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松本市 観る

徳運寺|厄除け参りで有名な東山厄除観音|松本市入山辺

松本の厄除け参りで有名な東山厄除観音「徳運寺」をご紹介します。松本駅より東へ8.5km、美ヶ原に向かい薄川沿いに山間を走りました。
松本市入山辺にある曹洞宗の寺院、山号は福田山、本尊は11面観音。

1331年(元弘3年)神氏が雪村友梅を招いて創建
1501年~1521年(永世年間)折野氏(山家氏)が中興するもまた廃絶する・1851年(嘉永4年)焼失
1854年(安政1年)曹洞宗の徳運寺として再建

すでにお寺は年末~新年を迎える用意がすすめられていて近くの田んぼには三九郎のやぐらも組み立てはじめられていました。

長野県松本市大字入山辺4526 電話:0263-31-2215

場所はこちらです。
[googlemap lat=”36.221407″ lng=”138.044977″ width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市入山辺4526[/googlemap]

徳運寺への看板
道路沿いの田んぼの中のあぜに徳運寺の看板、古民家再生と書いてありますので看板もそれ風に屋根まで取り付けてあります。
薄川沿いを東山に向かいひたすら緩やかに上ります。
あと、1,2km。もう少しです。


徳運寺入口看板
入口はちょっと上り坂になっています、坂を登りつめたところにお寺があります。
200mほどですのでご安心ください。


バス停(徳運寺前)
少し上り坂になっていますが、左に先ほど道路沿いにあった看板と同じ看板に徳運寺と書かれています。
バスで来られた方はこちらで降りてください。


徳運寺全景
東山をバックに山門・塀と落ちついた感じのお寺です。
奥には本堂の屋根が見え、右手には庫裏が見えます、山際にゆったりと構えているお寺ですね。


東山厄除観音
山門の階段を上がると、観音さまが高い位置に祭られています、右手に東山厄除観音さまが穏やかなお顔で立っています。
そのまわりは置き石や植木で囲まれています。
厄除の時は大勢の人で賑わいます。


鐘楼
山門に入りすぐ左手に鐘楼。立派なお堂に守られています。
(昭和61年の新築)こちらで突く鐘は山辺の谷に響きわたります。
その横には平和を願う平和観音が置かれています。


厄除絵馬
札が棚につるされています。札には厄という文字が中央に書かれていてそれぞれ厄払いの願い事が書かれています。
厄除祈願の札がつるされていますが、それぞれ何とお願いしているのでしょうね。


本堂
どっしりとした本堂です。本堂は当時のままです。
屋根は独特の丸みを帯びていて美しいつくりです。以前はカヤ葺だったようですが、現在は銅板に葺き替えられています。
屋根内部は見学もできるようになっています。


長寿観音と石塔
長寿観音の後ろには、何体もの石仏が高く積まれています。
思わず合掌。


皇太后階下御参拝記念碑
松ノ木・つつじの木の横に記念碑があり、守られているのでしょう。
こんな山深いお寺に御参拝にお越しいただいたのですね。


入り口庭園
さるすべりの木とつつじと大きな置石が。
この季節は花がほとんど咲いていませんが、四季折々に境内をかざる花々はそれは見事で、庭を鑑賞に来られる方達も大勢います。特に知られているのは紫・赤・白の三色フジは見事ですよ。とても良い香りで見ごろの5月中旬にはお薦めのスポットとなります。


ギャラリー・ボーロ
古民家風でギャラリーの看板とワンちゃんが番人のようですね。
古民家再生で癒しと安らぎの空間が併設されて多目的に利用されているようです。
寺は本来ヒーリング(癒し)の場だったという住職が敷地内に民家を再生しました。


庫裏の内・1
入り口の土間には民芸調の机といすが置かれています。
ゆったりした空間ですね。
ギャラリーとして利用されています。松本民芸家具が落ち着きますね。


庫裏の内・2
じゅうたんの上に落ちついた机といす。
モダンな感じでここにも民芸家具が置かれています。


庫裏の内・3
広い座敷にこれも民芸家具の机と椅子が。
広い多目的な空間です。


徳運寺開山「雪村友梅」大和尚年譜
大きな額に納められています。

徳運寺開山元朝勅賜宝覚真禅師「雪村友梅」大和尚の1290年~1346年年譜がかけられています。
1331年(元弘元年)山辺の地頭 神系諏訪氏の神 為頼が下諏訪慈雲寺の雪村友梅禅師を請して徳雲寺(臨済宗)を創建。その後1533年頃火災に遭い、古文書類を焼失したが当時の山家城主・折野源当十郎が大安寺の安室生盛大和尚を晴し曹洞宗「徳運寺」として復興。


裏庭
灯篭や石で造られた水桶、飛び石が置かれいます。
裏山の傾斜を活用して落ち着いた庭園になっています。


本堂内部
木魚、鐘がありここでご祈祷します。
この奥にある本尊は千手観音です。


本堂内部 入り口
本堂入り口で厄除の日に飾る提灯が半分たたみ込まれています。
この赤い提灯は厄除のときには大きく広げられて大活躍です。かなり大きいです。


本堂内部
鐘と太鼓とその後には階段がありここから屋根裏も見学できます。
本堂屋根裏の見学も希望があれば、見せていただけるようです。そのときはこの階段を昇ります。


三九郎
高さ10m以上もあるやぐらです。松の枝などがつまったやぐらにヒノキの葉をかぶせて作ります。
高さ10m以上もあるやぐらが2基並んでいました。12月上旬ともなると用意し始めます。厄除縁日は正月第二日曜日の午後8時に三九郎に点火します。
多くの美男・美女で賑わいます。
特に伝統の三九郎火祭りは圧巻です。

厄除観音例大祭は正月第二日曜日・月曜日です。ちなみに昔は第二土曜・日曜日でした。
多くの善男・善女で賑わいますがとくに伝統の三九郎火祭りはダイナミックですよ。
寒い夜空に真っ赤な火柱が天高くと昇り、無病息災を祈ります。山辺の住人としては欠かす事のできない行事となっています。

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伊那市 観る

進徳館|万延元年開校の現存する藩校|伊那市高遠

進徳館は高遠城址公園の横にある史跡です。 高遠藩主 内藤頼直が1860年3月創設した藩学校です。

頼直が、岡野小平治を現在でいう学長にし、中村元起・海野幸成を先生にすることで現在の理数から戦争を生徒へ教えていた学校です。
その建物が当時の姿で残っているということが珍しいため、国指定史跡となっています。

桜を見に来たら、立ち寄ってもいいかもしれません。入場は無料です。
[googlemap lat=”35.83426498658587″ lng=”138.06334555149078″ width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県伊那市高遠町東高遠2074[/googlemap]

道路から見た進徳館

進徳館と書かれた石があります。

階段から門

この階段を登り、門をくぐれば進徳館です。さすがに年期の入った石階段という感じがします。
ちなみにこの真後ろが高遠城址公園になります。

玄関風景

歴史が止まっています、石畳の先に玄関があります。
もちろん中へ入ることはできません。竹の柵で止められています。

説明書き

かなり難しい文章というか言い回しです。

国指定史跡
進徳館(指定 昭和48年5月26日)

 進徳館は高遠藩主内藤頼直が前藩主頼寧の意思を受け継ぎ、藩士中村元起の熱望により大学頭林復斎の助言を得て万延元年(1860年)3月郭内三之丸に内藤蔵人の屋敷を文武場にあてて創設した藩学校である。
 頼直が「興国の基礎は藩士を養成するにあり、藩士を養成するには文武を奨励するより先なるはなし。」と藩学校設立の趣意を説き、老職岡野小平治を文武総裁に任じ、中村元起、海野幸成を文学師範に命じて 和学、漢学その他筆学、兵学、弓術、馬術、槍術、剣術、砲術、柔術、後に洋学を講ぜしめた。優秀なる教授を網羅して、進歩的な教育が行われ、多くの偉材を育成し、特に教育界に中堅人物を輩出した。
 旧進徳館の主要建物は八棟造り、平家茅葺きで現存するものは前通りの東西二棟と玄関及び表門で、その他は明治4年総裁、学監教授方師範詰所、教場、生徒控所等を含んだ講堂で東棟は生徒控所であった。
 進徳館は松代文武学校と共に信濃藩学中その遺構を最もよく在するもので貴重な史跡である。

