(夏季は休まず営業)(12~3月は、火曜日もお休み)
ちなみに自動販売機は管理事務所前と対岸のキャンプ場下のトイレ前にあります。
どちらもコカコーラ。
貸しボートはハクチョウのペダルボートと手漕ぎボートの2種類。
4月下旬~11月上旬、午前9時~午後5時。
手漕ぎボートは、30分800円、1時間1200円。
ハクチョウボートは、30分1200円、1時間2000円。
ヘラ鮒釣規則
ヘラ鮒釣り案内はこちらを参考に。
1周は約1kmほど。散策するにはちょうど良い大きさの湖だと思います。
周辺にはキャンプ場や公園などレジャースポットもあります。
管理事務所から左回りに湖を1周してみました。
まず、どうしても目についてしまうのが、廃墟ホテル。
湖周辺の山荘やホテルなどはだいたいこんな感じで、バブル崩壊の爪痕を所々感じます。
湖の玄関口付近にあるのはちょっと痛いですね。
湖には釣り用の桟橋がいくつか設置されており、それぞれ名前もついています。
向こう岸から撮影したものですが、まず白樺桟橋があります。(定員74人)
白樺桟橋の近くにある湖畔通りには若山牧水の歌碑があります。
ちょっと山を登った目立たない場所にひっそりとあります。
若山牧水歌碑
「山に入り雪の中なる朴の木にから松に何とものを言ふべき」
第5歌集「死か芸術か」に「信濃より甲斐へ旅せし前後の歌、十六首」として収録されている歌だそうです。
裏側にはプロフィールなどが書かれています。
牧水は明治45年3月、歌会で麻績村を訪れたんだそうです。
湖畔公園近くの山側には聖山頂上へと続く自然歩道があります。
リフトではなく自分の足で山頂を目指したい時はどうぞ。
湖畔公園やキャンプ場、博物館などはこちらの記事をご覧ください。
スキー場の下にもホテルかドライブインらしきものがありますが、ご覧の通り。
ここは猿ヶ馬場峠と言って、中信から北信を結ぶ善光寺道一の難所だったそうです。
湖管理事務所の左側には、竹久夢二の歌碑。
「番場峠の五月の花は枝は東に根は西へ」
大正13年春、夢二はここを訪れ、湖畔に咲く5月の花(山桜)の美しさを賞でて、この句を残したそうです。
これで聖湖1周です。
湖畔公園、スカイライダー、聖高原キャンプ場、聖博物館などのレジャースポットについてはこちらの記事へ。
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