「一目十万本」といわれるあんずで有名な千曲市倉科・森地区。
開花期には、5km四方の集落一帯が薄桃色に染まります。
今年のあんずまつりの期間は4月2日から4月16日まで。土日は集落のいたるところが歩行者天国になり、ゆっくり散策できます。
あんずまつり実行委員会
TEL:026-275-1326
千曲市のあんずの歴史
三百余年の歴史を秘める「あんず」
この地にアンズがもたらされたのは元禄時代。伊予宇和島藩主伊達宗利侯の息女豊姫が、第三代松代藩主真田幸道侯にお興入れの際、故郷をしのぶよすがにと、あんずを植えたのが始まりといわれています。その後、松代藩では、殖産のため奨励し、今日の姿になったものです。
~「あんずまつり」パンフレットより~
あんずの里といわれているのは、千曲市の倉科・森地区。
だいたいこのあたりです。
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車:更埴ICよりあんずの里へ5km・車で8分。駐車料はどこの駐車場でも500円
電車:屋代駅(しなの鉄道・長野電鉄)よりバス15分・タクシー10分・徒歩60分
お花見期間中のシャトルバス:屋代駅~あんずの里間 片道大人300円
上山田温泉~屋代駅間 片道大人500円
あんずの里マップ
道路標識にも書いてありますが、
開花期間はいたるところに、案内看板があるので迷わず行けます。
倉科と森の二つの地区がありますが、今回は森地区の方へ行ってみます。
公営第一駐車場にとめることにしました。
あんずの里の道路はすべて駐車禁止です。有料駐車場を利用するようにしましょう。
もともとは森運動広場ですが、お花見期間中は駐車場になります。(駐車料500円)
こちらの駐車場は、大型(3000円)・中型車(1500円)が優先になるみたいです。
公園にあった注意書きにも、「日本一のあんずの里」と書いてありました。
途中迷いそうな場所には、案内係の方がいらっしゃるので安心です。
観光会館前の広場
あんずまつりの看板がド~ンっ!!
もちろん頭上にはあんずの花が咲いています。
あんずの里で「五・七・五」
いたるところに俳句の投句箱が設置されています。
思いついた時にすぐ投函できますね。
地元の人たちのご協力で、畑や空き地なども臨時の駐車場になっています。
詳しい場所は、案内所などにあるあんずの里マップを参考にしてください。
ハイキングコースもたくさんあって、一日ではとてもじゃないけど回りきれなそうなので
上平展望台に登ってそこからの景色を見てみることにします。
ゆるやかな上り坂。
その脇には一面にあんず畑が広がっています。
まだ咲き始めたばかりですが、
これからもっともっとピンク色に染まっていくんでしょうね~♪
ハイキングコースの途中にはいくつも杏などの農作物の直売所があります。
お土産屋さんもあり、ちょっと疲れたら休憩するのもよさそうですね。
あんずもきれいですが、ちょっと目立つのが「ケヤキの大木」
これもお見事です。
ちなみに、ここの自販機にあるジュース
一角が「あんずエード」コーナーになっています。
★鉢植えの場合
6~7号鉢に赤玉土6、腐葉土3、砂1の割合で植える。植え付けの時30~40cmに切り落とす。水やりは乾燥に割合強いが過湿には弱いのでやりすぎないよう注意する。
肥料は植え付け一ヶ月後と毎年2月~3月頃、玉肥3~4個を鉢の周りに埋め込む。
★庭植えの場合
排水の良い場所であれば土質は選ばない。肥料は乾燥鳥ふん、油かす等を混ぜて溝を掘り埋め込む。(毎年1月~2月頃)。花芽は主に短い枝につくので1月から2月頃前年に伸びた枝を3分の1程切り新しい枝を伸ばすようにする。
異品種(ももでもよい)と混根すると良く実がなる。
展望台のところでお土産を買ってもよかったんですが、
帰りのことを考えて、車を停めた駐車場の近くのお土産屋さんで買うことにしました。
もう杏ずくしっ!!
干しあんず、あんずソフト・・・なんだってあるような感じです。
店内に杏収穫の様子の写真が飾ってありました。
6月20日頃~7月10日頃になると、各農園であんず狩りが楽しめるそうです。
コメント
南アルプス展望出来る事が一番。杏の花が満開の時期に一度いきたいと思います。
スケッチに良い場所と温泉旅館も教えてください。