西山震哉氏は「食生態学」を確立し、大学講師を務めるほか、環境問題や現代人の生き方をテーマにした執筆・講演活動、作曲、SF小説、油彩など行っています。
その活躍の軌跡を伝えるコレクションや、関連資料が展示されているだけでなく、西丸氏とコラボする美術作品が展示されています。
パプアニューギニアの部族に関するコレクションや、珍しい蝶の標本、探検登山時代の写真やスケッチ、絵画なども展示されています。
館内で本場インドカレーやバッハ・ブレンドコーヒーなどを味わうこともできます。
[googlemap lat=”36.550753″ lng=”137.842052″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市平10901[/googlemap]
住所:長野県大町市平10901(JR大糸線・稲尾駅より徒歩5分)
電話:0261-22-1436
入館料無料
開館時間 :10時~16時30分
休館日:火曜日~木曜日(12月~3月は冬期休館) ※休館中も事前予約で見学可
手作りのテーブル。
椅子の背あても、手作りでこれがなかなか心地がいいんです。
右手に先程の長いテーブル席です。
奥に地下へ続く階段があります。
階段の上り口から上を見るとこんな感じ。
透明ケースの極楽鳥は下から見るとまるで飛んでいるよう。
上りきったところに展示品の説明がラミネートされて置いてあります。
これを見ながら廻って帰りにまたここへ戻します。
どんなところを飛び回っていたんでしょうねえ・・
奥は貝で編まれた飾り。
柄付き骨製手槍
あえて撮影してませんが、食人族の人骨もあります。
ギョッとしますが民族の生活観に触れると理解できる気もします。
1階に西丸震哉氏の肖像画があります。
母方の祖父の弟が島崎藤村。兄に西丸四方と島崎敏樹(共に精神科医)がいます。
肖像画でなく、時々西丸氏ご本人がおられることもあります。
絶版になりネットで高値で売買されている西丸氏の著作がたくさんあります。(ここで読むことができます)
階段室になっていて、本人の描いた油絵、彼が訪ねた日本百山の写真、地図があります。
一階に戻りましょう。
白馬自然科学研究所の研究資料も展示してあります。
大町の噴泉です。
セットには東京で有名な喫茶店「バッハ」の豆を使った珈琲。
そして手作りチーズケーキです。
自然豊かな木崎湖畔、博物と美術の混在する不思議な空間で、縄文の感覚に触れるのはきっと心に残る体験になることでしょう。