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赤沢自然休養林|森林浴発祥の地、樹齢300年以上の檜の森|木曽郡上松町

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食事処とバーベキュウ森林資料館

木曽郡上松町に位置する赤沢自然休養林。

国から森林セラピー基地*と認定されたこの場所は、森林浴発祥の地としても知られています。

ここでは、とにかく自然を楽しめる施設やイベントなどが沢山あり、たっぷりと自然と触れ合いリフレッシュすることができます。

*森林セラピーとは
「森林セラピー」とは「森林の地形や自然を利用した医療・リハビリテーシのョン、カウンセリング」また、「森林浴、森林レクリエーションを通じた健康回復・維持・増進活動」のことを意味します。(赤沢自然休養林散策マップより)
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国道19号線沿いには機関車の看板

松本から岐阜方面に向かって走っていると右手にこの看板が出てきます。
かなり大きいので見落とすことはまずないカナ。

川沿いを進みます

目的地までは看板通りに進めばすんなりと到着することができます。

国有林に入る場所に看板

キレイな川が横を流れます

この辺の川の石もかなり特徴ある形をしていて、自然の造形物はスゴイと実感できるスポットです。

もう少しです

表示があと●kmではなくあと8分。

入口の料金所です

おじさんが出迎えてくれます

1台毎に駐車料金が必要です。1台につき600円。

入場料というものはなく、この駐車場代が入場料のかわりになっています。

入口にある橋

場内徐行のシブい看板が目を惹きます。

自然な雰囲気たっぷりの看板

赤沢自然休養林は日本の自然100選に選ばれています。
長野県ではここの他にもう一か所。
上水内郡鬼無里村土倉の奥裾花渓谷で、4月下旬から約1ヶ月約80万本のミズバショウが咲くスポットです。

駐車場は基本的に砂利

かなり大きな駐車場。観光バスも何台も停められます。

標高は1000メートルオーバー

気温も下界とはかなり違うので、上着一枚余分に着て行った方が良いです。

お土産屋さん

地元名産日野百草丸。急な腹痛にも対応できます。

駐車場側のトイレは完成したばかり

駐車場入口に近いトイレ

檜?木の良い香りがまだする新しいトイレです

散歩道があります

マイナスイオン大量発生中♪ここを歩いていると体が喜んでいるのがわかります。

場内の案内図

注意が書かれています

こういう自然の中でこそマナーを守る必要がありますよね。

木材の利用用途を説明した案内

トレッキング用のコースを細かく説明する案内

全部で8つの散策コースがあります。
それぞれ、見れる植物や樹木なども違ったり、所要時間も違うので、目的や時間の都合などで選んでください。

成り立ちなど赤沢自然休養林について説明

    赤沢自然休養林
    この赤沢の国有林はヒノキを主とした天然林です。秋田スギ、青森のヒバと並び木曽ヒノキとして日本三大美林の一つに数えられています。
    樹齢300年を超える木曽ヒノキは、1590年に豊臣秀吉が直轄領とした以降、日本各地のお城・神社仏閣等に使われ1889年(明治22年)からは皇室の御斜林として管理され、また伊勢神宮のご造営材としても利用されてきました。
    現在は、国有林として中部森林管理局が管理し、美しい自然を皆さんに楽しんでもらえるよう、自然休養林として使用するとともに学術研究等のための保護林としても利用されています。
    木曽森林管理署

子供広場があります

いわゆるアスレチックというやつです。

これは森林浴テラスというものらしいです。

ちょっとイマイチ使い方が・・・寝そべれるイスか何かあればゆっくり森林浴できると思うのですが・・・

クライミングログ

かなり急なところを登り下りして遊びます。

どっきり丸太棒

途中にシーソーがついた歩く遊具です

ウッディウォールメイズ

迷路のような遊具です

綱を使って登ります

かなり長いすべり台な感じ

すべり台用のお尻シートがあります。

直線です、曲がりません、長い

すべり台の終着点

なんとこのすべり台、45メートルもあるそうです。

園内をキレイな川が流れています

夏場はここで水遊びをする子供たちで賑わいます。

遊歩道は廃材チップを利用

何やら新しい建物があります

トイレがありました

それからセラピー体験館

すべてが木です

NPO木曽ひのきの森 年間スケジュール
さまざまな自然を楽しむイベントがあります

    ●森林散策ガイド
    (要予約制)
    自然観察をしながら、赤沢の森を歩き、森を楽しむツアーです。コース、時間など、ご希望に合わせて自由に設定いただけます。
    料金(~3時間)
    1~10名さまの場合1グループ5000円
    11名さま以上の場合、お一人さま500円
    ●森林セラピーガイド
    (要予約)
    森の力をかりて心身をリフレッシュすることを目的としたツアーです。
    ときどき自然観察を交えながら、ゆったりとしたペース配分で歩きます。
    1~10名さまの場合1グループ5000円
    11名さま以上の場合、お一人さま500円
    ●トムソーヤクラブ森林教室
    (当日受付)
    夏休み期間中の1日2回、決まった時間にツアーを開催しています。真夏でも涼しい赤沢の森には、いろんな不思議がひそんでいるよ!
    料金:ボールドウィンパスに込み。
    森林教室のみに参加の場合お一人さま500円

とことんゆっくりしたい方は宿泊もできます 

去来荘 0264-52-2602 定員:24名 部屋数:8

駐車場から階段を登るだけ

予約等はHPから・・・去来荘HP

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赤沢森林休養林|赤沢森林鉄道の電車と森林鉄道記念館|木曽郡上松町

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食事処とバーベキュウ森林資料館

森林鉄道は、木曽の盛んな林業を支えるための大事な木材運搬の手段でした。

森林鉄道記念館は、手押しのトロッコから、蒸気機関車、ディーゼル機関車の導入までの歴史がわかる資料館です。

今では軌道を必要としないトラック運搬へと切り替わりましたが、森林鉄道の存続を望む声に応え、赤沢自然休養林への保存が決まり、昭和62年、森林鉄道記念館~丸山渡間1.1kmの往復で森林鉄道運行をすることになりました。

森林鉄道の歴史を記念館で見て、トロッコに乗って感じて見ることのできる貴重な施設です。
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森林鉄道の駅までは駐車場から5分位。この階段を登れば駅です。

森林鉄道の改札所案内

客車の待合室

別角度から…

待合室の内部には写真などが展示されています

待合室の窓にはウドの旅してゴメンのステッカーが…

うどちゃんがここに来たんですかね~。

運賃と時刻表

●運賃(周遊料金です。片道ではありません)
大人(中学生以上)800円
小人(4歳~小学生)500円
団体(15名様以上各)100円引
●運行時間は季節によって違いますが、この日は繁盛期だったので30分に1本でていました。
季節によっては1時間に1本。土日が30分に1本という設定の時もあります。

改札も昔の駅のちっちゃい版のような感じ

改札後の待合室

森林鉄道記念館にある理髪車

山奥で何日も仕事に励む方たちのために、機関車に牽かれていった床屋さんです。製造にあたっては保健所も驚いたとか。一般の客車を改造したものです。

理髪車の説明

    理髪車
    山奥で働く営林署員は家族と離れ合宿所生活をしていたため。理髪車が巡回してくる日は、我が家へ帰るときの近づいた心楽しい日であった。
    床屋さんも理髪手と呼ばれる営林署の職員でした。昭和30年(1955)保健所の許可を受けて以来、延べ2万人が利用しました。

機関車

酒井工作所製のディーゼル機関車は現在も自走可能だそうです。

C4型ディーゼル機関車

C4型ディーゼル機関車の説明

写真がテカっちゃって説明が分らない部分がありますが…
蒸気機関車からディーゼル機関車になってかなりの作業効率があがったということが書かれています。

特製C型展望客車の全体

特製C型展望客車の室内

白いカバーがされていていかにもVIP用といった感じです。

特製C型展望客車の説明

これまたテカってしまっていますが、昭和32年に皇太子殿下(今上天皇)が赤沢へ視察に来られた時に乗車された貴賓車だということです。

ボールドウインの説明書き

    ボールドウィン蒸気機関車
    大正4年に小川入森林鉄道が開通したとき、アメリカのボールドウィン社から輸入。
    輸入された形状は、バランスの取れた優美な姿でしたが、経費節減のため石炭を木片に変えたことから、火の粉回収装置を付けた煙突が異常に大きくなりました。
    木曽谷の木材輸入の先駆者として、昭和34年まで実に42万キロメートルを走り続け「軽便」と呼ばれて地元の人からも親しまれてきましたが、ディーゼル機関車の登場で現役を引退しました。

ボールドウイン

本当に煙突がバカでかい…

ボールドウインの全体

ボールドウインの横

ボールドウインを後ろから

先端

運転席

いろいろなメータやパイプが

運転席の屋根は板張り

乗務員詰所

ここの詰所はかなり現実感が漂ってます。

平成天皇が皇太子時代に植樹したもの

奥に山が続きます

さぁ、トロッコへ乗って赤沢美林を散策してきましょう。

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赤沢自然休養林|伊勢神宮に使われるヒノキを切り出す森林の資料館|木曽郡上松町

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森林資料館では、木曽五木のいわれや伊勢神宮御神木伐採の歴代の記録。林業の歴史や木曽に生息する生物なども展示しています。

この資料館を見学してから赤沢美林を散策すると、また見方が違って楽しめると思います。

森林資料館
9:00~16:00 
入館無料
赤沢開園期間中は無休

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資料館には入口の橋を渡り戻ります

木曽福島駅との間をバスが運行されてます

森林資料館の外観

スロープもついてます

森林資料館入口です

入口を入った左手にはかもしかのはく製

こちらはクマさん

森林資料館の館内

さほど広くはありませんが、木曽の林業に関する資料が沢山展示されています。

木曽五木コーナー、御神木コーナー

木曽五木

    木曽五木というのは、次の5つの樹木を指します。
    ①ヒノキ(ひのき科)
    ②サワラ(ひのき科)
    ③アスナロ(ひのき科)
    ④ネズコ(ひのき科)
    ⑤コウヤマキ(コウヤマキ科)

木曽五木のいわれ

    木曾五木のいわれ
    慶長5年(1600年)関ヶ原の戦い)天下分目の決戦)で徳川方の勝利となり、木曾谷が徳川尾張藩領となる。(1615年)。徳川時代に入り初期中期にかけて、木曾谷の森林の伐採が急激に増加した。この100年におよそ、1000万立方米(年約10万立方米)も伐採されたといわれ、主に築城(江戸城ほか)、武家屋敷、造船等に使われ森林資源が急速に失われた。そのため尾張藩は、寛文5年(1665年)に「留山」…(優良林分カ所)。「巣山」…(鷹の繁殖地)の立入り禁止または伐採の禁止林を設け、森林資源の保護精度をとった。宝永5年(1708年)になり、木曾谷全域にわたり貴重な木材であるヒノキ、サワラ、ヒバ(アスヒ)、コウヤマキの4本を「停止木」…(禁伐材)。さらに、亨保13年(1728年)にネズコを加え、この五木を地元住民の禁止木とした。後にケヤキ、カツラ、マツも「留木」として伐採が禁止され、許可が必要となった。但し、藩では必要によっては伐採している。
    「ヒノキ一本首一つ」とまで言われるような厳しい保護政策をとり、これが現在残されている木曾ヒノキ等の天然林(林学上では、今から約380年から280年前にかけて、このように強度に伐採された跡地に天然更新した二次林とされている。)で、(赤沢自然休養林)美林は「留山」にはいっていた。
    このように、かつての「停止木」が木曾五木と言われるようになったものである。

ずらりと並んでいます、みんな同じに見えます

ひのきの説明

    ひのき(檜)
    ひのき科
    葉の裏にはY字状の気孔群が白く見えます。
    材質は木理が緻密で、香気と色沢があり、堅牢で腐朽に耐えます。「火の木」に由来すると言われています。

ひのき

あすなろの説明

    あるなろ(翌檜)
    ひのき科
    日本産の鱗片葉の中で最も幅広く、厚質の葉を持ち、葉裏には広い気孔帯が白く見えます。
    極端な陰樹で、ヒノキや他樹種が生長できない程に密生する若いあすなろ林が見られます。

あすなろ

さわらの説明

    さわら(椹)
    ひのき科
    ひのきに似ていますが鱗片状の小さな葉は先が尖り、葉裏の白い気孔群はX字状に見えます。
    沢筋や窪地に生息する傾向があります。

さわら

こうやまきの説明

    こうやまき(高野槙)
    こうやまき科
    乾燥地に生息し、尾根筋、表土の浅い岩石地等に多く見られます。赤沢では自生の個体が極めて少なくほとんど見られません。日本特産の一属一種です。

こうやまき

ねずこの説明

    ねずこ(鼠子)
    ひのき科
    葉の裏には目立った気孔群は見られません。
    材は木曽五木の中で最も黒く、下駄・民芸品等に利用されます。黒部峡谷に多く見られることからクロベともいいます。

ねずこ

御神木の伐採風景のパネルがありました

置き忘れた大割鉈

    置き忘れた大割鉈
    昭和45年6月 旧大滝営林署管内の国有林で発見されたものです。その昔(発見当時から推定約130年前のもの)
    木に突き刺したまま忘れた鉈がその木の生長により巻き込まれたものと推測されます。
    樹種はヒメコマツと思われ、その根張りの部分に巻き込まれています。

木に飲み込まれていて長い年月を感じます。

ヒノキの年輪も展示してあります

木曽ひのきで時代のできごとを紹介

江戸大火から東京オリンピック

1206年 チンギスハンがモンゴルを統一

1687年ニュートンが発見です、りんごが落ちました

産業革命です、アメリカの南北戦争が最近に感じます

日本国内です、豊臣、徳川と教科書の世界です

赤沢林の歴史も出てきます

天明の大飢饉、年輪が細いのは冷夏でしょうか

1800年代などかなり最近の話題になってしまいます

なんだか、教科書の世界の歴史が身近に感じられますね。
それだけ、少しずつ大きくなっていく樹木はやはり大切にしなければいけないと実感します。

林業コーナー

のこぎりやチェンソーな伐採器具の歴史がわかります。

ミノだと思いますが、現在でいうカッパでしょうか

極印類

自然コーナー

木曽に生息する蝶やカブトムシなど昆虫のはく製

動物のはく製は一通りあります

剥製のコーナー

何百年にもわたって永く営んできた赤沢美林の歴史を感じられる資料館です。私たちが生まれるずっと前からこの地に根をおろしているこの森の歴史を一度見てみると良いと思います。

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安曇野市 観る

鶴王山松尾寺|桜、水芭蕉、牡丹、藤棚がきれい|安曇野市穂高

高野山真言宗のお寺で、山号は医王山。本尊は薬師如来で、近江の湖水より出たと伝えられています。
本堂は昭和34年に国の重要文化財に指定され、室町時代末期の特徴を残した全国的にも珍しい造りの建物です。

お寺周辺には、桜、水芭蕉、カタクリ、藤棚、ボタン・・・など、季節によっていろいろな花が楽しめます。

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【問い合わせ先】
鶴王山松尾寺 電話 0263-83-4171

山麓線沿い、鐘の鳴る丘の隣にあります。
この石標があるところを入っていきます。

参道

向かって左側はみごとな杉林

正面が松尾寺、駐車場は左折したところにあります。

こちらが駐車場。ただの空き地じゃないですよ。

鶴王山 松尾寺

鎌倉時代~室町時代にかけて北安曇から南安曇野一部を治めていた仁科氏によって、一五二八年に建立されたと伝えられる。
一八七〇年廃仏毀釈によって廃寺となるが再興し、現存する薬師堂(本堂)は、仁科氏文化の特徴を反映した豪壮優雅な建物として一九五九年に国の重要文化財に指定される。

中部北陸自然歩道 環境庁
「信濃路自然歩道」 長野県

お寺の方へ・・・

湧水でしょうか。水量がすごいです。

仁王門

廃仏毀釈の時も残っただけあって、年季が入ってます。

仁王像ではなく・・・仁王様の絵
阿形

吽形

水車小屋があり、その周りは水芭蕉が咲く湿地帯になっています。

むかーし、むかし・・・あるところに・・・
というフレーズが良く似合う小屋。

もちろん茅葺屋根

水子地蔵

水子地蔵のところにある手水鉢

お寺の説明が書いてありますが・・・後半が消えかかっていたので解読できませんでしたが
おそらく先ほどの説明書きと同じような内容のものだと思われます。

南無大師遍照金剛

僧侶らしき像が2体と、お祈りする人の像が1体入っていました。

まじまじと見ると・・・ちょっと怖いです。

カタクリが咲いていました。

ショウジョウバカマ

スイセン


石仏が何体も並んでいます。

松尾寺はこの階段を登った所にあります。
光の加減だと思いますが、お寺の部分に薄いピンクのモヤモヤが・・・

松尾寺のオーラ? 心霊写真じゃないですよね?

