松本の歴史と文化を伝える・市民がつくった博物館 たてもの野外博物館 松本市歴史の里。
ワークショップも開催されています。
内容は、「染め織関係」が主ですが、この日は「建築」ワークショップが行われていました。
たてもの野外博物館には、6,400平方メートルもの敷地に、江戸後期から昭和にかけて建てられた、
5棟の歴史的建造物が移築・保存されています。
住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は、当日開館し翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
入場料:大人(高校生以上)400 円 小人(中学生以下)無料
交通: アルピコ交通大庭駅→徒歩15分
長野道松本ICから国道158号経由1km3分
[googlemap lat=”36.231582″ lng=”137.93374″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市島立2196−1[/googlemap]
158号線、上高地方面からですと、「町区東」信号過ぎると上記の看板が出ています。
次の信号「小柴」を左折です。白い看板が左手に出ています。
信号向こうに、高速道高架が見えます。
松本方面からは、この高速をくぐって最初の信号「小柴」を右折になります。
細い路地を行きますと、2本目左折するところにまた看板が出ています。
遠くから見た博物館。
田んぼの向こう、赤い屋根が製糸工場。
右側が和風裁判所、真ん中の白い建物は、旧松本少年刑務所独居舎房。
道路側には、浮世絵博物館も看板の通りありましたが、ロープで閉鎖されていました。
信州の近代をテーマに貴重な建物が集まっています。
かなり広いので、案内板を見ながら、館内の大まかな説明を・・
まずは、入場口横の家は、武家住宅「木下尚江(なおえ)生家」。
作家・社会運動家であった木下尚江(1869~1937)の生家で、関連資料や「火の柱」他の著書を展示してあります。
この案内板の右横の建物は「管理・トイレ棟」でした。
ミュージアムショップもあるので、後でくわしくご案内します。
施設内の真ん中あたりにある「川浦(かわうら)宿・宝来(ほうらい)屋」
昭和58年に川浦から移築されました。
工女が大勢泊まったという宿、とても風情があります。
外から見えた、「県宝旧長野地方裁判所松本支部庁舎」と「松本少年刑務所」。
明治41年(1908)に建てられた裁判所は、明治期を代表する現存の近代和風建築として価値が高く、
また、旧憲法下の法廷は全国で当施設のみが唯一現存しているもので、県宝に指定されています。
「座繰(ざぐり)製糸工場」
動態保存を目的に、設備・機械類も含めて下諏訪町から移築しました。
昔ながらの技術で生糸をひく実演を、定期的に行っています。
座繰りとは、数個の繭から糸を集めて一本の生糸にして糸枠に巻き取る手回しの器具のことだそうです。
右奥の「展示・休憩棟」には、
川島芳子記念室、やシベリア抑留展示コーナー、山本茂美展示コーナーもあります。
入口には竹馬が・・・
この敷地内なら安心して練習できるかも。
奥に無料のコインロッカーがあります。
多目的トイレには、幼児向け小型洋式便器も設置してあります。
売店。
こじんまりして見えますが、おもしろいものがいろいろあります。
歴史の里オリジナル商品で、「松本希望の家」の草木染グッズ。
天然の優しい色合いです。
天然繭や髪飾りと一緒に並んでいる書籍は「塀の中の中学校」
松本少年刑務所が舞台の2010年のドラマ。
オダギリジョーや渡辺謙、大滝秀治がアツイ演技をしていました。
製糸場で繭から糸をひき、加工した絹糸も売られています。
太さが3種類ありました。
藍の種も売られています。
やはり、染色をするなら、種から・・・?!
絹の5本指ソックス、日本製はなかなか探すのは大変ですが、博物館にあるとは。
ほかにもタオルなど。
こちらも、歴史の里オリジナル商品。
木下尚江の「書」をモチーフに染めた作品です。
奈川高原の日本蜂蜜や、絹飴!
信州のお土産も、ここで済ませられそう・・・。
この日の建築ワークショップは「仕口・継ぎ手」。
奈川の職人さんから、釘を使わない組み方を皆さん一生懸命教わっています。
案内図で見た「たてもの」の内部へ、次回は入っていきたいと思います。
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