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あづみの公園【大町・松川地区】|サウンド・オブ・イルミネーション’11~’12|大町市常盤

今年(2011~12)の国営アルプスあづみの公園のイルミネーションは、堀金・穂高地区、大町・松川地区で同時開催のツイン・イルミネーション。両公園合わせて50万球の電球が公園を彩ります。堀金・穂高地区は『煌めく銀河』、大町・松川地区は『サウンド・オブ・イルミネーション』というテーマです。
なお、同日なら1枚のチケットで両公園に入園できます。

大町・松川地区『サウンド・オブ・イルミネーション』の方へ行ってみました。
サブタイトルは「アルプスと響きあう音と光のファンタジー」。
サウンド・イルミや、真実の愛占い、光のロードトレイン、ムービングスターなど、音と光が融合した様々な仕掛けのイルミネーションがありました。

<<過去のあづみの公園のイルミネーション記事>>
あづみの公園【大町・松川】|真冬のイルミネーション’10
あづみの公園【穂高・堀金地区】|森の光物語’10
あづみの公園【穂高・堀金地区】|森の光物語’09

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【開催期間】2011年11月3日~2012年1月15日
【開催時間】16:30~21:00
【休園日】月曜日
【入園料】大人:400円(65歳以上200円)・小人:80円(小中学生)幼児無料
【TEL】0261-21-1212
【住所】大町市常盤7791-4
12/31は堀金・穂高地区でカウントダウン・イルミネーション開催
12月2~25日の金・土・日・祝は無料シャトルバス運行
【HP】http://www.azumino.go.jp/

今までは「穂高・堀金地区」→「大町・松川地区」という順で開催されてきましたが、今年は両地区同時開催。
2011年11月3日~2012年1月15日まで楽しめます。

去年までは16時以降の入園は280円でしたが、今年は400円。通常料金です。
そのかわり、同日ならこのチケットで「穂高・堀金地区」「大町・松川地区」両方入園できます。

「サウンド・オブ・イルミネーション」というタイトル通り、随所に音楽の仕掛けがしてあります。

草太と木子のサウンド・イルミ

備え付けのハートに触れると、音楽が流れ、それに合わせてイルミネーションが点灯します。

こんな感じで・・・

それほど長い曲が流れるわけではないので、回転率は良いです。

真実の愛占い

口の中に手をいれると・・・

大きなハートのイルミネーションで二人の相性を占ってくれます。

占い結果は4タイプ。

真実の愛占い「かもね」バージョン

流れる光の洞窟

空中回廊のサウンド・イルミへ向かう光が流れるトンネルです。

毎年、空中回廊はピッカピカですね。

サウンド・イルミ「森のパーティ」

空中回廊から見下ろす光の森では、深い森を背景に音楽に合わせた光のパフォーマンスが楽しめます。

音楽は、複数の曲を5分ごとに演奏しており、曲と曲の間はオルゴールのインストルメンタルが5分間流れます。

森の体験舎では、ムービングスターという天井や床を縦横無尽に動くムービーショーが見れます。

中央には焚火。、あたたまりますよ~♪

きれい~☆ これは考えましたね。
最後に花火があがりますよ。

体験舎の前には移動販売車がきてました。

光のロードトレイン  (森の体験舎前→インフォメーションセンター前)

電飾に飾られ、ピカピカのロードトレイン。
雪が降る前までの期間限定。乗車は無料。
定員は50人なので混雑している時は乗れないこともあるそうです。

17時~20時30分まで30分おきに運行しています。

イルミネーション機器が乗っている部分はトトロなどぬいぐるみでカバー。
ファンタジーな雰囲気を壊さない努力がうかがえます。

まるで銀河鉄道??
ロードトレイン出発~到着までの一部始終。

久々に来たら、レストランのメニューが変わってました。
夕方のメニューは体が温まりそうな麺類が多いです。

信州黄金シャモそば  850円

塩の道ラーメン  750円

トッピングに信州黄金シャモがのっています。

米粉ピザ  750円

園内のイルミネーションは全て自家発電。
燃料は環境にやさしいバイオディーゼルなどを使っているそうです。

電飾で彩られた草太と木子が毎週末どちらかの公園に出没するそうなんですが、今回は出会いませんでした。
きっと、穂高・堀金の方ですね。
両公園行きたいところですが・・・ゆっくりまわってたので時間がありません、また機会があれば穂高・堀金地区の方も行ってみたいと思います。

トライアングルイルミネーション『光の競演 安曇野光物語』
安曇野市内では今年も「国営アルプスあづみの公園」「安曇野の里(ビレッジ安曇野)」「八面大王足湯」をイルミネーションが彩るトライアングルイルミネーション『光の競演 安曇野光物語』を開催しています。
寒さ対策を万全にしてお出かけしてみてはいかがでしょうか。

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黒部ダムレストハウス|ダムを眺めながら黒部ダムカレー|富山県中新川郡立山町御前沢

ダムレストハウスは、ダムの景色を楽しみながら食事やショッピングができる施設です。
こちらの黒部ダムカレーは、ダムのエメラルドグリーンを再現した緑色のカレーです。ちなみに黒部ダムラーメンも緑色。
お土産売り場には、ダムオフィシャルグッズが豊富に取りそろえられています。

3階はくろよん記念室になっています。
ダム建設の記録映画「くろよん物語」が上映されていたり、当時の苦労やダム建設について学ぶ事が出来ます。(入場無料)

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【営業時間】 AM7:30~PM5:00(4月10日~11月30日)
【お問い合わせ】0261-22-3402
【HP】http://www.kurobe-dam.com/

扇沢駅
関電トンネルトロリーバス
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】
黒部湖遊覧船ガルベ

黒部ダム駅の連絡通路(トンネル)を出てすぐのところにあります。

1階には・・・

黒部ダムの案内所

ふぉっとダムの写真購入窓口

「ふぉっとダム」はダム上右岸ウイングと新展望広場の2ヶ所に設置してあります。
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】

軽食・ドリンクコーナー

写真付きメニュー

食券制です。

レストハウスの前にはベンチがたくさん

暖かい日はダムを眺めながら休憩するのにちょうどいいです。

ここのオススメは山いちごソフトクリーム 300円

自動販売機

缶が150円、ペットボトルが200円・・・観光地価格です。

奥は売店と休憩所になっています。

寒い時はこちらで温まりましょう。

2階へは、案内所横の階段から登ります。

レストラン

窓側のカウンター席に座れば、ダムの景色も楽しめます。

こちらも食券です。

セルフなので、番号を呼ばれたら取りに行きましょう。

やっぱり水は破砕帯の湧水!!

洗面所の水も破砕帯でしょうか? 飲料水という表示はありますが・・・。

子供用のイス

足がブラブラしないやつ。式場とかにありそうなシブいイスです。

黒部ダムカレー 1050円

ここに来たからにはコレでしょう!!
ほうれん草入りのグリーンカレーです。

ご飯は堰堤、ヒレカツは流木とガルベ、ポテトサラダは放水、キャベツは放水の水しぶき、パセリは対岸の木、ラッキョウは外階段のコンクリートを再現しているということです。

ダムの水を飲んでる気分になります。。。
味はともかく、黒部ダムに来た記念にはいいでしょう。

辛さは中辛くらい。
子供には辛いので、お子様ダムカレーを。

黒部ダムカレーのポスター

大町のいろいろなお店で食べられるので食べてみてください。

黒部ダムカレー物語

昭和三二年五月、長野県大町市から黒部ダムへ通じる大町トンネル(現:関電トンネル)工事も佳境に入った、まさにその時、工事現場は破砕帯にぶつかり毎分四〇トンもの出水にみまわれてしまいました。水温はなんと四℃。そのような厳しい環境のななかでも工事は二四時間休みなく行われました。あまりの寒さに唇を紫色に腫らし震えながら戻ってきた作業員達が何よりも楽しみにしていたのが“飯場”のピリ辛カレー。カレーのひと口ひと口が胃の中で燃え上がり、冷え切った体を温めて作業員の心の拠り所となっていたそうです。
黒部ダムの完成後も扇沢大食堂(現:レストラン扇沢)で「アーチカレー」との名称で昭和四〇年代初頭から提供され続けるなど、黒部ダムとカレーの縁は今日に至るまで引き継がれ、平成二一年七月からは大町市内の飲食店においても“現代版黒部ダムカレー”として提供されることとなりました。

黒部ダムラーメン 900円

こちらもとことんダム湖の色にこだわったメニューです。
トッピングは、チャーシューと目玉焼きという珍しい組み合わせ。

スープの見た目はアオミドロ・・・。

目を閉じて食べると、塩ラーメンみたいな感じ。
思ったよりおいしかったです。

レストランの横はお土産売り場

黒部ダムオリジナル商品がいろいろ並んでいます。

チョロQ

トロバスはともかく、ガルベまでチョロQなんですね~。

関西電力オリジナルトミカ

普通のトミカ3台分のお値段です。

ジグソーパズル

トロリーバス型のお菓子

防寒具や日焼け対策用品

なぜかこんなところに、北アルプス牧場のアイス

階段を登って3階へ。

くろよん記念室

営業期間 4月10日~11月30日まで
営業時間 7:30~17:00(11月6日以降は8:30~16:00まで)
見学無料

ダムの縮尺模型、断面立体図の他、破砕帯の岩などが展示されています。

こちらもレストラン同様に、窓側のカウンターからダム湖の景色を楽しめるようになっています。

壁に埋め込まれたモニター

電源開発の意義や黒部ダム建設の様子など、黒部ダムが完成するまでの歴史を映像で紹介。

黒部川第四発電所の説明

冬季の厳しい気候条件から発電所を守ると同時に、国立公園特別地域にあたる一帯の自然景観を保護するため、送電線引き出し口意外の施設が全て地下に設けられています。

黒部川開発のあゆみ

トンネルの中にあるような映写室

ダム建設の記録映画「くろよん物語」が常時上映されています。

スクリーンの対面側には、トンネル掘削工事の現場が再現されています。

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黒部湖遊覧船ガルベ|日本一高所を航行する遊覧船|富山県中新川郡立山町御前沢

黒部湖は最高標位1,448mになる日本一高所にある湖です。
ガルベはここを約30分かけて一周します。
雪解け水が集まってできた神秘的なエメラルドグリーンの湖面と、立山連峰、後立山連峰、スバリ岳、針ノ木岳・・・などの雄大な自然を満喫できます。

「ガルベ」とは「黒部」の語源といわれるアイヌ語から、安全運航を願って付けられた名前だそうです。

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【運行期間】6月1日~11月10日
        ※黒部ダムの水位低下などにより、運休することがあります
【営業時間】9~15時(約40分ごとに出航、季節変動あり)
【乗船料金】大人930円 子供470円
【定員】 80名(椅子席46、立席34)
【お問い合わせ】くろよん観光総合予約センター/0261-22-0804

扇沢駅
関電トンネルトロリーバス
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】
黒部ダムレストハウス・くろよん記念室

遊覧船は40分に1本

黒部湖駅の前、黒部湖畔に通じるトンネルの方へ。

ここのトンネルは天井が低く感じます。

暗くて、ひんやり・・・。一人で歩くにはちょっと怖いです。

トンネルを抜けると、ロックシェッドで覆われた湖畔の遊歩道にでます。

地震により、歩道が崩壊しているところもあるそうです。

ガルベ乗り場までは大丈夫でした。
その先の歩道が危険なのだと思われます。

湖畔歩道から見た黒部湖

紅葉した木々やススキ、エメラルドグリーンの湖、山・・・
秋の黒部湖はとってもカラフル!!

少し歩いた先に、切符売り場と休憩所があります。

切符売り場の窓口

窓口の横は、お土産やお菓子、ドリンク類売場。

その奥が休憩所です。
ストーブも用意してあるので、朝方など寒い時はここで温まれますね。

少し時間があったので、周辺を歩いてみました。

御山谷歩道周辺案内図

展望休憩所まで1kmということなので、散策してみるのも楽しそうです。
ただ・・・「きけん」という張り紙があったので、今回はあきらめておきます。

カンバ谷つり橋

船着き場のすぐ近くにあります。
ここから先が御山谷歩道。ロッジくろよん、平ノ渡方面に通じる歩道です。

真下を見るとこんな感じ。

こんなに浅い所までエメラルドグリーン感たっぷり。

ガルベ乗り場

木の待合用ベンチがあります。
ちなみに、ここは禁煙です。

10分前くらいになったら改札口に並びます。

ガルベの乗船券 (半券切り取った後ですが・・・)

船着き場

階段が湖のもっと下まで続いています。
湖の水位によって、船着き場の位置も上下します。

何段あったか・・・?ですが、建物2階分くらい降りました。

船全長 は16m

船首部分

前のドアは船長さん用。

後ろのデッキの方から乗船します。

混んでいる時は立席で。(定員34人)

船内

椅子席の定員は46人。

操縦席

椅子はオフィスチェア!?

座席はドリンクホルダー付

椅子の下に救命胴衣が置いてありましたが、使い方などの説明はありませんでした。

サンルーフと合体してるような感じの窓

紅葉や空も見えてきれい☆

ガルベからだと、ダムを湖面から見ることができます。

いよいよクルージングスタート!!
カンパ谷船着場から針ノ木谷まで往復11.5kmを30分かけて遊覧します。

すごい水しぶき!!

御山谷半島のところ

小さく見える家は、平の小屋です。

詳しくは動画でご覧ください。

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黒部ダム【2】|日本一のアーチ式ダムと紅葉|富山県中新川郡

黒部ダム【1】のつづきです。

紅葉の見頃の時期に行ってきました。
放水終了後の黒部ダムと黒部湖駅の様子です。

黒部ダムはアーチダムの中でも、力学的に最も進歩したアーチ式ドーム越流型ダムで、お椀を縦に割ったような形をしています。
堰堤の長さ492m、高さ186mで、日本一を誇り世界でも最高クラスに入ります。
アーチ式ダムは、貯水した水の圧力を両岸の山で受け止める方式で、他方式のダムにくらべ、ダム体積が小さいためコンクリート量が少なく、建設工期が短く経済的なことが特徴です。
発電所は、アルプスの自然景観への配慮と雪崩から施設を守るため、ダム下流10kmの地下に設置されています。

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黒部ダム
富山県中新川郡立山町芦峅寺
くろよん総合予約センター/0261-22-0804
【HP】http://www.kurobe-dam.com

扇沢駅
関電トンネルトロリーバス
黒部ダム【1】
黒部湖遊覧船ガルベ
黒部ダムレストハウス・くろよん記念室

ダム堰堤の石碑の向かい側にあるのは、殉職者慰霊碑。(松田尚之氏作)

「尊ききみはしらに捧ぐ」と刻まれています。

トンカチ持っている人やスコップの人もいれば・・・

ツルハシを持つ人、その隣は服装的に現場監督さん?

働く労働者6体がレリーフになっています。

その隣には、黒部ダム工事による殉職者171名の名前が刻まれた慰霊碑と祭壇。

犠牲となった方のご冥福をお祈りいたします。

慰霊碑の横、壁面には黒部ダム関連の説明書きがいろいろ。

ダム・立山付近のご案内

くろよんのあらまし

「くろよん」とは、昭和31年に始まった「黒部川第四水力発電所」の建設時代に、この黒部ダムをはじめ、黒四発電所および導水路、送電線などの他、関電トンネルなど工事に必要な輸送路の建設を総称して「くろよん」と呼ばれていました。

黒部ダムについて

黒部ダムはアーチダムの中でも力学的に最も進歩したアーチ式ドーム型ダムで、高さは186mと、我が国で最も高いダムで世界でも最高クラスです。
アーチ式ダムは、水の圧力を両岸の山で受けてめる方式でコンクリートの両が少なくでき、経済的なうえ、工期が短くて済むことから採用されました。
昭和31年から仮設備の建設や掘削がおこなわれ、昭和34年にコンクリートの打込を開始し、昭和38年に完成するまで7年の歳月を費やしました。

黒部湖について

黒部湖は、黒部川の上流部を黒部ダムで堰き止めてできた発電用の貯水池です。
この湖の水を黒四発電所だけでなく、下流の7つの発電所にも効率よく使用しているため大変役にたっています。
一方、黒部ダムから下流への放流は、黒部川の自然景観を保ち動植物を保護するため毎年6月26日から10月15日までおこなわれています。

黒部川第四発電所について

発電所は、ここから10km下流に冬期の積雪と雪崩の危険を避け、国立公園の美観をそこなわないよう、全設備が地下150mにつくられています。
建物の構造は鉄筋コンクリート造りで、壁と天井は湧水の侵入を防ぐため二重構造となっていて、総容積は約22万立方mで国会議事堂とほぼ同じ容積です。

名古屋まで170km、大阪まで290km、東京まで210km、富山まで42km、大町まで20km

思ったより近い?直線距離だからですかね。

黒部ダム湖駅へ向かうトンネルの入り口にも破砕帯の湧水があります。

では、堰堤の上を歩いてみましょう。

堰堤の長さは492m、対岸まで結構歩きます。

「ふぉっとダム」撮影ポイント

音声案内に従って操作するだけで、記念写真が撮れます。

操作方法の説明

立ち位置とカメラ位置の説明

カメラはダム展望台に。

ここから撮影してくれるので迫力の写真が撮れます。
観光放水期間中でないからか、ふぉっとダムを利用している人の姿はあまり見られませんでした。

ダムの中間地点

ダムど真ん中からの眺め

紅葉がきれいです~☆

真下を覗いてみると・・・

放水してないので、底が良く見えます。カラカラです。

堰堤を渡りきった対岸、立山や室堂方面へ向かうトンネルがあります。

ここにある周辺マップはわかりやすいタイプのものです。

時間や体力にあわせていろいろな散策方法を提案してくれてます。

トロリーバス、ケーブルカー、ガルベの時刻表もまとめて表示

ここで引き返そうかと思いましたが、せっかくなので黒部湖駅の方まで行ってみました。

立山黒部貫光鋼索線(黒部ケーブルカー)の駅です。

トンネルの中に改札やホームが設けられています。

黒部ダム駅まで0.8kmの距離を約5分で結んでいます。

大観峰、室堂のライブ映像

大観峰、室堂の天候や気温

5度以下・・・向こうは10月とは思えない寒さです。
完全冬装備でないと厳しそうなのでここで引き返します。
機会があればまた今度。。。

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黒部ダム【1】|日本一のアーチ式ダムと紅葉|富山県中新川郡

黒部ダムはアーチダムの中でも、力学的に最も進歩したアーチ式ドーム越流型ダムで、お椀を縦に割ったような形をしています。
堰堤の長さ492m、高さ186mで、日本一を誇り世界でも最高クラスに入ります。
アーチ式ダムは、貯水した水の圧力を両岸の山で受け止める方式で、他方式のダムにくらべ、ダム体積が小さいためコンクリート量が少なく、建設工期が短く経済的なことが特徴です。
発電所は、アルプスの自然景観への配慮と雪崩から施設を守るため、ダム下流10kmの地下に設置されています。

