松本市街の中町通りにある洋食屋 おきな堂。昭和8年に創業し、木造3階建で現在まで営業をしている洋食屋さんです。
食事はもちろん、喫茶店として気軽に利用もできるため、地元の人や観光で松本へ来られれ方で賑わっています。
店内は完全分煙されており、1階が禁煙、2階が喫煙となっており誰でも落ち着いて食事をしたり休むことができるお店です。
住所:松本市中央2-4-10
電話:0263-32-0975
営業:平日 9:00~20:00 日・祝日 10:00~17:00
定休:無休 年末12月30日~1月1日は休
[googlemap lat=”36.234145995098224″ lng=”137.9703989624977″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.234146,137.970399[/googlemap]
まずはお店の全体と店内
蔵シック館前の駐車場へ駐車
おきな堂には専用駐車場はありません。
中町・蔵シック館前にある、一番安いSNパーク蔵の町というコインパーキングへ駐車がおススメです。
近隣の駐車場が1時間300円に対して、1時間200円です。ここから歩いて1分です。
おきな堂の店入口
建物の外観からは戦前の洋食屋というイメージはまったくできません。
ちなみにおきな堂がオープンした昭和8年のできごとを見てみました。
・ヒトラーが独首相に就任、ナチス政権獲得
・国際連盟が日本軍の満洲撤退勧告案を42対1で可決
・フランクリン・ルーズベルトが第32代米大統領に就任
かなり教科書の世界です。
おきな堂のショーケース
ビーフステーキなど洋食の代表選手が並んでおります。
もう一つの道路側にあるショーケース
こちらは喫茶店系のものがありました。
入口のマット
入口のマットには「時代遅れの洋食屋」とありました、昭和8年のため、逆に「先取り過ぎた洋食屋」という意味でもいい感じですね。
来店者が自由に書けるおきな堂の楽書帳
落書き帳でなく、楽書帳。
楽書帳のひとつ
10月10日「私達 結婚 今日 婚姻届け今さっきだしてきました!」
市役所の帰りにおきな堂で食事でもされたのでしょうか。おきな堂を忘れること出来ませんね。
周囲には、おめでとうとアナログなツィートが・・・
テーブルにランプと塩、こしょう” title=”テーブルにランプと塩、こしょう
さすが洋食屋さんです、簡単な塩コショウではありません。
おきな堂の1階店内風景
少しは手を加えているといると思いますが、昔からの名残りがあります。
天井も高く広々した感じです。
トイレの扉は明治キャラメルの鏡になっています
右から書いてあります。
ランチメニューの案内
日替わりと週替わりがあります。
チキンの串かつが日替わりで、海老クリームコロッケが週替わりでした。
2階へ登る階段
たばこを吸われる方は、ここから2階席へ行く必要があります。
たばこの臭いが何もしないので、全席禁煙かと思いますが、2階へ行けば大丈夫。
カウンターにはグラスがずらり
カウンター席はありませんが、グラスがあったりして雰囲気がいいですね。
女鳥羽川の写真を撮る人も
松本でも珍しくたくさんの雪が降ったので、冬国っぽい!
かなり昔の写真がありました
大きなビルが周囲に無い時代ですね。
1978年の加藤登紀子さんが来店した時の写真
若すぎるためか、誰が本人か分からない・・・、中央の人かな?
昭和10年頃の店内風景だそうです
学ランを着た学生が写っています。
モーニング
おきな堂のモーニングがありますので、朝食に気軽に利用することができます。種類もいくつもあるのでおススメです。
今回は一番リーズナブルなトーストでモーニングを注文、500円でした。
おきな堂のモーニングトーストは、厚切りのパンにサラダです。
ランチタイム
日替わりと、週替わりと注文しました。
しその実も見えます
これと言って強烈なしその香りがするという訳ではありません。
日替わりのチキンの串かつ 700円
以外とボリュームがあります。
海老クリームコロッケ
ソースが選択できるため、写真のものはデミグラスソースです。
蟹クリームコロッケの具
クリームとデミグラスがかなりいい味!
普通に昼を食べたい時から、遠方からのお客さんに紹介しても良い感じです。
喫茶店としても利用できる点も見逃せません。