カテゴリー
観る 軽井沢町

軽井沢レイクガーデンに咲く花々|薔薇・アサザ・宿根草の花が咲き誇る|軽井沢町レイクニュータウン

イングリッシュローズを中心とした薔薇の名花や、湖面にはアサザの花が華麗に咲き誇る軽井沢レイクガーデン。
軽井沢レイクガーデンに咲く花々
軽井沢レイクガーデンは、四季をとうして湖畔・湖面・園路に、「薔薇」「アサザ」「宿根草」などの沢山の花が咲き、時の流れと共に咲き競う。
英国式庭園ようなボーダーガーデンを、花図鑑を片手に散策するとアッという間に一日が過ぎてゆく。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町レイクニュータウン
電話:0267-48-1608
入園料:大人800/小学生400 (小学生未満無料)
[googlemap lat=”36.299355081191216″ lng=”138.621164560318″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町発地134−4[/googlemap]

アサザは絶滅危惧Ⅱ類にランクされており、このように見事に湖面一杯に花が咲く姿は日本でも数少ない。


アサザは水連によく似た小さな葉であり、湖面一面に広く葉を漂うように浮かばせる。


アサザの花の見頃は6月の後半で、薔薇の花の見頃とほぼ同時期である。この時期に訪れると二つの花が満開に咲くのを楽しめる。


湖面一杯に咲くアザサの花は一見する目立たないが、よく鑑賞すると繊細で整った優雅さを持つ花である。


湖畔の水辺には水連が花を浮かばせている。水連は「水の女神」とも呼ばれ華麗な花を咲かせる。


軽井沢の水連は、6月下旬が開花季である。アザサと同時期に咲くので島に渡る橋の上から二つの花をジックリと観賞するとよい。


可憐に紫色の花を咲かせる「シラン」宿根草。


微風に揺れるアザミの花に蝶々が羽を休める。なんと、のどかな光景であろうか。


可憐に紫色の花を咲かせる「シラン」宿根草。


微風に揺れるアザミの花に蝶々が羽を休める。なんと、のどかな光景であろうか。


品名: Molineux(モリニュー) 系統:イングリシュローズ 作出者:David Austin


モリニュー:イングリッシュローズの中でも鮮やかで深い黄色の美しいロゼット咲きのコンパクトな花である。


品名: William Morris (ウイリアム・モーリス) 系統:イングリッシュローズ 作出者:David Austin


ウイリアム・モーリス:イングリッシュローズの中でも最も名花であり、フォーマルロゼットと称され整った花弁の美しい花である。


芳香は強くフルーツの香りがする。花弁に顔を近ずけると香りが一段と楽しめる。


品名: Rose-Marie (ローズマリー) 系統:イングリッシュローズ 作出者:David Austin


ローズマリー:マリア様のバラとも呼ばれ、マリア様のように美しく優しいほのかな香りがする花である。


色の基調は白であるがほのかに淡いピンク色が滲み出ており、香は中香である。


品名: Jude The Obscure (ジュード・ディ・オブスキュア) 系統:イングリッシュローズ 作出者:Devit Austiin


ジュード・ディ・オブスキュア:花弁の外側が淡い黄色、中央が濃黄色である。芳香は強いフルーツの香りがする。


品名John Clare (ジョン・クレアー) 系統:イングリッシュローズ 作出者:Devit Austiin


ジョンクレア: 四季咲き、深紅で花弁数が少ないカップ咲きである。イングリッシュローズの中でも最も多くの花を咲かせる。


品名: Sharifa Asma (シャリファ・アスマ ) 系統:イングリッシュローズ 作出者:Davit Austin


シャリファ・アスマ: イングリッシュローズの中でも代表的な最高の完成度の薔薇として知られ、フルーツの香りを放つ。


品名:Troilus (トロワラス) 系統:イングリッシュローズ 作出者:David Austin


トロワラス:クリームベージュ色に上品に咲く。芳香は他の薔薇と一味違う香りがする。


品名: Bredon ブレダン(ブルドン) 系統:イングリッシュローズ 作出者:David Austin


ブレタン: アイボリーイエローの上品で可愛らしい。芳香は強いフルーツの香りがする。


品名: Bobbie James (ボビー・ジェームス) 系統:オールドローズ 作出者:Sunningdale


ボビージェームス:一季咲きで小輪の白い花を咲かせる。芳香は中香である。


品名: Felicia (フェリシア) 系統:オールドローズ 作出者:J.Pemberton


フェリシア: 四季咲きで一つの枝に沢山の花を咲かせる。色はやわらかいピンク、芳香はさわやかな甘いフルーツの香りがする。


品名: Nahema (ナエマ) 系統:フレンチローズ 作出者:Delbard


ナエマ: 四季咲きで一つの枝に大輪の花を咲かせる。色は明るいピンク、芳香は超強香であるが素晴らしい香りである。


品名: Windrush (ウインドラッシュ) 系統:イングリッシュローズ 作出者:David Austin


ウインドラッシュ:四季咲きで、優雅な可愛い花びらを咲かせる。色はクリームイエローで香りは優しい。

カテゴリー
観る 軽井沢町

軽井沢レイクガーデン|洗練された英国調庭園|軽井沢町レイクニュータウン

洗練された英国調庭園が、軽井沢レイクガーデンの広大な敷地の中に見事に造園されている。
森に囲まれた小さな湖を中心にした外周園路や、湖に点在する島々の英国式庭園(ボーダーガーデン)・サンクンガーデン・ウッドランドには、イングリッシュローズ、フレンチローズ、オールドローズの花が咲き誇る。

そして沢山の宿根草が四季を通じて開花する。
特に薔薇の開花の見頃は春の一番花(6月上旬~7月上旬)が最高である。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町レイクニュータウン
電話:0267-48-1608
入園料:大人800円/小学生400円 (小学生未満無料)
[googlemap lat=”36.29938966815918″ lng=”138.62111628055573″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町発地134−4[/googlemap]

軽井沢レイクガーデンの正面ゲートである。また別荘地ニュータウンの入口でもある。
交通手段は軽井沢駅北口から市内循環バスに乗り、ニュータウン入口で下車する。乗車券は200円である。


正面口から城跡のようなゲートをくぐり、木立に囲まれた道をさらに奥へと真っ直ぐと進む。


道の両側に立つ街路灯。レイクガーデン、別荘地への道らしい洒落た演出である。


標識に従って真っ直ぐに50mほど進むと、レイクガーデン専用の広大な駐車場が整備されている。


いよいよ軽井沢レイクガーデンである。煉瓦造りの正面ゲートでは華麗に咲く薔薇達が来園者を迎えてくれる。


満開の薔薇の花に包まれたレイクガーデンの入園口である。


煉瓦造りのゲートを一歩入ると噴水の水が流れ落ち、水面には薔薇の花が浮かび別世界へと導いてくれる。


チケットハウスで入園券を購入する。入園料は大人800円 小学生400円 (小学生未満無料)である。
会員制度もあり1シーズン、一般会員5,000円、家族会員4,000円(会員の家族)で入会できる。


入園して最初の散策コースである。フレンチローズを主としたガーデンである。


庭園一杯に咲く、見事な薔薇の花に見惚れる入園者達。


散策コースの両サイド一杯に咲き誇る薔薇の花。


庭の中央に池を配置した英国様式の庭園に、イングリッシュローズで周囲を一杯に植え尽くしたイングリッシュガーデンである。


池の水辺には薔薇の花が浮かべられ、薔薇の花の美しさを一層ひきたてている。


湖岸から島に架る橋から見たローズガーデン。橋の上から湖面をとうして見る景観は一段と素晴らしい。


湖畔の周囲は白い城跡のような石垣が積まれ、その上にレイクガーデンが築かれている。見事な演出である。


岸辺の石垣は白を基調とした石が積まれ、城跡のようなレイクガーデンを演出している。


湖面に咲くアサザの花、そして湖畔に咲く薔薇の花、このバランスが素晴らしい。


湖畔から石の階段を下りると船着き場がありそこに一隻のボートが浮かぶ。船遊びができるのか。


水辺のアサザの花、岸辺に咲くラベンダー、そしてその上から覆うように咲く薔薇の花が美しい。


島と湖岸を結ぶ[眼鏡橋]と、薔薇のアーチの花が絶妙にバランスした絵画のような光景である。


石の「眼鏡橋」を背景としたローズガーデンの姿である。


石橋の水辺にそっと咲くアサザの花の可愛らしい姿。


島に架かる橋、この橋の向こうの島にはウッドランドとサンクンガーデンがある。


島内のウッドランドは自然を一層、優しくしている。
木陰のベンチに座り薔薇の花を楽しみながら安らぐ光景がみられる。


庭内の周囲には白い石垣が積まれ中央には池を築き、その周りを一杯の薔薇の花と宿根草で囲む。英国の王室庭園を思わせる。


サンクンガーデンの中央にある池の水の上には薔薇の花を浮かばせ、なんとも言えない優しいを演出している。


サンクンガーデン内には、宿根草の花も沢山咲き、薔薇の花とのコンビネーションが楽しめる。


城壁のような白い石垣が積まれ、その中に薔薇のアーチを築き、まるで英国貴族の庭園のような設計である。


架け橋を渡り次の薔薇園コースへと進む。橋の下にはアサザの花が湖一杯に浮かぶ。


見事な薔薇の花にスッポリと包まれた薔薇のバーゴラの散策路である。薔薇の香りを全身に浴びながら歩く。


薔薇のバーゴラのなかから眺めるレイクガーデン、まさに絵葉書のような光景である。


薔薇のアーチをとうして見る湖面、そこからは対岸の岩の間から滝のように流れ落ちる水の音が聞こえてくる。


島から架け橋を渡って外周園路の散策コースへと向かう。橋の向こうには東屋が見える。


湖畔に建ち並ぶ別荘の建物、これが避暑地軽井沢の光景である。


外周園路をユックリと気の向くままに歩き、疲れたら湖岸のベンチに座りさわやかな微風に当たりながら自然を満喫するとよい。


外周園路や水辺には四季折々さまざまな宿根草の花が咲く。この園路の花々は日頃の疲れを忘れさせてくれる。


ニューレイクタウンの分譲別荘地である。このレイクガーデンが別荘のオーナーの庭となる、夢のような地である。


西欧の洋館の趣を漂わせる別荘である。レイクガーデンが我が家の庭園のような素晴らしい景観だ。


外周園路を歩き、東屋で一t休憩、そして湖岸と島を結ぶ橋を渡り島内を散策する。変化に富んだコースである。


外周園路には沢山の宿根草が咲き時間の経つのを忘れて歩く。湖岸から見る対岸の景色も素晴らしい。

カテゴリー
観る 軽井沢町

軽井沢町植物園|四季を通じて様々な山野草が観られる|軽井沢町発地

軽井沢町植物園は敷地面積20,000㎡の中に約145科・1600余種が軽井沢の山林原野から採取されたものが植えつけられている。

園内は、植物の科別に観察道が整備され観察しやすくなっている。四季を通じて様々な山野草を観察することができる。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字発地1166
電話:0267-48-3337
入園料:100円
[googlemap lat=”36.321818″ lng=”138.597476″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町発地1166[/googlemap]

軽井沢は立地的な条件と気候によって、数多くの植物が自生、分布し植物の宝庫として注目され貴重な植物が発見されてきた。
こうした植物が観察できる。


植物園までの交通手段は、軽井沢駅北口から南コースに乗り「風越公園(植物園)」で下車する。軽井沢駅からのサイクリングコースとしてもお勧めである。


資料室内Ⅰ 平成天皇皇后両陛下来園時のスナップ写真が飾られている。


資料室内Ⅱ 山野草の写真の展示。


資料室内Ⅲ 植物図鑑が自由に閲覧でき、休憩もできる。


植物園の案内図が正面入口にある。植物園の係員が今の季節の植物の見所を説明してくれる。


植物園入口には季節(今月)の見頃の花が写真で紹介されている。入場券購入時受け取った案内図の道順に従って探索すると良い。


園内は観察道が整備されており広大である。入園口で販売されている植物図鑑を購入し観察しながら散策すると良い。


現平成天皇、皇后陛下が平成15年に当植物園を訪れた記念に立てられた「幸敬記念」碑である。


現皇太子殿下が’昭和57年に当植物園を訪れた記念の「御下楊」である。


園内は観察道が整備されており、植物の科別に一連の場所に配置し個々にラベルが付けられている。


園内の草花の案内版である。


広大な園内を案内図に従って自分のお目当てとする植物を探し当てるのも楽しみである。


植物園は野鳥の宝庫でもあり、野鳥の水飲み場もある。


園内は四季を通じて、春の芽吹き、秋の果実、紅葉、そして季節に咲く花々を鑑賞することができる。


センニンソウ(キンボウゲ科);日本の南部、温帯林、熱帯林の茂みに生え、台湾、朝鮮、中国に分布する多年草である。花期は8~9月である。


ヒカリゴケ(ヒカリゴケ科);日本、ヨーロッパ、アメリカなどに分布し洞窟内に生える。洞窟をのぞくと一面に柔らかな黄光色の光があらわれる。


ヒカリゴケは自ら光を発行するものではなく胞子の発芽によって生じた糸状態の球状の細胞が太陽の陰光に反射し光を発する。


アマチャ(ユキノシタ科);本州、中部地方の山地に生育する落葉低木である。ヤマアジサイによく似ている。葉から甘茶をつくることができると解説されている。花期は6~7月である。


