高遠から飛騨高山まで続く国道361号線ですが、木曽谷と伊那谷を結ぶ権兵衛峠トンネルが開通したことで、交流が多くなり伊那・木曽・高山と連携してイベントが数多く開催されるようになりました。
今回は、伊那市の高遠城址公園内で行われた「山麓一の麺街道フェスタin伊那」へ行ってきました。
丁度、高遠城址公園内の木々が紅葉をしており、紅葉をついでに見ることもできるタイミングで開催されていました。
問合せ先:パノラマ信州麺街道フェスタ実行委員会
電話:0265-78-4111
会場住所:長野県伊那市高遠町東高遠
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桜の時期は満車になる駐車場ですが、この日も満車でした。
紅葉目当て、そば、高山ラーメン目当ての方々が来てます。
以外と県外車もありました。
桜の時期は有料になるゲートもオープンしており、城内へ無料で入ることができます。
桜の樹の葉が完全に無くなり、寂しい感じもしますが、代わりにカエデなどが紅葉のピークを迎えています。
ここでは、麺ではなく紅葉した葉などを使い、しおり作りを体験できるイベントをしてました。
酒まんじゅうの販売を発見しました。
高遠まんじゅうが定番になっていますが、酒まんじゅうもお勧めの1つです。
まんじゅうの皮へ焼印を入れる道具も置いてありました。
これでジュッ!とする訳ですね。
名産や特産では無いと思いますが、どらやきコーナー。
いろいろな味を取りそろえています。
もちろん皮からその場で焼いていました。いい匂いです。
皮だけ数枚を食べたい時がたまにありますよね・・・
地元高遠にある酒造メーカーの仙醸の販売コーナーです。
試飲もできました。意外と種類が多いことに驚きました。
人気のある、南アルプス村のクロワッサンが会場内で売られてましたが数分で完売・・・
山麓一の麺街道PRパンフレットです。
左上に限定3万枚の「麺食らう!メンバーズカード」がついており、この日の会場内ではすべて、100円引きでした。
もちろん後日からも店の割引特典などが利用することができるそうです。
伊那・木曽・高山で麺類が好きな人は手に入れてもいいかもしれません。
高遠閣はそば打ち名人世界大会の会場になってました。
世界大会とはスゴイですが、自称なのか?公認なのか?
公認といってもどこの誰がするんだろう??
高遠城址公園内のニコニコショップひだまりもオープンしてました。
ここでは珈琲なども頼むことができました。
春には気づきませんでしたが、駐在所がありました。
完璧木造です。この日は誰も詰めていませんでしたが。
鉄板でローメンが焼かれています、写真で見ると焼きそばと変わりません。
こちらが注文した高遠そばです。
コンビニのそばみたいな入れ物で、とても食べやすかったです。
さすがコンビニ生まれです。
高遠そばの薬味は味噌、大根おろし、ネギ。
この味噌をつゆへ入れると、また違う香りがしてきます。
高遠そば(長野県伊那市)
会津松平家の初代藩主保科正之は大変なそば好きだったと伝えられており、また二十数年信濃国高遠藩との密接な関わりがあり、この地域ではみそ味(みそ+大根おろし+ネギ)のそばつゆ「からつゆ」にて蕎麦が食されていた。その後、保科正之が陸奥国会津藩23万石と大身の大名に引き立てられたことがきっかけで、この「からつゆ」蕎麦の食べ方も会津地方に伝わり、発祥地の名を取って「高遠そば」と呼ばれるようになったが、その名が逆に会津から高遠地区に伝わって「からつゆ」蕎麦を「高遠そば」とも呼ぶようになり、それに対して出汁の効いた醤油味のつゆは「あまつゆ」とも呼ぶ。
現在福島県の高遠そばは南会津郡下郷町の大内宿の名物として有名である。当地では箸が用意されず、付け合せの長ネギを用いて食す事が特徴である。wikipediaより
高山ラーメンも注文しました。
スープは魚系でもなく、豚骨でもないタイプでした。
麺は白細いもので、小麦というか麺の味が結構強いんですね。
高山に行ったら現地で食べてみたいものです。
高遠城址公園の入口にあるシンボル的な看板ですが、新しくなってました。
コンセプトは変わらずにリニューアルなので印象は変わってませんが。
いろいろなブースが適量で出ており、なかなか面白いイベントです。
11月に伊那で開催されるこのフェスタ、2月には木曽の開田高原で行われるということですのでそちらも行ってみたいと思います。
高遠の紅葉だけではなかなか足を運びにくいという方は、麺フェスタに合わせてみてもいいかもしれません。