軽井沢高原文庫|立原道造詩碑と中村真一郎文学碑|軽井沢町塩沢

立原道造の詩は「四季」への掲載を機会にして文壇で頭角を現した。
軽井沢では堀辰雄、室生犀星等と交流を深めた。
軽井沢高原文庫の立原道造詩碑
立原道造は1934年(昭和9年)に初めて軽井沢町追分に滞在後は追分で過すことが多くなった。
道造の詩にはこの地を題材とした作品が多い。
又東京帝国大学建築科を卒業した建築家でもある異色の詩人であった。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢202-3
電話:0267-45-1175
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解説版Ⅰ
立原道造の詩碑は高原文庫の庭内に地元住民約1000人の有志によって立原道造の功績を称え建てられた。

解説版Ⅱ
立原道造は24歳8ケ月で病没した短命の若き詩人であった。

詩碑
軽井沢を愛した達原道三の代表作「のちおもいに」の冒頭部が詩碑に刻まれている。
「夢はいつもかへって行った 山の麓のさみしい村に 水引草に風が立ち 山ひばりのうたひやまない しずまりかへった 午さがりの林道を」

詩碑全景
中村真一朗は戦後派作家として当地ゆかりの多くの小説を残した。また文芸評論などでも活躍した。軽井沢を画いた作品には「四季」「火の山の物語」がある。
文学碑は真一郎の功績を称え平成14年に640余名の有志によって建てられた。

解説版
この文学碑には、中村真一郎の詩「夏の樹」の全文が使われている。
「光を浴びて野の樹 緑に燃えて金の絵ちらし しじまの凍る真昼時 大地の夢を高く噴出し・・・ 」

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