キハギ(豆科);本州、四国、九州の山地の日当たりの良い場所の生え、中国(東部)に分布する落葉低木である。花期は7~8月である。


ヤブラン;葉がランに似ていおりやぶに生えることからこの名前の由来である。本州、四国、九州に生息する。花期は8~10月である。


アメリカンノーゼンカズラ(ノーゼンカズラ科)


アサマキスゲ(ユリ科);本州(中部、中国地方)、四国、九州の草原に生育する多年草である。花期は7月下旬~8月である。


タマアジサイ(ユキノシタ科);本州(福島~岐阜太平洋側)の山地に生える日本固有の落葉低木である。花期は8~9月である。


ヒゴタイ(キク科);日本が大陸続きであったことを裏ずける植物のひとつであり、朝鮮半島に多く見られるという。日本では本州(愛知県以西)、四国、九州の山地に咲く。花期は8~10月である。


ハギ(豆科);秋の七草の一つであり日当たりの良い山野に自生する。花期は7~10月である。


オオバボダイ樹(シナノキ科);北海道、本州に分布する。花期は6~7月である。


ピラミットアジサイ(ユキノシタ科);別名ミナズキとも呼ばれる。


レンゲショウマ(キンポウゲ科);本州の主として太平洋側の温帯、落葉広葉樹林林床に生育する多年草。花期は8~9月上旬である。


秋の山野草①


秋の山野草②


シロクジャク(キク科);原産地 北アフリカ  俗名「一目惚れ」ともいわれる。


ヨツバヒヨドリ(キク科);北海道、本州(近畿以北)四国に分布しの高原など山地に生息する。花期は8~9月である。


オオセンナリ;分布は帰化植物である一年草。花期は7~9月である。

カテゴリー
観る 軽井沢町

軽井沢アイスアリーナ|長野オリンピックにおいてカーリング会場|軽井沢町長倉

軽井沢は世界で初めてカーリング競技が開催された都市である。
1998年(平成10年)第18回冬季長野オリンピックにおいてカーリングは男女8ケ国の選手が参加し開催された。

オリンピックの正式種目として開催された初めての会場である。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉182-3
電話:0267-48-3626
入場料:一般300円 高校生200円 中学生以下100円
[googlemap lat=”36.323785″ lng=”138.598675″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉182−3[/googlemap]

塩沢通リに面した風越公園アリーナの入口である。
日本のカーリングはこのオリンピックから爆発的人気スポーツとなり大きな役割を果たした。


風越公園アリーナは、平成21年に改修工事がされ通年型のアイスリンクとなり、「軽井沢風越公園アイスアリーナ」に改名された。


アイスリンクでは夏でもアイスホッケーの大会が開催されている。
壁面には軽井沢ジュニアカップの大会の垂れ幕が掲げられていた。


この会場では夏でもアイスホッケーのサマースクールが開催されている。


ジュニアの夏季練習の光景である。コーチによる厳しいトレーニングがされている。


観客席からからは熱心な家族の熱い声援がリンクに飛ぶ。


特訓の光景である。こうしたジュニアチームのなかから将来のオリンピック選手が軽井沢を拠点にして誕生するであろう。


この公園には第18回冬季オリンピック カーリング競技の開催を記念し、冬季オリンピックに参加した43ケ国の樹種が植栽されている。


各国の記念樹が植栽されている公園内は広く散策には恰好の場所である。


記念公園内に設置されたブロンズ像。

カテゴリー
観る 軽井沢町

風越公園オリンピック記念館|夏と冬の聖火台を見ることのできる世界で唯一の都市|軽井沢町発地

軽井沢は「夏季」「冬季」両方のオリンピックが開催された世界で唯一の都市ある。
夏は1964年に東京オリンピックの総合馬術競技が開催された。

また冬は1998年に 「カーリング」がオリンピックの正式競技として初めて開催され、メディアを通じ世界中に感動を与えた会場である。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字発地1157-6
電話:0267-48-2145
入館料:一般200円 高校生以下100円 小学生未満無料
[googlemap lat=”36.32220507717033″ lng=”138.59766840934753″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町発地1157−6[/googlemap]

オリンピックに使用された聖火台は軽井沢町に夏冬2回オリンピックが軽井沢で開催されたことを記念して記念館の敷地内に二つの聖火台を併設した。


1964年(昭和39年)東京オリンピックの総合馬術競技期間中燃え続けた聖火台である。


1998年(平成10年)長野オリンピックのカーリング競技期間中燃え続けた聖火台である。


オリンピック記念館には、軽井沢で夏冬2回の開催を記念する歴史的資料や展示物、感動の写真等を展示し公開している。


1998年(平成10年)のカーリングオリンピック会場である。


総合馬術競技は12ケ国から48人が参加し馬場馬術、野外騎乗、障害飛越がおこなわれた。


カーリングは男女8ケ国の選手が参加し開催された。オリンピックの正式種目として開催された初めての地である。


館内にはオリンピックに使用された競技服、カーリング競技用のストーン・解説等、また感動の数々の写真が展示されている。


館内展示品コーナー

カテゴリー
観る 軽井沢町

絵本の森ピクチャーレスガーデン|軽井沢をテーマにしたナチョラルガーデン|軽井沢町長倉

イギリスのガーデンデザイナーであるポール・スミザー氏設計のピクチャーレスクガーデン(絵のように美しい庭)である。

広大な花壇は春から夏、秋から冬へと季節の変化とともに姿を変えてゆく。季節ごとに軽井沢をテーマにしたナチョラルガーデンを楽しむことができる。

住所:長野県軽井沢町塩沢182-1
電話:0267-48-3340
入館料:絵本の森美術館に含まれる。
[googlemap lat=”36.32636283135801″ lng=”138.59736800193787″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢[/googlemap]


通称オリンピック通り(塩沢通り)を風越公園に向かって進み、タリアセンを過ぎた小高い丘の上に案内標識がある。


ピクチャーレスクガーデンには絵本の第1・第2展示館・絵本図書館等の中央に位置し、花壇内を散策しながら展示館巡りができる。


ピクチャーレスクガーデンはテーマ別にエリアが分かれた設計がされている。


このガーデンエリア名はメドウガーデンと呼ばれ低植物を主とした花壇である。


花壇に囲まれた散策道をを歩きながら次の展示館へと移動する。


8月のお盆を過ぎた季節には、オミナエシなどの花が庭一杯に咲く。


図書館前に造られた高原や高山植物を主とした花壇である。この花壇のテーマはテラスポーダーと名付られている。


花壇の中の散策道に咲き競う花々の姿。


オミナエシの花である。日当たりの良い場所に咲く。花期は8月~9月である。


喋喋が花の中でそっと羽を休める。


この花は軽井沢の高原に秋の訪れを知らせるように咲いている。


花壇にそっと首をたれるようにして静かにそして優しく咲いている。


ショップ「フローラ」には、当店オリジナルのガーデニング用品が販売されている。


ポール・スミザーの生んだ低木・多年草の苗などが販売されている。


店頭にはテラスベンチを置き休息させてくれる。来館者に優しい。


店内にはお洒落なオリジナルガーデニング用のグッツが販売されている。都会に持ち帰り我が家の庭やベランダでガーデニング楽しむとよい。


夢のような可愛い、長靴、サンダル、水差、霧吹きなどのガーデニング用品が店内に並ぶ。


ピクチャーレスクガーデン内にあるカフェ「緑蔭茶論」である。


カフェ「緑蔭茶論」では大きな木立と花壇に囲まれ自然が満喫できる。


カフェ「緑蔭茶論」内には、軽井沢観光案内誌、絵本などが置かれ自由に閲覧できる。


カフェ「緑蔭茶論」内は天井が高く開放感がある。また木の暖かい温もりを感じる。


外にはテラス席もあり木陰のベンチに座り寛ぐこともできる。また自前の軽食などを持ち込むのもよい。

カテゴリー
観る 買う 軽井沢町

軽井沢絵本の森美術館|世界の代表的な絵本の原画・初版本など収蔵|軽井沢町長倉

欧米を中心とする世界の代表的な絵本の原画・初版本・歴史的資料、約6,000点を収蔵している。
この美術館に入ればメルヘンの世界に浸ることが出来る。

15000平方メートルの敷地には異国情緒漂うデザインで建築された、第一展示館・第二展示館、絵本図書館・絵本のお店等が点在している。

長野県軽井沢町長倉(風越公園)182-1
電話:0267-48-3340
入館料:大人900円、中高生500円、小学生400円
[googlemap lat=”36.32662214339679″ lng=”138.59744310379028″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉193−3[/googlemap]


通称オリンピック通り(塩沢通り)を風越公園に向かって進み、タリアセンを過ぎた小高い丘の上に案内標識がある。
軽井沢循環バス風越し公園下車5分。


美術館内の案内所及び入館券売場である。絵本の森らしく落葉松の木立に囲まれたログハウスである。


絵本の森の広大な敷地の中には第一展示館・第二展示館・絵本の図書館・絵本のお店がある。


絵本図書館はピクチャーレスガーデンの花壇の中を両脇に咲く花々を眺めなら進む。
館内では欧米の原書絵本や翻訳絵本、日本人作家の絵本が閲覧できる。


絵本図書館内では1,800冊を超える絵本が自由に閲覧できる。


絵本図書館内に一歩入れば、子供も大人も絵本の魅力に夢中になり時を忘れてしまう。


本棚にはぎっしりと、グリム童話・アンデルセン童話など、世界の代表作で一杯である。大人も童心に帰ることができる。


図書館の天井は円形状に高く開放感を与えてくれ寛ぎの時間を与えてくれる。


第1展示館は絵本の歴史を伝えるメイン館である。異国情緒溢れる建物であり「絵本の森美術館」の名に相応しく大きな樹木の中に堂々と建っている。


館内入る前にこの芸術的な建物の素晴らしさに注目されたい。


建物中央部の吹き抜け部分である。


第1展示室入口である。館内には欧米作品を中心にした絵本の初版本・原画、絵本の貴重な歴史的資料が展示・収蔵されている。


館内の吹き抜けである。丸太の大木をそのまま使い絵本の森に相応しい演出をしている。


二階の吹き抜けのガラス窓から見える木立の緑が美しく目を休ませてくれる。


天井の天窓、そして中央を丸太で支えあう建築物の構造設計に注目したい。


二階には読書用にテーブル席が用意され自由に利用できる。ここでユックリと寛ぐと良い。


絵本作家、木葉井悦子のアトリエ・吉田新一文庫がj常設されている。


欧米の絵本・児童文学研究の第1人者である立教大学名誉教授の吉田新一の文庫である。


ポップアップ絵本のコーナである。誰でも手に取り自由に楽しむことができる。


紙の魔術師と呼ばれたロバート・サブダのホップアップ絵本のコーナである。


ホップアップ絵本のコーナで家族で夢中になる姿がある。


コーナーには沢山のホップアップの絵本があり、誰でもが自分の手で開いて体感することができる。


三次元の世界を造り出した精巧なホップアップ絵本であり、見るものを魅了させる。


絵本を開くと顔・手・足が上下に飛び出してくる二次元のホップアップ絵本である。


この絵本は三次元の世界を精巧に演出している。


人間の口の構造をホップアップ絵本で子供に解りやすく解説している。


第2展示館である。館内では年数回企画展が開催されている。企画テーマごとの絵本の原画、古典絵本が展示されている。


第2展示館の入口である。


館内は絵本の「森」に相応しく太い丸太の木材を使った建物である。


欧米の絵本の歴史の年表である。我々の古くから知る絵本の数々が年代別に体系的に知ることができる。


絵本の歴史は驚くほど古い。絵本の文化は西洋を中心にして発展し、アメリカへと渡っていることがこの年表から解る。


これはなんだろうか。


館内は、A展示室・B展示室・C展示室に別れ各々の特別展が企画されている。


館内は撮影禁止である。何時の日か撮影許可を取り紹介したい。


絵本・絵本関連のグッツ・人気キャラクターグッツ・ポストカードが豊富に並ぶ。懐かしい絵本から最新の絵本まで販売されている。


洋書絵本、翻訳絵本が並ぶ。海外からの来館者や子供が絵本通じて学ぶにはもってこいである。

カテゴリー
観る 軽井沢町 遊ぶ 食べる

エルツおもちゃ博物館|国内唯一木のおもちゃ博物館|軽井沢町長倉

ドイツのエルツ山地生まれの「木工おもちゃ」を展示、この分野の玩具収集の専門博物館としては国内唯一である。
旧東ドイツ エルツ地方の山地に300年以上にわたって受け継がれてきた、木のぬくもりを大切にし製作した「木工おもちゃ」が数多く展示されている。

エルツは鉱山で発展した地であるが産業革命後、鉱山の閉鎖から豊富な木材を使用した日用品を産業から、現在のおもちゃ産業へと発展した。
長野県北佐久郡軽井沢町長倉(風越公園)193-3  Tel:0267-48-3340
入館料 :大人600円、高中:500円、小学生:400円
[googlemap lat=”36.326432″ lng=”138.595913″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県北佐久郡軽井沢町長倉193−3[/googlemap]