石段を登ります。 何段あったかは??です。

上からの眺め。

千度石

お千度参りができます。

お寺の周りにある杉は、太いものが多いです。

お寺に寄付をしてくれた人のリストが石に刻まれています。

室町時代に建てられたという本堂

正面

本尊は薬師如来ですが、特に公開はしてないようです。

数息観修養道場とあります。


松尾寺本堂の優れた特色について

松尾寺本堂は桁行三間、梁間三間、寄棟造りの堂として建てられているが軒の出を非常に深くし、軒支柱を建立当初から建てて五間堂の形式とも思われる構法をもって構成されている。
このような建物は全国的に少ない。また化粧隅木の正面側の左右二本は下から見上げた時、身舎(しんしゃ)丸桁を境に内部と外方とにおいて「く」の字型をなしている。これは平面の外陣部隅柱間を仕末するためになしたもので、この建物以外に全国に例のないものである。
舟肘(むなひじ)木の形式も実に美しく、縁廻りに立つ支柱が縁柱を兼用し、面を大きく取り、室町時代の特徴をいかんなく発揮している。
地垂木(じたるき)の曲線においては反りが強く実に美しい。
巻斗が正方形であり不思議に思われるが、この例は当地方大町の盛蓮寺にも見られて、室町末期頃この地方における巻斗(まきと)の地方色によったものと思われ、内陣虹梁の「サバシリ」木鼻、実肘木の絵模様、「カエル又」鬼板の彫刻等もよく室町時代末期の優れた特徴を有し、全体的に形をよく形成し、豪壮優雅にして、信州における同時代を知るもっとも貴重な建築物の一つである。

重要文化財松尾寺本堂復元工事監督 広瀬 沸
昭和四十四年三月建之
重要文化財松尾寺本堂保存委員会

寄棟造で、内陣の虹梁さしばり・木鼻・肘木の絵模様・鬼板の彫刻などが特徴的な建物。

どこが虹梁さしばり?木鼻?肘木?かは・・・
こちらのサイトを見るとなんとなくわかるかも。

鳥避け?のネットでしっかりガードされています。

火災報知機&消火器もバッチリ装備。

この屋根の反り返り具合も貴重なんでしょうね。

屋根には鬼板と呼ばれるものがついています。

鬼のお面みたいなのがにらみをきかせてます。

松尾寺周辺は公園として整備されており、中でも20mほどある藤棚は有名です。

まだ咲き始めで、あまりきれいじゃありませんが、満開になると見応えがあります。

藤の花が咲く前は、桜が楽しめます。

藤棚の下に所々、設置されているイス。

藤棚を抜けたところは、広場になっています。

ちょっと老朽化したベンチやテーブルがあります。

こじんまりとしたお寺ですが、季節ごとにいろいろな花が楽しめる静かなお寺です。

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安曇野市 観る 遊ぶ

第26回あやめ祭り|メインイベントの様子|安曇野市明科

毎年あやめ・花菖蒲が咲きそろう6月中旬~下旬に開催される、明科の龍門渕公園・あやめ公園の「あやめ祭り」。
今年は6月15日(火)~30日(水)がお祭り期間で、6月20日(日)がメインイベント。にじますつかみどりや、メインステージでのライブ、ラフティングボート、野点、ビンゴ大会など、親子で楽しめるイベントが開かれました。

龍門渕公園・あやめ公園の記事はこちら

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【期間】 平成22年6月15日(火)から30日(水)
     メインイベント6月20日(日)
【場所】 あやめ公園・龍門渕公園(明科地域)
【問い合わせ】
 安曇野市観光協会 電話:0263-82-3133

6月12日(土) プレイベント  第16回にじますカップカヌースラローム大会
6月13日(日)~6月30日(水) 明科地区小学生あやめの絵展示
6月15日(火)~6月30日(水) 臨時売店 お休み処 花菖蒲株販売
6月19日(土) 安曇野市交流芸能発表会(公民館講堂) 安曇野太鼓まつり(雨天中止)
6月19日(土)・20日(日) ・27日(日)  野点
6月27日(日) あやめまつり深緑ウォーク(旧国鉄篠ノ井線廃線敷~あやめ公園
参加無料 *参加者募集します。

 6月20日(日) メインイベント 
・ にじますつかみどり(無料) 10時~
・ ライブ(手の鳴る方へ・吉田勝幸・SYS・アンダンティーノアンサンブル)
・ 吹奏楽演奏(明科高校・明科中学校・安曇野市消防団音楽喇叭隊音楽部・安曇野吹奏楽団)
・ ビンゴ大会
・ キッズダンス(キッズダンスカンパニー・ひまわりキッズ・スマイルキッズ)
・ かがり火 & まほらランタンコンサート 18時~
(電子ピアノ:大野一子 バイオリン:近藤 聡 フルート:福留亜紀)

今年のポスター

会場は龍門渕公園とあやめ公園。
各イベントの開催場所はこれでチェック。

めずらしく水車も回ってました。

花菖蒲はちょうど見頃。 写真を撮る人たちがいっぱいです。

メインイベント当日とあって、露店が連なってます。

ニジマスつかみどり

あやめ祭りの目玉イベント。
参加料はもちろん無料。

着替えをする子や、保護者たちで会場は大賑わい。

今年は熱気球搭乗はないようですが、ラフティングボート体験はありました。

あやめ祭り特別価格の1500円だそうです。
所要時間30分、3.5㎞のラフティング体験。

ラフティングボート受付

年齢制限は、3歳から100歳まで。

ラフティングボートの出発地点

ちょっと流れが速いですかね?
スリル満点の川下りが楽しめそうです。

あやめの絵の展示

地元の小学生たちの絵は、期間中いつでも見ることができます。

中洲では野点をやっていました。
あやめを眺めながら風流ですね。

一席100円。19日(土)・20日(日) ・27日(日)のみ開催。

明科地域特産市

地元明科の特産品が一同に集合!!

「安曇野満月」

「明科小太郎」

「手作りぞうり」

「あやめタオル」

「あやめクッキー」

「あやめだんご」と「あやめもち」

“あやめ”が付くものが多いです。

「円(つぶら)揚げ」
最近知ったんですが、これはなかなかおいしいです。

アルプスの清流で育ったニジマスの円揚げ

円揚げとは・・・
広大なアルプスからの、豊かな湧水で育てられた新鮮なニジマスを使い、昔懐かしい郷土の味を現代風にアレンジし、完成した商品が「円揚げ」です。年配の方から成長盛りのお子様まで、頭も骨も丸ごと食べれるように仕上げてあります。付属のレモンをかけていただくと、より美味しくいただけます。

安全で高品質の健康食品!
円揚げは動脈硬化や老化防止に効果のあるEPAや、脳の成長を活発にするDHAのほか、多くのカルシウムが含まれている健康食品です。

“円”なので、ニジマスが丸まってます。

はらわたもきれいに取ってあり、骨も気にならないように揚げてあるので、
魚が苦手な人でも丸ごといけちゃいます。
おつまみにもGood☆

あやめ公園の方にも臨時の売店がたくさん。

あゆの塩焼き

焼もろこし

ニジマスの塩焼き

養殖なので、川魚独特の臭みは全くなし。
とても食べやすいです。

きゅうりの漬物(シソ風味)をサービスしていただきました。

ステージではライブが・・・♪

チューニングも念入りに・・・。

SYSという親子バンドの演奏

詳しいイベント情報  ↓Wクリックで拡大します。

「あやめ公園」といいますが、よく見たらここに咲いているのは全て花菖蒲のようです。
あやめは龍門渕公園にちょこっとあるだけなの知ってました?

「あやめ」と「花菖蒲」の見分け方

「あやめ」 :花びらの基のところが黄と紫の網目もよう
       生育地は乾燥地
       開花期は5月中旬
       花の色は紫・白
「花菖蒲」 :花びらの基のところが黄色のすじ
       生育地は湿地
       開花期は6月中旬から7月上旬
       花の色は白、紫、青紫、黄、赤紫等 

・・・というわけで、写真に写っているのは、花菖蒲ばかりでした。
「あやめ祭り」というよりは「花菖蒲祭り」?

ここには150種のあやめや花菖蒲があるようですが、素人には判別が難しいですね。

紅孔雀?

朝戸開?

潮風?

山路の錦?

明月?

長井清流?

新天地?

靄間空?

???

ジャーマンアイリスでしょうか?一輪だけ変わったやつを発見。

まだつぼみも多いです。もうしばらく楽しめますね。

こちらは、オールつぼみゾーン。

前川の岸辺は、雛芥子(ひなげし)が目立ちます。

花壇にもあやめ(花菖蒲?)

白バージョン

橋の欄干にもあやめと明科特産のニジマスがデザインされています。

マンホールにももちろん、あやめとニジマス。

花弁の基のところが黄色・・・ってことは、実は花菖蒲?

メインイベントは終わってしまいましたが、花菖蒲は7月上旬まで楽しめるとのこと。
花菖蒲が咲く公園を散策してみてはいかがでしょうか。

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かんてんぱぱ感謝の日|伊那食品工業で寒天三昧のお祭り|伊那市西春近

長野県伊那市にある寒天メーカー伊那食品工業の敷地内で毎年6月に行われているかんてんぱぱ感謝の日というイベントに行ってきました。

普段は、かんてんぱぱガーデンというエリアが観光地として利用されていますが、この日は駐車場や芝広場などすべてのエリアを利用してのお祭りとなっています。

地元の人はもちろん、観光バスまで来てごった返しになっています。ここまで人が集まるのは行政主導の伊那まつりくらいではないでしょうか。

伊那食品工業株式会社
寒天、ゲル化剤の製造業者。 寒天は 400年の歴史を持つ伝統食品。この寒天の加工にメスを入れ、食品はもとより、化粧品、医薬品等、用途の幅を広げた会社である。 一般市場では、かんてんぱぱブランドの商品を提供している。業務市場ではイナアガー(アガーは英語で寒天)ブランドの商品を提供。Wikipediaより

長野県伊那市西春近 5074
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渋滞が始まりました

休日とくに連休になるとかんてんぱぱガーデンがあるため渋滞をしますが、この日は長めの渋滞が発生してます。

一番近い駐車場は入れません

入れません、少し離れた場所にある駐車場を利用するかしかありません。

会場の案内

敷地一帯をかんてんぱぱガーデンと呼びます、随所に案内看板があるので迷うことはないかも・・・
まずは看板の右側エリアへ行ってみます。

かんてんぱぱショップ前

金魚水など縁日系のお店が並んでいます。小さい子供向けのお楽しみが用意されてました。

芝の土手は休憩に

じいちゃん、ばぁちゃんには丁度良い場所かもしれません、日影もありますので。

木々や草花が売ってました

山野草などもありますね。

ブルーベリーなども

お休みのひまわり亭

この日はレストランはお休みでした、混みすぎるからでしょうか。

藤棚の日陰はほのぼの

アイスクリームは大人気

芝広場もすごい人

平日は人も疎らですが、大混雑してます。

標高

691メートル

山野草の庭園もありますね

林の中にお蕎麦屋さん

奥の方にありますので、は行っていかなと分りません。

国内唯一のさつき亭

寒天専門のレストランで唯一です。
確かに他で営業しても採算は合わなそうですね。

連絡橋もすごい人です

敷地が道路で遮断されてますが、遊歩道があるのでスムーズに移動はできます。

本社の案内看板

会社の本社・研究所側になります。

こちらが本社

本社前の駐車場もすごい人

和菓子コーナー

ここは普段、役員駐車場になっているそうです。
和菓子はすべて無料。

和菓子

わたあめ

こちらも無料です。

かき氷

こちらは50円から100円です。
普通お祭りは500円するのでかなり安いです。

ドリンクコーナー

ジュース100円、缶酎ハイ100円、缶ビール200円
かなりお得です。ジュースは500mlペット、ビールは発砲酒ではありません。

水汲み場

地下からポンプアップしている水を自由に汲むことができます。
これは365日誰でも汲むことができます。

おもちゃ手づくり体験

この日の大人気は水鉄砲でした。

R&Dセンター前

研究所の前も盛りだくさんです。

ところてんとぜんざいのコーナー

無料配布をしてました。

ところてんの歴史紹介

作っています

ぜんざい

これぞ寒天を感じる一品です。

ところてん

寒天の代表選手!酸っぱめでからしが効いてところてんが苦手という人もイケる感じです。

センター前にもいろいろあります

フランクフルトやおにぎり、そばなど昼食にピッタリ系はここにありました。
すべて100円・・・

そば 100円

フランクフルト 100円

健康パビリオンと売店

売店

寒天に関係した商品がいろいろとあります。

健康パビリオン

生活習慣病や命に関わる疾患などについて触れらてました。

脂肪1kg

持ってみました。

重い、ヘコミます、ドン引きです・・・
これがどんだけ腹周りに付いているのか・・・ゾッとします。

この模型は一家に1個あればかなりエンゲル係数が改善されるうえに、健康にも気を使いそうです。売っているところ知っている方いましたらコメントお願いします。

カロリークイズ

色々な食べ物のカロリーを当てるクイズになってました。
こちらも意外な発見があります。

世界中から集まった寒天の原料である海藻

ズラ-と並んでました。
海藻も多種あり、形や色もさまざまです。

どうも世界中ですね

原藻産地と海外工場

あまり北の方では獲れないのでしょうか。

かんてんぱぱミュージアムへの入口

野村陽子植物細密画館となっています。

こちらがかんてんぱぱミュージアム

屋外にはパラソルまであり、休憩できます。

かんてんぱぱミュージアム前の広場

かなり広めの広場がありました。

地元団体による踊り

時間で開催してました。

かんてんぱぱミュージアム前の駐車場

やきとり、イカ、ホタテがありましたが50円~100円で売られてました。

野菜の直売もあり、人気です

肥料の販売が意外と人気

廃棄される海藻を肥料として販売をしてます。
他の肥料にはない土壌改良効果があるそうです。

高所作業車

中部電力のマシンですね。

乗せてもらいました

高所作業車から真下
ん~高い、高い所が苦手の人はやめた方が良いでしょう。
だいたい18メートルになるそうです。

ミュージアム前の広場です

本社建物方向

北丘工場方面

中央奥の方は、高遠です。遠くまで見えますね。
左が諏訪方面です。

寒天が使われている商品パッケージ

味を大きく変えることなく食感を調整できるうえ、カロリーが無いため、この手の食品には必ず寒天が使われていますね。

寒天が使われている商品パッケージ

抹茶ラテやサプリメントにも入ってますね。

毎年行われているお祭りです、あらゆる食べ物が超良心的な価格の上、健康や寒天について深く知ることのできるイベントです。
また、かんてんぱぱガーデンは通年営業をしているのでおススメの場所です。

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おひさま 塩尻市 観る

木曽・贄川宿と奈良井宿|木曽漆器祭・奈良井宿場祭|塩尻市木曽

江戸時代「木曽路」として栄えた贄川宿と奈良井宿に足を運んでみました。

奈良井宿にある、昭和通りは、NHK朝ドラおひさまのロケ地として、撮影にも使われた通りです。

現在は塩尻市楢川地区と言われていますが毎年6月の第一週の週末に開催される木曽漆器祭・奈良井宿場祭が開催されており普段のしっとりとした奈良井宿の雰囲気とは別の賑わいも味わってきました。

奈良井宿と木曽平沢の町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

漆工町の木曽平沢を中心に木曽漆器が販売され、奈良井宿では江戸時代の道中行列を再現した「お茶壷(つぼ)道中」が行われ初夏の木曽路は多くの観光客で賑わっていました。
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現代版看板

国道19号線を南に向かいます。贄川駅の手前の桜沢(木曽路北の入り口)に立てられています。

桜沢木曽路入口の石碑

1972年春、沢田正春さんの写真文集「木曽路」の一文をしるす、とあります。

「是より南 木曽路」の碑” title=”「是より南 木曽路」の碑

桜沢にあります。裏には「歌ニ絵二其の名ヲ知ラレタル木曽路ハコノ地より神坂(こうさか)に至る南二十余里ナリ」と書かれています。

碑の説明文

この地は木曽路の北の入り口であり、江戸時代には尾張藩領の北境であった。
石碑は桜沢の藤屋百瀬栄が昭和15年に建立。

中山道の案内板

標高

標高812m・市花はキキョウ

贄川宿入口看板

贄川駅を過ぎすぐ左手に入ります。

橋の欄干

入り口の橋の欄干もお籠を担いだ行列の模様が何種類も彫られています。

贄川関所を上から

贄川御関所入口

抽選場所

当日はお祭りを盛り上げる抽選場所にもなっています。

祭りのパンフレット

東日本の漆器祭では最大級のようです。
キャッチフレーズは「伝えよう時を越えて」と先人から受け継いできた木曽漆器や町並みを広くPRしていく考えのようです。

礼儀

関所通行の礼儀もあるんですね。

関所内

手書きの大名行列図・幕末の関所配置図

一服のお茶

茶菓子にはこの時期にしかいただけないほう葉の香りがするほう葉まきが出され一服を頂戴しました。

ほう葉まき

葉を広げるとこんな感じです。とっても素朴な味と香りが良いです。中はつぶあんでした。

関所看板

贄川関所は木曽谷北関所として軍事的にも重要な役目をしていたようです。

木曽暮らしの工芸館

長野オリンピックのメダルも展示されていました。

木曽平沢への看板

重伝建漆工町・木曽平沢に入ります。
景色とマッチしている木で作られた看板です。

祭の旗

岩魚の塩焼き

良い香りがしてきました、生きの良い岩魚の塩焼きが焼きあがっていました。
一匹500円、丸ごといただきました。身がしまっていて淡白でした。ちょいと一杯、といきたい気分ですが運転手はまずいですよね。残念でした。

