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田多井地区の枝垂れ桜|見事な枝垂れ桜が点在する集落|安曇野市堀金

安曇野市堀金の田多井(たたい)地区には、立派な枝ぶりのシダレザクラが多く点在します。
お墓にある桜なので、お花見をして楽しむというよりは、写真を撮ったり、写生用という感じです。
中でも一番きれなのは、田多井観音堂のシダレザクラだということで、探しに行ってみました。

田多井地区はこの辺です。
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安曇野市HPに地図が載っていたので、それを参考に行ってみました。
田多井観音堂アクセスマップ
詳しいようで、大雑把な地図です。。。

田多井地区周辺の墓地には必ずと言っていいほど枝垂れ桜が咲いています。

どれが田多井観音堂の枝垂れ桜なんでしょう??

わからなかったので、地元の人に聞いてい見ると・・・
「田多井観音堂?」
「そんなの聞いたことないけど、そこの桜は有名だよ」

というわけで、人気のあるといわれる桜がある場所へ行ってみました。

県道57号線を山麓線に向かって行き、田多井の交差点を直進。

市のアクセスマップ通りだと、ここの道ではないようですが、
どうせ戻らないといけないので、こちらの細い道でOK!!

この道を直進して・・・

カーブミラーのところを右折・・・

十字路を左折・・・

石碑のあるY字路を右へ・・・

さらに道が細くなり、心配になってきますが、ガンガンいきましょう。

枝垂れ桜の巨木があちらこちらに見えてきます。
この一帯は、路駐が多く、道が狭いので、怖いです。

数ある枝垂れ桜の中でもとりわけ目立っている、大きな枝垂れ桜

周辺には写真撮影する人がたくさんいます。
きっとこれが田多井観音堂の枝垂れ桜にちがいない・・・。

空き地があったので、ここに停めさせてもらいました。

そこには見事な枝垂れ桜の巨木が2本。

これがメインの枝垂れ桜のようですが・・・
肝心の観音堂らしきものが見あたりません。
墓地墓地墓地・・・ぼちぼちでんな。

唯一あった、何か祀ってありそうな石碑

これは、お堂じゃないし・・・。

写真を撮りに来ていた人にたずねてみると、
これが田多井観音堂の桜だという人もいれば、もっと登ったところにあるという人もいて
なんだかさっぱり。。。

でも、ここの枝垂れ桜はみごとな枝ぶりで、周りにはカメラマンがいっぱいなので、
これがそうなのかもしれませんね。

墓地にカメラを向ける人に、お墓参りする人・・・
不思議な組み合わせです。

心霊写真が撮れないことを祈って、パシャっ☆

ちょっと散り始めてますが、みごとな巨木です。

その横の枝垂れ桜

お化けみたいに枝が広がってます。

下から見上げてみると・・・

桜シャワー♪

落ちた枝などは、ひと固まりにされていました。

田多井地区は少し高台にあって、のどかな風景が広がっています。

メインらしき枝垂れ桜からちょっと離れた場所に、カメラマンが終結していました。

彼らがねらっている桜はこちら

この枝垂れ桜は満開
横に広がる枝がスゴイ!!

幹からだいぶ離れているのに、よく支えられてるなぁと思います。

その枝垂れ桜の動画↓

田多井観音堂の桜かどうか確かではないのですが、とりあえず田多井地区の枝垂れ桜であることは間違いありません。
詳しい場所を知っている方、コメントよろしくお願いします~♪

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早春賦(そうしゅんふ)歌碑|安曇野の遅い春を歌った歌碑|安曇野市穂高

安曇野の遅い春を待ちわびる心を歌った「早春賦」。
それを記念して昭和59年4月に歌碑が穂高川堤防沿いに建立されました。
歌碑の横にはソーラー電池式のオルゴールが設置されていて、いつでも早春賦のメロディが聞けるようになっています。
毎年4月29日の昭和の日には、「早春賦まつり」が開催されます。

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豊科ICからだと、インターを出て直進、重柳交差点を右折、穂高川を渡る橋の手前にある道へ左折、
しばらく行くと案内看板のある十字路に出るので、そこを右折します。

狭い道が多い場所なので、穂高駅前のレンタサイクルを利用するというのも賢い方法です。

堤防沿いの土手に出ます。左折したところに早春賦歌碑があります。

駐車場はありません。
車は土手の隅っこに。。。

歌碑のある一帯は遊歩道が整備されていたりと、早春賦公園とも呼ばれています。

歌碑のある場所は春になると桜が咲いて、早春賦が一層似合う場所に。

ここからも北アルプスが見渡せます。

有明山と桜

桜の下にはベンチ

横を流れる穂高川と桜で、春を満喫♪

歌碑

早春賦のふるさと

早春賦が発表されたのは大正二年発行の新作唱歌第三集であり、信州の夏期講習会の教材としてつくられ、遅い安曇野の春を待ちわびる心を歌ったものであるといわれ、以来多くの人々に愛唱されてきた。
作詞者大分県臼杵市出身吉丸一昌は音韻学を極めた清新な作歌者であり、作曲者東京都下渋谷出身中田章は音楽理論とオルガンに卓越し何れも明治・大正初期にわたる東京音楽学校教授として、ともに命名が高かった。
十数年前からこの里に早春賦の歌碑をたてたいというねがいがあったが、いまその機熟し、町民をはじめ多くの人たちの御厚志により、書を芸術院会員高橋節郎氏に、鋳金を日展評議員宮田宏平氏にお願いして、この丘に碑を建立する。

昭和五十九年四月二十一日
穂高町早春賦歌碑建立委員会

歌詞

  
  春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷融け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か

ちなみに歌詞を現代語訳すると・・・

春とは名ばかりの風の寒さだなあ
谷のウグイスはさえずろうとしているが
まださえずるべき季節ではない、と声も立てない
まださえずるべき季節ではない、と声も立てない

氷が解けさって葦は芽吹いている
さあ、春が来たぞと、思ったらあいにく
今日も昨日も雪の空
今日も昨日も雪の空

春が来た事を聞かなかったなら 他人にばれなかったのに
聞いてしまったら気がはやってしまう 私の心は
どうしろというのだ 今頃の季節は
どうしろというのだ 今頃の季節は

楽譜

ところで早春賦には、パクリ疑惑があるのです。
モーツァルト作曲の歌曲『春への憧れ(K.596)』と曲想が似ていると言われています。

聞き比べてみます?
まずは、『早春賦』

『春への憧れ(K.596)』

最初の出だしがそっくり!!
似てるといえば似てる・・・?
なんとも言えないです。。。

作詞者 吉丸一昌と、作曲者 中田章

太陽電池内臓のソーラーオルゴール

実際に聞いてみました。

歌碑のある堤防の横は穂高川が流れています。
対岸にはスケッチをする人の姿が見えます。

下に降りることもでできるみたいです。

遊歩道が整備されていて、わさび田の方へ降りられるようになっています。

とても景色の良いわさび田

遊歩道はわさび田を横切っていて、間近でわさびが観察できます。

わさびの栽培

わさびはあぶらな科に属し水温13℃内外の地下水を利用した栽培で烏川扇状地帯では
古生層の礫栽培中房川扇状地帯は花崗岩の風化した砂栽培と各々栽培の景観も異なっている。
この一帯は砂栽培(砂づくり)である。

わさび田で作業している人

きれいな水が流れています。

わさび田の脇を流れる用水路には、わさびの茎や葉っぱが流れてきます。

その流れてきた葉っぱや茎はここでキャッチ。

わさび田を見降ろせる場所には東屋があります。

きれいな水とわさび田、それから早春賦のメロディ―――
とても安曇野らしい場所です。

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吉野桜散歩道|新田堰沿いの桜並木|安曇野市豊科

観光パンフレットやネット上でもほとんど取り上げられていませんが、長野県立こども病院の脇にある桜がとてもきれいな散歩道です。
約1.2キロの散歩道としてちゃんと整備されているのに・・・立派な桜並木なのに・・・
なぜあまり知られていないのか?? 本当に不思議なくらいです。
そんな隠れお花見スポット「吉野桜散歩道」をご紹介します。


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新田堰とは・・・

新田堰(しんでんせぎ)は、安曇野を流れる堰の一つ。長野県安曇野市豊科熊倉で梓川を揚水し、成相、新田地区に掛かる堰。末端は、万水川へ合流。成立年代不詳。

全長:約6.6km
灌漑面積:約210ha

【歴史】
* 1608 年(慶長13年)頃 – 新田町村の成立以降まもなく開削。
* 1679 年(延宝7年) – 現在の堰のかたちに改修。
* 1796 年(寛政8年) – 8月、渇水となったので奈良井川からの水揚げを要請。
* 1937 年(昭和12年)頃 – 勘左衛門堰の改良工事の時契約をして同堰から毎秒7立方米の水量を新田堰の水門へ引くことになる。(東沢線:1200m)

~Wikipediaより~

用水路のことを堰(せぎ)と言う呼び方は、安曇野独特の言葉です。
安曇野は豊かな水に恵まれているイメージがありますが、実は複合扇状地で堰が開削されるまでは、水が流れず水田どころか作物を作るのにも向いていなかったとか。。。
堰は安曇野の稲作に欠かせないものなのです。

こども病院の職員宿舎の脇に、ひときわ目をひく桜並木。

よ~く見ると、「吉野桜散歩道」という名前がついているのです。

およそ1.2キロの散歩道。
歩数も歩行時間もしっかり表示されています。

散歩道と病院との間にかかる橋の上から見た堰と桜

満開の桜並木の散歩道

枝が見えないくらい桜の花付きは良いです。

遠くに北アルプス

散歩道の途中に、小さな公園のような場所があります。
だいたいこの辺り↓
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散歩だけでなく、本格的にお花見をするならこの場所です。

駐車スペースはほとんどありません。
ここに収まらなかった車は敷地内に強引に停めている感じです。(写真:東屋の奥の方)

東屋があり、桜を眺めながら休憩したりお花見ができます。

石のテーブル&チェアは1セットあります。

新田堰三百年記念碑

さすが用水路。水神の堰碑が祀られています。

豊科南部地区県営ほ場整備事業実施委員会メンバー

大きな石が3つゴロゴロゴロ。。。

耕便十方

聞いたことがない四字熟語。。。
なんとなく豊作を願っている感じ?

水道は・・・もやしみたいなヒョロいのがひとつ。

なぜかここの一角だけ日本庭園風

遊歩道の桜は、この公園みたいな場所を通り過ぎ・・・

カクンと曲がり・・・

またしばらく直進してカクンと曲がり、続いていきます。

田園風景と桜並木。そして、遠くには北アルプスを眺めながら、本当にのどかな場所です。

あまり知られていないのか、満開を迎えたちょうど見ごろの時期ですが、ほとんど人はいません。
静かにゆっくり桜を楽しむのにちょうど良い場所です。

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安曇野市 観る

道の駅ほりがねの里(ほりがね物産センター)の菜の花畑|菜の花とこいのぼり|安曇野市堀金

堀金にある道の駅(旬の味ほりがね物産センター)の横にある菜の花畑が見頃です。
約6000平方メートルの休耕田いっぱいに咲く菜の花と、残雪が残る常念岳のコントラストが、とてもきれいです。
畑の中に入ることもできるので、菜の花に囲まれたメルヘンチックな写真を撮ることもできちゃいます。

入場料は無料。
5月初め頃まで楽しめるそうです。

道の駅アルプス安曇野ほりがねの里(旬の味ほりがね物産センター)の記事はこちらです。

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ほりがね物産センターのすぐ横にあるので、駐車場はもちろん物産センターの方へ。

菜の花畑に近い場所に停めると楽チン♪

ちなみに、道路沿いに咲いている桜は散りかけです。。。

駐車場側からのアングル

一面菜の花畑が広がっています。
駐車場から一番近いので、ここをバックに記念撮影される方が多い感じです。

只今、☆満開☆

この調子だとゴールデンウィークまでもつかどうか・・・・。

上を見上げると、こいのぼり

残雪の常念岳をバックに、菜の花とこいのぼりという写真が撮れます。

駐車場の反対側から菜の花畑を見ると・・・

中心部は菜の花じゃないことが判明!!

ナズナ?

これはこれで見事なものです。

菜の花柄の写真

撮り方によって、いろいろ楽しめます。
お買いものついでに、春っぽい記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

物産館前にいる「ドラえもん」も見逃せない撮影スポットです。
去年新しく設置されて、子供たちに大人気です。

こちらもついでにどうぞ。

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伊那 伊那市 観る 遊ぶ 食べる

桜の伊那公園|約300本の桜が楽しめる|伊那市中央区

桜の時期の伊那公園です。伊那公園の桜はソメイヨシノとコヒガン桜が約300近く植えられており、地元の方を中心に桜の時期はお花見で賑わっています。伊那の桜と言えば高遠が有名ですが、地元の方が桜の下で宴会を楽しむのは伊那公園や同じく伊那市にある春日公園。ライトアップもしているので、夜桜を見ながらお酒を楽しむこともできます。

ちなみに、夏の伊那公園のレポートはコチラ

伊那公園
長野県伊那市中央5528−1
花まつり
期間:2010年4月初旬~下旬 ※桜の開花状況に合わせて
時間:観賞自由
入場料:無料
駐車場:約350台(無料)
夜桜:日没〜21:00頃

[googlemap lat=”35.839532″ lng=”137.965326″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]〒396-0011 長野県伊那市中央[/googlemap]

協賛看板がお出迎え。

伊那市を代表する企業の協賛看板です。

メインの通路桜の花道

公園内に入ると桜桜桜な風景が広がります。

公園内には伊那東大社があり、神社と桜の風景も絵になります。

鳥居から神社を見た風景

鳥居と桜。

桜と提灯。伊那市の協賛企業の名前が書かれています。

移動式カラオケ大会

あれ・・・人が全然いない・・・とおもいきや

カラオケ大会は明日4月11日。

明日のカラオケ大会の予行練習をしていました。
(と言っても、普通に宴会に来ていたお客さんが歌っていただけですが…)

飲食屋台がありました。

屋台を覆うシートも桜。
ここは普段の公園では休憩コーナーになっている所で、
期間限定で屋台にしています。

普段の感じはコチラ

焼き鳥やおでんなどの居酒屋メニューのようです。
子供向けの綿飴やおもちゃなどの屋台がないので、ねだられなくて済みそうです♪

4月11日のイベントではD51の運転席で撮影会があるそうです。

白っぽい感じだったので、この桜はソメイヨシノだと思います。

普段は親子で楽しめる公園です。この時期は桜を見ながら遊べます。

撮影は夕方4時位だったので、宴会をしている方はまばらでしたが、子供たちは結構来ていて遊んでいました。

ここはソメイヨシノとコヒガン桜が約300本近く植えられています。

見上げても桜桜桜。満開だと空が見えない程です。

神社より西側の桜はかなり低めに花がついているので、宴会をするならこちらがおススメ。
ゴザを敷いて座ってもすぐ上に桜を楽しめます。

上から下に向けて写真が撮れます。

桜の位置が低いので、結婚式などの前撮り写真などをここで撮る方もいらっしゃいます。

若い小さい木も若干植えられていました

ライトアップもバッチリ!期間中は夜9時頃までライトアップしています。

トイレはD51の前。

桜の時期の健康歩道。
緑の時期の健康歩道はコチラ

球場も桜一色

緑の時期はこんな感じ

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安曇野市 観る

光城址(古峯神社)|光城山の頂上にある山城|安曇野市豊科

光城山の頂上にある、海野氏の一族、光氏によって築かれた山城。
ノロシを使い、連絡しあう役割もしていたようです。
本郭の中心部には火の守り神を祀る古峯神社があり、登山客などがお参りしていきます。