紅葉の見頃の時期に行ってきました。
放水終了後の黒部ダムです。
放水していれば、毎秒10t以上の水量で迫力満点です。

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黒部ダム
富山県中新川郡立山町芦峅寺
くろよん総合予約センター/0261-22-0804
【HP】http://www.kurobe-dam.com

扇沢駅
関電トンネルトロリーバス
黒部ダム【2】
黒部湖遊覧船ガルベ
黒部ダムレストハウス・くろよん記念室

ダム展望台の方から散策してみました。

黒部ダム駅のホーム出口から右へ行くと、220段の地中階段。

ダムダム君のさんぽみち

途中にいくつか「あと○○段」というカウントダウンがあります。

思ったより220段はキツイです。
疲れたらこちらで一息。。。

破砕帯の湧水も味わえますよ。

黒部ダム建設時の輸送路である関電トンネルの破砕帯、標高1560m付近のトンネル内には、なんと年間40億リットルもの不純物をほとんど含まない純水が湧き出ています。

220段登りきると、ダム展望台の売店があります。

おやき、おでん、おしるこ、フランクフルト、豚まん、ソフトクリームなど軽食が食べられます。

お土産も売っています。

プロジェクトXのDVDが流れています。

トイレ

喫茶スペース

どの席に座っても、ダムを一望できる景色の良い場所です。

立山連峰、それぞれの山の名前と標高

フォトダムの撮影場所

ここから撮影するわけですね。

ここダム展望台は、傍から見るとこんな感じ。

ダムに負けないスケールの売店です。

売店を通り抜けて外へ。

ダム展望台の方へ登ります。

それほど段数はないのでご安心を。
さっきの220段に比べればどうってことありません。

展望台休憩所 標高1508m

広々とした展望台、観光客で賑わっています。

記念撮影ポイント

手持ちのカメラで撮影してくれるサービスもあります。

双眼鏡

ここにも小さな売店が出ています。

黒部湖周辺のジオラマ

紅葉の季節の立山連峰です。

ダム展望台からの眺め

放水していれば、水しぶきに虹がかかって、すごい迫力なんだろうなぁ・・・。

広報用写真はだいたい放水しているやつなので、ダムの下が見えるのはある意味貴重です。

壁伝いに階段を下りていくと、ダム建設に使われたケーブルクレーンやコンクリートバケットなどが展示されています。(クリックで拡大)

コンクリート打設量 :総打設量1598139立方メートル(大型生コン車27万台分)
ダムが完成するまでここに展示してあるバケットで17万8千回、また最高打設日には、1日960回もコンクリートを運搬しました。

25tケーブルクレーン

両塔走行型ブライヘルト式2基
径間:598m
楊程:233m
主索:100mm
巻上索:26mm

コンクリートバケットのつり上げ用フック

コンクリートバケット

1室高速型空気圧縮開閉式 8台
容量:9立方メートル(大型生コン車1.5台分)
高さ:3.63m
幅:2.43m
長さ:3.25m

また階段を壁伝いに降りていくと・・・

放水観覧ステージ

ここはバリアフリーなので、黒部ダム駅から車椅子でも来ることができます。

ダム堰堤が目線の高さで見れます。

ここを下に降りると新展望台広場

長~い階段の先にあります。

放水していれば降りようと思いますが、帰りの登りがきつそうなので・・・
ズームでご覧ください。

放水期間中は見応えがありそうですね。

ダムレストハウスは別記事でご紹介します。

ダム堰堤 標高1454m

ここも記念写真ポイント、絶対外せませんね。

黒部記 (クリックで拡大)

ダム湖と堰堤を間近で・・・

本日の水深167m

深いです~。

黒部ダム【2】の記事に続きます・・・

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関電トンネルトロリーバス|電気で走る日本唯一のトロバス|大町市平~富山県中新川郡

トロリーバスは、立山黒部アルペンルートの関電トンネルと立山トンネルでのみ運行されている、日本唯一の乗り物。
電力をエネルギー源にモーターで走るので、排気ガスによる公害の心配が全くありません。
“バス”という名前がついていますが、自動車ではなく鉄道と位置づけられており、鉄道事業法に基づいて運営されています。
バスに乗っているのか、電車に乗っているのか・・・不思議な感覚の乗り物です。

扇沢駅~黒部ダム駅間と、黒部ダム駅構内の様子をご紹介します。
扇沢駅の記事はこちら

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お問い合わせ
トロリーバス扇沢駅
【住所】大町市平2117
【TEL】0261-22-2526
黒部ダム
富山県中新川郡立山町芦峅寺
くろよん総合予約センター/0261-22-0804
【HP】http://www.kurobe-dam.com

扇沢駅
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】
黒部湖遊覧船ガルベ
黒部ダムレストハウス・くろよん記念室

切符は扇沢駅の1階に売っています。

きっぷうりば

運賃・料金表 (クリックで拡大)

黒部ダムまで片道大人1500円、小人750円。 6.1kmという距離にしては、ちょっと高い??
宇奈月温泉までの切符や、遊覧船ガルベのチケットもこちらで購入できます。

時刻表

1時間に2本くらいでてます。

観光標準時間 (クリックで拡大)

散策、乗り継ぎを含めた平均的な往復時間と料金がわかります。

周辺地図

切符を買ったら、改札のある2階へ登ります。

階段を登りきると・・・熊さんが待っています。

改札前

6列に並んで待ちます。
平日とは思えない混みようでした。

切符にはバーコードがついており・・・

「ピッ!!」と、駅員さんにやってもらい、改札を通過します。

階段を登り、3階のプラットホームへ。

5台くらいが連なって走ります。
こういうところは電車っぽいですね。

よく観察してみると、ほかにも電車っぽいところがいろいろ。

集電装置、架線から電力を供給しています。

ナンバープレートはありません。

そのかわりに車体番号が横に側面についてます。

ただ、それぞれに運転手さんがいるのはバスっぽいですね。
運転席はパワステ実装です。

扇沢駅から黒部ダム駅まで、前面展望でどうぞ。
途中の黄色いランプのところが県境です。

トンネル内は単線。途中で列車交代します。

最高速度40km/hで、片道6.1kmの距離を約16分で走ります。

途中の青いライトに照らされているところが破砕帯

黒部ダム建設工事現場はあまりにも奥地であり、初期の工事は建設材料を徒歩や馬やヘリコプターで輸送するというもので、作業ははかどらず困難を極めた。このため、ダム予定地まで大町トンネル(現在の関電トンネル)を掘ることを決める。しかし、破砕帯から大量の冷水が噴出し、死者が多数出る大変な難工事となった。~Wikipediaより~

トロバス内もブルーに。

黒部ダム駅に到着

階段を登ったり・・・結構歩くので手荷物が多いと大変です。
邪魔な荷物はコインロッカーへ。

山奥のトンネル内ですが、ケータイの電波はバッチリ。
ソフトバンクもバリ5でした。

黒部ダムの堰堤へ行くルートと、直接ダム展望台に登るルートに分かれます。
どちらから散策するかは、お好みでどうぞ。

黒部ダムについてはこちらの記事でご紹介しています。
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】

帰りは堰堤から黒部ダム駅へ行くルートを歩いてみました。

ダムの堰堤から黒部ダム駅を結ぶトンネルの入り口

5分ほどあるけば、駅です。

トンネルの壁には、ダムが完成するまでの様子を写真や文で紹介。

トンネル内の温度は8度くらい。

真夏でも気温が10度かそれ以下しかありません。
なので、トロバスにはクーラーはついてないのだとか。

黒部ダム駅はトンネル内に作られた駅。
中央の通路もトンネル型です。

駅の壁板は信州産のカラマツ

トンネル内が暖かい雰囲気になりますね。

黒部ダム駅のきっぷうりば

黒部ダム模型 (1:186)

本物みたいに水が流れています。

つり橋設置工事の様子などの写真

モニターでは、ダム案内や観光案内が紹介されています。

時刻表示板

駅長室

駅ですね~。トロバスは鉄道なんだと改めて実感させられます。

IEEEマイルストーン受賞

<<『IEEE』とは>>
アメリカに本部のある世界最大の電気・電子技術者による学会です。

<<認定概要>>
平成22年4月に黒部川第四発電所および関連設備(送電システム他)が、IEEE(トリプルアイイー)より『IEEEマイルストーン』に認定されました。過酷な自然環境の中で開発した黒四と、黒四を起点とした日本初の275kV長距離送電システムの開発・導入ならびに戦後の産業復興による急速な需要増加に対応し電力供給に重要な役割を果たしたことに対し評価を受けたものです。

<<『IEEEマイルストーン』とは?>>
IEEEマイルストーン(アイトリプルイーまいるすとーん)は、IEEE(米国電気電子学会)が電気・電子・情報・通信の分野において達成された画期的な技術革新の中で、開発から25年を経過し、社会や産業の発展に貢献した歴史的偉業を表彰する制度です。認定されるためには、25年以上に渡って世の中で高く評価を受けてきたという実績が必要です。1983年に制定以来、トランジスタや東海道新幹線等を含む約100件が世界で認定されています。2010年4月に『黒部川第四発電所(黒四)』が認定され、日本で認定されたものが14件となりました。

こちらも改札前は4~6列くらいに並んで待ちます。
トロバスが来ると、前方の扉が開き、改札が始まります。

関電トンネルを抜けるとカーブになっており、、後続のトロバスが見えました。

やっぱりバスにしか見えませんね~。

扇沢駅到着。

バスなのか、電車なのか??? 不思議な感覚の乗り物です。
日本では立山黒部アルペンルートのみの走行なので、ぜひ乗ってみてください。

カテゴリー
大町市 買う 食べる

扇沢駅|黒部ダム観光の始発駅|大町市平

扇沢駅は、立山黒部アルペンルートの長野県側の出発点になる関電トンネルトロリーバスの駅です。
1階には切符売り場があり、トロリーバスの切符はもちろんアルペンルートの他の乗り物のチケットも購入可能。2階は、売店とレストラン、改札があります。
大きな駐車場があるので、車で行くのに便利です。

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【住所】大町市平2117
【TEL】0261-22-2526

関電トンネルトロリーバス
黒部ダム【1】
黒部ダム【2】
黒部湖遊覧船ガルベ
黒部ダムレストハウス・くろよん記念室

駐車場 は、無料450台、有料300台、臨時700台。
小さく写っている建物は総合案内センターです。

下段の方(現在無料の駐車場)は、平成24年度から新たな管理者による有料駐車場になるとのことです。
(↓クリックで拡大)

扇沢駅

標高1433mと黒部ダムと同じくらいの標高にあります。10月ですが関東の冬並みの寒さです。

信濃大町駅から路線バスを使っても来れます。
(信濃大町駅~扇沢駅、片道40分ぐらい、1330円)

時刻表

1時間に1本くらいです。

駅構内図

1階は切符売り場、2階は売店とレストラン、改札、3階はトロバスの乗車ホームと屋上展望台になっています。

1階の切符売り場と2階の駅改札付近は、関電トンネルトロリーバスの記事をご覧ください。

2階お土産売り場

扇沢駅の人気お土産ベスト5!!

1位 チョロQ(トロリーバス) 900円
2位 宇奈月ビール各種 400円
3位 黒部の妖精(大) 650円
4位 雷鳥の里(ミニ) 530円
5位 黒部の妖精(小) 450円

薄着で来てしまった方も大丈夫。
アウターなど衣類もあります。紫外線対策に帽子も。

天井がヴィーナスフォートっぽい。

待合室

トロリーバスの模型と記念スタンプ

スタンプラリーの台紙は1階切符売り場前などに置いてあります。
スタンプラリーシートを完成させるとプレゼントがもらえるそうですよ。

トロリーバス(無軌条電車)の説明

トロリーバス(無軌条電車)とは

ガソリンや軽油でエンジンを駆動させて一般の道路を走行する自動車・バスに対し、トロリーバスは電力をエネルギー源にモーターで走ります。
電気は走行路の上空に張られた架線から車両の屋根に設けた2本のトロリーポールを介し給電されるため、電車と同様に軌道以外では走行できません。その点でバッテリーで動く電気自動車とも異なります。こうした事情から、トロリーバスは自動車ではなく鉄道と位置づけられ、無軌条電車と称しています。つまりレール(軌条)を持たない電車と言う意味で、運営は鉄道事業法に基づいておこなわれます。
車両は見た目にはバスに似ていますが、電車のパンタグラフと同じ役割のトロリーポールをはじめ走行機器などにバスとは違う部分がたくさんあります。トロリーバスは何よりも排気ガスによる大気汚染がなく環境にやさしい乗り物です。また、ゴムタイヤを使用しているため加減速度が大きく、急こう配にも強いなどの特徴も備えています。
現在、関電トンネルトロリーバスは鉄道車両の新しい技術であるVVVF(可変電圧・可変周波数)インバータ制御方式を採用した300形車両を導入しています。

トロリーバスの歴史

トロリーバスはドイツで誕生しました。明治15(1882)年、シーメンスによってベルリン郊外で公開運転されたのが始まりで、パリで開催された第3回万国博覧会でも披露されました。明治34(1901)年にドイツ、フランスの各都市で営業用として導入され、以後、欧米の主要都市で相次いで開業、都市交通の担い手としてトロリーバスは世界的に普及していきました。
日本では昭和3(1928)年、新花屋敷温泉土地(株)が阪急宝塚線花屋敷駅から満願寺近くの温泉場までの送迎用にトロリーバスを採用したのが最初です。都市交通としては昭和7(1932)年に京都市でイギリス製車両を使って開業しました。その後、名古屋市、川崎市、東京都、大阪市、横浜市でトロリーバスが活躍するようになりました。
関電トンネルトロリーバスは昭和39(1964)年に黒部ダムへの観光アクセスとして開業しました。
都市交通としてのトロリーバスはモータリゼーションの波にのまれて、昭和47(1972)年までに消えてしまいましたが、関電トンネルトロリーバスは立山黒部アルペンルートの観光輸送の主要部を担い、現在は日本で唯一のトロリーバスとして親しまれています。

トロリーバスの模型 (100型S1/20)

黒部ダムのライブカメラの映像

ダムや大観峰、室堂の天気・気温・視界の情報もあります。
服装などの参考にしてみてください。

黒部の氷筍

展示してあるものは2010年12月~2011年2月頃にできた物で、とても貴重なもの。
黒部の氷筍は、黒部ダムから黒四発電所へ続く、黒部トンネルの途中の横坑(横にのびるトンネル)に自然にできる氷の柱です。(一般の方の通行は不可)

レストラン扇沢

【営業時間】6:40~15:00(11月4日~11月30日は8:15~14:30)

食券制です。

黒部ダムカレー発祥のレストランです。4種類のダムカレーが食べられます。

黒部ダムカレーは、アーチ式ダムとして日本一の大きさを誇る黒部ダムをモチーフにレストラン扇沢において、昭和40年代初頭から「アーチカレー」の名前で親しまれてきたものです。
2009年7月、大町のご当地グルメとして市内の飲食店でも販売されるようになりました。

250席あり、大きな窓から外の景色を一望できます。

3階の屋上展望台

こちらも見晴らし最高です。

すぐ後ろはトロリーバスの乗車ホームになっています。
乗車ホーム、改札口、切符売り場は、関電トンネルトロリーバスにてご紹介します。

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大町市 遊ぶ

大町エネルギー博物館【2】|源泉かけ流しの足湯がある博物館|大町市平

『大町エネルギー博物館【1】|各種エネルギー関係の模型や資料』の続きです。

大町エネルギー博物館は火力、水力、原子力などの実物や模型を展示しているエネルギーに関する博物館。
科学について遊んだり体験しながら学ぶことができる施設です。
以前はソーラー足湯でしたが、老朽化により稼働停止。現在は天然温泉100%のかけ流しの足湯として復活しています。
土日祝日はプラネタリウムの投影もあります。

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【入館料】大人400円 中学生300円 小学生200円
      プラネタリウムはプラス200円
      足湯のみの利用は200円
【開館時間】9時~17時
【休館日】水、木曜日
【住所】大町市平2112-38
【TEL/FAX】 0261-22-7770
【HP】http://omachiemuse.web.fc2.com/

手回し発電

原子力・水力・火力の3つのハンドルがあり、それを回すと上の絵に埋め込まれた電球が光ります。

原子力の写真が「福島第一原子力発電所」

こんなにきれいな建屋だったのに・・・切ないですね。

日本の電力会社と電源構成

日本の電力事業は、発電、送電、拝殿を一貫して行っている10の電力会社、北から北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力から構成されています。主にこれらの電力会社が、地域ごとに私達の家族や会社などに安定した電源供給を行っています。

日本の発電は、かつては水力発電が中心でしたが、豊富で安い石油の出現などによって、昭和30年代後半から火力発電が中心となりました。火力発電の燃料は、石油、石炭、LNGなどがつかわれていますが、最も多き時で全発電量の6割以上を石油が占めていました。しかし、オイルショック以降は高価で供給の不安定な石油に代わって、原子力、石炭、LNGなどを使った電源の開発が進みました。
さらに、クリーンな自然エネルギーを利用した太陽光発電、風力発電、燃料電池などの実用化に向けて研究開発がすすめられ、バランスの良い電源構成が図られています。

電源別発電能力 (クリックで拡大)

工作コーナー

土日祝日などに科学体験教室が開かれたりします。

積み木遊び

手作り?結構細かい積み木です。

キューブパズル

いろいろなパズルがあるので、長いこと楽しめます。

難しそうな機械もたくさん展示されています。

国産アルミニウム電解漕

大町はアルミニウム発生の地だったんですね~。

化石エネルギー

化石燃料は主に石油、石炭、LNG、オイルシェル、、オイルサンドです。
火力発電の原料は石油、石炭、天然ガスを中心に使っています。

醤油、お酢、サラダ油、ソース・・・ 調味料っぽく見えますが、化石燃料の実物です。

石炭の可採年数231年(1993年現在)
石油の可採年数43年(1998年現在)

資料がかなり古いのがキズ・・・。
そろそろ更新されても??