博物館は通称オリンピック道りと言われる塩沢通りをタリアセン(塩沢湖)をタリアセンに向かって進んだ小高い丘の上ある。この案内標識が目印である。


博物館の広い庭内には、「おもちゃの展示館」「木のおもちゃのお店」「森の生活館」「カフェ ルーエ」などの施設があり、子供はもちろん大人も充分楽しませてくれる。


博物館は木立の茂る森の中にある。自然と文化の森でドイツエルツ地方の熟練職人の木工芸術を鑑賞することができる。


博物館の周りのガーデン広場には山野草の花が美しく咲いている。四季折々様々な草花が咲き誇る。


秋の紅葉の季節の博物館である。この季節には秋の山野草の花々が姿をみせてくれる。


正面入口である。右側が「森の生活館」、左側が「木のおもちゃのお店」であり、展示館は入館した奥にある。


館外のショーウインドーには北欧諸国を中心とした巨大玩具が展示されている。左から「くるみ割人形」「クリスマスピラミット」サンタクロース」である。


エルツの熟練木工職人によって作られた繊細な木工作品が並ぶ。


おもちゃのお店の店内に展示されている「くるみわり人形」である。この大きな口の中に胡桃を入れて割るのだという。


店内にはドイツから直輸入された「木のおもちゃ」が、ところ狭しと並び販売されている。高級感があり応接間のインテリアグッツとして買い求めるのも良い。


正面入口から、展示室につながる長いスロープ。


スロープの両サイドの山野草を見ながら展示室へと進む、いかにも軽井沢の博物館らしい造りである。


展示室入口である。展示室内の見どころは「天使と鉱夫」「くるみ割人形」「クリスマスピラミット」「マリオネット=操り人形」「手人形」などの伝統工芸品である。


玩具は子供達が成長する過程で創造性を生み出してくれると言う。子供達と入館し、玩具の魅力、玩具の果たす役割について一緒になって体験するとよい。。


木の温もりと優しさ・暖かさを感じる人形。


巨大な「くるみ割人形」「クリスマスピラミッ」「サンタクロース」


鉱夫の人形である。手にはローソクを持ち、鉱内で働く貧しい鉱夫達の光への憧れを表現している。


展示室内である。中に入ると「くるみ割人形」「クリスマスピラミッ」「マリオネット=操り人形」「手人形」などなどの伝統工芸品が見物である。


展示室内は残念ながら撮影禁止である。何時の日か撮影許可を得て皆さんに紹介したい。


店内は天井から床までが一面のガラス窓で造られ、窓の外に見える軽井沢の自然を満喫しながらカフェが楽しめる。


カフェのテラス席である。清々しい外の空気を吸いながら飲むコーヒーの味は格別である。


店頭ではドイツエルツ地方?の民族衣装を着た「おばあさん人形」が迎えてくれる。


このカフェのお勧めメニューは、「懐かしのハヤシライス」「野菜畑カレー」である。いずれも700円と格安である。


全面ガラスの開放感のあるカフェ店内。


木のおもちゃの店内展示品。


ドイツ製食器が展示販売されている。


ドイツ製食器が展示販売されている。

カテゴリー
観る 軽井沢町

明治天皇軽井沢御膳水|軽井沢宿で御膳水として使用された湧き水|軽井沢町大字軽井沢

明治天皇が軽井沢宿で昼食をとられた際に御膳水として使用された湧き水の源泉がこの谷間にある。

この湧水は軽井沢宿を本陣に宿泊する諸大名の御膳水としても使用されたとも言われる。

長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
問合せ先:0267-42-5538
[googlemap lat=”36.35823445635101″ lng=”138.62611055374146″ width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.358234,138.626111[/googlemap]


御水端通りを歩くと御前水の案内標識がある。ここから坂を少し下った所にある。
標識は小さいので見落とさないよう注意して目的地に。


この御膳水のある土地はホテル鹿島の森の私有地ではあるが、一般の人にも開放され休息及び散策することができる。


この坂を下り御膳水が湧き出る谷間へと向かう。


御膳水にかかわる解説がされている。


湧き水の傍らには「明治天皇軽井澤御膳水」の記念石柱が建てられている。


浅間石の溶岩の谷間から湧き水が溢れるように流れ出ている。


この谷間から流れ出た湧き水は雲場川となり、やがて雲場池へと流れ込む。


御水端通りの散策途中で、チョット休憩するのに手頃なスポットである。


ここが雲場川の支流である。
そして別名スワンレイクと呼ばれる水と森の自然豊かな雲場池につながる。

カテゴリー
安曇野市 観る

せせらぎの小径|「おひさま」ロケ地にもなった犀川堤防の脇を流れる川|安曇野市明科

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」でも度々登場した、きれいな安曇野の川。
ほとんど観光客もいないので本当に静か・・・。
ただただ川のせせらぎや鳥の鳴き声が聞こえるだけで心底癒される場所です。
安曇野らしい雰囲気を満喫できる穴場スポットだと思います。

[googlemap lat=”36.34529466306318″ lng=”137.91809856891632″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.345295,137.918099[/googlemap]

明科自然体験交流センター「せせらぎ」の隣を流れる川なので、「せせらぎ」を目指して行きましょう。
周辺にいくつも看板があるのでそれを頼りに!!

この辺りは田んぼ。青々と茂る稲の向こうに見える建物が「せせらぎ」です。

常念の雪もだいぶ溶けてきましたね。
景色が最高です。

用水路の水も透き通ったきれいなお水。

美味しいお米になるんでしょうね~。

車は「せせらぎ」の駐車場へ。

駐車場のすぐ脇にある小道がロケ現場。

近くにはワサビ田もあります。水がキレイって証拠ですね。

安曇野らしい清流の風景

とってもきれいな水と清流の音に癒されます。
せせらぎの音をどうぞ↓

どれだけ透明できれいな川か伝わりますでしょうか。
川底には「梅花藻(バイカモ)」という水草が生えているのですが、最近では外来種の「オオカワヂシャ」が大繁殖して問題となっています。

こちらはカモ!!気持ちよさそうです。

地面には胡桃?が落ちていました。

上を見上げると胡桃?の木

フキも生えています。

ハチはせっせと蜜集め。
さぞやおいしい蜜なんでしょうね~。

うっかり、ぽわ~んと歩いていると、落ちるので気をつけましょう。
この川に柵はありません。

このあたりがロケ現場。

今では記念碑が建てられています。

正面

ロケ風景の写真と・・・

お決まりのおひさま農村セット

サイドには説明書き。
「ヒロイン陽子の幼少期は須藤家として、結婚後は丸山家として訪れる場面が撮影されました。安曇野を象徴する清冽な川が何度も登場しました。」

幼少期の陽子が川で水を飲むシーン、川原さんがハーモニカを吹いていたシーン、和成と陽子二人で歩いているシーン・・・いろいろありましたね。

これだけ自然いっぱいの場所ですが、後ろを振り返ると「せせらぎ」のモダンな星型の壁。
このギャップも面白いです。

ちなみにこちらが「せせらぎ」の建物

ロケ地の北側に小さな橋があり、そこを渡ると御宝田湧水池の方に出れます。

この橋からロケ地方面を見たところ。
川が二手に分かれていました。

土手に上がると御宝田湧水池と遠くに北アルプスの山々。
塔ノ原の方から来る時は御宝田の方に車をとめていくといいですね。

その場合は、こちらの橋を降りればすぐにせせらぎに行けます。

カテゴリー
池田町 観る

池田クラフトパークの蛍|標高634mから楽しむ蛍と夜景|池田町会染

池田町の蛍といえば、花見の蛍が有名ですが、クラフトパークでも見れるというのを聞いたので行ってみました。
安曇野の夜景に浮かぶ蛍を楽しめるのは、スカイツリーと同じ高さの標高634mにあるクラフトパークならでは。
6月末頃まで見えるそうです。

[googlemap lat=”36.3845308184029″ lng=”137.8955841064453″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.384531,137.895584[/googlemap]
行き方などはこちらの記事を参考にしてください。
安曇野と北アルプスを一望|あづみの池田クラフトパーク

日が暮れる前に来てみました。
夕方のクラフトパークはのんびりしていて良い雰囲気。

ちょうどラベンダーの季節。
ほんのり良い香りが漂う公園です。

さて、あちこちに水辺がありますが、いったいどの辺で見れるのでしょう?

流れが速いところでは無理そうですね。

街に明かりが灯り始めましたが、まだまだ光り始めません。

おぉ!!草にとまっているのは蛍ではありませんか!!

岩のところにもいましたよ。
ゲンジボタルでしょうか?

午後8時過ぎ。日もすっかり落ちてきました。
見物に来る人も増えてきて、どうやら美術館のすぐ下にある池でたくさん出没するとのこと。

2,3匹光りはじめたと思ったら、どんどん光り始めました。

暗くなってからは、ビデオのナイトビジョンモードが撮影しやすいです。

偶然腕に蛍が!!

夜景と蛍の競演☆
たくさん飛んでいる様子を撮影できればよかったんですが、やはり難しいですね。

蛍が現れる場所は北アルプス展望美術館のすぐ下の水路です。

車は美術館の方へとめると近くていいですよ。
夕方は結構冷えるので、はおるものが必要です。

夜景もキレイですし、デートにもおすすめ ☆ミ

カテゴリー
松本市 観る

四賀化石館|世界最古のシガマッコウクジラの化石|松本市七嵐

数千年前は海だった、松本市四賀地区。クジラの化石やアロデスムス(シナノトド)の化石など、世界的にも珍しい化石を展示しています。特に世界最古と認定されたマッコウクジラの化石は全長約5.5mもあり迫力満点。化石を採取したりクリーニングして学ぶ化石教室も開かれています。夏休みの自由研究にもいいですね。

[googlemap lat=”36.31759757695371″ lng=”137.99821615219116″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.317598,137.998216[/googlemap]
四賀化石館
【開館時間】午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
【休館日】毎週月曜日(月曜日が休日の場合は、翌日が休館)
    冬期休館(12月1日から1月31日)
【入館料】大人300円、小・中学生150円(20名以上の団体は大人200円、小・中学生50円)
【お問い合わせ】松本市七嵐85-1
TEL:0263-64-3900 FAX:0263-64-4239

国道143号を四賀地区方面へ。この交差点を右折。
福寿草祭りの会場と同じ方面です。

錦部保育園があるT字路を右折。

右折してすぐに建物が見えてきます。

目印の看板

大きな木の後ろにあるのが化石館の建物

駐車場

アルピコのバスでも来れます。

バス待合所はログハウス風

外には大きな石がゴロゴロしています。
さすが、化石館!!

「友ら励みし にしごりの 学舎のあと」と書かれた石碑

ちなみに、化石館のお隣は保健センター。

入口

開館時間や入館料など。
博物館としては比較的安い方ではないでしょうか。

受付

パンフレットとチケット

~パンフレットより~
四賀は、今から1500万~800万年くらい前(新生代第三期中新世)には、海の底でした。この海に運び込まれた泥、砂や小石が長い年月かかって岩石となり、内村層、別所層、青木層などの地層をつくりました。
内村層の堆積したころは、海底の火山活動がはげしい時代でした。この火山活動によってできた岩石は、全般に緑っぽい岩石となっているため一括して緑色凝灰岩(グリーンタフ)と呼ばれています。稲倉峠~戸谷峰~三才山峠から小県郡・上田市方面に分布しています。
別所層は石灰から黒色の泥岩を主とする地層です。一部には砂岩の薄い地層をはさむこともあります。泥岩の中からは、たくさんの化石が産出します。クジラの背骨や肋骨、魚類(骨やうろこ)、二枚貝などのほか、植物の葉の化石も産出します。化石館に展示してあるシガマッコウクジラも別所層から産出しました。別所層は保福寺川より北で、四賀の南半部から小県郡・上田市方面にかけて分布しています。
青木層は砂質泥岩の多い地層です。この地層の最下部には厚い砂岩層か礫岩層があり、別所層と区別されます。穴沢口にある豆岩(まめいわ)は、これにあたります。化石も多くシナノトド(アロデスムス)、二枚貝や巻貝などを産出します。青木層は、四賀の北半部から東筑摩群北部にかけて分布しています。

記念スタンプ

アロデスムスとマッコウクジラの2種類のスタンプでした。

トイレは電気代節約のため消灯中でした。

マンモスの牙が何気なく展示されています。
ワイルドだぜぇ~。

検索コーナー
パソコンではなく、本で調べるシステム。

新聞の切り抜き

四賀化石館といえば、「マッコウクジラ」
全身化石が展示されています。
それを発見した時の当時の様子・・・

化石館の裏から約1キロメートル下流の保福寺川で魚釣りをしていた時に足元の岩の中に歯を発見し、一年間にわたりコツコツと自分で掘っていた、第一発見者の小学五年生山田智久君

発見された化石が大水で流されないようにジャカゴで護岩をし、又雨の日でも暑い日でも発掘作業ができりょうに天幕を張りました

重機で周囲を掘り削岩機で岩を砕く作業は大変でした

ロマンを秘めた全長7メートルの岩石を三ヶ月がかりで掘り出すことができましたが、何の化石が入っているのかはっきりしませんでした

悪戦苦闘の発掘が無事終了し状況説明をする信州大学田中邦雄教授。その後、10人で約9ヶ月の化石クリーニングにより、世界では2例目の「マッコウクジラ」の化石であることがわかりました