麓から歩いて登ることもできますが、車で山頂まで行くこともできます。
今回は光城山を車で登ってみるコースで行ってみます。

光城山を歩いて登るコースはこちらを・・・。

[googlemap lat=”36.318859696031005″ lng=”137.94227600097656″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.31886,137.942276[/googlemap]

頂上へと行ける道の入口

この看板だけが頼りです。細い道でわかりにくいかもしれません。

林道の道端には桜が満開

狭い道幅ですので、すれ違いに注意です。

頂上付近まで行くと、大きな地図があります。

現在地はこちら

この地図があるところを左折します。

ちなみにここから歩くと徒歩5分で山頂です。

一応駐車場はありますが、5台でいっぱいいっぱい。

桜の季節に駐車できればラッキーでしょう。
満車の場合は下から登るしかありません。

駐車場のある辺りはアカマツの林が広がっています。

林間広場(多目的生活ゾーン)という場所らしいです。

広場っぽくないし、多目的生活ゾーンって・・・ホームレス歓迎みたいな??
不思議な広場です。

光城址(古峯神社)

だいぶ年季が入った案内板です。

去年新しく設置された新しい案内板

おじさん熟読中・・・

光城跡

安曇野市内では規模の大きな山城で、鎌倉時代にこの地に来住した海野氏の一族、光氏によって戦乱の激しくなった戦国時代(十六世紀)に築かれたと考えられる。
犀川右岸丘陵上の尾根道南端を固めており、武田氏の松本平進攻に対しても、兵を配備し籠城したとみられる。しかし、天文二二年(一五五三)、刈谷城攻めに際し戦わずして落城した。その後、天正十年(一五八二)に松本城主となった小笠原貞慶によって修復されたと考えられる。

平成二十年十月二十九日  安曇野市教育委員会

これが光城址(古峯神社)です。

ボロい建物ですが、人気は上々↑↑

手水鉢は扇形をしてます。

神様からのお願い

火を祀る神社だけあって、火事には特別に注意している感じです。

梁には文字がいろいろと書かれています。

時代を感じる絵が掲げられていますが、こんな適当な管理で大丈夫でしょうか・・・?
劣化が心配です。

こんな山の上にある神社にも番地があるんですね~。

神社内にも説明がありました。

光城址と古峯神社のゆかり

この山頂にお城が築かれたのは遠く五百年余りの昔、戦国時代もまだ初めの頃、海野六郎幸元という武将がここに城を築いて自ら光之六郎幸元と名乗ったといわれている。
この海野氏の一族は、そのころ会田、刈谷原、田沢(上の山)、塔ノ原にそれぞれ城を築き、互いにノロシ等を使って連絡し合って栄えていたので、城内の最も高い所でノロシ台のあたりに火の守り神とされる此の古峯神社が祀られてきたものであろう。
やがて戦国時代の末頃、川中島の合戦が近づくや、武田信玄(晴信)の先鋒によって、天文二二年(一五五三年)三月、刈谷原城などとともに光の城も攻め落とされて武田方に従ったということである。

昭和六十三年四月 光南村古峯神社奉賛会

火の神様

手前にお賽銭箱があります。
登山客が多いので、結構入るらしいです。

登山日誌にひとことメッセージを。。。

でっこぼっこ♪ふれーんず♪ の たまご王子が見張り役。

光城山 登山日誌 思い出の箱

登山日誌だけでも数十冊はあるでしょうか。
すごい!!

山頂付近は平らな公園みたいになっています。
お花見におすすめです。

桜が咲く前にもかかわらず、たくさん人がいました。

桜が咲いていない時期は、“お山見” で・・・。

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伊那市 観る 買う 遊ぶ 食べる

高遠城址公園の春|この地にしか咲かないタカトオコヒガンサクラ|伊那市高遠

春にこの地にしか花を付けないと云われる1,500本のタカトオコヒガンサクラが咲き乱れます、城跡の丘は赤みを帯びた鮮やかな桜色に包まます。

白からピンクまでさまざまな色がある桜ですが、ここの桜はとにかくピンクが強いと言われています。むかし戦で死んでいった侍達の血が桜を真っ赤に染めるなども言われています。

毎年4月上旬から5月上旬にかけての観桜シーズンには「高遠城址公園さくら祭り」が催され、全国から花見客が訪れています。とくに土日祝日は座るところが無くなります。

では桜咲く、春の高遠城址公園レポートです。今回は金曜日の午後行ってみました。

真冬の高遠城址公園のレポートはこちらから

長野県伊那市高遠町東高遠
[googlemap lat=”35.83211437299324″ lng=”138.0639410018921″ width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県伊那市高遠町東高遠[/googlemap]
伊那市街から高遠へ向かいます

伊那市に合併する前の高遠町内へ入ると沿道に桜が増えだします。

南アルプスがキレイに見えます

高遠は長野県側の南アルプス麓に位置するため、アルプスを見ることができます。

道沿いの桜は満開

駐車場へ着くまで、ずっと桜があります。

高遠市街のお土産屋さんも露天開始

高遠城址公園入口

場内の道路沿いも満開

一番大きいグランド駐車場

土日には大型バスやマイカーで満車になってしまう、駐車場です。
ここへ止めるには渋滞覚悟もしくは、朝5時頃に並べば大丈夫!

入口正面駐車場

ここが入口に一番近い駐車場です。
ここへ止めるには平日を狙うしかありません。

駐車場からの高遠桜

駐車場からも咲き乱れる桜を望めます。

冬にはやっていない売店を開店中

冬場やっていない売店もフル営業です。

大型バスもどんどん通ります

観光バスがかなり頻繁に通ります、高遠への幹線道路がかなり整備されたため来やすくなりました。

大門の入口

メインの入口

公園の看板も桜が咲くと違います

イベントも開催中

ラーメンのイベントが開催されてました。場外ですが。

満開ではありませんがキレイです

冬には枝だけだった桜が見事

写真のせいもありますがピンクです

高遠閣は記念写真スポットにもなっています

高遠閣の玄関

ここは休憩をすることのできる建物です。外歩くのに疲れたら早めのお休みを

高遠閣の1階、平日は早めに閉まりますね

記念スタンプ

シーズン中は入場料が必要

ちなみに伊那市に住民票を置いている人は無料入場が可能です。ただし免許等、証明するものが必要です。

料金表

自動券売もあります

場内は屋台が並びます

やきとり!

草木の苗まで売ってます

ゴザを借りることもできます

屋台

伊那名物ローメンの「ローメンまん」

300円とは案外お手頃かもしれません

ちびっ子に人気のおもちゃ屋台も

親としては子供の目に入らないように行きたいものですね。

お決まりの橋です

ポスターなど高遠桜の代名詞写真となっている橋です。

橋の上はさくらが目の前まで来ています

堀にある池

門も桜があると映えますね

碑もさくらがあると違う

冬は締め切ってありましたが、開いています

高台の場所に丸太ベンチが新設されてました

太鼓櫓もいい感じです

新宿区長の植えた記念桜にも花

高遠市街を見渡せます

少年達も写真、写真、写真です

城内すべてに桜が植えてあります

夜桜用にスポンサー名入りの提灯

高遠閣

大手門の出口

お隣の進徳館も桜が咲いています

近くの喫茶店

ここに咲いている花は「梅」だそうです。

夕がたにゴミ拾い部隊が練り歩きます

シーズン中はかなり混雑するため土日は地元の人でも近寄れない高遠桜です。
機会がありましたら、行ってみてください。

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下諏訪町 観る 諏訪大社 御柱祭2010

諏訪大社「秋宮」の御柱|2004年の御柱祭で建てられた4本の御柱|下諏訪町

2010年の御柱祭以降は姿を見ることはできなくなる、2004年開催の御柱祭で建てられた諏訪大社秋宮の御柱をご紹介。

■他の御柱も見る方はこちらから
・上社:前宮の御柱へ
・上社:本宮の御柱へ
・下社:春宮の御柱へ
・下社:秋宮の御柱へ

[googlemap lat=”36.075228″ lng=”138.090413″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]〒393-0021 長野県諏訪郡下諏訪町(その他) 3511[/googlemap]
秋宮の境内

秋宮一之御柱 全体

秋宮一之御柱 アップ

秋宮一之御柱 案内版

秋宮一之御柱にキノコが生えてます

サルノコシカケ科だと思われますが、御柱長い月日で腐ってきている証拠です。

秋宮二之御柱 全体

秋宮二之御柱 アップ

秋宮三之御柱

遠い上にピントが合っていませんでした・・・

秋宮四之御柱

近くで撮影はできませんでした。

■他の御柱も見る方はこちらから
・上社:前宮の御柱へ
・上社:本宮の御柱へ
・下社:春宮の御柱へ
・下社:秋宮の御柱へ

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下諏訪町 観る 諏訪大社 御柱祭2010

諏訪大社「春宮」の御柱|2004年の御柱祭で建てられた4本の御柱|下諏訪町

2010年の御柱祭以降は姿を見ることはできなくなる、2004年開催の御柱祭で建てられた諏訪大社春宮の御柱をご紹介。

■他の御柱も見る方はこちらから
・上社:前宮の御柱へ
・上社:本宮の御柱へ
・下社:春宮の御柱へ
・下社:秋宮の御柱へ

[googlemap lat=”36.081690616702744″ lng=”138.08204054832458″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]〒393-0092 長野県諏訪郡下諏訪町(その他) 193[/googlemap]
春宮入口の鳥居

かなりがっしりした石垣と鳥居が印象的な春宮の入口付近です。
ちなみに春宮は道路のど真ん中に橋のある諏訪大社です。

本殿まで続く石畳

春宮社務所

春宮本殿

春宮一之御柱 全体

春宮一之御柱 アップ

春宮一之御柱 案内版

春宮二之御柱 全体

春宮二之御柱 アップ

春宮三之御柱 全体

春宮三之御柱 アップ

春宮四之御柱 全体

春宮四之御柱 アップ

この日は運良く、3と4の柱を近くで撮らせていただきました。

■他の御柱も見る方はこちらから
・上社:前宮の御柱へ
・上社:本宮の御柱へ
・下社:春宮の御柱へ
・下社:秋宮の御柱へ

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観る 諏訪大社 御柱祭2010 諏訪市

諏訪大社「本宮」の御柱|2004年の御柱祭で建てられた4本の御柱|諏訪市中洲

すでに建っている姿を見ることはできなくなっている2004年開催の御柱祭で建てられた諏訪大社本宮の御柱をご紹介。

■他の御柱も見る方はこちらから
・上社:前宮の御柱へ
・上社:本宮の御柱へ
・下社:春宮の御柱へ
・下社:秋宮の御柱へ

[googlemap lat=”35.9984241457436″ lng=”138.11922669410706″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]〒392-0015 長野県諏訪市中洲141[/googlemap]
本宮正面の鳥居

諏訪大社本宮の駐車場前看板

本宮東側の入口

東側入口の上社本宮の看板

御柱品が展示されていました

めどでこ

元綱

神楽殿にも綱が置いてありました

御柱毎に分けられています

太鼓の横にはメド藤

本宮宝物殿

本宮一之御柱 全体

本宮一之御柱 アップ

本宮一之御柱 案内板

本宮二之御柱 全体

本宮二之御柱 アップ

本宮二之御柱 説明書き

前宮以外の上社本宮、下社春宮、秋宮の御柱は3と4が境内の奥にあり近くまで行くことができません。
とくに本宮は山の中なので難しい感じです。

本宮三之御柱

本宮境内からはまず見えない感じです。
どうしても見たい方はお隣の「法華寺」の境内から見ることができます。
この写真もそうです。

本宮四之御柱

宝物殿に向かう途中で遠目に見ることができます。

3と4の御柱が見当たらないと思いますが、山の中になりますので注意して見て見ましょう。

■他の御柱も見る方はこちらから
・上社:前宮の御柱へ
・上社:本宮の御柱へ
・下社:春宮の御柱へ
・下社:秋宮の御柱へ

カテゴリー
茅野市 観る 諏訪大社 御柱祭2010

諏訪大社「前宮」の御柱|2004年の御柱祭で建てられた4本の御柱|茅野市宮川

すでに建っている姿を見ることはできなくなっている2004年開催の御柱祭で建てられた諏訪大社前宮の御柱をご紹介。

■他の御柱も見る方はこちらから
・上社:前宮の御柱へ
・上社:本宮の御柱へ
・下社:春宮の御柱へ
・下社:秋宮の御柱へ

[googlemap lat=”35.991063175709236″ lng=”138.13353896141052″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]〒391-0013 長野県茅野市宮川2030[/googlemap]
諏訪大社前宮前の交差点

道沿いに写真の大きな看板があるので、必ず分ります。
川越え後の御柱が置いてある御柱屋敷もすぐ側です。

境内入口の鳥居

大きな鳥居をくぐり、境内へ入ります。

社務所前

社務所前に広い場所がりますが、本殿はまだ上。

階段を登ります

ここが諏訪大社前宮

少し民家沿いを歩くと見えてきました前宮です。
他の諏訪大社を知っていると少し拍子抜けです。田畑の中にあり昔ながらの神社です。

上社前宮本殿

さすが本殿は他の神社とは違います、まずは入れません。
建物もしっかりしています。

上社前宮本殿について説明書き

    前宮とは上社本宮に対し、それ以前にあった宮の意味とも考えられている。
    前宮の祭神は、建御名方命と、その妃八坂刀売命と古くから信じられ、ここ前宮の奥に鎮まるところが墳墓と伝えられる。古来より立入ることが固く禁じられ侵すときは神罰があるといわれた。
    四方には千数百年の歴史を有する御柱が七年目毎に建てられ、現在の拝殿は昭和七年に伊勢神宮から下賜された材で造営されたものである。
    昭和四十九年5月 安国寺史友会

ここで紹介の御柱はすべて2004年に建てられたものです。

前宮一之御柱 全体

前宮一之御柱 アップ

前宮一之御柱前に立てられている案内

前宮一之御柱の根基

前宮一之御柱の裏側

かなり削れていることがわかります、ちなみに18本の御柱すべて削れている面が後ろに向けられています。

前宮二之御柱 全体

前宮二之御柱 アップ

前宮三之御柱 全体

前宮三之御柱 アップ

前宮四之御柱 全体

前宮四之御柱 アップ

前宮の御柱はすべて近くで見ることができます。
2010年には新しいものになりますので、ぜひ行ってみてください。

■他の御柱も見る方はこちらから
・上社:前宮の御柱へ
・上社:本宮の御柱へ
・下社:春宮の御柱へ
・下社:秋宮の御柱へ

カテゴリー
下諏訪町 観る 諏訪大社 御柱祭2010

諏訪大社下社山出し|役職と役目を腕章でまとめました|下諏訪町

諏訪大社の御柱は山から曵行されて里へ出てきますが、何トンもある巨木を人力で引くため組織として取り組まなければ達成することはできません。

企業活動から子供のおままごとまで複数人が集まって何かを成し遂げるには、各個人の役割と責任範囲が明解になっている必要があります。

御柱の曵行もかなり詳細に役割が分けれていました。

今回は腕章をもとにご紹介です。すべて下社春宮一の御柱を曵行していた人たちです。

諏訪大社 大総代

プロデューサー的な方だと思います、基本的には指示なども出さない感じで曵行の最終責任者。

曵行長
腕章の写真が無いのですが、担当の御柱を予定通り安全に進めるための指示を出していました。

木遣り保存会会長

これは名誉職にあたるのでしょう。

木遣り副団長

団長の方が見当たらなかったのですが、御柱を動かす重要なタイミングをキュー出しを行うのが、木遣りですので時間通りの曵行に責任がある感じです。

市旗保持

先頭で市の旗を持っている方。

区旗保持

先頭で区の旗を持っている方。

副曵行長と曵綱係

曵行長の代わりで、基本的には曵行長の指示命令で動いていますが万が一は曵行長の役割を行う方。

記録

曵行から木落としまでの写真などを撮影するそうです。

写真

こちらの方も曵行から木落としまでの写真などを撮影するそうです。

曵行安全係長と専任委員

安全に気を配る人という感じです。専任委員は支給されたおんべを振るなどの役割があります。

先綱安全係

先頭の安全を確保する方。

中綱安全副係長

綱、中盤の安全を確保する方。

顧問

出ました顧問、大きな企業で必ずある顧問です。とくに役割責任は無さそうです。

曵綱係

カーブを曲がるときなど、単純に綱を曳けば良い訳でないので現場で細かい指示を出してました。

常任委員

顧問と同系列の役割っぽいです。

実行委員

こちらも顧問と同系列の役割っぽいです。

元綱

御柱のもとについている、太い綱を曳く方達です。御柱の動き出しや木落とし時などかなり重要な役割責任があります。

御弊奉持者

紙のヒラヒラがついた標識を持つ方です、体力勝負というより御柱の神そのものなので精神的な苦労がありそうです。落した、壊した、汚したがあってはならない役割です。

梃子係長

御柱の方向転換など操舵の役割を担う方々をまとめる方です。

梃子係

実際に梃子に使う木の棒を使い、御柱の操舵を行います。

追掛綱

御柱の後ろにも綱がついています、速度の調整や車で言う後輪の操舵などこれまた重要な役割です。

木作り

曵行には関係がないのですが、御柱の加工をするかたです。下社では樹皮を剥ぐ、綱を結ぶ加工、節などの除去など御柱本体に手を加えられる唯一の仕事です。
ミスが許されないたいへんな役目です。