町並み

本通り

店先にテントを張って漆器類を販売しています。
おわんやはしなど手にとりながら品定めをされています。

木曽ひのき

木曽ひのきのまな板・木曽さわらの寿司おけなど木の香りのする商品軍が並んでいます。

奈良井駅

駅前広場

いよいよ奈良井宿です。

無人販売

地元の収穫品が並んでいます。
花の種各種100円、よもぎ・スギナ・オリーブの葉・もも葉・たかとう草200円、苗木他

看板

厚い木で出来ている看板です。

奈良井宿の町並み

今日は歩行者天国になっています。

誘導看板

コンパクトに納まる距離に集中しています。

マンホールの蓋

岩魚とキキョウの花の模様でしょうか。

八幡神社

八幡宮・二百地蔵・杉並木に向かいます。

八幡神社

奈良井宿下町の氏神で祭神は誉田別尊(ほんだわけのみこと)。奈良井宿の丑寅の方角にあたり、鬼門除けの守護人として崇敬されたともいわれる。5月初旬の春祭りには、下町明友会の若い衆が長持ち行列をくりだす。
かつては境内の舞台で芝居を演じていたという。

水靜

水は入っていません、石で造られていて柄杓も置かれています。今は使われていないようです。

八幡宮鳥居

階段をかなり登りますが、社はこの上になります。

八幡宮

こじんまりとした社です。

絵馬

狛犬

足元にはこどもをかかえています。

杉並木

旧中山道の杉並木です。江戸初期に植えられた杉並木が中山道のおもかげを残しています。樹齢数百年の杉の大樹が何を語っているのでしょうか。
空気が澄んでひんやりとしていて気持ちが良いスポットです。

二百地蔵

二百地蔵といってもほとんどが観音像である。

二百地蔵

地蔵堂の前には、聖観音をはじめ千手観音・如意輪観音などの観音像が200体近く合わせ祭られています。
明治期の国道開削・鉄道敷設の折に奈良井宿周辺から集められたといわれています。

杉並木

胸高直径50センチ以上の杉、17本を数える。

アルクマ出没

信州デスティネーションキャンペーンイメージキャラクターが出没しました。
こども達は一緒に写真を撮ったり人気者です。

奈良井宿町並みⅠ

お祭りとあっていつもの奈良井宿とはちょっと雰囲気が違います。

おやき

おやき棒300円、こんな形のおやきもあるのですね。長芋おやき300円、季節柄よもぎ、わらび、ふきみそ、の入ったおやきもあります。
勿論、野沢菜、うの花もありました。
おやきの皮が薄くたっぷりと具が入っていてとても美味しかったです。

奈良井宿町並みⅡ

人通りが増えてきました。

下町の水場

下町水場組合の水場です。宿内にはいたるところにこのような水場があり水の豊富さがわかります。
飲料水・防火用の水場として昔から親しまれています。
山から湧き出る清水ですが、飲まれる場合は一度沸かしてからお使いください、と書かれていましたが、おっとっとこれを読む前にたっぷりといただいてしまいました。
冷たくて美味しい水でした。

水場

防火用水用ですのでバケツも所定の位置に設置されています。
宿場で火事でも起ったものならこの町並みですのでひとたまりもありませんものね。
水は大事です。

御岳百草丸

ありましたありました、代々伝わる腹薬・胃腸薬の百草丸です。
黄柏エキスにコウボク・センブリ・ビャクジツ・ゲンノショウコなどの薬草をいろいろ配合されているようです。

木曽の酒

試飲もできますので飲み比べていました。

竹炭

竹割箸のリサイクル品です。
1箱100円で代金は箱の中へどうぞ。

茶房

住宅全体が格子戸風で趣があります。

蕎麦関連の漆器屋

蕎麦道具、曲物細工、うるし塗、めんぱ曲物弁当などこの地の代表的なものを製造直売されています。
店先では曲物の実演も行われていました。

曲物実演

職人の説明があり何やら質問をされる方もいました。
職人目指す人かな、と?

民宿の入り口

のれんといい、笠といい、行灯といい、当時を偲ばれます。

蔵元

水も空気も美味しい木曽谷は沢山の蔵元があります。

杉玉造りの看板

酒屋さんの目印です。

水飲場

横水水場組合の水飲場です。
この水はしっかり飲めると思いますが。

宿の二階

古びた灯篭が時代を感じさせてくれます。

奈良井土人形店

自家製の奈良井土人形が並べられています。
賑やかな時代を反映する土雛の数々、見事によくできていました。

ほう葉巻き

季節限定品です。(5~7月初旬ごろ)
この時期しか食べられません。
つぶあんやみそあんを餅でつつみ、朴(ほう)の葉で包んで蒸したものです。
ほう葉の良い香りがします。

ほう葉巻きアップ

一ヶ150円です。

ツルカゴ

アケビや野ぶどうなどのツルで作られている籠類と店内にはドライフラワーの作品が沢山揃っています。

徳利屋郷土館

宿場時代は脇本陣と高級旅籠を兼ねていたそうです。
昭和の始めまで営業しており、藤村、幸田露伴、正岡子規なども利用したという。
現在は茶房と併設でしょうか、地場手打ち蕎麦、五平餅定食のメニューが入り口に大きく出ています。
建物の格子はみごとですね。

松坂屋

塗りぐしの産地。

お籠

店先にチョコンと置かれていました。
記念写真を撮るには良いですね。

越後屋

伝統的な建物です。

お茶壺道中

「下にぃ、下にぃ」という掛け声が聞こえてきました。
お茶壺道中の始まりです。
お茶壺道中は江戸時代に京都・宇治から将軍家に献上する新茶を運んだ行列ですが、宿場祭では地元住民約60名が当時の装束に身を包み「露払い」を先頭に毛やりやはさみ箱、長持ち、茶壺が入った籠などを担ぎ宿場中心部の長泉寺を出発、南端の鎮神社を経由して木曽の大橋に至るまでを練り歩き、当時の行列を再現します。

地元の小学生

地元の小学生が荷物を背負い「下にぃ、下にぃ」と大きなかけ声で行列参加です。

お茶壺さんのお通リ

いよいよお茶壺さんのお通リです。

お茶壺のアップ

大きい壺です。これにぎっしりとお茶を詰めて運んだのですね。

茶壷入りの籠

長持ち

旗を持って行列

都留市のお茶壺

旅の途中でお茶を寝かせて醸成させた、山梨県都留市の行列の参加です。都留市のお茶壺ですね。渋い色でできています。

鍵の手

茶道具

ひのき笠をかぶり、茶道具を背負っています。

行列の先頭

行列アップ

中村屋

塗櫛の創始者中村恵吉氏の分家にあたる櫛問屋。
建物は天保年間(1830年)のものである。
奈良井宿の建物の典型的なものとして「猿頭」「鎧庇(よろいひさし)」「蔀戸(しとみと)」「大戸」などのすべてが見ることができます。

大戸にある「くぐり戸」

中村屋全景

道祖神

仲良く手を繋いでいます。(道中安全)

スタンプ

奈良井木曽の大橋

実演

曲げ物の実演です。
ひのきを水に潜らせながら曲げていきます。

御祝儀受箱

行列最後に祝儀箱がしっかりいただいていました。

七福神

マリア地蔵尊

この石像は昭和7年(1932年)の夏に地元の人が藪の中になかばうもれているところを掘り出したと伝える。抱かれる嬰児が手に持つ蓮華の先が十字状になっているところから、隠れキリシタンが観音像をよそおってひそかにまつったものではないかと言われている。

水辺のふるさとふれあい広場

奈良井宿の木のりっぱな案内板

広場

ブランコ・滑り台


遊具など新緑の草木の中に設置されていて自然いっぱいの中の広場になっています。
夏日でしたが風が爽やかで気持ちの良い一日となりました。

広場

水辺もありその後ろには木曽の大橋です。

木曽の大橋

後ほどこの大橋をお茶壺道中が渡ります。

お茶席

「木曽の大橋」のたもとで市内の強清水の天然水を使った野だて茶会が催されていました。
お道具も自然の木を上手にくりぬいたりといろいろ工夫されていてここでも木の豊かさを感じられました。

大橋をバックに野点

お茶壺道中のご一行さまも休憩時間でこの景色を見ると何だかその時代にタイムスリップしたようです。

茶菓子

ほう葉の皿の上に地元のお饅頭が出されました。

行列参加者も観光客もこの炎天下の下で一服

御茶に心を洗われたと思います。
お疲れ様です。

大橋の上から

橋の一番高いところから撮影しました。緑豊かな奈良井宿の公園です。

大橋の上から観客席を

これからこの大橋を御茶壺道中が渡るのでそれを今か今か
と待っている観客です。

木曽の五木 五木全景

奈良井駅のすぐ横に五木がご紹介されていました。
それぞれ葉に特徴がありますが、いずれにせよまっすぐに伸びています。

ひのき

さわら・ねずこ

あすなろ・こうやまき

漆工町の木曽平沢を中心に木曽漆器が販売され、奈良井宿では江戸時代の道中行列を再現した「お茶壷(つぼ)道中」が行われ初夏の木曽路は多くの観光客で賑わっていました。

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観る 駒ヶ根市

くらふてぃあ杜の市|出展数300を超える人気のクラフト展|駒ヶ根市駒ヶ根高原

毎年、6月の第一週の土日に駒ヶ根市で開催される「くらふてぃあ杜の市」。
年々出展数が増え、今ではほとんどの方が抽選で選ばれるそうです。
木工、陶器、革細工、ガラス、布など様々なジャンルのクラフトに出会えます。
会場では、クラフトに興味ないお子様向けに「人形劇」「大道芸」「音楽」などのアトラクションも行われているので1日を通して楽しめちゃいます。

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木のおもちゃ

イスやおもちゃ、鳥笛なんかもありました

ブルドッグのイス

家にあったら、インパクトあります。
子供たちはみんなまたがっていました。

ブルドッグの置物

さっきのイスの置物バージョン。

風車

すれ違う子供たちがみんな持っていた風車。
アニマル風車¥1000 花風車¥500でした。

池の周りにテントを張り出展しています

みなさん、気さくに話に応じてくれます

駒ヶ池会場

すばらしい天気に恵まれ、池に映った景色は鏡のようでした。

スプーン作り体験

¥800~で少し高めなスプーンですが、自分で作ったスプーンならおいしく頂けそうです

手編みの帽子屋さん

色々な種類がありました。

木のおもちゃと時計と飾り

こんな時計が家にあったら、癒されちゃいます。時間を忘れて寛いでしまいそう

おもちゃの見本

男の子には大工おもちゃ。女の子にはおままごと。

とんかちおもちゃ

とんかちでトントンするおもちゃ。最後まで打ったらまた外して何度でもトントン。

森の写真展

タペストリーに写真を印刷して木にかけてありました

子供たちの自然な写真が森にとけこんでステキです

森のギャラリーといった感じです

てぬぐい屋さん

ロウケツ染めの手ぬぐいやハンカチ。ふろしきもオシャレでした

手作り絵本

イラストレーターの方のブースで、心温まる手作り絵本は子供に喜ばれそう

動物のおもちゃ

丸い形のこのおもちゃは、他のブースでも見かけました

ひょうたんランプ

昼間なのでどんな風に明かりが灯るのかはわかりませんが、
きっと幻想的になるのでしょうね。

出展者カード

各ブースに、出展者さんの名前やコメントや連絡先が記入されています

枝のはんこ

変な形でも、下の名前でも、絵入りでも銀行印として使用できるそうです。

枝の印鑑

ここに自分の名前を彫ってくれるみたいです

杜の市会場マップ

駒ヶ池会場と菅の台会場とありとても広いです

「くらふてぃあ」ののぼり旗

ロウケツ染めで作ってあるのでしょうか?
かわいい旗です。

「杜の市」ののぼり旗

こちらの旗は習字ですかね?力強いです

シャトルバス乗り場の看板

駐車場は何箇所かありますが、一番広い菅の台会場の方の駐車場は有料です。
タカノ臨時駐車場からシャトルバスが出ていました。
無料駐車場はすぐに満車となってしまうため、シャトルバスを利用する方がいいかもしれません。
ただし、お昼頃はいったん帰宅する人もいるため、停めることができたりします。
3時過ぎも帰り始める人がいるので、停めれます。

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安曇野市 観る

満願寺一帯とツツジ公園|安曇野一のツツジの名所、湧水もおいしい|安曇野市穂高

満願寺は安曇野の西山にある真言宗のお寺です。
お寺の境内が極楽浄土をイメージして造られており、三途の川にかかる橋を渡るところから参道が始まります。

参道を登ったところには、廻遊式のツツジ園が広がっています。安曇野でも一番規模の広いツツジ園で、見頃は5月末から6月初旬。約5000株のツツジが色鮮やかに咲きます。

境内各所には湧水が流れ、マイナスイオンいっぱい!!“満願”という縁起の良い名前でもあることから、パワースポットとしても人気があります。
ただ、入口から三途の川・・・ですので、夜は心霊スポットに様変わり。夜は絶対行かない方が良いと思われます。

地獄極楽図のある本堂の記事はこちら

真言宗・豊山派・栗尾山満願寺(栗尾観音)
第二十六番 信濃三十三観音霊場
〒399-8305 長野県南安曇郡穂高町大字牧1812
TEL 0263-83-2088

山麓線の「満願寺」の看板があるところを西へ行きます。
いっきに山奥の大自然ロードに。。。

途中、道が二つに分かれます。
右へ行くと、本堂脇の駐車場に。左へ行くと、三途の川のある参道入り口の駐車場に行けます。

左の道へ行ってみます。

参道入り口のある下の駐車場。

信濃33観音の26番目の札所です。

満願寺のプロフィール

なんだか難しい説明です。

駐車場の脇に湧水を汲む場所があります。

水質表示など何もないので、沸騰させてから飲むのが無難だと思います。
クセはなく、まろやかな味です。

参道の入り口には六体のお地蔵さまがお出迎え。

極楽浄土に向かってスタート!!

まずは三途の川を渡ります。

屋根付きの太鼓橋。微妙橋(お経橋)といいます。

日本三霊橋のひとつです。(満願寺微妙橋、高野山無妙橋、越中立山無明橋)

安曇野市の有形文化財に指定されています。

微妙橋の説明書き

橋の裏側にお経が書かれているので、お経橋とも呼ばれています。
善人のみ通行可!?

橋の下を流れる川・・・これが三途の川です。

この世とあの世の境で、左右の山を死出山と呼びます。
後ろは地獄、渡れば極楽へ。

微妙橋を渡ったところにあるのは、地蔵堂

賽の河原
たくさん石が積まれています。

賽の河原とは・・・

三途川の河原は「賽の河原」(さいのかわら)と呼ばれる。賽の河原は、親に先立って死亡した子供がその親不孝の報いで苦を受ける場とされる。そのような子供たちが賽の河原で、親の供養のために積み石(ケアン)による塔を完成させると供養になると言うが、完成する前に鬼が来て塔を破壊し、再度や再々度塔を築いてもその繰り返しになってしまうという俗信がある。このことから「賽の河原」の語は、「報われない努力」「徒労」の意でも使用される。しかしその子供たちは、最終的には地蔵菩薩によって救済されるとされる。ただし、いずれにしても民間信仰による俗信であり、仏教とは本来関係がない。
~Wikipedia~

ツツジが有名な満願寺。
一応つつじ公園という表示もあります。

境内全体図があります。

急な山道の参道を登っていくと、極楽浄土です。

杖が必要であれば、地蔵堂の脇にあります。

持ち帰ると三代の…!

三途の川、賽の河原のインパクトが強かったせいか、リアルに怖いです。

階段を上っていくと、仁王門があります。

吽形

阿形

とっても立派な仁王門です。

極楽浄土まであと少し。

しかし、急な石段です。

やたらと石仏があります。

脇道にシャガ(胡蝶花)という花が咲いていました。

極楽浄土に到着

大変な道のりでした。

本堂の脇はまさに極楽?

願いは大きく、世界平和!!

「世界人類が平和でありますように」

手水舎

この水も湧水でしょうか??

