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そば屋レポート 安曇野市 食べる

有明山のそば よし野|そばつゆ原材料まで信州産にこだわった隠れ家的お蕎麦屋さん|安曇野市穂高有明

木の器にに入った細切りの二八そば・・
蕎麦アップ
信州産挽ぐるみ粉100%で打っています。
まずはそのまま(個人的嗜好ですが)で 香りと味を堪能・・
そして地元穂高のわさび と こだわりのつゆに入れて・・
至福の信州蕎麦の世界を味わえます。

住所:長野県安曇野市穂高有明7557-9
電話:0263-83-8303
開店時間:午前11時-午後2時半
定休日:火曜日(冬期は火・水・木・休み)


松本方面からですと、山麓線「宮城」の信号を過ぎて500mほど北へ行くと、
西側に「森の果樹園」があります。


角の大きなりんごが目印。
この手前の細い道(有明山通り)を左折。


右手にリンゴ畑。左手に「有明山のカフェ」を過ぎて直進します。
りんごを左折してからは、500mほどのぼってゆきます。


右手に民家があります。
「有明山のそば よしの」。
有明山の「そば(近く)」と「蕎麦」をひっかけた店名だそうです。


隣りは天明霊神宮。
かつては「有明山神社」がここにありました。
今はその鳥居が残っています。


駐車場から見たお店。
薪ストーブから煙がでています。


2013年7月に、この民家を改築して開店。
それまで うっそうとした木々に覆われてたこの場所は、
店主が木を切り、切り株や岩を取り除いて整備し、駐車スペースになり、
こんなに明るく素敵なお店になりました。


店内外、いろんなところに店主の手づくり作品が見られます。
こちらには、看板がかかります。


下駄箱も手づくり。
ここで靴を履き替えます。


玄関を開けると まず 店内奥にある窓が目に入ります。


こちらでそばを打っています。


客席側には、大きな窓があって明るい店内。
夏には緑が眩しいことでしょう。


冬は整備している周りの松が店内を温めてくれます。


火鉢もあります。


駐車場の下は中房川。
夏は川のせせらぎを聴きながら蕎麦を味わえます。
テーブルは4人席。


よく見ると、
こちらのレジカウンターも手づくり・・


奥にトイレがあります。
右に和室が3部屋。


和室はこんな感じです。


襖を開けるとかなりの広さに。


机も店主の手作り!


和室の照明も凝ってます。


ちなみに先程のテーブル席の照明はこちら。
部屋に合わせて、雰囲気も変えた間接照明になっていました。


この板は?


開くと手づくりメニューでした!
せいろそば880円(大盛り1130円)。そばがき480円。たまご焼き420円。アイスクリーム(黒みつきなこ)250円。


小鉢に一品が添えられて・・


そばつゆで味付けしてあるという卵焼・・絶品です。


そして、こちらが、信州産挽きぐるみそば粉100%の
せいろそば(二八そば)880円。
みりんに至る原材料まですべて信州産って・・・
なかなか他では味わえないかもしれません。


身体にすうと入ってくるような、上品な細切りの蕎麦、
それでいて エネルギーがぎっしり詰まっている感じです。


そして蕎麦湯がまた美味しいこと・・・
寒い日でしたが、心身あたたまって元気が出ました。


蕎麦団子も ほどよい甘さ。


隠れ家的な 静かなこの場所で、
あたりの季節を味わいながら
ひとりで 
または親しい方と
ゆっくりと 蕎麦に舌鼓を打てる場所です(各種お酒もあります)。

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安曇野市 食べる

カフェ・ジャルダン|朝8時から手づくりサンドイッチが食べられるお店|安曇野市穂高有明

こちらは「ランチ」メニュー。
モーニングメニューにボリュームが加わったもの。

安曇野山麓界隈で 朝食が食べられるところはナカナカ見つからないのですが・・
こちらは夏は8時から、そしてナント 冬も朝9時から営業しています。

手づくり天然酵母パンのサンドイッチと フェアトレード豆の香り高い珈琲を飲みながら・・・
ゆったりとした時間が過ごせます。
ティータイムにはパウンドケーキもおすすめです。

住所:長野県安曇野市穂高有明2189-3
電話:0263-83-6209
営業時間:8時~16時(冬期は9時~16時)
モーニング10時半まで ランチ11時~14時半まで
定休日:木曜日(夏期は無休)


松本方面からですと 山麓線を大町方面へ。
左手に「湯の宿 常念坊」を過ぎて300mほどすると
右手にログハウスのカフェ・ジャルダンが見えます。


電信柱に「ジャルダン」の案内。
白い車が停まっている所から この電信柱まで駐車スペースになっています。


「サンドイッチ・コーヒー」とあります。
このスペースに車が入らないときは第二駐車場へ。


さらに下に駐車スペースがあります。


ではお店へ・・


手づくりの看板。


ログハウスの広い玄関スペースは、テラスにもなっています。


壁の看板も手づくり。
素朴な感じです。


コーヒーやサンドイッチのメニュー。


夏は こちらのテラスで鳥の声を聴きながら食事するのもよさそうです。


足元には山野草が顔を出しています。
暑い夏も、高い木々に囲まれ涼しいひと時を過ごせそう。
陽射しが強くなるとパラソルが開くようです。


店内へはスリッパに履き替えて入ります。


ドアガラスに「エコクッキング」とありました。


木に囲まれたあたたかい雰囲気の店内には
テーブルが4つ。
山の写真がたくさん飾ってあります。


山岳写真家 故・磯貝猛さんの槍の写真もあります。


こちらはこのお店の水彩画。


壁には、メニューと「天然酵母手づくりパン」の木の看板。
パンは常時3種類準備しているそうです。


こちらが、モーニングセット980円。
ランチは1380円。


その他 スープや紅茶、ソフトドリンクもあります。
自家製フルーツケーキもあります。


自家製パンのトーストやセット以外のサンドイッチメニューも。


こちらがランチセット。


この日は
ピタパン、ライ麦パン、食パンの3種。
それぞれ味わいが違って美味しいです。


たっぷりの野菜とハム、スモークチーズ、ソーセージなどをパンにはさんで食べます。


食後のコーヒーが体に沁みます。
甘い香りと身体にすうと入ってくるような・・まろいあじわいのコーヒーでした。


こちらのコーヒー豆は
福島県いわき市の「エシカフェ」から取り寄せているそうです。
国際フェアトレードのマークがついています。
(エシカフェ ホームページ http://www.ethicafe.co.jp)


テラスからも
店内の窓からも
山麓の自然を味わいながらゆったりくつろいだ時間を過ごせます。

観光で安曇野を訪れる方には、
美術館などが開館する前に、また次の観光場所へ移動する前に 林の中で朝食はいかがでしょう?

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池田町 食べる

カフェ 風のいろ|北アルプスと安曇平を眺めながら ゆったりとした時間を|北安曇郡池田町

この景色・・
店内からもテラスからも、そして望遠鏡からも(要・予約)楽しめます。

なんと、手づくり天体ドームも併設されており、月に一回天体観測会も開かれています。

美味しい珈琲とともに 
この風景を、ただただ・・味わうもよし、
カメラをもって、あるいはスケッチブックを持って・・・じっくり味合うもよし、
はじめて安曇野を訪れる方を連れて、または親しい友人と、語らいながら眺めるもよし、
あるいは
素敵な店主ご夫婦に会いに・・・
・・目的があってもなくても・・・・ゆっくりできる空間です。

住所:長野県北安曇郡池田町池田919
電話:0261-85-0005
営業時間:10時~日没頃
定休日:水・木曜
駐車場:6台
HP: http://cafe-kazenoiro.com
(ブログも、毎日更新されています。営業時間はこちらから、ご確認ください。)


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松本方面からですと、
51号線 池田の商店街を抜けて大町方面へ。


「池田5丁目」の信号を過ぎて、


次の標識のない信号を右折します。
この信号です。


右折して、このような2車線の道を山の方へ(東へ)上ります。


特に目印はないですが、
右手に小さなお墓を過ぎ、田畑を抜けると、
山の麓にまた住宅地が見えてきます。


左折してから、車で1分くらい。
突き当り・・
に、見えるところは、右カーブになっています。
まさにそのカーブのところの、2階建ての茶色い建物です。


カーブ手前にかわいい看板あります。
また建物右側に併設の天体ドームが見えます。


カーブを登りきった道路沿いの看板が、
入口です。


カフェの前が駐車場になっています。


ミルもお出迎え。


逆光ですが、
真っ青な空に、薪ストーブから煙がたなびいていました。
木と土壁の家の雰囲気が何ともあたたかいです。


自家製コーヒーだけでなく、
自家製焼き菓子、パスタもあります。


バリアフリーなので
車いすでも安心して入れます。


大きな木の扉を開けると・・


風除室、
かなり広く・・


ミシンや棚には
いろんな案内が置いてあります。
つまり いろんな方がこちらへやってきます。


ガラスの戸を開けて店内へ
広い・・明るい・・・暖かい・・・


店主がコーヒーを立てています。
いい香り・・


本日のコーヒーは黒板に提示。
豆は店内で少量ずつ店主が焙煎しています。


こちら店内右側、テーブル席です。


店内左側はカウンター席と奥には部屋が・・


こちらカウンター席。


こちら窓側のカウンター席。
北アルプスと安曇野の田園風景が見渡せます。


そして奥のスペース。
ここなら小さなお子さん連れでも、
またゆっくり足を延ばしたいときにも
なんだか隠れ部屋みたいで落ち着けそう・・


一角は「風のいろ文庫」になっています。


店内真ん中にも、
こちらで行われるコンサートなどの案内だけでなく。
安曇野や白馬の案内本もあります。

ジオラマもありました。
風景見ながら、このお店の中に置いてある資料、で山の名前や花の名前・・・
・・・いろんなことを覚えられそう・・


店内右側のテーブル席の方へ。
夏は観光の方も多く賑わいますが、
冬は運がよければこの風景を独り占め・・


テーブル席の方にはエレクトーンも置いてあります。

ご縁をたいせつにされている店主ご夫婦、
コンサートだけでなく、手づくりのいろんな企画イベントが行われています。


外から見えた煙突の、薪ストーブ。
炎がゆらめいています。


天気が抜群に良かったこの冬の日、
窓越しに、店主がテラスに望遠鏡を設置しているのが見えます。


メニューはこちら。
各種コーヒー(400円)、紅茶、国産の紅茶もあります(400円)の他に、
安曇野産のジュース(400円)やココアやチャイ(各500円)など・・種類も豊富です。
どれも体に優しそう・・

焼き菓子セットは700円。
パスタセッ(中身は3種類の中から選べます)は1200円。
パスタ&スイーツセットは1500円。


奥様手づくりのケーキ、
コーヒに合うやさしいお味です。
材料も手書きでメニューに書いてあり
誠実さが伝わってきますね・・・


こちらもメニュー?
そう、「風のいろの楽しみ方」のメニューもあります。

こちらには、店主おすすめの作家さんの、ポストカードも置いてあり、
50円切手も販売されているので、
ここで旅の一枚を書くのもいいですよね。

「天候やスタッフの事情、混み具合によりますが」
という前置きとともに
天体ドームについての質問をする、とか、
移住についての質問をする、とか
・・た、たのみごとがある・・・という項目まであります・・・


コーヒーが来るまで テラスで深呼吸もおすすめです。
この風景!


テラスの椅子もゆったり座れます。
夏は心地いいです。
夜のイベントのときなどは、ここに 水ろうそくが灯されてました。
街の灯りと ろうそくの灯り、そして星のあかり・・・美しく、幻想的でした。


懐かしい椅子たちも・・


では、先程設置されていた 望遠鏡を覗いてみましょう・・


おおお・・
好きな山の稜線がクッキリ見えます。


こちらはキャラメルマキアート(500円)
あま~く心身を温めてくれます。


本日のコーヒーは、この日は「パプアニューギニア」(400円)
黒板に書いてあったように、
ほんと 「すっきり」そして「まろやか」。


こちらはバナナケーキ・・
ほどよい甘さで美味しかったです。


ルバーブのケーキ イチゴソース付も
フルールケーキも 
素朴で美味しく・・・
なのに 店主夫婦との会話と風景に夢中で・・・撮るのを忘れてました。
是非直接ご賞味ください・・


デッキの影も伸びてきて・・・


窓からの風景が、日暮れとともに刻々と変わってゆくのが見えます。
星も輝きを増してゆくのがわかります。


天然酵母使用のパンはお持ち帰りもできます。
ゴマがきいてやさしい味・・そして元気が出ますヨ!(2個で100円)


レーズンシナモンクッキー(2個200円)
お腹もちもいいです。
これを持ってお散歩に出るのもいいかも。
(荷物預かりサービスもされています。 混み具合などで、要相談)


こちらで丁寧に焙煎された豆を自宅で楽しむこともできます。
(100g600円)

店名のとおり、
ここへ来ると、とどまることのない「風のいろ」を感じられるかもしれません。

店内では、
店主夫妻が
来店するお客さんを
ひとりひとり
丁寧にもてなされている姿勢を
すみずみに感じます。
お二人と
そしてここで安らいでいるお客さんが
この暖かさ 心地よさを つくりだしているのでしょう。

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安曇野市 暮らす

おおにし動物病院2|パワーアップしてリニューアル!|安曇野市穂高

おお、CTも!
人間の病院の設備のようですね。

対応が親切で丁寧だと、この地域で評判の動物病院。
診察室も医療器具も増えて さらに心強い場所となりました。

場所(行き方)は、
おおにし動物病院(1)の記事からご覧ください。
http://www.i-turn.jp/azumino-oonishi-animal.html

住所:長野県安曇野市穂高北穂高2177-1
TEL:0263-84-0321
診察時間:月~金 8:30~12:00/16:00~19:30
土 8:30~12:00/16:00~18:00
日 9:00~12:00
休診日:第2木曜、祝日


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かわいい「おうち」という感じの外観だった以前の病院・・
その、側面部分が広がって、そちらが入口になっているようです。


30台は入る駐車場にも
びっしり車が入っていることがあります。
人気ですね。


その分 診察室も増えました。


診察時間は以前と同じです。
休日も開いています。
では、中へ。


受付。


おお、広い~。
こちらの待合室で、テレビなど見ながら ペットと待っていてもいいし、
呼ばれるまで 車で待つこともできます。
ペットの状態に合わせられるのはありがたいですね。


診察室は4つ。
入口は別でも、中ではご覧のようにガラス窓で一番奥の診察室まで見渡せます。


それぞれの診察室は 同じつくりです。


明るく、清潔。
そして、広くなった分、模型なども増えたようです。


体格の違いかと思いきや・・


右が「犬」
左が「猫」
たしかに歯の形や大きさ、数も違うんですね。


全体の骨の形も。


なにかに見られているような・・
「瞳」の模型でした。
 


その他 関節の模型、いろいろ種類があります。
物言わぬ犬猫たち・・・各箇所の状態を説明してもらうときに、わかりやすいですね。


う、
・・・フェラリアにかかった状態の心臓は・・一目瞭然でした。


全ての診察室にある顕微鏡・・でもよく見ると・・・すべて違う・・
この診察室は「ZEISS」。


こちらは「オリンパス」。


こちら「SIMADZU」。


こちら「KYOWA」。
違いをききましたら・・
「好み」だそうです・・
より鮮明にしたいポイントが各会社によって違うのでしょうか?