1階にはマッコウクジラをはじめ、いろいろな化石が展示されています。
顕微鏡で覗いて見る化石なんかもあります。

2階へ。

階段も化石館ならではの工夫。

いろいろな世界の大理石が敷いてある豪華な階段です。

途中から世界の花崗岩に。

2階の廊下には、岩石や貝殻などが展示されています。

木下藤吉郎氏の剥製コレクションルーム
まるで動物園のようです。

学習室

学習室の後ろは全部水道

研磨する機械

販売コーナー
化石館にしかないマニアックなお土産が面白いです。

化石採集布袋

シガマッコウクジラのストラップ

サメの歯の化石

産地は四賀ではありませんが、8000年前の化石が300円で買えます。

アンケート

カテゴリー
松本市 観る

たてもの野外博物館 松本市歴史の里(7)|江戸時代後期に建てられた下級武士の住宅・木下尚江生家|松本市島立

明治2年、松本藩士の子として、この家に生まれました。

木下尚江は、新聞記者、弁護士、小説家として活動しながら
普通選挙の実現などの社会改革を目指して活躍した社会運動家です。
生家の雰囲気から、一人の歴史人物の生い立ちを垣間見ることができます。

住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は、当日開館し翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
入場料:大人(高校生以上)400 円 小人(中学生以下)無料
交通: アルピコ交通大庭駅→徒歩15分
長野道松本ICから国道158号経由1km3分
[googlemap lat=”36.231582″ lng=”137.93374″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市島立2196−1[/googlemap]


たてもの野外博物館の、入口を入ってすぐ右側の建物です。


右下の木の看板、
「木下尚江生家」赤い矢印が見えるでしょうか。


入口です。


広い土間が見えます。
玄関に写真が飾ってあります。


この方が木下尚江。
昭和11年、晩年の撮影です。


玄関すぐ右は「とりつぎ」になっており、障子が全開なので、縁側まで見渡せます。


生家案内のアップ。


玄関から見えるので気になってました。
土間にこんなものも置いてあります。
味噌作りに使っていたようです。


彼の著書から抜粋された文章もあります。
当時の生活ぶりが、温度をともない、伝わってくる感じです。


土間にはいろいろ資料が展示してあります。
「木下尚江さんはこんな人」


「木下尚江の生涯」
イラスト入りでわかりやすいです。


著書「神 自由 人間」からの抜粋。


「木下尚江を巡る人々」
「同志」「敵対」など色分けされていてわかりやすいです。
彼が影響を受けた、政治家の田中正造とは、その死期にも立ち会い、看護を行いました。


「尚江再評価」
~「松本の恥」から「民主主義の先達」へ、とあります。
松本・城山公園にある、機関車の形をした顕影碑の写真が印象的でした。


そして土間突き当り。
勝手口はかんぬきになっていました。


そして右手が室内への入口になっています。
実際はこの部屋は台所だったところ。
右に竃が見えます。


竃(かまど)


ここにも、著書からの抜粋があります。
幼年時代、母親がこの前で、石を切って火を取る音や、焚き付けの白い炎が立ち上る姿の記憶が記されています。


当時は、煙が立ち上っていったのでしょうか。


ここで、「松本市歴史の里」ロゴ入りのスリッパにお履き替えます。


「居間」では解説映像も見れます(15分)。


「居間」「取次の間」、奥は、


「寝室」「客間」と広々しています。


資料も、この落ち着いた雰囲気の中で、閲覧できます。


お茶をたてて、もてなしたのでしょうか。


縁側から、館内の和風裁判所が、見えます。


・・・何か干してあります。


どんぐり。
煮出して染料にしたようです。
ここにも幼少期の思い出が著書から抜粋されています。


外から見た「縁側」。


来館者用の書き込みノート、
イラスト付きで、「うちの父に似てる」。
ほのぼのしたメッセージに、思わず、クスッ・・・似てる!

木下尚江を知らない人でも、この家の中で、その生い立ちや思想、
そして、当時の時代背景や、生活の様子が、わかりやすく展示されています。
なぜか、心地よい、しばらく離れがたいような空間でした。

カテゴリー
松本市 観る

たてもの野外博物館 松本市歴史の里(6)|江戸時代後期の旧奈川村の旅人宿・工女宿宝来屋|松本市島立

松本市重要文化財です。

明治から大正にかけて、飛騨地方から諏訪・岡谷の製糸工場へ向かう工女たちが大勢宿泊したそうです。
見た目よりもずいぶん広い宿の中。
道具類もそのまま保存されており、当時の山里の暮らしが窺えます。

住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は、当日開館し翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
入場料:大人(高校生以上)400 円 小人(中学生以下)無料
交通: アルピコ交通大庭駅→徒歩15分
長野道松本ICから国道158号経由1km3分
[googlemap lat=”36.231582″ lng=”137.93374″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市島立2196−1[/googlemap]


電球の下の空間が入口になります。
左側の側面は・・


こんな感じ。
すべて雨戸が閉まるよう設計されているようです。


さらに裏から見るとこんな感じで、屋根の上には石が置かれています。
「石置き板葺き屋根」というそうです。
縁側のところでは、「建築ワークショップ」が行われていました(要・予約)。


では、中へ入っていきましょう。


案内板に平面図もあります。
写真・真ん中の女性は、工女に慕われていた宿のおばあちゃんのようです。


入口に入る前に「厠」はありました。つまり、外です。
手洗い場も残っています。


こちらは、外でなく、入口・雨戸の中にある「馬屋」。
かなり広いスペースです。


模型もあります。


玄関。広い!
出入り部分は、かなりすり減っていて、本当にたくさんの人が、ここを利用したことを肌で感じます。


玄関周りには、つい最近まで使われていたような道具がずらり・・・。


この広い土間は、玄関や台所や道具置き場・・いろいろ兼ねていたのでしょう。


野麦峠の冬は大変だったことでしょう。
実際はもっとたくさんここにかかっていたのでしょうか・・・。


かんじき、ゲタ版・・ってことは足袋・・・。


すべて手作りの時代。
濡れたものをここで乾かしていたのでしょうか。


道具箱の置かれているここは「寝べや」。


こちらは「味噌べや」


「小部屋」にはたくさんの道具類。
臼があります。蕎麦を挽いたのでしょうか。


「いどこ」と言うそうです、この空間。
囲炉裏が二つきってあります。
工女たちで賑やかだったのでしょうか。


鉄瓶もずいぶん大きいです。


囲炉裏の上は・・・


ずいぶんいぶされていますね。
歴史を感じます。


高い天井の壁には・・


「神棚」
下の物入れには手紙や書類を入れた、とあります。


「いどこ」の引き戸、次の間?押し入れ?
と思いきや、開けると階段!
2階へ続いています。


狭く、かなり急な階段の上には、こんな広い空間が。


「寝べや」の札。
そう、寝室、というよりまさに寝べや、という言葉がぴったり。


大勢の工女がここで疲れを癒したのでしょう。
薄暗い中、障子明りが何とも風情がありました。


この障子、外から見ると、この2階部分になります。


また1階に下りてきました。
「本座敷」「座敷」とメインの部屋が2部屋。
そして、「中の間」「板の間」とあります。


一角で、糸紡ぎ体験できます。
なぜか、座布団とセットで「おかみさん用てぬぐい」が置いてあります。


当時の暮らしの再現映像もあります。(33分)


ケースの中には貴重な資料も。


珍しい道具類も。


旅館ならではの品もあるのでしょう。
どれも、いぶされ、使いこまれ、あじがあります。


外に「野麦峠工女碑」がありました。
少女たちの姿が何ともいたたまれません。
この宿も「工女哀史」の一つなのですね。

では次はシリーズ最後の「木村尚江生家」へ行ってみましょう。

カテゴリー
松本市 観る

たてもの野外博物館 松本市歴史の里(5)|昔ながらの糸ひき実演も行われている旧昭和興業製糸場|松本市島立

今にも動き出しそう・・・。

館内はどこもきれいに手入れされていますが、動態保存を目的に移築された、ここはまた格別。

大正14年から平成7年まで操業していた、繭から生糸をひく製糸工場を、
設備・機械類も含め、下諏訪町から移築したそうです。
昔ながらの技術で生糸をひく実演も、定期的に行われています。

住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は、当日開館し翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
入場料:大人(高校生以上)400 円 小人(中学生以下)無料
交通: アルピコ交通大庭駅→徒歩15分
長野道松本ICから国道158号経由1km3分
[googlemap lat=”36.231582″ lng=”137.93374″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市島立2196−1[/googlemap]


右手は(4)の「展示・休憩棟」。
真ん中煙突の建物が「ボイラー室」。
そして左が製糸場です。


近づいてみましょう。
この赤い屋根は、遠くからも見えました。


入口です。


入口案内板。
輸出用(ストッキング)でなく、国内(着物地)用の「太糸」を生産していた、
当時の典型的な小工場だそうです。


「煮繭」(しゃけん)と読みます。
糸のほぐれをよくする作業です。


ここで行われました。


この器具が使われていたようです。


これで蒸したのでしょうか・・。


使いこまれた札や、時計もそのままで、
明日から、またみんな出勤してくるかのような雰囲気・・。


糸の数などの札なのでしょうか。
チョーク後もそのまま。


奥の物置に道具たちが整然と並んでいました。


トイレ。
使用されていませんが、当時のまま。このつくり、なつかしい・・・。


右奥は「選繭(せんげん)」という作業に使われたかご。
良い繭だけで糸ひきできるように、虫の害を受けた繭などを左の木の箱に分けてあります。


向かいのスペースにはいろんな道具が山積されてます。
どれもあじがあります。


桶も台車も重たそう…だけど…かっこいい。


「玉繭繰糸」
玉繭とは蚕が2頭で一つの繭をつくった際の「規格外の繭」のことだそうです。


「玉繭だけだと糸がうまくつながらないから、普通の糸も混ぜてひく」
のだそうです。


「繰糸」とは、繭から糸をひきだしその何本かをあわせて1本の生糸にすること。


ここが実際の作業場。


一人一人の椅子に座布団が置かれてます、
が、長時間は大変そうですね。


近づいてみます。
右上にかけられている札は、時計の下にあった札のようです。


磨きこまれている作業場と道具類。


鍋のお湯は90度もあるのだそう。
小さな器に水をため、時々指先を冷やしながら糸をひいていたそうです。


頭上には糸枠がたくさん・・・・


片隅にも所狭しと・・・


どの道具も見とれるくらいきれいだなあ・・・と感じつつ・・・、
糸ひきは、とても根気のいる、大変な作業の様にも思えました。


その奥の部屋は・・


右は次の工程の作業場、


左は応接コーナー。


今にもお客さんでも入ってきそうな玄関。


レコードは来客用?休憩用?


掃除道具の塵取りなどは、当時のまま、今も使用されている感じでした。


棚には、招き猫と観音様が隣り合わせに!


「束装(そくそう)」とは、生糸をまとめ、決められた重さの「括」にすること。
しめくくりの大事な仕事だそうです。


この道具が・・・、


その「括造器」。


そして「検査」。
決められた糸の太さになっているか、毎日成績が発表されたそうです。


この道具、


「セリプレーン検査器」というそうです。
生糸の品質を検査しました。


ショーケスに生糸や製品などが飾られています。


養蚕から、製糸、布になるまでの過程は、本当に複雑で、
多くの専門家の手が必要でした。
今の「使い捨て」の時代には見えないことがたくさん詰まっている気がします。


窓の向こうは晴れていれば北アルプスも望めることでしょう。


糸ひき体験もできます。

年に何度か行われている糸ひき体験の講座、
当時の器具をそのまま使って、という体験は他ではなかなかできないことでしょう。
一度是非参加したいものです。

さて次は製糸工女たちが大勢宿泊していたという「工女宿宝来屋」(松本市重要文化財)へ続きます。

カテゴリー
松本市 観る

たてもの野外博物館 松本市歴史の里(4)|映画「あゝ野麦峠」のダイジェスト版もみれる展示・休憩棟|松本市島立

当時の映画看板も展示してあります。

展示棟には、川島芳子記念室、やシベリア抑留展示コーナー、山本茂実展示コーナーがあります。
また体験コーナーではこの日「子ども裂き織り体験」が行われていました。
歴史の里では、そのほか「高機で草木織体験」や「糸染体験」などの体験講座が定期的に開催されています。

住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は、当日開館し翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
入場料:大人(高校生以上)400 円 小人(中学生以下)無料
交通: アルピコ交通大庭駅→徒歩15分
長野道松本ICから国道158号経由1km3分
[googlemap lat=”36.231582″ lng=”137.93374″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市島立2196−1[/googlemap]


「展示・休憩棟」入口です。


入るとすぐ左は「休憩室」とプレートがついています。


ドアを開けると、左スペースは「山本茂実コーナー」。


「あゝ野麦峠」の著者です。
松本市出身です。


野麦峠の作品にちなんで、当時の工女たちの写真・・


そして、作品にちなんだ資料が展示されています。


この作品は「記録文学」と言われています。
ある製糸工場の「工女哀史」です。


ボタンを押せば、
テレビで、映画のダイジェスト版(13分)、もしくは
「ある糸ひき工女の思い出」(音声のみ 5分)を体験できます。


専用ブース。


ポスターが気分を盛り立ててくれます。


簡単なパーテーションを挟んで隣は、台所なども備えた体験コーナー。


この日は「子ども裂き織り体験」。
ここで、靴を脱いで・・・親子で楽しそうに作業していました。


展示棟左奥は「川島芳子記念室」。


案内が出ています。
清朝の皇族として生まれながら、辛亥革命をへて、松本出身の大陸浪人・川島浪速の養女となり日本で育ちました。
松本高等女学校まで馬で通った話は有名だそうです。


