すでに亡くなってしまいましたが、カンガルーのハッチで有名になった須坂市動物園です。
マスコミなどではあまり報道されていませんが、いろいろな生き物たちがいる動物園です。ペンギンからベンガルトラなどかわいい系から怖い系まで勢揃いです。
須坂市動物園
住所:長野県須坂市臥竜2-4-8
電話:026-245-1770
開園:9時~16時45分(入園は16時まで)
※4・5・8月は休園日はありません。また、年末(12月29日~12月31日)も休園です。
入園料:一般(高校生以上)200円 中学生以下70円(保護者付き添いの未就学児は無料)
[googlemap lat=”36.643198″ lng=”138.3117″ width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県須坂市臥竜2丁目4−8[/googlemap]
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チャボ
キジ目キジ科
江戸時代初期、ベトナムの民族居住地「チャンパ」より原種となる鶏が日本に持ち込まれ、家禽・ペットとするために小型に改良したもの。
鶏を改良したものなので、鶏の中の一品種である。現在、日本には20種類以上のチャボがいると言われている。
飼育上では、主に穀類(トウモロコシ・ダイズなど)をエサとする。オスはメスに比べて大きな鶏冠があり、体もメスより大きい。種名の由来は、地名の「チャンパ」を「チャボ」と呼ぶことから。また小型の鶏であることから当て字で「矮鶏」と書く。(※矮=矮=低い)
鶏の品種改良されたものだとは知りませんでした。原種の鶏とどういう違いがあるか見て見たいですね~。
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キジ目キジ科
江戸時代初期、ベトナムの民族居住地「チャンパ」より原種となる鶏が日本に持ち込まれ、家禽・ペットとするために小型に改良したもの。
鶏を改良したものなので、鶏の中の一品種である。現在、日本には25種類のチャボがいるがその中でも代表的なチャボである。
体色の【赤・白・黒】のコントラスとが美しいことや、垂直に立つ黒い尾羽をポイントに『black tail(黒いしっぽ)』の愛称で親しまれ、愛玩用(ペット)として人気のある品種。
オスはメスに比べて鶏冠が大きく、尾羽が垂直に立ち上がっており、体もメスより大きい。
本当に赤・白・黒のコントラストがキレイです。でも、個人的にはカツラチャボよりチャボの方が馴染みのあるチャボな気がしますが・・・
- トウテンコウ
キジ目キジ科
高知県原産のニワトリ。長い鳴き声と長い尾が特徴。日本三大長鳴獲鶏の一つとされており。その鳴き声は鶏の中でも最も長い。その声の長さと美しさを競うコンテストもある。今までに25秒鳴き続けた記録がある。(※日本三大長鳴鶏:東天紅・声良・蜀鶏)
種名の由来は。夜明けの東の空が紅色に染まる頃、天性の美声で鳴き続けることから、『東天紅』という。
昭和11年から國の天然記念物に指定されている。
飼育上では、主に穀類(トウモロコシ・ダイズ)などをエサとする。
飼育係のコメント
- 長~く鳴くのが特徴です。ふつうのニワトリと比べると何倍も長く鳴き、25秒も鳴くトウテンコウもいるそうです。ここにいるトウテンコウは・・・8秒~10秒ぐらいが精一杯のようです。
残念ながら今回は美声を聞くことができませんでした。明け方に来ないと聞けないのかな?
- キジ目キジ科
中国、インド原産の鶏。江戸時代に日本へ持ち込まれた。
頭部から足首まで、全身が真っ白でふわふわの羽で覆われていることが特徴。
卵には、栄養価が高く、また産卵鶏用に改良されていないため産卵数が少なく高価である。
中国では昔から貴族の薬膳に欠かせない貴重な食材であったと言われている。
種名の由来は、骨・皮・肉・内臓まで紫がかった黒色をしていることから、「烏の羽色のように骨の色が黒い鶏」=「烏骨鶏」という。
手作りでしょうか。味のあるイスたちがありました。
ちょこっと休憩にどうぞ。
- ガンカモ目 ガンカモ科
山地の水辺に生息し、寒地のものは冬場は暖かい場所へ群れで移動する。主に草木の実を食べる。カモ類と言えば、木にとまることはないだろうと考えがちだがこの種は木の上でも休んだりする。オスは独特な色彩をしていて美しい。
頭の羽は冠羽状になっており、腰にはだいだい色でイチョウ型の羽を持つ。メスは灰色味の強い褐色で目の周辺から後方に白い線が入る。オスは年に一回、換羽と言って飾り羽が全て抜け落ちる。
どうやら鳥コーナーは終了のようです。
続いては・・・川上犬。レッツゴー!