こちらは、診察室の奥にある検査室。
検査器具がズラリ・・


またさっきとは違う顕微鏡も・・。


右は、内分泌検査器具。
甲状腺検査や副腎の機能検査など各種ホルモン値を測定するそうです。
左は、血液凝固系検査機器。


血液化学検査機器。
動物用に設定されているそうです。


右の自動血球計算機の画面には犬のイラストが・・・
やっぱり動物用なのですね。
左は尿検査ようだそうです。


その隣はレントゲン室。


この入口の画面には静止モニターで画像が映し出されます。


こちらがレントゲンの台。
やはり人間のよりは短いですね。


レントゲン台の体重設定器が・・やはり・・・犬・・・
なかなか見ることのない器具ですね。


レントゲン室は手術室へ続いていました。
3つある手術台はフル稼働なのだそうです。


それぞれに麻酔器、麻酔モニターがついています。
右のは動物用内視鏡だそうです。


こちらはCT室前。
ここで操作します。


なかはこちら。


入院室も3つあります。


第三入院室には点滴も見えました。
重症動物のためのICUもあります。


こちらは抗がん剤治療室。


そして、初めて見ました、こういうのあるんですね、薬浴室。


現在11名のスタッフがいるという「医局」


皆さん研究熱心な空気が伝わってきます。


こちらのセミナールームで
日々研さんに励まれているようです。


ちなみにこちらはカルテ用のハンコ。
素人的には、なんか・・かわいい・・・んですが・・


ひとつひとつ 細かくつくられていて・・
カルテ記入の必需品のようです。


ちなみに
ハンコでも
犬と猫・・・かなり違うんですね。

大事な動物を 心配で病院へ連れていく家族にとって
先生やスタッフは拠り所。
より良い治療への日々の研鑽もさることながら、
その親身な対応にも助けらている方が多いようです。
・・余談ですが・・・晴れた日に 駐車場から見える北アルプスの風景にも癒されます。

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上田・佐久 買う 遊ぶ 食べる

BESSYO ESPRESSO|温泉街で日本唯一のエスプレッソを!|上田市別所温泉

路地に漂う豆の香りは・・なんと 備長炭の七厘で焙煎されていました。

もともと都会で、豆を取り扱う仕事をしていたという店主が、
その豆を追及して、シアトルに単身修行し、行きついたというこの味、そして この場所。
店名のとおり、このエプレッソが・・ここ別所温泉の活性化にもつながれば・・とおっしゃっていました。

住所:長野県上田市別所温泉208-1
電話:0268-75-5478
営業時間:9時~12時、14時~17時(土・日曜、祝日は9時~17時)
※豆が終了次第閉店
定休日:月曜の午後、火曜(祝日は営業)
駐車場:3台
ホームページ: http://www.bessyo-espresso.jp


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別所温泉の外湯で唯一の露天風呂「大湯」からすぐです。
大湯を背に・・


左に「旅の宿南條」右に「和泉屋」を過ぎて・・


斎藤旅館の看板が出ているこの建物の1階です。


正面から見るとこんな感じ・・
この温泉街に馴染んでいながらも・・・「お!」と足を停めたくなるナニカがあります。


レトロ・・
それだけじゃないかんじ・・・


お店の看板。


テイクアウトもできるので、
温泉上がりに 外でコーヒー 一杯・・・
も ここならでは。


「手網式、備長炭で丁寧に焙煎したコーヒーです。」
とあります。


営業時間案内。


サッシを開けて、店内へ。


香りとともに流れてくる音楽は、やはりレコード!


ジャズ、クラシック・・いろんなジャンルのレコードが棚にありました。


豆の匂いは奥で焙煎中・・


手前のショ-ケースの中には、カメラやラジオのお宝が・・・


こちらの棚もなつかしい品々が・・。


お洒落な店内には、常連さんのようです、
若者や高齢の方まで、お店にいる間にも いろんな世代の方が来られていました。
コミュニケーションの場でであり、いろんな情報の発信地にもなってるようです。


窓ごしから見える路地にも、「あじ」があって・・素敵です。


ひとりの方でもゆっくり外を見ながらコーヒーを頂けます。


テーブルも椅子もそれぞれ違いますが、
どれも高さも程よく調節されていて、
古いものが、カッコよ~く大事にされていました。


今月のおすすめコーヒー
「ホンジュラス ラ・カモテラ」(500円)を注文しました。
お盆にのって出てきました。


お砂糖類。


ルヴァンのビスコッティも食べられます。90円。


店の奥で店主は焙煎中です。


少量ずつ・・
丁寧に・・・


そしてすべて手作業・・・


もちろん豆の産地も店主が厳選しています。


焙煎して・・香りがピークを迎えるまで2日ほど寝かせて・・ドリップします。


テイクアウト用カップ。


豆のテイクアウトももちろんできます。


持ち帰り豆一覧。
豆の名前がそれぞれユニークです。


八角ブレンド(100g 880円)
木々に守られた、近くの歴史ある八角三重の塔から名付けられたようです。


北向きブレンド(100g 870円)
北向き観音様からのネーミング。


左から
愛染 ブレンド(100g 850円) 北向観音境内の愛染桂の大木のいわれから。
独鈷山 ブレンド 塩田平の独鈷山を。
村正 ブレンド(100g 860円)真田幸村の愛刀「村正」から。

どの名前にもこの土地への店主の熱い愛情を感じます。

お好みの豆も種類など、わからない方も気軽に相談にのってくれます。
また、「黒蜜マキアート」や 「自家製チョコレートのカフェモカ」 「信州蜂蜜カプチーノ」など
女性や甘いものが好きな方がよろこびそうなオリジナルメニューもありました。

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観る 遊ぶ 須坂市

トレインギャラリーNAGANO(2)|鉄道ファンも、ファンでなくとも楽しめる「ミニチュア鉄道博物館」|長野県須坂市

全て国産という3000輌以上の模型車輌は鉄道ファンにはたまらないことでしょうが、
鉄道や模型のファンでなくとも、
手づくり感満載で、鉄道や模型への愛情たっぷり・・・
の、ギャラリーは充分楽しめます。

長野県内の山の風景や、一部その地形や建物が昭和の空気とともに再現されていて、ほんわかした気持ちになります。
昼モード、夕方モード、夜モードに変わってゆくのも何とも情感があります。

住所:長野県須坂市大字福島481
電話:026-248-4188
開館時間:
模型館:午前10時00分~午後3時30分
レストラン:午前11時15分~午後3時00分(ラストオーダー午後2時30分 )
トレインギャラリー入場料:大人 800円 (食事をする人は 600円)
小・中・高校生 :400円 (食事をする人は 300円)
(小学生未満の幼児は大人の保護者がごいっしょの場合に、大人1名につき2名まで無料)
休館日:年末年始(12月30日、31日、1月1日)
ホームページ:http://w1.avis.ne.jp/~fukachan/


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(1)で説明のとおり、
同施設のレストラン「信州十割そば処 トレイン」で食事をされる方は割引がありますので、
先に食事、もしくは清算を済ませてから、
ショーケースを右に曲がったところの受付へ。
写真正面奥はお手洗いです。


通路には所狭しとショーケースがズラリ。


列車だけでなく、戦艦大和も・・。


こちらには、子供用の物販などもありました。


写真も、1枚50円で販売されていました。


こちらが券売機。


奥の扉に、館長さんでしょうか、
作業をされているのが見えます。


陳列品の一部をつくられているそうです。
「1年に1本しかできない。」とおっしゃっていましたが、
その手仕事ぶりを見せてもらって納得。


この車両の手すりも、
針より細かい穴をあけて、ひとつづ再現されているのです。


真鍮の部品の見本もありましたが、
キットで購入したんではなく、
全てひとつひとつ、当時走っていた汽車の写真などを見ながら再現してきたそうです。


これは明治12年に走っていた機関車。


受付前のケースからご自身の作品を一つ見せてくださいました。


感激しました!
ホント細かい、緻密な作業・・・
正面の鎖まですべて再現されていました。


では館内へ・・


運行時間も表示されています。


総延長500mのジオラマと、


HOゲージの鉄道模型が展示されています。


館の真ん中にはひときわ大きな模型のデゴイチ。


鉄道のことは全く分からないので、
詳しくは是非行ってひとつひとつご覧になって頂ければと思いますが、
このように、大正時代の機関車や、


今も走っている寝台車両や、


有名な特急や、


現在も走っている「あずさ」もズラリと勢揃いしています。


先程の方が来られて、
ジオラマで眠っていた列車が「発車オーライ」!


まずは新幹線「あさま」が発車しました。


懐かしの車両も・・


バックには、北信の妙高などの山並みや、


駅の向こうには、うっすら北アルプスも・・


発車の様子など、
遠いところもモニターで見えます。


機関車も発車・・


車を乗せた貨物車も・・


貨物車の中の馬の様子も車両ごとに違っています。
ここは親子のようです。


橋の向こうに見えるのは善光寺のようです。


ターンテーブルもあります。


お、なんだか夕暮れの雰囲気になってきました。


りんご畑や看板建物・・
昭和の感じが漂っています。


日が沈んだのでしょうか・・


夜の構内。


寝台が走る姿は・・なんだかとてもロマンがあります。
しかも寝台の車内もリアルに再現されています。
善光寺もライトアップされました。


そして、夜明け。
そう・・実際、日本の鉄道は24時間眠らないのでしょうね。

こちらはコントロール操作盤で自動操作されていますが、


こちらの椅子の前では、
本物の103系のマスコンで運転ができます。


100円入れて好きな車両を選べます。

大人から子供まで
鉄道とその模型の世界をじっくり楽しめます。

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遊ぶ 須坂市 食べる

トレインギャラリーNAGANO(1)|併設レストラン「信州十割そば処 トレイン」 を利用で割引に|長野県須坂市

自慢の蕎麦や こんな定食もあります!
トレインギャラリーへ入館する前に併設のレストランで注文予約ができます。

席もとっていてもらえるし、入館料が割引になります。
おすすめです。

住所:長野県須坂市大字福島481
電話:026-248-4188
開館時間:
模型館:午前10時00分~午後3時30分
レストラン:午前11時15分~午後3時00分(ラストオーダー午後2時30分 )
トレインギャラリー入場料:大人 800円 (食事をする人は 600円)
小・中・高校生 :400円 (食事をする人は 300円)
(小学生未満の幼児は大人の保護者がごいっしょの場合に、大人1名につき2名まで無料)
休館日:年末年始(12月30日、31日、1月1日)
ホームページ:http://w1.avis.ne.jp/~fukachan/


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長野駅方面からですと、エムウェーブを過ぎて、
この千曲川にかかる大きな「屋島橋」を渡ってすぐです。


橋を超えるとガソリンスタンド「宇佐美」が見えます。
このスタンドの隣です。


「信州そば」の紺色の看板・・
より・・遮断機の方が目につくでしょうか。


この遮断器・・音も鳴りますので、
左折時、ビックリしないよう・・・


本物の電車が・・・
そのまわりがかなり広い駐車場になっています。


東急東横線で活躍した通称「青ガエル」が、
長野電鉄で「赤ガエル」と名を変えて、このそばで走っていたそうです。


こちらがギャラリーと食堂のある施設建物。


それぞれの看板があります。


入口には、可愛い遮断機も・・・


それぞれの案内があります。


では中へ


入ると正面に、駅看板があり・・
左 ミニ鉄道博物館に行ったところ・・


入館料の割引のお知らせがあり・・


博物館入館整理券のところに、


このような案内がありまして、
「後で食事をするとしても、先に食事の予約とレシートが必要。」
といわれましたので、


もう一度正面のレジにて、
メニューから食事を注文し、
そのレシートを見せて入館券の購入となりました。

食事は ギャラリー入館前でも後でも大丈夫です。
もちろん 食事だけの利用もできます。


食堂への通路も所狭しと模型が陳列してあります。


店内かなり広いです。


2スペースに分かれていて、
畳もあります。


お昼時間になると、サラリーマンの方など、
そばを食べに入ってきました。


窓からは先程の電車が見えます。


そばは挽きたて、打ち立て だそうです。


石臼挽きの十割そばを打つ店主の想いも書いてありました。


こちらがメニュー。
お子様メニューもあります。


厳選された豚肉を植物油100%で揚げたとんかつ、エビフライなど一品料理もあります。
  


そばだけでなくうどん、
そしてお得セットも。


北海道と信州の国内産のそばの実を使用しているそうです。


常にゆで湯も交換するほどのこだわり・・・

それは是非そばを食べたい!
・・ところなのですが、同行した人が蕎麦アレルギーだったため断念。


こちらは大きなどんぶりで運ばれてきた、
ソースかつ丼(1130円)。


ふたを開けるとこんな感じ。


こちらは
ミニヒレカツ丼とかけうどんセット(1090円)
蕎麦アレルギーの方にとっては うどんメニューがあることは、ありがたいですね。


そして平日来店の場合は
一角に コーヒーのセルフサービスがあります。


カップは2種類自由に選んで一服・・・


さらに
トレインギャラリーの上記ホームページを見てきた方には、
ジェラートをサービスしてくれます。


このジェラート・・地元の牛乳を使っての手づくり。
あまく優しいお味です。


さらに次回用にもチケットをサービス・・・


ジェラートだけ注文もできるようです。
お持ち帰りの方には・・


この箱に入れてくれます。


信州野お土産にそばがきも購入できます。


長野電鉄ロゴ入りの七味唐辛子・・はじめて見ました。

では(2)では博物館の中を案内いたします。

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暮らす 松本市 遊ぶ 食べる

bio cafe COUDO(クド)|旧四賀村から衣食住の提案・築100年の民家を改修した大人のあそび場|松本市中川

2013年10月にオープンしたビオ・カフェ。名前の通り、クドで焚いた玄米を中心とした食事を提供しています。
写真家とデザイナーの夫婦が、古民家を改修し、カフェ、音楽、ファッションものづくり、合コン、ゲストハウス・・・いろんな切り口で情報を発信しています。
「世代、趣味、ジャンルにとらわれず いろんな人と関わってゆきたい」と言う店主の想いが展開中です!

住所:長野県松本市中川7768
電話:0263(88)8361
フェースブック:https://www.facebook.com/biocafecoudo
営業:土、日、祝営業。週末カフェ。
但し、平日、夜は前日予約。(2名様以上)
ランチ:1200円、夜:2500円~ コース料理
※12月~2月の土日祝はドリンクとデザートのみ。


大きな地図で見る


安曇野方面からですと
大口沢信号を左折し143号線に入ります。
安曇野インターからクドまで約20分です。


143号線をまっすぐ・・


左手に高橋林業の材木が見えてきたら もうじき右折です。


緩やかなカーブのところにある日本家屋が目印。
(今のところ、左手の青い選挙の看板の方が目立ちますが・・)


この日本家屋の横の細い路地を上がります。


角に クドの看板があります。


路地を上がるとすぐ見える古民家です。
手前が10台ほど入る駐車場。
軽トラとミニバンが停まっているところです。


車を停めて細い路地を上がります。
集落の風景とこの家の雰囲気・・・懐かしいようでして・・なんだかわくわくします。

 

この窓枠!
家のつくりそのままが生かされています。


こちらは新しいものが・・古い家に馴染んでいますね。


そして こちらが入口。


なんとも あじがある お洒落なこのセンス・・


石臼にのせられた盛塩。


少し腰をかがめてなかへ・・


くぐり抜けると・・


中庭がひろがり・・


玄関ドアが見えました。


夜には灯りがともるのでしょう・・


玄関入ってすぐの受付カウンター。


100年前の冷蔵庫。
冬の間は 氷のいらないビール貯蔵庫になってました。


土間を通って・・


真ん中には囲炉裏があります。
店主が 炬燵用の豆炭に火を入れています。


奥が食事をする居間。


吹き抜けにした古民家は
天井が高く、2階も見えるようになりました。
ただし こういう冬の寒さ・・慣れていない方は防寒準備必要です!