こじんまりとした、でもなんとなくあたたかみのあるスペースでした。


この時代だからこその力強いメッセージが伝わってきます。


直筆のものや所縁のものなど展示されています。


彼女について研究されている本や、記事・・・


お墓参り用の地図もありました。


当時の新聞記事などもあります。


略年譜を見ていると、どんだけ壮絶な人生だったことか・・想像すら尽きません。


高校時代の美しい少女姿。


同一人物とは思えません。
スパイ時代の男装姿。


さて、こちらは展示棟右奥、一角につくられた「シベリア抑留展示コーナー」
たくさんの人が命を落とした、シベリアの寒さ、労働の過酷さが伝わってきます。


絵画や展示品の数々。


当時の衣服や飯盒などの生活品も展示されています。


火打ち石まで必需品だったとは・・・。


展示コーナー奥がトイレです。


展示棟を出ると、右手の建物には、長い煙突が・・・


ここはボイラー室でした。
その隣に続くたてもの「旧昭和興業製糸場」にて、繭をゆでて糸をつくるときに使われていたようです。

ではその製糸場へ進んでいきましょう。

カテゴリー
松本市 観る

たてもの野外博物館 松本市歴史の里(2)|明治憲法下の和風裁判所 「県宝」旧長野地方裁判所松本支部庁舎|松本市島立

松本の歴史と文化を伝える・市民がつくった博物館 たてもの野外博物館 松本市歴史の里
その2です。
その1はこちらから、

廊下、ピカピカです。

明治41年に松本城・二の丸御殿後に建てられました。
内部・外部ともに、完全な形で国内に唯一残る建物で、長野県宝に指定されています。
和風建築の見事さもさることながら、どこもピカピカに手入れされ、磨かれてるところにも感動しました。

住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は、当日開館し翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
入場料:大人(高校生以上)400 円 小人(中学生以下)無料
交通: アルピコ交通大庭駅→徒歩15分
長野道松本ICから国道158号経由1km3分
[googlemap lat=”36.231582″ lng=”137.93374″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市島立2196−1[/googlemap]

外観です。


玄関口。
厳粛な気分になる佇まいです。


天井部分。
鳥の巣除けでしょうか、金網などでなく、木の刺部分を使って、建物と調和するよう心配られているよう感じます。


案内版も出ています。
深志神社や松本銀行などの工事を行った技師が工事を請け負った、とあります。
写真は当時の判事と検事。


法服が飾ってあります・・。


・・と思いきや、これを着て「昔の判事さんに変身して」裁判所を探検できるようです。
子供用もあり、どこでも記念撮影OK!


こちらが正面玄関。


解説。


右手の受付室、玄関からは、確かに格式の高さ、敷居の高さを印象づけています。


順路に沿って、まずは書記室へ。


記録ビデオが自動放映されていました。
折りたたみ椅子も、時代を感じます。


土足が申し訳ないくらいピカピカ。


訟廷。


先程の法服を着たマネキンも立っています。


判事室へ。


シンプルながら立派な机と椅子。


長野県下で当時使われていた法律図書。


当時の写真と図面。


判事室のピカピカの床は・・・


仕上げに、柔らかくて足触いのいい、リノウムが仕上げに使われました。
天然素材でこんなにできるのですね。きもちいいです、この部屋の床。


角材を格子のように組み立てる「格天井」というのだそうです。


電気のカサもレトロですが、天井も部屋によって違います。


「裁判所におかれた検事局」とは・・という解説です。


でもこの検事局の中は、今・・・


捕物(とりもの)者道具の展示コーナーになっています。


「捕物三道具」とあります。


徳川幕府刑事図譜本編の複製だそうです。


鉄扇十手・・・重そう…痛そう・・・


捕縄・・・あの楔部分は・・・?!


呼子笛。


角手。


「取り調べ」


「処罰」


「取り調べ」「処罰」に使用された道具。


十手にもいろいろあります。


鉄製のものまで・・・。

このコーナーは、江戸時代を中心に司法の一部について絵と実物によって、取締りの過酷さ、厳しさを明らかにしようと設置されたそうです。


さて、お隣の部屋は、空気も変わって、
歴史の里で行われてきた「建築ワークショップ」のこれまでの軌跡を展示してあります。


1回目は土間の叩きつけ体験だったようです。
この道具を使ったのでしょうね。


2回目は石置き板葺き屋根の葺き替え体験。
土壁も作ったようです。


小舞かき、貫伏せ、と工程を進め・・


上から右のように土を塗った様子が・・順番に並べられていてわかりやすいです。


この日は外で5回目が行われていました。
(要・予約)


「仕口・継ぎ手」
初心者から、体験者まで、みなさん真剣そのもの。


奈川村の職人さんの指導のもと、みなさんそれぞれ完成させておられました。


では、裁判所から、次は旧松本刑務所独居舎房へ続きます。

カテゴリー
安曇野市 桜・お花見情報 観る

光城山【2012】|今年は麓から山頂まで一気に開花|安曇野市豊科

麓の開花が例年より1週間ほど遅れましたが、その後急に暖かくなったせいか、今年は麓から山頂までずっと桜並木が続いています。
下は咲いているけど、上は蕾・・・、上は満開だけど、下は葉っぱ・・・。
だいたい普段はこういう感じなので、麓から頂上まで桜を楽しめるのは珍しいのではないでしょうか。
4月28日、天気も良く、おそらく今年一番の見頃であろう光城山に登ってみました。

[googlemap lat=”36.31847933352899″ lng=”137.94249057769775″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.318479,137.942491[/googlemap]
ライトアップは2012年4月25日~5月5日まで。
【お問い合わせ】安曇野市商工観光部 観光課
          0263-82-3131

<<過去の光城山の記事>>
光城山|中腹まで開花した桜並木
光城山|頂上まで開花後のトレッキング
光城址(古峯神社)|光城山の頂上にある山城

麓は少々散りかけてますが、下から上までピンクのラインがクッキリ!!
遠目で光城山を楽しむなら、光橋から見るのがおすすめです。

登山口入口
午前10時ぐらいですが、すでに駐車場に入れない車の列ができていました。

渋滞ずら~。
こうして待つのであれば、公共の交通機関を利用した方が早いかもしれません。
最寄の田沢駅から徒歩だと40分ぐらい、タクシーだと5分くらいです。

坂道にもこれだけ駐車してます。
桜の名所、ちょい登りできる山としてすっかり有名になったってことですね。

駐車場はもちろん満車です。
登山なので回転率は良くないかと・・・。

臨時の郵便局が来て、切手などを販売してました。

去年か一昨年に登山口にこういう立て札が立ちました。
ルールは守りましょうね。

下段には観光パンフレット 「おひさまの舞台安曇野」 
まだ「おひさま」特需にあやかってるんですね~。

裏にはロケ地マップ。

短い杖は子供用でしょうか。そういえば3歳くらいのチビッコも何人か登ってました。

登山口の桜は散り始めたところ。
まだまだ十分楽しめます。

今日は快晴。北アルプスもきれいに見え、今年一番の見頃日ではないでしょうか。

みんなあの辺りでシャッターを切っているので・・・

その場所から撮ってみました。
桜の木の間に常念岳が見えます。ナイスっ!!

場所によっては緑色になってますが、頂上まではほぼ桜のトンネルが続きます。

桜を見ながらだと登るのも苦になりませんね。

夜はライトアップされた夜桜が楽しめます。

日中でさえ転びやすい道ですが、夜間は一層注意が必要です。
下山する時は慎重に。

夜桜もすばらしいのですが、夜景もきれい!!
うまく写真には撮れてませんが、この何倍もピカピカです。

今年は5月5日まで、PM7:00~10:00の間点灯します。

夜桜と光城山から見る安曇野平の夜景

カテゴリー
松本市 観る

たてもの野外博物館 松本市歴史の里(1)|松本の歴史と文化を伝える・市民がつくった博物館|松本市島立

松本の歴史と文化を伝える・市民がつくった博物館 たてもの野外博物館 松本市歴史の里。
ワークショップも開催されています。

内容は、「染め織関係」が主ですが、この日は「建築」ワークショップが行われていました。

たてもの野外博物館には、6,400平方メートルもの敷地に、江戸後期から昭和にかけて建てられた、
5棟の歴史的建造物が移築・保存されています。

住所:長野県松本市大字島立2196-1
電話:0263-47-4515
開館時間:午前9時から午後5時 (入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は、当日開館し翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
入場料:大人(高校生以上)400 円 小人(中学生以下)無料
交通: アルピコ交通大庭駅→徒歩15分
長野道松本ICから国道158号経由1km3分
[googlemap lat=”36.231582″ lng=”137.93374″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市島立2196−1[/googlemap]

158号線、上高地方面からですと、「町区東」信号過ぎると上記の看板が出ています。


次の信号「小柴」を左折です。白い看板が左手に出ています。
信号向こうに、高速道高架が見えます。
松本方面からは、この高速をくぐって最初の信号「小柴」を右折になります。


細い路地を行きますと、2本目左折するところにまた看板が出ています。


遠くから見た博物館。
田んぼの向こう、赤い屋根が製糸工場。
右側が和風裁判所、真ん中の白い建物は、旧松本少年刑務所独居舎房。


道路側には、浮世絵博物館も看板の通りありましたが、ロープで閉鎖されていました。


駐車場、かなり広いスペースがあります。


ではここから玄関口です。
左が先程見えた和風裁判所。


入口の看板アップです。


入場口、ちょっと狭くなり、雰囲気が出てきました。


入場口から。
突き当りに案内図が見えます。


信州の近代をテーマに貴重な建物が集まっています。
かなり広いので、案内板を見ながら、館内の大まかな説明を・・


まずは、入場口横の家は、武家住宅「木下尚江(なおえ)生家」。
作家・社会運動家であった木下尚江(1869~1937)の生家で、関連資料や「火の柱」他の著書を展示してあります。


この案内板の右横の建物は「管理・トイレ棟」でした。
ミュージアムショップもあるので、後でくわしくご案内します。


施設内の真ん中あたりにある「川浦(かわうら)宿・宝来(ほうらい)屋」
昭和58年に川浦から移築されました。
工女が大勢泊まったという宿、とても風情があります。
 


外から見えた、「県宝旧長野地方裁判所松本支部庁舎」と「松本少年刑務所」。

明治41年(1908)に建てられた裁判所は、明治期を代表する現存の近代和風建築として価値が高く、
また、旧憲法下の法廷は全国で当施設のみが唯一現存しているもので、県宝に指定されています。


「座繰(ざぐり)製糸工場」 
動態保存を目的に、設備・機械類も含めて下諏訪町から移築しました。
昔ながらの技術で生糸をひく実演を、定期的に行っています。

座繰りとは、数個の繭から糸を集めて一本の生糸にして糸枠に巻き取る手回しの器具のことだそうです。


右奥の「展示・休憩棟」には、
川島芳子記念室、やシベリア抑留展示コーナー、山本茂美展示コーナーもあります。


では案内図右横の「管理・トイレ棟」へ。


入口には竹馬が・・・
この敷地内なら安心して練習できるかも。


入口。


博物館の入場券もこの券売機で買います。


奥に無料のコインロッカーがあります。
多目的トイレには、幼児向け小型洋式便器も設置してあります。


売店入口の昔のおもちゃ。


売店。
こじんまりして見えますが、おもしろいものがいろいろあります。


歴史の里オリジナル商品で、「松本希望の家」の草木染グッズ。
天然の優しい色合いです。


天然繭や髪飾りと一緒に並んでいる書籍は「塀の中の中学校」
松本少年刑務所が舞台の2010年のドラマ。
オダギリジョーや渡辺謙、大滝秀治がアツイ演技をしていました。


製糸場で繭から糸をひき、加工した絹糸も売られています。
太さが3種類ありました。


藍の種も売られています。
やはり、染色をするなら、種から・・・?!


壁にもいろいろズラリ!