当日確認が出来た役割をご紹介しましたが、かなりたくさんの人が奉仕をしていることがわかりました。
完全な縦割社会になっており、それぞれが文句を言うこともなく作業に当たる姿はなかなかでした。

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松本市 観る 食べる

弘法山古墳桜祭り|五千本を超える桜が古墳を染める|松本市並柳

長野県では4月に桜の開花宣言があちらこちらで聞かれる時期となります。

国の史跡でもあります弘法山古墳ではこの古墳を取り巻くように咲き誇る桜は松本市内では有名な花見スポットとなっています。

またそこから眺める北アルプスと松本平の一望もとっても素晴らしいです。
弘法山古墳桜祭りは例年4月第2土曜日頃にイベント開催があり開花宣言されます。

近くにある川沿いのさくらも人気があります。

[googlemap lat=”36.21341104592381″ lng=”137.98248767852783″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]〒390-0825 長野県松本市並柳2丁目[/googlemap]

弘法山古墳(こうぼうやまこふん)は長野県松本市並柳にある古墳。東日本最古級の3世紀末築造の前方後方墳。西日本でいう出現期・発生期古墳とほぼ同時期の前方後方墳と推定されている。
位置 北緯36度12分45.28秒
東経137度58分57.52秒
所在地 長野県松本市並柳2-1000
形状 前方後方墳
規模 全長66m
築造年代 3世紀末~4世紀初頭
被葬者 不明
出土品 四獣鏡、鉄剣、勾玉など
史跡指定 昭和51 年(1976 年)国指定

■概要
松本市南西部の中山の先端(弘法山、標高約650m)にあり、墳丘長66メートルで古墳の出現期の3世紀中葉に遡ると考えられているが、4世紀のものという説もある。東日本特有の前方後円墳に先駆けて前方後方墳が出現し、長野県では長野市の姫塚古墳が同時期の前方後方墳であり、山梨県では4世紀の築造である小平沢古墳が出現している。

埋葬施設は墳丘の長軸に直交する竪穴式石室状の礫槨で天井石はない。箱形の木棺に埋葬されていたものとみられる。内部からは「上方作鏡」銘の四獣文鏡1面、銅鏃1、鉄剣3、勾玉、ガラス小玉738、鉄斧1、鉄鏃24、S字状口縁台付甕などが発見された。出土したものは同市中山の松本市立考古博物館に展示されている。

棺の外側には壺・高坏・手あぶり型土器などを葬送儀礼が行われている。その土器は濃尾平野の元屋敷式土器である可能性が強い。また畿内地方の土器型式でいうと庄内式の新しい段階のものか布留式の最も古い段階のものに相当すると考えられる。

前方後方墳は、弥生後期に東海地方西部の濃尾平野において見られる前方後方形の方形周溝墓が祖形であるとも考えられており、濃尾平野は『魏志倭人伝』に出てくる邪馬台国と闘った狗奴国(くなこく)が展開していたとする説があることや、東海地方特有のS字甕が出土していることから、被葬者は濃尾地方の勢力と結んだ地域の首長墓とも考えられる。

また市街地全体が見渡せる立地であるため、テレビ番組で弘法山古墳から市街地を撮影した映像が流れることも多い。春には花見客でにぎわう。Wikipediaより


頂上の古墳跡と開花した桜の一部が遠くから望めます。


閑静な場所にあります。


桜祭りの看板が取り付けられています。今日はお天気が良いので自転車が何台か停まっていました。


東側なのでまだ蕾の桜がほとんどですが、この桜の樹だけ8分咲きです。濃いピンクの桜が青空に映えてのお出迎えです。


上り口の足元に可憐に咲いていました。


まだ桜は3分咲きですが、桜祭りに誘われてお花見の用意の場所取りでしょうか。


ソメイヨシノでしょうか、まだ3分咲きです。


いよいよ桜祭りの会場近くです。満開の桜が見えてきました。


主催者の挨拶が始まっていました。


こちらは古墳の南側にあたります。東側とは違って日当たりが良いのでしょうか、かなり桜が満開に近いです。


ちょうちんも飾り付けられています。


和太鼓での幕開けです。雰囲気が出ています。


並柳町会、出川町会、庄内地区、筑摩小学校他近隣の関係所からのお祝いの酒が並んでいます。


地元の小学生2名での開花宣言です。


日当たりが良いので満開です。


あまり大きな木ではないですが、種類が違うのでしょうか、色が微妙に違い賑やかです。


和太鼓衆のハッピも桜の模様で華やかでおしゃれですね。


本部には地元の方達の育てられたパンジー、ビオラ、マリーゴールド、ペチュニアと並べられ販売もされていました。


良く見ると、基金箱が設置されていました。


お祝いの赤飯も販売されてました。


若者向けにクレープ車まで参加していました。


こちらが入口になりますがまだこの場所は3分咲きぐらいでした。ちょうちんも飾られお祭り気分で良い感じです。


登り途中一休みできる場所もあります。今日は綿あめも参加です。
後ろの桜の木も満開ではありませんが、ピンク色に染まり始めています。まだまだこれからというところです。


ゆっくりと散策できます。
桜はまだまだこの場所もこれからです。


桜に混じって落葉松の林もありますが、そろそろ新緑が目に入ってきます。


桜が咲く頃はまだこんな感じの芽吹きなのでしょうか。


まだ3分咲きです。満開が楽しみです。


北アルプスの山並みと桜の林になってます。


まだ5分咲きです。これから満開を向えます。


枝垂れ桜が目立ちます。その先には松本市内が広がってます。


松本市街地方面の景色となります。


中でもりっぱな枝ぶりです。


八重の枝垂れ桜です。とても豪華なお花です。


こちらは東側になります。桜の蕾も目立ち、まだ3分咲きぐらいでしょうか、長く楽しめそうす。


こちらの桜はこれから咲きはじめるところです。

5月の上旬あたりまで5千本を越すソメイヨシノ・ヒガンザクラ・コヒガンザクラなどが楽しめます。
桜が満開になりますと山(古墳)全体がお碗を伏せた形でピンク色に染まりますのでその時は一番の見ごろとなります。
ご家族連れでお楽しみください。

近くにある川沿いのさくらも人気があります。

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下諏訪町 岡谷市 観る 諏訪大社 御柱祭2010

下社の御柱8本を紹介|注連掛で年輪すべてカウント|下諏訪町

諏訪大社御柱祭の下社山出しで、棚木場から注連掛まで約4.7キロの旅をしてきた御柱8本は木落としを終え、注連掛にあります。

次回の里曳きまでここに置かれることになります。

今回は置かれている御柱の年輪をすべて数えていました。どのくらいの樅(もみ)の木が使われているか分ります。また、よく見て見ると形の違いに驚きます。上社の御柱も数えました。

下社の御柱は樹皮がすべて剥がされています。
めどでこを挿し込む穴もありません。
[googlemap lat=”36.09341701343514″ lng=”138.08559715747833″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]〒393-0006 長野県諏訪郡下諏訪町(その他) 1904−25[/googlemap]

下社御柱の注連掛の風景

上から見るとこんな感じです

春宮の御柱4本

春宮一之御柱

春宮一之御柱 年輪
176年以上

春宮二之御柱

春宮二之御柱 年輪
160年以上

春宮三之御柱

春宮三之御柱 年輪
162年以上

春宮四之御柱

春宮四之御柱 年輪
140年以上

秋宮の御柱4本

秋宮一之御柱

秋宮一之御柱 年輪
220年以上

秋宮二之御柱

秋宮二之御柱 年輪
114年以上

秋宮三之御柱

秋宮三之御柱 年輪
116年以上

秋宮四之御柱

秋宮四之御柱 年輪
147年以上

頭揃えで置かれた御柱

注連掛(しめかけ)と御柱祭について説明看板

詳しく書かれている看板があるので理解には困らなそうです。
里曳きまでは御柱がありますので、立ち寄ってはいかがでしょうか。

しかし、上社の御柱も年輪を数えましたが下社は木落とし直後ということもあり土があり大変でした。上社は川越えの後のためかキレイですね。

上社の御柱も数えました。こちらからご覧ください。

カテゴリー
茅野市 観る 諏訪大社 御柱祭2010

上社の御柱8本を紹介|御柱屋敷で年輪すべてカウント|茅野市宮川

諏訪大社御柱祭の上社山出しで、茅野市と原村境の綱置場(つなおきば)から安国寺の御柱屋敷まで約12キロの旅をしてきた御柱8本は川越えの川沿いにある御柱屋敷という場所にあります。

次回の里曳きまでここに置かれることになります。

今回は置かれている御柱の年輪をすべて数えていました。どのくらいの樅(もみ)の木が使われているか分ります。また、よく見て見ると形の違いに驚きます。下社の御柱も数えました。

また上社の御柱は樹皮がそのままになっています。

[googlemap lat=”35.98982615283326″ lng=”138.14168751239777″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]〒391-0013 長野県茅野市宮川安国寺[/googlemap]
諏訪大社上社 本宮・前宮の御柱が置かれている御柱屋
ここに上社の全御柱があります。

本宮の御柱4本

本宮一之御柱

本宮一之御柱 年輪
163年以上

本宮二之御柱

本宮二之御柱 年輪
240年以上

アメリカが独立戦争をやっていた頃に芽生えた感じでしょうか。

本宮三之御柱

本宮三之御柱 年輪
164年以上

本宮四之御柱

本宮四之御柱 年輪
178年以上

「大社」「宮」の黒い印鑑みたいなものが付いてあります。

本宮之御柱を後から

太さにも違いがありますが、長さがここまで違うとは並べて見なければわかりませんね。

前宮一之御柱4本

前宮一之御柱

前宮一之御柱 年輪
180年以上

前宮二之御柱

前宮二之御柱 年輪
191年以上

前宮三之御柱

前宮三之御柱 年輪
164年以上

前宮四之御柱

前宮四之御柱 年輪
160年以上

前宮之御柱を後から

御柱の先は削れてます

めどでこを挿し込む穴

かなり複雑な形をしています。
さすが加工する人まで選考しているだけはあります。

下社の御柱も数えました。こちらからご覧ください。

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安曇野市 観る 遊ぶ

光城山|中腹まで開花した桜並木|安曇野市豊科

光城山(ひかるじょうやま)は、標高911.7mと低い山ではありますが、桜の名所として人気の山です。
麓から山頂までの遊歩道(登山道)に沿って1500本のソメイヨシノが植えられており、桜のトンネルの中を登る感じです。
頂上からは、眼前に北アルプスの山々、眼下に桜の絨毯という最高のロケーションが広がります。

麓の標高がだいたい500mちょっとなので、実際に登る標高は400mもありません。
地元の保育園の園児も年中くらいから頂上まで登っているので、気軽に登山できる山です。


4月18日 中腹まで開花しました。
      頂上付近はまだつぼみです。

[googlemap lat=”36.318168126464926″ lng=”137.94227600097656″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.318168,137.942276[/googlemap]
国道19号を明科方面に北上し、「田沢北交差点」を右折。

次の十字路を左折。「光城山登山道入口」という看板が目印。

住宅街の中を直進。

ちなみに、この周辺は桜坂という地区です。

しばらく行くと登山道入り口の看板がありますので、そちらを右折。

毎年、桜の季節は登山客が激増します。
駐車場に停めきれなかった車は、道端に停めるしかありません。

登山口の駐車場

安曇野市のHPには30台分とありますが、実際はもうちょっと停めてありそうです。

保健保安林

この地域は、桜の名所であり、冬には犀川にコハクチョウが数多く飛来します。

光城山森林公園の地図

光城山の遊歩道は、右側の桜並木の方から登って、左側の北廻りコースを下ってくる周回コース。
桜の季節は、北廻りコースは人気がないです。
右側の桜並木がある方を登って下る人が多いので、遊歩道の狭い所では譲り合いが必要。

標高は低い山ですが、急な坂道が続きます。
一本あると心強いです。

中にはカメラの三脚を杖代わりにしているツワモノも・・・。

もちろん持ち帰り禁止。頂上から長峰山などへ行く場合などは、頂上拝殿の中へ置いて行きましょう。

登山口にあるトイレ

新しくなりました。

こちらのトイレはバイオトイレだそうです。

エコですね~。

別の日に撮った写真ですが、シーズン中は仮設トイレも3つ用意

今日は登山客が多く、トイレ前も車が停まっていて、誰も気づかない感じになっていました。。。

桜が開花すると、登山道がライトアップされて夜桜も楽しめるようになります。

ライトアップは午後5時から10時まで。

ここで使われている電球は、冬の白鳥イルミネーションに使われていたものです。

「遊歩道 さくら並木」 ここから出発です。

遊歩道というよりは、登山道っぽい感じもします。

ちなみに、この前日は雪が降りました。

桜も地面も白い、全く違う風景です。

雪の反射で、桜がより白っぽく写ります。

竹で覆われた桜
幹にはその理由を書いた説明書き(オヤジギャグ含)

鹿に桜の皮を食べられたので竹で包みました。
シカたないね!!

尾根をジグザグに登っていきます。
急なところもあり、遊歩道という感じはしません。。。

ただ、ワンちゃんも散歩?に来ているのを見ると、遊歩道っぽく思えてきます。

麓の方は満開です。

 鳥が桜をつついてます。

数年前、「ウソ」という鳥につぼみを食べられてしまい、花が咲かなかった年もありました。
この鳥は「ウソ」ではないようです。
ウグイス?メジロ?・・・・うっそ~?

写真を撮るなら、常念岳などの北アルプスの山々と桜をコラボさせて撮ってみましょう。

ただ、麓で撮影する場合は、電線やライトアップ用の配電線などが写りこんでしまうので、ベストポジションを探すのに苦労します。

遊歩道らしい案内看板が所々にあります。

至展望ゾーン・光城跡 休憩小屋

分かれ道

右へ行くと若干緩やか、遠回り。
左へ行くと、急だけど近道。
お急ぎなら分かれ道は左を選びましょう。ゆっくり登るなら右へ。

ツツジコース・アカマツコース

右のアカマツコースは緩やかですが、だいぶ遠回りな感じです。

というわけで、左のツツジコースでガンガン登っていくことにします!!

