松本市を舞台に地域医療にかける青年医師を描いたベストセラー小説「神様のカルテ」の映画のロケが行われた神社です。
実際に小説には登場しない神社ですが、一止と榛名がお参りをして言葉を交わすシーンになるようです。
どこにでもあるような普通の神社で、地元でもそれほどメジャーな所ではありませんが、「神様のカルテ」効果で少しだけ注目をあびました。普段はひっそり静かにお参りできます。九月中旬に例祭があります。
安曇野市三郷明盛4868
『神様のカルテ』(かみさまのカルテ)は、夏川草介による日本の小説作品、及びそれを原作とした2011年公開予定の日本映画。
現役の医師である作者が、第10回小学館文庫小説賞を受賞したデビュー作。2009年8月に第1作が発売され、2010年に本屋大賞で2位となった。
<<あらすじ>>
主人公・栗原一止(くりはらいちと)は、信州松本にある本庄病院に勤務する内科医である。彼が勤務している病院は、地域医療の一端を担うそこそこ規模の大きい病院。24時間365日などという看板を出しているせいで、3日寝ないことも日常茶飯事。自分が専門でない範囲の診療まで行うのも普通。そんな病院に勤める一止には最近、大学病院の医局から熱心な誘いがある。医局行きを勧める腐れ縁の友人・砂山。自分も先端医療に興味がないわけではない。医局に行くか行かないかで一止の心は大きく揺れる。
そんな中、兼ねてから入院していた安曇さんという癌患者がいた。優しいおばあちゃんといった感じの女性であるが、彼女は「手遅れ」の患者だった。「手遅れ」の患者を拒否する大学病院。「手遅れ」であったとしても患者と向き合う地方病院。彼女の思いがけない贈り物により、一止は答えを出す。 ~Wikipediaより~
映画「神様のカルテ」公式HPhttp://www.kamisamanokarute-movie.jp/index.html?type=fc
安曇野市三郷支所の裏の方にあります。
ちなみに、この周辺は公の機関が集まる便利な場所です。
三郷支所の東側は三郷中。制服がかわいいです。
三郷支所の向かい側は三郷文化公園。
体育館やテニスコート、多目的グラウンドなどもある広い公園です。
さて、本題の神社ですが・・・
三郷支所の隣、三郷保健センターのところの交差点を北へ入った所にあります。
木でできた年季の入った鳥居
神社名の入った板の周りは龍の彫られています。
入口に立て札がありましたが、字が消えてわかりません。
参道の両脇に石灯籠が並んでいます。
「敬神愛国」と書かれた大きな石碑
池
一見、温泉かと思えるほどの乳白色の水です。
たまたまなのか、いつもこんな色なのかはわかりません。
池の周りには、しめ縄が巻かれた石が。
こっちのは部分的に赤くなってて、ちょっと不気味。
八王子大権現
何かの石碑
宮澤橋という小さな橋をわたります。
明治27年製の古い橋です。
橋の下は水路。この水も白く濁っています。
狛犬は石垣の上にいます。
吽形の狛犬
阿形の狛犬
源義光と豊原時秋像
戦時中の銅の供出により一時はなくなってしまいましたが、地元の彫刻家内山博氏により2005年に再興したものです。
笙を吹く源義光
平安時代後期の武将。河内源氏の二代目棟梁である源頼義の三男。兄に八幡太郎義家や加茂二郎義綱がいる。近江国の新羅明神(大津三井寺)で元服したことから新羅三郎(しんらさぶろう)と称した。 Wikipediaより
平安時代後期の楽人。左近衛将監豊原時元の子。従五位下・右近衛将監。
豊原氏は代表的な楽家の一つであり、時秋の祖父時光、父の時元とも笙の大家として名高かった。時秋は楽所勾当となり、篳篥の道で名を上げた。保安3年(1122年)右近衛府生、仁平4年(1152年)から保元2年(1157年)まで雅楽允を務めた。
その養子の利秋(弟光秋の子)以降も、豊原氏は代々朝廷に仕える楽家(京方楽人)として続いた。 Wikipediaより
天然記念物の木の幹が祀られています。
立派な屋根付きです。
なんと書いてあるか・・・読めません。。。
立て札によると、昭和4年に長野県の天然記念物になったとのことです。
なぜ幹だけしか残っていないのかは不明。
天然記念物の隣には「御成婚記念」と書かれた碑があります。
誰の御成婚記念でしょう?
境内はこんな感じ。社務所?と拝殿がL字型につながっています。
この辺りでロケが行われたようです。
社務所
入口前に2本の杉。門柱みたい。
手水舎でしょうか?水は流れておりません。たまっているだけ。
拝殿
家の形をした灯篭
翔くん&あおいちゃんもこの鈴を鳴らしたりしたんでしょうか?
屋根にも狛犬
お賽銭箱と階段・・・っていうか、はしご?
全体的にかなり年季の入った建物です。
「人生と神事」という説明書きがありました。
いろいろ祈祷してくれるようですが、社務所に人の気配がありません。
合格祈願絵馬
「合格しました!」というのがたくさんあったので、効き目はありそうです。
小説には深志神社と四柱神社が出てきました。この三柱神社はでてきません。
映画ではどういう感じで登場するのか楽しみです。
著者の夏川草介さんのサイン発見!!平安堂あづみ野店にて。
コメント
おひさまでも使われましたね。