昔のおもちゃ。


絹の5本指ソックス、日本製はなかなか探すのは大変ですが、博物館にあるとは。
ほかにもタオルなど。


こちらも、歴史の里オリジナル商品。
木下尚江の「書」をモチーフに染めた作品です。


歴史の里のガイドブックなど。


奈川高原の日本蜂蜜や、絹飴!
信州のお土産も、ここで済ませられそう・・・。


繭を使った人形作り・・・


可愛い見本がたくさん置いてありました。


この日の建築ワークショップは「仕口・継ぎ手」。
奈川の職人さんから、釘を使わない組み方を皆さん一生懸命教わっています。

案内図で見た「たてもの」の内部へ、次回は入っていきたいと思います。

カテゴリー
おひさま 安曇野市 桜・お花見情報 神様のカルテ 観る

安曇野市観光情報センター|穂高駅正面にある観光の窓口・相談所|安曇野市穂高

穂高駅正面にある観光の窓口・相談所、安曇野市観光情報センター。
スタッフ手づくりの、色分けされた、桜開花情報がわかりやすくて、ほのぼのしてます。

穂高駅北側にあった「安曇野観光案内所」が、正面に「安曇野市観光情報センター」として生まれ変わりました。

住所:長野県安曇野市穂高5952-3
電話:0263-82-9363
営業時間:9時~17時30分(4月~10月)
9時~16時30分(11月~3月)
休業日:年中無休(12/29-1/3除く)
[googlemap lat=”36.340129″ lng=”137.882408″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”16″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市穂高5952−3[/googlemap]

穂高駅。


穂高駅を背に北を見ると、
左の地図の看板が、以前「安曇野観光案内所」があったところ。
ロータリーを挟んで、煉瓦の建物が新しくなった「安曇野市観光情報センター」。


正面外観です。


左に専用駐車場もあります。


入口です。
階段2階は「安曇野市観光協会」。


チェーンソーワークのフクロウさんが入口で迎えてくれます。


玄関。


センター内、広々しています。


開所祝の蘭たちも、春に彩りを添えています。


入って左が受け付けカウンター。


駅近くの「碌山美術館」のポスターと、
毎年、ゴールデンウィークに市内各所で行われている「早春賦コンサート」に関するポスターが貼られています。


壁には安曇野の観光ポスター。安曇野と言えば、道祖神。
「おいでなさんし」はドラマおひさまでよく使われていました。


その「おひさま」ロケ地の写真には、出演者のサインが。
「陽子」役、井上真央さんのサインは太陽付だ・・。


机には、その「道祖神手ぬぐい」や携帯ストラップ。


こちらは「おひさま」関連。400円。


こちらは「道祖神」。300円。


キューピーぽい男女が道祖神になっているものも・・・。
まさに御当地ならでは?


道祖神の写真と並んで、浩宮皇太子と雅子妃の写真。


丸テーブルが二つあり、ゆっくり閲覧したり、計画を語り合ったりできます。
窓の向こうに駅も見え、発車まじか迄ここで、次回の計画を練ることもできますね。


テレビの下に信州のガイドブックや雑誌も多数置いてあります。


その右横には、安曇野の桜の写真が、地図とともに貼られています。
秋は紅葉の情報が発信されるのでしょうか。


桜は、だいたい毎年4月中旬から下旬でしょうか。
安曇野平は広く、南北、東西で開花の時期もかなり、まちまちなので、かなり長い期間楽しめます。


センターの奥には旬の開花情報も。


咲き始めのところから、満開のところまで様々です。


桜の木の根元には、道祖神と「道祖神マップ」も。


センター内、安曇野に関するいろんなパンフレットが揃っています。
ボートや気球などの自然を体感できるものから、
最近は「おひさまロケ地めぐり」ツアーの案内も多く目にします。


頻繁に観光客が訪れています。


パンフレット、英語、韓国語、中国語もあります。


裏にも各種。


奥のパンフは宿泊者用。


温泉旅館や、


ホテル・公共の宿や、


民宿・ペンション・ビジネスホテル・・いろいろ選べます。


そば打ち体験など、観光施設のパンフも。


美術館のチラシの中には、割引券がついているものが多くありますので、
美術館巡りをされる方は、ぜひお勧めです。


左奥の扉はトイレ。駅にもあります。
右の電話ボックスは・・・?


「どこでもドア」??


近づいてみましょう・・・


無料のパソコン閲覧コーナーでした。


受け付けは順番待ち。
西洋のグループ、英語で露天の温泉を探している様子。


受け付け右端には、北アルプスの鳥瞰図と山岳マップ・ガイドのパンフもあります。


スタンプコーナーもあります。


表へ出ると、レンタサイクルを回収するトラック。
桜が咲くと、安曇野は観光客でにぎわいます。

案内所のときと同じスタッフが、親切丁寧に相談に乗ってくれます。
初めての方も、何度も来られている方も、観光センターで旬の情報を仕入れて、まわられたら、
旅がぐっと濃いものになるかもしれません。

カテゴリー
池田町 観る

登波離橋(とはりばし)|白駒城主の側室と正室二人が落ちた悲話伝説残る橋|池田町陸郷

池田町から生坂村に抜ける山道の途中にかかる橋です。
この橋には悲しい伝説が残っており、ゲームにもなったそうです。
この近くには「ままこ落とし」という、先妻の子を後妻が突き落とした崖もあり、悲しい昔話の多い山です。

[googlemap lat=”36.42100618049883″ lng=”137.89678573608398″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.421006,137.896786[/googlemap]

県道51号「池田1丁目」交差点を県道275号へ東へ入り、Y字の分岐で右側へ進み、後は道なりに・・・。
詳しい行き方や駐車場は陸郷桜仙峡の記事を参考にしてください。

池田町側から見た登波離橋
車一台分が通れる細い橋です。

悲しい伝説が残っています。

登波離橋由緒
ここ白駒城のほとりに架けられた登波離橋は、いつ誰の手で架けられたか定かではありませんが、往昔から現代にいたるまで、閣道、木橋など何回かの架けかえのあったことはたしかです。この橋に関する伝説に次のようなものがあります。白駒城主樋口行時は鎌倉時代中期の人で、その正妻をふじ女といい別に妄妻きよ女がおりました。きよ女はふじ女を亡きものにしようと企て正応四年四月十五日の花見の会を催しましたが、その新橋からふじ女を落とそうと狙っておりました。これを察したふじ女は、きよ女の袂と自分の袂を十針縫い合わせておきました。宴が終わっての帰り路で、この時とばかりきよ女はふじ女を橋から突き落としました。ふじ女に続いてきよ女も谷底へ落ち、二人共絶命いたしました。行時はこれを悲しみ非を悔い出家して行知法師と名を改め、二女の冥福を祈りました。それ以後、この谷には一身二頭の蛇があらわれ、一本の根に二本の幹をもつ松が映えるようになったといわれます。
登波離橋はまた十針、妬張、妬割とも書き、別に戸張、鳥放、蛇橋など多くの呼び名をもっております。現在の橋は昭和五十一年の新設であります。

ところで、登波離橋の手前にこんな神様が祀られています。
「ねしょんべんの神様」というらしいです。

近くで見るとこんなお顔をしております。
おねしょをする子にご利益がありそうな感じがしますが、詳しい事はわかりません。

正室と側室二人が落ちたという谷底
下を見下ろすと怖いです。

晴れていればアルプスも見えるようです。
雨上がりの山は靄がかかって幻想的です。

生坂村側からみた登波離橋
以前は黄緑っぽい色だったそうですが、現在は朱色をしてます。

ちょっと遠くからみても目立つ色です。

伝説の一身二頭の蛇が本当に出てきそうな山ですが、現実は熊に気を付けなくてはなりません。

橋を渡ったところにある三叉路
ままこ落としは二本松の方へ。

ここから800mほど直進すると桜の名所「桜仙峡」に行けます。
「桜仙峡」の記事はこちら。

カテゴリー
桜・お花見情報 池田町 観る

陸郷桜仙峡(りくごうおうせんきょう)|見頃直前!陸郷の山桜の絶景スポット|池田町

池田町の桜鑑賞スポットといえば、「桜仙峡」。「西に吉野、東に陸郷、眼福のヤマザクラ」とも呼ばれています。
桜が開花してきた・・・という噂を聞いたので、見に行ってきました。
桜仙峡のヤマザクラは数千本?1万本?もあるのではともいわれるくらい、たくさん自生しています。
小鳥たちが桜の実をついばみ、咲かせてくれたのだそうです。
見頃は4月下旬頃、桜開花直後?というよりまだまだこれからの桜仙峡の様子(雨天)をご紹介します。

[googlemap lat=”36.421938564693264″ lng=”137.90013313293457″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.421939,137.900133[/googlemap]
【お問い合わせ】
池田町観光協会
Tel:0261-62-9197
Fax:0261-62-5688

桃源郷のような美しい景色をご紹介したかったのですが・・・残念ながら雨となってしまいました。
少々見づらい写真もありますが、お許しくださいませ。

まず行き方ですが、生坂方面からも、池田方面からも行けます。
ただ、桜の咲くシーズンは混雑するため池田方面からのルートになります。

県道51号線、「福祉会館入口」交差点からもアクセス可能ですが・・・

一番ポピュラーなのは、そこを通りこした次の信号「池田一丁目」交差点を、松本方面からですと右折します。
左手にはアップルランドがあります。

県道275号線
ここを約1km直進。

ここがポイントです。
斜め右方向へ進みます。

案内も出てますので、これを見落とさないようにしましょう。

だいたい迷いそうな場所には看板があるので、間違ってもなんとかなります。

あとは道なりに直進。
山道を登って行きます。

途中に公園があります。
その名も「墓地公園」

お墓参りついでに公園で遊べるという、ちょっと怖~い公園。
誰もおりません。雨ですしね。

墓地公園のあたりから登波離橋まで、俳句が刻まれた石碑が随所に見られます。
俳句坂というそうです。

第一駐車場
これより先は道幅が狭いので大型車両は通行できません。

観光バスで来た場合はここから歩いて行くことになります。
運転に自信のない方もここへとめていくと良いかもしれません。

仮設トイレもありました。

この駐車場から桜仙峡までは1kmです。

登波離橋を渡ります。 

「癒しのスポット」と書かれた看板が!

どこ?癒しはどこ?

ここ?!

しばらく行くと第2駐車場が見えてきます。

そこを過ぎてすぐ、豊盛公民館があります。
晴れるや号がとまっていますね。

砂利の駐車場がありますが、桜の時期は混雑しそうな感じです。

山道を登った上にも駐車場があります。

崩れかけた家のある畑を通りすぎ・・・

ありました~!!山の上の駐車場です。

貞子さんがでてきそうな井戸!!
こういう雨の日はいっそう不気味です。

これ以上の山へは行き止まりです。民家になってます。

ちょうど公民館前が「桜仙峡」と言われる場所。

満開の時の写真が使われているポスター

手作りのピクニックテーブル

ちょうど桜が見渡せる場所にベンチもあります。

下へ降りる階段

桜開花・・・とはいえ、まだこれから。

もうしばらくすれば、こんな景色になるはず!!

梅の花はちょうど見頃でしょうか。
甘い香りがほんのり。

スイセンも見頃ですね。

雨も降って観光客もほとんどいないので、小鳥のさえずりだけがする静かな山里を独り占めできちゃいます。
こんな楽しみ方もアリですね。

観光案内のパンフレットも手に入ります。

桜仙峡の手作りマップもありました。
こういうのがあるとわかりやすくていいですね。

この景色を見て俳句などいかがですか?
「雨の日も 癒しスポット 桜仙峡」・・・なんちゃって。

書いたら公民館のボードへ。

天気が良ければアルプスも見えます。

こんな山奥でもトイレがあるのは心強いですね。

公民館の横の仮設トイレを利用できます。

桜の季節は観光客が押し寄せ、道幅も狭いので、車は西から東(池田方面から生坂方面)に一方通行で行くことが推奨されています。
今日のような人が少ない日は大丈夫ですが、生坂方面から下るとにします。

最初は舗装されたきれいな道なのですが、途中から舗装がアレレ?
ローダウンにしている車は厳しいかもしれません。
ここを下りていくと夢農場の方に出ます。

桜仙峡の見頃はこれから。
満開になったらもっときれいなんでしょうね~。

 

カテゴリー
観る 須坂市

須坂版画美術館・平塚運一版画美術館|雛祭りのアートパーク内・版画美術館|須坂市野辺

「千体の雛祭り」の時期は、「世界の民俗人形博物館」「歴史的建物園」と合わせて雛祭りが行われています。

須坂出身で、眼科医院を開業するかたわら、精力的に版画作品を制作した小林朝治の「須坂版画美術館」と、
生涯を版画芸術に捧げた平塚運一の代表作を常設展示している「平塚運一版画美術館」
が同じ建物の中にあります。
国内外の版画作品を紹介する企画展が年に1~2回開催されています。

住所:長野県須坂市野辺1367-1須坂アートパーク内
電話:026-248-6633
開館時間:1月下旬~4月中旬(お問い合わせください)
9時~17時(1~2月は9時半~16時半)
入館料:大人500円 小中学性300円(版画美術館と共通)
アクセス:須坂長野東ICより国道403号・県道58号・北信濃くだもの街道経由8分
長野電鉄須坂駅よりタクシー7分
[googlemap lat=”36.636963″ lng=”138.319579″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県須坂市野辺1367−1[/googlemap]

入口外観です。


入口横で、記念撮影もできます。


コンクリートの外観に、大きな木のドアがマッチした入口。


入ってすぐ右に、スタンプコーナー。


左にロッカーがあります。


ホール正面に豪華雛壇がドンと飾られています。


裏から見るとまさに階段。


ぼんぼり横から見た入口。
テーブルが受付です。


階段下は通路になっています。
突き当りを・・


左に行くと、トイレです。


さて須坂版画美術館は、入口から左が展示室1・展示室2.
そして小林朝治記念室へと続きます。
写真の撮影は禁止されているのでここからだけ。


雛壇のあるホールから渡り廊下があり、
奥のが、平塚運一版画美術館になっています。

平塚氏は自身の創作活動だけでなく、国内各地で版画芸術の啓蒙活動に従事してきました。
「平塚芸術」をじっくり鑑賞できます。


渡り廊下の「恋のお願い♡折り紙お雛様」コーナー。


壁にかかっているカレンダーも素敵な版画です。


窓際にゆったりとしたソファーとお雛様。


アートパーク内は6000体というすごい数のお雛さまで、
ここにきてやっと、目移りせず、お雛様を鑑賞できそうです。


三人官女と・・


五人囃子の笛太鼓。


桜と橘の木の間にいる三人は、仕丁?