集光式太陽光発電装置

上部のフレネルレンズで太陽の光を中心部のシリコン誘導体に集め発電します。太陽の移動につれて方向を変えていく仕組み。

回転体の慣性、円運動と遠心力

説明を読んでもチンプンカンプンですが、ボタンを押して動くと・・・「おおっ!」となります。

海洋エネルギー関係

タリウス型風車、プロペラ型風車、サポ二ウス型風車・・・風車だけでもいろいろな形があります。

プロペラ型の風力発電機

ボタンを押すとプロペラが回ります。

屋内展示のため、風の代わりに電気でプロペラを回しています。

フレネル型太陽炉

フレネルとは「平ら」という意味。パラボラの様なお椀型と異なり、平らな板の上に小さな鏡を少しづつ傾きを変えて円形に並べると、太陽の光を一点に集めることができます。直径90cmですが熱が逃げないように処理した二重のガラスびんに水を入れ熱すると、5分程で沸騰するようになります。

水力発電関係の展示物

パラボラアンテナを利用した音声伝送

ひそひそ声でアンテナに向かって話すと・・・

対面のもう一方のパラボラ前でよく聞こえます。

山頂や電話局の屋上に見かけるパラボラアンテナは、マイクロウェーブの伝送路として、電波のハイウェーです。
一つの電波で何千通話もの電話の声やテレビの映像を運んでいます。

このパラボラアンテナは長野~横手山間でテレビジョンの中継回線として実際に活躍したアンテナ。
波長が数センチメートルのマイクロ波では指向性の鋭いパラボラアンテナとホーンリフレクタアンテナが広く使用されています。
パラボラアンテナは電波を反射する一種の凹面鏡で、反射面の形状は回転放物面であり、その焦点で電波の発射又は受信をします。

エネルギーには関係ありませんが、泉小太郎のジオラマも展示

泉小太郎伝説

大昔、このあたりは水を漫々と湛えた大きな湖でした。
村人たちは山と湖に挟まれ僅かな土地に貧しく暮らしていました。
湖にすむ犀竜を母とする小太郎は、人々のために湖の水を海へ流し平らな土地を得たいと考え母竜の背に水を堰き止めている大岩に体当たりして行きました。
小太郎の母子の命がけの働きによって湖の水は怒涛となって日本海へと流れ下りその跡には広大な平野が広がりました。
傷ついた母子は仏崎観音寺に入ってこの土地の人々を見守っていると伝えられています。

裏口

屋外展示物や足湯は裏口から行けます。

足湯

源泉は「高瀬の湯」、  単純硫黄温泉です。

老朽化により稼働停止となったソーラー足湯に変わり、天然温泉100%かけ流しの足湯として復活。

200円で足湯のみの利用もできます。 タオルがない場合は受付にて100円で販売。

かなり熱めのお湯。 
ぬるぬるした感じで、お肌がしっとり。

横には小さな水車。 お湯を冷ましているのでしょうか??

自然いっぱいの場所に、疲れた頭が癒されます。

屋外展示物もいろいろ。

噴水用太陽電池

外にある噴水はこの太陽電池で稼働しています。
天気によっては噴水の高さが違うとか・・・。

太陽光による噴水の仕組み

良く見ると、博物館自体も屋根に太陽光パネルが設置されていますね。

水車発電機

赤いスイッチを押すと、バルブが開き、上部水槽からの放水で水車が勢いよく回転します。
この回転がベルトで発電機に伝えられ、発電(ランプが点灯)します。
普段は足湯からオーバーフローしたお湯で水車をまわしています。

回転変流機

回転変流機の説明 (クリックで拡大)

横軸水車発電機

横軸水車発電機の説明 (クリックで拡大)

実際に使われていた機械やパーツなど本格的な難しいものから、パズルなど子供達にも親しみやすい展示もあり、ここで遊べば科学に興味を持つようになるかも??
足湯や屋外遊具があるのも魅力です。

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大町市 遊ぶ

大町エネルギー博物館【1】|各種エネルギー関係の模型や資料|大町市平

火力、水力、原子力などの実物や模型を展示しているエネルギーに関する博物館。
科学について遊んだり体験しながら学ぶことができる施設です。
以前はソーラー足湯でしたが、老朽化により稼働停止。現在は天然温泉100%のかけ流しの足湯として復活しています。
土日祝日はプラネタリウムの投影もあります。

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【入館料】大人400円 中学生300円 小学生200円
      プラネタリウムはプラス200円
      足湯のみの利用は200円
【開館時間】9時~17時
【休館日】水、木曜日
【住所】大町市平2112-38
【TEL/FAX】 0261-22-7770
【HP】http://omachiemuse.web.fc2.com/

駐車場

駐車場の片隅に薪ガスの車庫

「もくちゃん」というニックネームで親しまれている薪バス。
イベントの時などに運行しているようです。

昭和25年に製作されたガス発生炉を使い、ボンネットタイプのバスとして復元。
(クリックで拡大)

車庫の横にはコンクリートバケット

コンクリートバケットの説明

黒部ダムを造る時に実際に使われたものだそうです。

博物館にはにつかわしくない石仏が所々にあります。

大町ダムの建設で水没した、葛温泉に至る古径一帯に造立されていた石仏を、ここに移したということです。

木々に囲まれた自然豊かな場所にある博物館。
屋外にも展示物や遊具がいっぱいです。

水車・発電機

1921年(対象10年)製造。
水車はスイスのエッシャ・ウィス社製、発電機はアメリカのウェスティング・ハウス社製。
二連水車の内一台は高瀬川テプコ館前に展示。(現在は高瀬川テプコ館は閉館しております。)

ターザン

ハンモック

この他にもブランコやツリーハウスなど手作り遊具で遊べるようになっています。

近未来的な入口です。

入館料とプラネタリウムの投影案内

大町市内在住の65歳以上、小中学生は無料!!

アーチ型のトンネルをくぐっていきます。
壁には所狭しと作品やポスターなどの展示。

受付

入館記念券

館内マップ(クリックで拡大)

ミュージアムショップ

各種木製パズル、科学的玩具、木製品などがそろっています。

薪バス「もくちゃん」はトミカやチョロQになっていません。
自家製作です。お土産におすすめ。

薪バスの紹介ビデオを見ることができます。

コインロッカー

手荷物を置いて思いっきり遊べ(学べ)ます。

ビー玉ころがし

ボールコースター

ピタゴラ的装置みたいで、きまると気持いいです。

何気に座ったイス・・・よく見ると値札が。

現品限りの特価8000円!!

ソーラーカート(動きません)

単結晶シリコン太陽電池99枚使用
総出力(晴天時)100w
最高速度約10km/h

電磁力関係の展示

石けん膜の数学

糸を結んだいろいろな形の枠を石鹸水につけて、どんな膜ができるか見ることができます。

スイッチを押すとリニアモーターカーが走ります。

誘導型リニアモーターカーの原理

リニアモーターは、三相交流誘導モーターを軸方向に切ってまっすぐ伸ばしたような構造で、車体にとりつけられた推進番と地上のコイルとで一体の電動機をかたち作っています。
三相の交流はレールをはさんで並べられたコイルに3分の1づつ位相のずれた電流を流しこむので、各電磁石は吸引と反発をくりかえし、車体を前へ進ませます。

2階はプラネタリウム

土日祝日のみ投影しています。

プラネタリウムのスロープの下は休憩室になっています。

小型の自動販売機もあります。

フジテレビドラマ「黒部の太陽」で撮影に使われたミニチュアセット

2009年3月21日(土)22日(日) 放送。主演は香取慎吾・小林薫。

このセットはトンネル上部が破砕帯の圧力によって押し寄せる「盤ぶくれ」や、破砕帯の水が押し流されるシーンなどに使われました。大きさは約1/3で、鉄骨が曲がったりするシーンを撮るために、ミニチュアセットの鉄骨部分はウレタン製です。
中央の足場のような機械は、当時最先端の掘削機「ジャンボ―」です。この製作だけでも約1ヶ月かかったそうです。
このセットでの撮影のほか栃木県では作業所とトンネルの外観(1・スケール)を撮影し、原寸でのトンネル内部撮影は日活撮影所で行われました。
約1/3スケールのセットは、扇沢駅にも展示しています。

香取慎吾さんが撮影時に着用していた衣装

こっちもかな?とりあえず触っておきましょう。

黒四建設の歴史

科学クイズ

クイズに正解していくと、下の画面の絵が完成します。
間違えるとブザーが鳴ります。

いろいろな計測用具

続きは大町エネルギー博物館【2】へ・・・

カテゴリー
大町市

仁科神明宮|わが国で唯一の国宝の神明造の建築物|大町市

仁科神明宮(にしなしんめいぐう)の主祭神は天照皇太神。
杉の古木がうっそうと繁る宮山の南麗にあり、東は大峯山系に連なります。

西には大町の田園地帯が眼下に広がり、餓鬼岳を中心に遠く北アルプス連峰を望むことができます。
神聖な空気と巨木に囲まれ、清められる気がします。

住所:長野県大町市社宮本1159  
電話:0261-62-9168
[googlemap lat=”36.45028460440747″ lng=”137.87901878356934″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市社宮本[/googlemap]


51号線の「宮本」の信号から、住宅街を抜けて直進する道と、
松本方面から「高瀬川大橋」信号を過ぎて、上記写真のところの看板を右折する道(こちらの方がわかりやすいと思われます)があります。


入口看板アップ。
仁科神宮宮まで800メートルとあります。


どちらから行っても、この看板がところどころに建てられているので安心です。


どちらを通っても、この看板のところに出ます。


白い線が51号線(県道大町・明科線)。
現在地に通じる右下、緑の一番下の線が看板からのルート。


看板前からの風景。
突き当りが神明宮です。


神社南に大きな駐車場があります。


社務所の注意書き。


駐車場内のトイレ。


入口「神明宮」の石碑。


入口の「定」
昭和21年のものです。
当時は馬がここまで来ていたことがわかります。


現在は、ペット同伴禁止のお願いの貼り紙。
マーキングから天然記念物を守るためとあります。


ここ、一の鳥居から西を見ると・・・
本日は雲に隠れてますが、正面に餓鬼岳が望めます。


杉の巨木がうっそうとした境内でも、この3本は「御神木大杉」で目を惹きます。
真ん中は櫓で覆われています。


昭和54年、当時の天然記念物だったこの杉は突風で倒れ、復元保存されているとの説明があります。


両方の2本の杉の木も、このように鉄管で補強されていました。


枝の一部は見事に逆アーチ。
ここにもたくさんの支え棒が補助しています。


「社叢」
その大部分はスギとヒノキのようですが、アカマツ、クリ、コナラ、ツガ、モミもあり、
なかには、幹囲2メートルを超える大木も数多くあるようです。


「示」


ガラスでカバーされていて、肉眼でも見えにくいですが、このように記されています。


境内の中の二の鳥居。
奥に見えるのが、三の鳥居。
その手前、社務所、宝物収蔵庫があります。


鳥居前の解説。


「手水舎」
水がひんやり気持ちよく、」心身引き締まります。


鳥居をくぐると左手が社務所。


お守りの類だけでなく、仁科神明宮のスタンプや・・


神宮だけでなく、大町、安曇野のパンフレットまでありました。
全国から訪れる方が多いということでしょう。


社務所の右側は・・


休憩室になっています。
入口には竹の杖もあります。


「ご自由に中へお入りください」とあります。
神事や神楽のステンドグラスが何ともふしぎな空間をつくっています。
この「古式作始めの神事」と「太々神楽(だいだいかぐら)」は長野県の指定文化財となっています。
それぞれ、3月、9月に毎年行われます。


休憩所は展示室を兼ねています。
いや、逆のような気がしますが・・・


展示室内。
あえて、アップは撮りませんが、ショーケースの中には赤・青天狗の面もあります。


こちらは「小娘」とあります。
面はここの神社内の倒木でつくられたもの。


展示室の一角にある給茶器。
ご自由にどうぞ、とあります。


社務所前の池には鯉がたくさん泳いでいました。


ここから本殿に向かいます。
この階段を上がっていくのですが、空気が何ともここから違う空間になり、写真は憚られました。
この先に「神門」「拝殿」そして神明造りの本殿があります。


本殿と釣屋、中門(社務所パンフレット写真より)
わが国古来の「神明宮」の様式を正確に伝えていることから、本殿、釣屋、中門は国宝に指定されています。
クロスしている千木は、神明造の特徴の一つです。


駐車場にある案内地図。
このあたりは、仁科神明宮の歴史的に特色のある自然環境を守るために指定された郷土環境保全地域になっているようです。


神社周りの散策路も、静かで心地良いです。
が、明るい時間をお勧めします。

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生坂村 買う 食べる

小松農園|時間無制限・食べ放題の巨峰狩り|生坂村東広津

甘み豊かで上質な巨峰を、時間制限なし&食べ放題で味わえます。
園内には子供が遊べるスペースやハンモックがあり、お弁当やおやつなどの持ち込みもOK!!
ピクニック感覚でゆっくり巨峰狩りが楽しめます。
期間は毎年9月上旬から巨峰がなくなるまで。ペットも可。

[googlemap lat=”36.43623372038292″ lng=”137.92772769927979″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.436234,137.927728[/googlemap]
信州いくさか小松農園
【料金】大人1000円(高校生以上)、子供800円(小学生以上)
【住所】東筑摩郡生坂村東広津19177-2
【TEL】090-2321-3761
【HP】http://farm-komatsu.r-cms.jp/

国道19号で生坂村に入ったら役場・やまなみ荘方面へ。
やまなみ荘前からのぼり旗に沿って山道を登っていきます。

このあたりは果樹園がたくさん。
狩りモノ系がいろいろ楽しめるスポットです。

坂を登って正面に見えるのが小松農園。

巨大な巨峰が目印!!

さりげなく小さい巨峰もありますね。青空に黄色い横断幕が映えます。

「直売もやってますよ」というのぼり旗

駐車スペースは農園の前と・・・

資材置場?のところ。

ハロウィンを意識?大きなパンプキンがディスプレイされています。

まずは説明を聞きます。

テーブルはこんな感じ。 各テーブルにウェットティッシュ完備です。

皮を入れるくず入れ

袋やティッシュなどを入れるくず入れ

巨峰狩りセット

かごは採った巨峰を持ってくるものではなく、お皿代わり。
ハサミだけ持って狩りスタートです。

何も印のないものが巨峰

赤いマーカーが付いているのがピオーネ

切るところは枝分かれしているギリギリのところ。

農園内の様子

一つ一つの房に袋がかけられており、丁寧に育てられています。

巨峰の甘い香りがする農園内、子供達ものびのび走り回って楽しそう。

地面は一部ぬかるんでるかな・・・という所もありますが、それほどひどいわけではありません。
スニーカーが無難でしょう。

よーく見ると小さな草花も咲いてます。

園主さんはせっせと収穫中。

巨峰

濃厚な甘さが口いっぱいに広がります。

ピオーネ

巨峰より甘味が劣るとおっしゃってましたが、十分すぎるほど甘いです。

皮をむくたび、果汁が「じゅわぁぁぁ~」

お茶も出して下さいました。
「持ってきたお弁当やお菓子も食べていいですよ」とかなり良心的。

子供が遊べるスペースもあるので、飽きっぽい子でも安心。
ちょっと遊べば、またおなかがすいていっぱい食べられるかも?

ハンモックでお昼寝もどうぞ。

看板犬のキャンディ

とてもおとなしいいい子。ちょっと恥ずかしがりやさんのようです。

手を洗うところもあります。ハンドソープ&消毒液付き。

トイレは農園脇の坂を登ったところ。
横にある柵はサル避けの電流が流れているのでご注意!!

ちょっと登るとぶどう園が一望できて、いい景色♪

小さな小屋にトイレがあります。

農園のトイレとは思えないほどきれいな洋式トイレ

巨峰狩りだけでなく、直売もあります。

この時は、巨峰が1房250円、ピオーネが1房350円、ナイヤガラが1房200円でした。

地方発送もOK!

箱詰め作業中~。

観光パンフレットもいろいろ取り揃えてあります。

特別にお土産をいただいちゃいました。

さらに子供達にはおもちゃも・・・。

時間制限なしでおいしい巨峰食べ放題のうえに、すごいサービス精神!!
のんびり楽しい時間を過ごせました。

2011年は10月頭には閉園してました。

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大町市 食べる

ビストロ カフェ ミルフィーユ bistro cafe millefeuille |おいしい創作ハンバーグとスープカレー|大町市常盤

地元で採れた有機野菜を使うなど地産地消に根ざした洋風創作料理が味わえるお店。
特にスープカレーとハンバーグがおいしいです。
松本市を中心に活動するバンド『Camel Rash』のGuitarのhideki さんのご実家でもあります。
店内のBGMはCamelRashです♪


CAMEL RASH/雨のち晴れ
http://camelrush.is-mine.net/index2.htm

[googlemap lat=”36.48345978979458″ lng=”137.85182118415833″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”16″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市常盤上一[/googlemap]

bistro cafe millefeuille
【営業時間】 ランチ:11:30~15:00(L.O.14:30) 
         ディナー:17:30~21:00(L.O.20:30) 
【店休日】 月曜日
【TEL】 0261-22-6898
【住所】 大町市常盤上一6906-101

国道147号線沿い、マックの隣にあります。

ピンクベージュのかわいいお店

ゆとりのある駐車場。この奥にもとめられます。

お店の前のディスプレイ

お皿とフォーク&ナイフが洋食屋さんっぽさを出しています。
大きな石を重りに置いてあるのもおもしろい。

喫煙コーナーかな?

