たてもの野外博物館 松本市歴史の里(4)|映画「あゝ野麦峠」のダイジェスト版もみれる展示・休憩棟|松本市島立

当時の映画看板も展示してあります。
看板アップ
展示棟には、川島芳子記念室、やシベリア抑留展示コーナー、山本茂実展示コーナーがあります。
また体験コーナーではこの日「子ども裂き織り体験」が行われていました。
歴史の里では、そのほか「高機で草木織体験」や「糸染体験」などの体験講座が定期的に開催されています。

住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は、当日開館し翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
入場料:大人(高校生以上)400 円 小人(中学生以下)無料
交通: アルピコ交通大庭駅→徒歩15分
長野道松本ICから国道158号経由1km3分
[googlemap lat=”36.231582″ lng=”137.93374″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市島立2196−1[/googlemap]

入口
「展示・休憩棟」入口です。

IMGP6878
入るとすぐ左は「休憩室」とプレートがついています。

山本茂美コーナー
ドアを開けると、左スペースは「山本茂実コーナー」。

資料3
「あゝ野麦峠」の著者です。
松本市出身です。

IMGP6882
野麦峠の作品にちなんで、当時の工女たちの写真・・

資料2
そして、作品にちなんだ資料が展示されています。

資料1
この作品は「記録文学」と言われています。
ある製糸工場の「工女哀史」です。

ボタン
ボタンを押せば、
テレビで、映画のダイジェスト版(13分)、もしくは
「ある糸ひき工女の思い出」(音声のみ 5分)を体験できます。

野麦峠観覧コーナー
専用ブース。

看板アップ
ポスターが気分を盛り立ててくれます。

体験コーナーへ
簡単なパーテーションを挟んで隣は、台所なども備えた体験コーナー。

裂き織体験中
この日は「子ども裂き織り体験」。
ここで、靴を脱いで・・・親子で楽しそうに作業していました。

川島芳子資料室
展示棟左奥は「川島芳子記念室」。

案内
案内が出ています。
清朝の皇族として生まれながら、辛亥革命をへて、松本出身の大陸浪人・川島浪速の養女となり日本で育ちました。
松本高等女学校まで馬で通った話は有名だそうです。

内部
こじんまりとした、でもなんとなくあたたかみのあるスペースでした。

資料1
この時代だからこその力強いメッセージが伝わってきます。

資料2
直筆のものや所縁のものなど展示されています。

資料3
彼女について研究されている本や、記事・・・

資料4
お墓参り用の地図もありました。

資料5
当時の新聞記事などもあります。

資料6
略年譜を見ていると、どんだけ壮絶な人生だったことか・・想像すら尽きません。

写真2
高校時代の美しい少女姿。

写真1
同一人物とは思えません。
スパイ時代の男装姿。

シベリア案内
さて、こちらは展示棟右奥、一角につくられた「シベリア抑留展示コーナー」
たくさんの人が命を落とした、シベリアの寒さ、労働の過酷さが伝わってきます。

展示物1
絵画や展示品の数々。

展示物2
当時の衣服や飯盒などの生活品も展示されています。

展示物3
火打ち石まで必需品だったとは・・・。

トイレ
展示コーナー奥がトイレです。

炉外観
展示棟を出ると、右手の建物には、長い煙突が・・・

炉
ここはボイラー室でした。
その隣に続くたてもの「旧昭和興業製糸場」にて、繭をゆでて糸をつくるときに使われていたようです。

ではその製糸場へ進んでいきましょう。

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