急な階段に気をつけながら2階へ。


こちらは大手のファッションデザイナーとして活躍してきた店主の展示スペースになっています。
ニットデザイナーだったという彼女は
大量生産の舞台から
ここでしかできない・・地域で取れる素材を使ったハンドメイド中心のブランドを立ち上げました。


この期間は秋冬の藍染め。
今後も 季節によって草木染の種類や、展示品も変わってゆきます。
詳しくは こちらから http://kanie.org


先程路地から見えた2階のステンドグラスの窓は
内側から見るとこんな感じでした。


さてまた下へ戻り・・
展示スペースの下にある台所へ・・


こちらがCOUDO(クド)の看板、くど です。
意外にも タイル張りのお洒落なクド・・
ここで焚いたご飯のお料理が出ます。


では 食事場所へ・・


100年物の家と同じくらい年季の入った生活用品に囲まれ、炬燵がふたつ。


なんとピアノもあります。
こちらでは
コンサート、演劇ほかいろんな楽しいイベントも企画してます。
この場所ならではの演出も楽しみですね。


いぬ・・

ぬいぐるみもまったり中・・


さて
立派なおぼんにのって食事が運ばれてきました。
いつもは高台がついているそうですが、この日は人数多くテーブルにのらないためお盆にて。


この日は
玄米お粥でつくった もちもちのパンに・・


白菜のスープがついて・・


竹の中に入っていたのは カブのグラタン。
陶器に玉ねぎのまるごと煮。
そして レンコンはさみ揚げ、青菜のマスタード和え、ニンジンレーズン和え。

ランチは 玄米中心の菜食料理。夏は畑の自家製野菜も使います。
どれも 元気いっぱいになる美味しさで ひとり1200円。


最後にデザートが来ます。
この日は、ついたおもちで きな粉もち でした。


障子の柄もいい感じで・・


開けると 先程の中庭が見えます。


大きく張り出した手づくりテラス、大きなブランコが揺れています。
ちなみにこの日 この山の上に 大きな満月がのぼるのが見えました。
四季折々、家の中でも外でも いろいろ楽しめそうですね。


なみに 西には北アルプスが望めます。
今日はガスがかかってますが、前面の有明山が顔を出していました。
四賀地区でアルプスが見える場所は珍しいとか。

ちなみに この日赤ちゃんも一緒でしたが、
子連れの方でも大丈夫です、っていうか・・子どものつくった芸術品が、いっぱい展示してありました。
友人、恋人とゆっくり訪れることのできるカフェはいろいろあれど、家族でも ゆっくりできる場所・・いいですね。

取材時は開店からまだ4か月目に入ったところでしたが、
半年先までのイベントも盛りだくさん・・これからどんな展開をしてゆくのか楽しみですね。

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Topics 安曇野市 遊ぶ

安曇野气船|大王わさび農場・3連水車そばでクリアボート体験| 安曇野市穂高

クリアボート、足元に透明な窓があり川の中が見えるんです。
暑~い夏には、名水百選湧水が流れる蓼川の流れで涼むだけでなく、
ボートに座って、冷た~い水に足を浸して・・・ああ気持ちいぃ~
黒澤明監督の映画「夢」に出てくる三連水車を川からまじかに見えます。
家族そろって自然体験を楽しむことができます。

開催場所:大王わさび農場・蓼川 緑色テント受付(豊科インターから車で5分)
開催期間:4月下旬~10月下旬
開催時間:AM10:00(一般受付開始) ~ PM14:00 (予約不可)
対象年齢:ありません。
体験料金:
安曇野コース(約15分) 中学生以上¥ 900.(乗り合い)小学生600円
アルプスコース(約30分)中学生以上¥1,800(乗り合い)小学生 1,500円
未就学児は両コース共に 100円

[googlemap lat=”36.33989344544403″ lng=”137.9082226753235″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市[/googlemap]
問い合わせ:安曇野气船
安曇野市穂高8207-2
Tel:0263-87-9828
Fax:0263-87-9831
URL: http://www.azuminokisen.com


大王わさび農園入口。https://www.i-turn.jp/daiou-wasabi-farm.html


石に刻んである名称は「御法田 大王農場」。
大王の名前は安曇野に伝わる伝説の人物「八面大王」から。


「インフォメーション」や売店のある建物を右手に過ぎ・・


正面、木々のあるところに蓼川が流れています。


近づいてきました。
車の方は左折して駐車場へ。


看板があります。
この坂あがるとすぐ受付があります。


広い駐車場から北アルプスもバッチリ見えます。
雲と逆光でちょっと残念・・ご自分の目で是非・・


こちらが蓼川・・
ここでクリアボート体験ができます。


これに乘るんですね、案内出てます。


まず濡れることはないとのことですが、赤いライフジャケットを貸してくれます。
そして出発前にスタッフがオールの持ち方、使い方を説明してくれます。


じゃ、最初だけ、
スタッフの掛け声に合わせてみんなで出発~。


そして、オールを置いて、川から自然観察。
この日は猛暑・・
座ってるだけでも川は涼しくて心地いい~


足元のこの窓から川の中の水草も観察できます。


川岸ギリギリをゆったりすすみます。
この日は畑の清掃でちょっと濁ってるってことでしたが、
それでも川の下までよく見えます。


ボート、以外に硬いんですね、
縁に座って足をパチャパチャ・・気持ちっ・・
長くは浸せないくらい冷た~いデス!


灼熱の太陽も木々が和らげてくれます。


クルミにも実がついているのがよく見えます。
川辺の生態をいろいろ観察できますが・・・


うううん・・わかりにくいですが、
ボートの先にアオハダトンボのつがい。
羽を閉じて停まり、美しい色で蝶々みたいです。
他にもオオムラサキなど珍しい昆虫がいろいろ観察できました。


大きな柳の木の下をくぐります。


おお、向こうに見えてくるのは・・


もう一艘のクリアボートと、
三連水車!


どちらも、水に映えてきれいですね。


三連水車は黒沢監督が見せ方へのこだわりで、
遠近法に合わせて「大」「中」「小」つくられたとか・・。


私たちがゆっくり自然観察や水車を眺めている間、
ボートの一番後ろで、スタッフが案内しながら漕いでくれています。


「大」「中」「小」・・
川からの水車の姿はボートに乗らないと見えないですね。


先程のすれ違ったボートは出発点に到着した模様。


屋根や水車の形もそれぞれ違います。


水の上から水車がまわる姿を見ていると、のんびりした気分になりますね。


かなり近くまで近づいてくれます。


草が生えているのもなんだか風情がありますね。


水車を過ぎたら、もう一度みんなで漕いでスタート地点に到着。


しっかり接岸してくれています。


私たちの乘ったボートは最終便だったらしく、
本日これで終了。午後2時までです!


少し先へ足を延ばすと、
先程の蓼川と大きな流れの万川がここで合流しています。


受付近くに写真入りの案内も出ています。


全国から来られるようです。
でも地元の方でも再発見できるかも。
みなさん楽しそう!


『名水百選、水の郷、日本の重要湿地500、そして厚生労働省の美味しい
水の条件の7つの項目を、ことごとく達成した素晴らしい “湧き水の川” が、
皆さんをお待ちしております。』とあります。


その他安曇野气船ではこのあたりでエコトレックもやっているのですね。
フレンドリーななスタッフにこのあたりを案内してもらいながら歩けば、旅の思い出になりますね。


安曇野を潤している『湧き水に触れ、触れる事で癒され、 そして湧水地ならではの楽しい体験などを交えながら、湧水地内を周遊する「健康・体験トレッキングツアー」です。』
特典などもあるようです。


早朝は山麓線沿いのビフ穂高で熱気球の係留体験も行っています。
https://www.i-turn.jp/azuminokisenn1-hotaka.html
https://www.i-turn.jp/azuminokisenn2-hotaka.html

川の船、空の船、そして自分の足で・・
一日で、安曇野のアウトドアを体験満喫できますね。

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松川村 買う

やまもギャラリー|りんご畑の中にある昇窯(のぼるがま)の備前焼|南安曇郡松川村

平林昇さんの「人柄」と「作品」は触れた人を虜にしてしまう魅力を持っているようです。

2013年5月には、その感動を分かち合いたいと有志が集まり、
「窯出しの瞬間(とき)」というネーミングでイベントとしても立ち上げたほど。
その魅力の深さがわかります。

北アルプスの東斜面に自身の手づくりでつくられた穴窯。
年に二回ここで窯焚きが行われ、
その作品は、併設のギャラリーで常時 展示・販売されています。

住所:長野県北安曇郡松川村川西3363-1097
電話・ファックス:0261-62-4278
開館時間:10:00~17:00  
定休日:不定休、お問い合わせください


山麓線を大町方面へ。
ちひろ美術館、かぼちゃま農園を過ぎますと「川西」の信号があります。
ここを左折。


大きな看板が目印です。
この日は天気でよく見える有明山に向かって直進。


右手にコンクリートの小さな小屋がありますので、ここを右折。
遊歩道の案内の隣に、ギャラリーの看板が出ています。
(右折せず直進すると、その先、お食事処「みはらし」があります。ここから電柱の看板が見えます。)


ギャラリーの看板のアップ。


右折して田畑の間の細い道をすすみます。


りんご畑の中、すぐにまた看板があります。
ここをまた右折。


看板アップ。


看板のところから、窯焚きの黒煙が上がっているのが見えます。


自宅前にも看板。


(書体には詳しくないのですが、)
この窯と窯から生み出される作品の雰囲気が伝わってくる感じの書体ですね。


すぐその先の水道タンク前が駐車場になっています。


このタンクを超えて左折したら窯とギャラリーです。


この奥です。


手前が窯。
奥がギャラリーです。


このときは年に二回の窯焚き中。
夜の10時から翌朝の10時まで、1200度に安定するまで薪をくべ続ける作業が約8日間続くそうです。


窯の上にはお供えが。


天井に看板がありました。


タイマーが鳴るたびに薪をくべる平林さん。
まさにここ地元・松川村出身で、1996年に単室登窯を築き、「昇窯」と命名したそうです。

釉(ゆう)薬を使わず焼き締めるのが特徴の備前焼。
アカマツの溶けた灰が作品に付着し、絶妙な色合いと模様が生まれるのだそうです。


約千束のアカマツ。
このアカマツを提供してくれる林業の方も、アカマツを切る時には感謝の祈りをささげて切るのだそうです。
小屋一杯に積み重ねられたアカマツ・・その1本1本に感謝して作業している思いが伝わってきます。


窯焚きに携わるいろんな人の「想い」・・この炎の中ではどんな作品が創られているのでしょうか。
自然冷却された後、窯出しされます。


窯の側面にはのぞき穴が・・


「炎」が織りなす異次元の世界をチョッピリ垣間見させてもらいました。


煙突までつながっています。


煉瓦でつくられた煙突。


先程の黒煙はここから上がっていました。


窯の中でのドラマを終えて、今度は空と混ざってゆく感じです。


千束のアカマツを燃やしても、残る灰は米袋一袋分ぐらいだそうです。
煙にならなかった灰が器に沁み模様になってゆきます。


寝ずの番で薪をくべる間も座るソファーに「昇窯」のTシャツがかかっていました。


その作品は奥のギャラリーに展示されています。


実家の屋号であり、
りんご園に囲まれていることから「Λ+モ」で、やまもギャラリーと命名されたそうです。


留守の時はチャイムを。


作品がズラリと展示されています。


急須・・あじがありますねえ・・・。


器もひとつひとつ表情が違います。


壺や花器・・何に使うかイメージをかきたてられます。
花器は花もちもよくしてくれるのだそうです。


陶器に刻まれる針は、「時」がなんだか普段と違ったふうに感じる気がします。


食器は素材そのものの色をひきたててくれるのだそうです。


酒器も湯呑もいいけど、コーヒー茶碗もいいですね。


使うたびに味わい深くなってゆきます。
あの窯の中からうまれた作品。


贈答の際は箱を準備してくれます。
北アルプスの東斜面にある、この土地で出来た作品を、
末永く愛用してゆける記念品として、人に贈るのも、自分自身に贈るのもいいですね。

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安曇野市

食堂 大自然|地場産の素材を厳選・美味しくてボリュームたっぷりのお店|安曇野市穂高

お肉が美味しい!のは、地元の専門店から 吟味して仕入れているから。

夜はちょっと隠れ家的な雰囲気の中で、素材にこだわる料理人の味に満たされます。
ランチタイムとディナータイムがあり、宴会・女子会などのコース料理もできます。
オードブルも注文できます。

住所:長野県安曇野市穂高柏原2391−1‎
電話:0263-82-1037
ランチ:11:30~14:00
ディナー:17:30~22:00
定休日:水曜日
[googlemap lat=”36.324908″ lng=”137.867406″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市穂高柏原2391−1[/googlemap]


大型農免道路の信号「田中西」と「柏原西」の間にあります。
はじめての方は、まずは電柱にひかる看板を見つけましょう。
松本方面からですと、右手上にあります。
道路の右奥の建物の光は、


ヤマト運輸の配送センター。
ここまで来ちゃうと、行き過ぎになります。


逆に大町方面からですと、クロネコを過ぎると左手に、先程の看板が光っています。


小さいですが、明るいので目立ちます。


「大自然」の看板下には電灯に照らされたクリニックの看板があります。


さて、この看板のところから西へ入りますが、
ここが二差路になってますので要注意。
北側に入ります。


角には「岡谷酵素」の看板が出ています。


今車が出てきている、この道、
岡谷酵素のフェンスの横を東へ入りますと、


すぐにお店の煌々とした明かりが見えてきます。


看板出ています。


お店の前は大きな駐車スペースがあります。


入口。


外にもメニューがあります。


下駄箱で、スリッパに履き替えます。


飯田の最高級豚肉「千代幻豚」は予約が必要です。
しゃぶしゃぶ、とんかつなどに・・。


では中へ・・


窓側にテーブル席が二つ。


奥の席は二人プライベート空間な感じ。


真ん中に大きなテーブルと丸椅子。
奥が厨房です。


反対側からの写真。
ここではテレビを見ながら・・
一人でも気軽に食事ができそうです。


漫画もあります。


お子様用も。


天井が高くて気持ちがいいです。


奥にも・・・


お座敷が、こちらと


もう一部屋。
子ども椅子も準備してあるので、小さな子供のいる家族でもゆっくり来れますね。


ドリンクメニュー。
各種揃っています。


ソフトドリンクも充実!


カクテルメニューまであります!


こちらはランチメニューですが、
ディナータイムでも注文できるのが嬉しい!ですね。


麺類もだしにこだわっていて非常においしいと評判です。


季節限定で「広島産 かき」もありました。
この他にも
アボガドチーズ春巻き(1本250円)、手羽先のパリパリ揚げ(1本150円)など、1品メニューが多種で、かなり充実しています!


女性には嬉しいレディスサイズ定食もあります。


こちらがそのレディースの山賊焼き定食・・・
って言ってもこのボリューム!


アップ写真。
細く切ってあるので、食べやすく、ご飯がどんどんすすみます。
おしんこも美味!