立派な鐘楼

ついてみました。 ゴ―――――ン。。。。

実際は余韻が1分以上続いていました。
ビデオでは本当の音がうまくひろえてませんが、やさしくついたのにすごい振動でした。

栗尾観音

善光寺にあった回向柱みたいなのも立っています。

観音様のお顔のアップ

頭にかぶっている冠にも観音様っぽいのがついてます。

観音様の手相

きれいな手相です。

手水鉢

コケの生え具合がマリモみたい。

聖天堂

聖天堂の説明書き

農業・商業の神様が祀られています。

こちらも有形文化財に指定されています。

格天井には藤森桂谷による「龍」が描かれています。

正面の扉は、ちょっぴりマリンテイスト?

繊細かつ力強さを感じる彫刻

ツツジ園の入り口

広い斜面に約5000株のツツジが咲く景色は極楽そのもの。

ツツジの色もイロイロ・・・。

ピンクのツツジ

赤いツツジ

サーモンピンクのツツジ

白いツツジ

黄色いツツジ

藤棚もありますが、こちらもちょうど見頃。

安曇野のあちこちで見られるフランスギクも。

東屋

東屋の屋根にはこんな札が。

両端のところ・・・世界平和、万民豊業と書いてあるのでしょうか。
縁起のよさそうな東屋です。

東屋の屋根のてっぺんに瓶?

蓮華池

紅葉のシーズンではないけど、葉っぱが赤いです。

湧水でしょうか。蓮華池へと流れる様子は趣深いものがあります。

満願寺の境内は水の流れを感じる場所がたくさんあるので、マイナスイオンもすごいんじゃないでしょうか。
満願寺一帯の空気はちょっと違います。

本堂はこちらの記事で・・・

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安曇野市 観る

栗尾山満願寺本堂|コワ~イ地獄極楽図がある|安曇野市穂高

725年頃、裏山の奥にある長者ヶ池から出現した一寸八分の黄金仏像を、聖武天皇の勅願によって堂宇を建て安置したのが始まりと伝わる、歴史ある満願寺。

本堂には、亡くなった後の四十九日の苦しみを現す、「地獄極楽変相之図」が飾られています。
血の池地獄、針山地獄、閻魔大王の裁判所・・・ベタな地獄の絵ですが、お寺ならではの空気感と、怖い画風のおかげで、妙な説得力があります。
お寺の方に詳しく説明していただくこともできるので、子供を連れていくと良い勉強になるかもしれません。

極楽浄土風の境内一帯と、ツツジ園の記事はこちら

真言宗・豊山派・栗尾山満願寺(栗尾観音)
第二十六番 信濃三十三観音霊場
〒399-8305 長野県南安曇郡穂高町大字牧1812
TEL 0263-83-2088

下の参道入り口にも駐車場がありますが、本堂の横にも駐車場があります。

行き方は満願寺一帯とツツジ園を見て下さい。

本堂へ

本堂へ向かう途中にも湧水を汲める場所があります。

湧水は水道から出しっぱなし。蛇口は閉めちゃいけないみたいです。

何も表示がないのでなんとも言えませんが、ひしゃくがあるので飲んでも大丈夫なのだろうと思います。

清潔で立派なトイレ

ちょっとした休憩スペースもあります。

オダマキ?

咲いている花も一味違います。

満願寺の本堂

弘法大師修行像

説明書き

弘法大師とは空海のことです。
真言宗の開祖です。

下から見ると、険しいお顔をしてる感じ。

サッカー?  足元にある石はなんでしょう?

頑張れニッポン。

レレレのお地蔵さん!?

「清浄心
掃けば散り拂えば また塵つもる 人の心も庭の落葉も」
と書かれています。

お参りですかぁ~?

本堂の正面

青い香炉が目立ちます

魔尼車

この経筒を一回まわせば、お経を一巻読んだのと同じ功徳が得られるという、なんとも便利なアイテム。

般若心経が書いてある経筒に軽く手をあてて、左に回して下さい。
その時「ギャーテイギャーテイハーラーギャーテイハーラーソーギャーテイボージーソワカー」と経文を唱えて下さい。

参拝者芳名帳平成22年度版

なんとなく置いてありますが、個人情報が心配です。

お守りは無人販売

本堂の前なら誰も恐ろしくて盗む人はいないでしょう。

おみくじは2タイプ。
リーズナブルな50円のおみくじ

猫が付いた福招おみくじ 200円

おみくじを結ぶところ

木におみくじはNGです。

お線香も無人販売で。

一束30円です。箱入りは100円。

ずらりと並ぶ燭台

ちょっと不気味です。

第26番 御朱印受け所

入口正面にある床の間・・・あの鏡はもしや?

浄玻璃の鏡?

浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)とは、地獄を守護する閻魔が亡者の裁判で亡者の善悪の見極めに使用する水晶製の鏡である。
この鏡には亡者の生前の一挙手一投足が映し出されるため、いかなる隠し事もできない。もしこれで嘘をついていることが判明した場合、閻魔に舌を抜かれてしまうという。
また、これで映し出されるのは亡者自身の人生のみならず、その人生が他人にどんな影響を及ぼしたか、またその者のことを他人がどんな風に考えていたか、といったことまでがわかるともいう。
一説によればこの鏡は亡者を罰するためではなく、亡者に自分の罪を見せることで反省を促すためのものともいわれている。
~Wikipediaより~

ここから本堂の中を見ることができます。

本堂の中の様子

廊下はとても広いです。

廊下の隅っこに大きなわらじが。

さて、満願寺といえば「地獄極楽変相之図」が有名です。
全部で4枚あり、死後の世界が描かれています。

地獄極楽変相之図1

賽の河原と地蔵尊

賽の河原では親より先に死んだ子供たちが、父母を恋しいと石を積み、
地蔵菩薩様が子供たちを暖かく見守っています。

満願寺の賽の河原の様子はこちらの記事で。

葬頭河の婆

三途の川を渡ったら脱衣婆(剥ぎ取り婆)が服を剥ぎ取ります。
ここから罪の重さにより行く地獄が決定します。

血の池地獄

心も体も清く持たないと血の池に苦しむんだそうです。

針山地獄

痛そう・・・

地獄極楽変相之図2

閻魔大王裁判所

閻魔帳に罪状が全て書かれています。

生きている時にしてきた罪によって、いろいろなお仕置きが待っています。

火の車

生きている間に悪いことをした人は鬼が火の車に乗せて地獄へ御案内。

たち臼の中のせっかん

コブラツイスト~!!

浄玻璃の鏡で善悪の見極め。
嘘をついた人は舌を抜かれます。

地獄極楽変相之図3

六道能化の地蔵尊

六道の巷に現れて、衆生を教化し救う地蔵菩薩

六道(りくどう、ろくどう)とは、仏教において迷いあるものが輪廻するという、6種類の迷いある世界のこと。
* 天道(てんどう、天上道、天界道とも)
* 人間道(にんげんどう)
* 修羅道(しゅらどう)
* 畜生道(ちくしょうどう)
* 餓鬼道(がきどう)
* 地獄道(じごくどう)   ~Wikipediaより~

畜生道

畜生道は牛馬など畜生の世界である。ほとんど本能ばかりで生きており、使役されなされるがままという点からは自力で仏の教えを得ることの出来ない状態で救いの少ない世界とされる。

修羅道

修羅道は阿修羅の住まう世界である。修羅は終始戦い、争うとされる。苦しみや怒りが絶えないが地獄のような場所ではなく、苦しみは自らに帰結するところが大きい世界である。

地獄極楽変相之図4

地獄から逃げ出そうとしたら龍に食べられ、地獄へ戻されます。

善行を行った人は地獄で罪を相殺したら極楽浄土へのお迎えがきます。

昔は「バチがあたるよ」とかよく言われたりしましたが、最近は「バチ」なんて言わなくなりましたね。
「バチ」の意味もなかなか理解されない今どきの子供には
地獄極楽図を見せて、お寺の人のお話を聞かせるといいかもしれませんね。

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観る 飯島町

与田切公園の花見|川沿いに咲き乱れる桜は絶景、花見客もゾロゾロ|飯島町

与田切公園の桜の写真を紹介します。約300本の桜が植えられており、入口からの道路には200mの桜のトンネルが楽しめます。公園内には子供たちが遊べる遊具などもあるため、ファミリーで遊びながら桜を楽しめる公園です。
夏場のキャンプやバーベキュー、昔の遊具などはこちらをご覧ください。

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農道からも桜が見えます

満開

走っていても楽しめそう

公園の入口です

桜並木の中を進みます

大きな桜の木もあり立派

大型観光バスも来ています

園内の道路沿いも桜満開

遊具もあり子供も楽しめます

遊具が新しくなっています

最新のタイプは金属部が少なめ

こちらも最新

原色系で子供に人気

こちらは塗り直しかな

土手に咲く桜

食べ物も売っています

ポップコーンや饅頭に赤飯

テント売店コーナー

白ピンク系

クレープ屋さんもありました

遊具の周りは砂で安心

観光バスが入ってきます

テナントもあります

桜のトンネルはキレイ

さくらがぎっしりです

園内のローターリー

東屋もやはり人気がありますね

おやきを購入

なすです

ボケてますがあんこ

帰りも桜トンネルを通過します

入口道路からはキャンプやバーベキューのエリアが見えます

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伊那市 観る

六道の堤と桜|高遠公園そばにある穴場花見場所|伊那市美篶

伊那市にある六道の堤。農業用水として用意されている大きな池ですが、周囲に桜が植えられており春には花見の場所として地元では静かな人気の場所です。

近くに高遠公園がありますが、混雑や入場料金などがあるため地元の人が家族で静かに花見を楽しむ、保育園・幼稚園・小学校の遠足などで活用されている場所です。

水面に映る桜などがきれいで写真が趣味の人も数多く訪れています。

バーベキュウーやピクニックにも向いていると思います。
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山並みと桜

高台に位置しているため、山並みと合わせた桜が大変キレイ。

堤に水はありません

六道の堤全体風景

あれ?!水が無い・・・
どうも護岸工事のため、渇水期を利用して補修工事をしている感じでした。

浮島の松

湖にぽかりと浮くはずの島も、歩いて渡れる状況でした。
普段は浮島になっています。

堤の底

底が丸見えになっており、すこし花見には寂しい感じ・・・

広場になっています

炭など焚き火をした跡があるので、バーベキュウを楽しんだ人たちがいる感じです。

石碑

井上井月の句

案内

井上井月と堤について説明がされてました。

桜のアップ

しっかりした花をつけています。

車で入ることができます

奥まで車で入ることができますが、切り返しが大変なのでご注意を。

堤防沿いに咲く桜

広めのシートを敷いて、アルプスを眺めがらゆったりと花見をしたい時はおススメです。
夏場でもバーベキュウなど家族や友達と楽しむにいいかもしれません。

高遠城址公園のように混んでいない花見の場所として使えます。

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松本市 観る

薄川沿いの桜|北アルプスの残雪の白さと桜の花のピンクの色が綺麗|松本市埋橋‎

松本駅を背に東に向かってつきあたりのあがたの森から南へ数百メートルのところを流れている薄川。

薄川沿いには桜の樹が何本も植えられています。桜の季節には北アルプスの残雪の白さと桜の花のピンクの色が綺麗にマッチし、青空が見えるとそれはそれはとても美しい風景となります。

この時期は連日花見を楽しまれる家族連れや若者達で賑わいます。

天候に大きく左右され、なかなか桜が蕾から開花まで時間がかかりましたが、一掃長い時間楽しめそうです。


ここから見える、弘法山古墳の桜も五千本を超え見ごたえがあります。

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松商学園の校庭横の桜

天に向かってどっしりと構えています。

東の山に向かって

山が見えれば美ヶ原が望めますが。

川しもに向かって

川向こうの桜並木

川しもに向かって

この辺は樹ぶりも良かったのですが、昨秋枝を落とした為
そんなに大きな樹ぶりではありません。

ソメイヨシノのアップ1

遥か彼方には弘法山が見えますね。

ソメイヨシノのアップ2

ソメイヨシノのアップ3

桜の樹皮に寄り添って咲いているまだ若芽の桜です。

みはらし橋からの景色

みはらし橋の横に祭られている双体道祖神と桜です。
天気が良ければアルプスがくっきり見えます。今日は残念でした。

川かみの景色

川しもの景色

筑摩神社付近

川しもに

この辺は満開です。川向こうには相澤病院があります。


ここから見える、弘法山古墳の桜も五千本を超え見ごたえがあります。

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安曇野市 観る 買う 食べる

安曇野スタイル市|安曇野の作家さんたちが集結|安曇野市穂高

安曇野の45の工房や作家が一同に集まり、作品を展示・販売するイベントです。
5月22,23日の二日間、安曇野市穂高の交流学習センターみらいで開かれました。
毎年秋にもそれぞれの工房で一斉に展示会をするイベント「安曇野スタイル」というものがありますが、ひとつの開場に集まって展示する「安曇野スタイル“市”」というのは今回が初めてだそうです。

安曇野スタイルHP
安曇野スタイルネットワーク 代表 岡本 由紀子
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7352-32
電話・Fax 0263-83-5412

受付

二日目の23日に行ってみましたが、外はあいにくのお天気で、全てのブースが屋内で開かれていました。

木工、雑貨、陶器、アクセサリー、書画、パンやお菓子など45の作家さんや工房が集まりました。

普段は訪問するのに予約がいったり、ちょっと敷居が高い感じですが、こうして一ヶ所に集まっていると気軽に鑑賞できますね。

展示ギャラリーの様子

たくさんあって全てのブースはまわりきれませんでしたが、見てきた所をほんの少しご紹介します。

「犬の肖像画 kyoseido(きょうせいどう)」
渡会 元久
安曇野市 穂高有明 7364-32  
電話0263- 83-2489
gen92006@yahoo.co.jp
作品の一部はこちらで公開

目の輝き、毛並みの感じがお見事!!

キャンソン黒地に白のパステルで描いているそうです。

愛犬の肖像画を描いてもらえるそうです。 

手作り家具Wood Work Shop 大地
〒399-8302 長野県安曇野市穂高北穂高2555-12
TEL&FAX 0263-82-1547 大原良介
e-mail woodworkohara@h5.dion.ne.jp

子供用のイスやベンチ

子供へのプレゼントに良さそう。

靴をはいたイス

子供に使わせるのがもったいないくらいかわいイっス!!

お値段はかわいくないかなぁ。。。でも、一生大事にしたくなりますね。

「CGアート作家 Pen(大沢洋平)」
仮想アトリエRedmoon and Bluecloud
TEL 090-1699-8663
e-mail sho-gun-penmaru@earth.ocn.ne.jp

CGアートのポストカード
ポップなデザインから、ふわぁっとやわらかなものまでいろいろ。

主な活動は・・・
バザール小町(大町市大町温泉郷)出展・販売
蔵作りギャラリー&茶房 りん (松本市梓川梓)常設展示
P.O.P「イラスト&創作」展
MIA「虹のたまて箱」展

イチオシはこの作品☆

UFOみたいな浮遊体の質感がリアル~。写真みたいです。

handmade naho

スクラップブッキングのキット販売

センスがないとごちゃごちゃになっちゃうスクラップブッキングも、キットがあれば簡単に写真がかわいく飾れますね。

お気に入りの写真も、さらにかわいくグレードアップ!!

サンドアートShibumi
〒399-7102 長野県安曇野市明科中川手2143
TEL 090-4079-3659 FAX 0263-62-3072 
e-mail shibumi_bee454@yahoo.co.jp

サンドアートの壁掛け

写真ではわかりにくいかもしれませんが、ポコっと立体になっている所があります。
砂を固めて作っているんだそうです。

石や砂が、こんなにきれいな作品になるんですね~。

三種類のサンドアートがデザインされた名刺もステキです。

2~3時間で作るサンドアートワークショップも開いているそうです。
上記にお問い合わせください。

安曇野SKY版画工房
〒399-8501 北安曇郡松川村5721-1481
TEL&FAX 0261-62-6398

シルクスクリーン版画などによる作品

猫がいっぱいのコースター

ブローチもかわいらしい。

里山木工庵 ワーム8
〒399-7103 長野県安曇野市明科光2780
TEL&FAX 0263-62-2926
e-mail nijinoko8@yahoo.co.jp

子供が喜ぶ仕掛けの木でできたおもちゃが展示されていました。

猫と鼠のバランスアート

ライアという楽器

日本語では竪琴というそうです。
そのルーツは5000年前のシュメール文明頃からという歴史ある楽器で、神事や祭り、治療にも使われていたんだとか・・・。

Eisen(アイゼン)
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7379-17
TEL&FAX 0263-50-5017
e-mail haus420@wine.plala.or.jp

鉄製の大きなイス

テーブルやイスはもちろん、階段手摺り、ガード、フェンス、ドアの取っ手まで幅広いオーダーメイドが可能です。

studio LITTLE WOOD こばやし ゆみこ
〒399-8205 長野県安曇野市豊科4951-2
TEL&FAX 0263-73-5054
e-mail littlewood1974@yshoo.co.jp

Bonという猫がメインキャラクターのようです。
ポストカードがいろいろ販売されていました。

Bonの住むロップランドの絵

「工房 らっくり」
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明5997-2
TEL 0263-81-5111 野中由紀子
e-mail luck@azumino.to

「らっくり」はヒンズー語で「木材」という意味

古民家の建具を生かして作った棚

¥180,000!!