おすすめの前菜

イチオシメニュー

ちょっぴりアジアンテイストな入口

お店の中はこんな感じ。
テーブル席とこあがり席があります。

1st Full Album「Life is once」

収録曲の「雨のち晴れ」は信越放送「3時はららら」の6月エンディングテーマ。
音楽配信サイトでも配信中です。

こあがり席

ギターやスピーカーが飾ってあります。
hidekiさんが使っていたものでしょうか。

スピーカーの近くに置いてあった、観光パンフレット。

黒部ダムカレーが食べられるお店の代表として掲載されていました。

黒部ダムカレーとして唯一のスープカレーなんだとか。

テーブルセットはこんな感じ。

お冷が入っているピッチャーがビンです。
エコだし、なんかおしゃれ☆

カトラリーとおしぼり

子供用のフォーク&スプーンもありましたが、お箸も用意してくれました。

木曽ひのきの箸です。
子供用の箸がおいてあるところって珍しいですよね。お箸派の子供にはうれしい。

平日ランチ限定のワンコインサービス

デザート

メニュー

八坂産の有機野菜などおいしくて体に良い素材を使い、1品、1品心を込めておつくりしています。

安曇野産豚肉100%ハンバーグのメニュー

ハンバーグの焼き加減もオーダーできます。

デミグラスソースのハンバーグとスープカレー

サラダ、前菜、お子様プレートなど

ビール

デザート、飲み物

地元食材表示

<<肉>>
安曇野市三郷「肉のまる公」
安曇野産豚肉、和牛
<<地場野菜>>
・大町市八坂「仁科農場」
キャベツ、じゃがいも、大根、ほうれん草、雪中キャベツ、雪中人参など。
・大町市常盤「平出けさよ」
玉ねぎ、インゲン、ズッキーニ、など
・大町市社「太田農園」
トマト
<<パン>>
大町市常盤「がんこママのパン教室」
浅野牧子様より

全部同じスープカレーでも中に入れる具によっていろいろな味が味わえるそうです。

季節限定メニューは壁にわかりやすく。

黒部ダムカレーはメニューには載っていませんでしたが、こちらのボードに書いてありました。

季節や材料の入荷状況によっておすすめが変わります。
正式なメニュー表よりも壁面のボードを参考にした方がよさそう。

お手洗いの洗面台

ここもアジアンテイスト。
ハンバーグ<カレー屋さんの印象です。

上を見上げるとこれまたアジアンな布が。

黒部ダムカレー 1580円

女性にはちょうど良い量ですが、男性には少ないかな~、という量です。

豚肉100%のハンバーグが入っています。
辛めのスープカレーとの相性バッチリです。

ごはんには、たまねぎとニンジン、ピクルスが混ざっています。

スープカレーハンバーグセット(レギュラー) 1280円

セットですが、前菜やデザート、コーヒーなどは付いてません。
男性はビッグじゃないと物足りないかもしれないです。

辛いけど魚介の風味や酸味が広がって、奥行きのあるスープです。
家庭ではまず出せない味。食べる価値アリです。

ハンバーグを発掘。野菜の下に隠れてました。

まわりがカリカリ、中身もぎっしりつまったおいしいハンバーク。
豚肉100%なのでさっぱりしている感じがしました。

大きなじゃがいも、にんじん、ゆで卵・・・具材それぞれが丁寧に下ごしらえされています。

ちょっと濃いめ?と思っていたスープですが、具と一緒に食べるとちょうどいい。
そういうふうに計算されていたんですね。

パンをチョイス。 Made in がんこママのパン教室

これも美味しいパンでした。
もう一個くらい食べれそう。

ちょっと物足りなかったので、いちごのシャーベットをオーダー。
生のいちごだけで作った期間限定メニューです。

ちょっとこじんまり。。。
ダブルにしておけばよかった~。

御主人、店員さんは気さくでいい方で、とても雰囲気が良いお店です。
大町や白馬方面に出かける機会があれば、ぜひどうぞ。

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大町市 観る 食べる

西丸震哉記念館【2】|ギャラリー展示品とカフェ|大町市平

西山震哉氏は「食生態学」を確立し、大学講師を務めるほか、環境問題や現代人の生き方をテーマにした執筆・講演活動、作曲、SF小説、油彩など行っています。
その活躍の軌跡を伝えるコレクションや、関連資料が展示されているだけでなく、西丸氏とコラボする美術作品が展示されています。

パプアニューギニアの部族に関するコレクションや、珍しい蝶の標本、探検登山時代の写真やスケッチ、絵画なども展示されています。
館内で本場インドカレーやバッハ・ブレンドコーヒーなどを味わうこともできます。

[googlemap lat=”36.550753″ lng=”137.842052″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市平10901[/googlemap]
住所:長野県大町市平10901(JR大糸線・稲尾駅より徒歩5分)
電話:0261-22-1436
入館料無料
開館時間 :10時~16時30分
休館日:火曜日~木曜日(12月~3月は冬期休館) ※休館中も事前予約で見学可


階段を上がると入口です。


閉めて見上げると、こんな飾りが。


靴を脱いでスリッパに履き替えます。


手作りの靴箱。


手作りのテーブル。
椅子の背あても、手作りでこれがなかなか心地がいいんです。


窓が大きくて外の景色が心地いいです。


館内です。左手にはカウンター席もあります。


右手に先程の長いテーブル席です。
奥に地下へ続く階段があります。


そして左手に階段があり二階の展示室へ続いています。


上り口には寄金箱があります。


階段の上り口から上を見るとこんな感じ。
透明ケースの極楽鳥は下から見るとまるで飛んでいるよう。


上りきったところに展示品の説明がラミネートされて置いてあります。
これを見ながら廻って帰りにまたここへ戻します。


二階館内全景です。


マサイ族の人形。


木彫りの矢


極楽鳥の羽。
ゴージャスで美しいです。


どんなところを飛び回っていたんでしょうねえ・・
奥は貝で編まれた飾り。


柄付き骨製手槍
あえて撮影してませんが、食人族の人骨もあります。
ギョッとしますが民族の生活観に触れると理解できる気もします。


窓から木崎湖が見えます。


窓の下にも所狭しと展示品がかざってあります。


蝶の標本の数々です。


世界各地から集められました。


日本とマレーシアの蝶。


ペルーの蝶もいます。


インカの白い染料の布です。


角っこにも珊瑚など飾ってあります。


二階に上がるとき見えた極楽鳥は上から見るとこんな風です。


階段にも西丸氏直筆のイラストがたくさん飾ってあります。


1階に西丸震哉氏の肖像画があります。
母方の祖父の弟が島崎藤村。兄に西丸四方と島崎敏樹(共に精神科医)がいます。
肖像画でなく、時々西丸氏ご本人がおられることもあります。


西丸氏の作曲集も販売してます。


直筆の楽譜。


これは直筆・ヨガのポーズ。


宝貝の腕輪の下にはずっしりとした図鑑。


こちらは西丸文庫。


絶版になりネットで高値で売買されている西丸氏の著作がたくさんあります。(ここで読むことができます)


ここから地下へ降りる扉です。


階段室になっていて、本人の描いた油絵、彼が訪ねた日本百山の写真、地図があります。


地下はこんな感じです。


探検時、実際に使われていたのでしょう。


地下にも出土品の展示品がありますが、奥のドアは・・


「お手洗い」

一階に戻りましょう。

白馬自然科学研究所の研究資料も展示してあります。
大町の噴泉です。


そしてレイクサイドカフェのメニューです。


カレーセット。香辛料がきいています。
辛めで美味しいです。


セットには東京で有名な喫茶店「バッハ」の豆を使った珈琲。
そして手作りチーズケーキです。

自然豊かな木崎湖畔、博物と美術の混在する不思議な空間で、縄文の感覚に触れるのはきっと心に残る体験になることでしょう。

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大町市 観る

西丸震哉記念館【1】|原始感覚がよみがえる木崎湖畔のギャラリー|大町市平

関東大震災の直後に生まれたので「震哉(ふるえるかな)」と命名されたという、西山震哉氏の大叔父は島崎藤村。

初代農林水産省食料研究所官能検査研究室長をつとめ、国内・国外に探検旅行をして、食糧危機や文明破局論を唱え続けた異色官僚として有名でした。日本の探検登山の草分け的存在でもあります。
自主退官後は「食生態学」を確立し、大学講師を務めるほか、環境問題や現代人の生き方をテーマにした執筆活動を行ってますが、作曲、SF小説、油彩も手がけておられます。
当館では、多彩な才能を持つ西丸氏の活躍の軌跡を伝えるコレクションや、関連資料が展示されています。
(1)では館内の外に発掘されている展示を(2)ではかんないの展示品等をご案内いたしましょう。

[googlemap lat=”36.550753″ lng=”137.842052″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市平10901[/googlemap]
住所:長野県大町市平10901(JR大糸線・稲尾駅より徒歩5分)
電話:0261-22-1436
入館料:無料
開館時間 :10時~16時30分
休館日:火曜日~木曜日(12月~3月は冬期休館) ※休館中も事前予約で見学可


車の場合は、国道148号線木崎湖トンネルへ抜けずに、木崎湖畔へ下ります。
遠くに残雪の鹿島槍北峰がちらりと見えます。


木崎湖は大町市北部の仁科三湖のうちのひとつで、最も南側に位置する湖です。
釣り人も多く訪れ、この日もボートがたくさん出ていました。


正面の高架はJR大糸線。
その手前の左側の建物です。


手作りの木の壁、看板。
こちらが正面外観です。(駐車場はこの建物の右側になります)


レイクサイトギャラリーとカフェ、と英語で書かれてます。


もう一つの表札は「白馬自然科学研究所」
1962年に自然科学、哲学の普及を目指して現・館長のお父様が設立しました。
西丸氏が所長として参与したことが縁で、研究所の事業として2008年に記念館が開館しました。


右手駐車場のところに現・館長さんがおられました。
記念館に出土した縄文遺跡を発掘・展示中です。
奥の竪穴式縄文射遺構は息子さんの作品です。


館長さんは気象学の専門家ですが、博学であるだけでなく、とても親切な方です。


発掘調査は、大町市教育委員会の指導の下に、近所の方など子供連れで手伝いに来て、行われたそうです。
4000年前の縄文土器片や打製石器を掘り出していくのはさぞやワクワクしたでしょうね・・・。


出土品はこのように常設展示されています。


発掘された全体はこんな感じ。
ここで縄文の人々が生活していました。
左手の大きなガラスケースの場所は、厨房だったそうです。


縄文の人たちの厨房・・ここでなにをつくっていたのでしょう。


ケースの中の石。どんな実を砕いたりしたのでしょうか。


発掘された4000年前の厨房の向こうは、現代人の畑です。


そして館内入口までの小径は小さな植物園のようです。
まだ春の始まりでふきのとうが目立つくらいでしたが、大切にされた、たくさんの草花が所狭しと植えられています。


息子さんの作品、竪穴式住居型空間「墓家」。
この制作中に縄文の遺構が発見されました。


中はこんな感じ。
常設展示作品と、なんと宿泊アート体験もできます。


中にある石の一つは、確かに先の方に、人の持ち型が残っています。
道具としての使い道を館長さんがイメージさせてくれました。


新芽たちを踏まないよう気を付けながら、記念館入口へ。
木の階段で2階へ上がります。


入口横のベランダから先程の竪穴「墓家」そして木崎湖も見えます。


入口です。

さて館内に入る前に、今回は特別に館長さんがアトリエを見せてくださいましたのでご案内します。

淺井祐介さんの作品です。
土、白ペンキ、膠、土器片、木の実などで描かれています。
各先住民族共通の原始感覚が呼びさまされる感じです。


障子を開けると、和の感覚と下り合わさった不思議な空間になっていました。


ここで目が覚めたら異空間の森の中に迷い込んだ気がするでしょうね。
淺井さんの作品「泥絵・山と人」は修復が終わり次第、常設展示として会館入口下に展示予定です。(外からも見えます)
定期的に、西丸氏の収集品とコラボする形で美術品の展示などが行われています。

館内に入る前にも、木崎湖をバックに縄文感覚を体験できます。
(2)では館内をご案内します。

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大町市 観る

大町山岳博物館(4)|付属園の動物たち|大町市

付属園では、北アルプスや大町周辺の動植物を、飼育・栽培し、繁殖や調査研究を行っているほか、けがや病気で保護された野生動物を保護しています。

屋外にある付属園は、博物館の休館日でも入ることができます。
一匹一匹に名前が付けられ、特徴も書かれていて、飼育員の方たちの愛情がしみじみ伝わってくる園内です。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館時間午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
[googlemap lat=”36.50480691666524″ lng=”137.87086486816406″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市[/googlemap]


博物館(右手)の玄関から30メートル坂をのぼったところにあります。


木の看板には、ライチョウとカモシカも彫ってあります。


玄関です。


付属園にいる動物一覧です。


案内板です。


入口すぐにはホンドギツネ。


華麗なジャンプができるよう、中に工夫して板が配置されています。


マガモはこの日気温が高かったためか、濡れタオルの上でじっと休んでました。


左手、木の幹あたりに見えるのはキジです。
オスメスおります。


飼育員の方の小屋です。


小さなスペースですが、このあたりの希少植物も栽培されています。


フクジュソウが咲いていました。


白いザゼンソウに何か付いてます。
ガーゼに包まれた温度計のようです。
ザゼンソウは熱を出す植物で、寒い日でも中は20度あるのだとか。
熱を計っているのでしょうか。


「プライドが高く気の強い」ハクビシンのマメちゃん、とあります。
そして確かに「時には甘えたい」のか、寄ってきて子犬のよう・・
こんなハクビシンみたことありません。


隣は「食いしん坊」の雄雌のハクビシンです。


ホンドタヌキ・・愛らしいです。


カモシカコーナーはいくつかあります。
上の方にれんげがいました。


岩と同化してますが、アップで見るとこんな感じ。


隣のカモシカさんは小屋の中に・・いたのに・・


目が合ったら下りてきて、目の前で角スリスリ・・
これ何かの合図?
ま、ただの習慣でしょう・・


フクロウのまなざしは何とも言えません・・


昼間だってちゃんと目は見えます、とあります。


ニホンキジのつがいがいました。


なんとなく絵になります。


動物案内とベンチです。


園内地図もあります。


飼料小屋はなんだか風情があります。
奥に小さな神社があります。


その奥は行き止まりになっています。
以前はこの先も行けたのですが、季節的な事情かもしれません。


トビです。


6羽があわただしく飛びます。
日常で、トビを見上げることはあっても、低空飛行のトビを見下ろすことができるのはなかなかありません。


チョウゲンボウ・・どこでしょうか・・


奥に貼りついてじっとこちらを窺っています。


オオコノハズクもいました。


檻のたもとにはフキノトウが・・


ここにも二ホンカモシカが。
さっちゃんは「気が向けば、近くまで寄ってきます」とあります。


気が向いたようです。


上から見たらこんなさっちゃん。


とてもきれいな瞳と、見とれるような角と、輝く毛並です。


こちらは山岳博物館の3階展望室の一角にあるコーナー。


この草食は誰のごはんでしょう?


木のページを開くと答えが・・
二ホンカモシカでした。


トウモロコシ中心に食べるのは・・


甘い果物は・・


出た、ハクビシン。
うちの周りでは畑のトマトなど召しあがっていらっしゃいますが・・


う、ヒヨコもそのまま・・


食べているところの写真も、肉食だとリアルですね。


付属園の趣旨が出口近くにありました。

檻の中にいるのだけれど、動物たちが皆、飼育員さんから愛おしまれているのが伝わってきます。こうなるまでには愛情だけでなく、多大な努力や知恵が重ねられているのでしょうね。

種の保存を目的に、付属園で繁殖したニホンカモシカは国内各地の動物園に貸し出しているそうです。

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大町市 観る

大町山岳博物館(3)|「岳」ロケ地として|大町市

大町市は「山岳文化都市宣言の町」。山岳博物館はその中心施設として山の資料を収集・保管し、調査・研究を続けています。
また普及啓蒙活動も行っています。

2011年5月公開の映画「岳」は、山岳救助を題材とした漫画作品です。
北アルプスが舞台となっていますが、大町でも何か所かでロケが行われ、山岳博物館は「北部警察署」として撮影されました。
公開に合わせて博物館内で企画された特別展(2011.8.8まで)を記録としてお伝えいたします。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館:午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
[googlemap lat=”36.50480691666524″ lng=”137.87086486816406″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市[/googlemap]


こちらが本当の外観です。


映画は、 山岳救助ボランティアとして登山者たちの命を救う主人公と、その仲間たちが繰り広げるドラマを描いた映画です。


ストーリーと解説です。
大町市では立山連峰だけでなく、大町北小学校、そしてこの博物館で行われました。


こちらが漫画のポスター。
一階の売店では、多くの書籍の中に、「岳」の漫画も売っていました。


ロケを撮影した写真のパネルです。


「長野県北部警察署」とあります。
実際に使われたものです。


セットが再現されています。


無線機もあります。


山のルートが実際に書かれていました。


実際の山岳地図も貼られています。


手前は衣装でつくられたようですが、奥の壁にかかっているのは実際に北アルプスの山岳救助隊のものです。
山小屋ではよく小屋番の人が着ています。


撮影の現場はこんな感じ。


3月に行われたロケでは、残雪の残る警察署を撮影するために、この雪を扇沢から運んだそうです。


パトカーが入るとホントに警察署みたいです。
博物館には見えません。


扇沢の雪がこんなにも・・。
看板も警察署になっています。


撮影のために文字が反転しているのは不思議な感じです。


大町北小学校での撮影風景。


こちらは6月なので、残雪のアルプスもバックにしっかり入っています。


主人公が遭難者に手を差し伸べている場面でしょうか。


お隣の山岳総合センターの案内です。
活動内容があります。


映画は遭難救助が題材ですが、安全登山を心がけることが一番です。


これは実際の登山者カード。
「山に入るときは届けましょう。」とよびけけています。


山岳博物館の応援ポスター、学芸員のひともエキストラで出演しているようです。
もちろん作業着でなく、警官の制服で・・!?

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大町山岳博物館(2)|北アルプスの登山の歴史と自然の展示|大町市

館内では、北アルプスの自然と登山の歴史に関する資料を数多く展示しています。
また、3階からは雄大な北アルプスと大町市街を一望できます。

1階はホール・特別展示室・主に登山の歴史を紹介する展示室、喫茶と売店「こまくさ」があります。
2階は北アルプスの生い立ち・生態系の展示室。
3階は展望室になっています。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
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入口入ってすぐ右が受け付けです。


シンボルのカモシカがこんなところにも・・
ここで入館料を支払うと、パンフレットと山岳展望図がもらえます。


3階までの館内案内図もあります。


受け付けすぐ横にトイレもあります。
手前にペンギンが・・


ペンギンの募金箱、おおきい・・


入口にはスタンプコーナーもあります。


併設の付属園の案内です。


売店と喫茶「こまくさ」
手作り感いっぱいの、展望のいい和めるスペースです。
え?こんなものも・・と売店だけでも楽しめますが、それはまたの機会に。


こちらが常設コーナーです。
北アルプスの登山の歴史について山麓の民具や登山の道具・装備を中心に時代を追って紹介しています。


展示品がたくさんあります。


昭和20年代の山小屋が再現されています。


山道具もどんどん進化しているのがよくわかります。
・・というか、昔の人はすごい・・と思い知らされます。


エベレスト周辺地形の模型、ヒマラヤやヨーロッパアルプスなど日本人の海外登山も紹介されてます。


「遭難史」からも目をそらすことはできません。
井上靖の小説「氷壁」のモデルとなった、切れたナイロンザイルも展示してあります。


階段下には石彫のライチョウさんが・・


手作りアンケート箱。
いたるところに学芸員さんの、生き物や、博物館への「愛情」が窺えます。


2階への階段も山が・・山が・・。


上がってすぐのところに「北アルプスのかたち」が展示されてます。


各山ごとの岩石です。
年代によって色分けされています。


ここから2階常設展入口です。


最初に目があってしまいました。
ここで展示してある剥製はすべて、野山や路上で事故や病気で死んでしまった動物たちを、資料として活用するため、許可を得て甦らせたものです。


北アルプスは動植物の自然の宝庫です。


フォッサマグナの解説です。


リアルです。
デカいです。


「湿地」で生活する植物についての説明。


代表的なものの写真。


「湿地」で生活する昆虫の標本。


「湿地」の動植物を再現。


「湿地」から、隣は「湖」の生活再現。


その隣は「渓谷」と生態系の変化がとてもわかりやすいです。


奥はゆったりとしたソファーもあるライブラリーになっています。


「高山」の生態系です。


天然記念物「ライチョウ」の食べ物がわかりやすく展示されています。
子供目線に置かれていて、わかりやすく、たのしいです。


食べ物があれば、当然、糞についても。


剥製のライチョウ親子ですが、殻を破りたての雛まで!います。


オスとメスの違いも分かります。


ライチョウは冬は雪と同じ白の冬毛になります。
飛ばしてる・・


こちらも天然記念物二ホンカモシカです。
ホントよくこうして角をスリスリしてます。
ホント作ってる人の愛情感じます。


「高山」から「亜高山」の生態です。
標高が下がってきます。


厳しい高山と違って、生き物の種類もぐっと増えます。


ツキノワグマから向こうが「里山」です。


なじみの動植物もあります。


このあたりではよく見る動植物たちです。


3階へはシンプルな階段です。


が、上がるとそこは大パノラマ。


100円の望遠鏡もあります。
残雪と岩肌がおりなす雪形についても詳しい案内があります。


ジオラマもあります。


現在地です。


併設の付属園もよく見えます。
紹介コーナーもあります。


木彫りのオブジェが館内には多数ありました。
奥にエレベーターがあり下に降りれます。


1階まで下りてきました。
山岳博物館の歴代ポスターも展示されてます。
カッコイイです。


フリーペーパーのコーナーもあります。
野鳥の会や博物館関連です。


出口ではカモシカ親子が見送ってくれます。

博物館では、常設展示の他に、企画展・特別展の開催や自然観察会、山博おもしろミニゼミなどのイベントが年間を通して行われています。
ときおり、学芸員の方の解説付きの展示会などもありますが、素朴な手作り感と愛情にいつも好感を持てます。