音声案内

進徳館のどこに居ても聞こえる音声放送が流れ始めます。
これは間違えなく押した方が良いと思います。

縁側

縁側から室内を観ることができます。裏庭も見えてます。

五聖像の説明書き

孔子廟と五聖像
 五聖像とは、儒学の祖である孔子と、孔子の高弟で四賢人と言われる孟子、曽子、顔子、子思(子思子)を彫刻して祀った像のことです。
 江戸時代、儒学を教えた幕府直営の昌平坂学問所(現:東京都文京区湯島聖堂)や各地の藩校では、敷地内に廟を設け孔子を祀っていました。進徳館でも、開校から2年後の文久2年(1862)、辰野村(現:辰野町)の小沢伝十が孔子像を献上し、館内に聖廟が設けられました。さらに3年後の元治2年(1865)、北福地村(現:伊那市富県)の那須隆達ら4名の申し出により、四賢人の像が献上されました。これらの像は昌平坂学問所の大聖殿に祀られていた像にならったもので、江戸の絵師・野口幽谷が模写した絵を原図として、松川村(現:松川町)などの彫刻師が桂の材を用いて彫り上げたものでした。
 元治2年2月中旬、五聖像がそろって初めての釈奠の日(孔子を祀る典礼)には、藩主(代拝)、藩重巨、職員、生徒らが参加して盛大な式典が行われました。五聖像の座位は、孔子の生誕地・中国山東省曲阜にある孔子廟内大成殿の座位に従っています。
 明治時代になり進徳館が廃校となった後も、五聖像は大切に守られてきましたが、経年による傷みから保護するため、平成9年(1997)に高遠町歴史博物館へ収蔵され、平成14年(2002)には伊那市有形文化財(彫刻)に指定されてました。

祀られている五聖像

説明書きにもありますが、レプリカです。本物は近くの高遠歴史博物館にあります。

庭からの眺め

日本庭園というよりは、和風の庭って感じです。微妙に落ち着く感じがします。

茅葺き屋根の断面

かなり厚みのある茅葺きになっています。これで、雨風が防げるとはすごいものですね。
伊那地域でもこれだけキレイな茅葺きを見ることが出来るのは少ないのではないでしょうか。

茅葺きから湯気

この日は、朝方冷えました。陽が当たる場所からは湯気が上り、幻想的です。

裏庭から

進徳館は周囲をすべて回ることができます。裏側は、各部屋と建物の構造や建材について説明を見ることができます。

裏側から玄関

裏庭からも障子が開いていれば、玄関、門を見通すことができます。
何かの配慮でしょうか。

火を使っていた部屋

煙臭いというか、燻製の匂いがする部屋がありました。ここは火を使ったということで、天井もありません。

使われていた建材等の説明「釘」

和釘:江戸時代以前に用いられていた角釘で、物入れの小舞を止められるために再利用されていました。
輸入釘:明治初期に頻用され、付属棟の建築年代決定の根拠となりました。釘頭の下が四角い形をしています。
現在の釘

土壁に使われていた材料を紹介

紙苆・藁苆・苆・消石灰・黄土・本漆喰

進徳館付属棟の杮葺屋根の説明

現在は、鉄板が被せられていますが当時の杮葺(こけらぶき)について現物と写真で説明をしています。

土壁の説明

土壁の構造を大変分かりやすく紹介していました。
層別にも現物があるので、土壁研究中の人は一度訪れて見てください。

進徳館の構造について

建物全体の構造に付いて説明もありました。

現在パワー

さすがに当時は無かった、消防設備とセコムです。
進徳館内部に入ろうとすると、「これ以上は入らないでください」と音声で注意されてます。気付きにくいのですがセンサーだらけです。

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松本市 観る

牛つなぎ石|買い物に牛を連れてきたら利用を|松本市本町

松本駅前通りから松本城方面に向かう大通りのもっとも賑わっている伊勢町通りと本町通りの交差する辻角に建つ「牛つなぎ石」をご紹介いたします。

この石、かつては地蔵清水にありましたが、松本城下町整備にともない本町に移されました。

戦国時代、武田信玄の軍が塩不足に陥り、敵方の上杉軍が塩を送ってきたときに塩を運んできた牛をつないだという伝説の石です。

現在でも「敵に塩を送るとは、どういうつもりだ!」とミスをした相手を怒る際などに使われますが、その「塩」を運んだ場所ですね。

当時松本地方は甲州の雄武田信玄の支配下にあり、この武田方と敵方に当たる今川・北条方は太平洋岸の南塩の道筋を封じ、甲州・信州の民人を困窮させた。これを知った信玄公は武田方とは敵対関係にありましたが日本海岸の北塩を糸魚川経由で松本方面に送りました。送られた塩が牛の背にゆられて松本に届いたこの日永禄(1569)1月11日を記念して、初市の日となり塩市が始まったとつたえられています。

駅前通りのこの四つ角の信号を左折です。サークルKのある信号

松本駅からの行き方です。
松本城を目指してください。

伊勢町通りと本町通りの交差点

足元をご覧ください。交差点の角に見えますね。足を止めて見る人はあまり居ませんが、たまに観光客らしき人が立ち止まって見ています。不思議な石、発見!
この角には150年以上続く店もあるので寄ってみてもおもしろいかもしれません。

牛つなぎ石

本町1丁目にある牛つなぎ石です。おごそかにしめ縄が巻かれていてこんな町中に出没、不思議な石です。
何度もこの前を通り過ぎたことのある方もいると思いますが、周囲がビルのため気付きにくいと思います。

縁起看板

町内古老口伝が書かれています。当時松本地方は飴の生産日本一を誇っており市内の飴屋さんが塩俵に因んだ飴を作り○来飴市の方が通用するに到りました。飴売り商人が大勢売り歩いたため、塩市は飴市となり、年々盛大になってきたようです。

牛つなぎ石アップ

戦国遺跡塩市と書かれていますが、しめ縄がはりめぐらされていることから市神のご神体であったのではないか、と言われています。


牛つなぎ石のバックからみたところです。

区画整理事業により街並みは当時と比べようもないほど
整備され、飴市も第2土・日曜日に開催されるようになりましたが飴市のルーツは戦国時代にあったのですね。
牛つなぎ石が戦国と今を繋いでいるという事でしょうか。
商売繁盛を祈ります。
場所はこちら
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松本市 観る

塩釜神社|塩作りを広めた神の神社|松本市蟻ヶ崎

塩釜神社は松本市蟻ヶ崎に鎮座する神社です。全国には塩釜神社が約110社あると言われています。
御祭神は塩土老翁命(しおづちおじの)。人々に塩作りを教えた神と伝えられています。

陸奥国一宮の塩竈神社を当地に歓請したものであり当神社は慶安4年(1651)卯2月25日以前と思われる。現存する本殿は明和五戌子(1767)天霜25日建立と記録されている。

安産守護の神・博学の神・寿命長久・無病息災・交通安全・厄除け開運の神・特に安産祈願として「底抜の柄杓」が奉納されています。

松本駅からこまくさ道路を北上(浅間温泉方面)、近隣には重要文化財「開智学校」があります。7月の例祭には盛大に花火が打ち上げられ賑わっています。

松本市蟻が崎1丁目7番1号
[googlemap lat=”36.243818909203505″ lng=”137.96458393335342″ width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市蟻ケ崎1丁目7[/googlemap]
塩釜神社正面

天空高くすがすがしさを感じます。
住宅街にあり日常この前を通る人々はここから一拝して通りすぎるようです

歌碑と道祖神

野の草の色づき枯るるさま見れば土に朽つるものは皆静かなり
・川崎杜外詠・窪田空穂書
心穏やかな句ですね。
道祖神は仲睦まじい姿ですね。

御神木

大事に手あてされています。りっぱな御神木ですね。

神社入口看板

こまくさ道路から左折すると鳥居がすぐ右手に見えます。

塩釜神社の石柱

塩竈と古い文字が使われています。

手水舎

ここで身を清めてからお入りください。

神社本殿

庶民的な感じがします。

狛犬

この狛犬の足元には子供の狛犬でしょうかね。

狛犬

この狛犬は手まりが足元にありますね。
この手まりで子供と遊ぶのでしょうか。

参拝・作法書き

参拝、作法と神拝詞(となえことば)もご親切に書かれています。

底抜の柄杓

ありました、ありました、底抜の柄杓です。

歌碑

詠みとれません。
どなたの詠と書なのでしょうか?自然の形のよい石に味のある書体で書かれています。

境内社の八坂神社

本殿の右奥にあります。見過ごしてしまいそうです。

しおがま櫻

最近植樹されたのでしょうか、国指定天然記念物で貴重な桜の一種のようです。八重の薄いピンクの花が咲きます。咲いたら是非お花見に来たいです。楽しみです。

神社境内全景

コンパクトに画面に納まりました。

屋根瓦

かわいらしくにっこり笑ってこちらを見ています。

おみくじ

順序よく結ばれてます。

社務所

今日はお留守でした。

石柱

入り口にもありましたが、ここにも古い文字で神社名が書かれていますね。

今日は小春日和の一日でしたし、塩釜神社さんに参拝して清清しい気持ちにもなりました。
無病息災・厄除け開運にご利益がありますように、と言う事で
無事に過ごしたいと思います。
しおがま櫻の観賞もとっても楽しみです。