「安曇野スタイル2009」の写真展のコーナー

昨年で5回目だそうです。その時の写真がたくさん展示されていました。

「bunga-ぶんが-」
〒399-8603 北安曇郡池田町中鵜1376
TEL・FAX 0261-85-0377
営業時間:午前10時〜午後5時まで(売切れ次第終了)
定休日:日曜日、月曜日

自家製天然酵母を使用し、石窯に薪を焚いて焼き上げたこだわりのパン屋さん。

12時前にもかかわらず、飛ぶように売れていきます。大人気!!

中身に使う具も全て手作りなんだとか。

保存料・着色料・などの添加物や化学調味料は不使用!!
そして小麦は全て国産です。 (長野県産中力粉シラネ)(北海道産強力粉ハルヨコイ)

べてぃず・きっちん
〒399-8303 長野県安曇野市穂高2004
TEL 0263-50-6588 FAX 0263-50-6489
e-mail shop@bettys.jp

こちらも天然酵母のパン屋さん。

3日間かけて育てた自家製天然酵母を使い、じっくり時間をかけて発酵させて焼き上げパンです。

人気ナンバー1は、カンパ-ニュ。

もちろん、外はカリカリ、中はモッチモチ!

べてぃず・きっちんの天然酵母

りんご・にんじん・玄米・山の芋をミキサーにかける。
材料はできるだけ有機無農薬のものを使用。

3日間熟成させて、できあがり。

天然酵母は、子供を大切に育てるように見守りながら育てているそうです。

人気のカンパ-ニュができあがるまでの写真

今日はあいにくの雨。
屋外の交流広場に出展するはずだったブースは、多目的ホールへ。

「藪 タケシ」
〒399-7101 長野県安曇野市明科東川手7169
TEL 0263-62-5420 FAX 0263-62-5420
常設展:ぎゃらりー陶心(明科)

主にUTSUWA(食器・花器)を制作

青い色がすごくきれいな食器

ひよこのフェルト付き多用バスケット

感謝の気持ちがいっぱいのお皿

THANK YOUと描かれた湯のみ

記念日などのプレゼントに喜ばれそうですね。

アトリエむう いとうよしこ
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7060-4
TEL 0263-83-7804

ペーパーオーナメントを作るワークショップが開かれていました。

細部まで細かいです。

グラス・アート瑠璃工房
〒399-8303 長野県安曇野市穂高8207-4
TEL 0263-82-9714 FAX  0263-82-8722

安曇野アートヒルズミュージアム、アートギャラリー穂高、Restチロルにて展示販売もしているそうです。

大き目のとんぼ玉が印象的なネックレス

「とんぼ玉工房 安曇野の風」
〒399-8501 長野県北安曇郡松川村4335-1ハロー安曇野内
TEL 0261-62-8600 (ハロー安曇野)090-7003-1384(内田)

とんぼ玉のアクセサリー作りのワークショップが開かれていました。

クラフト工房 Smy-min(すみーみん)
国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で活動しているグループ。

森のケーキ屋さんというワークショップを開いていました。

おいしそうなケーキですが、食べられません。

ケーキの土台は、積み木みたいな木片。

好きなようにデコって作ります。

ほんの一部しか紹介できませんでしたが、これほどすばらしい作家さんがいらっしゃるとは・・・
安曇野は芸術文化あふれる場所だと改めて思いました。

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伊那 伊那市 観る 遊ぶ

春の鳩吹公園|桜とつつじの公園|伊那市横山

伊那市横山にある鳩吹公園は、「つつじの里メイン公園」としてツツジが約3万本植えられており、春には様な種類のつつじがとても綺麗に咲き誇ります。
鳩吹公園には桜も多く植えられており、ほぼ満開状態を撮影してきました。つつじの見頃は桜よりも1ヶ月程遅く5月の下旬頃で、家族連れで賑わいます。
また、この頃、毎年つつじ祭りが開催されていましたが、平成18年の市町村合併時のイベント見直しで廃止になってしまったそうです。イベントはなくなりましたが、キレイなつつじを写真撮影にくる方など人気の公園です。

夏の鳩吹公園の様子はコチラ

鳩吹公園
伊那市横山7227番地1420
お問い合わせ先
伊那市役所 監理課 都市施設係
電話:0265-78-4111 (2517)
FAX:0265-78-8100
E-Mail:kan@inacity.jp

[googlemap lat=”35.840186″ lng=”137.892707″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”11″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県伊那市横山7227[/googlemap]

鳩吹公園の入口から下を見下ろした景色

この辺りは少し標高が高いので、桜の咲く時期も伊那市街地や高遠などとは少し違います。
こちらはほぼ満開。市街地の辺りはもうすでに桜は終り、緑の葉っぱが出はじめています。

グランドの周りはずら~と桜。

もう少し木が大きくなるとかなりの見ごたえでしょう

グランドの隣りの芝生エリアにも桜

まだまだ若い木ですが、キレイに咲いています。

白みがかっているのでソメイヨシノでしょうか

桜と時計台

桜はキレイに咲いていましたが、あいにくの天気で公園内は静かでした。

ちなみに・・・
この時計台は1時間毎の時報として音楽が鳴り、鳩が出てきて動くようになっていました現在は故障で鳩が出ません。動画は故障前のものです。
そのフルバージョンはこちら。

山手側にも桜

山際にも桜が咲いてました

遊具のあるわんぱく広場の休憩スペース。

ベンチの上は見事な桜

すべり台からわんぱく広場を眺めるとこんな感じ。

桜と遊具

今日は肌寒かったせいか人が少なかったです。

コブシも少し咲きだしました。

こんなところにも桜が咲いています♪

わんぱく広場へ続く歩行者用トンネルです。

シダレ桜はまだまだです。

つつじの花をみながらお弁当を広げている光景。

つつじももうすぐです

蕾が出てきています

さすがつつじの公園。一面がつつじです。

こちらはレンゲツツジ。

もうちょっとすると見頃

ロードデンドロンヨシノ

約11種類のつつじが植えられているそうです。

11種類のつつじ(1.ロードデンドロンヨシノ 2.エクスバリー 3.サツキ 4.ヨドガワ 5.ドウダン 6.キリシマ 7.ヤエヒギリ 8.レンゲ 9.リュウキュウ 10.ミツバ 11.カルミヤ)

かなり満開に近いつつじエリアもありました。

ピンクがキレイ

夏の鳩吹公園の様子はコチラ

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安曇野市 観る

鐘の鳴る丘集会所|NHKラジオドラマ「鐘の鳴る丘」のモデルになった建物|安曇野市穂高

現在は青少年の研修施設として利用されている鐘の鳴る丘集会所。
NHKのラジオ番組「鐘の鳴る丘」(昭和22年から600回放送)の舞台になった建物です。
平成20年10月29日、安曇野市の有形文化財に指定された歴史を感じる貴重な建物です。
毎日10時、12時、15時には、ラジオ番組の主題歌「とんがり帽子」のメロディーが流れます。


大正時代には、「有明温泉」として賑わった温泉旅館の建物でした。
温泉旅館閉鎖後の1946年(昭和21)、建物は青少年たちの更正施設「鐘の鳴る丘」有明高原寮として利用されるようになりましたが、1980年(昭和55)に老朽化により取り壊しとなるところを旧穂高町が譲り受け、現在の松尾寺の北側に移転復元されました。

【問い合わせ先】
穂高郷土資料館 電話:0263-83-8844
【入館料等】
 施設の利用については、研修施設のため一般の方の利用はできません。ただし、集会所内の資料を見学希望の場合は、問い合わせ先へ事前に連絡ください。
[googlemap lat=”36.37252405541504″ lng=”137.8278636932373″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.372524,137.827864[/googlemap]

山麓線沿い、「鐘の鳴る丘」、「穂高郷土資料館」の看板がある道を西へ。

松尾寺山公園内にあります。

駐車場

駐車場の奥にはトイレがあります。

案内看板の指す方にしたがって行くと・・・

鐘の鳴る丘集会所の外観

和洋折衷の時計台付きの左右対称な建物です。

わかりやすい名板が立っています。

説明書き

安曇野市有形文化財
鐘の鳴る丘集会所  指定年月日 平成20年10月29日

敗戦後の暗い世相に、人間のあたたかい愛と明日への希望のともしびをかかげようとした、菊田一夫原作「鐘の鳴る丘」は昭和22年から600回にわたりNHKから放送されました。
「緑の丘の赤い屋根 トンガリ帽子の時計台 鐘がなりますキンコンカン・・・・」
一世を風靡し、今もなお多くの人々によって歌い継がれている主題歌の懐かしい一節です。この放送劇の舞台となった建物が、鐘の鳴る丘集会所です。
戦前は、温泉旅館であったものを、昭和21年青少年の厚生施設として国が利用し、多くの青少年が健やかに更生し、明るく巣立っていった思い出多い建物です。
昭和55年、老朽化による取り壊しの際、法務省(有明高原寮)より譲り受け、国・県の援助を得てこの地に移転復元し、後世に長く残していくとともに、現在は青少年健全育成の施設として活用しています。

安曇野市教育委員会

鐘の鳴る丘(とんがり帽子)
作詞:菊田一夫、作曲:古関裕而、唄:川田正子

1 緑の丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台 鐘が鳴ります キンコンカン  メーメー小山羊(こやぎ)も啼(な)いてます 風がそよそよ丘の家 黄色いお窓はおいらの家よ

2 緑の丘の麦畑 おいらが一人でいる時に  鐘が鳴ります キンコンカン  鳴る鳴る鐘は父母(ちちはは)の  元気でいろよという声よ  口笛吹いておいらは元気

3 とんがり帽子の時計台  夜になったら星が出る  鐘が鳴ります キンコンカン  おいらはかえる屋根の下  父さん母さんいないけど  丘のあの窓おいらの家よ

4 おやすみなさい 空の星  おやすみなさい 仲間たち  鐘が鳴ります キンコンカン  昨日にまさる今日よりも  あしたはもっとしあわせに  みんな仲よくおやすみなさい

主題歌「とんがり帽子」のメロディーが流れる時計台

10時、12時、15時に流れます。

鐘の鳴る丘集会所の玄関

和風な造りです。

玄関の上の彫刻

細かいところまで凝っています。

チャイム?は・・・ないです。

2階の手すりは洋風。

塗装がはがれ気味の所も・・・

2階の屋根の彫刻

柱も屋根の感じも洋風です。

雨どい

このへんは、和風テイスト。

布基礎?冬は冷えそうです。

建物の裏側

二階へと続く階段の先に裏口らしきものがありました。

ロッカー

更生施設で使っていたものでしょうか?

時計台の裏

スピーカーがついてます。

謎のポールが立っていました。何?

集会所の前は、緑豊かな広場です。

やたらと大きな石がゴロゴロしてます。

背もたれに寄りかかるのに勇気がいりそうなベンチ

頌徳碑

この鐘の鳴る丘は、東京都練馬区北大泉鳴澤悦郎 てる子御夫妻からご寄付いただいた土地であります。鳴澤氏は法政大学評議員として法政大学第二工業高等学校の郊外施設の敷地選定の任を請けて昭和四十年十一月始めて穂高町に訪れられました。そしてその適地を穂高町有明に求めることに成功され当該郊外施設が建築されて今日偉容を誇っているのであります。
続いて逞しい意欲に燃えて学者村建設を自論され、余人の到底なし得ない努力を傾注された結果、全国的にも稀な二千余戸におよぶ学者村が誕生しました。
この間十五年にわたり穂高町の街是をよく理解されルールを守り山麓地帯開発の草分的役割を果された功績は偉大であります。
よって氏の徳を弥之永く子孫に伝える為にこの碑に刻記するものであります。

昭和五十五年七月吉日  穂高町

円形の広場

5月末にはツツジが咲いてきれいになります。

新緑のもみじがイイ感じ。

タラの芽?

道を挟んだところに、野外炊事施設があります。

利用するには、「安曇野市教育委員会 穂高総合支所教育課」へお問い合わせを。

鐘の鳴る丘集会所
野外炊飯施設 
使用上の注意事項

当炊飯施設を使用する場合は、次の事項を厳守してください。 

一、施設内および周辺での飲酒、喫煙は禁止とする。
二、備品類は大切に取り扱うこと。
三、ゴミや灰、燃えがらは各自で持ち帰ること。
四、夜遅くまで騒ぐなど、近隣に迷惑になる行為は慎むこと。
五、火気の取り扱いには特に注意すること。
花火等は禁止とする。
六、帰る際は必ず掃除を行い、水道・消火の確認を必ず行うこと。

尚、当野外炊飯施設を使用する際には、安曇野市教育委員会の許可が必要となります。
事前に左記までお申し込みのうえ、必ず許可書を携行してください。
安曇野市教育委員会 穂高総合支所教育課
電話 82-5970

水道まわり

ほとんど使われていないせいか、松の枯れ枝が落ちていました。

かまど

木材はたっぷり用意

ベンチは石でできたガッチリタイプ

ここの炊事場の地面には、小さなコケみたいな植物がびっしり。

その中に、ひときわ目立っていたのが、この毒キノコみたいなやつ。

いかにも毒がありそうなやつです。気持悪ぅぅ~。

有明狩猟鳥獣捕獲禁止区域

この区域は、イノシシ、ニホンジカ以外の鳥獣については狩猟が禁止されています。

集会所内の資料を見学希望の場合は、隣にある穂高郷土資料館へ事前にお問い合わせ(0263-83-8844)を。

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箕輪町 観る 買う 食べる

信州伊那梅苑 その2|観光見どころ百選花群落|箕輪町一の宮

2万3千坪もの広い敷地に、梅の花や水仙、れんぎょう、すみれ、しだれ桃などが数多く植えられている伊那梅苑を紹介します。
撮影したのは4月18日。梅の花やれんぎょうがキレイな時期でした。
伊那梅苑では梅の花が咲く4月上旬から梅もぎの7月まで、期間中いつでも楽しめるようになっています。
長野県観光連盟出版の信州の花・植物群落百選 (長野県観光みどころシリーズ) に指定されている伊那梅苑は、約約7000本もの見事な梅を見ることができます。
こちらは信州伊那梅苑 その1につづいて信州伊那梅苑 その2になります。

信州伊那梅苑
TEL:0265-79-4086
FAX:0265-79-0330
入場料:大人500円 小人:250円

[googlemap lat=”35.914761″ lng=”137.948461″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県上伊那郡箕輪町中箕輪一の宮[/googlemap]

アトリエべべら?

陶器などの販売展示をしていました。

その横にはトイレ。

そのまた横には土偶?

土器のかけらと思われるものが無造作に置かれていました。

説明書きからすると、
縄文時代の晩期に青森県弘前市裾野猿ヶ森遺跡から出たもののようです。

この地域は、縄文・弥生時代の人々が生活していたとみられる場所で、遺跡が復元されてあります。

岩蔭遺跡

    岩蔭遺跡とは
    岩陰遺跡(いわかげいせき、英: rock shelter, grotto)は、張り出した岩盤を屋根代わりに利用したことを特徴とする先史人類の生活の痕跡としての遺跡のことをいう。Wikipediaより

濃いピンクがとてもキレイ。

八重の梅ですね。

八重寒梅というそうです。

梅の近くにその梅を詠ったものが置かれています。

ひとつひとつ見るのも楽しいです。

れんぎょうもキレイに咲いていました。

こちらは枝垂系の梅です。

養老枝垂というそうです。

苑内に茶店があります。

その名もズバリ“梅屋”

大きなお釜が目印です。

梅屋 おしながき

    梅とろろそば 600円
    梅たたきそば 600円
    山菜そば 600円
    各種うどんもあります。
    梅おにぎり2個 300円
    酢の物 150円
    特製とん汁 400円
    ソフトクリーム 梅・バニラ 300円
    缶ビール 400円
    ワンカップ酒 400円
    ペットお茶など 200円
    仙醸のあま酒 300円

梅アイス

ソフトクリームより固いので、ソフトクリームというより梅アイス。酸っぱくて癖になりそう。昔の梅ガムのような味♪

昔ながらの給湯機。時代を感じさせる一品。

室内の飲食スペースもありました。

飲食スペースはこんな雰囲気。

席から見える景色はこんな感じ。

甘酒は仙醸の甘酒 300円。小梅2個つき♪

注文はこちらで

切ない風景。。。

先日の雪で折れてしまったようです。

敷地が広すぎるせいか、途中普通に道路が通っています。

遠山八重

キレイに咲いていました。

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箕輪町 観る 買う 食べる

信州伊那梅苑 その1|観光見どころ百選花群落|箕輪町一の宮

2万3千坪もの広い敷地に、梅の花や水仙、れんぎょう、すみれ、しだれ桃などが数多く植えられている伊那梅苑を紹介します。
撮影したのは4月18日。梅の花やれんぎょうがキレイな時期でした。
伊那梅苑では梅の花が咲く4月上旬から梅もぎの7月まで、期間中いつでも楽しめるようになっています。
長野県観光連盟出版の信州の花・植物群落百選 (長野県観光みどころシリーズ) に指定されている伊那梅苑は、約約7000本もの見事な梅を見ることができます。

信州伊那梅苑
上伊那郡箕輪町一の宮16138番地
TEL:0265-79-4086
FAX:0265-79-0330
入場料:大人500円 小人:250円

[googlemap lat=”35.914761″ lng=”137.948461″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”10″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県上伊那郡箕輪町中箕輪一の宮[/googlemap]

この日は多くの人で賑わっていて駐車場も満車に近い状態でした。

高速1000円効果もあってか、半数くらいは県外ナンバーでした。

大型バスもかなりの台数駐車できるようになっています。

高遠の桜とパックになっている観光ツアーでした。

入口手前には伊那梅苑の概要の看板

入口には龍?