カテゴリー
ロケ地 大町市 観る

大町山岳博物館(1)|「岳」ロケ地・雄大な北アルプスと大町市街を望む|大町市

昭和26年に誕生した日本初の山岳博物館です。

大町市民からは「山博」と呼ばれ親しまれています。
北アルプスを中心とする登山の歴史や自然についての展示のほかに、「生きた学習・研究の場」として動植物を飼育・栽培する付属園を併設しています。
2011.5月公開の映画「岳」では、大町山岳博物館が、「北アルプス警察署」という設定で登場します。
まさにこの写真の外観です。

住所:長野県大町市大町神栄町8056−1
電話:0261-22-0211
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 7・8月は無休
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
入館料:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
[googlemap lat=”36.50529″ lng=”137.87061″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県大町市大町神栄町8056−1[/googlemap]
長野道豊科ICから約40分。
上信越道長野ICから約45分(どちらも「オリンピック道路」経由)。
信濃大町駅より徒歩25分またはタクシー5分です。


306号線にある「神栄町」信号。
正面のこんもりした山に向かい、この信号を渡り、大糸線の踏切を超え、さらに直進します。


住宅地の中に入り「この道で大丈夫かな?」と思い始める頃、
「大町山岳博物館」と、紅葉が美しい「霊松寺」の看板が見えてきます。


看板の手前で、通ってきた坂道を振り返るとこんな感じです。


カーブを何度か曲がると、右手に展望台が見えてきます。


下り車線には車を横着けできるスペースがあります。
木のベンチが見えます。


座ってみると北アルプスと大町市街がよく見えます。
真ん中の大きな茶色の建物が大町市の合同庁舎です。


木彫りの地図があります。


この部分をアップで見てみると・・


ダムもはっきり見えますね。


山の名前も・・


形通りなのでわかりやすいです。


最後のカーブを過ぎると右手に博物館が見えてきました。


正面のこんもりした山、鷹狩山までの案内板もあります。
標高は1164mです。


駐車場から見た外観です。


博物館正面の駐車場には、正面にトイレがあります。
よく大きなザックを背負っている人や、山岳訓練している人を見かけるのは、左手の建物「長野県山岳総合センター」があるからです。


長野県山岳総合センターは、山岳における遭難事故の防止と健全な登山活動の目的をもって、昭和44年に開設されました。
登山や自然保護団体等の研修に利用でき、登山、研修などに必要な装備(ビーコン、ハーネス等)の貸し出しも行ってます。 


駐車場からは桜の植えられた広場越しに北アルプスを望めます。


でっかいケルン?それともオブジェでしょうか。
なにかいわくがありそうです。


駐車場からは階段を上がり、博物館へ行きます。


館の下の医師にも案内が貼ってあります。


正面玄関にはカモシカ親子の像が建ってます。


入口です。
このように年に何度か企画展が行われています。


入口ドアにもライチョウやカモシカさんが・・

館内は(2)でご案内するとして、来館者には、チケット領収レシートだけでなく、このようなものが手渡されます。

パンフレットと長~い北アルプスの展望図です。


展望図から「爺が岳」を望んでみましょう。
裏には山だけでなく大町市の名勝地の解説もあります。

季節、時間によって全くべつの大町の表情が望める展望地です。
暖かい晴れた日は、ここでのんびり風景をスケッチするのもおすすめです。

カテゴリー
おひさま 大町市 観る

早春の中山高原|北アルプスを望む「おひさま」ロケ地|大町市美麻

長野県にある木崎湖の東にある中山高原は、春は一面の菜の花畑、晩夏8月末頃には一面のそばの花が咲く美しい場所です。
(注意・信州、特に高原あたりのの春は3月・4月ではありません。だいたいGWあたりがいわゆる春です)

2011.4月スタートのNHKの朝ドラマ「おひさま」でもロケ地として選ばれ、ポスターや、ヒロインの井上真央さんが自転車で女学校に通学する場面や、母と過ごす幼少時代の場面がここで撮影されました。
そば畑は、主人公が自分の運命を導く人と出会う、物語の鍵となる場所なのだそうです。

住所:長野県大町市美麻中山高原
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大町スキー場(閉鎖しましたが、看板などはまだ出ています)を目指すと行きやすいです。


このあたり。あの旗のところを曲がると、美麻珈琲と中山高原のキャンプ場ですが、その手前が中山高原です。
この時期(4月初旬)はまだ雪も残り、駐車場がわかりにくいかもしれません。
旗まで来たら行きすぎ、その手前です。


駐車場から高原全体を見るとこんな感じです。


かわいい雪上車を発見!


前から見るとこんな感じ。


反対側も。
よく見るとかわいいというより、ちょっとシュール・・・


運転席


看板が出ています。


手書きです。
雨雪にうたれて消えかけている箇所もあります。
黄色に塗ってあるところが菜の花畑。
塗りは落ちてますが、そば畑も表示があります。


看板のところから見える風景。
てっぺんに地図には載っていない小さな黄色い小屋があります。
寄り道しながらあそこまで登ってみましょう。


蕎麦を刈り取ったあともありました。
咲き誇る真っ白なそばの花が一面に広がる場面を撮影するため、2010\.8月末先行ロケが行われました。
8年前はここは荒れ地だったそうです。ソバを植えた方も喜んであられると聞きました。


左手にある種山小屋。
冬季閉鎖のようです。夏は賑わうのでしょう。


右手の丘は結構急斜?
すぐ車に戻り、段ボールをちぎってお尻スキーを試みましたが・・
この陽気で雪に水分がありすぎて滑らず・・
転がるより、駆け降りるのが最高です!ヨ。


黄色い小屋が見えてきました。


小屋からはこんな感じ。
爺ガ岳、鹿島槍、白馬三山もバッチリ見えます。


寝ころぶと白樺もこんな感じ。


小屋の向こうも丘と唐松林が広がっています。


溶け始めているところにも蕎麦を刈り取った跡が・・


小屋まで電線が伸びてるのはこのスピーカーのため??


信州はほんとに木の背が高いと思います。
対目線も上になるし、上へどんどんのびてくかんじです。
影も長いです。


蕎麦ではないようでしたが、秋に何かを刈り取った跡です。
結構発酵が進んでました。また、土に還るのでしょう。


手書きの地図でもお分かりのように、左手の丘を歩いて超えると、美麻珈琲があります。
遠く見える白壁がそうです。
車のほうが楽ですが、歩いてもたいした距離ではありません。
つながっています。


ついこういうことしたくなりますよね。
ほかにもいろいろ・・


こんな感じで小高い丘がいくつもあります。


そしてだいたい頂上には白樺。


美麻珈琲前には、ガーデニング用でしょうか、大きな鳥かごのようなアーチがありました。


キャンプ場へ続く道の木には冬囲いが。


雪解け水かなあと、長靴でバシャバシャ入った大きな水たまりは・・
家に帰り地図を見て知りました。「まぼろしの池」でした。
早春のこの時期に現れるのでしょうか・・・

中山高原は「北アルプスが見渡せる、なだらかな丘で傾斜のあるソバ畑が広がる、ぴったりの場所」と「おひさま」の監督、笠浦友愛氏も気に入られたとか。
春の菜の花の黄色、夏の真っ白なそばの花、それぞれ色も香りも華やかですが、雪がだいぶん溶けて、冬の名残と春の予感をそこらじゅうに感じる静かな早春の高原もおすすめです。

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自家焙煎 美麻珈琲|中山高原にあるストローベイルハウスの喫茶店|大町市美麻

「煎りたて」「挽きたて」「入れたて」の3拍子を揃え、鮮度を大切にした、こだわりの珈琲が飲めるお店です。

コーヒー、手作り菓子を目的に行かれることはもちろんです。
が、何よりまず自然豊かなこの地のロケーションと、わらでみんなでつくったという喫茶店自体の空間の心地よさを味わっていただきたい場所です。

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住所:長野県大町市美麻14902-1
電話:0261-23-1102
営業:午前10:00~日没
定休:不定休(ホームページにてご確認ください)


33号線を長野市方面へ進んでいきます。
右手に白と緑の旗がたなびいているところ、曲がる道が見えます。


美麻珈琲と中山高原キャンプ場入口の看板があります。


4月に入っていますが、落葉松の周りはまだ雪に覆われています。


幹の向こうに美麻珈琲の建物が見えてきました。


同時に後ろを振り返ると幹の合間に残雪の北アルプスが見えています。


落葉松林を抜けると、ストロー・ベイルハウス(藁の家)でも有名な美麻珈琲が突如現れます。
左手にあるのは、薪小屋です。


1年かけて手作りでできた家。
断熱性は一般住宅の6~8倍とか。石垣で組んだ地下はガレージになっています。


正面は中山高原。雪が解けるとここは一面菜の花です。
コーヒーより、まず思わず駆け上り「伸び」したくもなります、この風景。


ガレージ横に駐車場の表示。


下から見上げるとこんな感じ。


側面はこんな感じ。
つい顔がほころぶ手作りのデコボコ感。
こんな家に憧れましたが、うちは湿気が多く断念。
日当たりのいい場所に家を建てる方、おすすめです。


ポストがたくさん??と思ったら、こんな低いところに巣箱でした。
天敵がいないんでしょうね。


階段上がると玄関です。


案内には店主から、「私たちが暮らしながら、コーヒーの焙煎、販売、菓子喫茶を行っています」とあります。


店内です。


ショーケースには自家製ケーキと豆が冷やされていました。


喫茶で飲める豆は瓶に入っています。


ケーキ、どれも美味しそう・・


ケースに入れられ、冷えた豆と、ショーケース前にはこれから焙煎する青豆がドンと置かれていました。


メニューです。


信州の果実のジュースもあります。


浅煎りと中煎りで注文しましたが、さすがに写真では同じですね。
水は女犬原、居谷里湿原(静かで美しいところです)の湧水です。
豆も水が美味しいコーヒーをつくります。


晴れた日は美味しい空気も吸いながら、目の前の高原を望むベランダでお茶、おすすめです。
さっき、伸びをしに昇ったり下りたりした足跡がしっかり残ってるのが見えます。


アップルパイは温めて出てきました。湯気が写らなくて残念!


こちらはタルト、冷えてます。


暖かい店内にはゆったりくつろげるテーブル席が3卓あります。


一つはアンティーク四角テーブルと椅子。
おおきな丸テーブルもあります。


ここはソファーがメインですね。
眠ってしまいそうです。
中山高原の春の写真が飾ってあります。


これは煙がほとんど出ないという、フィンランドの暖炉Nunna uuniです。
もちろん中で調理できます。


コーヒー豆のかすを乾かしているようです。
用途は山羊を飼ってる方への消臭剤としての提供でした。
大量に出るものの対処に無駄がないです。


小さなステンレスのやかん、じゃなくて、銅のやかんがめっちゃ大きいのです。
そもそもこの暖炉がでっかいんですが。


焙煎機もでっかいんです。


店内と家具が調和してます。
が、所狭しと物販が並んでいます。


もともと兵庫のサント・アンというお菓子屋さんと聞いています。本店の商品も置いてあるいうことでしょうか。


いろいろあります。


棚の上にはたくさんのケトル!


販売用の豆は、外国製ガスレンジの上に置かれていました。
現役で動いているそうです。


中山高原のポストカード(150円)も置かれています。
「美麻珈琲だより」もありました。
コーヒーについての案内だけでなく、会員の方への信州案内にもなっている内容でした。


レジの下には普通にテレマーク(普通のスキーより足を固定されずに雪山歩き、滑りができる)の靴が。
雪深いこの辺りでは、レジャーというより生活必需品に近いのかもしれませんね。


トイレ入り口。すべて手作り。


入口、出るときはなんだか違う空間へ移行するような感じのドアでした。

雪深い冬の間は、土日だけの営業になったり、通常も日没までの営業、と自然のサイクルに合わせて営業していることがわかります。
2011・4現在隣に食事のできるスペース建築中です(地下はワインセラー)。
大自然の中でのんびりお茶をしたいとき、ゆったり語らいたいとき、リフレッシュにおすすめです。
家づくりに興味のある方は、セルフビルドのワークショップもやっています。

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フィッシングランド鹿島槍ガーデン|バーベキューもできる初心者から上級者まで楽しめる釣堀|大町市平鹿島

釣り初心者から上級者、超マニアまで楽しめる老舗釣り堀。
養魚場もやっているので、元気が良くて大型のがよく釣れ、大きなイトウも狙えることからとても人気のある場所です。
釣った後は、バーベキューも楽しめちゃいます。面倒なしたごしらえや、魚をさばいたりするのも全てやってくれるので、手ぶらでOK。
北アルプスの冷たい雪解け水を使って卵から育てた魚は、臭みもなく身もしまっていて美味です!!

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フィッシングランド鹿島槍ガーデン
営業時間: 7:00~17:00
電話:0261-22-8854
FAX:0261-22-6791
住所:長野県大町市平鹿島8589

大町市街地方面からだと、爺ヶ岳スキー場を過ぎてすぐ。
山々に囲まれた自然いっぱいの場所にあります。(ちなみに携帯は圏外。。。)

さすが人気の釣り堀!! 駐車場は満車に近いです。

管理棟の入口

食堂っぽい感じがする入口です。

フィッシングランドの案内板

入場料金

鹿島槍ガーデンの全体マップ

自由釣り場が3ヶ所、渓流釣り場、エサ専用釣り場、バーベキュー施設があります。

まずは受付

受付のガラスケースにはルアーやらフライやら釣り具がどっさり並べられています。

受付があるホールは食事ができるスペースがあります。

テーブルの上には電気ポット。蒸気がモクモクたっています。

受付カウンターの後ろにはカップラーメン。 
どれでも一つ200円、代金は下の箱に入れるというゆる~いシステムです。

食べ物らしきものは、お湯とカップラーメンのみ。
バーベキューしない場合は、何か用意してきた方がよさそうです。

テレビ

薄型です。地デジかどうかは?ですが、DVD&ビデオデッキも設置されています。

お魚ミニ知識

黒部岩魚の養殖をしていること・・・
北アルプス後立山連峰に降った雪解け水を使って養殖していること・・・
水温九度の水は成長度は良くないが「臭みのない身のしまった魚」が育つこと・・・など鹿島槍ガーデンの紹介が書かれています

村田基さんが大きなイトウを釣った時の写真

鹿島槍ガーデンに来た時の動画
さすらいの管釣り師 村田基 BIG TROUT AREA 鹿島槍ガーデンを攻める

1号池にて釣りあげた77cm,5.5kgのイトウ

こんなのが釣れたらウハウハですね♪

釣り雑誌も多数あります。

釣り場への入口。 

黄色い紙にルールが書かれています。

【ルアー・フライのルール】
・イトウは放流してください。
・エサ釣り、引っ掛け釣り、ワームトレーラー、浮き釣りは禁止です。
・集魚剤など匂いのするものは使用できません。
・プラグ糸は10g未満、スプーン、スピナーなどの金属系ルアーは5g台、つまり6g以下とさ せていただきます。ルアー本体が2cm以下は禁止です。トリプルフックは禁止です。
・シングルフックのバーブレスをお使い下さい
・ 立ちこみは禁止です。置き竿などによる同時2本以上の竿の使用は禁止です。

釣りは超初心者なので、もちろんエサ専用釣り場へ。
今回は生きの良いのを釣って、それをバーベキューで楽しもうというプランです。

養魚場を通過していきます。

足場が狭いのでちょっと油断すれば池に落ちます。

大きいのがウヨウヨしてます。

鹿島槍名物のオレンジ色のアルビノ(レインボートラウト)

アルビノ(色素欠乏症)は突然変異で誕生したマスの一種です。
目立つ魚であるために、サギやカモの攻撃を受けやすい。
ニジマスの原産はアメリカ大陸ですが、アルビノは長野県の水産試験場で誕生した魚です。
(ホールにあった説明書きより)

アルビノは普通は黄色ですが、ここのはオレンジ色。エサが良いからだそうです。

自由釣り場3号池

魚は比較的大きめ、岩があちこちに点在しているので上級者向けの池です。

ちょっと高台に登ったところには・・・

トイレがあり、その奥に1、2号池、渓流釣り場があります。

手前が2号池、奥が1号池。

1号池は岩が点在しています。ちょっと上級でしょうか?
2号池は岩もないし魚も多いようです。どちらかというと初心者向けのようです。

渓流釣り場

とにかく水がクリア。
飲めるんじゃないかというくらいきれいな水なので魚影がはっきりわかります。

エサ専用釣り場(規定釣り場)

ファミリー連れが多いです。
私たちもこちらで釣ってみました。

おじさんから渡された、釣り竿とネット。

昔話にでてくる人が使ってそうな超シンプルな竿です。
ネットは生きの良いのを入れたら逃げられそうな感じ。。。

エサ(4人分)

ここも水がクリアで、魚がよく見えます。

釣れるかな・・・?

おもしろいほどガンガン釣れました。

もうちょっと釣りを楽しみたかったのですが、
釣った魚は100g=210円で買い取らないといけないので、5匹釣ったところでストップ。

バーベキュー受付

釣ったものはこちらへ。
計測して、その場で食べていくか持ち帰るか選びます。

バーベキューメニュー

魚が釣れなくても魚は食べられます。

飲み物は自動販売機でどうぞ。

缶ビールあります。

自由釣り場で釣ったものの腹出し料金
腹出し 1k@200
頭取り  +@100
三枚下し 1k@500

セルフサービス

魚をさばいてもらい、バーベキューの準備ができたら、受付にて料理と交換に清算。

水道

あまりきれいな感じはしませんが、とても冷たい水がでます。
飲めるかどうかはわかりませんが・・・。

バーベキュー場

レンガ造りのコンロ

お肉を焼くのはガスで、魚は炭火で焼くようになっています。

魚は釣ったのがあるので、「梅コース」にしてみました。
野菜がついてないというので、単品で野菜もプラス。

ご飯はおひつに、味噌汁は鍋に入っています。

調理済みなので盛りつけるだけでOK。

釣った魚は腹出しして、串刺しにしてもらえます。(規定釣り場で釣ったものは無料でさばいてもらえます)
魚をさばくのが苦手なぶきっちょさんにはありがたいです。

大きいニジマスは三枚下ろしで、食べやすい大きさにさばいてもらいました。
もちろん塩もふってあります。

おばさんが焼き方を教えてくれます。

生での持ち帰りもできますが、どうせなら炭火で焼いた方おいしいに決まってますよね。
全部焼いてしまいましょう~!!