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Topics 安曇野市 観る 遊ぶ

八面大王足湯がライトアップ中|足湯に浸かりながらイルミネーション|安曇野市穂高

無料で入れる足湯「八面大王足湯」がイルミネーションで飾られています。
ライトアップ期間は、2009/12/5(土)から2010/1/17(日)まで。
この期間は、足湯とイルミネーション二つを同時に楽しめるので、一石二鳥!!あったまりますよ~。

<<最新情報>>
今年の記事はこちらからどうぞ。
光の安曇野伝説2011-12|八面大王足湯のイルミネーション
入場無料
【点灯期間】2011年12月3日~2012年1月31日
【点灯時間】17:00~22:00
【お問い合わせ】安曇野市観光協会 0263-82-3133

以下、八面大王たちの会話でお楽しみください。

足湯がイルミネーションでピカピカになるってさ。

な~に~? そいつはいかなきゃな!!

日中の様子は、八面大王足湯の記事をみてくれ。

みんな顔が真っ青だよぉ~。 

あっはっはっはーーー☆

分かりにくい場所にあるけど・・・
[googlemap lat=”36.34874692511039″ lng=”137.83747673034668″ width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.348747,137.837477[/googlemap]

足湯の入口に大きなツリーがあるから、迷わないでいけるはずさ。

このツリー、実はペットボトルでできたツリーなんだ!!

道なりにまっすぐ電飾が飾られているので、その通りに行ってみよう。

わぁ~!!
電話ボックスもライトアップ?

そんなわけあるか!!普段からこうだよ。

この周辺はクマが出るらしいって。

万が一、クマが出たら、にらみつければ楽勝さっ!!

(ウソ。目を合わせたらヤバイです。そーっと逃げましょう。)

サルにエサを与えないで。

僕じゃないよ。。。

ロータリーは、3本のツリーのイルミネーション☆

その中でもひときわ輝くツリー

こちらも全部ペットボトル製。 

地球にもやさしい八面大王さま。

無料の足湯だけど、泉質が良いし、イルミネーションもきれいだから、観光客や地元の人でいっぱい。

今までは24時間利用できた足湯だけど、マナーの悪い人のせいで
利用できるのは10:00~23:00の間だけになっちゃったョ。。。

お湯はとろ~んとした感じ。
ちょっと熱めだけど、外が寒いからこれくらいがちょうどいい。

あ゛あぁ~。冷え性にはええのぉ~。

足湯でちょっと温まるだけで、寒い冬でもぽっかぽか♪

俺達大人気。土日はやっぱり混むよ。。。

ライトアップされるのは冬季だけ。
この機会にぜひ行ってみよう!!

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松本市 観る

筑摩神社| 室町時代の本殿|松本市筑摩

筑摩神社は松本では有名な神社です。同じ漢字の神社が滋賀にありますが、読み方が異なります。

 ■筑摩神社 (米原市)(ちくまじんじゃ) – 滋賀県米原市朝妻筑摩にある神社
 ■筑摩神社 (松本市)(つかまじんじゃ) – 長野県松本市筑摩にある神社

筑摩神社には重要文化財で室町時代建築物の本殿とその前に建つ拝殿(県宝)その他に小さな社がいくつかあります。鎮守の杜は樹齢400年位の欅が群生しており大きな神社の印象をうけます。

延暦十三年(七九四年)、石清水八幡宮より勧請を受けて作られました、正八幡宮の別名があります。
信濃国府の松本遷府以後は国府八幡宮とも呼ばれ、鎌倉以後は信濃守護の小笠原氏の祖神として崇敬されていました。

本殿は永享八年(一四三六年)に焼失した後、同十一年(一四三九年)に小笠原政康により再建され、室町時代の建築様式をそのまま残しています。
拝殿は慶長一五年(一六一〇年)に松本藩領主石川氏によって造営されたもので長野県宝・銅鐘は筑摩神社別当寺の安養寺(廃寺)の梵鐘で、永正十一年(一五一四年)小笠原長棟が寄進した旨の陰刻があり松本市指定重要文化財に指定されています。

すっかり冬支度の広い神社内は近くの住民が枝や葉などを集め綺麗に片付けられているようで、いつもこうやって地域の方に守られているんだな~とつくづく感じました。

松本駅前通リをまっすぐ東にすすむとあがたの森公園につきあたります。そこを右折して薄川を渡った信号の向こう側が筑摩神社です。2年前までは8月のお祭りには花火大会も盛大に催され打ち上げ花火などで広く松本市民の楽しみでもありました。

長野県松本市筑摩2-6-1
[googlemap lat=”36.225735″ lng=”137.982642″ width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市筑摩2丁目6−1[/googlemap]
筑摩橋の信号

境内の大木がすでにここから見えますね。

本殿の屋根が見えています

この薄川を越えた向こう側が神社の境内です。

筑摩神社の看板

旧国宝・重要文化財指定・交通安全祈願(1/4~6)・篝火講
(1/14)・例大祭(8/10,11)

神社西側道路

この通リを通って神社正面に入ります。

記念碑

日露戦争記念碑です。

八幡宮鳥居

この先には拝殿・本殿が鎮座しています。
石の鳥居で国府八幡と称されています。

明神鳥居

朱の鳥居が見えますが手前には松の木でしょうか、根元が横たわっていますが添え木で何とか支えられています。

手水舎

身を清めて参拝しましょうね。

筑摩神社の文化財の案内板

松本市教育委員会が建てた看板です。
重要文化財 筑摩神社本殿 室町時代の永享11年(1439信濃の守護小笠原政康が再建献納したもので建築様式は三間社
流造、屋根は檜皮ぶき、様式、組み物等によく時代の特長が残り優れた建造物として昭和5年旧国宝同25年重要文化財の指定を受けている。
長野県宝 筑摩神社拝殿 慶長15年(1610)松本城主石川康長の建造奉献したもので建築様式は入母屋造、屋根は柿ぶき(こけらぶき)桃山時代の特長をあらわしており昭和41年長野県宝の指定をうけている。
松本市重要文化財 筑摩神社銅鐘 室町時代の永正11年(1514)信濃の守護小笠原長棟の献納したものでよく時代の特長をあらわしており松本平最古の銅鐘である。
(昭和56年3月)と記されている。

境内の冬支度

冬支度の枝払いされた樹が集められています。筑摩地区の住民のボランティアでしょうか。
こうやって長い間樹木は守られていたのでしょうね。

左側の狛犬

とっても大きく迫力満点の狛犬です。
石造です。

右側の狛犬

向かい合わせに右側にもありますね。しっかり両手をついてどっしりとしています。

社務所

神社を管理する社務所です。

拝殿入り口

心を清め穏やかにしてお参りしましょう。
賽銭用意しないと・・・

入り口の石灯篭

どっしりとしています。神社紋というのでしょうか、灯篭の灯りのともる場所についてます。

お札返し入れ

古いお札を返し、入れるカゴですね。

拝殿

長野県宝に指定されている拝殿で、江戸時代1610年松本城主石川康長の建造になります。建築様式としては入母造り、柿ぶきになります。桃山時代の特長をあらわしている。
ここで参拝をいたします。2拝・2拍手・1拝

おみくじはこちらに

おみくじはこちらに結んでください。

本殿

三間社流造りの檜皮ぶき屋根。りっぱな建物で歴史を感じとれます。戸口の両脇には木造が配置されています。
思わず手を合わせてしまいました。

拝殿の屋根周り

入母屋造り・柿ぶきの様子がよくわかります。

本殿左・西側より

檜皮ぶき屋根の形がよくみえます。

本殿右・東側より

檜皮ぶき屋根の流れるような形、綺麗ですね。

組物

東側より撮影・材木を美しく組んだ組物は室町建築の様式がよくわかります。みごとですね。

絵馬殿

今はお祭りの時に飾られるものが入っているようです。
中には絵馬が飾られています。馬の代わりとして奉納されたのでしょう。

銅鐘

松本平最古の銅鐘です。
やぐらの中に大事に納められています。

銅鐘の案内板

由緒・来歴が案内されています。

本殿の檜皮ぶき屋根

組物と苔むした檜皮ぶき屋根

拝殿と本殿

東側から撮影しています。

鎮守の杜

ちいさな社が数社あります。

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Topics 安曇野市 観る 遊ぶ

あづみの公園「森の光物語09」|20万球のイルミネーション|安曇野市堀金・穂高

国営アルプスあづみの公園 (堀金・穂高地区)で、毎年恒例のイベント「森の光物語」が今年もやってきました。
今年の開園時間は夜21時まで大幅延長され、イルミネーションの幻想的な世界をゆっくり楽しむことができます。
今年のテーマは、「あづみのの森の妖精と動物たちの夜のうたげ」。
“ほーり~”と呼ばれる妖精が園内のあちこちに隠れているので探してみると楽しいかも。