山頂中間地点

あっという間に中間地点。
写真を撮りながらゆっくり登ってきましたが、30分くらいで着きました。

休憩小屋まで0.7キロ  もうちょっと!!

中間地点を過ぎてから、しんどくなってきました~。
ペース配分を間違えました。。。

山の中腹より上は、まだつぼみです。

花が咲いていないと、空が良く見渡せます。

桜はありませんが、足元には花が咲いています。

スイセン

ツルニチニチソウ?

ムスカリ

アゲハチョウ!?

大きな赤松二本が見えたら、もうすぐ頂上です。

観桜・展望ゾーン

桜が咲けば、絶景となるでしょう。

日陰には残雪も見られました。

頂上は絶好のお花見スポット

まだ桜が咲いてないので、”枝見”です。

ちょっと霞みぎみですが、北アルプスがきれいに見渡せます。

山の名前は、案内板を参考に・・・。

眼下には安曇野の街

こちらが休憩小屋です。

気になる休憩小屋の中は・・・「光写友会の作品展」になっていました。

自由に入って観賞して良いそうです。

休憩小屋の裏には、山小屋にしてはちょっとキレイ目のトイレがあります。

三角点

休憩小屋のちょっと先にあります。

光城址(古峯神社)

海野氏の一族、光氏によって築かれた山城です。

北廻りコースへは、一度舗装された道へ出ます。

いったん、車道にでます。

光城山だけでは物足りない方は、長峰山へどうぞ。
北廻りコースで下山される方は、左へ。

北廻りコース

北廻りコースの終点には、さくら池という桜の花びらを模った小さな池があります。

信州にある池としては、あまりキレイな感じはしません。

一応金魚が住んでいます。

イスの座面が新しくなっていました。

下山してからの休憩にちょうどよさそうなピクニックテーブル

光城山はだいたい2時間もあれば、登って降りてこれる山なので、気軽にチャレンジできる山です。
頂上が満開になった時を見計らって登ってみてはいかがでしょうか。

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下諏訪町 岡谷市 観る 諏訪大社 御柱祭2010

御柱祭 下社山出し|春宮一 「木落とし」から「注連掛」まで|下諏訪町萩倉西組

諏訪大社 下社の御柱祭「木落とし」から山出しの終了地点である、「注連掛」までをご紹介。

昭和精機という工場の場所が木落とし坂で、ポイントしてある場所が御柱を保管しておく注連掛の場所です。
木落としの後、ここまで曵行をして最終は「木登り坂」です。
[googlemap lat=”36.093473365277″ lng=”138.0856293439865″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県諏訪郡下諏訪町萩倉西組[/googlemap]
棚木場からはるばる3.5キロを旅してきた御柱がいよいよ急斜面を下ることになります。危険ですが伝統の祭のため続けられている木落としです。

山出しの前篇はこちらからご覧ください「春宮一 棚木場~木落とし坂まで」

おさらば横断幕。もうすぐ木落とし坂です 14:22

御柱の後ろに結ぶ綱

木落とし坂に固定された御柱を後で固定しておくための綱です。
基本的には引き綱と同じですが、切られる用の綱です。

セッティングにはまずワイヤーを利用します

綱に紛れて銀色の細い線がありますが、ワイヤーです。
綱がキチンと固定されるまではワイヤーで仮固定をするそうです。

2本の鉄柱へ先程の綱を結びつけます

茶色で筆文字の書かれた鉄柱へ先程の綱を結びつけるそうです。
普段は道路なので専用のマンホールで蓋がされています。

こちらが普段の状態

一見、下水か何かのマンホールに見えます。


木落とし坂という名前まで明記されています。
文字の部分だけ変更できる金型があるのかもしれませんね。
まさか、この2蓋のために・・・ありえますね。

木落とし坂の待つがすぐそこです

中央の松の先は木落とし坂です。

一等席の観覧場所

最高の見物席ですが、逆に見物されている状態・・・

木遣り団も集合

曵行中は散らばっている木遣りも全員坂の頂上へ集合です。

木落としの御柱を置く場所 15:25

木落としの際、御柱が固定される位置です。
先に落ちた御柱で笹竹と地面がえぐられています。

下の観覧席にはすごい人数が座っています

この日の参加者は20万人以上ということですので、この写真だけでも10万人以上はいるということでしょうか。

綱は左右に分かれていきます

御柱より先に進む綱はすでに一番下まで到着しています。

報道用の足場もすごいですね

木落とし前の頂上様子

みんな真剣に坂の上を見ています

御柱が坂にセットされています 16:02

2010年から坂に笹竹が植えられています

スピードが出る用になのか、坂が整備をされたそうです。

坂の途中で止まると、そこへ人が集まり、再度木が動き出した時、かなり危険のため一気に下まで御柱が下れるようにという配慮らしい。

セレモニーの開始

木落としの直前、横断幕の掲示とともに木落としセレモニーが始まります。

川の向こう側が観光客で、川から手前は曳いてきた人たち

木落とし用の準備をしています

御柱に乗る人が掴る綱を付けたりと意外と到着から時間がかかります。

最終打合せ中でしょうか

下部では落石を止めるために何人かいます

落ち始めました 16:47

下の方でも人が動き出しました

落ちて行きます

坂の下には、とにかく人が降り注ぎます

土煙がすごいです

全然関係ない場所でも人が転がっています

無事到着です

一気に先頭は人で埋め尽くされます

御柱の先頭付近は大混雑

みんな御柱に乗りたい、触りたいで集まるので元綱係の人などが必死に排除します。
とくにあきらかに氏子でも無いという人は放り出されてしまいます。

無事木落とし成功です

先頭へ乗る華乗りの方が叫びます

また引き出すため一斉に準備

これで山出しが終わりではありません、これからある意味最大の難所「木登り坂」が待っています。

土に突き刺さっている御柱を引っ張ります

この作業を見ていると、「人間はピラミッド作れるな」感じますね。

帰りはすごい人が動き出します

観覧席で木落としを見ていた人、綱は曳いてきたがここで帰る人が一斉に帰宅へ

延々と人が連なっています

マラソンのスタート時の状態になっています。
ある程度、人が少なくなるまで待機です。

木落とし後も氏子は帰れません

本日の最終は木落としではありません、注連掛までが山出しの工程です。

完全に氏子だけでスッキリしています
木落としから約1時間後です 17:05

ギャラリーはいません、地区のご近所ばかりという感じでしょうか。

かなり曳きやすくなっており早い

途中、鹿料理の店がありました

もうすぐ終点です

最後の登り坂が見えてきました

左の砂利坂を登ります 17:42

なぜ最後に坂をご用意してあるのかは不明です。
最後の最後に「木登り坂」の登場です。

先に氏子が登ります

御柱が坂にかかります

御柱がかなり見えてきました

坂の中盤まできました

意外ですが、坂をスムーズに登ります。
ここでも、古代エジプト人のピラミッドの建設が謎とは感じなくなりますね。

みんな必死に引きます

登れ!登れですごい声

御柱の前で、後ろ向きになり足元を見ている人がいましたが整地というか何かしてました。

坂登り時は御柱に乗るのも不安定な感じ

先頭が平らな場所へ移動すると、最後尾が浮始めます

最後は柱が浮いています

無事到着です

最後の締めをしています

御柱先頭の御弊のポジションを直しています 18:08

先に到着していた御柱は見物者の踏み台に・・・

これで下社山出しは終了です、さぁ帰ります

交通規制がされているので、お迎えもタクシーもきません。
しばらくは歩かなければなりません。

次回は、このチビ坂(かなり急斜面)を木落としして始まりです

真っ暗になった下諏訪を歩いて帰ります
どんな路地に入っても法被(ハッピ)姿の人が歩いていました。 18:48

3時起き、19時まで、10キロ以上の超微速歩行は意外と足にきます。
無事終わりなによりです、では次回の木落としで。

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Topics 下諏訪町 岡谷市 観る 諏訪大社 御柱祭2010

御柱祭 下社山出し|春宮一 「棚木場」から「木落とし坂」まで|下諏訪町東俣

御柱と言えば木落としというイメージが一番強いのですが、御柱を人海戦術で運ぶ作業のほうが、御柱祭のかなりの時間を占めます。
御柱を運ぶことを曳行(えいこう)と呼んでいますが、今回は諏訪大社下社の山出しの曳航から木落としから注連掛までをご紹介します。全部で下社の御柱は8本ありますが、2番目に大きい春宮一の柱でご紹介。

■山出しをまとめます。
1:山の中から御柱を運び出す。
2:木落とし坂から御柱を落とす。
3:決められた保管場所へ運ぶ。
以上の3点がおもな動きです。

下社の山出し、木落としに参加してみたいという方は岡谷市、下諏訪町の親せきや友達と氏子として参加するか。住所を移して氏子になるのが安心です。ちなみに氏子になると一世帯五千円の寄付(岡谷市は)と言うかが必要になります。

目印の山中から国道142号線まで引っ張り出します。毒沢鉱泉の方角です。
[googlemap lat=”36.10852652918422″ lng=”138.12798410654068″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県諏訪郡下諏訪町東俣[/googlemap]

まだ夜明け前の岡谷市内 5:15

山出しの朝は、暗いうちから活動開始です。昼食を用意しリュックを背負い出発です。

薄っすらと明るくなった空には月

まだ月が見えてます。

シャトルバス乗り場にはすでにたくさんの氏子

下社の御柱祭りは岡谷市と下諏訪町の住民(氏子)が参加をしますが、岡谷は遠方になるため、シャトルバスが運行されています。ちなみに下諏訪の場合は自宅から歩きになります。
曳行役員・木遣り団は4時30分に出発、一般の氏子は5時30分からピストン輸送されます。

次々とバスへ乗り込んでいきます 5:36

何度もピストン輸送をしているが、長蛇の列

バスの中は大混雑

木落とし坂の前で下車 6:20

他地区のシャトルバスや、観光客向けのシャトルバスなど国道に縦列駐車。
一気に人が増えます。

御柱祭専用のバス停になってます

シャトルバスの料金案内

デフレ価格です、いまどきワンコインとは

トイレが無いので仕方がありませんが我慢を

地下道を使って道路を渡ります

国道には立派な地下道がありますのでこれを使います。確かにこれがなければ危ない感じ

下社の山出し入口です

歓迎の横断幕が迎えてくれます

華やかな感じになってきました。

祭りだワン!

ワンワンもお祭りです、7年に一度の着衣ですね。

少し行くと仮設トイレが公園にありました

道には先に通った御柱の削りカスが付いてます

朝日が登ります、暖かい 6:38

朝は寒いのですが、だんだんと気温もあがりジャンバーが荷物になります。

誰も無い大曲

御柱が通る時は、たくさんの人が見物している大曲(おおまがり)ですが朝は誰もいません。

とにかく山を登ります

バスを降りてから3.5キロ登りますので、意外と時間がかかります。

朝からたくさんの人が山を登ります

山際も歩けるようになっています

御柱古道の看板

過去の石垣でしょうか歴史を感じます

下の道から手を振る人も

山奥に進むと舗装道路とはかなり離れます

下に見える舗装路を御柱は進みます

出発地へ到着、棚木場でのお祈りをしています

棚木場でのお祈り

当然諏訪大社の神主による儀式があります。これが終わり次第出発です。

御柱曳航の先頭は区旗 7:24

今回の春宮一の御柱は7地区が曵行するので、市旗と合わせて8旗です。

続いて綱の先っぽ

先頭は赤いテープで止めてあります

朝は人が少ないです

引き始めは、完全に氏子だけのためか先頭はあまり人気がありません。みんな御柱の見える根元へ根元へ行ってしまいますね。

みんなで引きます

御柱の柱に乗っている人たち

木遣りの人も乗っています

御柱の後尾

一番後ろの人が綱を引っ張っています

御柱の後ろに綱がついています、これを追掛という担当の人が管理しています。

御柱古道から見た風景です。

御柱の先頭を行く救急車

何千人以上が参加するため必ずケガや病気の人がいます。救急車ははずせない感じです。

御柱の先頭が見えます

群衆が御柱を引っ張り移動しています

とりあえず山の中を引っ張ります

休憩は座り込みます 9:03

今回はこの休憩とお昼時間のみで休憩はありませんでした。毎度毎度時間が遅くなるため休んではいられないそうです。

クタクタの人いれば、元気な人もいますね

バナナが休憩には向いているそうです

山の土手で包丁を握るつわものもいます

高みの見物をしている人も

人だらけになってきました

引いている時の白い綱は棒のようになっています

御柱も綱も人で見えません

木遣りの方もメールで忙しそうです

ちなみにすべての区間で携帯は使えました。

ちびっ子祭り隊

すごい人になってきました

人、人、人です 10:34

励ましの横断幕

難所と呼ばれる大曲

難所だけに見物客も多い 12:07

ジュースは山小屋、スキー場価格

お昼はセブンイレブン限定のおにぎり

焼きそばをゲット 500円でした! 12:39

偉い方々は屋根付き、椅子あり

演歌歌手の宮坂寿子さん

集落の辺りは観覧席が続きます

柱が動かない時は、綱が足元へ下がる

みんなひたすら歩きます

彼方まで人がつながっています

おさらば横断幕。もうすぐ木落とし坂です 14:22


木落とし坂が直前ということで参加者のテンションは異常です。

木落としへ続く・・・

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伊那 伊那市 観る

春日公園の桜|ファミリーにおススメのお花見スポット|伊那市西町

昨年に引き続き今年も春日公園の桜の良い時期に写真が撮れたので掲載します。
昨年のサクラはコチラ
今回撮影したのは7分咲きと発表されていた日の正午過ぎ。とても暖かい日だったので、撮影している間にも8分、9分咲きあたりまで咲いたのではないでしょうか。かなり満開に近い状態で撮影することができました。

春日公園
住所:長野県伊那市西町5949-1
花まつり:4月上旬~4月下旬(開花にあわせて)
夜桜: 4月上旬~4月下旬(開花にあわせて)夕方~21:00頃 ライトアップ
各種屋台あり
宴会: 可

[googlemap lat=”35.837371″ lng=”137.956696″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県伊那市西町[/googlemap]

春日公園を下から見た風景

春日公園は春日城址公園とも呼ばれ、戦国時代の城址です。

    春日城は、戦国時代、伊奈の豪族伊那部大和守重慶の居城だった。重慶の子重親・重国兄弟は、武田信玄に背き、春日昌吉が城主になった。 天正10年(1582年)、織田軍の信濃侵攻に伴い本城の高遠城とともわずかな守備兵で徹底抗戦を貫く。しかし高遠城落城後に春日城は火を放たれ落城、そのまま再建されることなく廃城となった。現在は春日公園として整備され、桜の名所となっている。(Wikipediaより)

春日公園の下には結婚式場があり、その駐車場から撮影しています。

この時期にこの式場で結婚する方たちはこの景色を独占!
かなりラッキーです☆

つつじもかなりの数、植えられていてこれからが楽しみです。

カメラを持ってウロウロ・・・という方が結構いました。

春日公園の駐車場はかなり数が少ないため、大半の方は伊那文化会館の駐車場に停めることになります。

文化会館の駐車場も満車状態。

伊那と言えば高遠のサクラが有名ですが、春日公園のサクラも年々有名になってきて、観光バスも何台もきています。

今日はちょうど文化会館西側のカルチャーパークで“がらくた市”も同時開催していました。

年数回開催されるがらくた市。今日は天気も良いので結構賑わっていました。

春日公園のトイレ。

遊具側の公園は子供連れのファミリーで賑わっています

子供たちは花より遊び!?