バーベキューの様子

真ん中でお肉を焼き、両脇で魚を焼くというスタイルです。

いいにおいがしてきました。そろそろでしょうか。

ニジマスの塩焼き

全く臭みがないです。骨も少ないので子供でも食べやすそうでした。

岩魚とブラウン

これだけ身がしまっているのは初めて食べました。
こちらも臭みは全く無し!!川魚が苦手な人にもおすすめです。

食べきれないやつは、お持ち帰り・・・。

帰り道、鹿島槍ガーデンのすぐそばの道でサルの群れと遭遇しました。
本当に自然豊かな場所で、ただ自然の雰囲気を楽しむだけでもよさそうな釣り掘です。

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Topics ラーメン屋レポート 大町市 食べる

豚のさんぽ|斬新なメニュー満載の豚肉料理専門店・昼はラーメン屋、夜は居酒屋|大町市仁科町

テレビや雑誌などメディアも大注目の豚肉料理専門店。
ランチタイムにはラーメン屋に、ディナータイムには居酒屋になります。
今回はランチタイムに行ってきました。

ボリューム満点なのにリーズナブル、豚肉料理専門とあってお肉へのこだわりも◎。
大町二郎、汁なし麺、角煮ラーメン・・・インパクト大の斬新なメニューがいっぱいです。
そして何よりお客目線の接客がすばらしかったです。

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豚料理専門店 豚のさんぽ
ランチ11:30-14:00 /ディナー18:00-25:00
住所:〒398-0002 長野県大町市仁科町3168-8 
TEL: 0261-85-0129

すぐに行列ができてしまうという噂を聞いたので、オープン直前に来てみました。

信濃大町駅の目の前にあります。

残念ながら駐車場はありません。
駅のロータリーにある駐車場か、市営駐車場を利用するしかなさそうです。

日本酒の瓶が並んでいます。
外観は居酒屋メインな感じです。

よく見ると豚のしっぽがデザインされています。

看板ブタ??
お店のシンボルの黒ブタちゃんがお出迎え。

メニューなど資料が乗ったテーブル

マスコミからひっぱりだこ

県内のテレビ局や地元雑誌のほぼ全てが取材に来ているんじゃないででょうか。
すごい人気っぷりがわかります。

夜の居酒屋情報
1029円で閉店まで飲みっぱなし??

宴会は30名、貸切宴会は50名までOKだそうです。
夜のラーメンもまた違って興味をそそります。

雑誌掲載ページ

なぎさライフサイトに、豚のしょうが焼き専門店の「豚さん食堂」がオープンしたそうで、4日間で1200食完売したとか。こちらも気になりますね。

今日のお肉は長野県産、野菜は塩尻産。
スタッフは本当にすてきでした。

並んで待っている人への気配り。
冷たいお茶のサービスがあります。

暑い日にはうれしいですね。

カウンター席(8席)

完全に居酒屋っぽいレイアウトのカウンターです。

テーブル席(2つ)

ちょっと席数が少ないかな??
オープンと同時に入ったので、待たずに入れましたが
あっという間に満席になり、すぐに行列が・・・。

大きなブタさんのボードに目を惹かれます。

黒板になってる感じです。

足跡の感じがとてもかわいらしい。

2階は個室。
ランチタイムは使われていないようです。

階段にも足跡が!!

窓にもブタさん

ディズニーランドの隠れミッキーを探すような感覚で、ブタさんを探すと面白しろいです。

さすがメディアの取材が多いだけあります。
カウンターの上にはサインが飾られていました。

マシンガンズとクワバタオハラのサイン

3時はららら♪のサイン

水はセルフサービスで。

テーブルセット(特製醤油ダレ、七味、こしょう、ラー油、割り箸、つまようじ)

ティッシュはピンクのボックスに。かわいい☆

お味保証制度
まずかったら返金してもらえるそうです。

ファブリーズの返金保障制度みたいですね。

お誕生日のお祝いも歓迎だそうです。

ケーキの持ち込みもOK!!

トイレを見るとそのお店の接客への力の入れようがわかるといいますが、こちらのトイレは気配りいっぱい。

シックな黒いトイレ、お香がたかれていて、ブタさんもいて・・・

めん棒、あぶら取り紙、ナプキンも設置

石鹸&アルコールスプレーはもちろん、ハンドクリームまでありました。

ここまで気の利いた飲食店のトイレって、ありそうで少ない。
ただ、鏡がないのが気になりましたが・・・ついつい長居してしまいそうなトイレです。

お店探索はこれくらいにして、肝心の料理の方へ。。。
メニューA(ラーメン)

(クリックで拡大してみれます。詳しくはHPへ)

メニューB(ごはんもの)

豚カレーのトッピングなどの説明

豚さんそぼろ飯

お子様ラーメンもありましたが、ごはん派のチビ連れだったのでそぼろ飯をチョイスしてみました。
さっぱりしていて食べやすかったそうで、ぺロリと平らげました。

黒部ダムカレー

黒部ダムカレーとは、大町市内の飲食店などでいただけるご当地カレーです。
黒部ダムカレーが食べられるお店

カレー用の取り皿とスプーン&フォーク

普通盛りですが、このボリューム!!
堤体になっているご飯はお茶碗2杯半はあるんじゃないでしょうか。
お米は地元契約農家のものを使用しているそうです。

隠し味には大町二郎の醤油ダレを使用。
おいしいです☆

ニンジンが豚さん

ほぐしチャーシューが乗っているのが、豚肉専門店らしいところ。

口の中でとろけます。

超ドカ盛りの大黒部ダムカレーもあります。
実際に食べている動画があったのでご覧ください。

胃袋に自信がある方はぜひどうぞ。

話題の大町二郎を野菜鬼増しで注文してみました。

ど~ん。

野菜は無料で、増し<増し増し<鬼増しが選べます。
ニンニクも有・無が選べます。

取り皿は必需品です。

ちょうど良いゆで具合のシャキシャキもやしがどっざり。
キャベツも入ってました。

何gのもやしを使っているのかは量ったことがないそうですが、コンテナに入っているのをドカっと投入しているそうです。

ちょっと箸を入れると、テーブルにもやしが落下。。。

ぎっちり積まれています。

上の方のもやしは味が付いていないので、取り皿にとって特製醤油ダレをかけていただきます。

ちょっとやそっとじゃ減らないので・・・

取り皿に野菜を移して、強引に麺を救出。

太麺で、ちょうど良く固めにゆでられています。

豚骨がきいた背油が浮いているスープ。

下の方のもやしはラーメンのスープ味になって、また違う味で楽しめます。

ギブ。。。 
ごめんなさい。おなかが限界です。

頼んだほとんどの人が完食するそうですが、私には「増し」ぐらいで十分でした。

長野komachのイケメン特集にも登場しているイケメン店長の甲斐澤さん。
若いのにしっかりしてて、トークもなかなか。
写真も快く撮らせていただきまして、ありがとうございました。

お店の外まで見えなくなるまで見送ってくれました。

お客目線の気持ち良い接客ぶりで、他にも気になるメニューがあったのでまたぜひリピしてみたいと思いました。

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そば屋レポート 大町市 食べる

手打ちそば民宿 古家荘|口に広がる甘さの秘密|大町市美麻

5月は山菜祭り(山菜の天ぷら)、10月は新行そば祭り(新そばときのこ)の大町市美麻にあります「古家荘」は、何件かあるおそば屋さんの中でも口コミで評判です。

自家栽培のおそばで、口一杯に広がるそばの甘さは何とも言えません。雪の多い地区で、そばの実を寒い中で保管できることや、そば粉にしてすぐに打つことがこの甘さになっていると、お店の方は自慢していました。天ぷらも美味しかったです。

昔は10月の新そばの時期しかそばを提供していなかったそうですが、評判が良く年間を通してお店を開いているそうです。ちなみに民宿は6500円(1泊2食)とのことでした。

〒399-9101 長野県大町市美麻新行高原13967
TEL:0261-23-1713
営業時間:11:00~売り切れ次第終了(電話で予約がベター)
定休日:毎週水曜日、第3は火・水曜日
[googlemap lat=”36.569442″ lng=”137.876036″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”10″ type=”G_NORMAL_MAP”]〒399-9101 長野県大町市美麻新行13967[/googlemap]
木崎湖から右折

大町から白馬方面に向い、木崎湖を長野・美麻方面に右折(この他に大町市内から大町スキー場を経由する広い道路があります)

細い道を美麻に向う

美麻地区に着くと交差点があり、長野・小川方面に左折、あたりには民宿のおそば屋さんが多く見られます

看板

間もなく右側に、旅館 手打ちそば「古家荘」の看板あり

案内

手打ちそば 古家 の案内

玄関

民宿の玄関

玄関の暖簾

手打ち そば の暖簾

玄関の中

一般的な民宿の玄関です。どこでおそばが食べられるのでしょうか?

廊下

廊下から部屋に案内されました

部屋

農家風の部屋にテーブル席が4つほどありました。なぜか落ち着きますね。

お品書き

冷たいおそばが4種類、温かいメニューが5種類のお品書き

前菜?

まずお茶と前菜?が出されました。甘く味付けた梅・大根のつけものと野沢菜でした

そば

ぶっかけ なめこおろしそば 900円

ざるそば2枚

少し白っぽいざるそば、1枚700円、2枚1300円。ここはざるそばに海苔はありませんでした。「ざるそば」と「もりそば」の違いは???
そばの味と香りはあまりなかったのですが、とにかく食べたあとにそばの甘さがじわーと来ます。こんなそばは初めてです

天ぷら

ふきのとう・さつま揚げ・ピーマン・きのこ・なす・かき揚げ、さっぱりしておそばにぴったりでした。5月の山菜の天ぷら祭りが楽しみです

おそばは美味しかったのですが二八そばとのこと。できれば十割そばが食べてみたいと思いますが・・・・

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信州やすらぎの郷 ぽかぽかランド美麻|温泉と宿泊施設のある道の駅|大町市美麻

ぽかぽかランド美麻は、白馬のジャンプ台までなら車で15分、白馬五竜まで8分、八方尾根まで15分、善光寺まで40分と、白馬や長野方面にアクセスしやすい立地にある道の駅です。
日帰り温泉と宿泊施設が併設されているので、食事・温泉のみでもOKな温泉宿という感じ。
大きな露天風呂があるのはもちろん、内湯は男女合わせて9つの湯船があり、温泉を存分に楽しめます。
リフト券(白馬五竜Hakuba47)と入浴券の割引セットもあるので、スキーと温泉両方を楽しみたい人にはとってもお得です。

長野と白馬を結ぶ主要地方道長野大町線の途中に位置する道の駅です。
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信州やすらぎの郷 ぽかぽかランド美麻
日帰り入浴料金:大人(中学生以上):700円(4時間有効券)
          回数券(6回券):3000円
          子供(3歳~小学生):500円(4時間有効券)
          回数券(6回券):1800円
宿泊プラン・料金:こちらのページより検索してみてください。

定休日:毎月第4木曜日(祝日の場合は翌日)
営業時間:10:00~20:30(※駐車場・トイレ・公衆電話は24時間、利用可能。)
  <レストラン 11:00~20:30>
  <温泉施設 10:00~21:30(最終入館は20:30で終了です。)>
  <無料休憩室 10:00~17:00(施設の都合により変更あり)>
住所:長野県大町市美麻16784
TEL:0261-29-2030

道の駅への入口は2ヶ所ありますが、案内看板のある白馬寄りの方は多目的ホールに出てしまうので、長野寄りの入口から入ることをおすすめします。
長野側にメインの温泉宿やレストランのある建物があります。

年季の入った、ぽかぽかランドの見取り図。

第一駐車場の方は、ほぼ満車。
スキーがてら寄っていく方が多いようです。

多目的ホールのある第二駐車場はガラガラ。
こちらは、さむさむランド。

第一駐車場に停められなかったときはこちらへ。

奥には公園もありますが・・・

遊ぶには勇気が必要。

駐車場の隅っこに送迎バス2台と、除雪車。
ちょっと雪かきしないと発進できそうにありません。

ちなみに、左の岩で囲まれている部分が露天風呂になっています。

では、ぽかぽかになってくるとしましょう。

営業時間

温泉施設<白糸の湯>
営業時間 10:00~21:30(最終入館時間20:30)
無料休憩室 10:00~20:00

レストラン
営業時間 11:30~20:00(19:30ラストオーダー)
平日は14:30ラストオーダーで15:00~17:00まで準備時間となります。
営業時間 土日祝日は11:00~20:30(20:00ラストオーダー)

売店 
営業時間 8:00~20:30

館内の案内図

レストランのおすすめメニュー

ざるそば、美麻弁当、大海老フライ・ハンバーグ定食が人気みたいですね。

こんなところに真実の口!! ここだけローマ。

ちょっとなつかしい・・・。
入口を入ってすぐの野菜売り場の横にありますので、よろしければ手を入れてやってください。

真正面にはフロントがあり、道の駅っぽくありません。

ホール中央には、お土産がどどーんと陳列されています。

売店の隣にあるラウンジ。入浴後などゆっくりできそうです。

立派な階段

2階は宿泊施設になっています。
宿泊料金・予約はこちらを参考にしてください。

入口を入って左側には独立したラウンジがあります。

ここのラウンジにはガラ・ルファが古くなった角質を食べてくれるコーナーがあります。

ガラ・ルファの説明

ガラ・ルファ
魚による癒し効果

温水の中に手・足を入れると、トルコ原産の魚、「ガラ・ルファ」がついばんで、お肌の古い角質を取り除きます。
小刻みな刺激が心地よいリズムとなり、十分な癒しとリラックス感を与えてくれます。

10分間 500円

かかとのガサガサが気になるときは、ガラ・ルファ君の力を借りるといいですね。

券売機で入浴券を買い、フロントへ持っていきます。

回数券はお得ですが、回数券だと一回一浴しかできないうえに、有効期限があるのでご注意!!

入浴料金
大人(中学生以上) 700円
小人(小学生) 500円
幼児(未就学児) 無料

大人回数券6回券 3000円
小人回数券6回券 1800円
ただし、回数券の有効期限は2010年3月31日まで。
一回一浴限り

タオルは200円、バスタオルは300円、歯ブラシセットは100円。

スキーがてら温泉に立ち寄るなら、こんな割引もあります。
通常より700円お得です。

特別割引価格セット価格表

ぽかぽかランド美麻「白糸の湯」温泉入浴券付特別割引リフト券(1日券)
通常一般価格5500円(リフト券4800円+温泉代700円)のところ
土日も使えて4800円。
◆白馬五竜&Hakuba47共通リフト券
◆ぽかぽかランド美麻「白糸の湯」温泉入浴券
◆ぽかぽかランド美麻「レストラン」5%OFF
注意:・リフト券にはスキー場にて、1000円の保証金が必要になります。チップ回収機にて返金されます。
・温泉入浴は、当日1回限り有効です。
・レストランにて1グループ2000以上ご利用時5%OFF

温泉入浴券付特別割引リフト券の詳細。

4月は4000円だそうです。

入浴と食事のセット割引もあります。

平日だけの「入浴&食事のセット」
入浴700円+食事1000円=1700円 → 1300円
(メニューは人気のミニ丼セットです。)

食事の後に入浴をされるお客様
フロントで会計をなさるときに「入浴とセットで」とおっしゃってください。割引価格(300円)で入浴券をお買い求めになれます。

入浴を済ませてお食事をなされるお客様
フロントで会計をなさるときに、入浴券をお店になってください。入浴券の種類に応じて伝票に表示された金額から割引して清算いたします。

先着20名様にて終了いたします。

レストランはフロントの左側にあります。

小あがり席も4つあります。

メニューのご案内

天ざるそば 1000円
カキフライ定食 1000円
信州名物ソースかつ丼 800円
ミニ丼セット 1000円
  【ざるおざんさorかけおざんさorざるそばorかけそば】&
  【ミニ牛丼orミニ天丼orじゃこ飯orミニソースかつ丼orミニ若鳥炭火焼丼orミニ炭火焼豚丼】
生ビール グラス350円
     中ジョッキ 550円
・・・etc

暗い廊下の奥に温泉があります。

男湯と女湯は朝夕で入れ替わります。
この日は手前のつれづれの湯が女湯で奥のおもいでの湯が男湯でした。

混雑していたので、中の写真はありませんが、大きな露天風呂のほか、男女合わせて9つの湯船(ローリングバス、アクアジュビナエステバス、エステバス、ドリームバス、リラックスバス、サウナ、大湯、水風呂、打たせ湯)があります。
お湯は、無色透明でサラっとした感じ。湯加減もちょうどよかったです。
日帰り入浴で700円はちょっと高めな感じですが、湯船の種類がいろいろあるので納得です。

白糸の湯の温泉分析書
「高アルカリ性美肌の湯」だそうです。

源泉名:白糸の湯
泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)
泉温:25.1℃
湧出量:204リットル/分
水素イオン濃度:pH 9.0 (高アルカリ性の美肌の湯)
知覚的試験:ほぼ無色透明、無味無臭
適応症(浴用):
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、
病後回復期、疲労回復、健康増進

源泉温度は25.1℃なので加温していますが、加水はしていないそうです。

効果的な温泉の入り方

浴用の方法および注意

1 温泉療養をはじめる場合は、最初の数日の入浴回数を一日当たり1回程度とすること。その後は一日当たり2回ないし3回までとすること。

2 温泉療養のための必要時間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。

3 温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり(湯さわり又は浴場反応)が現れることがある。「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状の回復を待つこと。

4 以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
(1) 入浴時間は、入浴温度により異なるが、始めは3分ないし10分程度とし、慣れるに従って延長してもよい。
(2) 入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
(3) 入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない。湯ただれを起こしやすい人は、浴後真水で身体を洗うか、温泉成分を拭きとるのがよい。
(4) 入浴後は、湯ざめに注意して一定時間の安静を守る。
(5) 次の疾患については、原則として高温浴(42℃以上)を禁忌とする。高度の動脈硬化症、高血圧症、心臓病
(6) 熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので、十分に注意する。
(7) 食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい。
(8) 飲酒しての入浴は特に注意する。

白糸温泉が採掘されるまで・・・

美麻村温泉掘削工事の概要

美麻村では、一億創生資金による村の活性化の一環として、村内に温泉掘削を計画・実施した。何分にも地質的には地熱の低い地帯であるため平成元年7月以来、慎重に全村の地質調査を行い、地質構造に期待をかけて、小谷断層の破砕帯に調査ボーリングを試みた。石原下の滝沢口に回転式ボーリングマシンで、展示してあるメタルビットを使用して、径60mmでコア(岩芯)を採取した。破砕帯のため掘進に難渋したが幸いにも、深度463.4mで28℃の温泉が、毎分120リットル自噴した。
その結果を参考にして本掘削を平成3年3月9日開始した。これは回転式スピンドル型ハイドロリックフィールドマシンを用い、展示してあるトリコンピットを使用した。ビット径は深度22mまではφ374.7mm、440mまではφ269.9mm、600m以下はφ193.7mを使用し、スライムによって地質状態を観察した。その結果深度606mで毎分450ℓが自噴で採湯される見通しがつき、工事を平成3年6月末日に完了した。
施工者 北陽建設株式会社

お酒の販売機、身障者用トイレ、オムツ交換シート完備。

風呂上がりは無料休憩室(やすらぎの間)でくつろげます。

携帯電話の使用、持ち込みによる飲食は禁止です。

温泉も混雑していましたが、こちらもほぼ満席。
ゆっくりくつろぐには、平日の方がよさそうです。

カテゴリー
白馬村 買う 食べる

道の駅白馬|白馬の豚(SPF豚)を使った料理、スキー場情報、飯田十三仏堂|白馬村神城

白馬の情報発信地、道の駅白馬。
地元野菜や特産品が並ぶのはもちろん、スキー場情報など周辺観光の情報が充実しています。
レストラン夢白馬では、白馬の豚(SPF豚)や白馬紫米など材料にこだわった和洋食が楽しめます。
また、敷地内には飯田十三仏堂という十三体の仏像が安置されています。

大町からだと、国道148号線を白馬方面に北上、青木湖を過ぎてしばらくすると白馬村になります。
大糸線神城駅の少し手前あたりにあるのが道の駅白馬。
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道の駅の前を走る国道148号線を大町方面から。

雪の壁で道の駅の建物が見えません。
冬は標識だけが頼り。

白馬方面から見ても・・・

標識がなければうっかり通り過ぎてしまいそうです。

歩道の雪もハンパない。

寄せてある雪の山に穴を掘ればかまくらにできる?