デートにおすすめです☆

【開園時間】 9:30~21:00 (ライトアップ…16:00~21:00)
        月曜日(祝日の場合は翌日)のみ16:00~21:00開園(9:30~16:00)は休園
【開催期間】 平成21年11月14日(土)~平成21年12月27日(日)
【入園料】 16:00以降の入園は、大人280円、小人(小・中学生)50円

駐車場からもイルミネーションがちらほら。

この日は平日でしたが、たくさんの人で賑わっていました。

ガイドセンターに入る前からイルミネーションを楽しめます。

ガイドセンター内もクリスマス一色。
クリスマスプレゼント?も販売中です。

16:00以降入園のチケット(大人280円、小人50円)

ちなみに、通常入園のチケットは大人400円、小人80円です。

ガイドセンターを抜けるとそこは別世界☆☆☆

アルプスあかりの森でも見たハートのラブラブベンチ

ガイドセンター前の巨大ツリーの脇に設置されています。
ツーショットでどうぞ。

ガイドセンターを園内側から

ツリー型のイルミネーションが多数

ツリーの植え込みの中をよく見ると、ほーり~(森の妖精)が!!

お兄ちゃんっ!!
ほーり~一家の長男は、あづみの学校前でボード持ってます。

とーさん。 かーさん。

5人の子持ち。
お父さんはスキー板持参。

レストランあづみの

夕飯を食べていないならこちらへ。(ラストオーダーは20:30)

レストランあづみののメニュー

おづみの野菜カレー 840円
わさびラーメン 730円
とん汁定食 780       ・・・他

リスのイルミネーション

園内には約50体ものほーり~(妖精)や動物たちが隠れているそうです。

ここはやっぱり自然の森。
作り物じゃない本物も出没する可能性があるので、変な場所へは行かないようにしましょう。

この辺りの山には、今も昔もサルやクマなどの野生動物が生息しており、当公園周辺でも出没する可能性はあります。
ご利用にあたり林内の下草が生い茂っているところなど、見通しの悪いところへは立ち入らないようにしましょう。

展望テラスの記念撮影スポット

レインボーのイルミネーション☆

展望テラスからの眺めは一番のオススメ!!

展望テラスの下には、臨時で売店がでています。

ゆず茶、おでん・・・など、体が温まりそうなものがいっぱい。

横にある休憩所でゆっくり食べれます。

暖炉もあって、あったか♪

トナカイを連れたサンタ

サンタは良く見るとほーり~?

プレゼントが池にこぼれおちそうなくらい乗ってます。

池の通路

今年はハート型のアーチはないようです。

段々になった池を彩るイルミネーション

きれいだからって、池の中に入るの入っちゃだめ。

逆さツリー

水辺はイルミネーションが映ってキレイ度が倍増!!

水辺の休憩所周辺で一番のメイン?のツリー型イルミネーション3本。

水辺の休憩所から眺めた展望テラス方面

ほーり~2体?2ひき?2人?

木にぶらさがったブランコでゆ~らゆら♪

大きなリース型のイルミネーション

こちらも記念撮影スポット。

水辺の休憩所の裏側にも、ひっそり記念撮影できそうな場所があります。

5人のほーり~かな?

おやきを販売する売店も臨時オープン

野沢菜、切干大根、カボチャ、小豆、なす(それぞれ1個200円)
皮はやわらかめの、中華まんに近い感じのタイプ。

体が冷えてきたので、水辺の休憩所でちょっと暖まります。。。

アッツアツのおやき

あったまるぅぅぅ~。

テーマ展示館は夜も開館しています。

玄関ホールにある巨大水槽の中の木もイルミネーションでピカピカ☆

夜の芸術教室はお休み

正月リースとフェイクケーキの見本

期間限定のクラフト創作イベント

作ってみたい人は・・・

●森のケーキ屋さん●
日時 平成21年11月14日~12月23日までの金土日祝日
              13:00~、15:30~
参加費 800円
参加人数 1回8名

●正月リースづくり●
日時 平成21年11月14日~12月23日までの金土日祝日
     10:00~、13:00~
参加人数 10名
参加費 1000円

多目的ホールでは、安曇野にある各美術館の美術品をまとめて展示

クリスマスに関する絵本が勢揃い

窓の外を眺めると・・・ドラゴン!!

クワガタもいます。

そのほかにも、昆虫類がいろいろ。


この日はやっていませんでしたが、夜の熱気球に搭乗できるイベントもあるそうです。
日時 12/11~27日  18:30~20:30
参加費 大人2000円、小人1000円、幼児100円
段々広場にて。

寒いので暖かくしてお出掛けください。

国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)
【開園時間】 9:30~21:00 (ライトアップ…16:00~21:00)
        月曜日(祝日の場合は翌日)のみ16:00~21:00開園(9:30~16:00)は休園
【開催期間】 平成21年11月14日(土)~平成21年12月27日(日)
【入園料】 16:00以降の入園は、大人280円、小人(小・中学生)50円
       通常入園は、大人400円 小人80円 幼児無料
【TEL】 0263(71)5511
【住所】 〒398-0004 長野県大町市常盤7791-4

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大町市 観る 遊ぶ

高瀬ダムと発電所見学ツアー|高瀬渓谷の紅葉を無料で楽しむ裏ワザ|大町市平

<<お知らせ>>
このたびの東日本大震災の影響により、高瀬川テプコ館は閉館となりました。
専用マイクロバスでの高瀬ダム・新高瀬川発電所見学案内についてもテプコ館閉館に伴い、廃止となります。
※高瀬ダムへは、七倉ダムより特定タクシー(約15分)をご利用いただくか、徒歩(約1時間半)で行けます。

高瀬渓谷の紅葉を見るなら、高瀬川テプコ館の見学ツアーを利用するのがおすすめ。
高瀬ダムまで専用のマイクロバスで無料で連れて行ってもらえます。高瀬ダムまで行くには、途中から自家用車では行けません。徒歩かタクシーを利用するしかないので、めちゃめちゃお得です。
見学ツアーは約2時間。おもしろいガイドさんが、高瀬ダムと新高瀬川発電所を案内してくれます。

見学ツアーで行く高瀬渓谷とはこんな場所

高瀬ダム堰堤より見下ろす紅葉は、県内有数の紅葉の名所地として知られています。

搭乗するのは2号車

まっ、普通のマイクロバスです。

急な雨用に傘の用意がしてあります。

後にこれが役立つこととなるとは・・・。この時は思いもしませんでした。

運転席の前にもやっぱり、でんこちゃん

高瀬渓谷を目指して出発です!!