レディースにはサラダが付いています。


そしてこちらがソースかつ丼定食。


アップ。


更にアップ・・・
お肉本来のの旨みはさることながら、甘めのソースの味がしっかりついていて、
こちらもご飯がどんどんすすみます。


お腹いっぱいになった後は、
お茶を頂きながら・・


店内にたくさん飾られている原田泰司さんの絵をながめるもよし・・


窓の景色をながめるもよし・・・


今度手づくりラー油の担担麺を食べてみたいです。

夜は、飲みながら、美味しいものをつまみたい人にも、
ガッツリ食べたい人にも、
満足できそうなメニューでした。

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安曇野市

喫茶 虹の村陶苑|手づくりケーキ・手入れコーヒーも美味しい隠れ家的な喫茶店|安曇野市穂高

店内は、木組みのクラシカルな雰囲気で、あたたかく落ち着きます。

道路を挟んで向かいにある「虹の村診療所」の就労継続支援B型事業所でもあり、
社会で働くファーストステップとして使用されています。
研修生の手芸や陶芸などの手づくり品も並んでいます。
一般も使用できるギャラリーも併設しています。

住所:長野県安曇野市穂高有明2252-1
TEL:0263-83-3832
営業時間 喫茶・ランチ 水~日 11:00~17:00(L.O.16:30)
定休日: 月曜日・火曜日
[googlemap lat=”36.349680176177294″ lng=”137.8402018547058″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市穂高有明[/googlemap]


穂高駅から308号線をまっすぐ西へ上ってゆくと、山麓線にぶつかる手前の右赤い瓦屋根です。
手前左手に「虹の村診療所」の看板が出ています。


正面突き当りが山麓線。
八面大王の足湯がすぐ近くにあります。


この民家の手前が駐車スペースになっています。


駐車場からの階段入口。


手づくり看板が雪の中に、あたたかいかんじですね。


こちらが正面入り口。


玄関。
「貸切」の看板が出ています。
家族の憩いやグループの会合などで利用することもできます。


玄関から入った店内の外観。


メニューも豊富です。
『手入れのコーヒー』・『特製カレー』・『特製ハンバーグ』はご自慢のメニューだそうです。 


木組みの装飾と家具、照明・・・
洒落ていて落ち着く感じです。


高い天井・・


古い教会のような窓・・


鉢植えもたくさんあってよく手入れされています。


窓から見る雪景色もいいですね。


それぞれゆったりくつろげる広いテーブル。
28席あるそうです。
奥にギャラリー入口が見えます。


こちらがギャラリー。


奥のテーブルは、裏の川が窓からのぞめる、明るい雰囲気。


作品を見ながらおしゃべりできるテーブルもいいですね。


「お誕生日サービス」もあります!


この時は、陶器と・・


イラストの展示が行われていました。


こちらは小物販売スペース。


「虹人展」という看板が出て、個性あふれる楽しい作品がたくさん展示されていました。


手づくり布巾、かわいい!


コースターやサシェ。


アームカバー。
どれもすぐ台所で活躍しそうですね。


こちらは、先程展示されていたイラストの方の絵葉書、やアクセサリー。


メニューです。
玄米コーヒーもあります。


りんごジュースだけでなく、枇杷のエキスのジュースなど体によさそうな飲み物もいっぱい!


ピラフやカレー。


ピザトーストも美味しそう!


自家製チーズケーキ、おすすめだそうです!


先程のお誕生日サービス、
前後3日間、デザートのサービスがあるそうです。


珈琲チケットがズラリ。
6枚綴りで1800円。


テーブルのお花も活き活きと。
砂糖入れの陶器も味があります。


テーブルの向こうに猫が!


・・・と思ったら、
こちらも陶器で、さらにびっくり!


寒い季節だったのでひざ掛け用意してありました。


レジ横には各種案内チラシなどもありました。


こちらの事業所の案内もあります。


陶苑の水彩画・・素敵です。


手づくりおひさまクッキーお土産にいいかも!

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安曇野市 暮らす

矢花輪業商会|バイク、車のことなら・・親子三代引き継ぐ、地元で評判のお店|安曇野市豊科

通り過ぎてしまいそうなところにも、よく見ると・・

車の部品で造られた楽しいオブジェ。
「わざわざは作らないですよ、でも廃品の部品が顔に見えちゃうことがあって・・。」
と、おっしゃる2代目。
その遊び心とともに、部品への愛情が伝わってきます。

住所: 長野県安曇野市豊科5657-11(豊科近代美術館前)
電話:0263-72-2437
開店時間:9:00~19:00
定休日:日曜日

[googlemap lat=”36.303476″ lng=”137.90604″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市豊科5657−11[/googlemap]

松本方面からですと、147号線「新田」の信号を右折、
豊科病院を過ぎますと右手にSUZUKIの蒼い看板が見えてきます。
左手の木々は「豊科近代美術館」。


お店の外観です。


正面、緑の柵のところは2013年から安曇野市の「新市庁舎」が着工となります。
完成すれば、この北アルプスは見えなくなってしまいますが・・
市庁舎が目の前、目印になります。


お店正面。
大雪の後で、ずいぶん雪をよせてありますが、
ここに駐車スペース、そして、店の奥にもあります。


横から。
煙突から煙が出ています。


入口には・・


修理工場はこの先、


左手奥にあります。


後ろから見ても、かっこよくて・・面白い・・。


ホントに唄ってるみたい・・


ガラス窓にも北アルプスが映えていますね・・。


ガラス越しには可愛いオブジェがいっぱい・・


「open」とあります、なんだか喫茶店にでも入る感じ。


中では2代目が薪ストーブの火をくべていました。


明るい店内。


自動車、バイク、自転車・・車輪のついているもの、
修理・販売は、こちらのテーブルで、いろいろ相談にのってくれます。


新車、中古車ともに取り扱っています。


バイクも、スクーターから、本格派まで・・。


これはまたずいぶん気合の入ったバイク・・


約50年前のメーター計・・。


ホンダの「ベンリー125」だそうです。


こちらはクロスバイク。


ふつうのママチャリもありました。
電動自転車は試乗させてくれます。


その他、自転車が・・・
壁や・・


天井や・・・


隅っこにも・・・


ドライフラワーも色とりどり飾られています。
2代目の奥様のご趣味のようです。


自転車とは関係ありませんが・・・
こんなものも・・・
毛ばりは自作するそうです。


ミニカーに混じって・・・


スクーターの廃品のかごのネジでつくったとか・・・


ちなみに、
これは廃品の「トースター」と、「カーラジオ」の合作。
オーブンステレオ?いい音が店内に響いています。


あたたかい店内からは白馬三山までバッチリ見えます。


では工場の方も覗いてみましょう。


修理中の車・・


部品や道具が整然と並んでいます。


自転車、バイクも修理中。
「親切で、丁寧」だと地元でも評判です。


この軽トラ、どうしたのでしょう・・・


あ、エンジンがない・・


こちらの台の上で修理中でした。

信州では、車は必需品!
いつも気軽に相談にのってくれて、信頼できるお店があることは心強いですね。

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暮らす 松川村

ミッチェルディーバー|デラ工房の家具とセレクト雑貨のお店|北安曇郡松川村

あれ?イギリスのお宅に入っちゃった?

・・・という感じの、
こちらは池田町に工場がある「デラ工房」のショウルーム。
工房で製作されたキッチン・家具、
そして英・仏などの壁紙やカーテン生地が見られるだけでなく、
帽子・洋服・雑貨なども販売しています。

住所:長野県北安曇郡松川村4302-15
営業時間:11:00~17:00
定休日:水曜・日曜・第一月曜日
電話:0261-62-9003
ファックス:0261-62-9174
ホームページ:http://derakoubou.com
[googlemap lat=”36.39251126683124″ lng=”137.83621609210968″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北安曇郡松川村[/googlemap]


穂高方面からですと、直売所「ちろりん村」を過ぎ、山麓線(306号)を大町方面へ向かう途中、
左手に看板が出ています。
右手にはサーフボードの看板「36オート」があります。


お店の看板、アップです。
ここを左折します。


大町方面からですと、
このお店の看板の反対側に「祖父が塚古墳」「桜沢遺跡」の看板が出ていますので、ここを右折。


南馬羅尾線、こんな感じの林道を650m進みます。


そして最初の、ここを左折。


この青い看板が目印、宮城方面へ進みます。


手前にお店の看板も出ています。
あと300メートル。


途中左手には、


先程の案内の遺跡公園。


車から見える展望も抜群ですね!


そして、坂を下り始めると、左手に見えてきました。
こちらは家の背面のようです。


屋根に看板が出ています。


こちら正面から。
正面が駐車スペースになっています。


手づくりの看板。


外観をアップで。


では店内へ入ってみましょう。


入って右手が相談スペースになっています。


その椅子も、デラ工房製作。
生地は「サンダーソン」。


カウンターに「モリス」の生地の見本もあります。
家具だけでなく、空間全体のデザインなどの相談に、
オーナー夫妻が親身にアドバイスにのってくれます。


家具にあった食器も展示してあります。
毎年冬の時期はバーゲンもあるので要チェックです。


振り返って、
玄関右手はキッチンの展示コーナー。


大きく3つのコーナーに分かれています。
一つ目。


二つ目。


三つ目。


三つ目の食器を洗うスペース、
洗ったお皿を置くステンのスペースは、蛇口右側にも変更できます。
洗い手の、右利き・左利きによっても、その時の使いやすさでも変えられて機能的!


二つ目のテーブル・・・奥に細工小箱発見。
神殿みたいなカタチ・・優雅ですね。


細工箱の置いてあるテーブルの下はこんな感じ。


一つ目のキッチンのカウンター。
紅茶は・・オブジェ・・じゃなくて、ここで販売もしています。


この収納!!
この本格的システムキッチンはオリジナルデザインだそうです。


ゆっくり閉じる引き出しはちょっと感動します。
高さ・幅など自由に注文できるそうです。
・・・この美しいカーブとデザイン・・・。
材料はシカモアという木。濃い部分はウオールナット。


見上げると高い天井・・


聴こえてくる音楽はこのスピーカーから・・・
「スピーカーは楽器・・家具としても美しくつくりたい」という工房のこだわりが感じられます。


では、奥へ・・


ここから・・あれ?英国?という感じになっていました。


モリスの壁紙や生地・・全体で見ると選びやすいでしょうね。


代表の略歴。
と、雑誌ミセスのモリス特集。


お洋服も展示中。


冬のバーゲン中でもあるので毛糸の雑貨もでてました。
雑貨を引き立たせる照明器具も素敵です。


壁紙や照明などで僅かな場所にこんな素敵な洗面スペースができるのですね。


その壁紙。
ここからも選べるのでしょうか。


窓からのひかりも、カーテンの色によって、部屋のイメージがずいぶん変わりますね。


メディシンボックス・・というのだそうです。
トイレや洗面所の収納箱。
ホワイトオーク チョーク仕上げだそうです。


というわけで、その奥の洗面所へ。


照明の雰囲気が何ともお洒落れ。


先程の相談コーナーに戻ってきました。


手作り家具の中にはたくさんの資料・・


「家具やカーテンも含めたトータルな空間作り」・・
デザインから製作、取り付けを一貫して行っているそうです。
素敵な家具の隣に・・


木の質や色を見ながら・・・
お客さんのイメージを広げたり固めていったりするのでしょうか。
見ているだけでも、ワクワクして楽しそうですね。

見積は無料だそうです。

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安曇野市 食べる

ありあけ 山のcafe|山麓の落ち着いたスペースでゆったりした時間を|安曇野市穂高

一品、一品、とても手がかかっていて、心もこもっているから・・

「おいしい~!」
ちょっと隠れ家的な場所の、大きな窓から見えるりんご畑の風景も目からのご馳走です。

メインディッシュ・おかず・手作り味噌のみそ汁・ご飯の「日替わり定食」はもちろん、
地元でとれた季節の果物がたくさん使われた手作りケーキも絶品です。

住所:長野県安曇野市穂高有明7348-9
電話:0263-88-7850
営業時間:4〜10月 10:00〜18:00/11〜3月 11:00〜17:00
定休日:水曜・第1木曜
駐車場:8台

[googlemap lat=”36.379164″ lng=”137.83392″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市穂高有明7348[/googlemap]

松本方面からですと、山麓線の「宮城」の信号を過ぎると左へカーブがあります。
2012・10月現在、バイパスを通す工事が着工していますが、見通しが悪いので「注意」です。


カーブを過ぎ、「カフェ七か月」を過ぎると、


「森の果樹園」が見えてきます。
この手前を左折です。


果樹園の大きなりんごのオブジェが目印です。


天気が良ければ、有明山がバッチリ見えます。
お店は、この細い道の左側の最初にある建物です。


看板が出ています。


外観です。
手前に4台、奥にも4台、駐車スペースもかなり広いです。


お店の前の果樹園のリンゴが赤く色づいています。


大きな窓。
窓からの四季の風景も楽しみですね。


玄関。
では中へ。


大きな風除室(でしょうか)二間もとってあります。
手前にはベンチもあり、ゆったりとした雰囲気です。


奥は洗面所につながっています。


では、店内へ。


右手にカウンター席。
左手に二人掛け用の小さなテーブル席が一つ。


そして奥に4人掛け用のテーブルが3つ並んでいます。


入口の二人掛け席の窓から先程のリンゴ畑が望めます。
四季の移り変わる風景を見ながら、ひとりでゆったりお茶を飲むのもよさそうですねえ・・。


テーブルの後ろにはピアノが!
この高い天井だと音も響きそうですね。


カウンター席で、店主とお話しながらも楽しそうですね。
素敵な親子、母娘お二人で切り盛りされています。


カウンターのケーキ、思わず目が行ってしまいますよね・・。
この日は、目の前の果樹園さんの、紅玉のタルト。


黒板にその他の、本日のケーキの案内があります。
このあたりは季節ごとに美味しい果物が豊富にあるのです。


角の席は両方窓で、この解放感!
評判のケーキもさることながら、定食も美味しいのです。
お箸がセットされました。


カメさんの箸置き、かわいい!


定食のほかにトーストサンドなどがあります。


こちらがメニュー。


コーヒー、紅茶ともに種類が充実しています。
フレーバー紅茶もあります。


季節のおすすめの飲み物、
そしてルイボスティーのブレンドまであります。


定食が運ばれてきました。


こんな感じです。
(コーヒーか紅茶付き・1200円)


本日のメインはロールキャベツ。


おかずも1品1品、丁寧に味付けされていて、やさしい味ながらメリハリがきいています。
この日はズッキーニの天ぷら、りんごと人参のサラダ、柿とレンコンのマヨ和え、焼きブロッコリー。


お味噌汁とご飯が美味しいこと・・・


煮物、具だくさんです。


甘すぎない栗の渋皮煮・・の下にうっすら色づいた紅葉・・・
どのお料理も、繊細に味付けされていて、食べすすむと、味が重なってゆく感じでした。


とっても大きな梅、絶妙な甘さで後口を爽やかにしてくれました。


窓際の置物もほんわか・・・


壁に雑誌など置いてあります。
ひざ掛けなども準備されています。


天井も高くてきもちいい~。


+300円でデザート(2種)が付きます。
今回はデザートに合わせて、紅茶を頂いてみました。


ラズベリーソースのパンナコッタと、ショコラ。
ショコラの生クリームとオレンジ煮が合うこと・・・
そして、柑橘系の香りの紅茶との相性が、また抜群でした。


ケーキは持ち帰りもできます。
3日前までならホールでの注文もできるそうです。


玄関を出ると、
「山のcafe」さんで、心身リフレッシュした目の中に、
庭先の紅葉が鮮やかに飛び込んできました。

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安曇野市 食べる

カトマンズ|穂高駅そば・本格炭火焼き「ナン」が地元でも評判のネパール料理店|安曇野市穂高

このボリューム!

「オムカレー」・・日本人にはたまりませんよね、この組み合わせ。

カレーは25種類。辛さは「5段階」から調節できます。
炭火で焼いた「ナン」がとってもおいしいと地元でも評判。
豊富な種類のネパール料理が選べます。
そして何より店主のネパール人夫婦の笑顔がいいのです!