ちなみにこちらは春の写真。

雪が寄せてある場所は、きれいな花壇です。

駐車場はしっかり除雪してあるので、ノーマルタイヤでもイケそう。

これで除雪したんですね。

大きな三角屋根の建物の中は、売店とレストランになっています。

白馬出身のバンクーバーオリンピック出場選手を応援する横断幕が飾られています。

【白馬で育ったバンクーバーオリンピック出場選手】

  • フリースタイル 上村愛子選手
  • フリースタイルモーグル 西伸幸選手
  • スキークロス 福島のり子選手
  • ノルディック総合 渡部暁斗選手
  • クロスカントリー 成瀬野生選手
  • クロスカントリー 柏原理子選手

  • がんばってください!!

    これは売店内から撮ったものですが、白馬のステンドグラスが印象的な建物です。

    道の駅白馬の紹介

    ● 村の紹介
    白馬村は長野県の北西部に位置し、周囲65.5㎞、南北16.8㎞を擁しています。南は佐野坂峠で大町市と、西は後立山連峰を構成する白馬連峰により富山県と、北は小谷村と、東は大町市、小川村、長野市と接しています。
    西側の山岳部には、白馬三山、五竜岳などの北アルプスを代表する山並みが連なり、そこから伸びる八方尾根、遠見尾根、岩岳などの山腹に日本を代表するスキー場がつくられています。

    ● 道の駅とは?
    道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び合う「地域の連携機能」の3つの機能を併せ持つ休憩施設が「道の駅」です。ここ「道の駅白馬」は、白馬村の申請に基づき、国土交通省道路局長により平成7年4月に「道の駅」に登録されました。当駅は白馬村と道路管理者の長野県および国土交通省が連携し、レストラン・売店・などを備えた地域振興施設を白馬村が、駐車場とトイレを長野県が、砂防マルチビジョンを国土交通省が整理したものであり、地域の特色を生かした休憩施設を形成しています。

    駅構内の見取り図

    お堂がある珍しい道の駅。

    白馬周辺はスキー場をはじめ、大自然を生かした観光地がずら~り。

    白馬さのさか、白馬五竜、Hakuba47、八方尾根、白馬岩岳、白馬岩岳、白馬ハイランド・・・
    一つの村に7つもスキー場があります。

    物産館の中に入ったところには、地場野菜などが並んでいます。

    干しただけりんご!?

    ただ皮をむいて干しただけ
    自然の甘さ「干しただけりんご」100g380円
    「りんご」って皮をむくのがめんどくさい!ナイフないし「りんご」食べたいけど歯が悪くなって食べられないなどなど、そんな方にピッタリ。
    だまされたと思って「天ぷら」にもしてみて!
    できればシナモンを衣に少し入れて!

    りんごの天ぷら?ちょっと食べてみたいですね。

    売店入口に、電子レンジ。
    何を温める用かは???ですが、コンビニみたいです。

    観光客でにぎわう売店内

    お土産やもっこりんごなどのご当地キャラグッズがずらっと並びます。

    白馬ならではの特産品が並ぶコーナー

    売店の奥にあるトイレの頭上はすごい。

    クマの毛皮

    お値段びっくりの150000万円!!これは安いのか高いのか・・・?

    サルの毛皮チョッキ

    こちらは100000万円ポッキリ!!
    あたたかいんでしょうか?高い場所にあるので簡単に試着できません。

    売店の横はレストランになっています。

    レストランのメニュー

    白馬の豚や紫米などのこだわり食材を使ったメニューが中心です。
    味噌も手作りするなど、できあいのものは一切使用していないそうです。

    グルメリポート・・・といきたいところでしたが、お昼を食べた後に来てしまったのでメニューのみの紹介です。

    【定食】
    ・夢白馬定食 1200円
    岩魚の料理、紫米おこわ、煮物、揚げだしそば豆腐、お味噌知る、お漬物
    ・はくばの豚山賊焼き定食 900円
    ・はくばの豚汁定食 900円
    ・はくばの豚ロースカツ(トマトソース、自家製ソース) 1000円
    ※定食には、ライス・お味噌汁が付きます。

    【重物】
    ・はくばの豚みそ重 1000円
    ・はくばの豚みそかつ重 1000円
    ・はくばの豚山賊重 1000円
    ・天重 1200円
    ・はくばの豚ロースかつ重 1000円
    ・ステーキ重 1200円
    ※重には小鉢、香の物、お味噌汁、デザートが付きます。

    【手打ちそば】
    ・そば定食 1000円
    ざる又はかけそば、野菜の天ぷら、紫米おこわ、香の物
    ・ざるそば 700円
    ・かけそば 700円
    ・かき揚げそば(温) 850円
    ・とろろそば(温・冷) 800円
    ・たぬき月見そば(温・冷) 800円
    ・はくばの豚南蛮そば 850円

    トッピング
    ・かき揚げ 150円
    ・とろろ芋 100円
    大盛は200円増

    【どんぶり】
    ・はくばの豚丼 1000円
    ・はくばの豚キムチ丼 1000円

    【カレー】
    ・はくばの豚カツカレー 1000円
    ・はくばの豚入り自家製カレー 700円

    【うどん】
    ・はくばの豚カレーうどん 800円
    ・はくばの豚味噌うどん(温・冷) 800円

    【その他】
    ・揚げだしそば豆腐 400円
    ・フライドポテト 350円
    ・紫米おこわ 300円
    ・ライス 150円
    ・ロールパン(2個) 150円
    ・お味噌汁 100円
    ・お漬物(3品) 400円

    【喫茶メニュー】
    ・コーヒー(ホット・アイス) 300円
    ・紅茶(ホット・アイス) 300円
    ・ココア(ホット・アイス) 400円
    ・信州りんごジュース 400円
    ・オレンジジュース 400円
    ・グレープフルーツジュース 400円
    ・コカ・コーラ 200円
    ・アップルダイザー 300円
    ・コーヒー・フロート 450円
    ・コーラ・フロート 450円

    【ケーキ】
    ・ケーキ(りんごのタルト・チーズ・チョコ) 400円
    ・ホットケーキ 400円
     ドリンクセット(コーヒーor紅茶) プラス200円

    【お酒】
    ・瓶ビール(中瓶) 500円
    ・生ビール(中ジョッキ) 500円
    ・日本酒(白馬錦雪嶺) 1合400円、2合650円


    そば・定食類は11:00~
    営業時間AM9:00~PM7:00
    オーダーストップPM6:45までです。

    レストランと売店の間に、白馬観光情報コーナーがあります。

    道の駅スタンプはこちらです。

    割引クーポンや白馬観光情報が充実しているので、観光の際は寄っていってみては・・・。

    レストランの横はおやきやジェラートショップ、山野草が売られています。

    珍しい山野草が買えます。

    シジュウカラたちの巣箱まで売っていました。1つ900円。

    コツは南東向きに設置、地面から3mぐらい、枝分かれしていないところにつけるといいみたいです。

    ウィンターシーズンは、雪がどっさり。

    もちろん、ジェラートショップも冬眠中。

    雪でほとんど埋もれてしまったストーンテーブルの上には、観光客が作っていった雪だるまが何体も!

    おやきを売っている売店は冬でもやっています。

    白馬おやき 1個140円
    野沢菜/切干大根/あずき/なす/かぼちゃ/豚キムチ/豚カレー/きのこミックス/野沢菜カスタード/ちゃんめろ味噌/白馬た~んと(中華まん風)/かたくり饅頭

    おやきの在庫はこちらで確認。札がないところは売り切れ。

    野沢菜カスタードやちゃんめろ味噌、豚カレー・・・珍しいおやきがあります。

    スタンダードな味に飽きている人は、ぜひチャレンジしてみてください。

    売店の近くには、自動販売機コーナー

    ベージュやブラウン系の色で統一されています。

    トイレは24時間使用可能。ちょっと臭かった。。。

    男子:大 3器、小 6器
    女子:5器
    身障者用:1器

    トイレの横には、飯田十三仏堂というお堂があります。

    お堂の前は雪の壁で囲まれた道

    2メートルくらいはありそうです。

    飯田十三仏堂のいわれ

    飯田十三仏堂
    このお堂には「十三仏」といって十三体の仏像が安置されています。これは亡くなった人の供養が、初七日の不動明王から始まって最後の三十三回忌の虚空蔵菩薩に至るまで十三回の忌日があり、その旅ごとにちがった仏さまを供養することによって故人が成仏できるという信仰にもとづくものです。
    ここに安置されている仏像は、いずれも江戸中期(十八世紀初頭)の作で制作者は不明ですが、かなり手がけた仏師による造仏と思われ、寄木造り、漆箔、玉眼嵌入の入念な仕上がりで多少の傷みはありますが良好な保存状態です。
    ほかに厨子入阿弥陀三尊蔵、加来形主像ほか三像、念仏数珠が安置してあります。

    お堂の中

    ガラスの奥に13体の仏像が並んでいます。
    交通安全や家内安全に効くようです。
    道の駅に寄ったついでにお参りしてみてはいかがでしょう?

    道の駅白馬
    定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)但し7月〜10月、1月〜3月は、期間中無休。
    営業時間:売店AM9:00~PM7:00
          レストランAM9:00~PM7:00(PM6:45ラストオーダー)モーニング9:00~11:00まで
          外売店AM9:30~PM5:00
          直売所(野菜・花)AM9:00~PM5:00
          観光案内AM7:00~PM6:00
    住所 :長野県北安曇郡白馬村神城21462-1
    TEL:0261-75-3880

    カテゴリー
    大町市 松川村 観る 遊ぶ

    国営アルプスあづみの公園【大町・松川】|真冬のイルミネーション’10|大町市常盤

    昨年オープンして、初めての冬を迎えたあづみの公園の大町・松川地区。
    1月30日(土)~2月28日(日)までの夜は、イルミネーションのイベントを開催しています。
    雪の中で幻想的にきらめく15万球はとてもきれいです。
    とぉ~っても寒いですが、見る価値はありますよ。

    国営アルプスあづみの公園(大町松川地区)
    期間:1月30日(土)~2月28日(日)
    ※休園日:2/1(月)、8(月)、15(月)、22(月)
    点灯時間:16時~20時30分(入園は20時まで)
    観覧料:大人280円、小中学生50円
    TEL:0261-21-1212
    〒398-0004 長野県大町市常盤7791-4
    [googlemap lat=”36.45746441766761″ lng=”137.8176498413086″ width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.457464,137.81765[/googlemap]

    あづみの公園に近付くにつれ、積雪量が増していきます。

    駐車場

    除雪済みです。

    屋根から雪が落ちてくるみたいです。近寄らないほうがよさそうです。

    券売所

    16時からの入園料は、大人280円、小中学生50円です。

    真冬のイルミネーションのチケット

    日中の大町松川地区の公園では、そり遊びや雪遊びが楽しめます。

    プラスチックそりやスノーレーサー、チューブそりなど各種そりや、スノーシュー、歩くスキーなどを無料貸し出しがあるので便利!!

    あたたか足湯
    大町温泉郷の温泉を手軽に楽しめます。

    土日の11:00~18:00に、インフォメーションセンター前に設置されています。
    もちろん、無料!!

    生中継の準備中・・・。

    土曜はこれダネッ!!」の西尾アナの中継コーナーで紹介されました。

    まだ明るいのでそれほど目立たないイルミネーション。

    5時半過ぎぐらいからが見ごろです。

    オープニングイベント

    豚汁とあま酒のふるまい、マシュマロやき体験、チョコレートフォンデュ体験がありました。
    豚汁とあま酒は、なくなり次第終了・・・ということで、すでにありませんでした。

    森の体験舎では、いろいろな食体験ができます。

    期間中の森の体験舎での食体験 
    【凍りもちづくり 】 2月11日(祝) 10:30~14:00 ※別途参加費必要
    【おやきづくり】   2月20日(土)~21日(日) 10:30~14:00 ※別途参加費必要
    【マシュマロ焼き】   期間中の土日 17:00~19:00 参加費:無料(入園料別)
    【チュコレートフォンデュ】  期間中の土日 17:00~19:00 ※別途参加費必要
    ※なくなり次第終了。

    マシュマロ焼き体験

    真中には大きな火鉢みたいなのがあります。
    あったか~い。

    串にマシュマロをさして、炭火であぶります。

    きつね色になったら食べごろ。

    焼くとトロっとして、マシュマロじゃないみたいな不思議な食感!!

    体験舎の中へ・・・
    2月のイベント情報があります。

    ★クラフト工房
    6日(土)そりづくり
    7日(日)〃
    11日(木)サンドアート、まが玉、葉っぱのしおり
    13日(土)公園イベント オルゴールづくり体験
    14日(日)〃
    20日(土)葉っぱのしおりづくり
    21日(日)〃
    27日(土)小枝のクラフト
    28日(日)〃

    ★食工房
    6日(土)竹まきパン 公園イベント:ダッヂオーブン料理教室
    7日(日)〃
    11日(木)凍りもち
    13日(土)やしょうま
    14日(日)ぬかくどおにぎり
    20日(土)おやきづくり(野沢菜)
    21日(日)〃
    27日(土)竹まきパン
    28日(日)〃

    詳細はこちら

    室内では、チョコレートフォンデュ体験

    一人50円です。

    つけるのはマシュマロだけ。

    焼きマシュマロの後なので、できれば違う食材が一品でも入ってれば・・・。

    普通のチョコとホワイトチョコの二種類が楽しめます。

    食事ができるところは、休憩棟にあるレストランです。

    窓からイルミネーションを見ながら食事できます。

    表では、おやきと白馬アルプスポークの串焼きが飛ぶように売れています。

    レストランの周りには、白クマのイルミネーションがいっぱい。

    雪の上にある姿は、まるで本物みたい?

    ウッディーな造りのレストラン。

    入口付近に小さく写っているのが西尾アナ。

    窓際にジェロさんのサインが飾られています。

    これは・・・どなたの??

    夜間限定メニュー

    お食事
     薬膳豚カレー   750円
     信州味噌ラーメン(茸入り)  750円
     きのこそば(田舎風)  750円
     きのこうどん(田舎風)  750円
     ミートスパゲティー  800円

    軽食
     豚汁  300円
     おしるこ  300円

    飲み物
     ホットコーヒー  250円
     ホットココア  250円
     ハニーレモネード  250円
     ケーキセット  500円
     (フォンダンショコラorホットケーキ)

    アイスクリーム
     バニラ  200円
     黒豆きな粉  200円

    リーズナブルですが、あづみの公園らしいメニューです。

    水はセルフで・・・

    水が嫌なら自動販売機をご利用ください。
    カンと紙パックがあります。

    子供用の椅子はないので、これを使って調節しましょう。

    2段重ねは危険です。

    注文した料理はお渡しコーナーで受け取ります。

    ここに、はし・スプーン・フォーク、取り皿、お手拭きなど一式がそろっています。
    こちらもセルフでどうぞ。

    レストランのバルコニーにあるイルミネーション。
    この近くの席ならイルミネーションを存分に楽しみながら食事できます。

    これどこかで見たことがあるような・・・。

    信州味噌ラーメン

    チラシにはおすすめメニューとして載っていました。10種類の天然地場きのこが入っているそう。
    味は・・・、豚汁に麺を入れた感じ。

    薬膳豚カレー

    豚の角煮みたいなのが、かなりおいしいです。
    そんなに辛くないので、子供でもOKです。

    きのこそば(田舎風)

    具は信州味噌ラーメンとほぼ一緒?
    でも、具がたっぷりでおいしかったです。

    今夜はちょうど満月。
    童話の世界のようです。

    インフォメーションセンター前の広場

    やっぱりいました。「草太と木子」

    あづみの公園のイルミネーションイベントにはかかせない存在ですね。

    雪だるまがあちこちに転がっています。

    実はこれ、雪だるまメーカー

    中に雪を入れれば、あっという間に雪だるまのできあがり~!!
    インフォメーションセンター付近と、雪だるまの森にゴロゴロ転がっているので、作ってみてはいかがでしょう?

    かまくらみたいな雪だるま

    中に入って記念撮影できます。
    大人だとちょっとせまいかも。というより、恥ずかしい。

    通路脇に設置された雪だるまは園内の案内役。

    青い雪だるま

    ピンクの雪だるま

    園内には全部で51体あるそうです。

    穂高・堀金地区のイルミネーションでも飾ってあったやつです。

    星のトンネル

    これも穂高・堀金地区で見かけたような・・・。

    一番の目玉は、空中回廊のイルミネーションじゃないでしょうか。

    長~く続く空中回廊は、イルミネーションでピッカピカ☆

    木にはトンボがいたり・・・

    クワガタがいたりします。

    空中回廊の下は、海をイメージしたというグランドイルミネーションが広がっています。

    回廊の脇にあるアスレチックもライトアップ。

    空中回廊付近のイルミネーションの様子です。

    雪だるまの森

    大きな雪だるまイルミネーションや、雪だるまメーカーで作られた本物の雪だるまがたくさんいます。

    いわさきちひろの光

    いわさきちひろの絵をイルミネーションで表現。

    穂高・堀金地区の方がすごかったかな・・・とも思いますが、まだ初めてのイベントなので来年はもっと規模拡大するかもしれませんね。

    気温は氷点下。
    かなり寒いので、ゆっくり楽しむならスキーウェアぐらいがちょうどいいかも。

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    大町市 観る 遊ぶ

    高瀬ダムと発電所見学ツアー|高瀬渓谷の紅葉を無料で楽しむ裏ワザ|大町市平

    <<お知らせ>>
    このたびの東日本大震災の影響により、高瀬川テプコ館は閉館となりました。
    専用マイクロバスでの高瀬ダム・新高瀬川発電所見学案内についてもテプコ館閉館に伴い、廃止となります。
    ※高瀬ダムへは、七倉ダムより特定タクシー(約15分)をご利用いただくか、徒歩(約1時間半)で行けます。

    高瀬渓谷の紅葉を見るなら、高瀬川テプコ館の見学ツアーを利用するのがおすすめ。
    高瀬ダムまで専用のマイクロバスで無料で連れて行ってもらえます。高瀬ダムまで行くには、途中から自家用車では行けません。徒歩かタクシーを利用するしかないので、めちゃめちゃお得です。
    見学ツアーは約2時間。おもしろいガイドさんが、高瀬ダムと新高瀬川発電所を案内してくれます。

    見学ツアーで行く高瀬渓谷とはこんな場所

    高瀬ダム堰堤より見下ろす紅葉は、県内有数の紅葉の名所地として知られています。

    搭乗するのは2号車

    まっ、普通のマイクロバスです。

    急な雨用に傘の用意がしてあります。

    後にこれが役立つこととなるとは・・・。この時は思いもしませんでした。

    運転席の前にもやっぱり、でんこちゃん

    高瀬渓谷を目指して出発です!!