前の1号車に続いていきます。 ♪紅葉見に行こうよ~♪

大町エネルギー博物館

テプコ館のすぐ近くにあります。
機会があったらまた今度・・・。

ちょうど紅葉の見頃。
どんどん葉っぱがキレイになっていく感じです。

まず見えてきたのが、大町ダム。

左側の席に座ったほうが良く見えたかも。

見どころのほとんどは左側だった気がします。

バス運行中のガイドはテープです。

路線バスと同じように、運転手さんが手元のスイッチで操作しています。

高瀬渓谷緑地公園

安曇野伝説の竜に乗った泉小太郎の像がドドーンとある公園です。

長い長いトンネル

でんこちゃんが吸い込まれていくような感じです。

さっきまで晴れていたのに、だんだん雲行きがあやしくなってきました。

まさか、まさか・・・ね。

七倉ダムから先は、マイカー規制されています。

個人で高瀬ダムへ向かうには、徒歩(1時間)で行くか、タクシー(片道2,100円)を利用するしかありません。
それを考えると、見学ツアーはとってもお得&らっく楽♪

七倉ダムの先のトンネル

左側だけライトがありますが、これは歩行者用の通路が左にあるためです。
徒歩でダムへ向かう人はここを歩いていかねばなりません。うひゃ~。

高瀬ダムを登る坂は急激

前のバスの傾きようを見ると恐くなっちゃいます。

テプコ館を出発して約30分。
ようやく、高瀬ダムに着きました。

がっ!!
外はドシャ降り。

一応バスを降りてダムを見てみます。

バスの置き傘がこんなに大活躍しようとは・・・。

ダムの水も本来はもっときれいなエメラルドグリーンをしているそうです。
台風18号の影響で濁ってしまっています。

台風がくると、1ヶ月は湖面が濁ってしまうそうです。

あまりにすごい雨なので、ガイドはバス内で。

烏帽子岳、蓮華岳、北葛岳・・・と山の説明を受けますが、
なんせ水墨画のような景色なので、さっぱりわかりません。

ここでトイレ休憩がありました。高瀬ダムの上のトイレです。

天候がよければ、この先にある展望台に登って紅葉を楽しむ予定でした。

今日は雨に加え、強風。
頂上ではメガネも吹き飛んでしまうくらいヒドイそうなので、行けませんでした。

晴れていれば、こんな風景が楽しめたはず・・・。

そのかわり、雨の日用のマニアックなツアーに変更です。

普段は行かない、ダムの真下に連れて行ってもらえることになりました。

さっき登ってきたところを下って・・・

普段はここで停車して見学することはないそうですが、
特別に「高瀬ダム」と書かれた看板の前で記念撮影タイム。

日本の全ダムで二番目に高いダム(176.0メートル)です。

高瀬ダム(ロックフィル式ダム)

新高瀬川発電所の上部ダムとなる高瀬ダムは、高さ176m、堤体積1159万㎡の規模で日本有数のフィルダムです。
岩石や砂利を積み上げ、ダムの内部または上流面を、水を通さない材料で築いたダムです。堤体は大変大きなものになりますが、資材の運搬が困難で、岩石が手近にある場所に適しています。
高瀬ダムと七倉ダムはこのロックフィル式ダムです。高瀬ダムは高さ176メートルあり、ロックフィル式ダムとしては日本で一番高いダムです。

ダムの表面は岩石や砂利を積み上げてできています。

崩れないように工夫して積み上げられているそうです。

もちろん、登っちゃダメ!!

ロックフィル式ダムは、洪水による堤体越水には弱いため、堤体中央部に洪水吐きを設けることができません。
なので、右岸の山を掘削して洪水吐きを設けています。

白馬のジャンプ台よりも急な39度の傾斜。

下からのアングルで。

通常の見学ツアーでは、ここへは寄らないそうです。
天候が悪い日だけの、ダムマニアにはたまらないツアー。

洪水吐きの先は、高瀬川

下からのダムを満喫したところで、次は新高瀬川発電所の見学です。

山の地中の中にある発電所。トンネルの先にあります。

発電所到着

トンネル内でバスを降ります。

広~~~い発電所内

天井も高~~~い!!

まずは、ガイドさんから揚水発電の仕組みについての説明。

新高瀬川発電所(揚水式発電所)
発電所の上と下に大きなダムをつくり、電気をたくさん使う昼間に上のダムから下のダムに水を落として発電し、電気があまり使われない深夜に下のダムに貯めておいた水を上のダムにくみあげておきます。この方式を揚水発電といいます。
新高瀬川発電所はこの方式で運転しています。上のダムは高瀬ダム、下のダムが七倉ダムです。電気は大量に蓄えておくことのできないエネルギーですが、こうすることによって水をたくさんのエネルギー源として蓄えておき、電気が必要な時に発電ができるようにしています。

今日は1号機がちょうど発電中でしたので、1号機を見学することに・・・。

避難経路図

心配性の人はご確認ください。

1階は写真撮影OKですが、地下については企業秘密のため写真はNG!!
発電所のフロアー案内で、なんとなくご想像ください。

いよいよ地下へと降ります。

ポンプ水車や発電電動機がグルグル回転しているのを見学しました。
写真NGですので、見たい方はツアーに参加してみてください。

帰りは行きと違う道を通りました。

やっぱり帰りも座席は左側が有利かも。。。

雨のマニアックなツアーも良いですが、晴れた日の紅葉もきれいなんでしょうね~。
天気予報をチェックしてからお出掛けください。

高瀬川テプコ館
【営業時間 】 通年営業 (8:00~16:30)
           冬季営業時間( 9:00~16:30)
【入場料金 】 0円 
【休館日 】 年末年始/12月~4月の月曜日(月曜日が祝日の場合、翌日が休館)
【Tel】  0261-23-2152
【Fax】 0261-23-2153

高瀬ダム・新高瀬川発電所見学
運行期間:4月下旬~11月末
出発時刻:午前9:00 9:30 10:00 午後13:00 13:30 14:00
定員:各50名
注意:・50名以上の団体でも見学可。要予約。
   ・見学バスは必ず午前・午後各3便あるとは限りません。
   ・見学バスの空席状況はHPでご確認を。
申し込み方法:予約制 0261-23-2152
       空席があれば、当日受付も可。

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大町市 観る 遊ぶ

高瀬川テプコ館|高瀬渓谷と水力発電を学ぶ|大町市平

<<お知らせ>>
このたびの東日本大震災の影響により、高瀬川テプコ館は閉館となりました。
専用マイクロバスでの高瀬ダム・新高瀬川発電所見学案内についてもテプコ館閉館に伴い、廃止となります。

高瀬渓谷と水力発電のしくみについて、楽しく学べる施設です。
屋外には高瀬ダムや実際に発電所で使われていた機械が展示してあったり、館内には、高瀬渓谷や電気に関することが勉強できます。
特に、無料のマイクロバスで行く高瀬ダムと新高瀬川発電所の見学ツアーは人気です。

高瀬川テプコ館へ行くにはまず、黒部ダムや大町温泉郷方面へ向かいましょう。
高瀬川テプコ館周辺になると、案内看板がでています。

その案内看板どおりに行けば、あっという間に到着!

高瀬川テプコ館の建物

テプコ館前にも駐車できますが、道を挟んだ向かい側の駐車場もあります。

発電所見学ツアーに使用されると思われるマイクロバスが待機中です。

テプコ館前の屋外にはダムや発電所に関する展示物がゴロゴロ。

高瀬ダムに使われている「岩石」

見学ツアーでも実物が見れます。

高瀬ダムに使われている「岩石」
・この「岩石」は高瀬ダムの表面に使用されているものです。
・この石は、ダム周辺の河床から集められた自然のままのもので、石の種類は花崗岩です。
・ダムに使われている石は、大きなもので約15トンあり、全部で約8万個使用されいてます。

ポンプ水車ランナ

新高瀬川発電所で実際に使われていたもの。水車として、また揚水運転にも使うことができる。日本一大きなポンプ水車ランナ。

揚水発電用ランナ(立軸フランシス形ポンプ水車)
このランナは、ポンプ水車ランナといい水車として発電運転に使うだけでなく、ポンプとして揚水運転にも使うことができるものです。
新高瀬川発電所(最大出力128万kw)で実際に使われていたものでフランシス形ポンプ水車としては、日本で一番大きなものです。

水車:最高有効落差241.7m、最大使用水量161㎡/s、最大出力336000kw
ポンプ:最高全揚程264.4m、最大揚水量130㎡/s、最大ポンプ入力321000kw
回転速度214rpm、外径6.360m、重量(展示品)140ton、高さ2.535m

「木レンガ」トンネル

高瀬川最上流にある「高瀬川第五発電所」に使用されていた水路トンネルの復元。
当時の土木技術を知る貴重な資料。

「木レンガ」トンネル
これは高瀬川最上流部にある「高瀬川第5発電所」(大正14年運転開始時、出力6300kwにしようされていた水路トンネルを復元したものです。
トンネルの内面が木レンガで覆われているのは、この発電所で使用している水の中に含まれている硫化物による劣化を防止するためです。使用された木レンガは山深い現地の天然唐松を使用して製作されました。
トンネルの施工に尽力されました故前田又兵衛氏らの苦労がしのばれるとともに、大正末期から昭和初期にかけての土木技術を知るうえで歴史的に貴重な資料です。

トンネルの中にも説明が書いてあります。ほとんど同じ?