花のポットが沢山はめられていました。

入口は順番待ち。手書きの歓迎看板が味があります。

入苑料は、大人500円子供(5歳~小学生)250円。5歳未満は無料です。

入場券を発券機で購入します。

入口には、一番良い時期の写真が貼られていました。見事ですね。

入口を入るとすぐに視界に飛び込んでくる風景。

赤い橋があります。

この橋を渡るともっと幸せになるそうです。

信じて渡ってみましょう。

橋の横には古びた一軒家?

ともいきや・・・こんなんでしたぁ。

入口横のお土産コーナー。

伊那谷名物ソースかつ丼味のばかうけ

仙醸の甘酒は1本630円、2本で1050円。

梅のマークがかわいい展望台発見!

かなり高そうです。

階段をのぼっていきます

2階は休憩スペースになっていて自由に寛げます。

誰もいません。

2階からさらに階段をのぼっていきます。

この階段自体が風でぐぁんぐぁん揺れて怖い怖い。

見事な景色。

昔話に出てきそうな風景。

展望台の一角にこんな不思議な部屋が・・・

ペアシートで天体観測?

見渡す限り梅・梅・梅・・・

箕輪町も見渡せます。

この階段かなり揺れるので、下りも気をつけて降りましょう。

展望台の下にはゲゲゲの鬼太郎に出てきそうな東屋。

東屋から見た風景。多くの方で賑わっています。

梅関係のおみやげコーナー。

梅ぼし小梅ちゃん750円

これは梅肉エキスの“梅幸”

    梅幸一本は、信州伊那梅苑でとれたもぎたての青梅約5kgのしぼり汁を当苑独自の製法で10時間以上煮詰め、皆様の健康を願いつつ心を込めてつくりあげた「梅肉エキス」です。
    どうぞ安心してお召しあがりください。
    伊那梅苑パンフレットより

柿天は柿の種の天ぷらです。柿の種が梅味ですっぱ~いけど、
結構やみつきになる一品。

小梅ちゃん420円

信州伊那梅苑その2に続く・・・

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安曇野市 観る

「水色の時」道祖神|連続テレビ小説のために製作された道祖神|安曇野市穂高

安曇野は道祖神の数が日本一だそうで、市内には数百体が祀られています。
その中で最もポピュラーな道祖神のひとつが「水色の時」道祖神です。
水色・・・という名前が付いてますが、水色ではありません(笑)
これは、NHKの連続テレビ小説「水色の時」(1975年4月~10月)の放送のために製作されたので、この名前がついているのです。

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安曇野大橋南

豊科ICからだと、インターを出て直進、重柳交差点を右折、大王わさび農場を通り過ぎ
安曇野大橋南の角を左折します。

300mほど先にある橋を渡ります。

橋の南側にある広場に道祖神があります。

道祖神しかない広場ですが、駐車場があります。

5台分ぐらい。

「水色の時」道祖神

こちらは4月半ばごろの撮影。
きれいに花が咲き、ベストショットをねらうならこの時期がおすすめかも。

大小二つの道祖神があります。

有名な道祖神のわりには、ちっちゃいです。
観光パンフレットの写真をイメージしていくと、ガックリ!?してしまうかも。。。

どちらも握手像で、イチャイチャ・・・。

とても幸せそうに微笑んでいます。

裏側を見ると、説明が書いてありました。

「水色の時」道祖神
昭和五十年(一九七五)NHK放送のテレビドラマ「水色の時」に登場し全国の視聴者の心を魅了した道祖神である。
彫像者須藤賢氏の厚志を受け、ドラマの舞台となった松本市の西北、詩情豊かにして日本人の心のふるさとを思わせる安曇野の、アルプスを背にしたれんげ花咲く穂高の里にこの像を安置し、諸願成就を念じ素朴なたたずまいを後世に伝えんとするものである。
昭和五十四年五月吉辰
寄贈 信濃金石拓本研究会 穂高町拓友会

ちなみに、連続テレビ小説「水色の時」はどんなドラマだったかといいますと・・・

『水色の時』(みずいろのとき)は、1975年4 月7日から同年10月4日まで放映されたNHK連続テレビ小説。

松本市を舞台に、医大生を目指すヒロインと看護婦の母という親子の交流を通して家族のあり方を見つめる作品。平均視聴率は40.1%、最高視聴率は48.7%。

NHK連続テレビ小説が半年1シリーズ制となってからの東京製作第1号作品である。

当時は普及型家庭用ビデオデッキの発売以前で、オープンリール型ビデオは100万円前後(当時)もする大変高価なもので、一般家庭にはほとんど普及しておらず(企業などが業務用に購入していた)、NHKに現存しているのは1話と最終話、および家庭用VTRで寄贈された10話前後のみである。テープの経年劣化も考えると、視聴者が録画して現在まで保存している可能性は低くその他の放送回の映像が民間から発見される可能性はほとんどない。そのため全話の再放送および全話収録の完全版映像ソフトの製作・発売は困難である。

昭和天皇がこの作品を大変気に入り、1975年のアメリカ合衆国訪問の際には留守を預かる侍従に「私の居ない間、『水色の時』を録画しておいて下さい」と命じたというエピソードがある。
~Wikipediaより~

道祖神の置かれている場所の茂みの中を良く見ると・・・

道祖神もどき?お墓?
不思議な石碑みたいなのがありました。

誰かが石を乗せたんでしょうか。ナゾです。

さすが、観光地。トイレもありますよ。
350m先ですけど・・・。

わさび畑の排水路

きれいな水が流れています。

でも、魚釣りは禁止です。

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松本市 観る

玄向寺|ぼたん祭り・雅楽の演奏会で花見と音楽観賞|松本市大村

松本ではぼたんで有名なお寺、玄向寺へ行ってきました。

毎年5月第2土・日曜日にはぼたん祭・雅楽演奏会が開催されます。

ぼたんの咲き頃は毎年この時期にはかなり咲き終わっている、という感じでしたが今年はまだ満開になっている種類は少なく、まだまだ蕾でこれから本番、というぼたんが沢山ありました。

珍しい黄色などのぼたんはこれからでも充分楽しめると思います。また日本の伝統音楽、芸能である雅楽の演奏も開催されますのでこの機会に雅な世界を覗いてみたいと足を運んでみました。

〒390-0304 長野県松本市大字大村681
0263-46-1393
[googlemap lat=”36.252143″ lng=”137.992728″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市大村681[/googlemap]
仁王門

守護神金剛力士を安置する門です。
駐車場はこの左側を入ったところにもあります。

全景

裏には「女鳥羽山」が。
手前の道路は右方面は美ヶ原温泉、左方面は浅間温泉になります。

わらじ

仁王門の柵に沢山かかっていました。

仁王像・右

仁王門は1697年の建立で、仁王像はこの門より古く約500年前のものと言われています。
左手には何やら剣の様なものを持っています。

仁王像・左

どっしりとしていて睨みをきかせています。

オープンガーデンの案内

オープンガーデンに参加されているようです。

石碑

松本城主・水野公菩提所と石碑に標されています。

六地蔵尊

入り口には石碑が並んでいます。
手前のぼたんの花はつぼみでこれから咲く準備です。

ボタンの花とつぼみ

まだこんな感じです。

松本札所33番観音のたて看板

松本観音霊場 第三十一番札所となっていて観音像があります。

庭園入口

品の良い薄いピンクのぼたんです。

寺の門

ぼたん庭園維持のための浄財の協力のお願いがあります。

雅楽演奏会ポスター

2日間で合計4回の演奏です。

庭園内

満開のぼたんです。

旧本堂

室町時代の建立

注意書き

中に入らないよう注意書きが。

たけのこ

ここで収穫されたものを販売していました。
すでに、売り切れです。

ところどころ満開

これは見事な枝ぶりのぼたんです。

石楠花

まだ堅いつぼみですが、かなり大きな花が咲くかと思います。
楽しみです。

日当たりが良いので満開です。

これだけ開いているので甘い香りがぷんぷんしていました。

ドウダンツツジ

強い日差しの中、精一杯咲いています。

芍薬

珍しい種類です。

スプリンクラー

庭の隅に設置されています。管理も大変でしょうね。

石楠花

これは見事に咲いています。

新本堂

庭園から新本堂を望む。

一息

一息する時、腰掛けてください。

藤棚

庭園には藤棚もありますが、開花するにはまだ時間がかかりそうです。つぼみのぼたんと藤棚も咲き出すともっと庭園は賑やかになります。

西側の山

西側の山をバックに、の景色です。

庭園から北アルプス

庭園から北アルプスが望めます。

新本堂の屋根

こちらが雅楽演奏会の会場になります。

玄向寺

女鳥羽山・玄向寺の提灯

演奏会チケット

昨年まで無料、今年からは入場料が500円です。

念佛の数珠

大きくてりっぱな数珠です。一玉は直径7~8センチもあるでしょうか。

ぼたん寺のみやげ

ゴーフレットです。パッケージは奇抜です。

お守り・キーホルダー

一筆箋

演奏会

笙の厳かな音色で始まりました。この方は松本市ご出身で元宮内庁楽部首席楽長の岩波滋先生です。
数年前から副住職が中心となって岩波先生にご指導いただき「雅楽教室」を開設、月2回お稽古をされているとのことです。今日は晴れの舞台となります。

会場内

客席が設けられ、松本富貴雅楽会のメンバー約20名が勢ぞろいです。観客席は少しゆとりがあります。
本堂ですので浄土宗の本尊「阿弥陀如来三尊佛」が後ろに鎮座
されています。

笙の演奏

凛々しい姿です。

太鼓の演奏

女性の方でした。

演奏風景

曲目「平調越殿楽」「陪ろ」「壱越調蘭陵王」の三曲演奏されました。
厳かに演奏されていました。普段あまり耳にしない演奏ですので緊張しました。

打楽器・鞨鼓(かっこ)

この楽器奏者が礼をすると、演奏が終了したという合図のようです。

ぼたんの屏風

色とりどりのぼたんの絵が書かれている屏風です。
ぼたん寺には相応しい素晴らしいぼたん絵の屏風です。
こんな機会でないとお目にかかれないかと思います。
こちらのぼたん園は明治18年(1885)戒譽隆説和尚がぼたんを植樹し、現住職で5代目、現在120種1250余株のぼたん園で平成21年8月阿弥陀如来・二十五菩薩石像の永代供養墓と庭園が完成されました。

ぼたん屏風アップ

一枚一枚、一輪一輪見事に書かれています。

掛け軸

お釈迦さんのまわりの菩薩さんは雅楽の楽器をそれぞれ持って演奏されています。

お釈迦さま

花祭りの社に納められています。
甘茶をかけられます。

参道

多数の石佛が整然と参道に並んでいます。その脇にはぼたんが植えられています。

播隆上人像と六字名号碑

北アルプスに面して境内に建つ槍ヶ岳開山、播隆上人像(ばんりゅうしょうにんぞう)と六字名号碑です。
確か、松本駅前にも播隆上人像があったかと思います。

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安曇野市 観る 遊ぶ

光城山|頂上まで開花後のトレッキング|安曇野市豊科

山すそから頂上までの桜並木は時間差があり随分と長い間桜が楽しめる山でもあります。

ゴールデンウィークは頂上が満開かな、という情報で早速出かけてみる事にしました。
もう少し早い時期の登山レポートはこちらから
今回は桜池を出発して桜並木を登り、頂上の満開の桜を見ながら頂上で一服して、自然林散策路の北廻りで下り出発点の桜池まで戻るコースで楽しんでみました。

5月2日 頂上まで桜が開花しました。

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案内板

わかりやすく、このような案内板が立てられているので迷う事はありません。
展望ゾーンの光城祉を目指します。
こちらの山の桜は遠くから見ると裾野から一直線に頂上に向かって植樹されています。
その桜の木の周りを登って頂上を目指すのでかなりきつい所もあるかと思いますが。

山道

今のところはまだ緩やかですね。足元には丸太で階段ができていますのでルンルンと登れます。

フデリンドウ

道端には可愛らしいリンドウが咲いています。
ホットする一瞬です。

途中一息

桜の花はまだ全部散らずに残ってます。少し葉桜風です。
上から下に写していますが、下っていく人影が見えます。

登り

少し急になりますが何のその、道沿いの桜は満開です。



ソメイヨシノではなさそうですが、濃いピンクで爽やかです。

途中一息

また下を写していますが、小学生でしょうか桜の木の間を一直線に登ってきています。
毎年来られているのでしょうか、慣れている感じです。
さすが、元気、元気。

桜森

桜の木が沢山植えられています。真下を見ると民家や畑、田んぼが広がっています。

そうです、ゴミはすべて持ち帰りましょうね。

標識

何となく目先が明るくなって桜の木が増えてきました。ツツジコースとアカマツコースに分かれます。
どちらを行っても頂上にはたどりつけそうです。

天高く

空を仰ぐと真っ青の空と桜のピンクがマッチしてステキです。

木ぶりの良い満開の桜がどっしりと。

タチツボスミレ

道端に群生していました。

標識

サクラコースとアカマツコースに、勿論サクラコースで。

すれ違い

一瞬賑やかに挨拶しながらすれ違っています。桜の木は斜めになってます。

サクラコース

賑やかになってきました。

桜の木

生命力が感じられます。

頂上手前

少し広い場所になってきました、いよいよ頂上でしょうか?風に耐えているアカマツも見えてきました。

頂上近くの桜

明るく開けています。桜も満開です。


あと一息の所が頂上です。

頂上の桜

綺麗に咲き誇っています。

北アルプス眺望の看板が。

北の眺望

わ~、綺麗な景色です。北アルプスの鹿島槍・爺ヶ岳までよく見えます。手前の山は押野山です。

明科方面

桜の間からも景色が見えます。

頂上の案内板

安曇野市史跡・光城跡です。
安曇野市内では規模の大きな山城で、鎌倉時代にこの地に来住した海野氏の一族、光氏によって戦国時代に築かれたと考えられ武田氏の松本平進攻に対しても兵を配備し篭城したとみられる。
しかし、1553年刈谷城攻めに際し戦わずして落城した。その後1582年に松本城主となった小笠原貞慶によって修復されたと考えられる、と書かれています。

有明山方面

有明山と常念岳もくっきりと見えます。

ストーブとガスカートリッジ

この景色の良い場所で用意していた道具をセットしました。

調理開始

あらかじめ火を通した野菜と肉をコッヘルで。

味噌としょうが

味付け用の味噌としょうがです。

トン汁できあがり

4人分のトン汁があっという間に出来上がり~。
おにぎり持参でトン汁をいただきました。ちょっとした登山気分を味わえました。

仕上げの一服

甘いお菓子をいただき、お抹茶をたてて、一服。
青空のもと、この景色との出会い、贅沢、贅沢の時間を楽しみました。

下り

緩やかな平らな道を少し歩きます。
周りは松ノ木と桜です。

唐松

新緑に。

木の名札 オオヤマザクラ

コナラ

満開の桜

桜とヒヨドリ

ヒヨドリが蜜をすいに来ていますが、見えますか?