住所:長野県安曇野市穂高4303-1
電話:0263-82-2655
営業時間:ランチ 11:00~15:00 (L.O 14:30)
ディナー 17:00~22:00(L.O 21:30)
定休日:無休
[googlemap lat=”36.340468″ lng=”137.888169″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市穂高4303−1[/googlemap]

国道、大町方面から。
ちょうど穂高駅に通じる「穂高駅入り口」信号の前です。


「メガネストアー」の看板が目印。
同じ敷地内にあり、駐車スペースもかなりあります。
左奥です。


お店の外観。


入口です。


ドアを開けると、スパイスの香り・・・


正面テーブル席には、ひとりがけ用のテーブルも2席あります。
この日のランチタイムは、こちらは満席で賑わっていました。


左は大きなテーブル席。


ゆったり座れます。


カウンターもあります。


こちらはメニュー。
まずはランチセット。
A(699円) B(850円) C(1099円)セットのほかに、
アジアンランチ(1399円) スペシャルランチ(1499円)などあります。


他にEランチ(850円)、Dランチ(980円)、そしてお子様セット(650円)あります。


ディナーセットも種類が豊富です。
一部ですが・・
レディースセット(1280円)。
カトマンズセット(1450円)。


カップルディナーコース(4200円)。
キッズディナー(850円)もあります。


どちらの時間帯も、単品で「カレー」を注文することもできます。


「チキン」「マトン」「キーマ」「ベジタブル」「シーフード」
から、さらに中身を選べます。


「ナン」「ライス」から選べます。
「1品料理」は「サラダ」のほかに・・


他に「スープ」。
そして「タンドリーチキン」
「サモサ」「モモ」「シシカバブ」「ティカ」などもあります。


ドリンクも豊富です。


ネパールカレーのお店ですが、セットされているのは、お箸など、極めて日本的な感じがいいですね~!


こちらは、ネパールでは定食のようなもの。
どちらの時間帯でも食べられます。
カレー2種にサラダ、ヨーグルト、辛~い「漬物」(にあたるのかな。薬味?でしょうか。)ついてます。


ディナー時に注文した「ダル(豆)カレー」
食欲をそそる・・が、優しい味です。


「チーズナン」味も香りも満喫しました。


チーズがトロリ・・


で、つい注文したワインは、初めて飲んだ「インドワイン」。
横はラッシーです。


「真澄」など信州のお酒もあります。


夜はネパール国旗がライトアップされてるかんじになってました。
山から下りてきたお客さんも入ってきました。


ネパールのコースター、それぞれ味があっていいですね。


別の日のランチタイム。
奥には「和室」もあるのです。
お母さん、授乳中。
ここなら子ども連れでも安心ですね。


まずは、セットのスープ、サラダが来ました。
そして、カレー。


スープは香辛料は入っておらず、優しい味。


こちらAランチセットのカレー。


「オムカレー」(900円)


オムカレーにも、「ラッシー」「サラダ」ついてます。


セットの「ナン」が焼きあがってきました。
モチモチしていて美味しいです。


店内のネパールの写真も目を惹きます。


店主によると、「安曇野」と「ポカラ」はとても似ているのだとか。
山の高さや形は違えど、田園風景が広がっています。


彼の中では、左のポカラ近郊と右の浮世絵の雰囲気は同じだとか・・。


左写真のアップ。
棚田が広がっています。


布に染められたネパールの風景に温かみとなつかしさを感じます。


こちらは穂高東中の生徒の版画カレンダー。


ポカラから見た山の風景。


夫婦の笑顔がとてもいいので紹介してしまいました!


このご夫婦は、ネパールで、身寄りのない子供を保護し、養育を受けさせている個人施設を運営しているそうです。
募金も募っています。


食後の口直しに「クミンシード」


割引券等も置いてあります。


TAKEOUT(990円)もできるのです。
(メニューが決まっています。)


このように袋に入れてくれます。


割りばし、おしぼりも付いています。
近くの公園や河原で、ポカラに似た安曇野の田園風景を眺めながらピクニックもよいですね!

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松本市

花バスと阪急バス|松本ICから大阪までの「日帰りバス」と「夜行バス」|松本市

野菊でしょうか?
バスに1台、1台に描かれた「花」の種類が違うから、「花バス」という名前なんだそうです。

松本、安曇野市内から大阪に「高速バス」で行く場合、
2012.9月現在、「花バス(トラビスジャパン)」と「阪急バス(アルピコ)」があり、
出発時間や停留場所、金額で選べます。

今回は、松本インターを、朝一番4時50分発の「花バス」に乗り、午前10時に梅田着。
その日の夜10時に梅田を出る「アルピコ」の夜行バスに乗って、翌朝6時に戻ってくるバスの旅の様子をお届けします。

チケットはどちらもインターネットで予約、最寄りのコンビ二等で決済できます。

「トラビスジャパン」
http://www.highwaybus.net/
運行状況によりバス乗り換えあり
実車走行距離:約410km
所要時間(見込み):6時間30分
任意保険:対人無制限
塩尻北 みどり湖 岡谷  辰野 伊那 松川 飯田 安智
3700~4200円

「アルピコ交通」
夜行バスはこちらの会社のみでした。
もちろん昼間も走っています。
http://www.alpico.co.jp/access/express/matsumoto_osaka/

「花バス」の駐車場、少しわかりにくいです。
(「アルピコ」の駐車場とは別。高速の高架の反対側にあります。)
[googlemap lat=”36.229016728769466″ lng=”137.93483018875122″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市島立[/googlemap]
夜は特に、真っ暗で目印になるものが見えにくいので、少し詳しく・・。

松本市内からですと、高速の高架を過ぎ、
セブンイレブンを過ぎて・・


最初の信号機は、


「小柴」


この信号を過ぎて、最初のガードレールが切れた大きな出入口。
ライトでゆっくり確認しないと、通り過ぎてしまいます。


同じ場所から。
昼間だと、あの塔が目印で、広い敷地なのでわかるのですが・・
暗いと何も見えません。初めて利用される方は、地図で詳しく確認されてください。


駐車場に入ると、中の方、闇の中にこのような看板が見えてきます。
(せめて入口にあると助かるのですが)


駐車スペースは決まっており、1日1台300円でチケットと一緒に購入します。
プリントアウトしたものをフロントガラスに置いておき、駐車証明とする仕組みになっています。


闇の中「豊科」から出発したバスが到着しました。
運転手さんが懐中電灯で、名前と席を確認して乗車します。


高速に乗ると、東山から、だんだん夜が明けてきました。


乗客のいない停留所は飛ばしてました。
この日は岡谷のみで、あっという間に北アルプスも、八ヶ岳も見えなくなってしまいました。
辰野方面へ向かう車中もだんだん明るくなってゆきます。


シートも花がら。


辰野PAで休憩。


トイレ。
バスにトイレはついていないので、休憩ごとにトイレに行くことをお勧めします。


コンビニの中には信州のお土産物もたくさん売っていました。


だんだんと、車外の風景も見えるようになってきました。


朝日が注ぐ、伊那の田畑。


バス時刻も順調に進んでいるようです。
とても親切な運転手さんでした。


「駒が岳」でしょうか。


この日は松川PAで乗り換え。
2台が1台に合流して大阪に向かいます。


1台1台、花の種類が違うのです。
どのお花に乗れるかも楽しみですね。


花のところが上がって荷物を積み込みます。


人数も倍に増えて、出発進行。


中信から南信に行くと、同じ信州でも、咲いている花やなっている果物がずいぶん違います。
南アルプスでしょうか。
山の稜線を眺めながらさらに南下してゆきます。


山もずいぶん低くなり・・


木曽川を過ぎて・・・


草津PAで最後の休憩。


暑さ対策。
蒸気を飛ばしているのがわかるでしょうか。
涼しい信州を後にしたことを実感します。


駐車場はたくさんの高速バスが停まっているので、離れると見つけにくいですが、
花バスは一目瞭然!


さらに、乗り口で確認!


いよいよ、大阪圏内に入った模様です。
ちらっと見えているのは・・・


こんなに大きいとは、知りませんでした。
万博公園の「太陽の塔」。


市内。
反対車線との間に阪急電車が走っています。


川の向こうに、ビル群が見えてきました。


「梅田」到着。
阪急梅田駅まで歩いて2~3分のところでした。
往復の方はまたここから乗ります。

帰りは梅田のバスターミナルから、阪急の夜行バスです。
10時出発でしたが、関東、九州、各方面へ出発する人とバスで賑わっていました。

乗ったとたん、寝ている方もいるので、フラッシュはたけず、ちょっと見にくいですが・・。


3列シートの大きなバスです。
満員です。


すでにすべてのカーテンは閉められていました。


梅田を出た後は、長野県内以下のところに停まります。
降車ベルを押さないと素通りする仕組みだと、音声ガイダンスが伝えていました。


2段バス(1階が運転手)で、この階段を降りるとトイレです。
見えにくいですが、セルフのコーヒーなども置いてありました。


途中休憩があり、朝、6時に松本インターに到着。
明るいところで改めて見ると、大きなバスですね。


アルピコ専用駐車場も、降車場と反対車線。
高速から、車が飛ばして降りてくるので、横断は危険です。


終点・松本バスターミナル、朝日の方へ向かってゆきました。

どちらのバスも、大阪に用がある場合、
電車より安く(同会社で購入すれば往復割引もあります)、「夜行バス」を使えば滞在時間も長く過ごせるところが、メリットです。

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木曽町 観る

山村代官屋敷|約280年木曾谷を守ったお代官様のお屋敷跡|木曽郡木曽町福島

「山の幸」だけでなく豪華な「海の幸」も!

江戸時代・・車も冷蔵庫もなかった時代に、
渓谷にて、これだけのおもてなしをできたとは!その権力の大きさがわかります。

山村家は、木曽谷の徳川直轄地支配を任された木曽代官で、
福島関所の関守を兼ねていました。
山村代官の暮らしたこの御屋敷で、現存しているのは下屋敷の一部と庭園のみですが
山村家の文化資料、著書、調度品などが展示されています。

住所:長野県木曽郡木曽町福島5808-1
電話:0264-22-3003
開館時間:8:00~17:30、8:00~16:30(11月)、8:30~16:30(12~3月)
休館日:木曜日(12~3月)、年末年始
入館料:一大人300円、小・中学生150円、幼児無料、身障者100円(団体割引、他館との割引共通券あり)
交通:JR木曽福島駅から徒歩10分、中央自動車道伊那ICから車で30分、長野自動車道塩尻ICから車で50分
駐車場:5台(無料専用駐車場)、大型可(要予約)

[googlemap lat=”35.851688″ lng=”137.697782″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県木曽郡木曽町福島5808[/googlemap]


お屋敷玄関です。
十数段の階段がありますが、足の悪い方は階段を使わずに(↓)、


隣の小学校との間の、赤く舗装された道を上がってゆくこともできます。
なつかしい赤い丸ポストも木曾町にいくつか残っています。


「山村氏は鎌倉幕府の大学頭大江匡秀衡一族の流れを祖とし、木曽義元の食客となった ことにはじまり、木曽氏の重臣として活躍しました。後に関ヶ原に向う徳川秀忠の先陣を 承って活躍し、勝利を得たことから木曽谷の徳川直轄支配を任される木曽代官となり・・」と看板解説にあります。


玄関階段前が駐車場になっています。


門をくぐると、正面は「あずまや」。

左手に「山村稲荷」が奉られています。
「おまっしゃさま」という木やりを歌う狐が住んでいた、という伝説があります。


高い木々の中を抜けて左手にお屋敷があります。
日差しが強く蒸した町中からくると、明らかに空気が清涼に変わります。


「ゆったり歩こう」木曽町の地図。
関所跡など関連の場所も載っています。


屋敷玄関。
靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。


受付。
木曽町内の施設共通割引券などもありますので、関所資料館など行かれる際はあらかじめ割引券を購入することをお勧めします。


玄関からみた屋敷内。


進路に合わせて進みますと・・
まずは山村氏が儀式のときに使っていた鐙や鞍などが展示されています。


唐金のほかに金銀の象眼が施されています。


鞍も立派です。
馬に乗って、中山道を行き来した代官の姿は、人々にどのように映ったのでしょうか。


代官様の裃(かみしも)。
㊀という印が山村家の家紋だったそうです。


首には金糸での刺繍。


㊀の入った鮫小紋。
細かいすばらしい技術ですね。


甲冑。
当時の人はだいたい150センチくらいだったらしいです。


「甲冑の付け方」説明もありました。
・・重たかったでしょうね・・・「馬」はなおのこと・・・。


漆の食器にもすべて家紋が入っていました。


右の部屋には歴代代官様の「書」や「絵」が展示されています。


山村家と家臣の「印」。


木曾の草花の標本の中には、クロユリやチングルマなどもあります。


硯箱と煙草盆。


木曽五木。
手書きの説明と実物がとてもわかりやすかったです。

当時、檜を許可なく伐採した者は「打ち首」。
木曾の木を守ることがまずは代官の一番の大事な役目だったそうです。


絵と一緒に「貝あわせ」も展示されています。


トランプでいう「神経衰弱」。
女性たちが何時間もかけてやったそうです。


どれも、このように美しい状態で保存されています。


容れ物も豪華です。


9代の良由(よしたか)公は、島崎藤村の小説『夜明け前』にも名君として登場します。


当時すべて手作りで「本」がつくられていました。
内容も言葉も厳選されたでしょうね。


家系図と屋敷図。
この屋敷の隣は現在は「福島小学校」。
当時はすべて山村屋敷の敷地で、いくつもの庭や何十棟もの建物が立ち並んでいたそうです。


では廊下をわたって・・


翠山楼内部。
凛とした空気と同時に、なんだかとても落ち着く感じです。


木曽駒ヶ岳を借景とした庭。
「築山泉水式」というのだそうです。
雲の中からうっすら木曽駒のピークと稜線が見えました。


庭園から見た下屋敷。
山村蘇門の家臣であり学友でもあったという石作駒石の書斎「翠山桜」。


ここでおもてなしした料理がズラリと並べられています。


伊勢海老などの豪華料理に混じって・・


管理人さんのイチオシのアイディアはこの鍋料理。
火鉢、火箸の上に鍋を置いてます。確かに今の旅館などで個々に出てくる鍋料理の原型かも。


収める「石高」で料理の内容も変わるのだそうです。


こちらは食事でなく肴用だそうです。


なんだか、おせち料理みたいですね。


こちらは徳川家専用のもてなし料理だそうです。


盛り付け方もゴージャス。
これは菜の花だそうです。


着物も目を見張ります。


鶴や亀に施された金の刺繍・・。
どんな女性が袖を通したのでしょうね。


徳川家に料理を運ぶ時のお皿は・・


こんな大きな九谷焼。
富山湾で捕れた鯛や鰤を盛りつけました。
朱く塗られたところを持って運んだようですが、ひとりでは運べなかったでしょうね。


こちらは「おまっしゃさま」といって、屋敷が取り壊されるときに発見されたキツネのミイラを
守り神として祀ってあります。
普段は扉が閉まってますが、中にはほんとうに美しい姿のキツネが保存されていました。


当時の消防衣。
夏は麻、冬はウールなど。これにも家紋が入っています。


もちろん指揮する側の衣で火消はもっと動きやすいものだったようですが、
このまま現代のファッションショーに登場できそうな感じです。


その先へ進みます。


十二代目の山村良祺の書斎「看雨山房」。


この時代にしては天井が高いです。
薙刀の高さと関係あるとのことでした。


良祺代官様も、書斎からこの風景を見ていたのでしょうか。
「看雨山房集」をはじめ、4冊の書も残しています。


廊下を抜けると・・


最後の一部屋です。


9代目の山村蘇門も、小さい頃から読書や学問に励むことが何よりの喜びだったという勉強家だったとか。
どの代官も仕事をこなすだけでなく、残した絵や書の立派なことの驚かされます。


山村家所蔵の雛人形。
弘化4年のものは、顔も姿も大陸の雰囲気です。


雛祭りに珍しいお人形。
秀吉がその長子を肩に乗せています。


「書」のことはわかりませんが、ほれぼれする書体です。


今回は、管理人の奥様が屋敷内を案内してくださいました。
素敵な笑顔と、わかりやすい解説で、
贅沢な空間の中、時代を超えて、とても有意義な時間を過ごさせてもらいました。