「木レンガ」トンネル
この展示物は、木(もく)レンガ(木製)を用いた水路トンネルで高瀬川最上部にある「高瀬川第5発電所)(出力6600kw)に使用されていたものを復元しました。
高瀬川第5発電所(大正14年運転開始)は、北アルプス槍ヶ岳を源流とする水俣川と、硫黄岳を源流とする湯俣川から取水し、その水質は硫化水素成分を含んでおり、硫化物を防止するためトンネルの内面を木レンガで覆った構造になっています。
この木レンガは、山深い現地の天然唐松を伐採製作したもので、施工にあたって前田又兵衛氏らの苦労がしのばれるとともに、当時の土木技術をしるうえに歴史的にも貴重な工法であります。

水車

1922年の運転開始から1990年までの68年間、高瀬川第一発電所で運転した水車。

水車
この水車は、1921年(対象10年)スイスのエッシャーウィス社で製造されたものです。
1922年(大正11年)に運転を開始して以来68年間、高瀬川第位置発電所において運転を続け、この間に約13キロワット時の発電をしましたが、1990年(平成2年)発電所改造工事で不用となり展示したものです。
なお、発電機と二連水車のうち1号水車は、大町エネルギー博物館に展示されています。

水車形式:横軸二輪複流渦巻二連フランシス水車
最大出力:1865×2kw 
回転速度:428min
有効落差:30.30m
製造年:1921年
使用流量:13.63㎥/s
製造者:エッシャーウィス

展示物にまぎれて、地場産品の店「いいずら大町」も威勢よく開店中。

「いいずら」というのはこの辺の方言で、「いいでしょ?」って意味です。

長野県の方言講座
『~ずら』
同意の要求、事実の確認の終助詞。「~でしょう?」「~じゃないの?」の意。
「た」で終わる言葉などに「ずら」をつける場合、「つら」に変化することがある。
例)「学校行ったずら?」→「学校行っつら?」(学校へ行ったんでしょ?)

入口前にはお決まりの記念撮影用のパネル

日付入りです。

でんこちゃん「いらっしゃいませ」

もちろん、入場は無料。

ウェルカムシンボル
水力発電に欠かすことのできない森や水をイメージしたブルーを基調としたエントランスです。

カレードスコープ
ウェルカムシンボルの中央にある岩みたいなやつです。

覗くと何かが見える!!

こっちは高瀬渓谷の景色が見えるといいう覗き穴。

覗いた感想は・・・
う~ん。。。

電気と地域の情報コーナー
大町市周辺の観光スポットや、電力についての情報を知ることができます。

大町市特産品紹介コーナー

お酒類が多い気がします。

大町市周辺の観光スポットのパンフレットがずら~り。

クイズで学ぼうコーナー
電気や高瀬川に関したクイズが出題されます。

クイズに正解すると景品がもらえるそうです。

高瀬川情報ボックス

高瀬川周辺の情報がいっぱいです。

チョロQであそぼうコーナー

小さい子は、東京電力仕様のチョロQで暇つぶし。

これで遊んだあとは、必ずおねだりされます。

チョロQ以外にも、テプコ館オリジナルグッズが多数。

おしゃべりキティちゃん

人間と会話ができちゃう、ハイテクキティちゃん。
さみしい一人暮らしの人にはもってこい!?

キティちゃんと会話するコツの説明書き

マニュアルどおりの受答えしかできません。
間違って聞き入れてトンチンカンな答えが返ってくることも・・・。
やっぱり、ドラえもんのようにはいかないようです。

ほうじ茶、お湯、煎茶が自由に飲み放題です。

3Dバーチャルライド (ダム・発電所見学体験)

ヘリコプターからの空撮と高瀬ダム・新高瀬川発電所の見学ツアーを仮想体験できます。

3Dバーチャルライドの乗り方はこちらを参考に・・・。

地下発電所の空洞案内コーナー

揚水発電のしくみコーナー

揚水発電のしくみが楽しく?すぐにわかる?、動く巨大ジオラマです。

揚水発電とは
発電所の上と下に大きなダムをつくり、電気をたくさん使う昼間に上のダムから下のダムに水を落として発電し、電気があまり使われない深夜に下のダムに貯めておいた水を上のダムにくみあげてする発電方法

高瀬ダムの断面

地層みたいです。

一日の電気の使われ方

電気の使われる量は時間帯に寄って大きく違います。
最も多い昼間のピーク時には一番少ない深夜の約2倍も電気が使われています。

高瀬ダム・新高瀬川発電所見学ツアーの案内

ちょっと不自然なでんこちゃんがごあんなーい♪

見学ツアーの経路図

高瀬川テプコ館出発→移動35分→高瀬ダム見学(25分)→移動10分→
新高瀬川発電所見学(20分)→移動30分→高瀬川テプコ館到着

見学ツアーの申込みは電話での事前予約が必要ですが、空席があれば予約なしでも参加できます。

見学を希望する場合は、受付へ

申込書に住所や氏名、年齢を記入します。何かあった時のため?ですね。
(登録した情報は見学終了後に廃棄処分されるそうです。)

チケットには、搭乗バス名と出発時刻が書かれています。

チケットの裏に記念スタンプを押すスペースがあったので、
押してみました。

見学ツアーはまず、映像ホールでダムや発電所の予備知識をお勉強するところから。
バス出発時刻30分前から上映されます。

映像ホールでは、ダム・発電所の建設記録と高瀬渓谷の四季映画、人気の3D映画など色々な映画を上映しています。

上映時間のお知らせ。

記録映画「高瀬渓谷と水力発電」という映画が上映されます。

あまり興味ないって人はホールをウロウロしていてもOK。
もちろん、ガッツリ知識を頭に詰め込むのもOK。

映画を見たら、いよいよ見学ツアーへ出発です。
ツアーは約2時間かかるので、トイレに行くのをお忘れなく。

親切に女子トイレのベビーシートには、おしり拭き完備。

見学ツアーの続きは「高瀬ダムと発電所見学ツアー|高瀬渓谷の紅葉を無料で楽しむ裏ワザ|大町市平」

高瀬川テプコ館
【営業時間 】 通年営業 (8:00~16:30)
           冬季営業時間( 9:00~16:30)
【入場料金 】 0円 
【休館日 】 年末年始/12月~4月の月曜日(月曜日が祝日の場合、翌日が休館)
【Tel】  0261-23-2152
【Fax】 0261-23-2153

<<高瀬ダム・新高瀬川発電所見学>>
運行期間:4月下旬~11月末
出発時刻:午前9:00 9:30 10:00 午後13:00 13:30 14:00
定員:各50名
注意: ・50名以上の団体でも見学可。要予約。
     ・見学バスは必ず午前・午後各3便あるとは限りません。
     ・見学バスの空席状況はHPでご確認を。
申し込み方法:予約制 0261-23-2152
       空席があれば、当日受付も可。

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池田町 観る

大峰高原七色大カエデ’09|七色に変化する大樹|池田町

大峰高原の入口の丸く広がる斜面に立つ、樹齢250年の七色大カエデ。周囲が15mもある大樹は、秋になると緑、黄、橙、赤など七色に変化し、それはまるで絵画のよう。
紅葉シーズンには、多くの写真愛好家や観光客でにぎわいます。今年は、梅雨明けが遅かったためか、例年よりきれいな七色ではなかったといいますが、朝は朝霧とともに柔らかな紅色に・・・昼は青空とのみごとなコントラスト・・・夕陽があたれば鮮やかな秋色へ・・・・と、時間帯で景色と色の移ろいが楽しめます。

2010年の大カエデはこちらの記事をご覧ください。ちょうど見頃のピークの大カエデです。


撮影したのは10月28日、ちょっと色あせ気味の七色大カエデです。

カテゴリー
池田町 観る

大峰高原中カエデ’09|大カエデよりも一回り小さな木|池田町

大峰高原管理事務所の近くにある、大カエデよりも一回り小さなカエデです。
今年の紅葉は、大カエデ、中カエデ、新カエデともに色づきに差があるようで、中カエデはまだまだこれからのようです。


10月28日撮影、色づき前の中カエデ。

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箕輪町 観る

箕輪ダム・もみじ湖|紅葉がきれい|箕輪町長岡

上伊那郡箕輪町にある箕輪ダム。一級河川で天竜川に流れ込む、沢川に建設されたダムです。
箕輪ダムによってできた、人口湖をもみじ湖と呼んでいます。湖の周りには、約1万本のもみじが植えられており紅葉の時期には数多くの観光客が訪れます。

高さ72メートルの重力式コンクリートダム。洪水調節・不特定利水・上水道に利用されています。上伊那の下水道が普及できたのはこのダムのおかげです。
このダムができた後は、上伊那のいたるところで下水道工事が行われていました。

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生坂村 観る

乳房イチョウ|煎じて飲めば母乳の出が良くなる|生坂村小立野

長野県の天然記念物にも指定されている、樹齢800年のイチョウの木。
イチョウの小枝を煎じて飲めば母乳の出がよくなるということで、妊婦さんや出産後の女性が祈願にくるそうです。
名前からも連想できますが、かなりの巨乳です。

みちゃう?