ジャンボすべり台は順番待ちが発生中

遊具で遊んだり、芝生でボール遊びをしたり、子供たちがとにかく大勢遊んでいました。

ここのサクラは樹齢何年位でしょうか。1本1本が大きいのでかなり見ごたえあります。

シダレ桜もあります。時期としてはコヒガン桜やソメイヨシノよりも少し遅いでしょうか。蕾が目立ちました。

赤い橋と桜がとてもキレイです。

ソメイヨシノのアップ写真。

屋台も少しですが出店しています。

こちらは地元の居酒屋さんが期間限定で出店しています。

テントの下で食べられるスペースもあります。

伊那谷新酒祭りというイベントも開催中でした。

各蔵元自慢の新酒を楽しめるイベントです。

午後3時からの開催ということで、準備中でした。

お得なクーポンがあって、いろいろな蔵元の新酒が楽しめるそうです。

本丸から見える伊那市街の風景

本丸と二の丸を繋ぐ橋。
写真にはありませんが、橋のしたはつつじがびっしりです。

二の丸はコヒガン桜。こちらは大人の方々がまったりと・・・
という感じでした。

コヒガン桜のアップ。ソメイヨシノよりも赤みが強いですね。

上を見上げてみても空がほとんど見えません

桜越しにみる伊那市街も良い感じ。

新しく出来た二の丸の橋

コヒガン桜はほぼ満開。

見事な桜です。夜のライトアップされた春日公園もかなり良い雰囲気なので、また撮影したいと思います。

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安曇野市 観る

田淵行男記念館と百楽桜|山岳写真家、高山蝶研究家|安曇野市豊科

田淵行男は1945年に現在の安曇野市である西穂高村に疎開したのをきっかけに、北アルプスと安曇野を活動の場として、高山蝶の研究や山岳写真の撮影を続けました。
記念館では、そんな田淵行男の作品を約73000点、愛用の品々を収蔵しており、季節ごとに企画展などを開催しています。


ちょうど記念館前にある百楽(ひゃくらく)桜が満開で、この日は「さくらまつり」が開催されていました。

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休館日: 月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日、12月28日から1月4日
開館時間: 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:  個人 /大人 300円、小中生 200円
       団体(20名様以上)/大人  200円、小中生 100円
     ※特別展示開催の場合は別料金
住所: 安曇野市豊科南穂高5078-2
Tel/Fax: 0263-72-9964

豊科ICを出て直進すること約5分、「安曇野の里」にあります。
田淵行男記念館の入口はこちらの看板がある方からだと近いです。

手前にある建物が記念館。奥にはあづみのガラス工房があります。

今日は「さくらまつり」開催中ということで、駐車場はいっぱいでした。

もちろん、お隣の「安曇野の里」の方に停めてもOK!

水車小屋のある橋を渡っていけば、記念館へ行けます。

百楽桜が満開の記念館

満開の桜の下で記念写真を撮る方でにぎわっていました。

南側(道路側)にある桜

その下に咲いているのは、ユキヤナギ?でしょうか。
こちらも満開で、ピンクと白のコントラストがきれいです。

北側(ガラス工房側)にある桜

百楽桜の名前の由来は、田淵さんが残した言葉「一山百楽(いちざんひゃくらく)」(一つの山には百の楽しみがある)からきているそうです。

この桜は、樹齢約300年の長野県北安曇郡白馬村沢渡の貞麟寺境内にある糸桜(エドヒガンザクラの枝垂種)を母木にして出生したもので、この母木の強じんな生命力と枝姿の優雅さの特質と、さらに、花が大きく色彩が優美なことから国の天然記念物に指定されているオオヤマザクラの変種の野中桜と並ぶオオヤマザクラの銘木儀重桜(白馬村嶺方)の優れた特質を併せ持つことに着目した桜の研究家、草間勉氏(大町市在住)によって育成されたものです。
また、「百楽桜」の名は、この桜の出生地一帯を田淵行男先生がヒメギフチョウの研究場所のひとつとして愛され、大切にされたことから、「人と自然の心のきづなを深め、自然を大切にしていこう」という願いを込め、田淵行男先生の遺された「一山百楽」のお言葉をいただいて命名したものです。

枝いっぱいに花がついて、ちょっと重そうなくらい。

この日の予報は雨。
なんとかお天気はもちこたえていましたが、風が強く、そのたびにヒラヒラと花びらが舞っていました。

時折、桜吹雪になると、「わぁ~」と周りからの歓声も。

記念館の方に行ってみましょう。

開館時間: 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日、12月28日から1月4日
入館料:  個人 /大人 300円、小中生 200円
       団体(20名様以上)/大人  200円、小中生 100円

こちらの階段からも行けますが・・・

車椅子の方などは、こちらのスロープからどうぞ。

わさび田の上にかかる橋を渡っていきます。

入口

田淵行男ゆかりの百楽桜の開花にちなんで、「さくらまつり」開催中!!

受付
窓の形が田淵さんのロゴっぽく見える気がします。

とってもわかりやすい場所にAEDが設置されています。

受付のある場所の天井

所々、レトロな感じが漂う建物です。

パンフレットとチケット

チケットには田淵さんの蝶の細密画、山岳写真がデザインされています。

田淵行男記念館グッズ

田淵さんファン必見の品々です。

ポスター、マップ、Tシャツ、帽子、トートバック、バンダナ、絵葉書・・・などなど、いろいろあります。

友の会の会員だと少々お買い得。

机の上には、記念スタンプ。

田淵行男(1905~1989)

山岳写真家。高山蝶研究家。代表作に、「高山蝶」,「わが山旅」、「ヒメギフチョウ」、「山の時刻」、「山の紋章雪形」、「安曇野の蝶」、「山のアルバム」、「黄色いテント」などがある。
(Wikipediaより)

山岳写真やチョウの細密画、愛用の品々など、現存する作品のほぼ大半が展示されています。

生前の田淵の活動の様子を収めたビデオライブラリーが鑑賞できます。

見たい場合は受付へ。

1.田淵行男「自然への愛」(北海道・大雪山高山蝶調査行)
2.わが山常念山脈(ダイジェスト版)
3.光ありて安曇野~田淵行男 自然への讃歌~
※3本とも15分程度のものです。

黒い梁が力強い印象の天井

地下にもギャラリーがあります。

階段の踊り場にも山岳写真が飾られています。

階段の下にあったドア。
トイレかと思いきや、立入禁止の場所でした。

館内にトイレはなく、外の水車小屋近くのトイレを利用するしかありません。
入館前にトイレを済ませておくと良いですね。

地下のギャラリー

わさび田を眺めながら休憩できるラウンジ

「自然から読み取り学ぶ知識がもっとも正しい」という田淵さんの信念がみごとにマッチした
自然との調和を感じられるスペースです。

本棚には写真に関する専門誌が勢ぞろい。

写真の勉強になる場所です。

テーブルにご感想記入帳がありました。
一筆どうぞ。

さて、本日は「さくらまつり」
ラウンジの外には臨時のお茶席が設置されています。

今日は特別に入館料した人全員に、お抹茶とお菓子をサービスしてくださいます。

裏千家の茶道具

おまんじゅう

裏千家の本格的なお抹茶

桜がヒラヒラ舞い散る中、お抹茶とおまんじゅうを堪能♪

前には、わさび田。
綺麗な清流が一層優雅な気分にさせてくれます。

散った桜の花びらが、清流を流れていきます。

安曇野テレビのみなさんも取材のようです。

取材スタッフの方々も優雅なひとときを・・・。

桜、わさび田も見事ですが、記念館の北側の湿地帯のようなところも必見ですよ。

丸太の橋でちょっと足元は悪いですが・・・

水芭蕉が咲いていたり・・・

名前はわかりませんが黄色いかわいらしい花も咲いています。

四葉のクローバーも発見しちゃいました。

なんかいいことあるかも~☆

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Topics 松本市 観る

松本城桜並木「光の回廊」「夜桜会」|ライトアップされた松本城と桜|松本市丸の内

【最新ライトアップ情報】
2011年度は、4月14日から21日まで開催されます。
17時30分から21時まで、本丸庭園無料開放、天守と桜をライトアップします。
庭園内のお茶席、花見団子や豚汁の屋台も出店予定。
↓以下は去年のものです。参考までに・・・。

今年は4月6日に松本城の開花宣言がされ、8日からは外堀沿いの桜並木をライトアップする「光の回廊」が始まりました。
9日からは「夜桜会」も始まり、本丸庭園でフルートや雅楽の演奏を楽しめるほか、お茶席が設けられ、春の宵やみに浮かぶ松本城と夜桜を存分に楽しめます。

本丸庭園は、夜間無料開放
開催期間:2010年4月8日(木)~17日(土)の8日間(夜桜会は16日まで)
開催時間:17時30分~21時
・演奏(鑑賞無料 18時~20時50分 琴:中信三曲協会、フルート:居石ひとみフルート教室、雅楽:松筑雅信会)         
・お茶席(一席500円 表千家:前半の4日間、裏千家:後半の4日間)
・花見団子、豚汁の販売(各250円 松本古城会)

日中の様子はこちら→桜咲く松本城

「光の回廊」は午後6~10時に外堀北側と東側、大手の千歳橋下流の女鳥羽川沿いで、それぞれライトアップするイベントです。

「夜桜会」は本丸庭園を夜間無料開放して、フルート、琴、雅楽の演奏やお茶席で夜桜を楽しむイベント。
期間中、確実に桜を楽しめるように、開花宣言の3日後から夜桜会がスタートします。

混雑するので、早めに来ました。
午後6時過ぎには満車になってしまう感じです。

ちなみにこちらは市営駐車場で、期間中は無料でとめられます。

まだ少し明るい松本城と桜

西側から入って一周してみました。

お堀の北側に咲く桜のバックに松本城

北側のお堀

9分咲きといったところでしょうか。
満開になればもっときれいだと思います。

水面に映るライト

風が強くて水面がゆらいでいますが、風がなければ桜も映って、2倍楽しめそうです。

理の橋と松本城

橋は大混雑です。

橋から見た北側のお堀

橋の上から見た松本城と桜

理の橋の先にある本丸庭園への入口

ここからは有料・ペット禁止・禁煙

本日は夜桜会なので、無料開放です。

入口の天井はこうなっています。

松本の桜の名所が掲載されたポスターがありました。

こうみると、松本も桜の名所がいろいろあるものですね。

今日は暇そうな券売所

券売所の対面にある桜

ちょうど見頃で、とってもきれいです。

水道の前にあるのは・・・

有名な「清正公駒つなぎの桜」

清正公駒つなぎの桜とは・・・

熊本城主加藤清正は、江戸からの帰りに松本城に立ち寄った。
城主石川玄蕃頭は、遠来の客を手厚くもてなした後、騎馬二頭を引き出し「土産にどちらでもお気に召した方を一頭差し上げましょう。」といった。清正は志のほどを感謝して「貴殿の目利きで取り立てた駒を我らほどの目利きで選んでは誠に申し訳ない。二頭共申し受けるのが礼儀と心得る。」といって二頭を頂戴して帰ったという。これを伝え聞いた人々はさすが清正公と感じ入ったという。
この時駒を繋いだのがこの桜の木だと伝えられている。

「加藤清正伝」より

月見櫓では、ちょうどフルートの演奏の最中でした。

演奏は、居石ひとみフルート教室のみなさん。


さーさーの葉、さーらさら♪ ??
わーれは、うーみの子♪ ??
・・・春っぽい選曲だけではないようです。

天守閣を下から見上げてみました。

この大きなライトが松本城を照らしています。

本丸庭園から見た天守閣です。

本丸庭園の片隅には、ライトアップされた松本城を眺めながら一休みする人たちの姿も・・・

豚汁・花見団子とお茶席

豚汁と花見団子のセット250円

ぜひとも豚汁と花見団子をゲットしたかったんですが、この行列。。。

今回は断念しました。

まったり優雅な雰囲気を楽しみたい方は、お茶席へ。

一席500円

お抹茶をいただきながら、松本城と夜桜を眺めます。

自販機コーナーもなにげに繁盛してます。

お土産は、売店で。

管理事務所前にあるシダレザクラ

清正公駒つなぎの桜は近くに寄って見れませんが、ここのは近くまで接近できます。
ゆえに記念撮影する人たちでいっぱい。

下からのアングルで・・・

アップで・・・

満開です!!

石灯籠とシダレザクラのコラボ

実に趣深い。。。

黒門の近くにある桜は、オレンジがかった照明で、他とはちょっと違う感じが楽しめます。

この木も満開!!

夜の黒門

太鼓門の方にある木は、緑色にライトアップ

松本城の提灯と夜桜会ポスター、バックになにげなく天守閣

「第一会館」のビアガーデンは4月10日にオープンしたそうです。

南東から見た天守閣

松本城公園ではお花見をする人々の姿も見られます。

ここの桜も満開で、かなり盛り上がっています。

内堀の中もライトがあたっているいる場所が数か所あり、コイが見えます。

南西からみた天守閣

どの角度から見ても、きれいで立派なお城ですね~。

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安曇野市 観る 買う

あづみ野ガラス工房|吹きガラス体験|安曇野市豊科

若手工芸家たちが安曇野の自然をイメージしたガラス製品の制作に励んでいる工房です。
工房ではガラス製品の販売のほか、吹きガラス体験もできます。
結婚式の引き出物、表札、建築装飾など、オーダーメイドのガラスも作ってくれるそうです。

[googlemap lat=”36.32610351845631″ lng=”137.9040813446045″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.326104,137.904081[/googlemap]
あづみ野ガラス工房
営業時間:平日10:00~16:30/土・日曜日・祝祭日9:00~16:30
20分吹きガラス体験コース:3150円 絵付け体験:1575円 リュータ体験:1260円 
Tel:0263-72-8030  Fax:0263-72-8030
住所:安曇野市豊科南穂高5076-17

工房は、「安曇野の里」の一角にあります。

車の場合、豊科ICから4km 約5分
電車の場合、JR大糸線柏矢町駅下車→徒歩約20分

駐車場は、「安曇野の里」へ・・・

工房までの行き方が書いてあります。

プラザ安曇野を通り抜けて・・・

案内板通りに進みます。

安曇野の里の木製立体マップがありました。

かなり年季が入ってて、ボロボロ。

なんとか工房が確認できました。

実物はこちら。

田淵行男記念館の方からのアングル

旧豊科町と多摩美術大学クラフトデザイン研究会との協力のもとに1985年に創立された施設
ということで表札が二つあります。

展示・販売スペース

奥が工房になっています。

ガラス越しにガラス制作の様子を見学できます。

工房の成り立ち

この工房は、ガラス工芸作家を目指す若者の作家活動の第一歩の拠点の場、研究機関として1985年(昭和60年)に設立しました。
地域に根差した特色ある工芸文化を作り出し、『あづみ野ガラス』として発展させることで、多くの方にガラス工芸を広める事を意図しています。

設立以来、それぞれの作家が1つ1つ丹誠を込めて手作りで制作しています。

昭和53年多摩美術大学に、教育機関として日本初のガラスコースが設立されました。当時、ガラスコースの卒業生にとって、ガラス工房を所有することは、その多大な費用と時間を考えると大変困難でした。このような状況下で、作家志望者が独立できるまでを支援する目的で『多摩美術大学クラフト研究会』が設立され、共同工房構想が実現の道を歩き始めました。

研究会創立7年目にして、旧豊科町の『新農業構造改善事業』と出会い、昭和60年に念願の共同工房 (あづみ野ガラス工房』が実現しました。
ガラス工房の建物は、旧豊科町が建設し、中の設備は多摩美術大学卒業生、学側諸先生、在学生で構成される研究会が、ギャラリー等でも作品を販売した売上を資金とし、初代工房スタッフの労力により設立されました。

その後順調に軌道に乗り、設立目的を達成した『多摩美術大学クラフト研究会』は工房設立10周年を機に解散し、現在は多摩美術大学が『あづみ野ガラス工房』を後援しています。