標識

北廻りコースで桜池まで30分です。

少し登ります。

名札 ケヤキ

標識

ここから北廻りコース本番です。
自然林散策路になります。

下り道

唐松林をくだります。

名札 ヤマブキ

名札の数が増えます。

名札 ウメモドキ

唐松林

新緑が目に優しい。

木くず

松の木が伐採され整理されているようです。整備されているので明るくて、このコースもこれからの季節には散策されても大丈夫です。

名札 ハコネウツギ

ソヨゴ

ヒトリシズカ

真ん中の白い小さな花です。落ち葉の間から顔を出しています。

長嶺山方面

ヤマザクラ

新緑と桜

標識

そろそろ桜池に近づきました。

新緑のみどりと桜のピンクが綺麗ですね。

合流点

自然散策路とさくら並木と桜池が丁度合流した場所です。いろいろな種類の桜が咲き乱れ、新緑と競演しています。

自然散策路全景

晴れ晴れとして清清しい景色です。

ヤマブキ

ヤマザクラ

名札 シモツケ

自転車

ここまで仲良く自転車でサイクリングでしょうか。

名札 ヤマツツジ

名札 ヤマモミジ

名札 ガクアジサイ

桜池

山からの水が流れ込んでいます。水の透明度はかなりあります。
しかし水遊びをするには抵抗がありますね・・・ヘドロ・・・

桜池の金魚

元気の良い金魚が住みついているようですね。

二人の木

案内図

この地域は生活環境保全林としてみんなの憩いの森です。草や木を大切にしましょう、と書かれていました。
今回はピンクで標された路をゆっくりと登り降りしながら2時間30分の散策を楽しませていただきました。

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安曇野市 観る

スイス村の菜の花|水鏡にうつる菜の花とスイス村|安曇野市豊科

スイス村の道路を挟んで向かい側にある菜の花が見頃です。
スイス村は、観光客向けのレストランや地元のお土産屋さんなどが入る、ドライブインといった感じの場所です。
敷地内には、ラーメン屋、自然食品の店、ホースランド、コンベンションホール、ワイナリーなどもあります。

信州安曇野スイス村
〒399-8201
長野県安曇野市豊科南穂高5555-1
TEL0263-72-7878
FAX0263-72-8515
長野自動車道 豊科I.Cより直進3分
営業時間 8:30~18:00(夏時間)
9:00~23:00(冬時間)
詳細はお問い合わせ下さい。
駐車場 大型バス:30台 普通車:800台

スイス村については今度詳しくアップしようと思います。

”スイス”という名称ですが、日本のど真ん中にあります。
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車をスイス村に停め、道路を渡るとそこは一面の菜の花畑。

菜の花畑は2面あり、真ん中は道路で仕切られています。

ちょっと視点をはずすと、交通量の多い道路が入り込んで残念ですが、
豊科インターから近く、便利な立地にあるので仕方ないといった感じです。

ちょうど田植えの季節。
周辺の田んぼには水がはられていました。

逆さスイス村

水鏡にスイス村の建物がうつっています。

ちょぼちょぼワラ?っぽいのが出ていますが、
菜の花も水鏡になってきれいです。

代かきをすれば、もっと完璧にうつるかもしれません。

北アルプスは大きすぎて、この田んぼにはうつりきらず・・・。

ここの菜の花畑のミツバチの数はハンパない!!

ミツバチ不足といわれているのが、ここではウソのよう。

うかつに菜の花に近づけません。。。

テントウムシもいました。

写真を撮る観光客もちらほら。。。

道路をわたるのが面倒で、駐車場から写真を撮る観光客の姿も目立ちました。

だいたい、北アルプスをバックに菜の花を撮る人が多いようです。

少し歩きますが、頑張ればバックにスイス村という構図で撮れます。

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おひさま ロケ地 安曇野市 観る 遊ぶ

長峰山頂|絶好のロケーションに飛ぶパラグライダー|安曇野市明科

安曇野の東山、標高934メートルの長峰山山頂からは、北アルプスをバックに梓川・穂高川・高瀬川が合流して犀川となるのが見渡せる絶景ポイントです。

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」で度々登場する安曇野平の映像は、長峰山から撮影されたものだそうです。
いろいろな場所から山を眺めてみましたが、安曇野平、常念岳を見るならここが一番おすすめです。


この眺めは、川端康成(小説家)、東山魁夷(画家)、井上靖(小説家)の3氏が揃って登った際、川端が「残したい静けさ、美しさ」と眺めを絶賛したというほど。
山頂は広々とした草原になっており、パラグライダーの離陸点としても人気です。

ご覧ください、この景色!!

ちなみに、今の長峰山頂からのライブ映像はこちら。

光城山の隣にある山です。
[googlemap lat=”36.335593808456146″ lng=”137.94055938720703″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.335594,137.940559[/googlemap]

歩いてももちろんOKですが、車でも簡単に登れちゃう気軽な山です。
明科側から登る方法もありますが、今回は光城山の方から登ってみました。
途中までは、光城址(古峯神社)の行き方と同じです。

光城山の山頂を過ぎ、長峰山山頂方面に向かいます。

林道長峰線を行きます。

所々に案内看板があるので、わかりやすい道です。

ちょうど光城山の頂上の桜が見頃の季節。
光城山山頂から、長峰山を目指す人たちの集団にあいました。

長峰山山頂の駐車場

2,30台分ぐらいとまっているでしょうか。
観光バスまできていて、かなり混雑しています。

駐車場にあった地図

この辺、長峰山パノラマパークっていうんですね~。
わかりにくい地図です。。。

トイレはログハウス風

光城山の桜は咲き始めでしたが、長峰山はまだこれからのようです。
長峰山はちょっと遅めです。

長峰遊歩道

ここを歩いて行くと、「天平の森」にでます。

駐車場より山頂は少し上にあります。

まず見えてくるのが、全てが木製の展望台

ちょっと腐りかけてる?ギシギシいう階段を上ります。

隙間から下が見えるので、高所恐怖症泣かせかも。。。

展望台の上

展望台から眺めた安曇野平

手前の木やオブジェが邪魔ですかね。。。
展望台より、実は下の草原からの眺めの方がいいんですよ。ここは。

展望台のすぐ下にある桜

まだつぼみでした。

この桜は、県町歩け歩け大会記念樹のようです。

安曇野平の反対側の眺め

松ぼっくりがゴッソリついた松の木があります。

真下を覗いてみました。

お店の準備をしている人達がちっちゃく見えます。

展望台を下りて、山頂に戻ります。

三角点

ここが標高935m

歴史の塔

旧明科町が、1971(昭和46)年に明治元年(1868)から100年目を迎えたことや、長峰山林道が開通したこと、明科町商工会が創立10周年となったのを記念して建てられた塔。
塔は高さ約10メートル、幅約5メートルの鉄製で、「過去」「現代」「未来」を意味する3つの輪を縦に連結させた姿。
土台となる過去の輪は戦争を体験した人たちのつらい思いなどを表す茶褐色、中央の現代の輪は平和を表す緑色、未来の輪はまちの発展に期待を込めた銀色。
足元にはタイムカプセルが埋められていて、50年後(2021年)に開けられる予定。

歴史の塔の石碑

過去がある 英知がある そこに輝く未来がある 
旧明科町長 波場博志 書

東山魁夷の石碑

安曇野を想う    東山魁夷 

五月の若緑に蔽われた安曇野はなんと美しかったことか 上高地から流れ出る梓川が高瀬川と合流し犀川となって北に流れる平野の上に高く連なる北アルプスの山々 常念、東天井、燕と長峰山の上で案内人の指し示す残雪の嶺々を仰ぎながら飽かず眺めたひとときが忘れられない

石碑の裏

撰文
二本芸術院会員
文化勲章受章者
東山魁夷画伯 かつて昭和四十五年五月に川端康成、井上靖両先生とともにここ長峰山に遊ぶ
そして雄大な安曇野の風景を目の当たりにして圧倒的なパノラマに驚愕感動した。以後豊かな自然の贈り物に囲まれた日々を過ごせることへの感謝と最近の急速な開発によってそこなわれつつある景観を憂慮し多くの人たちに郷土を愛する心を持ち続けてほしいとの切なる願いから、ここにその熱き想いを拝毫していただく
 平成七年は明科町制施行四十周年にあたり、自然保護の立場からこれを刻し、保全への決意とともに記念とするものである
平成七年九月  長野県明科

頂上には東屋がひとつ

山頂にあるベンチは石でできたしっかりしたタイプ

シーズンに向けてお店の準備中

エスプレッソコーヒー¥300
アイスコーヒー¥300
ソフトクリーム¥300
各種ペットボトル¥150
・・・というメニュー表がはってありました。

山頂を超えて、龍雲寺へと続く遊歩道

歩きたい人は行っちゃってください。3キロだそうです。

鳥獣供養碑

トンビに注意!!

トンビが食べ物をねらって急降下し危害を加えることがあります。トンビにえさを与えないでください。

山頂で食べている人が多かったせいか、さっそくトンビが上空をウロウロ。。。

隠しながら食べたほうがよさそうです。

よくある展望案内板

どこがどの山か照らし合わせてみれます。

山頂にある草原

広い傾斜の草原。
傾斜になっているので、見晴らしサイコーです☆

山頂の草原からの眺め

邪魔になるものがなく、展望台より良い景色が拝めます。

この日は、パラグライダーをやっている人と、それを見学する人で賑わっていました。

とても良い天気で、下の様子がバッチリ見えます。

ここからの眺めだけでもすごいのに、パラグライダーからの眺めはもっと感動するんでしょうね~。

パラグライダーを広げて準備

助走

突っ走ります!!

離陸の瞬間

離陸台が横にありますが、それは使わずに離陸していました。

うまく風をとらえ、上昇していきます。

パラグライダーが離陸する瞬間を動画で。

失敗してしまうことも・・・

次は、成功!! 上昇気流になかなかのれず、低空飛行ですが、このあと上昇していきました。

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安曇野市 観る 遊ぶ

あづみの公園・早春賦音楽祭|無料で入園もできる絶好のチャンス|安曇野市堀金・穂高地区

安曇野の春は早春賦があちらこちらで聞こえます。
5月4日(みどりの日)あづみの公園で「早春賦音楽祭」が開かれたので行ってきました。

国営アルプスあづみの公園「堀金・穂高地区」の開園と同時に始まり今年で6回目を迎えられ「安曇野早春賦音楽祭」本ステージのプレイベントとして誕生した音楽祭です。

普段は入園料が必要ですが、本日は無料入園日となっていました。

晴天に恵まれ今年一番の暑さの中でのイベント、汗を拭き拭きでしたが時折の爽やかな風で一瞬正気にもどったり、の自然たっぷりのゆったりした時間を過ごすことができました。

大きな声を出して出演者と一緒にの合唱で気分もスッキリ。

特別企画として「大地讃頌」を歌う企画として合唱団を募集されたり、小・中学生の皆さんをはじめ、プロ・アマチュアを問わずの音楽を愛する方達の交流の場として楽しめる機会でもあります。5つのステージが用意されていてそれぞれのステージから歌声が響きわたり、公園全体が自然の中の野外音楽ホール、まさに信州ならではの素晴らしい環境に圧倒されました。

特別ゲストには「ビリー・バンバン」の兄弟もお迎えして一掃盛り上がりをみせてもらいました。
国営アルプスあづみの公園HP

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シャトルバス

700台の駐車場はすでに満車、臨時駐車場に誘導されシャトルバスに乗って公園まで。
臨時駐車場も満車に近いほどの車、ですがバスが増発され混雑もなくスムーズに乗れました。

テントの出展

木のクラフト教室の案内と子供さんがすでに創作に参加されて何やら作っていました。その横では山野草が販売されています。
こんな感じのテントでの出展も何店舗かありました。

受付

公募出演者はこちらからの入場でしょうか。
ステージ出演者を募集したところ約50組の出演者が申し込みをされたようです。
この出演者が5つのそれぞれのステージで発表されます。

ウェルカムのステージ

ウェルカムの歌声を聞かせてくれるステージです。
色とりどりの花でバックが飾られています。

入口

大きな看板で、いらっしゃいです。
キャラクターの草太(そうた)と木子(もっこ)も迎えています。

Aステージ

ガイドセンター(入口)周辺のステージになります。
9:30~16:00
開会宣言・挨拶・アルプホルンによるファンファーレ
オープニング演奏(影武者)、松本コール・クンストと共に大地讃頌、みんなで歌うコーナー、他

一休み

ここからの眺めは公園全体を見渡すことができホット一息できます。
中央にはお花が飾られていますが、桜も満開です。

Bステージへ

空気が澄んでいて広々とした景色の中を散歩しながら次のステージに迎います。

トイレ

やわらかな色合いの建物はトイレでした。

Bステージ

水辺の休憩所のステージになります。
10:00~15:00
東京都からの参加でポップス(ハーモニカとギターの弾き語り)、オカリナ、わらべうた、女性三部合唱、ダンス、J-PoPバンド、山梨県からの参加で口笛アンサンブル、吹奏楽、和太鼓の組太鼓演奏他

野原でプチコンサート

アルプホルンの演奏者から吹き方の手ほどきを受けているところでしょうか、小学生・中学生が珍しそうに群がってます。

アルプホルンの先

長い筒状を通過した息で一気にあの自然にマッチした響きがこの先から聞こえてくるのですね。
肺活量はかなり必要でしょうか?



広い会場にこんなものが?
何かスポーツの道具でしょうか。

スタンプラリー

園内5ヶ所の各ステージを廻って、スタンプを集めよう!との
お楽しみもありました。
全部集めてプチプレゼント、、。
さて、プレゼントは?

スタンプ版

各自入り口でいただいたパンフレットの裏にA~Eのステージを廻ったという証のスタンプ版がありますので、そこにポンとつきましょう。

Cステージ

野の休憩所のステージになります。
13:00~16:00
お目当てのステージです。
すでにステージ前に用意された椅子はいっぱいで、その周りの草むらにもかなりの観客が座っていました。
炎天下となりましたので日傘をさされていらっしゃるもちらほら。
本当に暑かったです。

松本音楽団

いよいよ安曇野の空に響く演奏が始まりました、オープニングは吹奏楽で松本音楽団による軽快な演奏で幕開けです。
のぼり旗も風にそよいでいました。

ステージには

特別ゲストの「ビリー・バンバン」のステージですが、撮影はできませんので悪しからず、お許しを。
お二人も信州大ファンとのこと、おしゃべりも楽しく勿論デビュー曲の「白いブランコ」「さよならをするために」「また君に恋してる」など数曲を熱唱していただきました。公開録音ですのでこの模様は、5月15日(土)11:00~12:00に長野エフエム放送でお聞きできますのでご期待ください。

招待演奏

中学校アンサンブルコンテスト優秀高2校の演奏です。
穂高西中学校のサクソフォン4重奏の演奏と豊科北中学校の金管8重奏です。
とっても素敵な音色でした。
その他、小中学校重唱コンクール優秀演奏校の歌声も披露されました。

特別企画

早春賦・大地讃頌合唱団創立記念の発表です。
何回か集まりこの日のために練習をされたのでしょう、アルプスに向かっての合唱で気持ち良さそうに歌われていました。
素敵な曲でした。

アルプスに向かって

今度はみんなで歌いましょうの時間です。
「おお牧場はみどり」・「翼をください」で紙飛行機を最後に空高く飛ばす場面もありました。
開放感あふれる時間を共有できました。

池の中にもお花が

こんな感じのお花のボールが池の中に幾つか置かれていました。
いろんなお花が花盛りの季節ですので贅沢ですね。

Dステージ

展望テラス1Fのステージになります。
10:00~15:00
ふれあいステージ、音楽フリー広場としてマンドリン、オカリナ、ギターの演奏楽しみました。

展望テラス

エレベーターで展望テラスに。

流れ

アルプスからの水でしょうか、園内をたっぷりの水が勢いよく流れています。

華展

仮谷崎省吾の世界展もこのあづみ野をテーマに開催されていました。

Eステージ

あづみ野学校玄関ホールのステージになります。
10:40~
ぬくもりコンサート、アコースティックライブ、ジャズトリオ、フォルクローレ・ケーナソロ、飯田風越高校フォーク部などで楽しみました。

あづみの学校

入り口ロビー正面にはわさび田と水の中が見えるような仕掛けが設置されています。
水が清く何種類かの川魚が元気に泳いでいました。

カモシカ

木彫りのカモシカさん、また来年もお会いしましようね。

スタンプラリーをつきました

終了。全て5ヶ所参加させていただき、スタンプがつかれました。
とっても暑く、気持ちも熱い一日を音楽祭で楽しませていただきました。
ありがとうございました。

プチプレゼント

お花の種でした。
何種類かありましたが、白花カスミ草をいただきました。
花ことばは清らかな心、だそうです。
さっそく蒔いて育てることにします。

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おひさま ロケ地 安曇野市 観る

堀金岩原地区の桜と菜の花|あづみの公園事業用地で見つけた春らしい風景|安曇野市堀金

県道25号線沿い、堀金の岩原地区を走っていて、黄色い風景が目にとまったので、ちょっと寄ってみました。
一面に広がる菜の花畑に、大きな桜の木が一本。桜が満開になる4月中旬にはカメラ愛好家などでにぎわうようです。
あづみの公園の事業用地になっている場所で、畑の中には入れませんが、春爛漫のイイ感じの写真が撮れる場所です。

【ご注意】
最近「おひさま」放送効果でロケ地巡りをする方が増え、車を田んぼの土手に乗りいれたり、路駐をしたり、マナーの悪い観光客が急増しており、地元の方々が大変迷惑してます。
駐車場は国営アルプスあづみの公園を利用するようにしてください。
また、残念なことにゴミが落ちていることもあったそうです。植物などを採取したりすることも禁止です。まだロケを行う予定もあるそうなので、立入禁止と書かれた場所の中に入ることもやめてください。モラルを守って見学しましょう。

堀金方面から穂高方面へ県道を走っていると、左手に菜の花畑が!!
この写真だとわかりにくいのですが、行ってみるとわかります。

あづみの公園(穂高・堀金地区)の南側に位置する、岩原地区というところです。

確か、この辺りだったハズ・・・。違ってたらすみません。
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ここを左折します。

周辺は田畑しかないので、目印となるものがないのですが、
とにかく黄色い景色の方へ向かえばOKです。

途中まで舗装がしてあるのですが、途中からわだちが深いあぜ道になります。

勝手に駐車してある車もありますが、ご近所の方の迷惑にもなりますので、あづみの公園の駐車場を利用するようにしてください。

この辺りは、重点警戒中だそうです。

菜の花畑と桜がある方へ向かいます。
とても田舎らしい風景です。

横には水路が流れ、そのせせらぎがまたいい雰囲気です。

まず見えてくるのは、大きな桜の木

散りかけでした。もう新緑がでてきてます。

一週間程前が満開で、観光客など写真撮影にくる人が大勢いたようです。

反対側にまわって撮影

桜の周辺には杭が打ってあり、桜の根を保護しています。

桜の根元にも、小さな春の風景。

踏みつぶされることがないせいか、オオイヌフグリがびっしり。

タンポポも。

国営アルプスあづみの公園の事業用地です。

法令によって守られています。

菜の花畑

菜の花の甘い香りがいっぱいでした。

ラピュタの天空城の地下にありそうなやつが、畑の中心にありました。何でしょう??