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箕輪町 観る 買う 遊ぶ

もみじ湖夢まつり|食べて観て楽しむイベント|箕輪町長岡

もみじ湖夢まつりは、毎年10月末~11月第一週の文化日近辺で開催されているイベントです。
もみじ湖は箕輪ダムでできたダム湖(人造湖)の愛称であり、地元箕輪町ではもみじ湖とも呼ばれています。
行政主導のイベントではなく、地元企業の方などが力を合わせて行っています。
箕輪町をはじめ、南箕輪や伊那、辰野など上伊那から多くの人が来ています。来場者の車の中には、伊豆・多摩ナンバーまでありました。案外遠くからも来場があるようです。

カテゴリー
大町市 松川村 観る 遊ぶ

国営アルプスあづみの公園(大町・松川)|紅葉ライトアップ「アルプスあかりの森」|大町市常盤

あづみの公園(大町・松川地区)では、期間限定(2009年10月3日~10月25日)で、カエデやカラマツなどの紅黄葉樹を中心にライトアップするイベントが開かれました。
ライトアップは、17:00から20:00。普段は入ることのできない夜の公園に入ることができます。
LEDライトによって樹林がライトアップされ、漆黒の闇に浮かび上がる木々が幻想的な雰囲気をかもしだしています。

カテゴリー
安曇野市 観る

願いがかなう仁王様の下駄|吉祥山 東光寺|安曇野市

吉祥山東光寺は、信州七福神の一つで、門前には「吉祥仁王様の下駄」と呼ばれる大きな下駄があります。
大下駄を履くと、願い事がかなうといわれています。
また、本堂下では御戒壇めぐりができます。

下駄を履いて、御戒壇めぐりで幸福の鍵に触れば、イイ事あるかも?

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観る 遊ぶ 飯山市

飯山城跡公園|静かで落ち着いた城跡|飯山市

飯山小学校裏手にある飯山城跡公園。春には約400本のソメイヨシノがいっせいに咲き多くの人が花見に訪れる名所となっています。千曲川がすぐ横を流れているため桜のピンクと新緑が織りなす景色は信州の春らしさを演出します。黄色いスイセンの花もあり桜と合わせて丁度いい感じ。

長野県飯山市大字飯山2749番地
JR北飯山駅から徒歩約5分
上信越道豊田飯山ICから約15分
駐車場:無料
0269-62-3133(飯山市観光協会)

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安曇野市 暮らす 観る

図書館を核とした複合学習施設|穂高交流学習センター「みらい」|安曇野市

今年(平成21年)9月12日にオープンした、中央図書館・展示ギャラリー・多目的交流ホールなどが入った複合学習施設です。
中央図書館は、安曇野市図書館システムの中核的機能を担う、安曇野市で一番規模の大きい図書館。約13万冊の蔵書やCD・DVDが揃い、雑誌や新聞も充実しています。
また、図書の貸出処理では最先端のICチップを採用したシステムを採用。あっという間に貸出手続が済みます。

カテゴリー
大町市 観る 買う 食べる

ナチュラル化粧品会社が作る美と癒しの庭園|「ラ・カスタ」ナチュラル・ヒーリングガーデン|大町市

大町市常盤にある「ラ・カスタ」ナチュラルヒーリングガーデンは、アルペンローゼ(株)の化粧品工場です。
「ラ・カスタ」ブランドは日本におけるアロマテラピーの先駆者というだけあって、工場は美と癒しの空間。いろいろなコンセプトにそったテーマガーデンがあり、敷地内には、香りの体験が出来る工房やカフェ、コスメショップ、フラワーショップがあります。
入場者は1日100名限定なので、ゆっくりガーデンを散策することができます。

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おひさま 松本市 観る

大正ロマン漂う校舎が文化会館に|旧制松本高等学校|松本市

旧制松本高等学校は、大正時代の木造洋風建築の校舎の一部が今も保存され、そのまま活用されているめずらしい例の建物。学校建築史上貴重な建築物として、平成19年に重要文化財に指定されました。

保存されている建物は、NHK朝ドラおひさまのロケ地として、撮影にも使われた建物です。

現在では、教育文化施設としてサークル活動、コンサート、展示会など幅広く活用されています。
記念館以外は無料で自由に見学することもできます。

場所や行き方などは、あがたの森公園と同じなので、そちらを参考にしてください。

本館の前にある、あがたの森文化会館の案内看板

平成10年度の利用者は177388人だそうです。

【開館時間】
文化会館 9時~22時(日曜日9時~17時)
図書館 10時~19時(土・日曜日10時~17時)
旧制高等学校記念館 9時~17時
【休館日】
毎週月曜日、12月29日~1月3日、国民の祝日

館内の全体図

本館の向かい側にあるのは講堂

別角度から

コンサートや展示会など幅広く活用できます。

建物の特徴
 建物は、西洋建築様式を簡略化して応用した洋風木造建築で明治時代の末期から大正時代前期にかけての代表的作例といわれており、明治期のナンバースクールの中央入り左右対称形ではなく隅入りコの字型である。本館の入口は道路に直面していて明治期の権威的で荘重な表現から機能的で親しみやすいものとなっている。また、玄関正面の万サード屋根、窓の配置、講堂屋根上の換気用小塔に意匠的工夫がこらされている。
~旧松本高等学校パンフレットより~

本館を入ってすぐのところにある階段

なかなか絵になる階段です。

真正面から

希望に満ち溢れた感じがします。

階段も良く見ると凝ったデザインになってます。

柱の部分も細かい模様があります。

階段のあるところの天井にはシャンデリア

コンセントは木目調

大正ロマンのイメージを壊さない工夫ですね。

天井もおしゃれ

廊下の電気がついている天井もちょっと凝ったデザイン

ドアノブもこれまた歴史を感じます。
ザ・鍵穴!!鍵穴らしい鍵穴です。

1階の入口側から見た復元校長室の方の廊下

廊下はちょっと狭い?走ると危険。

復元校長室

自由に入って見学できます。

 校長室の広さは、4間×4間の16坪であり、小さな会議が開けるようなゆとりがある。旧制高等学校の校長は、文部省によって選任され、かなりの権限を有していたが、その教育は、文部省つまり国家の意向とは異なり、校長や教師そして生徒の自覚によって、自治と自由を重んじつ先進的なもので、いわば自由・平等・友愛の理念が息づく学園であった。

 松本高等学校は、大正8年9月に開校し、校長室のある本館が完成したのは、大正9年8月であった。初代校長茨木清次郎は、在任期間2年6ヶ月中この校長室での執務は、1年2ヶ月に過ぎない。大正10年9月に特別教室棟が、対象11年8月に講堂が完成し、落成祝賀式を行ったのは、第2代校長大渡忠太郎であった。ヒマラヤ杉(現在59本)の植樹など、植物学者としての才覚を活かした造園に取り組んで高原の学び舎という環境を造成し、自由闊達な校風の創成に力を注いだ大渡校長の功績は大きい。

 4代校長のあたりから、のびのびとした松高にも激動の時代を反映した左翼思想事件などの様々な事件も起き、校長にとっての苦悩の時代に入るのであるが、校長室の椅子に座ってかつての松高時代を偲び、何かを感じ、そして学び取るようにしたい。
~旧松本高等学校パンフレットより~

校長室の真ん中には、ちょっとした会議に使えそうな椅子と机

明かりはもちろんシャンデリア

校長先生の椅子と机

座ると校長先生気分になります。

鏡台のようなもの

鏡の両脇には3つずつフックがついており、服や帽子なんかをかけられるようになっています。
下は収納スペース。

今度は1階の南棟の方へ向かってみます。
正面玄関のすぐ脇には、ブックポストと街頭端末、パンフレット置き場があります。

許可を得れば、パンフレットを置いてもらえるようです。

図書館で借りた本を返却するブックポストと松本市総合行政情報がわかる端末が設置されています。

あがたの森図書館

学校の図書館といった感じで、それほど広くはありませんが
窓や腰壁の造りがいい雰囲気の、あたたかい感じの図書館。

こちらは子供図書スペース

靴を脱いで、ゆったり読書ができます。

1-1の方から見た廊下風景

校舎の南側は教室がずら~り。

復元教室

ちなみに「理科第三学年乙組」
天才ばかりが集まっていそうなカタイ組名です。

教室の中の様子

教卓には説明書き

 この教室の大きさは、木造建築の基準である4間×5間で、戦前の小・中・高校の普通教室の標準の広さであり、現在の教室から見れば、やや狭いと言えよう。クラスの定員は、40名であるが、昭和9年から13年までの入学者の定員は、経済不況を考慮して30名に減らされている。

 松本高等学校と同じく第一期地名校のクラス編成は、文甲・文乙・理甲・理乙の4クラスであったから、普通教室は、本館の1階に5教室、2階に7教室の12教室が設置されている。第二期地名校からは、文科か理科の1クラスが増え、1学年5クラスの編成となったので、本館には、15教室が設置されていた。

 日本の学校建築では、明治の末ごろからは、保健的見地から普通教室を南面させるよう、次いで東面させるように指導されている。したがって、隅入りコの字型の本館の平面は、この原則が基本に設計されている。

 明治になっての日本の学校教育では、学業成績による順位付けが重視され、教室の座席も成績順で決められることも多く、その伝統が維持されていた高等学校もあったようだが、松本高等学校では、氏名の五十音順で座席が決められていた。小さい奴が後ろに隠座し、大きい奴が最前列で鎮座したり、ちぐはぐでユーモラスな風景が感じられた。

教室の明かりは裸電球1つだけ

校長室のシャンデリアの1つを分けてあげたい。。。

机と椅子は合体型

これなら椅子をガタガタさせることができなくて、落ち着きの無い子にはバッチリ。(そんな子は、松高に入れないでしょうけど。)
でも、掃除の時は大変そう・・・。

机の上にはドリンクホルダーみたいな溝があります。
何のためでしょう?