現在に至るまで『あづみ野ガラス工房』で制作をしたたくさんのガラス作家が日本のみならず国外へ活動の幅を広げています。

展示スペースにある作品は、ひとつひとつが手作り。

貝殻フォトスタンド

1050円とお手頃価格なので、お土産におすすめです。

おしゃれなお皿

いつもの料理も3割増しぐらいにおいしく感じるかも。

花瓶っぽいけど、吸い殻入れです。

灰皿にするにはもったいない。

フューズペンダント

そのほかにもアクセサリー類がいっぱい。

たまねぎ

安曇野の特産品の玉ねぎをイメージした作品で、人気作品。
部屋のアクセント、一輪ざしにも使えます。

白鳥

これも安曇野ならではの作品。

こいのぼり

他にもガラスのお雛様もありました。

ガラス制作に使用する道具の展示

ガラスの原料と、ハサミ

ハサミはガラスを切ったり、口の部分の汚れをとったりするのに使います。

ハシ

ガラスをさまざまな形に変えていくものです。

工房の隅に、ガラスの色見本みたいなのがありました。

カラフルですね~。

ガラス体験の申し込み方法

1、レジカウンターの受付ボタンを押してスタッフを及びください。

2、スタッフから体験できるかどうか、また待ち時間を聞いてください。
受付時間は、9時~16時です。お昼休みの12時30分~13時30分を除いて、随時体験が可能ですが、他のお客様がお待ちの場合や、制作状況によりお待ちいただくことがございます。
原則的に中学生以上の方が体験の対象となります。

3、体験申込用紙と郵送の場合は、送り状に記入をしてください。
作品は温度の関係上、2日後以降のお渡しになります。
お受け取りに来られない方は郵送となります。
形(4種類から選択)、色(8種類から選択)、サイン(冷めてからスタッフが底に入れます)を申込用紙に記入例を参考にして、お書きください。

4、記入後、スタッフに渡して、お会計後に体験となります。

まずは受付ボタンを押して、スタッフを呼びましょう。

20分吹きガラス体験

原則的に中学生以上とさせていただきます。
(小学校高学年以上でご希望の方はスタッフまでお申し込みください。)
注:お酒を飲まれている方はご遠慮願います。

一輪ざし、ぐい呑み、クリーマー、グラス、のうち一つを作ります。
色は上野8色から選べます。

吹きガラス体験¥3150(税込)
郵送の場合、送料は別でいただきます

当日作品の持ち帰りはできませんので、後日取りに来ていただくか、郵送となります。

グラスの見本

一輪ざし見本

ぐい呑み見本

クリーマー見本

ガラスの色の見本

若草、ふじ、七色、ライム、ベリー、楓、マーブル、ミントの8種類から選びます。

完成するとこんな感じになります。

いよいよ、ガラス吹き体験へ。

待ち時間に、吹き体験手順を軽くお勉強します。

ガラスが変形していく経過

ハシや竿の黒い部分は熱くなっているので、触ってはいけないそうです。

危険なのでこれ以上は入っちゃだめ。

始めにスタッフが吹き竿にガラスを巻いていきます。

この台の上で、色の欠片をつけてくれます。

1、ガラスに息をいれます
口の端から空気が漏れないようしっかり息を吹き込みます

2、ハシを使って、吹き竿とガラスの間をくくります
ハシと竿は必ず一緒に動かします

3、木の板をガラスにあて、底になる部分を平らにします。
竿に対して、板が90°になるようにあてます。

4、新しい竿(ボンテ竿)を底部に付け、吹き竿を切り離します。
ボンテお竿はガラス底部の真ん中につけます。

ここで、炉の前に立って、ガラスを熱する体験。

5、この後、一輪ざしは口の部分を整えていきます。
 
ちなみに、グラス、ぐい呑みの場合は・・・
ハシを使って、口を広げていきます。
竿とハシが一直線になるようにします。
床に対して、ハシを平行におろして口を広げます。
口を広げるとき左手で竿をしっかり転がします。

6、スタッフがボンテ竿を切り離して終了。

☆~完成~☆

作った作品は、まだ熱いので後日郵送か取りに行きます。

このほかにも工房では、本格的に吹きガラスに挑戦できる自由制作や、
ゴールデンウィークや夏休みには小さい子も参加できる特別体験などもやっています。

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千曲市 観る 遊ぶ

あんずの里|第55回あんずまつり|千曲市倉科・森地区

「一目十万本」といわれるあんずで有名な千曲市倉科・森地区。
開花期には、5km四方の集落一帯が薄桃色に染まります。
今年のあんずまつりの期間は4月2日から4月16日まで。土日は集落のいたるところが歩行者天国になり、ゆっくり散策できます。

あんずまつり実行委員会
TEL:026-275-1326

千曲市のあんずの歴史

三百余年の歴史を秘める「あんず」
この地にアンズがもたらされたのは元禄時代。伊予宇和島藩主伊達宗利侯の息女豊姫が、第三代松代藩主真田幸道侯にお興入れの際、故郷をしのぶよすがにと、あんずを植えたのが始まりといわれています。その後、松代藩では、殖産のため奨励し、今日の姿になったものです。
~「あんずまつり」パンフレットより~

あんずの里といわれているのは、千曲市の倉科・森地区。
だいたいこのあたりです。
[googlemap lat=”36.52208730925027″ lng=”138.15603733062744″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.522087,138.156037[/googlemap]
車:更埴ICよりあんずの里へ5km・車で8分。駐車料はどこの駐車場でも500円
電車:屋代駅(しなの鉄道・長野電鉄)よりバス15分・タクシー10分・徒歩60分
お花見期間中のシャトルバス:屋代駅~あんずの里間 片道大人300円
                  上山田温泉~屋代駅間 片道大人500円
あんずの里マップ

看板を目印に行ってみてください。

道路標識にも書いてありますが、
開花期間はいたるところに、案内看板があるので迷わず行けます。

倉科と森の二つの地区がありますが、今回は森地区の方へ行ってみます。

公営第一駐車場にとめることにしました。

あんずの里の道路はすべて駐車禁止です。有料駐車場を利用するようにしましょう。

もともとは森運動広場ですが、お花見期間中は駐車場になります。(駐車料500円)

こちらの駐車場は、大型(3000円)・中型車(1500円)が優先になるみたいです。

公園にあった注意書きにも、「日本一のあんずの里」と書いてありました。

では散策スタート!!

途中迷いそうな場所には、案内係の方がいらっしゃるので安心です。

観光会館前の広場

あんずまつりの看板がド~ンっ!!
もちろん頭上にはあんずの花が咲いています。

観光会館(案内所)は、あんずまつりの警備本部があります。

あんずの里で「五・七・五」 
いたるところに俳句の投句箱が設置されています。

思いついた時にすぐ投函できますね。

あんず街道の脇を流れる川をわたって、ハイキングコースへ。

川岸のタイルはあんずの実モチーフ

こちらはあんずの花モチーフ

ちなみに、マンホールのふたもあんずです。

地元の人たちのご協力で、畑や空き地なども臨時の駐車場になっています。

詳しい場所は、案内所などにあるあんずの里マップを参考にしてください。

このあたりは、本当にあんずの木がいっぱいです。

ハイキングコースもたくさんあって、一日ではとてもじゃないけど回りきれなそうなので
上平展望台に登ってそこからの景色を見てみることにします。

ゆるやかな上り坂。
その脇には一面にあんず畑が広がっています。

まだ咲き始めたばかりですが、
これからもっともっとピンク色に染まっていくんでしょうね~♪

一部満開のあんずもありました。

ハイキングコースの途中にはいくつも杏などの農作物の直売所があります。

お土産屋さんもあり、ちょっと疲れたら休憩するのもよさそうですね。

やっと上平展望台に到着

ここからの景色は、まさに「一目十万本のあんず」

あんずもきれいですが、ちょっと目立つのが「ケヤキの大木」

これもお見事です。

ベンチもあるので、座ってゆっくり眺めるのもいいかも。

展望台のところにある「花さか村」という売店

店内の様子

もちろん、あんず土産が多種そろっています。

あんずを使ったお酒もずら~り。

窓側の席からは集落が一望できます。

懐かしい乗用サトーくんもいます。

ちなみに、ここの自販機にあるジュース
一角が「あんずエード」コーナーになっています。

あんずの苗木も売ってます。

あんずの育て方のポイント

★鉢植えの場合
6~7号鉢に赤玉土6、腐葉土3、砂1の割合で植える。植え付けの時30~40cmに切り落とす。水やりは乾燥に割合強いが過湿には弱いのでやりすぎないよう注意する。
肥料は植え付け一ヶ月後と毎年2月~3月頃、玉肥3~4個を鉢の周りに埋め込む。
★庭植えの場合
排水の良い場所であれば土質は選ばない。肥料は乾燥鳥ふん、油かす等を混ぜて溝を掘り埋め込む。(毎年1月~2月頃)。花芽は主に短い枝につくので1月から2月頃前年に伸びた枝を3分の1程切り新しい枝を伸ばすようにする。
異品種(ももでもよい)と混根すると良く実がなる。

展望台のところでお土産を買ってもよかったんですが、
帰りのことを考えて、車を停めた駐車場の近くのお土産屋さんで買うことにしました。

もう杏ずくしっ!!
干しあんず、あんずソフト・・・なんだってあるような感じです。

杏エール(杏の地ビール)

ひとくちあんず酒

あんず酢

杏仁水

あんずエードの大人買いもできちゃいます。

店内に杏収穫の様子の写真が飾ってありました。

6月20日頃~7月10日頃になると、各農園であんず狩りが楽しめるそうです。

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福寿草まつり|県下一の福寿草群生地|松本市四賀

春の訪れを告げる花、福寿草。
松本市四賀にある赤怒田(あかぬた)の福寿草群生地では、今年も福寿草が見事な花を咲かせました。
四賀の福寿草といえば、約1.5haの斜面に約50万株もの福寿草が自生する、県下一の群生地です。
毎年3月には「福寿草まつり」が開かれ、観光客や写真愛好家などでにぎわいます。

今年の祭りは、2010年3月6日(土)~3月27日(日)まで。
天気が良かったので、開催前日の5日に行ってみました。


開催期間 : 2010年3月6日(土)~27日(土) 毎年3月上旬~下旬
開催時間: 10:00~15:00
会場: 赤怒田福寿草群生地
駐車場: 300円
お問い合わせ: 松本市四賀観光協会
[googlemap lat=”36.315920482999445″ lng=”138.00536155700684″ width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.31592,138.005362[/googlemap]

大口沢の交差点
豊科方面からだと、左折。松本方面からなら直進。

写真は豊科方面から来たものです。

七色の橋を渡り、トンネルを超えてしばらく行ったところの交差点を右折。

福寿草まつり期間中は、旗や案内看板があるので、わかりやすいと思います。

錦部保育園があるT字路を右折。

四賀化石館を超え、しばらく行くと「三平堂」というお店があります。

その向かい側が、赤怒田福寿草群生地の駐車場です。

早めに来たのにもう少しで満車。
この日は、天気が良かったので平日にもかかわらず駐車場は大混雑でした。

駐車料は300円。

それにしてもインパクトのある大きなビン・・・。

向かいの「三平堂」さん。
店先には、福寿草が並んでいました。一本250円とリーズナブル。

福寿草まつりのパンフレットと写真コンテストの応募要項

まつり開催期間の土日は様々なイベントが催されます。
福寿草まつりちらし
また、写真コンテストも同時開催されています。
福寿草フォトコンテストちらし

群生地の斜面へと続く道

福寿草柄の鮮やかな小屋

絵:松商学園美術部

物産品や飲食店の入っているハウス。

群生地へ行くには、ここを通過するような仕組み。

両端にお店、中央にはテーブルとイス。
寒い時のために、ストーブもしっかり完備されています。

まだ早い時間帯なので閑散としてますが、祭り期間中はもっと賑わいそうです。

ここにも福寿草が販売されています。

春一番の花  栽培の八重の花
福寿海1鉢1000円

フードコーナーは、松茸山荘が入っています。

うどん、ラーメン、手打ちそば、おやき・・・などが食べられます。

こんな山奥になぜか、海産物!?

ちりめん1800→1000円というふうに、みんな値引きしてありますが・・・。
もうちょっと値切れそうな感じですね。

明日が開催初日。
大判焼きのお店?がスタンバイされてます。

山野草のお店

もちろん、福寿草がメイン。

では、さっそく群生地へ行ってみましょう。

明日から1週間は天気が悪いそうなので、
今日は特にカメラを片手に奮闘している人の姿が多く見られる感じがします。

CATVの取材も来てますね。

福寿草観光案内

福寿草観光案内
万葉がささやく
「村花」福寿草ふくじゅそう

春一番 新年を祝う花としてよろこばれ
元日草とも呼ばれ 福を招く縁起の
良い花で古来より書画みの描かれております
ここは福寿草にとって成育条件が適していて
原生種に近いものと いわれています
古代官道の東山道を旅する人々に
愛のささやきを語り続け
長い歴史の中で脈々と 村人たちにより
守り育てられてきました
赤怒田から殿野入に至る1.5キロメートルの
この段丘の福寿草は おおよそ50万株
長野県随一の自生の群生地と
評価されております

耳を澄ましてください
福寿草がささやく古代からのメッセージが
聞こえて来ませんか

群生地の入口

ここから散策スタート!!

滑りそうな遊歩道には木のチップが敷かれています。

落ち葉も実行委員の方たちが拾い集めて、整備してくださってます。

橋の上は滑りやすいそうです。気をつけて行きましょう。

斜面の下段の遊歩道は広いところもあるので、小さい子が走り回っても大丈夫。

斜面の下段からの風景を360°ぐるっと一周。

鳥の囀りが聞こえて、すっかり春の陽気♪

日陰の福寿草はまだお目覚めでないようです。

福寿草の花は日が陰れば閉じ、照れば開き・・・
これを繰り返しながら2~3週間咲き続けます。

ミツバチがブンブン♪♪♪

陽が当っている斜面は、きれいに開花しています。

四賀の福寿草は、日本の原生種のひとつ「エダウチフクジュソウ」という珍しい品種です。

こちらは満開!!

きれいな花で、縁起ものの花ですが、猛毒です。
決して食べないように!!