菜の花畑もしっかり、柵でガードされています。

柵がない場所は、これでガード。

花が咲き終わった場所もありました。

ここの菜の花は4月末頃まででしょうか。
桜とのコラボ写真を撮るなら4月中旬がいいみたいです。

この一帯は菜の花畑がたくさんあり、のどかな風景です。
マナーを守って散策しましょう。

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安曇野市 観る

拾ヶ堰の桜|じてんしゃひろばに咲く桜|安曇野市豊科

拾ヶ堰(じっかせぎ)の「じてんしゃひろば」は、安曇野の定番ビューポイント。
桜満開の快晴の日には、安曇野らしい美しい風景が広がります。

拾ヶ堰は、安曇野を流れる灌漑用に作られた用水路(堰)である。正式名称は、拾ヶ村組合堰。この堰は、奈良井川(松本市島内)から取水し、梓川を横断し、更に大屈曲しながら、烏川(安曇野市穂高)に至る約15kmの用水路で、安曇野における最も大規模な用水路である。疏水百選にも選ばれている。
~Wikipediaより~

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拾ヶ堰の河畔にはサイクリングロードが整備されています。

赤い線の所が「あづみ野やまびこ自転車道」
(クリックすると、少し拡大して見れます)

南部公園の近くにある自転車道の標識

ここが自転車道!!とわかりやすくなっています。
松本(豊科)側からサイクリングをするなら、南部公園に車を停めていくと便利です。
トイレもあるので一石二鳥☆

安曇野やまびこ自転車道は、安曇野から塩尻までを結ぶ自転車道として1982年から着手された事業です。

現在では穂高~豊科までがほぼ完成し、全て完成すれば、全長40.6キロのサイクリングロードになります。

車道と同じように道路標識もきちんと設置されています。

南部公園の近くの拾ヶ堰沿いの桜

電線がいっぱい写りこんでしまって・・・それだけが残念ですが、
ちょうど満開の時期はとてもきれい☆

ふりかえっても桜桜桜桜並木。

ちなみに南部公園も桜で囲まれています。

自転車道の途中にある休憩ポイント「じてんしゃひろば」
ここからの風景がスゴイんです。

もちろん車でも行けます。ただ、道が狭くわかりにくい場所かも。。。

駐車スペースもあまりありません。
桜の季節は混むので強引に駐車しちゃいます。

平成橋側にある自転車小屋

自転車ごと雨宿りもOKな、憩いの場です。

普段はそれほど人をみかけない広場ですが、春は桜を見にくる人でにぎわいます。

特に平成橋から見る常念と桜と堰の風景は格別。

安曇野を代表するビューポイントのひとつだと思います。

この日は天気も良く、常念がきれいに見えました。

だいたい常念岳をバックにした写真を撮るのですが、振り返ってみますと・・・

同じ橋の上からの写真ですが、全然違う風景です。
きっちりと整備された堰の遠くには東山が見えます。

テーブルとベンチもいくつかあり、そこでお花見する人の姿も見られました。

満開の桜にはムクドリ?の姿も。

おすすめビューポイントのカメラ台

三脚なしでも良い写真が撮れる、親切なカメラ台。
5枚上の写真がここから撮ったものです。

この石柱もカメラ台??

頭上には桜、足元には芝桜。

白い芝桜も咲いていました。

コントラストがきれいです。

安曇野と拾ヶ堰

拾ヶ堰とは江戸時代の文化十三年(一八一六)に完成し安曇野平の拾ヶ村(当時の吉野村、成相町村、新田町村、上堀金村、下堀金村、柏原村、矢原村、等々力町村、保高町村、保高村)に関係した灌漑用水の名前である。今日その灌漑面積約一千ヘクタール、長野県屈指の米どころ安曇野を形成し、美しい北アルプスの山麓に水と緑の豊かな田園とその文化を拾ヶ堰は育ててきた。
この用水は現在の松本市島内地籍で奈良井川の水を取水し、梓川を横断して流れ、豊科町、三郷村、堀金村、穂高町を経て烏川に至る全長約十五キロメートルの緩やかな流れとして昔も今も安曇平を潤している。江戸時代の測量技術と知恵によって、開発する田園の面積をより多くする工夫をしてきた。緩やかな流れはそれを象徴している。
初期の測量と計画は中島輪兵衛と平倉六郎右衛門とが互いに協力して仕事をしてきた。これに大庄屋、長百姓などのうち平倉六郎右衛門、中島輪兵衛、岡村勘兵衛、白澤民右衛門、関与一右衛門などが中心になり実務的な仕事を担当した。これに松本藩の役人のほか多くの地元民が協力した。
工事参加延人員・六万七千百十二人の人力と総工費・八百十六両によって、拾ヶ堰は文化十三年(一八一六)二月十一日(旧暦)から工事を開始し、三か月の突貫工事で文化十三年五月十日に竣工した。

平成七年(一九九五)三月

「憩」という銅像

足が疲れそうな感じです。

「みんなの拾ヶ堰 みんなで美しく」というポスター

この写真は申し分ない写り方です。

川辺にぞうり

どうしちゃった??

大きなトイレ

冬場は使えなくなるそうです。

丸太モチーフの水道

宮じり橋側にある自転車小屋

じてんしゃひろばは、宮じり橋まで。
そこから先はサイクリングロードが続きます。

せっかくなので、対岸に渡ってみました。

青い空とピンクの桜と、芝桜が良い感じのコントラスト!

水面にもそれが鏡のように写り、花びらも浮かんで・・・最高の眺めです。

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観る 駒ヶ根市

光前寺の春|7年に一度の御開帳とシダレザクラ|駒ヶ根市赤穂

春の光前寺です。
光前寺にあるシダレ桜は全国的に有名です。
今回は昼間の桜ですが、夜桜が特に絵になるため、毎年桜の時期になると、テレビなどで中継されます。
また、今年は光前寺が開創されてから、1150年の節目の年であると同時に、7年に一度のご開帳にもあたります。御開帳の様子も少しレポートします。

光前寺は、初詣も大変多くの方が参拝しに来られます。その様子はコチラ

光前寺
〒399-4117
長野県駒ヶ根市赤穂29
0265-83-2736

[googlemap lat=”35.736107″ lng=”137.896694″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県駒ヶ根市赤穂29[/googlemap]

光前寺までの一本道は渋滞。

入口付近も賑わっていました。

となりのお土産屋さんも混んでいます。

“花よりだんご”の立て看板が見えます。
お土産さんとしてはまさしく“花よりだんご”ですよね。

大講堂前の庭はほとんどが桜です。

一眼レフをもった方が大勢。

ナイスな写真を撮りたくても逆にカメラを持った方が見切れるという状態しばしば…

雪と桜。

昨日降った雪が不思議な風景をつくり出しました。
めったに見れない光景です。

こんなに雪が…

ソメイヨシノはだいぶ開花しています。

大講堂前の桜

大講堂前の池と桜

青い空に桜がキレイです。

大講堂前のシダレ桜はもう少し。

見事な桜です。

杉並木参道と桜

杉と桜。緑とピンクのコントラストが良い感じ。

杉並木には光苔が自生しています。
みなさん石垣の合間を覗きこんでいます。

光苔?

まだのようですね。

杉並木は大勢の人。

高遠の桜とセットのツアーもあったようで、ツアー客の方も大勢いました。

シダレ桜は少し早かったようで、蕾が目立ちます。

“鐘楼前の桜は夜桜としてライトアップされるスポットですが、
こちらもまだ早いようです。

鐘楼

鐘楼前の見事なシダレ桜

鐘楼前のシダレ桜はかなりの年代モノ

三門

御開帳の案内看板

春の御開帳は
平成22年4月3日(土)~5月9日(日)
秋の御開帳は
平成22年10月23日(土)~11月14日(日)

4月の風景とは思えない一枚。
初詣の写真といってもおかしくないような。。。
初詣の写真はコチラ

階段を登ると本堂

この柱に触ることでご利益を受けられます

奉納用の線香は一把100円

線香に火を付けます。

火傷には注意。

この煙を浴びるわけですね。

それから、本堂で拝みましょう。

駐車場のシダレ桜も咲きつつあります。

満開でないのが少し惜しい・・・

仙丈ヶ岳がキレイに見えました。

光前寺は、初詣も大変多くの方が参拝しに来られます。その様子はコチラ

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安曇野市 観る

扇町桜堤(おおぎまちさくらつつみ)|桜の向こうに常念・蝶ヶ岳|安曇野市堀金

堤沿いに約30本の桜が植えられている扇町堤の桜。
桜ごしに常念岳や蝶ヶ岳などの北アルプスの山々が見えるとあって、写真を撮りに来る人や絵を描きに来る人に人気のスポットです。
隣にある扇町公園に行けば、お花見もできます。

[googlemap lat=”36.30621164771707″ lng=”137.8682577610016″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.306212,137.868258[/googlemap]

堤の向かい側の道路に路駐する手もありますが、

扇町公園の方へも少し停められます。

扇町構造改善センターのところを曲がります。

ご覧の通り、あまり駐車スペースはありません。

公園は扇町構造改善センターの奥にあります。

扇町公園

公園の広場

桜並木に近い場所で、お花見する家族連れでにぎわっています。

よくある公園の注意書き

公園の遊具はすべり台とブランコ。
あまりたくさんはありません。

トイレはあります。

フェンスがあるので、公園から堤の桜並木には直接行けません。
一度構造改善センターの方をまわって、橋を渡れば行けます。

用水路にかかる橋からの眺め

こう見ると、桜は水路側に傾いています。

ちなみにこれは、1週間前のつぼみの時。

全然風景が違います。

定番の撮影ポイントは、田んぼのあぜ道。
ちょっと離れた場所から撮影すると、北アルプスと桜並木の見事な共演が楽しめます。

堤から少し離れた道路沿いなど、この辺りは写生スポットとしても有名な場所です。

天気がくもりぎみでイマイチですが、晴れていれば青空と桜がきれいな桜並木。

桜並木を歩いてみました。

花付きが良く、見上げれば桜の屋根。

植樹記念の碑

桜並木のちょうど中心あたりにあります。

記念碑の後ろ

昭和五十六年吉日 新耕会 一二三会

桜の間から常念岳や蝶ヶ岳などの北アルプスが見えます。

晴れていればもっといい写真になると思います。

県道495号線の歩道にある欄干は、山の形。

桜と山のなんちゃってコラボ!!

桜並木には提灯が下がっています。
夜にはライトアップするようですよ☆

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下諏訪町 観る 諏訪大社 御柱祭2010

疑似御柱|木落とし坂に設置される「なんちゃって御柱」|下諏訪町東俣

日本の三大奇祭に数えられる御柱祭。その中でも常識から考えればかなり微妙と言える「下社の木落とし」。

御柱祭の際はもみの巨木が8本、100メートル・最大傾斜45度の坂を有人滑降する訳ですが、普段は土手です。

しかし、木落とし坂の頂上には「疑似御柱」が置かれ祭りの様子を再現しています。

御柱祭の本番の様子はコチラからどうぞ
[googlemap lat=”36.09999256715029″ lng=”138.0922919511795″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県諏訪郡下諏訪町[/googlemap]
普段の木落とし坂

ちらほら木落とし坂を見に来る人がいる感じです。
見た目にはなだらかに見えますが、見えるだけです。

ありました、疑似御柱です

柱の上には御弊も取り付けられています

こちらは本番の様子

坂の上には徒歩でも行くことはできますが、自動車のほうが楽です。
上へ行ってみます。

疑似御柱のシンボルサイン

若干、ゲゲゲの鬼太郎の自宅雰囲気がしますが疑似御柱のシンボルです。

木落とし坂にせり出す疑似御柱

本番さながらに御柱は坂に突き出しています。
乗車ならぬ乗柱ができないのが残念。

坂を下る元綱

御柱先頭についている元綱も付けられています。

実際の角度とは違う感じです

坂の前は自動車が入れるようになっているためか、右曲がりの位置からの発射になります。

長さはほどほどですか

本番の御柱よりも短めの気もします。

ここを下ることはない疑似御柱

せっかくなので、次回は疑似御柱の木落としから開始してもらいたいものです。

乗ると危険

坂で巨木に乗るなどとんでもないことです。
良い子は危ないことをしないように・・・

がっちり固定

ガードレールの支柱でしょうか、疑似御柱をがっちり挟んで離しません。

ワイヤーで固定

こっそりって感じがいいですね。
これを切ってまで疑似木落としにチャレンジする人はいないでしょう。

賽銭箱は子供に人気

柱の前に小さな屋根があります。賽銭箱です。
ここの賽銭で木落とし坂の整備に充てられるということです。

重そうなグレーチングに固定

大切な賽銭を守る要はグレーチング。
何年か前、全国でグレーチングの盗難が流行りましたね。心配です・・・

木落とし坂の松

松も次回の御柱まで坂を見守っています。

諏訪大社御柱木落とし坂の説明書き

分りやすく説明がありますので一読を。

天下の木落とし坂石碑

ここが木落とし坂である動かぬ証拠。

木落としの観覧席そばにカモシカが・・・

御柱祭当日には決して現れることはないと思います。

クラクションを鳴らしても動きません

カモシカは動かないと聞きますが、まるではく製状態でした。

諏訪まで観光に来たら華やかさはありませんが、疑似御柱おススメです。

御柱祭の本番の様子はコチラからどうぞ

カテゴリー
松川村 観る 買う 遊ぶ 食べる

道の駅 安曇野松川|早春 花のじゅうたんまつり|松川村

松本及び豊科ICから北アルプスパノラマロード(長野オリンピック用にできた道路)を高瀬川沿いに真っ直ぐ大町・白馬方面に北上し、松川村に入ると左側に道の駅があります。

売店や休憩所・食堂・トイレなどがあり、北アルプスを一望できる安曇野のオアシスと言った感じのエリアです。

営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
電話:0261-61-1200
[googlemap lat=”36.39623346855439″ lng=”137.867614030838″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北安曇郡松川村[/googlemap]
道路看板

全景

道の駅「安曇野松川」の全景

正面

正面玄関

玄関

「寄って亭 まつかわ」と掲示してあります玄関を入ります

店内

地元の名産やお土産を売っています

お食事処

売店の奥にはお食事処もあります

食券販売機

メニューは写真で決めて、食券を買います。一日限定のランチや手打ちそば・地ビール・ふじリンゴソフトなどがあり、曜日ごとの特典もあります

「すずむし りん太」くん

「すずむし りん太」くん \*玄関の横の松川村特別シンボルの「すずむし りん太」くんがお客様を迎えてくれます

案内

これが「すずむし りん太」くんの案内です

駐車場

駐車場は広々としています

看板

道の駅「安曇野松川」の案内

看板

駐車場にあります、こちらは松川村の地図や観光スポットの案内です。民謡「安曇節」の歌と踊りや「安曇野ちひろ美術館」が有名です

「花のじゅうたん まつり」

毎年3月下旬(2010年は3月25日~28日)に、「花のじゅうたん まつり」を行っていました

何かわかりますか

パンジーで絵を描いてありますが、何かわかりますか

一休さんと虎

工事用のクレーン車でかなり上から撮影すると「一休さんと虎」が描かれているのがわかります

パンジー

花はすべてパンジーです(虎の一部)

パンジー

一休さんの一部です



パンジーを使って魚の絵などもありました。手前のパンジーは購入できます

寄せ植え

近所の方々が寄せ植えを作っていました



いろいろな花が購入できます



春を感じますね