お雛道具あれこれ・・。
「今日はうれしい雛祭り」


入口の記念撮影。
出るときに見ると、ここもひな壇(階段)になっていました。
これなら子供も顔を出せますね。

内裏雛のお姫様は、産まれた女の子。
お殿様は将来のお婿さんを示し、良い縁に恵まれるよう願ったお雛祭り。
美術館の中でゆっくり味わえます。
受け継いでゆきたい美しい日本の文化ですね。

カテゴリー
観る 須坂市

歴史的建築園|雛祭り・アートパーク内で偲ぶ近世から近代の人々の生活|須坂市野辺

手づくり硝子の戸の、向こうに見えるお雛様・・・なんとも風情があります。
「千体の雛祭り」の時期は、建築園にもお雛様が飾られます。

須坂市内の歴史的価値のある建築物が、ここで移築・復元されています。
武家長屋や油屋、藩医の私塾(江戸時代)や、製紙行の繁栄がうかがえる長戸門(明治時代)など、
可能な限り忠実に復元されています。

住所:長野県須坂市野辺
開館時間:午前9時~16時(1~2月は9時半~16時)
休館日:毎週水曜日(祝日は開館) 12/29~1/3
入場料:無料
アクセス:須坂長野東ICより国道403号・県道58号・北信濃くだもの街道経由8分
長野電鉄須坂駅よりタクシー7分
[googlemap lat=”36.636963″ lng=”138.319579″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県須坂市野辺1367−1[/googlemap]

こちらが入口のでもある「長門門」
明治30年の建物で、須坂の製糸の全盛期の財力が示されています。


入口内側から、「世界の民族人形館」が見えます。


そして目の前に「頭上落雪注意」。
この時期、長戸門の屋根から落ちる雪に注意!


記念撮影用の武士が・・・。
「菖蒲の節句」のときは盛り上がるのでしょうね。


でもその菖蒲は今は雪の中・・・。


入口左手は「元・板倉家」、その解説があります。


慶応元年の建築。
須坂藩医 板倉雄碩氏の居宅だそうです。
二階が寺小屋になっていました。


132人の生徒が、読・書・珠を習っていたそうです。
雪景色にお雛様が映えます。


当時はガラスの向こうに何が見えたでしょう・・・。


こちらが玄関。


玄関から。


佐久間象山の処方箋など板倉家ゆかりの資料が展示されています。


そして、「雛祭り」期間中は、所狭しとお雛様が飾られています。


こちらも・・


あちらも・・・


「元・板倉家」の隣は「武家長屋」。
解説です。
江戸末期の建物。


一戸建ての住宅に住めたのは中士以上の侍だそうで、
下士や足軽は11戸の長屋に住んだそうです。
この武家屋敷は11戸の長屋の1戸を復元したもの。


簡素な入口(右)。


高い天井。
ここにもお雛様・・・。


奥にあるのが「旧 牧家」
江戸末期の町屋。L字型の曲屋です。


玄関でなく、裏からですが・・・
茅葺屋根からの落雪注意!


障子を外してあるので(?)中が見えます。


ここもたくさんのお雛様・・・。


こちらが正面。
右奥が玄関です。


街道に面していたここが「みせ」だったようです。


入口あたりにはいろいろなつかしい道具が、今にも使えそうに置いてありました。


こちらが玄関。
奥は味噌部屋になっていました。


道具いろいろ・・・


お雛様の横におくどさんも・・・


天井の梁もいぶされて味がありますね。


玄関から見た「みせ」部分。


旧須坂市内に残された唯一の総茅葺屋根だそうです。

3月にしてはかなり雪の降り積もった日、建築園を歩いていると、
ふとタイムスリップしたような感覚になりました。
それだけ、生活感そのまま復元されているということでしょうね。

カテゴリー
観る 須坂市

信州・須坂アートパーク|自然と文化に囲まれた「恋人の聖地」|須坂市野辺

「恋人の聖地」として認定されているそうです。

自然に囲まれた須坂アートパークは、「世界の民俗人形博物館」「須坂版画美術館・平塚運一版画美術館」「歴史的建物園」の3施設の総称です。

三十段飾り 千体の雛祭り(1月下旬~4月上旬要問合せ)、、菖蒲の節句十五段武者130体飾(4月中旬~6月下旬、要問合せ)、クリスマスイルミネーションなど、一年を通して見どころやイベントが満載です。

今回は雛祭りの時期に訪ねてみました。3施設をあわせると、アートパーク一帯に約6,000体もの雛飾りが並びます。

住所:長野県須坂市野辺1386-8
電話:026-245-2340 (世界の民俗人形博物館)
交通:上信越自動車道須坂長野東ICから車で5km約8分。
JR長野駅から長野電鉄特急15分「須坂駅」下車タクシー約7分。
[googlemap lat=”36.637341″ lng=”138.319221″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県須坂市野辺1386[/googlemap]

須坂市の中心、臥竜公園の南側に位置し、百々川のほとりにあります。
この時期は雛祭りの、のぼりが目印です。


駐車場は9時から17時まで。


須坂観光案内図。


アートパーク内の案内図。


掲示板。
「世界の民俗人形博物館」と「須坂版画美術館・平塚運一版画美術館」それぞれの案内です。


「高さ6m、30段の「雛人形」と「つり雛」約100本。豪華絢爛約1,000体の人形」のポスターや案内は、
別の地域にいても、この時期よく目にします。


公園入口。


雛祭り時期の簡単な地図。


入ってすぐ、公園内にトイレもあります。


高い木々の中に小径がつくってあります。
新緑の頃はさぞかし心地いいでしょうね。


あの空間はなんだろう・・


版画美術館が見える額縁みたいになっています。


左手、版画館。
人形博物館はまっすぐです。


「長崎被爆2世柿の木」とありました。
平和のシンボルのようです。


雪囲いをされているこの木のことかな?


正面に人形博物館が見えてきました。


左手には「歴史的建物園」があります。


博物館前にモニュメント発見。


雪の降り積もる台座の上には・・・
春分の日と秋分の日の頃、正午にリンクの形が「ハート」を結ぶのだそうです。


それで「恋人の聖地」のようです。
「一瞬が一生に」が、デザインテーマになっています。


そういわれれば、ロマンチックな小道・・・


百々川のほとりが見えます。


暖かくなれば、施設に入らずとも、散策するだけでもリフレッシュできそうです。


でもせっかく来たのなら、「世界の民俗人形博物館」「須坂版画美術館・平塚運一版画美術館」共通チケット
(大人500円・小中学生300円)
で雛祭りを。
圧巻です。


雛祭りが終わると、5月人形菖蒲の節句が始まります。

そのころには桜や新緑も同時に楽しめそうですね。

カテゴリー
観る 須坂市

世界の民族人形博物館|豪華!高さ6メートル、三十段飾り・千体の雛祭り|須坂市野辺

平成13年から”須坂の町のひな祭り”として、市民から寄贈された雛人形およそ6000体が展示されています。

江戸時代~平成までの様々な年代の雛人形を楽しむことができます。

世界の民俗人形博物館は、多くの優れたデザイナーを発掘し育てられてきたことで知られる、
須坂市出身の小池千枝氏(文化服装学院名誉学院長)より寄贈された、世界100数ヵ国の民俗人形およそ3,000体あまりを所蔵、公開しています。

住所:長野県須坂市野辺1367-1須坂アートパーク内
電話:026-245-2340
開館時間:1月下旬~4月中旬(お問い合わせください)
9時~17時(1~2月は9時半~16時半)
入館料:大人500円 小中学性300円(版画美術館と共通)
アクセス:須坂長野東ICより国道403号・県道58号・北信濃くだもの街道経由8分
長野電鉄須坂駅よりタクシー7分

[googlemap lat=”36.636963″ lng=”138.319579″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県須坂市野辺1367−1[/googlemap]

入口です。
自動ドアが開くとすぐのところで発券しています。


入口では「ハート」の中に入って記念撮影ができます。


雪のときは特に注意!


入って正面のお雛様飾り。


風格がある感じです。


入ってすぐ右奥にトイレがあります。


右奥の壁のお雛様。


着物も、表情も気品がある感じです。
そんなお家からやってきたお雛様なのでしょうね。


1階奥に、メインの30段飾りがありますが、まずは周りから見てゆきましょう。
左の廊下から、30段の裏を通り、右の廊下を周って階段で降りてくる、というように一巡できるようになっています。


左廊下、壁にはズラリ・・・


入口付近のお雛様の提供者の家名が書いてあります。
昭和40年代のものと平成の物のようです。


入口ですでにこんなにたくさん・・・・・


お雛様もいろいろ・・


しぐさも・・


顔や表情も、それぞれちがいますね。


廊下左手は常設の世界の人形。
こちらは撮影禁止ですが、素朴でかわいいものがいっぱいです。


その奥にもまたひな壇が・・・


そして突き当りが展示室になっています。


ここには江戸後期から昭和初期までのものが展示してあります。


こちらは「古今雛」


こちらは「享保雛」


展示室を出ると、ゆったりとしたスロープになって展望室へと続きます。


スロープのところにも展示品がたくさんです。
こちらは「押し雛」。


横から見るとこのようにペッタンコです。


いろんな形のお雛様があります。


展示の仕方、見せ方で、雰囲気もまたかわりますね。


思わずこちらも微笑んでしまう、子供雛。


スロープから人が見下ろしているのは・・・


30段雛・・
後で正面からゆっくり眺めることとして・・・


アートパークオリジナルの「雛人形みくじ」なんていうのもあります。


柱の向こうは展望室。


「恋のお願い♡折り紙お雛さま」なんてのもあります。
願を書いて、折るようですね、折り方も丁寧に説明してあります。


たくさんの願いが・・・
飾られています。


顔は人形の「いのち」ですよね。


展望室というだけあって、円形になった窓側にテーブルがあります。


喫茶「雪洞」のお品書き。


ま、本日は雪景色ですが。


晴れていれば飯綱山、黒姫山、妙高山・・・戸隠山も見えるようです。


では階段を下りて30段雛段へ。


先程の、スロープから眺めている人が右に見えます。


豪華絢爛!


真ん中が平成の雛であとは昭和40年代のもののようです。


どこから見ていいやら・・
圧巻です。


隅にゆったりしたソファーが置いてありました。
これならゆっくり見れますね。


売店もあります。

雛人形を、あまり家庭で飾らなくなった現代・・
こういう所へ来て、目の保養だけ、子供の成長をともに願うのもよいかもしれません。
雛祭りが終わると「菖蒲の節句」展が行われます(4月下旬~6月中旬、お問い合わせください)。

カテゴリー
松本市 観る 買う

信州まつもと空港|札幌・福岡を結ぶ空の玄関口|松本市笹賀

日本で一番空に近い空港(標高657.5m)だそうです。

フジドリームエアラインが、札幌・福岡間をそれぞれ1往復する定期便を毎日運航しています。
2階には無料の送迎デッキがあり、飛行機の離発着をまじかで見ることもできます。
空港内では、物産展やスカイフェスティバル、布草履教室など、時おり、企画展も行われています。

住所:長野県松本市空港東8909  
電話:0263(58)2517(空港ターミナルビル)
交通:塩尻北インターから車で5分
松本駅よりバス・タクシーで30分


空港前にある「空港入口」の信号。
向こうにヘリが飛んでいるのが見えます。


空港の駐車場が見えてきました。
駐車場が無料(朝6時から夜10時までは入れません)なのは、何より有難いです。
ヘリも着陸するようです。


ここでは、山岳救助や遊覧のヘリをよく見ますが、今回は防災ヘリのようです。


空港案内図。


空港ターミナル外観です。


ガラスに北アルプスが映っています。


駐車場やターミナル前の雪を除雪中。
除雪された雪をトラックに積んでいます。


ターミナル入口。


カウンター。


1階には松本市のデパート「イノウエ」も出店しています。
お土産など買い忘れたとき便利です。
買ったのに、また買いたくなることも・・・


喜ばれるお土産かどうかは別として・・・
「蜂の子」「いなご」の缶詰もあります。


信州限定の「キティちゃん」「ドラえもん」グッズ。


靴下、なみに子供用だけです。


開運堂のお菓子。


ふりかけ、お茶漬けも信州限定バージョン。


ターミナル内のインフォメーション。
レンタカーの手配などもここでできます。
松本市内や長野県内の観光パンフレットなどが置いてあります。


交番もあります。


空港の模型。
ランプが光っているところが空港ターミナルです。


出発口は2階です。


マッサージチェアもあります(10分・200円)。


この日は1階は北海道物産展で賑わっていました。


2階の土産店「味蔵」


信州のガイドブックなどがズラリ。


テレビ「おひさま」で話題になった「水あめ」も置いてあります。


わさび漬け、野沢菜などお漬物類もたくさんあります。


信州と言えば、蕎麦。
地酒もあります。


FDAの機種5種類あります。


一機840円。
2012年新しく加わった、紫の機種も入荷待ち。


機体はブラジルのエンブラエル社製です。


ターミナル内唯一の飲食店「城下町」


そば・定食類


丼ぶり物


ハンバーグ・パンなど


豚カツ定食1100円


さて、先程のへりはといえば・・・
空港内にある防災センターに戻った様子。


整備中でしょうか。


再びターミナル一階。
北側奥に、送迎デッキへ行く、階段・エレベーターがあります。


空港内スタッフの物販運搬にも使われている様子でした。


送迎デッキ入口


空港内の除雪車が並んでいるのが見えます。


廊下が接続された、機体も見えます。
エアコミューター時代は、徒歩で機体の入口まで行くのは、雨風のときなど大変でした。
送迎者は互いに姿が見えて風情がありましたが・・・。