テレビ信州で2007年3 月30日放送の「情報ワイドゆうがたGet!」の特集コーナー「春うらら!花の里のんびり散歩!」で、テンプラを紹介し、女性リポーターが毒草と知らず食べてしまった。幸い事故に至らず。
~Wikipedia~

ここのところ、急に暖かくなってきたからでしょうか?
もう枯れ気味の花も少しありました。

いくつか栗の木もあって、その下は栗がたくさん落ちています。

ここだけ見ると、秋みたいです。

遠くには穂高連峰が見えます。

せっかくなので、穂高連峰と田園風景をバックに撮影してみました。

よくある構図ですね。

斜面を下から見上げるとこんな感じ。

まだまだこれから黄色くなりそう。

群生地を保福寺方面から撮影。

斜面がほんのり黄色がかってるように見えます。

開場には、所々仮設トイレが設置してあります。
ちなみにこれは群生地の西側にある仮設トイレ。

斜面の上段へ登れる場所は3か所あり、上からの眺めも楽しめます。
これは中央の階段。

壊れかけ?の道祖神

西側から登る途中にありました。

斜面の上は人が一人通れるくらいの遊歩道。

柵はロープ一本のみ。そして急斜面。

足が不自由な方や小さい子は危険かもしれません。

でも上からの風景はまた違って良い感じ。

のどか~な田園風景。

木々も芽吹いてきましたね。

イベント用の特設ステージも、準備に取り掛かってますね。

群生地を一周しましたが、広いのでいい運動になりました。
ちょっと休憩・・・。

黄色い絨毯

これだけ咲きそろっているのはなかなか見られないと思います。
これから見頃になる斜面もあるので、まだまだ楽しめそうです。
「桜」のお花見も最高ですが、福寿草で春を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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Topics 松本市 観る 遊ぶ

王ヶ頭ホテル|真冬の美ヶ原での宿泊は絶景|松本市入山辺

美ヶ原の頂上(標高2034m)に建つ王ヶ頭ホテルをご紹介します。

冬の美ヶ原では、雪・ダイヤモンドダスト・樹氷・動物達を見たり、撮ったりすることができます。
しかも温かい室内からですので沖縄や九州など南からの人でも気軽に行くことができます。

美ヶ原高原は標高2000m、360°の大パノラマはまさにアルプスの展望台とも言われ、東に浅間山、妙義山、秩父連峰、西に北アルプス連峰、南に南アルプス連峰、中央アルプス連峰、八ヶ岳連峰、富士山、北に剣、立山連峰、戸隠山、妙高山などの山々がお天気の良い日にはその姿を一望にできる絶景の場所でもあります。

高原の中央にはシンボルタワー「美しの塔」があり四季おりおりの自然を満喫できご家族でも楽しめるお薦めスポットです。

国定公園内にあるのでマイカーでホテルに直接乗り入れることはできませんのでこのたびは生憎の雪降りの中でしたが松本駅からの送迎バスを利用して王ヶ頭ホテルを訪れてみました。

ひっそりとした白一色の銀世界の中を標高2034mを目指して登り、途中チェーンを着けながらの1時間30分の銀世界での自然も楽しむ事ができました。カラマツ、ダケカンバの霧氷、樹氷、道路に迷い込む鹿、家族連れの鹿の群れにも出逢うこともできます。

とにかくこの時期は高原全体が霧氷に覆われています。
〒399-0000:長野県松本市美ヶ原高原王ヶ頭
0263-31-2751 www.ougatou.jp
[googlemap lat=”36.22559811282876″ lng=”138.10852468013763″ width=”575px” height=”300px” zoom=”10″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市入山辺[/googlemap]
美ヶ原王ヶ鼻

松本市街から撮影した美ヶ原です。こんもりとした山ですが、良く見ると中央に電波塔が何本か立っています。こちらが王ヶ鼻(2008メートル)でそこの電波塔のようです。
ご紹介した王ヶ頭ホテルはそのもう少し上にあたる場所(2034メートル)に建てられて、そこの各局の電波塔の隣に建てられているホテルです。
2000メートル級に建てられたホテルも県内でも数える位しか無いそうです。


ホテルの送迎バスです。松本市街地の標高が、592.21mですので、約1.4kmを登っていきます。
ビルにしてだいたい294階分を登ります。

バスの中より

かなり山を登りました、真っ白な霧氷の森です。

ダテカンバの樹でしょうか、多少樹の色が見えます。

樹が少し傾いています。

ここが松本だとは想像もつきません。地元人も知らない松本があります。

松本とは思えない風景です

とにかく静かです、この風景を目当てにカメラ片手に多くの人が来てました。

窓枠も一緒に撮影です。

出ました、鹿です。

群れでなく一人で散歩中でしょうか。

テレビ塔アップ

テレビ塔を見上げるほどの場所にホテルがあります。

入り口全景

どっしりとした構えのホテルです。収容150名・客室45室・会議室130名・宴会場(50名収容)1室、(20名収容)1室・展望風呂、露天風呂(男湯女湯各1)

ホテル正面

ここの窓ガラスの場所が雲上のダイニングと呼ばれています。

王ヶ頭ホテル入口

バスにゆられ到着です。ホテルスタッフの歓迎を受けました。足元がとにかく滑りますのでご注意を。

石の標識

ホテル入り口の標高を示す標識です。石で作られた標識もガッチガチに凍りついていました。

玄関前の景色

正面玄関前には凍りついた机と椅子、と電波塔が見えます。

雪上車

南極でこれと同じものが使われているとおっしゃってました。その事を聞いたので特に安心しました。雪上車での美しの塔への(往復30分位)イベントの準備をされていました。

プラネタリューム

可愛いらしい施設です。ホテル前に設置されています。この地でしたら肉眼でも手の届きそうな星の天体ショーが見れると思うのですが、特別の星を見る場所なのでしょうね。

お土産やレンタルスキーの方の入り口

宿泊の方と入り口が別になっています。
こちらからはお土産やレンタルスキーその他泊り客以外の方の入り口のようです。

ホテル裏側

石の鳥居と石仏が見えます。またその先にはテレビ塔も見えます。

ホテル全景の裏から

4階建てのどっしりとしたホテルです。

ロビー全景

広々としたロビーです。無料のお飲み物タイムがありました。

ロビーラウンジ

ゆったりとした椅子、飾り棚、テレビ、新聞、雑誌など置かれていて、こちらで一服の「笹の茶」でお部屋係さんにご挨拶されました。

天然水

美ヶ原の天然水が飲めます。

美味しい健康茶

美ヶ原高原笹茶です。
笹の香りがプーンとしてさっぱりとしてます。
健康になれそうな気がします。

口ビー

入って左側にはこの場所から見える北アルプスの山々と松本市平の写真が飾られていました。

マスコット

ロビーラウンジの窓際には男女の雪だるまさんがお出迎えでした。

フロント

正面にはフロントが。
書軸が飾られています。

イベント案内板

四季のスライド上映 20時~(4F)
星空と夜景の集い 20時45分~(ロビー集合)
の予定です。季節に応じた夜の楽しみ方を提案されていて宿泊客にとってはとてもありがたい企画ですね。

オリジナルポストカード

美ヶ原高原・王ヶ頭ホテルの自然豊かなオリジナルポストカードがありました。

展望図

美ヶ原高原より360°大パノラマ展望図というイラスト図が販売されていました。これだけの山々が見れる場所は他にないと思ってますが。

お土産処

地元を代表する信州ならではのお土産の数々が並んでいます。美ヶ原のポストカードや地図他スキー帽もありました。

客室への廊下

いたる所に美ヶ原から見える景色の写真が飾られています。ライトでのアップもしっかりされています。自然のすばらしい一瞬との出会いに歓迎されました。

階段

階段にもやさしい木造りの椅子が置かれています。間接照明を使いあたたかい感じがします。

館内の空間①

真っ赤な「ほうずき」と「どんぐり」の実とカラマツの小枝での名残です。

館内②

昼間でも館内は柔らかい照明が照らされていて穏やかな気持ちになります。

館内③

フロント裏側に公衆電話・携帯充電器など設置されています。

館内④

ホットする一角に椅子が置かれていてゆったりとした時間を過ごす事ができます。

館内⑤

ホットするお花、オブジェが飾られています。

お名残の秋

どんぐりとカラマツのアップです。まだ秋の匂いがしていました。

アロマテラピーメニュー

セラピストの手の温もりとアロマの香りで疲れた身体を癒しましょう、とアロマセラピーホットストーンセラピーと幾つかのコースがあります。ご予約をしてご利用ください。
そのほかにハイキングや車の運転で疲れた身体にマッサージもご用意されています。
いたれり、つくせりですね。

館主からのお願い

貴重な水を大切に、とおっしゃってます。

洗面所

シンプルで落ち着いた感じです。

客室窓ガラス

お部屋の前面が大きな窓ガラスになっています。ここからでも大自然の移り変わりがしっかりご覧になれるようになってはいますが、本日は残念ながら期待の雲海や星空は見る事が出来ませんでした。

客室内風景

ベッドルームです。この奥にはコタツが用意され、和室8畳間があります。とっても暖かいお部屋です。

ウェルカム菓子

「高原のみかく」という干菓子がお部屋に用意されていました。

窓ガラスのつらら

すばらしい氷の芸術作品のようですね。

朝、一瞬の光

朝方、一瞬太陽が雲の間から顔を出しました。
本当に瞬間の出来事でした。感激です。
ドラマチックな自然現象が見れる内の一つだと思います。ダイヤモンドダストも待ち望んでいたのですが。が・・・

お部屋より

窓越しの景色です。まったく真っ白な世界です。
時折日が雲間から見えるときは鹿も行ったり来たり。

つららアップ

窓越しのつららですが、良く見ると生き物のように感じられます。

客室から鹿の群れが見えてしまいました。

窓の外は極寒の動物園という感じです。

お品書き

本日のお品書きと箸入れ

夕食コース①

信州ならではのお料理にこだわっていらっしゃるとの事です。
地元農家が丹精込めて育てた野菜や食材にこだわりここでも信州のPRですね。
お品書き順にご案内します。

    食前酒・山ぶどう酒 前菜・公魚の昆布巻き、鳥賊の海栗焼き、紅芋ムース、カニカマ胡瓜、子持ち昆布の山葵和え、蟹のフラン、信州サーモンの白味噌仕立て

夕食コース②

    冷物・信州サーモンのカルパッチョ
    吸物・そばの実の沢煮椀

夕食コース③

    焼物・岩魚塩焼き
    強魚・安曇野豚の豆乳鍋

次の写真を消してしまいましたので、文字でご案内。

    洋皿・信州牛のロースト(照り焼きソース)
    お食事・鯛茶漬け
    デザート・冬のデザート

勿論、お酒をいただきましたが、信州の地酒で楽しませていただきました。
お料理もとても美味しくいただき気持ちの良いサービスでもてなされ素敵な時間を過ごさせていただきました。

食事処

若いスタッフメンバーが元気よく迎えてくれました。

朝食

地元の食材を使っての朝食です。
品数も多いです。夕食もそうでしたが品数が豊富でこんな高い場所まで食材など運んで来られるのにもご苦労があるんだろうなー、と。

王ヶ頭ホテルの通信簿

お各様の声をサービス向上の励みとさせていただいているとの事で、ご意見簿が各部屋に置かれていました。

星のテラス

ウッドデッキのテラスになっています。ここの場所にピッタリの名前ですね。お天気の良い日はのんびりと満天の星を眺めながら恋を語る、なんて素敵ですよね。

今日の星のテラスから

まったく汚れの無い白一色の景色です。

外套着

天気の悪い日、または外出されるお客さんに自由にお貸ししているようです。

レンタルの靴

多分外套着と同じにお借りできる靴だと思います。

スノーシュー

沢山用意されていました。その後ろには子供用のそりでしょうか。

スキーとストック

今日は天気が良くないので沢山在庫がありました。

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松本市 観る

放光寺|信濃屈指の厄除観音で有名|松本市蟻ヶ崎

松本市城山公園(松本市蟻ヶ崎)駐車場から徒歩2分、信濃屈指の厄除観音で知られている放光寺をご紹介します。

蟻ヶ崎の坂道を登り城山公園入り口はまっすぐに、右に曲がり登りつめると石段が見えます、その登りつめたところに放光寺はあります。

曹洞宗の寺院、山号は日光山、別称松本日光、本尊は十一面観音菩薩(長野県宝)で秘仏です。平安時代後期の作、松本地方最古に属する木造仏で拝観できません。

松本では兎川寺、牛伏寺と並び最も歴史のある寺院。

寺伝によれば天平2年(740年)行基を開山として創建したとされる。

平安時代の延暦年間(782年~806年)坂上田村麻呂が伽藍を建造し整備したと伝わる。当時は真言宗であったが廃仏稀釈で荒廃し、大正時代に曹洞宗の寺院として復興されました。松本三十三番観音霊場2番。

境内には本堂・六角堂・秋葉神社があり伝統的な行事では毎年1月第2月曜日(成人の日)と前日の日曜日に行われている厄除観音大縁日は長野県内外から数万人以上の参拝者が厄除をはじめ、身体健全、商売繁盛、合格祈願等のご祈祷に訪れる。また四萬八千日ほおずき市、二年詣(除夜の鐘・初詣)でも多くの参拝者が訪れています。
長野県松本市大字蟻ケ崎1283
0263-33-9046
[googlemap lat=”36.249983″ lng=”137.957044″ width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市蟻ケ崎(大字) 1283[/googlemap]
放光寺地名の由来石盤

昭和初年の旧町名は放光寺と言われていた。この地域は近世は蟻ヶ崎村の中にあった。名の由来は真言宗の古寺放光寺があったからで蟻ヶ崎村が放光寺と呼ばれたこともあった。

放光寺への石の階段

ここを登りつめると放光寺があります。高台にありますのでどんなお寺か、楽しみです。

石段を登りつめ振り返った景色

階段もかなり急でした。遥か向こうに松本市内が見えます。こちら側からは駐車場はありませんので健脚の方でしたらこの階段からお寺に入る事をお薦めします。自信の無い方は城山公園側から駐車場に車をおいてご参拝ください。

石の階段最上段

本堂が正面にどっしりと姿を現しました。

六地蔵

入り口には六地蔵さんがお守りしています。

本堂

放光寺本堂正面です。思ったほど境内は広くないので縁日はすごい人ごみになると思われます。

本堂正面アップ

本堂西側から

堂内は天井が高い造りになっています。

放光寺の十一面観音立像の看板

長野県宝・指定年月昭和49年11月14日、所有者放光寺
由緒・来歴が書かれています。
この仏像は常時は秘仏となっていますが、7年に一度1月15日・16日の縁日に一般に公開されるそうです。

六角堂

江戸時代に創建された旧六角堂は年月が経ち傷みがかなり激しく、平成13年に現在の六角堂に旧六角堂の趣を残し再建された。六角堂の由来は正六角形をした御堂のそれぞれの一辺に十一面観音、聖観音、千手観音、馬頭観音、不空羂索観音、如意輪観音の六観音を安置したことからできたもので、迷いの世界から人々を六観音によって善の方向に教え導く御堂であると言われています。
すべて六角で成り立っている珍しい御堂です。

六角堂正面扉

六角堂(鐘楼堂)とも言います。窓も六角ですね。

六角堂の中

手前に梵鐘、奥には慈母観音像が。
この梵鐘は毎日お昼零時に5つ打ち、時間を知らせているようです。

慈母観音像

この観音様を拝むと身と心が清められます。母乳を赤ん坊に与え大きな愛で人々を助けるという珍しい観音様です。色合いが綺麗です、良く見ると子供がお乳を飲みながらだるまさんも触ってます。ご機嫌ですね。

六角堂の柱

屋根も柱も窓も石もすべて六角でできている不思議な御堂。今年は寅年、寅の文字の横にも干支(寅)の彫り物がくっきりと彫られています。
六角堂廻りというのがあり「子」から左廻りに最後の「亥」まで手を合わせ廻ると心と身が清められるとのことです。
さ~、行きましょう。

松本札所看板

松本札所、25番放光寺。全久良音謹書

社務所

大きな字で分かり易く案内があります。

社務所の上の看板

今年の厄除観音の大縁日は1月10日(日)・11日(成人の日)・男子厄年13歳、25歳、42歳、61歳、73歳・女性厄年
13歳、19歳、33歳、37歳、61歳、73歳です。この前後の年を前厄、後厄といいます。
当てはまる方がいたら放光寺に行きましょう。

石像

象に観音さまが乗られています。

絵馬

それぞれ願い事が書かれていますね。

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松本市 観る 遊ぶ

シネマライツ8|長野県下最大級の映画館|松本市高宮中

イトーヨーカドー南松本店駐車場内にある、長野県内では一番大きな映画館です。
ワンフロアに8つのスクリーンがあり、総座席数は1374席。
まだ新しいのできれいで、館内の雰囲気もいい感じです。
市街地にありながらも、駐車場は無料、南松駅からも徒歩10分と、アクセスのしやすさも◎。

[googlemap lat=”36.21439785351108″ lng=”137.961266040802″ width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.214398,137.961266[/googlemap]
国道19号沿いにあるイトーヨーカドーの北側の敷地にあります。
このあたりは渋滞しやすいのが難点・・・。
HPに松本インターからの抜け道MAPというのがありました。インターからお越しの際はご参考にどうぞ。

平屋建ての茶色い建物

駐車場は、ヨーカドーの駐車場を利用します。もちろん無料!!