鉛筆が置けそうな細長い溝も気になります。

廊下側には格子の窓が一つ。

よく見ると防犯カメラ付き。

黒板に落書きする人がいるみたいです。
重要文化財なので、落書きは絶対いけません。

廊下には体操服などをかけられるフックが人数分ついてます。

何気に再現内容が細かい。

トイレは南校舎の中間あたりにあります。

とってもきれいなトイレ。
身障者用にはベビーシートも完備されています。

温水洗浄便座、センサーライト・・・と、トイレ機能は現代風ですが、壁やドア、天井などは大正の香り。

1階の奥には、生徒課と生徒主事室

階段を登って2階へ・・・

2階の置くにあるのは、会議室と歴・心教官室

2階の廊下

2階の廊下からは、中庭がよく見えます。

青少年の居場所

青少年が気軽に集まって安らげる場所だそうです。

松本市内には、6ヶ所の青少年の居場所があり、あがたの森文化会館もその一つ。
施設によっては、スポーツができる施設もあるようですが、あがたの森文化会館は、学習専用です。
この校舎で勉強すれば、受験勉強も捗るかも?

※使用する場合は、必ず公民館(事務所)の窓口に寄って手続きをしてください。
毎週 火~金曜日 午前9:00~午後7:00
毎週 土・日曜日 午前9:00~午後5:00

本館には立派な中庭があります。

ここにある門は特別。

5箇所にあった門も今ではたったひとつしか残っていません。

解体撤去されて野積みされていたのを復元したそうです。

中庭で、ひときわ目をひく銅像

まぶしい~っ!!

中庭はちょっとした迷路のよう。

奥のほうにも、肩に鳥をのせて気どっている銅像
その名も「岳人」

中庭から見た文化会館

中庭から見た旧制高等学校記念館

旧制高等学校記念館

校舎に保存していた資料の調査・保存のために建てられて記念館です。

2階は展示室になっています。

【開館時間】午前9時~午後5時(最終入館4時30分)
【休館日】月曜(祭日の場合は翌日)、12/29から1/3
【入館料】大人300円、小人(中学生以下) 無料

1階の入口には、学生の銅像がお出迎え。

記念館の1階はギャラリーと喫茶店になっています。

喫茶店

ちょっと小腹が空いたら寄ってみましょう。

あがたの森文化会館パンフレット(PDF)
【TEL】0263-32-1812
【FAX】0263-33-9986

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松本市 観る

悩んだ時は神頼み|松本聖十字教会|松本市

松本の中心地域となり、松本城の近くにある教会。
年間を通じて多くの観光客で賑わう松本城の周辺にありながら、礼拝堂内は静かで落ち着ける場所となっています。
幼稚園も併設されており、安心感を感じることのできる場所となっています。

だいたいの日本人が、結婚式でしか接することのないのですが、困ったこと・悩んでいることがあったら訪れてみてはいかがでしょうか。

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松本市 観る 遊ぶ

北アルプスの展望台|松本城山公園|松本市

城山公園はその立地から、北アルプスの展望台と言えます。北アルプスだけではなく、松本平を眺めるには良い場所です。明治5年筑摩布達153号をにて日本初の太政官布達公園の一つとなり、明治25年に松本町の管理となり、翌年から公園整備が始まった古くからある公園で松本最初の公園です。展望台からの眺望はかなりイケますが、花見もOKです。たくさんの歌碑などもあり遊ぶ以外での楽しみ方もできる公園です。

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松本市 観る 買う 遊ぶ 食べる

美ヶ原高原麓のワイナリー|山辺ワイナリー|松本市

美ヶ原高原の麓に広がる山辺(やまべ)は、松本平を見晴らす標高600~850mのぶどう畑です。北アルプスを望む南西斜面に広がるぶどう畑からは美味しいワインが毎年作られています。
内陸性気候の特長でもある昼夜の大きな寒暖の差、長い日照時間など絶好の環境に恵まれ、明治初期から山辺ではぶどうの栽培が始められ、長野県ぶどう発祥の地としても知られています。
また、食用として親しまれるナイヤガラ、デラウェア、巨峰は信州を代表する産地であり、その山辺ブランドの上質なぶどうの味わいはすでに全国に知られています。

山辺ワイナリーはレストランで食事、ぶどう狩りを楽しむなど秋の味覚には最適な場所です。

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ロケ地 松本市 神様のカルテ 観る

縁結びを願うなら女鳥羽川沿|四柱神社|松本市

松本市街地の中心にある神社。女鳥羽川沿いにあり、縄手通りなど観光地に合体しているため多くの人が訪れます。
近くにパルコなどもあり、若い人でも良く知っている神社です。
縁結びの神社ですので、破局・離婚・片思いなどで悩んでいる方は是非お参りに行きましょう!
四柱神社(よはしらじんじゃ)は長野県松本市大手に鎮座する神社で、地元では、「しんとう(神道)さん」と呼ばれています。

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結婚式から会議までできる|深志神社|松本市

建御名方命と菅原道真(天神)を主祭神とする神社です。サイトウキネンフェスティバルが隣接する芸術会館で開催されているなど、話題性の多い場所にあります。境内には梅風閣という使節があり、結婚式を行うこともできます。さらには会議室を借りることもできるそうです。色々と使える神社です、一度お参りをしてみてはいかがでしょうか。

詳細は写真とともにご覧ください。

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日本最古の小学校|旧開智学校|松本市

松本市にある旧開智学校は、日本で最古の小学校です。建物の外観はもちろん中に入ることでもできます。当時の授業で使っていた机や椅子、ノート代わりの小型黒板など昔の日本の学校を見ることができます。
現代の電子黒板とはかけ離れたものを見ることができます。
建物は明治時代の代表的だったという擬洋風建築のため、洋風か和風なのか分からない絶妙なデザインをしています。和室に絨毯というオーソドックな感じではありません。

ご覧ください。

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寝覚の床|上松町

上松町は、浦島太郎が晩年を過ごしたといわれる場所。
現世に戻って、諸国を旅した浦島太郎は、上松の里が気に入って住みつき、毎日寝覚の床で釣りを楽しんだという伝説が残っています。
床岩まで行くには、大岩を登らなければならないので、かなりハードですが、花崗岩の造形はお見事!!
宝物館には、浦島太郎が使っていたといわれる釣竿も展示されています。

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木曽町 観る 買う 食べる

道の駅 日義木曽駒高原|木曽町

中山道中間地点にある、木曽で一番大きな道の駅。
屋外の特産品市場では、朝取りの新鮮野菜や果実など、季節ごとにおいしい物が並びます。特に名産の「どでかコーン優作」や「権兵衛伝説地粉蕎麦」が人気。
また、情報案内スペースが充実しているので、地元情報を仕入れるのに役立ちます。
御岳山と木曽駒ケ岳が望める、景色も抜群の道の駅です。

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上松町 観る 遊ぶ

小野の滝|上松町

国道19号線のすぐ脇にある滝。気軽に立ち寄れます。
水源は中央アルプス木曽駒ケ岳。
中山道の名所であり、木曽八景の一つとして有名です。
広重・英泉合作の中山道六十九次の浮世絵にも描かれています。

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安曇野市 観る

安曇野花火|安曇野市

犀川の広い河川敷で行われる安曇野花火は、今回で3回目。
旧明科町の水郷明科花火大会と旧穂高町のわさび祭り前夜祭花火大会がひとつになり、約5000発を打ち上げる全国規模の大会として2007年から開催されています。