テーブル、ベンチもあります。


管制塔も見えます。


荷物の運搬が始まりました。


晴れていれば、北アルプス全体が望める絶景の場所です。
双眼鏡(有料)もあります。

飛行機に乗らなくても、送迎デッキから、まじかに飛行機やヘリの離発着を見ることができます。
滑走路を挟んで反対側のフェンスでは、地元の子供たちが離陸する飛行機に一生懸命手を振っていました。

カテゴリー
松本市 観る

FDAフジドリームエアラインズ|信州まつもと空港から福岡へ|松本市笹賀

松本から、札幌への空の旅に続き、今回は南へ、福岡への空の旅です。

2012年現在、フジドリームエアラインの機体の色は6色。
季節によって変わる、機内からの風景だけでなく、搭乗する機体の色も楽しみです。
福岡までは札幌と同じ90分です。

住所:長野県松本市大字空港東8909
[googlemap lat=”36.164674″ lng=”137.92636″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県松本市空港東8909[/googlemap]

今回はオレンジ色のようです。


離陸後の写真です。
空港からは、北アルプスを見ながら、いったん北へ北上し(この日は前山だけが見えます)、
安曇野上空で南へ迂回して名古屋方面へ行きます。


こちらは西山の方。
晴れていれば、富士山もバッチリです。


朝から吹雪いていたので、飛ぶかどうか心配しましたが、この時間、松本市は雪も止んでいました。
梓川が光っています。


機内は札幌編とほぼ同じです(札幌ー松本ー福岡と、一日に同じ機種がまわる)ので、そちらをご覧ください。
サービスも同じ、と思います(同じステュワーデスさんが乗るので)。
搭乗するときに、馬場製菓の飴をもらえます。


札幌編では、コーヒーでしたが、「コーヒー」「お茶」「りんごジュース」「ミネラルウォーター」から選べます。
ちなみに、お茶は静岡産100%のハラダ製茶。
おいしかったです。
静岡の飛行機会社ならではのスポンサーでしょうか。おしぼりも「HARADA」。
そして、菓子は「シャトレーゼ」。


福岡までの路線図です。
エアコミューター時代とほぼ変わらないようです。


「赤」「水色」「ピンク」「緑」「オレンジ」そして「紫」が最近登場しました。
今乗っているのは「オレンジ」
ちなみに、緑のメインスポンサーは松本市です。


晴れていれば、本州の上空がよく見えるのですが、日本列島が寒波に覆われており、雲海の上。


西へ向かうにつれ、雲の色が金色になっていきます。
2月ならば到着時刻あたりがちょうど夕暮れです(信州とは日の入り・日の出が1時間遅いです)。


この日は福岡も雪。
マイナスの世界です。
九州=南国、と思われていますが、福岡は日本海側で、冬は寒く(信州とは比べられませんが)雪も降ります。


松本の便を含めて、地方からの便は、一番小さな第1ターミナルに着きます。
移動の距離も短いのでラクです。


機体からは廊下が直接つながって、ターミナルへ入れます。


「よかよ~、ふくおか」
福岡は、いいですよ~、の意味です。
ホント、よかよ~!


「山笠があるけん、博多たい!」
・・と言われる7月の祭のポスター。
これが終わると梅雨が明けます。


荷物受取もこじんまりしています。
第2、第3ターミナルは大きく、人もたくさんで、慌ただしいです。
ラクです。


到着口。


福岡空港は街の中心地のすぐ近くにあるので、どこへ行くにもアクセスしやすいことで有名です。
ちなみに、博多駅まで地下鉄で5分(タクシーで10分程)、天神まで11分(15~20分)です。


こちらは同じ敷地の中にある、国際ターミナル。
シャトルバスで行きます。
アメリカをはじめ、アジア各方面に飛んでいます。


空港からすぐの都市高速に乗ると、大宰府までも10分程。
こちらは反対方面、博多埠頭。
ここから、近郊の島々だけでなく、韓国プサンへも高速船で3時間弱。日帰りできます。


博多駅。
ここから九州新幹線も出ています。


博多駅周辺がビジネス街なら、こちらは天神、ショッピング街。
デパートが立ち並びます。
夕方、着くなら、そのまま、天神や中洲の屋台へ行くのもいいかもしれませんね。


正面福岡タワー、奥に福岡ドームがあります。
海に面してます。
空港からも都市高で10分くらいです。


ショッピングセンターからの風景。空港から都市高で15分くらいです。
ヨットハーバーも見えますね。


市民の憩いの場、大濠公園(周囲2キロの人口湖)。
健脚の方なら、天神から歩いても15分程。
周囲に美術館や庭園、黒田藩のお城跡跡などあります。


福岡空港に戻ってきました。
松本行は、冬の時期には、スキー客も多くなりました。


現在のところ、福岡発は8時20分のみ(ちかじか増便されるそうです)。
ちょうど、早朝の通勤ラッシュと重なり時間の為、早めの到着・手続きをお勧めします。


ん!?荷物の中に紛れて「犬」が・・・・


このゲージに入れられて、運ばれるようです。


さらに網がかけられ・・


荷物とともに運ばれていきました。

ペットは、別料金(4000円~)だそうです。


2階が出発口です。


30分単位くらいで、次々宮崎や鹿児島・四国・東北など地方へ飛んでいます。

出発口を入った後もお土産屋さんがあります。
一番目立つところにあるのは、やはり「めんたいこ」ですか・・。

種類をたくさん見たい方は第2・3ターミナルのショッピングモールをお勧めします。


お、今度はピンク色です。
残念ながら雨。景色は望めそうにありません。


「また きんしゃい」
また、おいでよ、の意味です。
また来るね!


ピンクのメインスポンサー、シャトレーゼの文字。


福岡空港、国内線ターミナルです。


早朝便にはクロワッサンが付きます。
後はおなじで、飲み物が選べます。


尾翼が開くと、電気系統が見えて、ちょっと、ドキドキしました。
エアコミューター時代は、プロペラが回っているのが見えて、ドキドキ(というかビクビク?)しました。


天気が良ければ、瀬戸内海の島々や、大阪上空なども見えますが・・。
この日は雲とシャトレーゼ・・・

松本上空から、八ヶ岳がよく見えました。
北アルプスも姿を現してくれたのに、感嘆している間に雲にまかれてしまいました。


到着。
すぐ札幌へ飛ぶため、最初に給油車が来ました。


荷物も同時に運びだされていきます。


先程のワンちゃんも飼い主さんに会えたようです。良かったですね。
ちょっと揺れたけど大丈夫だったかなあ・・

飛行機会社の早割や、旅行会社の格安チケットで、信州から九州も、金額的にも行きやすくなりました。
海に囲まれ、食べ物が美味しく、人情味豊かな土地をおとずれてみてはいかがでしょう。

カテゴリー
おひさま 安曇野市 観る 買う

アルプガーデン|世界最大級の回転式花工場と熱帯雨林植物園|安曇野市穂高

アルプガーデンは、マダガスカル島原産のカランコエをはじめ、多くの鉢花を世界最大級の回転式花工場の中で大量生産している農園。NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」の百白花のガーデンセットもこちらの農園が手掛けたそうです。
付属の温泉熱を利用した熱帯雨林植物園では、めずらしい品種の植物も観賞できます。

アルプガーデンの「シクラメン祭」に行ってきました。
普段は花工場や植物園へは入園料がかかりますが、イベント開催中は無料です。「おひさま」に使用されたイスやテーブルなども展示されていました。
こちらで販売されている苗は比較的花もちも良く丈夫なように思います。珍しい品種も置いてあったりするのでガーデニング好きにはおすすめです。

[googlemap lat=”36.349747″ lng=”137.867698″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”16″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県安曇野市穂高有明5039−1[/googlemap]
【営業時間】 9:00~17:00
【休業日】 毎月第3木曜日
【入園料】大人500円 高校生以下300円 (ポット入れの珍しい鉢花の苗付)
      展示即売所へは無料
【住所】安曇野市穂高有明5039-1
【TEL】 0263-83-5000
【FAX】0263-82-3355

大型広域農道「富田」交差点と「有明」交差点の間に目印の看板とのぼり。
ここを入ってすぐです。

農場の外観。

向かい側には有明あおぞら保育園があります。

駐車場は大型バスも入れる大きさ。

外の苗は雪に埋もれてます。。。

入口

シクラメン祭開催中。約30種・2000鉢のシクラメンが勢ぞろい。
普段は入園料のかかる花工場や植物園へも無料で入れます。

展示即売所
シクラメン中心に色とりどりの花が売られています。
こちらの売店スペースは年中無料で入れます。

パンフレットや特売品など。

全体的に値段は手ごろです。

シクラメンの原種展も同時開催中

これがシクラメンの原種・・・。 
こちらは非売品です。

ギフト用の鉢植え

お正月っぽい寄植えもあります。

日本全国へ宅配も可能。

「おひさま」に使われた百白花のガーデンセット

アルプガーデンの鉢花だけでなく、ガーデンテーブルやイスもこちらのを使っていたんですね。

なんとなく置いてあるこのイスは・・・

百白花の店名板を置くのに使われたものです。

おひさま出演者の方たちとオーナーの小林功さんの写真も置いてありました。
いつも青いバンダナしてるんですねぇ。

百白花に飾られた鉢花

テーブルには写真のほか、アルプガーデンが掲載された雑誌も置いてありました。
意外とメディアへの露出度が高いんですね。

花工場や植物園のある観光コース
祭り中は無料です。

看板が示す順路通りに行ってみましょう。

奥にもシクラメンがずらりと並んでいます。

シクラメンの育て方 

良いシクラメンの選び方
葉が多く、硬いものがいいそうです。

回転式花工場の回転ベンチ
これがいくつも置いてあります。

こんな感じで苗が置かれています。

花工場の仕組み
土(用土)作りから鉢に土を入れて花が咲くまで機械の力を取り入れて、人間の労働負担を軽減し栽培するシステム。

●上下に2段ベンチがあるので、植物を選べば平面で栽培される場合の最大2倍の生産が可能です。
●水くれ、液肥など自動で行えます。
●暖房に温泉俳湯の熱を利用しているので通常の暖房経費に比べ大幅に軽減されています。
●ベンチが自動で動くので花の移動や作業に人力があまりかかりません。

花工場のコントローラと制御盤

次は熱帯植物園へ。

一度外へ出て、植物園へ向かいます。

熱帯植物園の入口

中はあったか~い。
うっそうとしたジャングルに迷い込んだような感じになります。

オフシーズンのせいか、実や花はほとんどみられせんが、珍しい熱帯植物がたくさんあります。

インドゴムの木

スターフルーツ

マンゴー

グアバ

グアバには実が付いてました。

コーヒーの木

この他にもたくさん珍しい植物がありました。
冬は看板がないとどれがどれだか微妙ですが、熱帯気分が味わえました。

イギリス式タペストリーガーデン
鉢花販売・花工場見学のほか、多肉植物を使ったタペストリー作り(1000円)もあるそうです。

カテゴリー
安曇野市 観る

光の安曇野伝説2011-12|八面大王足湯のイルミネーション|安曇野市穂高

今回で4回目となる八面大王足湯周辺を彩る手作りイルミネーション。
LED電球は昨年より1万球多い計5万球が足湯の屋根や手前のロータリー、山麓線から足湯までの市道約200メートル区間に設置されています。
今年は消灯が1時間早くなっているのでご注意ください。

[googlemap lat=”36.34868643622928″ lng=”137.83741235733032″ align=”undefined” width=”575px” height=”300px” zoom=”17″ type=”G_NORMAL_MAP”]36.348686,137.837412[/googlemap]
入場無料
【点灯期間】2011年12月3日~2012年1月31日
【点灯時間】17:00~22:00
【お問い合わせ】安曇野市観光協会 0263-82-3133

<<詳しい案内はこちらの記事をご覧ください>>
以前の八面大王足湯イルミネーションの記事
八面大王足湯の記事

今年も幻想的な光に包まれた足湯です。

山麓線から足湯までの市道のイルミネーション
NHK連続テレビ小説「おひさま」の舞台だったことをアピールするものも並んでいます。

水面も七色にピカピカ。
快適にイルミネーションが楽しめますね。

足湯を使う人のマナーが悪くなってきています。
開設時間がさらに1時間短くなりました。

モラルを守って利用しましょう!!

トライアングルイルミネーション『光の競演 安曇野光物語』
安曇野市内では今年も「国営アルプスあづみの公園」「安曇野の里(ビレッジ安曇野)」「八面大王足湯」をイルミネーションが彩るトライアングルイルミネーション『光の競演 安曇野光物語』を開催しています。
寒さ対策を万全にしてお出かけしてみてはいかがでしょうか。