立体駐車場は21:30に閉場してしまうので、レイトショーを観るときは注意してください。
帰れなくなりますョ~。

立体駐車場から見たシネマライツ

全てがワンフロアに集約されているので、1階建です。
都会じゃありえません。

入口は建物の南西側にあり、第二駐車場や立体駐車場からだとちょっと距離があります。

「シネマライツ8」名入りマット

入ってすぐの風除室には、ガチャガチャがあります。
映画とは関係ないグッズばかりですが、待ち時間の暇つぶしにいいかな?

広々としたホワイエ

ロビーのことを、カッコよく「ホワイエ」と呼ぶらしいです。
館内には窓は一切ないので、真昼間でも間接照明で照らされた落ち着いた雰囲気。

天井は半分がガラス張りになっており、より広く見えるように工夫されています。

床は絨毯張り

足音がしない工夫がされています。
掃除もこまめにされているので、いつも綺麗。

シネマストアー

パンフレットはこちらに置いてあります。
上映されている映画グッズももちろんありましたが、ディズニー系のグッズなど、なぜここに?というものも置いてあります。

ZAGATはシネマライツ特別価格の1470円→1200円!!

上映スケジュール

最新の上映スケジュールはこちらでご確認してください。

よく映画を見る人はライツクラブがお得です。

「クラブカード」

入会金300円のみ。
会員特典は・・・
1、会員特別料金1400円でご覧いただけます。
※サービスデーはサービス料金が優先されます。

2、6回鑑賞で1回無料でご覧になれます。
※ポイントカードご提示の場合、6回貯まった時点で引き続き入会希望の方は新カード発行手数料として300円頂きます。

ちなみに今大人気の「アバター」は3D対応ではありません。
ざんねーん。。。

今のところ長野県内で3D映画が楽しめるのは、岡谷スカラ座のみです。

チケットカウンター

行列にそなえてロープを張って準備万全ですが、その必要はない感じ。
逆にカウンターまでの道のりが長い。

チケットは鑑賞日の3日前から買えるそうです。

料金表

一般:1800円
大学生:1500円
高校生:1500円
中学生:1000円
小学生・幼児(3歳以上):1000円
シニア(60歳以上):1000円
障害者割引:
障害者手帳をお持ちのご本人様 1000円
付き添い1名まで 1000円

<特別料金>
レイトショー:1200円(20時以降の上映作品)
毎月1日映画サービスデー:どなたでもお一人様1000円
レディースデー:毎週水曜は女性の方1000円
メンズデー:毎週木曜は男性の方1000円
夫婦50割引:ご夫婦のどちらかが50歳以上ならお二人で2000円(同一作品・同一時間・身分証提示)
高校生友情プライス:高校生3人以上で一人1000円(同一作品・同一時間・学生証提示)

座席は全席指定。
前or中or後?など空いているところから選べます。

指定席なので、慌てて席をとりに行く必要がなくて良いので、開場になるまでゆっくりロビーでくつろいでいられます。
でも、キャンセルはできないそうです。

コンセッション(フードコーナー)

シネマライツは外部からの飲食物は一切持ち込みできません。

自販機なども置いてないので、館内で食べたり飲んだりするなら、コンセッションで買わなくてはいけない仕組みになっています。

たとえば、ソフトドリンクSサイズで250円、ポップコーンSサイズで300円。
ホットドックセット550円、ポップコーンセット500円・・・。

ちょっと割高ですが、味はそれなりに良いです。

アルコール類のメニューもあります。
ちなみに生ビールは500円。

カウンターには、ポップコーン・ドリンクのサイズ別の見本があります。
これを参考に、映画の上映時間を考えながらちょうど良いサイズを選びましょう。

ポップコーンのLサイズはなかなかの大きさ。

グラス型のコーラサーバー

炭酸がシュワシュワいってるのを見ると、コーラな気分じゃなくても思わず頼んでしまいそうです。

開場になるまでの間は、ラウンジでのんびりできます。

期間限定のチョコレートポップコーン

“期間限定”にひかれて、ポップコーンはチョコ味にしました。
てんこ盛りに入れてくれるので、こぼれそう・・・。でも、袋にいれてくれるのでダイジョーブ!!

味はチョコというよりキャラメルっぽかったかも。
食べ終えるまでサクサク、カリカリの食感が長続きしてました。

新聞と雑誌もありますが・・・

ちょっと数が少ない。

チュッパチャップスなどのちょっとしたゲームコーナーも完備。

こんなところにも、ZAGATの宣伝

トイレもシネマライツカラー。

化粧直し用の鏡も大きくて使い勝手は良い感じです。

上映開始の10分前になると呼び出しがかかり、スクリーンゲートへ向かいます。

ゲートで、チケットをチェックしたら、スクリーンへ向かいます。
この通路「コリドー」というらしいです。

SF映画のワンシーンに入り込んだような、近未来的な雰囲気のコリドー。

両サイドにスクリーンへの入口があります。

スクリーン1

227席 障害者用2席
【音響】SRD-EX SRD

スクリーン2

104席 障害者用2席
【音響】SRD

スクリーン3

104席 障害者用2席
【音響】SRD

スクリーン4

104席 障害者用2席
【音響】SRD

スクリーン5

104席 障害者用2席
【音響】SRD

スクリーン6

192席 障害者用2席
【音響】SRD-EX

スクリーン7

159席 障害者用2席
【音響】SRD-EX

スクリーン8

364席 障害者用2席
【音響】SRD-EX

どのスクリーンもそうだと思いますが、座席への出入り口が前の方にあるので、上映中に出入りする人がどうしても視界に入ってしまうのが難点ではないでしょうか。

コリドー内のトイレは、スクリーン7と6の間にあります。

スクリーン入口前にて、チャイルドシートとひざかけの貸出があります。

階段にも座席ガイド

上映中の暗い中でも、自分の席がわかりやすい。

背もたれは赤、座面は黒のシート。

座り心地は普通。
前の人の頭は気にならない感じの高さです。

左側にドリンクホルダーが二つ。

セットメニューなどでトレーがある場合は、ドリンクホルダーに固定します。

シートの後ろには傘立てとフックが付いていてなにかと便利。

県内最大で、新しい映画館なのに3D対応してないのは微妙ですが、きれいで雰囲気の良い映画館です。
8つのスクリーンがワンフロアにまとまっているので、映画のはしごっていうのもいいかもしれませんね。

↓シネマライツ8のCM

シネマライツ8
住所:長野県松本市高宮中116-2 イトーヨーカドー敷地内
TEL: 0263-24-0122(音声ガイダンス)
FAX: 0263-28-4177

カテゴリー
観る 軽井沢町 食べる

雲場池の四季と雲場亭|木立囲まれた湖で散策や写真撮影を楽しむ|軽井沢町軽井沢

軽井沢駅から約15分、離山通り六本辻の交差点から雲場通りを100mほど歩いたところに木立囲まれた雲場池がある。

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駐車場は離山通りに面したところに、大きな駐車場の標識がある。この駐車場から雲場池まで歩いて80mだ。


雲場池入口から木立のなかをぬけると、池に光り輝く湖面と木々の緑が眼にまぶしく飛び込んでくる。

夏の雲場池


雲場池は別名スワンレイクとも呼ばれ、まさに白鳥が羽を休める場所にふさわしいところである。


雲場池には20分ほどで一周できる遊歩道がある。池のほとりを全身に森林浴を浴びながら散策すると良い。


春は新緑、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色といずれの季節も撮影、写生に絶好のスポットである。

初秋の雲場池


初秋の紅葉が始まるころは緑の木々と、ほのかに赤く染まった木々の色が絶妙にバランスして美しい。


初秋の季節に紅葉した雲場池の散策も、お勧めコースである。

秋の雲場池


混雑した紅葉の最盛期を避け、この淡い紅葉を楽しんではどうですか。


太陽の光を浴びて湖面に写しだされるモミジの紅葉はまさに絶景である。


紅葉の季節の雲場池は、自然の全てがシャッターチャンスとなる。


紅葉と落ち葉、そして湖面に写る紅く染まった木々、この美しさを楽しみながら遊歩道をゆっくり散策するとよい。


観てくださいこの絶景!青く澄んだ秋空、湖畔の木々、そして湖面に写しだされた色とりどりの木々を。


遊歩道をアーチのように囲む紅く色ずいたモミジの谷間。


モミジの種類も多く、紅葉の時期もそれぞれに異なる。対岸のモミジに比較し手前は淡い紅葉であることに気付く。


ドウダンツツジの紅葉が遊歩道を紅く染めている。


雲場池の遊歩道から手入の行き届いた別荘内の紅葉を観ることができる。


小川のせせらぎと小川に浮かぶ落ち葉、そして赤く染まったモミジが絶妙にバランスし美しい。


二匹の錦鯉が、湖面に浮かぶ落ち葉と紅葉の秋を楽しむがごとく優雅に泳いでいる。


秋の陽の光を浴びながら池に遊ぶ鴨達の姿を観ることが出来る。

雲場池の冬

空の青と雪化粧した木立が雲場池の湖面に覆い被さるように鮮やかに写しだされている。冬の軽井沢は四季のなかで一番美しいのかも知れない。


白銀に輝く雲場池の周辺の木々が、朝日を浴びて湖面に凛として輝く光景である。


雪の降り積もった朝の雲場池前の「雲場通り」の光景である。朝の太陽の光がまぶしい。


雪に埋まった雲場池正面入口。まだ朝は早いというのに雪道には人の足跡が湖畔に向かってもう続いている。


深い雪のなかを雲場池の奥地まで一歩足を踏み込んで撮影した景観である。雪の雲場池の散策は心が洗われるようである。


新雪に耀く雲場池の朝、太陽をを背にいっぱい受け気持ちよさそうに湖面で遊ぶ鴨達。


木立に降り積もった雪の下で、湖面を泳ぐ鴨達、なんと長閑な光景だ。


誰かが踏みしめた新雪の遊歩道を、朝の太陽を浴びながら歩く。何とも清清しい朝だ。


この写真の位置は、野鳥が集まる場所だと野鳥専門のカメラマンが教えてくれた。ここは木の実が豊富だという。


朝一番にカメラを担いで遊歩道を歩く、この光景をカメラに収めようとする多くのマニアに出会う。誰ともなしに声を掛け合いこの絶景に共感する。


湧き水が降り積もった新雪の雪間から雲場池へと注がれる光景である。


朝の太陽の光を浴びて耀く、雪に覆われた木立の姿である。

雲場亭

雲場池にほとりに、緑の木立に囲まれたウッディーな小ジャレタレストランがある。


夏は青葉が茂る木陰のテラスで食事をすることもできる。

全景(冬)

この雪の雲場池を眺めながらの熱いコーヒーは格別の味と思ったが、残念ながら冬季は休業だ。しかし軽井沢の冬らしい光景である。


長い冬の間、ヒッソリと春の訪れと、お客を待つ冬のレストラン雲馬亭である。


レストランの二階から食事を楽しみながら雲場池を眺めると、より一層避暑地軽井沢を感じることができる。


メニューは新鮮信州の川魚、国産牛を基調とした料理である。特にビーフカレーは私のお勧めだ。

カテゴリー
観る 軽井沢町

幸福の谷、ハッピーバレー|現存する唯一の石畳の通り|軽井沢町軽井沢

万平ホテルの裏側の静かな別荘地内に苔蒸した石畳の小道がある。この小道は作家川端康成もお気に入りの場所であった。

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落ち葉が石畳を覆う晩秋の小道を、そっと落ち葉を踏みしめながら歩くと冬の訪れを感じさせる。


軽井沢に唯一残された石畳の小道である。いつまでもこのままで、そっとして置きたい場所である。


苔むした石垣と石畳、そして落ち葉が秋の静けさを一層と感じさせる。


この道は新緑の季節にもう一度訪れ、皆さんに是非紹介したいと思う。


軽井沢の厳しい冬を越したこの「幸福の谷」へ、再び6月初旬に訪れた。昨年の晩秋とは全く異なる新緑のこの光景に眼を見張る。


石垣に生える苔は若草色に染まり、そして石畳の苔も芽吹きが始っている。6月の後半には小径全体は苔で覆われるという。


石畳を覆う木々は、太陽の木漏れ日を浴びて若草色に染まる。まさに別荘地軽井沢の新緑の光景である。


幸福の谷の小径に面した別荘の庭園である。庭一面に芽吹いたばかりの苔が広がる。


この季節の「幸福の谷」は一年中で一番美しい。作家川端康成もこうした光景の虜になったに違いない。


昨年の晩秋に訪れ、こうして再び「幸福の谷」を訪れてカメラのシャッターを押していると、また来て良かったと、つくずく思う。


深緑の季節の「幸福の谷」である。木々の緑も深く染まり、これから本格的な夏のシーズンを迎える。


初夏の静かな「幸福の谷」の石畳に木漏れ日がそっと射し込む光景である。これが軽井沢に来てずっと探し求めていた場所である。

カテゴリー
観る 軽井沢町

万平ホテル|明治27年創業の軽井沢象徴的なホテル|軽井沢町軽井沢

万平通りの終着点が万平ホテルである。庭内の入口にホテルの表札がある。

[googlemap lat=”36.35750003484228″ lng=”138.64199995994568″ width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.3575,138.642[/googlemap]

万平ホテルの前に「万平ホテル略歴 避暑地軽井沢とともに」の説明版がある。一読すると軽井沢の文化と歴史を知ることができる。


明治27年創業の歴史ある軽井沢の象徴的なホテルだ。軽井沢を訪れる人の誰もが憧れるホテルある。


昭和11年建築のこの本館アルプス館は建築時の原形をそのまま残している。歴史的にも貴重な建造物である。


レトロな正面玄関で記念撮影をする観光客が多い。ホテルのスタッフが気軽にシャッターを押してくれる。


ホテルの中へ一歩入ると欧米風建築のクラシカルな重厚さを漂わせる、フロント・ロビーがある。軽井沢の文化と、歴史の深さを感じさせる。


ロビー内のクラシカルな調度品・置物・暖炉などの一つ一つに眼を向け観賞すると飽きることがない。


ロビーに置かれたクラシカルなピアノから、古き時代のピアノの音色が聞こえそうである。


ロビーには浅間山をバックにオープンカー・ゴルフ姿の風景を画いたステンドグラスの壁面がある。当時、軽井沢で避暑をする富裕層の文化を画いている。


ステンドグラスには浅間山をバックに農耕馬、飛脚、籠、などの農村風景が画かれている。これは軽井沢の古き昔を画いたものである。

カフェテラス

ホテルの庭内から覗いたカフェテラスである。新緑の木立に囲まれ、軽井沢の一流リゾートホテルのカフェ相応しい雰囲気が漂う。

カフェテラス

テラスの窓からは外の木立が見える。まるで額縁の中の絵画のようだ。


万平ホテルまでの通りを歩いた後はカフェでゆったりとくつろぐとよい。ケーキはアップルパイがお勧めだ。


テラスから見える木立の緑が心地良い。夏はオープンカフェになり、軽井沢のさわやかな風が心地よい。


ギャラリーには、横山大観、河合玉堂、伊東深水などの著名な画家の絵画が並び、展示即売されている。展示コーナーの商品は時々入れ替わる。


軽井沢駅発のレトロな市内観光循環バスが万平前に到着する。このレトロなバスを利用して訪れるのも風情があってよい。


懐かしのレトロな郵便ポストがまだまだ健在である。記念にホテル内の売店で絵葉書を買い両親などに投函してみては。


万平ホテルの入口にバック専門店がある。この店には万平ホテルに相応しい洗練されたセンスの品が並ぶ。


万平ホテルの入口にギャラリー「日曜館」がある。ここでは創作家具類が販売されている。