手に持っておられるのは、楊枝の入った手づくりの記念品。
旅の途中、使わせてもらいました。

このお屋敷、
戦時中は山村家の疎開先として、戦後は日本銀行の保養施設になったりした時期もあったそうです。
庭園では年に数回お茶会も開かれています。

木曽福島で、中山道が賑わっていた時代にゆっくり思いを馳せたいとき、おすすめの場所です。

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暮らす 観る

特急「しなの」(2)|南木曽~名古屋|木曽川を下ってゆく風景

渓谷では透きとおる深緑だった木曽川も、最後は広く大きな河川となり、太平洋に向かって注いでゆきます。

急峻な木曾谷では、発電に使われていた水も、岐阜、そして愛知では穏やかに田畑を潤していました。
「しなの」の車窓からはその移りゆく風景を満喫できます。


運転席の横の車掌さんも・・


多くの乗り降りがあった後は、切符拝見に廻ってきます。
すべての列車が必ず停まるのは、長野、篠ノ井、松本、塩尻、木曽福島、中津川、多治見、千種、名古屋です。


「上松」の次は「南木曽」。
上松、南木曽はすべての特急が停まるわけではありません。
必ず停まるのは、長野、篠ノ井、松本、塩尻、木曽福島、中津川、多治見、千種、名古屋です。


少し町の雰囲気も変わってきます。


木曾の南端になります。


川幅も少しづつ広くなってきました。


木材所、発電所も多くみられます。
木曽川に架かる桃介橋 は有名です。


南木曽駅は、木曽郡南木曽町の読書(よみかき)にあリます。
この地名、最初は読めませんでしたが、素敵な名前ですね。


ところで、先頭車両では小さいですが、テーブルが使えます。


固定して、このようにいろいろ置けて便利です。


長野県を過ぎ、岐阜県に入りました。


山も穏やかになり、川幅もさらに広がってきました。


中津川駅です。


恵那山がよく見えます。


車内販売もあります。


自由席は最後の方ですが、何度か廻ってきてくれます。
ここでいったん整理して往復してました。


この列車では停まる恵那駅も、すべての特急が停まるわけではありません。


恵那山と木曽川。


田園が続きます。


水田も空も広がってきました。


「多治見」駅です。


すっかり住宅が増えてきました。


木よりもコンクリートの建物がどんどん多くなってきます。


先程までずっと見えていた木曾川はもう見えません。


山も見えません。


代わりに・・


大きな建物がふえていきます。


ほっとする一瞬の風景。


自由車と指定車の間に洗面スペースなどがあります。


こちらは洗面専用のスペース。
この大きな鏡、朝早いときなど大変助かります。


男性専用トイレもありますが、こちらは共用トイレ。


かなり広いです。
揺れるので、持ち手も付いています。


おむつ変える場所もあります。


トイレットペーパーの上には便座クリーナーもあります。


乗降ドア手前にゴミ捨てのスペース。


名古屋が近づいてきました。


車内も通勤客でビッシリです。


ケースに入れていた「犬」(電車では手回り品扱いになります)も、
息苦しそうになってきたので、ちょっと窓の外をのぞかせてあげました。


空も狭くなってきました。


高層ビルの群。


「名古屋」駅に入りました。


たくさんの人が下車してゆきます。


これは名古屋から新幹線に乗り換え、西へ向かう途中に見えた木曽川。
海のようにこんなに広く、とうとうと流れていました。

「しなの」の車窓からは、木曽川を眺めながら四季折々の車窓を風景を楽しめます。

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暮らす 観る

特急「しなの」(1)|明科~上松|奈良井川・木曽川を車窓から眺めながら

長野と名古屋を結ぶ「特急しなの」。
北アルプス、田園、木曽路の渓谷・・窓からの風景は飽きることがありません。

安曇野方面からは、1日に2便(2012夏現在)特急がJR篠ノ井線「明科」駅に停まります。


明科駅発車。


早朝の安曇野。
遠くに北アルプスが霞んでいます。


梓川と奈良井川が合流して犀川になるところも窓から見えます。


松本駅に近づいてきました。


新宿ー松本を結ぶ「あずさ」とすれ違いました。


「松本」駅、高架になっているホームへの通路が見えてきました。


ホームの待合室。


早朝ということもありホームに人はまばらでしたが、電車の中からは通勤のサラリーマン風の方々がずいぶん降りてゆきました。


平日ということもあってか、松本で乗ってくる方はまばら。
先頭車両、お隣の方はかなりくつろいでいる様子。


運転手さんと車掌さんの姿が見えます。


「塩尻」に到着です。


ホームには「しなの」自由席乗り口の表示。
この日は先頭の2車両でした。


頭上にも。


行き先を、色を分けて表示してあるのでわかりやすいです。
初めて信州に来る方には特に。


駅を出ると、塩尻らしい風景。
穂高連峰も見えています。


田畑、ブドウ畑・・北アルプスをバックに広大な平野が広がっています。


そして、少しずつ車窓に山が近づいてきて・・・


平野はなくなり・・


いよいよ木曽路に入っていきます。
漆器の町平沢を過ぎ・・


特急なので停まりませんが、車窓からまちなみを楽しめます。
各駅停車が通過待ちしているのは・・


「奈良井」駅。駅も、あじがある外観です。


木曾の谷間へも太陽が昇ると日差しは強く・・
皆さん、カーテンを閉めはじめました。


トンネルが多くなります。


トンネルを抜けては、山間にでて・・


その繰り返しです。
木曾ではこういう朱色の屋根が多いです。


さすがに銘木の産地。
材木所もよく目に入ってきます。


そして「橋」の多いこと・・。
奈良井川は日本海側に向かっていましたが、
木曽川は太平洋に向かっています。


トンネルを過ぎて、またトンネル・・
渓谷も深くなっていきます。


時々見える棚田の美しさ・・。


木曾の街並み、
中山道の宿場町の面影をまだ残しているところもあります。


木曽福島に近づいてきました。


駅には「SL」も展示してあります。


乗降でドアが開くと、木曽谷独特の清涼な空気が入ってきます。
御嶽山に登る登山客の姿もありました。


19号線と20号線が交わる「元橋」も見えます。
三岳村や大滝村へ行くルートです。


大きな道の駅を過ぎると・・


「上松」駅。
上松駅も明科駅と同じくすべての特急が停まるわけではありません。
必ず停まるのは、長野、篠ノ井、松本、塩尻、木曽福島、中津川、多治見、千種、名古屋です。


渓谷の美しさは目が離せません。


材木所、採石場もさらに目立ちます。


夏の緑も目に沁みますが、
真っ白な冬景色、秋の紅葉、春の桜と芽吹きの色・・四季それぞれの表情が楽しめます。


紅い橋は映えますね。


上りのときはアナウンスがありませんが「寝覚ノ床」近辺です。
下りのときは音楽と解説があります。

川の底まで電車からも見える美しさ・・・。

その(2)ではさらに木曽川を下って名古屋までご案内いたします。

カテゴリー
安曇野市 暮らす

おおにし動物病院(1)|有明駅そばにある地域で評判のホームドクター|安曇野北穂高

病院というよりは、かわいい「おうち」という感じの外観。

車でも、電車でも、バスでも・・便利な場所にあり、
飼い主も、ペットも、行きやすい明るい雰囲気。
ドクター、スタッフも、丁寧に対応してくれます。

住所:長野県安曇野市穂高北穂高2177-1
TEL:0263-84-0321
診察時間:月~金 8:30~12:00/16:00~19:30
土 8:30~12:00/16:00~18:00
日 9:00~12:00
休診日:第2木曜、祝日

[googlemap lat=”36.360291″ lng=”137.878882″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市穂高北穂高2177−1[/googlemap]

147号線「北穂高」の信号。
ちょうど反対車線の車があるあたりが病院です。


「北穂高」の信号すぐそばの「有明駅前」のバス停。
この後ろがJR篠ノ井線「有明駅」。
病院の看板はここからも見えます。


看板。


とっても広い駐車スペース。
混み合うときは車の中でペットと待ちます。
順番になるとスタッフが呼びに来てくれます。


こちらが病院。
玄関ポーチうえには・・・


可愛い!ロゴマーク。


反対車線から見た外観はこんな感じです。


では入口へ。


診察時間が表示してあります。

午後の開始が遅めなので注意!
その分遅い時間まで開いているので、仕事帰りでもOK!
日曜・午前も開いています。


診察表を持ったワンちゃんが「OPEN」


入って正面、診察室(3つあります)。


入口入って、右手が受付になります。
待合室全景です。


では受付へ。


いろんなところに、ワンコ、ニャンコのイラストやキャラクターグッズが・・。


再診の方は診察券を。
「診察」するのか、「お薬・フードのみ」か、で分けて入れます。


初めての方は問診票に記入します。


「院内では動物を放さないように」というお知らせ。


受付の一角にシャンプーやフード類も置いてあります。


犬用の歯ブラシも。


犬、猫それぞれ、伝染病の種類やワクチンなど。


6月から11月までは、犬はフィラリア予防が大切な季節なりますね。


狂犬病の予防接種、近隣に住んでいる人はここで「鑑札」をもらえます。


待合室、窓からの風景。
有明山が笠をかぶっています。
天気が良ければその奥の北アルプスもバッチリ望めます!


テレビを見て待つこともできます。
その下の棚には・・・


こちらはフードサンプル(犬用・猫用あります)。


各チラシなど。
「ペットシャンプー」などのチラシもありました。


壁に貼られている犬の系図。
こんなにたくさんの犬種があるとは・・。
見たことある犬はほんの一部かもしれません。


では、第2診察室へ。
緑のマットがひかれた診察台の上にペットをのせます。
自動で体重なども測定されます。


マットのアップ。
これも、わかりやすく、可愛いロゴですね。


犬の骨や目の模型を見ながら説明してくれることも。


レントゲンやエコーの結果も、画面でリアルタイムに説明してくれます。
男性、女性の獣医さんがいますが、どの方も、ペットにも飼い主にも、一生懸命対応してくれます。


些細なことでも、質問すると基本的なところから教えてくれます。


第2診察室から見える、隣の第1診察室。


こちらにもエコーがみえます。
この他にも、検査室、抗がん剤治療室、ICU、レントゲン検査室、入院室などあります。


こちらは、この日受け取った、フィラリアの薬。
錠剤タイプと肉キューブタイプから選べます。
こちら、肉キューブタイプ。
箱に与える日を忘れないように日付けを入れてあります。


こんなかわいいバックに入れてくれました(おまけ)。
前回はカレンダー(おまけ)だったそうです。


代金受けにも、ワンコたちが・・・。


そして、スヌーピーが!


帰ったら、うちのワンコはこのキューブ、美味しそうにあっという間に食べちゃいました。
ハートのシールも付いていました。
日付用のシールかな?

家族同然の「モノ言わぬ」生き物たち・・
以前「迷い犬」のときも、受付のスタッフが親身に対応してくれました。
何でも相談に乗ってもらえる病院があることは、とても心強いです。

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安曇野市 遊ぶ

安曇野气船 その2|30メートルの上空から安曇野を一望|安曇野市穂高

大きな音と同時に、大きな炎があがります。

「30メートルを侮ることなかれ!」とありました。
「係留」体験では、高度約30まで上昇します。
気球の中から見る景色は格別です。

気球が上がるまでをお伝えしたその1に続いて、その2では上空からと、気球がしぼむ姿もお伝えします。

安曇野气船 Nature Experience Club
住所:長野県安曇野市穂高8207-2
電話:0263-87-9828
FAX:0263-87-9831
URL:http://www.azuminokisen.com

熱気球予約専用電話:090-4180-9349 (10:00~17:00)
運行予定日:GWと夏休みは毎朝
春と秋は日祝祭日を予定(年度によって替わります。日程はホームページにてご確認ください)
開催時間:AM07:00 ~ AM08:00
搭乗時間:約5分コース(乗合い)
体験料金:中学生以上 ¥2,400 小学生 ¥1,600  未就学児 ¥100.

開催場所:Vif穂高 北グラウンド(豊科インターから車で15分)
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お客さんを乗せて気球が少しづつ上昇してゆきます。


気持ちよさそうです。


それでは入れ替えです。
スタッフの指示に従って、先の人が一人づつ出てきます。


スタッフが浮き上がらないようゴンドラに乗っています。
次の会の人が一人づつ入っていきます。
では一緒に乗せて頂いて・・・


おお、音もなくふわあ~と、地を離れました。
風船みたいです。


少しづつ上昇してゆきます。


スタッフや先発の人たちの姿が少しづつ小さくなってゆきます。


早朝の安曇野の空気は清々しく、みなさん満喫しておられます。


うっすら霞みはかかっているものの、東山や美ヶ原が見えます。
安曇平~松本平までよく見渡せます。
大昔ここは湖だったそうです。


南側の樹林帯。


上を見上げると球皮。
建物の30メートルから見る景色と、気球からでは
からだ全体で感じる空気感、・・・風の感じが違うのですね。


パイロットが、バーナーからの熱の調整による上昇、下降を行います。


バーナーも2系統乗っているのだと説明がありました。
それぞれ音が違いました。


音と同時に炎が上がります。


田植えが終わり、稲が育ち始めた水田が朝の太陽を受けて鏡のように光っています。


今度は少しづつ下降してゆきます。


次の方々が下で待っています。
この日は3回のフライトがありました。


着地のときは多少衝撃があるので、
ゴンドラの中で、少し膝を曲げるよう指示がありました。


では3回目の離陸。
スタッフがゴンドラから降りると、またふわあ~と浮き上がります。


「いってらっしゃい!」
降りた方は気球をバックに余裕の記念撮影。


3回目の上昇は省略して、最後の着地です。


ブルーシートの上を目指して着陸。


なんと、お客さんが乗ったまま担いでいきます。


端っこに・・・


着地させて・・・。
お客さんが降りたら・・・


おお、萎み始めました・・・!


おお・・・


ああ・・・


倒れました。


スタッフが球皮に集まり・・・


皆で球皮を畳む・・・


各自、撤収作業が進んでゆきます。


こちらは、先程のお客さんが帰られるのでお見送り。


こちらでは皆で空気を抜いて・・・


ゴンドラを荷台に乗せて・・


シートを、


かぶせて、


皆で球皮をしまって完了です。


「安曇野汽船」ロゴマークが車に貼ってありました。


窓のシールも気球!

気球からの風景も素晴らしかったですが、
スタッフが一丸となって行う
気球の「膨らむ」「上がる」「萎む」姿、見ているのもとても面白かったです。


こちらは冬のフリーフライトで、田んぼの中におりてくるところ。
今度は是非地上1000メートルまで風に揺られてみたいです。

秋・冬・春(12月~3月)は、係留ではなく約40分間の本物の熱気球も行われています。

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安曇野市 遊ぶ

安曇野气船 その1|熱気球とクリアボートで安曇野の自然を存分に味わえる体験プランを|安曇野市穂高

安曇野の冬、散歩しているとこんな光景に出くわします。

これは12月~3月に行われている熱気球のフリーフライト。
高度1000メートルからの、安曇野の大パノラマを満喫できるようです。

春から秋にも、この熱気球で「係留」飛行体験ができるのです(予約制)!

