新三よし|馬を明治32年からしゃぶ、馬肉料理一筋の老舗|松本市中央

松本市の駅から徒歩数分にある馬肉料理専門店の新三よし、明治32年からの老舗。

馬肉を生で食べる馬刺し、すき焼きの牛肉のかわりに馬肉を使う桜鍋などは、長野県の南地域で普通ですが、新三よしでは「しゃぶしゃぶで馬肉を食べる」ことができます。珍しいと思います。

2階の予約席

出張で松本へ来られる方、長野県外の方を招く時などにも珍しいのでいいかもしれません。

馬肉文化が根深い熊本でもしゃぶしゃぶは見たことはありません、知っている方いましたらコメント頂けると嬉しいです。

馬肉について調べてみました。(Wikipediaなど)
馬が家畜化された時期は紀元前4000年頃と推測されている。

日本では、 文禄・慶長の役当時、補給線を断たれ食料が底をついた加藤清正軍がやむを得ず軍馬を食したのに始まり、帰国後、清正が領地である肥後国(熊本県)に広めたという俗説がある。そのため、今日では馬刺しは熊本県の郷土料理として広く認知されている。

馬肉を生で食べる習慣は熊本県の他、長野県伊那地方、福島県会津地方、青森県南部地方に存在。
ちなみに飯島町では馬肉を地元名物料理として官民強力してブランド化をしています。

馬肉には、栄養価が高く食べても太りにくいことと低アレルギー食品であることから、食肉のチャンピオンとでも言える部分がある。

    1:牛豚鶏などの畜種より、低カロリー、低脂肪、低コレステロール、低飽和脂肪酸、高たんぱく質。
    2:ミネラルとしても牛肉や豚肉の3倍のカルシウム。鉄分はほうれん草・ひじきより豊富で、豚肉の4倍・鶏肉の10倍に及ぶ。
    3:豊富なビタミン(A・B12・E)
    4:牛肉の3倍以上のグリコーゲンを含む。
    5:ペプチド、リノレン酸等も多く含まれる。
    6:低アレルギー性食品である。
    7:女性や高齢者、疲れ気味の人々にも適した食材として注目されつつある。

カロリーコントロール中の方で、「肉が食べたい・・・」という方は馬肉のしゃぶしゃぶや焼肉というのはいかがでしょうか?

住所:長野県松本市中央1-7-17 毛利ビル1F・2F大きな地図を見る
電話:0263-39-0141
営業時間:平日土ランチ・11:50~14:00/ディナー:17:00~23:00
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ダイレクトメール表面
ダイレクトメール表面
ポストに入ってました。
馬肉しゃぶしゃぶ御宴会の案内になっています。
今回はお料理9品、3.500円コースを予約して行ってみました。

ダイレクトメール裏面
ダイレクトメール裏面
このポストカードで生ビールを1人、2杯まで無料で飲むことができます。
ビール派は、ビールを飲まない人を何人集められるかが重要ですね。

駅前の道側から見た店舗外観
駅前の道側から見た店舗外観
かなり目立つ看板が2台置いてありますので、分ります。
この写真は松本駅前の道で、道路の反対側がドーミインホテルです。
ビルに入ってます、毛利ビルです。

お店の入口
お店の入口

店のフロント前
店のフロント前
この日はめちゃくちゃ混んでました。予約をしてなければかなり待たされることになったと思います。

木彫りの看板
木彫りの看板
しかし高そうな看板です、最近はこんな味のある看板が少なくなりました。

公営結婚式場の木製看板
公営結婚式場の木製看板
松本市結婚簡素化委員会と書いてあります、昔は盛大過ぎたものを小じんまりという流れに持って行きたかったのでしょう。

装飾品が飾れてます
装飾品が飾れてます
これらは何でしょうか?人が付けるのか?馬が付けるのか?

待ち合い席
待ち合い席
椅子の後ろに棚がありましが、骨董系がいろいろとありました。

1階のボックス席
1階のボックス席
のれんで席は見えにくくなっています。落ち着けますね。

1階の小上がり
1階の小上がり
堀コタツタイプなので足が痺れることもなく、あぐらもできます。

1Fカウンター席
1Fカウンター席
1人でも気軽に馬肉を楽しむことができます。

木製で真っ黒のだるま
木製で真っ黒のだるま
かなり古いものだと思います、骨董でも高く売れそうですか?

昔の写真
昔の写真
昔は完全に割烹と結婚式場として営業をしていたらしいです。
その当時の写真が店のいたるところに飾ってあるので、なつかしい松本の風景を見ることができます。

昔の結婚式でしょうか
昔の結婚式でしょうか

昔の松本城前ので集合写真
昔の松本城前ので集合写真
かなり昔の城前ですね、堀が埋められているようにも見えますが・・・

2会席への階段
2会席への階段
今回は予約して小部屋がとれたので2階です。
店の中はかなり和風クラッシックです。

2階階段を上がったところに鏡が
2階階段を上がったところに鏡が
結婚式場時代からのものでしょうか。かなり神秘的な雰囲気を醸し出しています。

2階部屋入口の部屋名
2階部屋入口の部屋名
一番奥の部屋で「みちのく」でした。
みちのくとは、道奥国(みちのおくのくに)のことで、現在の福島県全域と宮城県の松島丘陵以南、および、山形県内陸部の一部を指すそうです。どのような意図があるのか、無いのか?不明です。

2階の予約席
2階の予約席
3人で予約をしましたので、4人席の部屋を用意してくれました。

脇にある小テーブル
脇にある小テーブル
飲食店必須のピンポンと灰皿、メニューなどが置いてありました。
メインテーブル以外に置いてもらえると助かりますね。

割り箸入れ
割り箸入れ
明治32年(1899年)創業ということですが、ドイツのオペル・現在のNECと同期らしいです。

予約した席
予約した席
会席料理系になっています。

しゃぶしゃぶの鍋
しゃぶしゃぶの鍋
火と言うか、IHの電源は入っていません。昆布が入っています。

煮物
煮物
上品な煮物でした。

馬肉しゃぶしゃぶ
馬肉しゃぶしゃぶ
しゃぶしゃぶと言えば、薄くスライスしてあるというイメージがありますが、焼肉の切り方になってます。

馬肉をアップ
馬肉をアップ
その辺のスーパーで売っている馬肉とは違い、脂がのってます。

しゃぶしゃぶ野菜
しゃぶしゃぶ野菜

しゃぶしゃぶ用の薬味
しゃぶしゃぶ用の薬味

まず野菜を入れます
まず野菜を入れます

しゃぶしゃぶとします
しゃぶしゃぶとします
豚でも牛でもないあたらな味と出会えました。
甘み、うま味をかなり感じる味です。肉が厚いのでどうなるかと思いましたがぜんぜん厚いくらいが丁度良い感じです。

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