源竜ハウスの壁にはコンパネに手書きで書かれた紹介があります。
川上犬の説明や、特徴、源竜の1日の様子など写真付きで詳しくあります。
川上犬源竜は長野県天然記念物だそうです。
源竜と触れあえる時間があります。
3:00~3:30
でも、雪の日や雨の日はふれあいは行いません。
工作ハウスという看板がありましたが、今回は誰もいらっしゃいませんでした。
はて、ここでどんな工作をするのでしょうか?イベントとかも行うのでしょうかねぇ。
ハト
カワラバト(ドバト)を品種改良してつくった観賞用のハトです。ふつうのハトよりも尾羽の数が多くクジャクのように扇状に羽が広がっているのが特長です。
品種改良されている動物っておおいんですねぇ。
- バーバリーシープ
偶蹄目ウシ科
北アフリカ(アルジェリア・チュニジア・モロッコ)に分布する野性ヒツジの一種で北緯16度位までの岩山地帯に生息する。体色は砂色で別名「スナイロヒツジ」といわれる。又喉から前肢にかけて大毛総を垂下することから「タテガミヒツジ」の別名もある。小群で生活し、岩山を跳躍歩行するのが上手である。
草食性で性格は神経質であり周辺に細心の注意をはらって生活する。
飼育係のコメント
- バーバリーシープたちは水あびが大好きです。
体に水をかけてあげると体をこすってとても喜びます。夏場は特に喜ぶのですが、寒い季節でも日によっては水あびをしたりもします。
角?がとてもご立派でございます。
- ニホンシカ
偶蹄目 シカ科
にほんしかのはん点は、林の変化によってかわります。角は毎年春になると落ちます。木の葉・草・木の実などを一度胃に飲み込んで柔らかくし、もう一度口に戻し良くかみ食べます。5~8月に仔を産みます。
シカのお尻って可愛いですよね~。
ニホンシカの角
シカは年をとるごとに角が枝分かれしますが、枝の数は4本でとまります。
毎年春に落角し、また新しい角が生え始めます。
毎年これだけの角を生やさなければならないとなると、カルシウム?が沢山必要じゃないのかな~。
- インドクジャク
ニワトリ目 キジ科
扇のように広げる雄の羽は上尾筒といって尾羽の上にかぶさっているもので、毎年夏の始めにはぬけておちて新しい羽は毎年2月頃までに長くのびます。インド・セイロン・アッサム等が原産地で森林にすんで果実、種子、昆虫などを食べる15個位の卵を産み、28日でかえります。
実際に上尾筒を手にとってみることができます。
フワフワな毛並みを体感してみてください♪
- ホロホロチョウ
キジ目 キジ科
高雨林体の北から砂漠地にかけて分布し、アフリカ熱帯域の開けた草原に生息する。世界的に家禽化された原種であり、卵肉用に飼われ、家禽品種も多い。アフリカでは各地で養殖されている。体長は約55cm、体重1~1.5kg、羽色は雄雌同じ。群れで密集して行動し、群れの中では一夫一妻制を維持する。一度ペアを形成すると一生沿い遂げる。
一夫一妻制の法律なんてないのに真面目なホロホロチョウの雄ですね~。
- シチメンチョウ
キジ目キジ科
北アメリカから、中央アメリカに分布し、キジ目の中でもっとも大きくオスはメスの2倍の体重があり、最大体長120センチ、体重10キログラム、メスは平均90センチ、4キロである。温帯から熱帯までの森林の中の林緑部に住み、森林をねぐらとし、ひらけた所を採食や社交的な集合場所としている。一年を通して群れで生活する。
この人相?鳥相?を見ちゃうとあまり食す気にはなれないです・・・
- シロクジャク
ニワトリ目 キジ科
「いんどくじゃく」の白色種で本種は白い羽の多いくじゃくを両親として次第に品種改良して人為的につくりだしたものです。
園内に「動物園交流施設ふれんzoo」というログ調の施設があります。
ふれんzooとは
このふれんzooでは動物にちなんだ資料が見れたり休憩できたりする施設です。
さすがハッチで有名になった動物園だけあってハッチの関係資料が沢山あります。
ここから、各動物の所に設置してあるライブカメラで様子が見れます。
先程外でお昼寝をしていたハッチは部屋に入ってしまったようです。
この長靴は?
この長靴は飼育係の長靴だよ~という展示なのかそれとも普通に置き忘れなのか・・・謎です。
この施設の外にはネコちゃんがいました。
展示用というわけではなさそうです。
普通に飼っているのか、ここに住みついたのかどうなんでしょう。
地球でっ最強の動物です。
だけど、最弱な動物でもあるかもしれませんね。
- とび
わしたか目 わしたか科
全長オス58.5cm/メス68.5cm、翼は広く、翼角に黒斑がある。九州以北に広く分布し平地や低い山で繁殖する。海岸や大きな湖沼近くに多く生息する。「ピーヒョロロ」という鳴き声で近辺でもよく見ることができる。
- 尾白鷲
ワシ、タカ目 ワシ、タカ科
いぬわしに類するが、尾が純白である。山地の森林にすむが、海辺や湖畔でも見ることがある。
魚類を主食とするが水鳥や小獣類も食べています。ヨーロッパとアジアにすんでいて日本には冬鳥として全国に渡来するがその数はごく少ない。
尾白鷲は全国の動物園の中で51羽飼育されており、その中でここの鷲が最長老ということです。
なんと1972年生まれ!!
ここ須坂市動物園ははっきり言って扱っている動物は鳥系が中心で地味なものが多いですが、来園者に楽しんでもらおうという動物園のスタッフの方の工夫やアイデアが随所に見られとてもほのぼのした動物園です。