安曇野气船 Nature Experience Club
住所:長野県安曇野市穂高8207-2
電話:0263-87-9828
Fax:0263-87-9831
URL:http://www.azuminokisen.com

熱気球予約専用電話:090-4180-9349 (10:00~17:00)
開催場所:Vif穂高 北グラウンド(豊科インターから車で15分)
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早朝のグランドには安曇野气船のスタッフが集合。


車から何やら運び出されてきます。


シートがはがされると、大きなかごが・・。
ゴンドラですね。


そして大きな扇風機?
インフレーターという送風機だそうです。


大きなビニールシートが、グランドに広がっていきます。


一方で組立も着々と・・。


手分けして、
力を合わせて・・


係留用のロープのようです。


四方に広げて、


しっかりつないで・・。


こちらの設置は完了した様子。


おとっと・・
と思いきや、倒して寝かすようですね。


先程の紺の袋からは、球皮(エンベローブ)が出てきました。


球皮を引っ張って広げてゆきます。


こちらは球皮とゴンドラをつないで。


指示が飛んでいます。


おお、ひろがった、大きい。


先程の送風機で風を送っています。


膨らんできた・・


手が届く・・
いえ、手で止めているのでしょうか。


中に入って作業している様子。


遠くから見ると半分ぐらい膨らんできました。
安曇野气船の車の前が受付になっています。


係留のロープが上がると危険なので、
黄色いポールで立ち入りが禁止されます。


大きなバスが入ってきました。
大手の旅行会社の中にはわさび田での「クリアボート」体験と、
この「熱気球」で安曇野の自然を満喫するツアーもあるようです。


こちら受付。


写真もたくさん貼りだしてあります。


こちらが案内。


運行予定日:GWと夏休みは毎朝
春と秋は日祝祭日を予定(年度によって替わります。日程はホームページにてご確認ください)

開催時間:AM07:00 ~ AM08:00
搭乗時間:約5分コース(乗合い)
体験料金:中学生以上 ¥2,400 小学生 ¥1,600 未就学児 ¥100.


注意事項:小学生以下は一般料金にて中学生以上の保護者同乗が条件となります。
雨天、および風速3m/sで中止。
受付後も天候により中止の可能性あり。(08:00前後の遅い時間)
など。


おおお、だいぶん膨らんできました。


体験するお客さんたちも、順番に並び始めました。


パンパンだ・・


起き上がってきました・・


もう少し・・・


スタッフが飛び乗り着地させました!


「ボ~」という重低音とともに炎が上がりました。


準備が整った様子。


スタッフが、搭乗するお客さんに注意事項を伝えています。


お客さんたちが乗り込みました。


あがった、あがった・・
フワ~とあがりました。


ブルーシートが撤収されていきます。


空に風船のように浮かびました。


地上30メートル。
どんな景色が見えるのでしょうか。
では続きは「安曇野气船(2)」にて。

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松本市 食べる

半杓亭|「源智の井戸」のそば・小さな文庫のある静かな喫茶店|松本市中央

井戸から湧き出る水の音を聴きながら、ゆ~たり、の~んびりした時間を過ごせます。

2000冊ある文庫の本は店内で自由に読めます。
10年以上も前からいつも変わらないこの雰囲気。
炭火珈琲、玄米コーヒーと店主の手作りおやつも美味しいのです。

住所:長野県松本市中央3-7-12(瑞松寺の敷地内)
電話:0263ー33ー6187
営業時間:11:00ー19:00
定休日:木曜日と第1・第3水曜日
[googlemap lat=”36.232286″ lng=”137.972982″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市中央3丁目7−12[/googlemap]

松本郵便局を女鳥羽川方向へ過ぎて、最初の角をまっすぐ進んだ路地。
正面は「瑞松寺」です。


「瑞松寺」の隣の白い建物です。
手前は源智の井戸


この日もたくさんの人が水を汲んでいました。
ちなみに、半杓亭は独自の井戸水を使っているそうです。
どちらも美味しいお水!


「瑞松寺」玄関。
このあたりは道幅狭く、一歩通行も多いので、車はあまりお勧めしませんが、
車の方はお寺内に車を停められます。


建物外観。


この日は夏日の気温でしたが、簾がかかっていて見た目も涼しげ。


玄関です。


木の看板がしぶい・・。


案内が出ています。


「喫煙について」ドアに貼りだしてありました。
喫煙家にも禁煙家にもこれならありがたいですね。


玄関を開けますと・・・


松本民芸家具を使った落ち着いた雰囲気。
そして、ひとテーブルごと、くつろげるような空間がつくられています。


カウンター席もゆったりしたスペース。
陳列されている陶器もひとつひとつ、あじがあります。


店内突き当りにもうひとつ戸が・・。


蔵書2,000冊の「おおいど文庫」。


戸を開けると、こんな感じです。


貸し出しもできるんです。


絵本・ライトノベルから古典までの小説・食の本・仏教書など多種多様な本を読むことができます。


なつかしい本や・・・


読みたかった本・・
に、出会えるかもしれません。


でが、喫茶スペースに戻りましょう。
テーブルごとに置かれている花も器も素敵。


こちらメニュー。
デザート内容など、季節によって変わります。
それも楽しみの一つ。


おやつは、マクロビオティックの考え方に基づいたレシピ。
そうでないものも、白砂糖は使わず、粗製糖や国産小麦・良質のバターで作っています。


自家製ジンジャエール 500円
シロップはお好みで。
程よい甘さとのどごし・・。蒸し暑いこんな日は生き返ります!


源智の井戸の湧き出る音を聴きながら・・
慌ただしい日常を忘れるひととき・・


簾から時々心地よい風が入り・・


各テーブルにそっと置かれた花と器たちは、
主張はせず、でも心和ませてくれる・・


壁の仏像画もこころ鎮めてくれます。


足元のほのかな照明。


雑誌やチラシなどもたくさんあります。


「松本湧水喫茶」
手のひら(赤ちゃんの)サイズのかわいい手づくり冊子。


玄米コーヒーも売っています。


椅子の向こうは洗面所。


床に映る簾からの木漏れ日が揺れていました。

「半杓亭」の由来が「瑞松寺」のホームページにのっています(以下抜粋です)。
『永平寺の道元禅師が、谷川で柄杓に汲んだ水を使われた後、杓の底に残った水を無雑作に捨てることをせず、きちんと元の谷川に戻され、その半杓の水によって下流に住む人々が潤ったという、他を想う気持ちを大切にした教えがあります。 半杓亭では、道元禅師の”半杓”の教えのように、皆様の想いを大切にこのようなお店の名前を付けました。 』

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松川村 買う 食べる

oriza(オリザ)+パン食堂|玄米粉パン専門店の昼も夜も楽しめる「パン定食」と「スウィート」|松本市出川

お洒落で、カジュアルな店内です。

「健康的でバランスのよい、そしておいしい!パンやお料理やスイーツをゆっくり楽しんでいただきたい!」
というスタッフの想いで開店したパン食堂。

全てのパンやケーキも「リブレフラワー(糠部分も含む玄米粉)」でつくられているので、
体にいいだけでなく、香りもよくて、モチモチ!

住所:長野県松本市出川2-16-2  リバティ出川 1F
TEL・FAX:0263 (88) 5334
店休日・不定休
ホームページ:http://www.orizapan.jp/(定休日・詳しい金額などはこちらをご覧ください)

[googlemap lat=”36.214422″ lng=”137.97156″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市出川2丁目16−2[/googlemap]

「オリ吉くん」の看板が目印!
ヤマダ電機のある通り沿い、
「コスモ石油」と「車屋さん」の間の、路地を入ります。


松本駅方面からですと、「コスモ石油」手前を右折。


塩尻方面からですと、スズキの車の看板手前で左折。


曲がると左手奥に3階建てのアパートが見えます。


この建物の1階です。


窓の上に看板も出ています。


駐車場(8台)前のある、赤い看板も目印。


正面玄関。


ガラスには名前と、


「オリ吉」君も!


営業時間案内です。


入口でリャマが出迎えてくれます。


入ったらすぐパンのカウンター。


隣の工房に続くドア。
出来立てが運ばれています。


定番!
冷えても「モ~チモチ」。


バケットや食パン、いろんな種類があります。


春の季節。
ヨモギなどの旬のパンもありました。


試食コーナー、うれしい。
・・てか、かわいい。


クロワッサン、


ベーグル、


ブリッオシュ・・・すべて玄米粉です!


こちらでも飲める玄米コーヒー。
携帯にも便利。
身体が温まります。


こちらは、ワッフル・・ではなく、
玄米粉「リブレフラワー」を使ってできた、オリザのオリジナル商品「リッフル」です!


プレーンだけでなく、いろんな種類があります。


この他にも、ごま黒糖・ベーコンチーズなどいろいろなバリエーションがありました。


ケーキも「リブレフラワー」が使われています。
玄米粉のタルト生地やシュー生地はサックサク!
現在はtakeoutできます。


レジカウンターの奥に厨房が見えます。
清潔で明るい雰囲気。


小物もあります。


これは、置物。


こちらは売り物。


その奥が食事スペースです。


小物の置いてある裏はレコードジャケットが飾られていました。


テーブルによって雰囲気が違います。


天気が良ければ、窓から美ヶ原の王ガ鼻が見えます。
(この日も見えてますが、雲と雪の頂上が一体化してますね・・。)


天井照明もいいかんじ。


壁絵がどちらも素敵!


窓側は一人席。
これなら、仕事帰りなどに女性一人でも寄れますね!


丸テーブルもあり。


本棚もあります。
左ドアはトイレ。


メニューです。ちょっと小さいでしょうか・・。


メインメニューをアップで。


女性好みの応援タイトルが多いのは、
スタッフも女子が多いから!?


玄米コーヒーだけでなく、
自家焙煎コーヒもあります。
安曇野りんごジュースも飲めます。


こちらは玄米粉スイーツ。


食事・デザート注文の方は、ドリンクがセット料金(200円)で飲めます。


朝限定のパンセットや
シェフの自家製甘酒などもあります。


こちらは夜のメニューです。


ドリンクメニュー。
お酒、冷えてます!
玄米粉パンには、黒ビールや赤ワインがまたよく合うのです!


・・というわけで、ギネス(600円)。


運転の方には自家製炭酸水もあります。
ライムつき(600円)。


テーブルセット。
パン用にオリーブオイルと塩が置いてあります。


まずは前菜がやってきました。
季節の野菜など、見た目も味も、体がよろこぶ感じ。
食事メニューには三種の前菜とパンがついています。


オリザのパンがおかわり自由とはウレシイ・・。
種類もいろいろです。


こちら一番人気の「トマトとフレッシュモッツァレラのカレー」(1029円)。


「とろとろ牛筋カレー」(1155円)。


白身魚のソテー(1050円)。
2種類のソースから選べます。
この日は「枝豆」か「ふきのとう」でした。

どのメニューもパンとの相性バッチリで美味しいです。


玄米コーヒー。
写真では、黒いから一緒ですよね。


子供用?段ボールの机と椅子もあります。


パン屋さんのパン時計てなんかいいな・・・。

モーニングサービス 10:00~11:30
朝ドリンク 210円(コーヒー、紅茶、玄米コーヒー等)

ランチタイムサービス 11:30~14:00
食事メニューにはドリンク無料。

アフタヌーンサービス 14:00~17:00
フードメニュー(パン、スイーツも可)を注文すると、、
ソフトドリンクメニューが全品100円引き
但し、一人一品限り

ディナータイムサービス 17:00~20:00
お食事メニュー(パン、スイーツも可)を注文すると、
ドリンク(アルコールも可)メニューが全品100円引き
但し、一人一品限り

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安曇野市 食べる

bon vibant(ボン・ヴィバン)|森の中でゆったり本格フレンチを|安曇野市穂高

お皿に盛られた料理の、繊細さ、美しさ、楽しさ・・・

とても手が込んでいて、美味しいフレンチ。

それなのに、気取ってなくて、あたたかい雰囲気がお店に漂っています。
都心からのお客さんと一緒に行っても、地元の方と一緒に行っても、
安曇野の素材をふんだんに使った、心のこもったお料理に、皆さん感動されます。

住所:長野県安曇野市穂高有明2186-86
TEL:0263-81-5260
Lunch:11:30-14:00
Dinner:18:00-20:00(L.O.) 要予約
定休日:月曜日・第1日曜日
ホームページ:http://bonvivantweb.net/


山麓線を北上しますと、左手に入る路地には小さな看板がたくさん出てきます。
「紅茶専門店 きいないね」の黄色い看板が見えたら、アクセルを緩めて・・次の路地です。


看板が出ています。
手前が美術館「ビンサンチ」
奥に「BON VIVANT」とあります。
ちなみにこの看板後ろは「もみの木茶屋」、その向かいの建物(写真)は、ペンション「ぶたのしっぽ」です。


左折すると舗装されていない小径になります。
森の中へ・・


やがて右手に2階建ての建物「bon vibant」が見えてきます。
駐車スペースもかなりあります。


向かいは先程の看板の美術館「ビンサンチ」。


外観です。


「bon vibant」のマーク。
マークというより、紋章と言った感じでしょうか・・。
2000年開業とあります。


入口の木のドア。


ドア横に本日のメニューが出ています。
ランチは
A:(平日のみ)スープ+自家製パン+魚or肉料理+デザート+コーヒー  2000円
B:前菜+スープ+自家製パン+魚or肉料理+デザート盛り合わせ+コーヒー  3000円


では中へ。
風除室の紫陽花の鮮やかさがパッと目に入てきます。


風除室のシャンデリア。


洋書なども置いてあります。


では店内へ。
入って、左に4人掛けのテーブルが二つ。


真ん中、カウンターの奥が厨房になっています。


店内右は2部屋のスペースに、4人掛けテーブルが2つ。
2人掛けテーブルが2つ。


重厚でお洒落な木のテーブル・椅子です。


奥にトイレ。

ランチタイムは予約ができないので、先着順ということになります。
この日も、あっという間に、ほぼ満席で、表には「close」が出されました。


テーブルセット。


各テーブル、常に活き活きとした生花が飾ってあります。


こちらはドリンクメニュー。
残念ながら、今日はアルコールは飲めないので、
「ソフトドリンクは?」と聞いてみますと・・・


メニュー以外にも、本日のドリンク・・3種類ありました。
手づくりです。


イチゴ・・


生しょうが・・


ブルーベリー・・・
目も舌も、そして心もよろこばせてくれます。
各500円。
サイダーで甘味を調節してくれます。


メニューの中には既に終了したものもありますが、
メニューには載ってないものも・・
「旬」の素材が大切にされていることがわかります。
内容は、スタッフが丁寧に説明してくれます。

これは、載ってないメニュー・・。透明なお皿で運ばれてきました。
季節や素材に合わせて、お皿もいろいろ・・・楽しみです。


旬のアスパラがソースと絡んで・・たまらなく美味!

Bコースを注文しました。


こちらは、メニューの前菜「サーモンのパリパリタルト サラダ添え」
ホント、パリパリ!


自家製パンは、今日は、蕎麦粉のパンとライ麦のパン。


重みのあるバターナイフも素敵なのです。
パンはおかわりできます。
パンがなくなると、ランチ営業は終わるとか・・。


この日はゴボウのスープでした。
クリーミーでまろやか~な舌触り、そして牛蒡の香り。
こよなく素材を大切にされている感じが伝わってきます。


料理は1品1品、ゆっくり出てきます。
しみじみと、またはワイワイと・・ゆったりと語らいながら食事を頂くには、まさにうってつけです。

で、喉も乾くので、「ウィルキンソンのジンジャエール」(400円)
甘味が足りないときはシロップを持ってきてくれます。


いよいよ、メイン。
こちらは「信州和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」


円盤のようなお皿に盛られてきたのは・・


「仔羊のローストと肩肉の煮込み、盛り合わせ」


お肉、とろけそう・・


ジンジャエールのグラスに氷を補充しに来てくれました。
心配りが、お料理だけでなく、サービスにも行き届いています。


「信州産 黒豚ロースのソテー、バジルの香りにて」


お肉に切り込むナイフを持つ時も、細部のの細工にほっこり・・


バジルと黒豚の絶妙な香り・・
これはもう、「無理」です・・


運転しない私だけは、御許しを頂いて、グラスワイン(500円)を・・
フルボディでお料理にピッタリでした。


冬は暖炉に火がともります。
天井には・・


調理器具が飾ってありました。
デザイン、機能、・・調理器具は見てるだけでも、使うことを想像しても・・たしかに楽しい・・。


最後はデザート・・
中身によってお皿も変わります。


舌にとけるなめらかさと、パリパリ感の組み合わせ・・
友人が注文したのは・・中身はなんだったのか・・「美味しそう」しか思い出せません。
ごめんなさい。


イチゴ三昧!は、旬ならでは。


ブリュレも濃厚そう・・
イチゴの酸味・甘味が互いを引き立たせている感じです。


マンゴーのソルベは、後味サッパリ!
フルーツとの相性もバッチリ!