    前の1号車に続いていきます。 ♪紅葉見に行こうよ~♪

    大町エネルギー博物館

    テプコ館のすぐ近くにあります。
    機会があったらまた今度・・・。

    ちょうど紅葉の見頃。
    どんどん葉っぱがキレイになっていく感じです。

    まず見えてきたのが、大町ダム。

    左側の席に座ったほうが良く見えたかも。

    見どころのほとんどは左側だった気がします。

    バス運行中のガイドはテープです。

    路線バスと同じように、運転手さんが手元のスイッチで操作しています。

    高瀬渓谷緑地公園

    安曇野伝説の竜に乗った泉小太郎の像がドドーンとある公園です。

    長い長いトンネル

    でんこちゃんが吸い込まれていくような感じです。

    さっきまで晴れていたのに、だんだん雲行きがあやしくなってきました。

    まさか、まさか・・・ね。

    七倉ダムから先は、マイカー規制されています。

    個人で高瀬ダムへ向かうには、徒歩(1時間)で行くか、タクシー(片道2,100円)を利用するしかありません。
    それを考えると、見学ツアーはとってもお得&らっく楽♪

    七倉ダムの先のトンネル

    左側だけライトがありますが、これは歩行者用の通路が左にあるためです。
    徒歩でダムへ向かう人はここを歩いていかねばなりません。うひゃ~。

    高瀬ダムを登る坂は急激

    前のバスの傾きようを見ると恐くなっちゃいます。

    テプコ館を出発して約30分。
    ようやく、高瀬ダムに着きました。

    がっ!!
    外はドシャ降り。

    一応バスを降りてダムを見てみます。

    バスの置き傘がこんなに大活躍しようとは・・・。

    ダムの水も本来はもっときれいなエメラルドグリーンをしているそうです。
    台風18号の影響で濁ってしまっています。

    台風がくると、1ヶ月は湖面が濁ってしまうそうです。

    あまりにすごい雨なので、ガイドはバス内で。

    烏帽子岳、蓮華岳、北葛岳・・・と山の説明を受けますが、
    なんせ水墨画のような景色なので、さっぱりわかりません。

    ここでトイレ休憩がありました。高瀬ダムの上のトイレです。

    天候がよければ、この先にある展望台に登って紅葉を楽しむ予定でした。

    今日は雨に加え、強風。
    頂上ではメガネも吹き飛んでしまうくらいヒドイそうなので、行けませんでした。

    晴れていれば、こんな風景が楽しめたはず・・・。

    そのかわり、雨の日用のマニアックなツアーに変更です。

    普段は行かない、ダムの真下に連れて行ってもらえることになりました。

    さっき登ってきたところを下って・・・

    普段はここで停車して見学することはないそうですが、
    特別に「高瀬ダム」と書かれた看板の前で記念撮影タイム。

    日本の全ダムで二番目に高いダム(176.0メートル)です。

    高瀬ダム(ロックフィル式ダム)

    新高瀬川発電所の上部ダムとなる高瀬ダムは、高さ176m、堤体積1159万㎡の規模で日本有数のフィルダムです。
    岩石や砂利を積み上げ、ダムの内部または上流面を、水を通さない材料で築いたダムです。堤体は大変大きなものになりますが、資材の運搬が困難で、岩石が手近にある場所に適しています。
    高瀬ダムと七倉ダムはこのロックフィル式ダムです。高瀬ダムは高さ176メートルあり、ロックフィル式ダムとしては日本で一番高いダムです。

    ダムの表面は岩石や砂利を積み上げてできています。

    崩れないように工夫して積み上げられているそうです。

    もちろん、登っちゃダメ!!

    ロックフィル式ダムは、洪水による堤体越水には弱いため、堤体中央部に洪水吐きを設けることができません。
    なので、右岸の山を掘削して洪水吐きを設けています。

    白馬のジャンプ台よりも急な39度の傾斜。

    下からのアングルで。

    通常の見学ツアーでは、ここへは寄らないそうです。
    天候が悪い日だけの、ダムマニアにはたまらないツアー。

    洪水吐きの先は、高瀬川

    下からのダムを満喫したところで、次は新高瀬川発電所の見学です。

    山の地中の中にある発電所。トンネルの先にあります。

    発電所到着

    トンネル内でバスを降ります。

    広~~~い発電所内

    天井も高~~~い!!

    まずは、ガイドさんから揚水発電の仕組みについての説明。

    新高瀬川発電所(揚水式発電所)
    発電所の上と下に大きなダムをつくり、電気をたくさん使う昼間に上のダムから下のダムに水を落として発電し、電気があまり使われない深夜に下のダムに貯めておいた水を上のダムにくみあげておきます。この方式を揚水発電といいます。
    新高瀬川発電所はこの方式で運転しています。上のダムは高瀬ダム、下のダムが七倉ダムです。電気は大量に蓄えておくことのできないエネルギーですが、こうすることによって水をたくさんのエネルギー源として蓄えておき、電気が必要な時に発電ができるようにしています。

    今日は1号機がちょうど発電中でしたので、1号機を見学することに・・・。

    避難経路図

    心配性の人はご確認ください。

    1階は写真撮影OKですが、地下については企業秘密のため写真はNG!!
    発電所のフロアー案内で、なんとなくご想像ください。

    いよいよ地下へと降ります。

    ポンプ水車や発電電動機がグルグル回転しているのを見学しました。
    写真NGですので、見たい方はツアーに参加してみてください。

    帰りは行きと違う道を通りました。

    やっぱり帰りも座席は左側が有利かも。。。

    雨のマニアックなツアーも良いですが、晴れた日の紅葉もきれいなんでしょうね~。
    天気予報をチェックしてからお出掛けください。

    高瀬川テプコ館
    【営業時間 】 通年営業 (8:00~16:30)
               冬季営業時間( 9:00~16:30)
    【入場料金 】 0円 
    【休館日 】 年末年始/12月~4月の月曜日(月曜日が祝日の場合、翌日が休館)
    【Tel】  0261-23-2152
    【Fax】 0261-23-2153

    高瀬ダム・新高瀬川発電所見学
    運行期間:4月下旬~11月末
    出発時刻:午前9:00 9:30 10:00 午後13:00 13:30 14:00
    定員:各50名
    注意:・50名以上の団体でも見学可。要予約。
       ・見学バスは必ず午前・午後各3便あるとは限りません。
       ・見学バスの空席状況はHPでご確認を。
    申し込み方法:予約制 0261-23-2152
           空席があれば、当日受付も可。

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    大町市 観る 遊ぶ

    高瀬川テプコ館|高瀬渓谷と水力発電を学ぶ|大町市平

    <<お知らせ>>
    このたびの東日本大震災の影響により、高瀬川テプコ館は閉館となりました。
    専用マイクロバスでの高瀬ダム・新高瀬川発電所見学案内についてもテプコ館閉館に伴い、廃止となります。

    高瀬渓谷と水力発電のしくみについて、楽しく学べる施設です。
    屋外には高瀬ダムや実際に発電所で使われていた機械が展示してあったり、館内には、高瀬渓谷や電気に関することが勉強できます。
    特に、無料のマイクロバスで行く高瀬ダムと新高瀬川発電所の見学ツアーは人気です。

    高瀬川テプコ館へ行くにはまず、黒部ダムや大町温泉郷方面へ向かいましょう。
    高瀬川テプコ館周辺になると、案内看板がでています。

    その案内看板どおりに行けば、あっという間に到着!

    高瀬川テプコ館の建物

    テプコ館前にも駐車できますが、道を挟んだ向かい側の駐車場もあります。

    発電所見学ツアーに使用されると思われるマイクロバスが待機中です。

    テプコ館前の屋外にはダムや発電所に関する展示物がゴロゴロ。

    高瀬ダムに使われている「岩石」

    見学ツアーでも実物が見れます。

    高瀬ダムに使われている「岩石」
    ・この「岩石」は高瀬ダムの表面に使用されているものです。
    ・この石は、ダム周辺の河床から集められた自然のままのもので、石の種類は花崗岩です。
    ・ダムに使われている石は、大きなもので約15トンあり、全部で約8万個使用されいてます。

    ポンプ水車ランナ

    新高瀬川発電所で実際に使われていたもの。水車として、また揚水運転にも使うことができる。日本一大きなポンプ水車ランナ。

    揚水発電用ランナ(立軸フランシス形ポンプ水車)
    このランナは、ポンプ水車ランナといい水車として発電運転に使うだけでなく、ポンプとして揚水運転にも使うことができるものです。
    新高瀬川発電所(最大出力128万kw)で実際に使われていたものでフランシス形ポンプ水車としては、日本で一番大きなものです。

    水車:最高有効落差241.7m、最大使用水量161㎡/s、最大出力336000kw
    ポンプ:最高全揚程264.4m、最大揚水量130㎡/s、最大ポンプ入力321000kw
    回転速度214rpm、外径6.360m、重量(展示品)140ton、高さ2.535m

    「木レンガ」トンネル

    高瀬川最上流にある「高瀬川第五発電所」に使用されていた水路トンネルの復元。
    当時の土木技術を知る貴重な資料。

    「木レンガ」トンネル
    これは高瀬川最上流部にある「高瀬川第5発電所」(大正14年運転開始時、出力6300kwにしようされていた水路トンネルを復元したものです。
    トンネルの内面が木レンガで覆われているのは、この発電所で使用している水の中に含まれている硫化物による劣化を防止するためです。使用された木レンガは山深い現地の天然唐松を使用して製作されました。
    トンネルの施工に尽力されました故前田又兵衛氏らの苦労がしのばれるとともに、大正末期から昭和初期にかけての土木技術を知るうえで歴史的に貴重な資料です。

    トンネルの中にも説明が書いてあります。ほとんど同じ?

    「木レンガ」トンネル
    この展示物は、木(もく)レンガ(木製)を用いた水路トンネルで高瀬川最上部にある「高瀬川第5発電所)(出力6600kw)に使用されていたものを復元しました。
    高瀬川第5発電所(大正14年運転開始)は、北アルプス槍ヶ岳を源流とする水俣川と、硫黄岳を源流とする湯俣川から取水し、その水質は硫化水素成分を含んでおり、硫化物を防止するためトンネルの内面を木レンガで覆った構造になっています。
    この木レンガは、山深い現地の天然唐松を伐採製作したもので、施工にあたって前田又兵衛氏らの苦労がしのばれるとともに、当時の土木技術をしるうえに歴史的にも貴重な工法であります。

    水車

    1922年の運転開始から1990年までの68年間、高瀬川第一発電所で運転した水車。

    水車
    この水車は、1921年(対象10年)スイスのエッシャーウィス社で製造されたものです。
    1922年(大正11年)に運転を開始して以来68年間、高瀬川第位置発電所において運転を続け、この間に約13キロワット時の発電をしましたが、1990年(平成2年)発電所改造工事で不用となり展示したものです。
    なお、発電機と二連水車のうち1号水車は、大町エネルギー博物館に展示されています。

    水車形式:横軸二輪複流渦巻二連フランシス水車
    最大出力:1865×2kw 
    回転速度:428min
    有効落差:30.30m
    製造年:1921年
    使用流量:13.63㎥/s
    製造者:エッシャーウィス

    展示物にまぎれて、地場産品の店「いいずら大町」も威勢よく開店中。

    「いいずら」というのはこの辺の方言で、「いいでしょ?」って意味です。

    長野県の方言講座
    『~ずら』
    同意の要求、事実の確認の終助詞。「~でしょう?」「~じゃないの?」の意。
    「た」で終わる言葉などに「ずら」をつける場合、「つら」に変化することがある。
    例)「学校行ったずら?」→「学校行っつら?」(学校へ行ったんでしょ?)

    入口前にはお決まりの記念撮影用のパネル

    日付入りです。

    でんこちゃん「いらっしゃいませ」

    もちろん、入場は無料。

    ウェルカムシンボル
    水力発電に欠かすことのできない森や水をイメージしたブルーを基調としたエントランスです。

    カレードスコープ
    ウェルカムシンボルの中央にある岩みたいなやつです。

    覗くと何かが見える!!

    こっちは高瀬渓谷の景色が見えるといいう覗き穴。

    覗いた感想は・・・
    う~ん。。。

    電気と地域の情報コーナー
    大町市周辺の観光スポットや、電力についての情報を知ることができます。

    大町市特産品紹介コーナー

    お酒類が多い気がします。

    大町市周辺の観光スポットのパンフレットがずら~り。

    クイズで学ぼうコーナー
    電気や高瀬川に関したクイズが出題されます。

    クイズに正解すると景品がもらえるそうです。

    高瀬川情報ボックス

    高瀬川周辺の情報がいっぱいです。

    チョロQであそぼうコーナー

    小さい子は、東京電力仕様のチョロQで暇つぶし。

    これで遊んだあとは、必ずおねだりされます。

    チョロQ以外にも、テプコ館オリジナルグッズが多数。

    おしゃべりキティちゃん

    人間と会話ができちゃう、ハイテクキティちゃん。
    さみしい一人暮らしの人にはもってこい!?

    キティちゃんと会話するコツの説明書き

    マニュアルどおりの受答えしかできません。
    間違って聞き入れてトンチンカンな答えが返ってくることも・・・。
    やっぱり、ドラえもんのようにはいかないようです。

    ほうじ茶、お湯、煎茶が自由に飲み放題です。

    3Dバーチャルライド (ダム・発電所見学体験)

    ヘリコプターからの空撮と高瀬ダム・新高瀬川発電所の見学ツアーを仮想体験できます。

    3Dバーチャルライドの乗り方はこちらを参考に・・・。

    地下発電所の空洞案内コーナー

    揚水発電のしくみコーナー

    揚水発電のしくみが楽しく?すぐにわかる?、動く巨大ジオラマです。

    揚水発電とは
    発電所の上と下に大きなダムをつくり、電気をたくさん使う昼間に上のダムから下のダムに水を落として発電し、電気があまり使われない深夜に下のダムに貯めておいた水を上のダムにくみあげてする発電方法

    高瀬ダムの断面

    地層みたいです。

    一日の電気の使われ方

    電気の使われる量は時間帯に寄って大きく違います。
    最も多い昼間のピーク時には一番少ない深夜の約2倍も電気が使われています。

    高瀬ダム・新高瀬川発電所見学ツアーの案内

    ちょっと不自然なでんこちゃんがごあんなーい♪

    見学ツアーの経路図

    高瀬川テプコ館出発→移動35分→高瀬ダム見学(25分)→移動10分→
    新高瀬川発電所見学(20分)→移動30分→高瀬川テプコ館到着

    見学ツアーの申込みは電話での事前予約が必要ですが、空席があれば予約なしでも参加できます。

    見学を希望する場合は、受付へ

    申込書に住所や氏名、年齢を記入します。何かあった時のため?ですね。
    (登録した情報は見学終了後に廃棄処分されるそうです。)

    チケットには、搭乗バス名と出発時刻が書かれています。

    チケットの裏に記念スタンプを押すスペースがあったので、
    押してみました。

    見学ツアーはまず、映像ホールでダムや発電所の予備知識をお勉強するところから。
    バス出発時刻30分前から上映されます。

    映像ホールでは、ダム・発電所の建設記録と高瀬渓谷の四季映画、人気の3D映画など色々な映画を上映しています。

    上映時間のお知らせ。

    記録映画「高瀬渓谷と水力発電」という映画が上映されます。

    あまり興味ないって人はホールをウロウロしていてもOK。
    もちろん、ガッツリ知識を頭に詰め込むのもOK。

    映画を見たら、いよいよ見学ツアーへ出発です。
    ツアーは約2時間かかるので、トイレに行くのをお忘れなく。

    親切に女子トイレのベビーシートには、おしり拭き完備。

    見学ツアーの続きは「高瀬ダムと発電所見学ツアー|高瀬渓谷の紅葉を無料で楽しむ裏ワザ|大町市平」

    高瀬川テプコ館
    【営業時間 】 通年営業 (8:00~16:30)
               冬季営業時間( 9:00~16:30)
    【入場料金 】 0円 
    【休館日 】 年末年始/12月~4月の月曜日(月曜日が祝日の場合、翌日が休館)
    【Tel】  0261-23-2152
    【Fax】 0261-23-2153

    <<高瀬ダム・新高瀬川発電所見学>>
    運行期間:4月下旬~11月末
    出発時刻:午前9:00 9:30 10:00 午後13:00 13:30 14:00
    定員:各50名
    注意: ・50名以上の団体でも見学可。要予約。
         ・見学バスは必ず午前・午後各3便あるとは限りません。
         ・見学バスの空席状況はHPでご確認を。
    申し込み方法:予約制 0261-23-2152
           空席があれば、当日受付も可。

    カテゴリー
    生坂村 観る

    乳房イチョウ|煎じて飲めば母乳の出が良くなる|生坂村小立野

    長野県の天然記念物にも指定されている、樹齢800年のイチョウの木。
    イチョウの小枝を煎じて飲めば母乳の出がよくなるということで、妊婦さんや出産後の女性が祈願にくるそうです。
    名前からも連想できますが、かなりの巨乳です。

    みちゃう?

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    大町市 松川村 観る 遊ぶ

    国営アルプスあづみの公園(大町・松川)|紅葉ライトアップ「アルプスあかりの森」|大町市常盤

    あづみの公園(大町・松川地区)では、期間限定(2009年10月3日~10月25日)で、カエデやカラマツなどの紅黄葉樹を中心にライトアップするイベントが開かれました。
    ライトアップは、17:00から20:00。普段は入ることのできない夜の公園に入ることができます。
    LEDライトによって樹林がライトアップされ、漆黒の闇に浮かび上がる木々が幻想的な雰囲気をかもしだしています。