飲み物は、コーヒー、紅茶が選べます。


ミルクの入った牛さん・・・かわいい・・・。


お砂糖は、白・黒そして・・ちっちゃなハートが混ざってました。
トングもかわいい!


2006年の家庭画報では「美味しいものは田舎にある」というタイトルで、
玉村豊男さんが、このお店を紹介しています。


窓からの風景も心癒されます。
もともと隠れ家的な雰囲気もありますが、
ディナータイムは落ち着いた雰囲気の中、「アミューズ」がさらに加わり、豪華です。
厳選されたフランスワインも豊富です。

「BON VIVANT」とは、「GOOD LIFE」 “いい人生” という意味のフランス語だそうです。

ホームページには、「料理は芸術でも技術でもありません。私たちはお客様の幸せの為に給仕しています。」
とありました。
心のこもったお料理にも、サービスにも、さりげなさの中に、職人の気概を感じるお店です。

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安曇野市 食べる

豆んちcafe|八坂神社前・静かに楽しめる、自家焙煎コーヒーと自家製ケーキのお店|安曇野市豊科

紅茶もあるのです。

静かに一人の時間を味わいたいとき、
友人とゆったり語らいたいときにおすすめのカフェです。
「玄米にあう!!」という店主おすすめのタコライスもあります。

住所:長野県安曇野市豊科4246・3
電話:0263-72-7068
営業時間:11時30分~20時(LO19時30分)
定休日:火曜日

[googlemap lat=”36.298513″ lng=”137.908576″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市豊科4246−3[/googlemap]

閑静な住宅地の中にあります。
豊科支所や豊科公民館のすぐそばです。
右手が八坂神社、その向かい、可愛い(神社の木の高さに比べると)木があるところです。


4つの小窓が目印の平屋の建物。
駐車スペースもかなり広く10台はとまります。


目の前は八坂神社入口。


先程の木と、お店の看板です。


玄関。
春の日差しが強いためか、左の窓には簾が立てかけられています。


ドアに、営業時間の案内。


表に、メニューも置いてあります。


注意書きも。
「全席喫煙可」今では、逆に珍しいかも。
「6歳未満のお子様の入店はご遠慮」
こちらは、大人にゆっくりした時間を味わってもらうための配慮だそうです。


ドアを開けると風除室。
ここにも小窓が。フリーペーパーなど置いてあります。


ステンドグラスからのひかりも、何ともいい感じです。


上下にある小さな扉は、猫用?
か、と思いきや、風通し用だそうです。
左右でけっこう風が抜けるのだそう。


では店内へ。入って左はカウンター席が3か所。
こちらの、あじがある木の造りのカウンター席、


奥にも、小さなカウンター。
さらに奥に男女別のトイレ。


そして、先程の簾のかかっている窓のところのカウンター席。


入口のところには雑誌もズラリ。
本をもって来店するお客さんも多いようです。


その雑誌コーナーの向こう右側のテーブル席。
テーブルは壁側に2つ。


窓側に1つあります。
店内全体で20人くらい入れるそうです。


チーズケーキ、3種類あります。


「プレーン」「キャラメル」「杏仁」 各420円(飲みものとセットで320円)
お持ち帰りもできます。


メニューは窓側に専用の木枠でたてかけてありました。
内容は、玄関に貼ってあるものと同じです。


「コーヒーが飲みたいけど、今日は、お腹の調子も良くなくて・・。」
と相談すると、紅茶の中でもハーブが混ざっているものをすすめてくれました。


一口クッキーも付いてきます。


窓からは、神社の高い木々の緑に癒されるぅ・・


バラ、矢車草、カモミールの入った「ローズガーデン」490円。
いい香りです。
ほっこり。


高い木の天井も心地よい・・・。
プロペラまわってます・・。


外から見えた天井の小窓。
小窓の造り・・凝っています。


コヒー(一杯 490円)
焙煎度や豆の種類、参考の味解説があります。
販売もしています(予約のみ)。


表ならば、一目瞭然!
丁寧に焙煎されたコーヒーも美味しいです。豆はお好みで。


カウンターの置物、友人の木工作家さんの作品とか。
触るときもちいい・・木のぬくもりでしょうか。


ちっちゃな招き猫が可愛い!
また来るね!

以前来たときは、賑やかなリピーターさんたちと一緒になりましたが、
このお店に漂う静かな空間が、心地よく、
一人で黙々と読書されてる方も。
チーズケーキも美味しいです。

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松本市 観る

たてもの野外博物館 松本市歴史の里(7)|江戸時代後期に建てられた下級武士の住宅・木下尚江生家|松本市島立

明治2年、松本藩士の子として、この家に生まれました。

木下尚江は、新聞記者、弁護士、小説家として活動しながら
普通選挙の実現などの社会改革を目指して活躍した社会運動家です。
生家の雰囲気から、一人の歴史人物の生い立ちを垣間見ることができます。

住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は、当日開館し翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
入場料:大人(高校生以上)400 円 小人(中学生以下)無料
交通: アルピコ交通大庭駅→徒歩15分
長野道松本ICから国道158号経由1km3分
[googlemap lat=”36.231582″ lng=”137.93374″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市島立2196−1[/googlemap]


たてもの野外博物館の、入口を入ってすぐ右側の建物です。


右下の木の看板、
「木下尚江生家」赤い矢印が見えるでしょうか。


入口です。


広い土間が見えます。
玄関に写真が飾ってあります。


この方が木下尚江。
昭和11年、晩年の撮影です。


玄関すぐ右は「とりつぎ」になっており、障子が全開なので、縁側まで見渡せます。


生家案内のアップ。


玄関から見えるので気になってました。
土間にこんなものも置いてあります。
味噌作りに使っていたようです。


彼の著書から抜粋された文章もあります。
当時の生活ぶりが、温度をともない、伝わってくる感じです。


土間にはいろいろ資料が展示してあります。
「木下尚江さんはこんな人」


「木下尚江の生涯」
イラスト入りでわかりやすいです。


著書「神 自由 人間」からの抜粋。


「木下尚江を巡る人々」
「同志」「敵対」など色分けされていてわかりやすいです。
彼が影響を受けた、政治家の田中正造とは、その死期にも立ち会い、看護を行いました。


「尚江再評価」
~「松本の恥」から「民主主義の先達」へ、とあります。
松本・城山公園にある、機関車の形をした顕影碑の写真が印象的でした。


そして土間突き当り。
勝手口はかんぬきになっていました。


そして右手が室内への入口になっています。
実際はこの部屋は台所だったところ。
右に竃が見えます。


竃(かまど)


ここにも、著書からの抜粋があります。
幼年時代、母親がこの前で、石を切って火を取る音や、焚き付けの白い炎が立ち上る姿の記憶が記されています。


当時は、煙が立ち上っていったのでしょうか。


ここで、「松本市歴史の里」ロゴ入りのスリッパにお履き替えます。


「居間」では解説映像も見れます(15分)。


「居間」「取次の間」、奥は、


「寝室」「客間」と広々しています。


資料も、この落ち着いた雰囲気の中で、閲覧できます。


お茶をたてて、もてなしたのでしょうか。


縁側から、館内の和風裁判所が、見えます。


・・・何か干してあります。


どんぐり。
煮出して染料にしたようです。
ここにも幼少期の思い出が著書から抜粋されています。


外から見た「縁側」。


来館者用の書き込みノート、
イラスト付きで、「うちの父に似てる」。
ほのぼのしたメッセージに、思わず、クスッ・・・似てる!

木下尚江を知らない人でも、この家の中で、その生い立ちや思想、
そして、当時の時代背景や、生活の様子が、わかりやすく展示されています。
なぜか、心地よい、しばらく離れがたいような空間でした。

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松本市 観る

たてもの野外博物館 松本市歴史の里(6)|江戸時代後期の旧奈川村の旅人宿・工女宿宝来屋|松本市島立

松本市重要文化財です。

明治から大正にかけて、飛騨地方から諏訪・岡谷の製糸工場へ向かう工女たちが大勢宿泊したそうです。
見た目よりもずいぶん広い宿の中。
道具類もそのまま保存されており、当時の山里の暮らしが窺えます。

住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は、当日開館し翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
入場料:大人(高校生以上)400 円 小人(中学生以下)無料
交通: アルピコ交通大庭駅→徒歩15分
長野道松本ICから国道158号経由1km3分
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電球の下の空間が入口になります。
左側の側面は・・


こんな感じ。
すべて雨戸が閉まるよう設計されているようです。


さらに裏から見るとこんな感じで、屋根の上には石が置かれています。
「石置き板葺き屋根」というそうです。
縁側のところでは、「建築ワークショップ」が行われていました(要・予約)。


では、中へ入っていきましょう。


案内板に平面図もあります。
写真・真ん中の女性は、工女に慕われていた宿のおばあちゃんのようです。


入口に入る前に「厠」はありました。つまり、外です。
手洗い場も残っています。


こちらは、外でなく、入口・雨戸の中にある「馬屋」。
かなり広いスペースです。


模型もあります。


玄関。広い!
出入り部分は、かなりすり減っていて、本当にたくさんの人が、ここを利用したことを肌で感じます。


玄関周りには、つい最近まで使われていたような道具がずらり・・・。


この広い土間は、玄関や台所や道具置き場・・いろいろ兼ねていたのでしょう。


野麦峠の冬は大変だったことでしょう。
実際はもっとたくさんここにかかっていたのでしょうか・・・。


かんじき、ゲタ版・・ってことは足袋・・・。


すべて手作りの時代。
濡れたものをここで乾かしていたのでしょうか。


道具箱の置かれているここは「寝べや」。


こちらは「味噌べや」


「小部屋」にはたくさんの道具類。
臼があります。蕎麦を挽いたのでしょうか。


「いどこ」と言うそうです、この空間。
囲炉裏が二つきってあります。
工女たちで賑やかだったのでしょうか。


鉄瓶もずいぶん大きいです。


囲炉裏の上は・・・


ずいぶんいぶされていますね。
歴史を感じます。


高い天井の壁には・・


「神棚」
下の物入れには手紙や書類を入れた、とあります。


「いどこ」の引き戸、次の間?押し入れ?
と思いきや、開けると階段!
2階へ続いています。


狭く、かなり急な階段の上には、こんな広い空間が。


「寝べや」の札。
そう、寝室、というよりまさに寝べや、という言葉がぴったり。


大勢の工女がここで疲れを癒したのでしょう。
薄暗い中、障子明りが何とも風情がありました。


この障子、外から見ると、この2階部分になります。


また1階に下りてきました。
「本座敷」「座敷」とメインの部屋が2部屋。
そして、「中の間」「板の間」とあります。


一角で、糸紡ぎ体験できます。
なぜか、座布団とセットで「おかみさん用てぬぐい」が置いてあります。


当時の暮らしの再現映像もあります。(33分)


ケースの中には貴重な資料も。


珍しい道具類も。


旅館ならではの品もあるのでしょう。
どれも、いぶされ、使いこまれ、あじがあります。


外に「野麦峠工女碑」がありました。
少女たちの姿が何ともいたたまれません。
この宿も「工女哀史」の一つなのですね。

では次はシリーズ最後の「木村尚江生家」へ行ってみましょう。

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松本市 観る

たてもの野外博物館 松本市歴史の里(5)|昔ながらの糸ひき実演も行われている旧昭和興業製糸場|松本市島立

今にも動き出しそう・・・。

館内はどこもきれいに手入れされていますが、動態保存を目的に移築された、ここはまた格別。

大正14年から平成7年まで操業していた、繭から生糸をひく製糸工場を、
設備・機械類も含め、下諏訪町から移築したそうです。
昔ながらの技術で生糸をひく実演も、定期的に行われています。

住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は、当日開館し翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
入場料:大人(高校生以上)400 円 小人(中学生以下)無料
交通: アルピコ交通大庭駅→徒歩15分
長野道松本ICから国道158号経由1km3分
[googlemap lat=”36.231582″ lng=”137.93374″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市島立2196−1[/googlemap]


右手は(4)の「展示・休憩棟」。
真ん中煙突の建物が「ボイラー室」。
そして左が製糸場です。


近づいてみましょう。
この赤い屋根は、遠くからも見えました。


入口です。


入口案内板。
輸出用(ストッキング)でなく、国内(着物地)用の「太糸」を生産していた、
当時の典型的な小工場だそうです。


「煮繭」(しゃけん)と読みます。
糸のほぐれをよくする作業です。


ここで行われました。


この器具が使われていたようです。


これで蒸したのでしょうか・・。


使いこまれた札や、時計もそのままで、
明日から、またみんな出勤してくるかのような雰囲気・・。


糸の数などの札なのでしょうか。
チョーク後もそのまま。


奥の物置に道具たちが整然と並んでいました。


トイレ。
使用されていませんが、当時のまま。このつくり、なつかしい・・・。


右奥は「選繭(せんげん)」という作業に使われたかご。
良い繭だけで糸ひきできるように、虫の害を受けた繭などを左の木の箱に分けてあります。


向かいのスペースにはいろんな道具が山積されてます。
どれもあじがあります。


桶も台車も重たそう…だけど…かっこいい。


「玉繭繰糸」
玉繭とは蚕が2頭で一つの繭をつくった際の「規格外の繭」のことだそうです。


「玉繭だけだと糸がうまくつながらないから、普通の糸も混ぜてひく」
のだそうです。


「繰糸」とは、繭から糸をひきだしその何本かをあわせて1本の生糸にすること。


ここが実際の作業場。


一人一人の椅子に座布団が置かれてます、
が、長時間は大変そうですね。


近づいてみます。
右上にかけられている札は、時計の下にあった札のようです。


磨きこまれている作業場と道具類。


鍋のお湯は90度もあるのだそう。
小さな器に水をため、時々指先を冷やしながら糸をひいていたそうです。


頭上には糸枠がたくさん・・・・


片隅にも所狭しと・・・


どの道具も見とれるくらいきれいだなあ・・・と感じつつ・・・、
糸ひきは、とても根気のいる、大変な作業の様にも思えました。


その奥の部屋は・・


右は次の工程の作業場、


左は応接コーナー。


今にもお客さんでも入ってきそうな玄関。


レコードは来客用?休憩用?


掃除道具の塵取りなどは、当時のまま、今も使用されている感じでした。


棚には、招き猫と観音様が隣り合わせに!


「束装(そくそう)」とは、生糸をまとめ、決められた重さの「括」にすること。
しめくくりの大事な仕事だそうです。


この道具が・・・、


その「括造器」。


そして「検査」。
決められた糸の太さになっているか、毎日成績が発表されたそうです。


この道具、


「セリプレーン検査器」というそうです。
生糸の品質を検査しました。


ショーケスに生糸や製品などが飾られています。


養蚕から、製糸、布になるまでの過程は、本当に複雑で、
多くの専門家の手が必要でした。
今の「使い捨て」の時代には見えないことがたくさん詰まっている気がします。


窓の向こうは晴れていれば北アルプスも望めることでしょう。


糸ひき体験もできます。

年に何度か行われている糸ひき体験の講座、
当時の器具をそのまま使って、という体験は他ではなかなかできないことでしょう。
一度是非参加したいものです。

さて次は製糸工女たちが大勢宿泊していたという「工女宿宝来屋」(松本市重要文化財)へ続きます。